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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN49 アマンダ・ヌネス ジュリアナ・ペニャ ホーリー・ホルム マイラ・ブエノ・シウバ

【UFC ESPN49】シウバがホルムをニンジャチョークで下し、ヌネス返上のバンタム級王座争いへ飛び出す

<女子バンタム級/5分5R>
マイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)
2R0分38秒 by スタンディング・ギロチン
ホーリー・ホルム(米国)

サウスポーのホルムに、シウバがジワリと近づく。ホルムが左ストレートを伸ばした。シウバは右インロー、ホルムの左ハイをかわす。ホルムはニータップからケージへドライブした。右腕を差し上げて左の拳を打ち込むホルムに対し、シウバは右のオーバーフックで体勢を入れ替えようと試みる。ホルムはシウバをケージから離さず、パンチとヒザで削っていく。しかし崩せないとみたか離れた。

シウバが一気に距離を詰める。ホルムは足を使いながらパンチを伸ばして組み付いた。シウバは首相撲からヒザを突き上げるも、そのままケージまで押し込まれてしまう。右腕を差し上げたホルムが、離れながら左ヒジを見せた。距離が出来ると左ストレートを放つホルム。シウバはホルムが組んできたところにヒジを合わせた。ホルムはパンチから左ミドルに繋げる。シウバの右スピニングバックフィストに左ミドルを合わせたホルムは、続く蹴り足をキャッチされるも離れ、反対にダブルレッグでシウバを押し込んだ。

2R、シウバがホルムにケージを背負わせる。パンチを伸ばしてきたシウバに組みついたホルムが、右腕を差し上げて押し込む。ここでシウバがニンジャチョークでホルムの首を捕らえ、絞めあげてタップを奪った。

勝利したシウバは「誰も私のようなフィニッシュはできない。ベルトが欲しい。ジュリアナ・ペニャ、戦おう。皆はニューカマーが必要だというけど、私は新顔よ。アマンダ・ヌネスが持っていたベルトは、私のベルトよ」と、世界王座へのチャレンジをアピールした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN49 UFC290 ジャック・デラ・マダレナ バシル・ホフェス

【UFC ESPN49】UFC290からスライドのマダレナがTDで苦戦も打撃でホフェスに勝利し、オクタゴン5連勝

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
Def2-1:29-28.29-28.28-29.
バシル・ホフェス(米国)

マダレナは7月8日UFC290の試合が中止となり、今大会へスライド。これが急きょのオクタゴンデビュー戦となるホフェスが、低い体勢で構えてからダブルレッグで飛び込み、リフトアップからマダレナに背中を着かせた。ホフェスの首を抱えるマダレナだが、そのままケージに押し込まれてしまう。上半身を起こしたマダレナに、再び背中を着かせたホフェスは立ち上がる相手のバックをうかがうも、マダレナが投げを打った。凌いだホフェスはバックコントロールへ。マダレナが正対すると、ホフェスは右ヒジを繰り出しながら離れた。

バランスを崩したホフェスが尻もちを着くも、後転して立ち上がる。立ち上がった瞬間にアッパーを突き上げたマダレナと、ホフェスがパンチで打ち合う。ここでホフェスはテイクダウンを奪うも展開できず立ち上がった。ケージを背にしたホフェスが、マダレナとの打ち合いからダブルレッグへ。ドライブしたホフェスは右を打ち込みながら離れる。ケージ中央で左ミドルを放ったホフェスに対し、マダレナがパンチを打ち込む。残り30秒でホフェスはシングルレッグからグラウンドに持ち込み、ハーフガードのマダレナに肩固めを狙うもラウンド終了のホーンが鳴った。

2R、距離を詰めてきたマダレナにダブルレッグで組みついたホフェスだが、テイクダウンできず。マダレナがバックに回ると、ホフェスが離れた。マダレナがホフェスにケージを背負わせ、パンチの連打を浴びせる。サウスポーにスイッチしたホフェスが右フックと左ストレートを返す。マダレナは左前蹴りでホフェスを下がらせた。ホフェスはダブルレッグからドライブしてケージ際へ。ボディロックに切り替えて頭をおっつけている。

