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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38 アルマン・ツァルキャン キック マテウス・ガムロ

【UFC ESPN38】ツァルキャンのミドルをもらうもガムロがレスリングで上回り、僅差の判定で激闘を制す

<ライト級/5分5R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47.
アルマン・ツァルキャン(ロシア)

速い左ジャブを突くツァルキャン。ガムロは追いながら右ローを見せた。左ハイで相手を下がらせたあと、前に出てきたガムロにシングルレッグで組みついたツァルキャンだったが、ガムロはこれを突き放した。左ジャブを突きながら前に出るツァルキャンに対し、サウスポーにスイッチしたガムロがニータップを見せるも倒すことはできず。ツァルキャンは下がる相手に左ハイを見せた。

オーソドックスに戻したガムロの右カーフキックに合わせて飛び込んだツァルキャンが、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。反転してスクランブルに持ち込んガムロが、ツァルキャンからバックを奪った。立ち上がるツァルキャン。ガムロはボディロックでツァルキャンをケージに押し込む。しかしツァルキャンがケージ中央まで押し戻した。

ケージ中央で打撃戦を繰り広げる両者、ツァルキャンは左ハイを見せるもクリーンヒットはない。ツァルキャンの右ローに右ストレートを合わせるガムロ。ツァルキャンは右ローから左ミドルを放つが、ガムロが蹴り足をキャッチした。離れたツァルキャンは、左ジャブから右ストレート。ガムロも右クロスを繰り出す。ツァルキャンが左ミドルでガムロの動きを止め、パンチで中に入れさせずシングルレッグで組みついたが、ガムロがスクランブルに持ち込んで初回を終えた。

2R、体を振って距離を詰めるツァルキャン。ガムロは相手の左ミドルをキャッチしたが、ツァルキャンはすぐに離れた。ツァルキャンがローの2段蹴りで相手にケージを背負わせるも、ガムロが押し戻す。ツァルキャンは左ミドル。ケージを背負いながらサークリングする。ガムロの打ち終わりに右ストレートを突いたツァルキャンに対し、ガムロも距離を詰めて右ストレートを当てる。ツァルキャンが上下にパンチを打ち分けると、ガムロも右クロスを狙う。ガムロのニータップをかわしたツァルキャンは、相手を左ジャブ、右ストレート、左ミドル、そして左ハイで近づけさせない。

ガムロの右足にシングルレッグで飛び込んだツァルキャンだが、これは倒せずスタンドに戻った。ガムロの右カーフにワンツーを返したツァルキャン。ダブルレッグに繋げるがガムロがオーバーフックで切り返し、ツァルキャンも立ち上がった。サウスポーにスイッチしたガムロが左ストレートを入れる。ツァルキャンの蹴りは届かず。ツァルキャンが組みつこうとしたところにガムロがサウスポースタンスから左ミドルを当てた。しかしツァルキャンの右ミドルがクリーンヒットすると、体を丸めて下がったガムロ。ツァルキャンは左ジャブから前に出るが、ガムロもパンチを打ち返して相手にケージを背負わせた。

3Rはツァルキャンの右ミドルからスタート。ガムロが組みついたが、ツァルキャンが押し返して離れた。ツァルキャンの右カーフがクリーンヒットするも、ガムロは止まらない。相手のワンツーをかわしたガムロがプレッシャーをかける。ここでガムロが低空のシングルレッグへ。スプロールしようするツァルキャンをリフトアップしたが、相手を逃してしまった。スタンドではツァルキャンのパンチの打ち終わりに右ストレート、左ジャブを合わせながら、ダブルレッグで尻もちを着かせた。

立ち上がったツァルキャンのバックを奪い、ケージに押し込むガムロ。太ももにヒザを着きあしながら相手を削る。正対したツァルキャンが、離れたガムロに組みつくも、ガムロはオーバーフックで切り返して離れた。左ジャブを突きながら前に出るツァルキャンは、シングルレッグで組みつく。右足を掴まれたガムロは立ち上がって、片足で下がりながら足を抜いた。ツァルキャンの右バックスピンキックがガムロのボディに突き刺さる。さらにツァルキャンはガムロの左ストレートに右ミドルを合わせた。

4R、ツァルキャンが左ジャブ。ガムロは右クロスを狙い、さらにダブルレッグで組みついたが、ツァルキャンが押し返した。離れたガムロに、ツァルキャンが左ミドルを当てる。しかしガムロも、ツァルキャンの左ジャブに対してインサイドから右ストレートを繰り出した。ガムロのシングルレッグをカットしたツァルキャンが一旦距離を取り、ジャブとローで出ていく。前に出るガムロ、ツァルキャンが下がりながら右スピニングバックフィストで尻もちを着かせた。すかさずスクランブルに持ち込んだガムロは、一度はガブられながらも足に絡みつき、相手に尻もちを着かせた。

バックを取られながら立ち上がったツァルキャン。ガムロが左ジャブを突きながら追い、距離が詰まると右クロスを打ち下ろす。ツァルキャンは左ミドルとワンツーを打ちながら、サークリングする。追うガムロに対し、右スピニングバックエルボーを繰り出したツァルキャンだが、これは当たらず。打撃戦の中でガムロがニータップでツァルキャンに尻もちを着かせた。さらにバックコントロールへ。左足を差し入れて左手を相手の顔面に回したガムロ。バックマウントは奪えなかったが、相手の足を畳んでケージに押し込んでいった。

最終回、ワンツーを打ち込むツァルキャン。ガムロは体勢を低くしながら右ストレートを繰り出した。ツァルキャンの右カーフをもらって尻もちを着いたガムロだが、すぐに立ち上がって右を当てる。ツァルキャンのシングルレッグをカットしたガムロは、相手のワンツーに右のカウンターを合わせた。そしてダブルレッグで飛び込み、ツァルキャンに尻もちを着かせて、そのまま右足を挟んでケージに押し込む。ガムロはボディロックからバックへ。しかしツァルキャンも離れた。

ケージ中央に戻り、右スピニングバックフィストを狙ったツァルキャンに、シングルレッグで組みついたガムロ。これを切ったツァルキャンが左ジャブで押していく。サウスポーのガムロに右ミドルを当てるツァルキャン。ニータップを切られたガムロは右ストレートをヒットし、さらにシングルレッグで組みつくが、これはツァルキャンがスプロールした。スタンドに戻ると、パンチを繰り出しながらツァルキャンが相手にケージを背負わせる。残り1分で相手のパンチに右ストレートを合わせたガムロ、打ち返してくるツァルキャンのパンチに下がりながら、シングルレッグで尻もちを着かせ、バックコントロールへ。正対したツァルキャンがガブったところで試合が終了した。

判定はジャッジ3者とも、1ポイント差でガムロの勝利を指示した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38 キック シャクハト・ラクモノフ ニール・マグニー

【UFC ESPN38】止まらない無敗街道。ラクモノフがマグニーをギロチンで斬って落としMMA16連勝

<ウェルター級/5分3R>
シャクハト・ラクモノフ(カザフスタン)
Def.2R4分58秒 by ギロチン
ニール・マグニー(米国)

マグニーが左右のロー、ラクモノフは相手の前進を左前蹴りで止める。マグニーの蹴り足を掴んでグラウンドに持ち込んだラクモノフは、トップからパウンドを連打。そのままハーフガードのマグニーを抑え込む。ラクモノフはケージ際でマグニーの右腕を自身の右ヒザで抑えにかかるが、これはマグニーが腕を抜いた。ラクモノフがニーオンザベリーからパウンドへ。離れたマグニーを再び抑え込んだラクモノフはマウントを奪取した。