右腕を差し上げたホフェスだが、マダレナが体勢を入れ替えて離れた。パンチを上下に打ち分けるマダレナに対し、ホフェスの動きが少し落ちた。右ボディから左ストレートに繋げたマダレナは、ホフェスのダブルレッグをスプロールし、マットに両手を着けた相手にパンチとボディへのヒザを突き刺していく。しかし起き上がったホフェスが再びテイクダウンを奪った。ハーフのマダレナに対し、左腕を枕にしてパスを狙う。マダレナの左手首をコントロールしながら、またも肩固めを狙いながらパスしてサイドに移行した。マダレナもすぐにハーフへ戻したものの、疲労が見られる。ホフェスが肩パンチを浴びせ、トップをキープしたまま2Rを終えた。

最終回、ホフェスがサウスポーに構える。距離を詰めてパンチを伸ばすマダレナに左ストレートを当てた。ケージを背負いつつもシングルレッグで飛び込んだホフェスだが、これはスプロールされてしまう。ケージ中央でホフェスがニータップで組みついた。マダレナをケージに押し込むも、差し返したマダレナが離れる。左右パンチを振るうホフェスだが、疲労か相手をしっかり見ることができていない。しかしマダレナもホフェスに組まれ、ケージに押し込まれてしまう。

ケージ中央でマダレナのパンチがヒット。動きが止まったホフェスにマダレナが左ストレートを浴びせる。さらにケージへ追い込んで右ボディから顔面へとパンチを繋げるマダレナに対し、ホフェスも組みつくが離されてしまう。残り2分でホフェスが顔面にパンチを受け、大きくグラついた。マダレナが左ボディを突き刺すと、シングルレッグを狙ったホフェスだが、マダレナにバックを奪われてしまった。

マダレナはバックマウントからホフェスの体を伸ばしにかかる。ホフェスは反転してトップへ。マダレナは左目尻から出血が見られる。立ち上がった両者、ホフェスが残り30秒で組みつきマダレナをケージに押し込んだ。しかしマダレナが切り返してトップに回り、試合終了となった。

タフファイトの末、3名のジャッジがいずれも1ポイント差のスプリットでマダレナが勝利した。これでオクタゴン5連勝となったマダレナは「こんな試合になるとは思っていなかった。ショートノーティスだし、ガスタンクは十分じゃなかったから腹を攻撃した。この次に繋がる勝利だ」と語った。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN49 パク・ジュンヨン

【UFC ESPN49】鉄亀パク・ジュンヨン、ボディを効かせてダウンを奪うやデュラエフをRNC葬=4連勝達成

<ミドル級/5分3R>
パク・ジュンヨン(韓国)
Def.2R4分45秒by RNC
アルベルト・デュラエフ(ロシア)

UFC4連勝に2度目の王手、パク・ジュンヨンはロシア人を相手に掛け率優勢だ。デュラエフのカーフに反応したパク・ジュンヨンが、ジャブを伸ばす。そこからワンツーで前に出るパク・ジュンヨンに、デュラエフは左フックを振るう。続いて左ボディフック、右ローを蹴ったデュラエフとの距離を詰めるパク・ジュンヨンがジャブを当てる。デュラエフも左ストレートアッパー、左ボディから右を打っていく。

頭が当たったというアピールを流されたパク・ジュンヨンは、一瞬集中力を失ったか。それでも気を取り直し前に出るところに、デュラエフがワンツーを決める。デュラエフはワンツーを打たれても、構わず右を返す。最低限の動きで、効果を得るファイトを貫くパク・ジュンヨンだが、姿勢を乱して下がるのは印象点としてマイナスだ。と、左ミドルをキャッチして組んだパク・ジュンヨンは、ケージに押し込んだ状態でギロチンをセットして、引き込む。かなりエネルギーを使った絞めたが、ラウンド終了となった。

2R、左ボディフックを決めたデュラエフだが、息が荒くなっている。パク・ジュンヨンはダブルレッグで倒されると、即ケージ際に移行する。アンクルピックで尻をつかせ、立たせないデュラエフは、足を束ねてバックを伺う。背中を譲った立ち上がったパク・ジュンヨン、デュラエフは自ら距離を取り直した。

前に出るパク・ジュンヨンは右フックを打たれるが、それでも前に出てジャブから右を打ち込む。デュラエフも右を返すが、ここからパク・ジュンヨンのパンチの回転が早まり、左ボディを2度効かせると、右エルボーから左フックでダウンを奪う。すかさずバックを制し、足をフックしたパク・ジュンヨンが背中を伸ばして殴るとRNCへ。パームトゥパームも、グリップを解いたパク・ジュンヨンが、後ろから殴り再び腹ばいにさせる。上体を起こして座ろうとしたデュラエフは、前方に押し潰されながら取られたRNグリップのチョークを耐えることはできなかった。