マグニーもガードに戻すも、ラクモノフのパウンドが強い。嫌がるマグニーの首を取ったラクモノフだったが、ギロチンは極まらず。ラクマノフは左ヒジを落とした。フィフティフィフティからラクモノフの左足を取りに行くマグニー。しかしラクモノフもマグニーの右足を抑えてディフェンスする。マグニーの外ヒールをかわしたラクモノフは、そのままトップをキープして初回を終えた。

2R、距離を詰めたマグニーに左ジャブを突くラクモノフ。マグニーはジャブをもらって体を反らしながらも、自身も左ジャブを打ち込む。ラクモノフが右バックスピンキックで相手にケージを背負わせ、組みついて右腕を差し込みケージに押し込んでいく。左の小内刈りでテイクダウンを奪ったラクモノフは、またもフィフティフィフティで左足に絡みついてくるマグニーにパウンドを落とす。

そのままサイドから抑え込むラクモノフ。マグニーの左腕を狙いながら、相手が反転するとバックへ。さらにラクモノフは、ハーフガードから潜りに来たマグニーの首を取ってダースチョークを狙う。これは極まらずも、ハーフから潜りに来るマグニーに対し、トップをキープ。上半身を起こしたマグニーに左のパンチを落とし、さらに背中を着かせて左ヒジを叩き込んだ。立ち上がって強いパンチを落とすラクモノフ、マグニーは再びハーフから潜りに行く。しかしラウンド終了直前にラクモノフが左腕で相手の首を取り、背中をマットに着けてギロチンでタップを奪った。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38 ウマル・ヌルマゴメドフ キック ネイサン・メネス

【UFC ESPN38】これぞ完全制圧。ウマル・ヌルマゴメドフが打撃、組み、寝技でメネスに何もさせず完勝

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
Def.30-25.30-26.30-27
ネイサン・メネス(米国)

サウスポーのヌルマゴメドフに、まず左オーバーハンドを見せたメネス。蹴りのあとに素早いパンチを見せる。ジリジリ前に出たヌルマゴメドフはメネスの踏み込みに組んで大内刈りでテイクダウンを決める。メネスがクローズドガードを取り、その中で凄くヌルマゴメドフが頭をつけて腰を上げるポスチャーで、パンチの数は限られる。

左足を抜きにかかったヌルマゴメドフが、ハーフでしっかりと抑え3/4マウントに移行していく。結果、制圧ポジションからパンチを落としたヌルマゴメドフが初回を取った。

2R、右ハイを蹴ったヌルマゴメドフは、右足を下げた位置ではミドルを蹴り、前において前蹴りから右ハイ、そしてシングルレッグでクリーンテイクダウンを奪う。枕で圧力をかけてニースライスパスを決める。ハーフに戻されても、パンチを入れてもう一度パスしたヌルマゴメドフはサイドで抑えてヒザをワキ腹に入れながらニーインベリー→クォーターガードへ。

身動きが取れないメネスがパンチ、エルボーを顔面に受ける。ハーフ、ニーイン、クォーター、サイドを繰り返すヌルマゴメドフは自身が攻撃されないポジションを取り続け、上四方からバック狙い、結果上を向いたメネスをサイドで抑える。気持ちが持たなくなってきたか、背中を見せたメネスは足をフックされ殴れる。それでも懸命に上を向いたメネスにヒジを落としたヌルマゴメドフが完全支配した。

最終回、オーソで右ロー、サウスポーで左ハイを入れたヌルマゴメドフが、右前蹴りを顔面に届かせる。さらに右ジャブを伸ばし、メネスのステップインを軽くかわしプッシュキックで突き放す。と、ヌルマゴメドフ左足にシングルレッグを仕掛け、右足にスイッチしてテイクダウンを決める。ハイガードを担ぎ、パスを決めたがエルボーを連続で打ちつける。

懸命に足を戻すメネスは、その表情が「もう勘弁してくれ」と物語っているように苦し気だ。勝利を目指すのではなく、傷つかないよう戦うメネスに鉄槌を落としたヌルマゴメドフが30-25がつく判定勝利を手にした。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38 クリス・カーティス ホドウフォ・ヴィエイラ 森戸新士 河名マスト