オクタゴン4連勝、UFC戦績を7勝2敗としたパク・ジュンヨンは「練習してきた通りの試合ができました。テイクダウンディフェンスと打撃の練習を積んできました」と話し、笑顔を浮かべた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN49 テレンス・マッキニー ナジム・サディコフ

【UFC ESPN49】初回は4の字フックを許しRNCを防ぎ続けたサディコフが、2Rに両足フック&即RNC極める

<ライト級/5分3R>
ナジム・サディコフ(アゼルバイジャン)
Def.2R1分07秒by RNC
テレンス・マッキニー(米国)

サウスポー同士、マッキニーが左を当ててダブルレッグへ。ヒザを受けたサディコフは一度は体を入れ替えるが、再びケージに押し込まれボディロックテイクダウンを許す。立っても足を駆られて倒されたサディコフはボディトライアングルを許す。絞めを狙いつつ、エルボーを入れたマッキニーが、後方からパンチを打っていく。手首をコントロールして防御するサディコフは、徹底してマッキニーにクラッチを許さない。組んだ足を下側にしたサディコフが、残り40秒で胸を合わせてスクランブル。左フックを当てたサディコフだが、マッキニーが組んでケージに押し込み時間を迎えた。

2R、右から左を入れたサディコフは、ダブルレッグを切りヒザをついたマッキニーをステップオーバーし、バックに回る。左腕を背中側で巻きこまれた形で、腹ばいで両足のフック許したマッキニーは成す術なし、即RNCにタップした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN49 キック タッカー・ルッツ メルシック・バダザリアン

【UFC ESPN49】バダザリアンの打撃に受けたルッツ、徹底してケージに押し込みコントロール狙いも判定負け

<フェザー級/5分3R>
メルシック・バダザリアン(アルメニア)
Def.2-1:29-28.29-28.29-28
タッカー・ルッツ(米国)

まず左ローを蹴ったバダザリアンが、続いて左ミドルを入れ右オーバーハンドを放つ。さらに左ハイのバダザリアンに対し、ルッツが右ミドルを蹴る。サウスポーのバダザリアンに右ミドルを続けたルッツはスイッチも見せる。バダザリアンは右ミドルを蹴られて、左に回りつつジャブを伸ばす。ルッツもスイッチを織り交ぜ、左をかわして組みつく。ダブルレッグで尻もちをつかせたルッツは、足を束ねていくがバダザリアンが頭を押してスクランブルを狙う。ルッツは太腿の後ろでクラッチを組んで許さない。残り25秒でルッツはようやく立ち上がることができたもののバックを譲り、時間に。

2R、互いにミドルを蹴り合い、バダザリアンが左前蹴りを繰り出す。続く内回し蹴りは当たりが浅かったが、ワンツーフックを決めたバダザリアンが下がるルッツを捕えてヒザを突き上げる。さらに左アッパーをボディに入れるバダザリアンは、左ストレートから右ハイを狙う。かわしたルッツはインロー、スイッチするがジャブを被弾する。

とバダザリアンのボディストレートが急所に入り、試合が中断。再開後、ルッツは右ミドル、バダザリアンは首相撲を許さず右ジャブを当てる。テンカオから右フックと攻勢のバダザリアンが蹴りに右を合わせ、テイクダウン狙いをスプロール。ルッツはガードの上からミドルを2発も、右ボディからジャブを打たれる。続いて勢いのある右ジャブを決めたバダザリアンは、ダブルレッグでテイクダウンを許し初回と同様にケージを背負って座った状態に持ち込まれた。

最終回開始直後のパンチの交換で、バダザリアンの指が右目に入りルッツにインターバルが与えられる。ドクターチェック後、再開に応じたルッツはワンツーを被弾。バダザリアンは左ミドル、ルッツは右ハイを蹴る。カカト落としは空振りになったバダザリアンだが、右フックをヒットし組まれてヒザ蹴りを入れる。ケージに押し込んだルッツはダブルレッグからケージに押し込む。

バックに回るよりも、尻もちをつかせることに固執したルッツだったが、残り3分でバックへ。バダザリアンは右足をフックされるが、抜いて立ち上がる。ケージにルッツを押し込んだバダザリアンがエルボーからヒザを入れる。急所だとアピールするルッツだが、レフェリーは認めず試合が続く。ケージを背負ってもヒザを入れたバダザリアンに対し、ルッツは徹底してテイクダウンを狙う。

ルッツは頭を起こし、クリンチに転じ時間が過ぎる。結果、残り45秒で離れたバダザリアンが左ミドル、スピニングバックキックから右フックを打ち込む。ルッツはここでも左に回り、打撃勝負には出られず──時間に。バダザリアンが判定勝ちを手にした。


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MMA MMAPLANET o ONE UFC UFC ESPN49 アザット・マクスン カイラット・アクメトフ タイソン・ナム

【UFC ESPN49】アザット・マクスン、初オクタゴンはタイソン・ナムに苦戦もスプリット判定をモノにする

<フライ級/5分3R>
アザット・マクスン(カザフスタン)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
タイソン・ナム(米国)

ONEフライ級ファイターのカイラット・アクメトフをコーナーに帯同し、UFCデビュー戦を迎えたマクスン。16連勝という数字の影響か、最近のフライ級では珍しいキャリアのある相手との初陣となった。それでいて掛け率で-450と大きくリードしているニューカマーは、慎重な立ち上がりのなかでテイクダウンのフェイクから左前蹴りを見せる。

ジャブの差し合い、ナムは左ストレートをかわす。構えを変えながら前に出て左を届かせたマクスンは、スイッチから左ミドル、ナムも右を打っていく。マクスンはインローを蹴られダブルレッグを切られると、ボディを打たれる。左前蹴りからボディ&顔面へのコンビを繰り出したマクスンは、左ストレートを空振りし2度目のダブルレッグも切られた。組み、スイッチを織り交ぜ左を当てたマクスンだが、ローで姿勢を乱す。それでも左ヒザからパンチのコンビを繰り出し、ワンツーを放つマクスン。さらに三日月と三角の間のようなミドルを見せ、3度目のアテンプトでダブルレッグテイクダウンを決めスクランブルでバックへ。向き合ってパンチを入れ、またもダブルレッグを仕掛けたところで時間となった。

2R、明らかに掛け率は下がったであろう初回を終え、両者の打撃の回転が速くなる。マクスンは左ヒザを入れ、右ストレート。ナムは左を受けて動きが止まる。ここでテイクダウンを仕掛けたマクスンは、切られるとボディから左フックを被弾する。右を伸ばしたナムは、圧を高めてダブルレッグをしっかりと防ぐ。さらに左を当てたナムは右を打たれてもも前に出て、逆に右を振るう。

左フックをブロックしたマクスンは、インローを蹴られテイクダウンへ。回って対応したナムはワンツーから左ミドルを入れる。続いてヒザを突き上げたマクスンが左からの右をヒット。ナムも右クロスを決めてインローを続ける。左を当てたマクスンはスリップしたが、これでに反応したナムがスプロール──如何にテイクダウンを警戒しているかがわかる一幕も。マクスンの跳びヒザは当たりが浅く、試合は最終回へ。

3R、マクスンがまず左ジャブを伸ばす。左インローのナムは踏込みに右を被弾する。ナムも勝利を手にするにはインロー以外のクリーンヒットが欲しい。マクスンは右フックを当て、ジャブにつなげる。ナムはインだけでなくアウトサイドのローも決めたが、ショートのフックを打たれる。ナムのステップインにはしっかりと反応しているマクスンは、足を蹴らせても顔面には攻撃を受けないという動きを続けている。それでも──ようやく左ジャブを当てたナムが、右のダブルで前へ。

マクスンのワンツーに、フックを空振りしたナムはジャブからヒザを受ける。左フックの空振りで姿勢を乱したマスクンは、右を打たれる。クリーンヒットされたマクスンは力の入ったダブルを切られ、逆にケージに押し込まれる。右腕を差し、左でボディを打つナムは、大きな一発が欲しい。

右に回って離れたマクスンは残りの30秒で右を打たれ、テイクダウンに失敗する。逆にボディロックテイクダウンを狙ったナムだが、マスクンは河津掛けでテイクダウンを奪うとバックを取って捻りを加えてバックスローを決めてタイムアップを迎えた。結果、判定はスプリットに割れマスクンがUFC初陣らしい簡単ではない勝負をモノにした。