【UFC ESPN38】川名マスト流「寝技で何もしない」をMMAで実践、カーティスがホドウフォから判定勝ち

<ミドル級/5分3R>
クリス・カーティス(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ホドウフォ・ヴィエイラ(ブラジル)

ジャブを伸ばすカーティス、ホドウフォは左右に回りながら左ローを蹴る。ジャブに左を合わせにいったカーティスに対し、ホドウフォが組んでハーフガードを取る。リバーサル狙いをウィザーで立ち上がったカーティスはケージに押し込まれる。ここでホドウフォのヒザが急所に入り、試合が中断する。

45秒のリカバリーを経てリスタート、ホドウフォが左カーフを蹴り右を見せてダブルレッグも遠い。立ち上がって即ダブルレッグでドライブ、シングルに移行したホドウフォはケージにカーティスを押し込むがテイクダウンを奪えない。直後にダブルレッグをかわしたカーティスは、左ボディを打っていく。ホドウフォも右ストレートをヒットさせ、右前蹴りがボディに入ったがカーティスは急所に響いたのか、しゃがみこんでブレイクがかかる。注意なしに試合が再開され、ホドウフォがシングルレッグも決まらずワンツーを振るって離れる。疲れないように組みを駆使している感のあるホドウフォが左ジャブから右ボディを殴り時間となった。

2R、ホドウフォが左ローからワンツー、さらに右ローを蹴る。カーティスは左フックから右ボディショット、さらに左ボディを打っていく。左を見せてシングルに出たホドウフォがケージに押し込む。低い姿勢でもう1度シングルに取ったホドウフォだが、どうにもテイクダウンを奪えない。ここもパンチを打って離れたホドウフォの蹴りが、急所に当たったとカーティスがアピール――も、レフェリーが試合を続行させる。

ホドウフォはダブルから引き込んで、ハーフでリバーサルを仕掛ける。ここもカーティスが離れ、スタンドに逃れる。ボディから顔面と拳を伸ばすカーティスに対し、ホドウフォも打撃で対抗するが、やや疲れてきたか。カーティスは徐々に勢いを増し、顔面にパンチを打ち込んでからボディを抉っていく。

左ボディショットについに嫌そうな顔を浮かべたホドウフォは左ストレートから左ボディ、さらに左フックを受けパンチも手打ちになり、肩で息をするようになった。

最終回、左右のフック&ボディと圧が上がったカーティスが、手数も精度も上がる。手を出しても逆に顔面、ボディと殴られるホドウフォは、組み付こうとしてすかされ足がもつれる。タイミング良くシングルに入っても足を抜かれるホドウフォは厳しい状態に。引き続き腹を殴るか―ティスが左だけでなく右でも腹を攻撃する。シングルから引き込み、ダブルレッグと切られ続けるホドウフォはジャブ、左ストレート&ボディとパンチに身をさらす。

パンチも組みもテイクダウンもタイミングだけで、勢いがなくなったホドウフォだが、懸命に右フック、ワンツーを打っていく。上体を振ってかわし、ボディを殴ったカーティスは思いきり左ボディを打ち抜く。右を当てたホドウフォはダブルから引き込みを2度見せ、2度目は時間切れ間際でついにカーティスがパウンドを落として終了となった。

結果、3-0でカーティスが判定勝ち。今夕、グラップリングマッチで森戸新士と戦う河名マストが言うところの「寝技で、何もしない方が勝つ」を――パウンドがあるMMAでも実践し勝利を掴んだ。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38 カーロス・アルバーグ

【UFC ESPN38】一発も手を出さず。エヌシュクウィが左リードフックからラッシュでアルバーグにTKO負け

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
Def.1R1分15秒by TKO
タフォン・エヌシュクウィ(カメルーン)