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Brave CF KTT MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN49 UFC290   アザット・マクスン アス・アルマバエフ カール・ディートン3世 ジャック・デラ・マダレナ タイソン・ナム タッカー・ルッツ チェルシー・チャンドラー テレンス・マッキニー ノルマ・ドゥモント パク・ジュンヨン パク・ジョンヨン フランシスコ・プラド ヘナロ・ヴァルデス ホーリー・ホルム ボクシング マイラ・ブエノ・シウバ メルシック・バダザリアン ヴィクトリア・ダダコワ 平良達郎

【UFC ESPN49】計量終了 平良達郎が認めた──アザット・マクスン、オクタゴン・デビューへ

【写真】注目はマクスンだが、タイソン・ナムのガリガリぶりはヤバい(C)MMAPLANET

15日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN49「Holm vs Bueno Silva」の計量が14日(金・同)に行われている。

メインで女子バンタム級5回戦=ホーリー・ホルム×マイラ・ブエノ・シウバの一戦が組まれ、コメインでは先週のUFC290でUFC初陣のジョザイア・ハーレルと対戦予定だったが負傷欠場で試合が流れたジャック・デラ・マダレナが、これもUFC初陣となるFury FCウェルター級王者バシル・ホフェスと対戦する同大会。計量失敗は1人もいなかった。


メインカードでは上記のカード以外に、MMA版の漢江の奇跡=ミドル級で6勝2敗という戦績を残すKTT所属のパク・ジュンヨン✖アルベルト・デュラエフに注目だ。パク・ジョンヨンにとって、今回のデュラエフ戦はUFCで2度目の4連勝へのトライとなる。

プレリミで気になるのは、なんといってもアザット・マクスンのオクタゴン初陣だろう。タイソン・ナムと対戦するマクスンはキャリア16勝0敗のカザフスタン人ファイターで、デンバーで出稽古を行っていた平良達郎が強いと認めている。

長いリーチを生かしたボクシング&レスリングが融合したスタイルで、11勝がフィニッシュと仕留める力を持つフライ級の新鋭。レスリング単体においては、同じくカザフスタンからBRAVE CF経由でUFCとサインしたアス・アルマバエフほどでない。ただし、打撃と相まったMMAテイクダウン能力は高く、スクランブルでのフロント系のチョークやバック奪取からのRNCへの流れと状況判断も秀逸だ。

しかし、マクスンが過去に戦ってきた相手は、当然のようにUFCレベルではない。仮に今回のタイソン・ナム戦で、これまでのような試合内容でフィニッシュできるようであれば、トップ15いやトップ10の力が既にあると考えられる──マクスンのUFCデビュー戦は見逃すことができない。

■視聴方法(予定)
7月16日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
午前7時30分~U-NEXT

■UFC ESPN49計量結果

<女子バンタム級/5分5R>
ホーリー・ホルム: 135.5ポンド(61.46キロ)
マイラ・ブエノ・シウバ: 136ポンド(61.69キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ: 171ポンド(77.56キロ)
バシル・ホフェス: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
アルベルト・デュラエフ: 185ポンド(83.91キロ)
パク・ジュンヨン: 186ポンド(84.37キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント: 145.5ポンド(66.0キロ)
チェルシー・チャンドラー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分5R>
オットマン・アザイタル: 156ポンド(70.76キロ)
フランシスコ・プラド: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
テレンス・マッキニー: 156ポンド(70.76キロ)
ナジム・サディコフ: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
タッカー・ルッツ: 146ポンド(66.22キロ)
メルシック・バダザリアン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
イステラ・ヌネスト: 115.5ポンド(52.38キロ)
ヴィクトリア・ダダコワ: 116ポンド(52.62キロ)

<フェザー級/5分3R>
オースティン・リンゴ: 145.5ポンド(66.0キロ)
メルキザエル・コスタ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ヘナロ・ヴァルデス: 156ポンド(70.76キロ)
エヴェン・エルダー: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
タイソン・ナム: 126ポンド(57.15キロ)
アザット・マクスン: 126ポンド(57.15キロ)

<ライト級/5分3R>
カール・ディートン3世: 156ポンド(70.76キロ)
アレックス・ムニョス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
アシュリー・エヴェンズスミス: 135.5ポンド(61.46キロ)
アイリン・ペレス: 135.5ポンド(61.46キロ)

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