左ミドル、左ボディストレートを入れたアルバーグが、右ローからジャブを伸ばす。エヌシュクウィは手を出さず、完全に待ちの態勢だ。アルバーグは左リードフックでエヌシュクウィぐらつかせる。ここからパンチのラッシュで前方に崩れ落ちたエヌシュクウィにさらに追撃をいれ一気に試合を決めた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38 セルゲイ・モロゾフ パウリアン・パイヴァ

【UFC ESPN38】パイヴァの右オーバーハンドの距離を掴んだモロゾフが、逆転判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
セルゲイ・モロゾフ(カザフスタン)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
パウリアン・パイヴァ(ブラジル)

前後のステップから左ジャブを伸ばすモロゾフ。パイヴァは左ボディストレートから見gイオーバーハンドを放つ。2つ目の右がモロゾフを捕らえ、一瞬止まったモロゾフが組んでいく。離れたパイヴァは右を続け、モロゾフの左の前後に2発クリーンヒットさせる。モロゾフも左フックを当て、スピニングバックフィストを狙うが、パイヴァは右オーバーハンドに組んでケージへ。

自ら離れたパイヴァが右を3発、さらにボディから左ジャブも当てる。モロゾフが右を入れるとパイヴァは間合いを取り直し、再び右で圧力をかける。左フックを打つと右を被弾するモロゾフだが、その左から返しの右を打っていく。パイヴァの右についには左を当て、ジャブもまっすぐ打ち抜くなどモロゾフが反撃に出る。右から左フックを入れたモロゾフ、直後にパイヴァが左フックを決める。モロゾフの2度目のスピニングバックフィストも空を切り初回が終わった。

2R、左から右オーバーハンドのパイヴァ。モロゾフは左フックから右をヒットさせる。左ローを蹴ったモロゾフだが、距離が近づくとパイヴァが首相撲からヒザを狙う。アイポークがあっても試合を続けたパイヴァは、右にダブルレッグを合わされる。足を畳んできたモロゾフに対し、パイヴァはバタフライガードを取る。

モロゾフはエルボーを落とし、クローズドを選択したパイヴァの腰をコントロールする。外掛けからの足関節を殴って防いだモロゾフがバックへ。パイヴァが立ち上がるが、モロゾフはヒザを入れ足を刈っていく。パイヴァのハイエルボーギロチンを防いだモロゾフがダブルレッグへ。ここもギロチンで抱えたパイヴァが絞めるより防御に使い時間になった。

最終回、モロゾフが右ロー、右に回って左フックを当てる。テイクダウンが頭に残るか、踏み込みの鋭さが落ちたパイヴァに組んだモロゾフが、シングルレッグでテイクダウンを奪う。立ち上がったパイヴァから離れたモロゾフが左をヒット。さらに左を続け、パイヴァの右オーバーハンドをかわしたモロゾフは、組まれてもすぐに反応して切る。パイヴァはダブルレッグもスプロールされ、左を被弾。右スピニングバックフィストから左につないだモロゾフは、ジャブから右を左腕でブロックする。

組みはギロチンで防いだパイヴァだが、離れると左から右を打たれる。同時にダブルレッグを狙い、直後にモロゾフのダブルレッグをスプロールしたパイヴァ。と、またも両者が同じタイミングでダブルレッグを仕掛ける。ここから打撃戦になったが、パイヴァが最後の5秒でテイクダウンを決めた。

結果、ジャッジ3者ともモロゾフを支持し逆転で判定勝ちを収めた。


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JP・ベイス MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38

【UFC ESPN38】右オーバーハンド&左の幕開けからダーデンが68秒間JP・ベイスを殴り続けTKO

<フライ級/5分3R>
コディー・ダーデン(米国)
Def.1R1分08秒by TKO
JP・ベイス(南アフリカ)

前足でハイを見せたJPが右カーフを蹴る。ダーデンは右オーバーハンドから左を打ち込むと、JPがもんどりうったように組みへ。ケージを背負わされたJPが離れ際に右エルボーを入れる。間合いを取ったダーデンは、右ローからワンツーに右を合わせる。テイクダウンに逃げたJPをかわし右を打ち抜く。完全に効いたJPに対し、ダーデンはサイドバックから鉄槌を連打したにラッシュをかけると、レフェリーが試合を止めた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38 ブライアン・ケレハー マリオ・バウティスタ

【UFC ESPN38】マリオ・バウティスタ、打・倒・極が綺麗に回転しケレハーをRNCで仕留める

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ(米国)
Def.1R2分27秒by RNC
ブライアン・ケレハー(米国)

鋭い左ジャブから右カーフを蹴ったバウティスタに対し、ケレハーも右ローを蹴る。右に回るケレハーに右後ろ回し蹴りを狙ったバウティスタはワンツー、跳びヒザと積極的な動きを見せてからダブルレッグでシングルレッグでテイクダウンを決める。サイドで抑えたバウティスタはハーフに戻され、さらにケレハーはバタフライフックから立ち上がる。

バウティスタは支えつり込み足気味にテイクダウンを決めると、一気にマウントを取って殴ると迅速のRNCを極めて一本勝ちを手にした。

勝者は「今夜、バンタム級の試合が他に2試合組まれていてるから、その勝者とやるのも良いかも」と非常にクールに話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38   アラン・ボドウ アルマン・ツァルキャン イスラム・マカチェフ ウマル・ヌルマゴメドフ カーロス・アルバーグ クリストス・ギアゴス シャクハト・ラクモノフ セルゲイ・モロゾフ チアゴ・モイゼス ニール・マグニー ネイサン・メネス パウリアン・パイヴァ ブライアン・ケレハー ホドウフォ・ヴィエイラ マテウス・ガムロ

【UFC ESPN38】計量終了 粒ぞろい。メイン=ツァルキャン×ガムロ、バンタム級の3試合にホドウフォ

【写真】UFCジッターといえる初戦のみ敗退を経験しているが、以後は負けなしのツァルキャン×ガムロの注目の一戦がメインだ(C)Zuffa/UFC

25日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN38「Tsarukyan vs Gamrot」の計量が23日(金・同)に行われた。

メインはライト級のアルメニア×ポーランド対決=アルマン・ツァルキャン×マテウス・ガムロ戦。キャリア18勝2敗、UFCでは5勝1敗で敗れた相手はイスラム・マカチェフだけのツァルキャンとKSWからUFCに転じ、4勝1敗のガムロの両者は揃って156ポンドで計量を終えている。


キャリア15連勝中のシャクハト・ラクモノフがニール・マグリーに挑むウェルター級戦。

ランク外にも実力者がひしめくバンタム級の3試合=ウマル・ヌルマゴメドフ×ネイサン・メネス、パウリアン・パイヴァ×セルゲイ・モロゾフ×マリオ・バウティスタ×ブライアン・ケレハー。さらにはミドル級のホドウフォ・ヴィエイラなど、出場全24選手が問題なく計量をクリアしている。

■視聴方法(予定)
6月26日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN38計量結果。

<ライト級/5分5R>
アルマン・ツァルキャン: 156ポンド(70.76キロ)
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)
シャクハト・ラクモノフ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン: 265.5ポンド(120.42キロ)
アラン・ボドウ: 253ポンド(114.75キロ)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155.5ポンド(70.53キロ)
クリストス・ギアゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
ネイサン・メネス(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・カーティス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ホドウフォ・ヴィエイラ: 185ポンド(83.91キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
タフォン・エヌシュクウィ: 206ポンド(93.44キロ)
カーロス・アルバーグ: 204.5ポンド(92.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャ・イラン: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
パウリアン・パイヴァ: 136ポンド(61.69キロ)
セルゲイ・モロゾフ: 136ポンド(61.69キロ)

<フライ級/5分3R>
コディー・ダーデン: 126ポンド(57.15キロ)
JP・ベイス: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ブライアン・ケレハー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジン・ユ・フレイ: 115.5ポンド(52.38キロ)
ヴェネッサ・デモパウロス: 115.5ポンド(52.38キロ)

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