カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03   アンドレイ・コレシュコフ ブログ マゴメド・ウマラトフ.

【PFL2024#03】ロシア対決はウマラトフがコレシュコフからTDを奪い続けて判定勝利=3Pでスタート

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)

コレシュコフが左手を伸ばして距離を詰める。左右ローを見せながら右スピニングバックキックを繰り出したコレシュコフに、ウマラトフが組みついてバックに回る。左足を差し入れてバックコントロールに持ち込むウマラトフに対し、コレシュコフはスクランブルから立ち上がりケージに押し込んでいく。体勢を入れ替えたウマラトフが右手を差し上げ、ボディロックから後方に投げてグラウンドに持ち込んだ。

コレシュコフは左足のラバーガードからオモプラッタへ。ウマラトフが右足をまたごうとしたところで、コレシュコフが右ヒザを上げた。ならばと反対側へ回るウマラトフ。コレシュコフがガードに戻した。トップからパンチで削っていくウマラトフがパスを仕掛けると、コレシュコフはハーフで守る。潜りに行くも防がれたコレシュコフは、ウマラトフの右腕を抱えてラウンド終了まで耐えた。

2R、ウマラトフが左ジャブを突く。コレシュコフは三日月蹴りから詰めていくも、ウマラトフの右が当たってコレシュコフはマットに手を着いた。立ち上がったコレシュコフをパンチで攻め立てるウマラトフ。右腕を差し上げてコレシュコフをケージに押し込むと、ボディロックからクリーンテイクダウンを奪った。

パスした状態のウマラトフはサイドで抑え込むも、コレシュコフがガードに戻してケージ際まで下がる。ウマラトフはボディロックからバックへ。しかしコレシュコフもガードに戻していく。背中を見せて立ち上がるコレシュコフを、ウマラトフがバックコントロールからグラウンドに引き戻す。立ち上がりケージ際の差試合が続いたあと、離れた両者は打ち合いへ。ウマラトフが右ヒザを繰り出すと、コレシュコフも左フックを当てた。

最終回、コレシュコフが距離を詰めていく。ウマラトフは左を突いて前に出た。ウマラトフの右をかわしたコレシュコフが跳びヒザを繰り出すも不発。足を滑らせたコレシュコフのバックに回ったウマラトフが、そのままトップを奪う。コレシュコフはラーバーガードから仰向けになって腕十字を狙うも潰された。背中を見せたコレシュコフのバックに回ったウマラトフは、ローリングしながら左腕を首に回すもRNCの体勢に入ることはできず。スクランブルを狙ったコレシュコフを潰し、トップをキープして試合終了のゴングを聞いた。

判定はジャッジ3者とも29-28でウマラトフの勝利を指示。これでウマラトフは3p獲得で初PFLシーズンのスタートを切った。

初日を終えたウェルター級の上位陣は次のとおりだ。

1位:ドン・マッジ 6P
2位:ムラッド・ラマザノフ 6P
3位:シャミル・ムサエフ 5P
4位:マゴメド・ウマラトフ 3P
5位:ゴイチ・ヤマウチ 3P


The post 【PFL2024#03】ロシア対決はウマラトフがコレシュコフからTDを奪い続けて判定勝利=3Pでスタート first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 ブレンダン・ラウネーン ペドロ・カルバーリョ

【PFL2024#03】ブレンダン・ラウネーン、96秒でカルバーリョを倒しファーストハーフを首位で折り返す

【写真】圧倒的な力の差を見せ、スタートダッシュを決めた(C)PFL

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.1R1分26秒by TKO
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)

開始直後からスピーディーに動く両者。そして相手の動きをよく見ているなかで、カルバーリョの左のダブルをかわし、組みを切ったラウネーンが右を当てる。さらに右ストレートを打ち抜くと、後方に倒されたカルバーリョに立ったままでパンチを落とす。足にしがみつこうとして殴られるカルバーリョを見てレフェリーが試合を止めた。

不満そうなカルバーリョとは対照的に、ラウネーンは満面の笑みを浮かべた。


The post 【PFL2024#03】ブレンダン・ラウネーン、96秒でカルバーリョを倒しファーストハーフを首位で折り返す first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 キック シャミル・ムサエフ ローガン・ストーリー

【PFL2024#03】右スピニングバックキックで流れを変えたムサエフ。連打でストーリーを沈めて5Pゲット

<ウェルター級/5分3R>
シャミル・ムサエフ(ロシア)
Def.2R0分27秒 by KO
ローガン・ストーリー(米国)

ストーリーが距離を詰める。サークリングするムサエフを、右ローと左ジャブを見せてシングルレッグからケージに押し込む。右腕を差し上げてからボディロックで組み、小外刈りでテイクダウンを狙う。しかしムサエフも耐えてケージ中央まで押し戻して離れた。前に出て来るストーリーに対し、ムサエフは左ジャブと前蹴りを当てる。ムサエフにケージを背負わせたストーリーの左がヒット。組まれたムサエフは突き放す。下がるムサエフの顔面をストーリーの左が捕らえる。ムサエフは右カーフキックを当てたが、続く右のパンチにストーリーが右ストレートを合わせた。

ストーリーが右ストレートから左でムサエフのアゴを跳ね上げる。ムサエフは右スピニングバックキックでストーリーを吹っ飛ばした。立ち上がったストーリーはシングルレッグで組むも、これを突き放したムサエフのパンチで動きが止まった。パンチで盛り返すストーリーに対し、ムサエフの左右ストレートがクリーンヒット。さらに右ヒザを突き上げたムサエフがクイック・シックスを狙って攻め立てる。ストーリーが左ヒザをマットに着いたと同時にラウンド終了となった。

2R、ストーリーがガードを固めて前に出る。しかしムサエフの右ストレートがクリーンヒットし、ストーリーがダウン。ムサエフはトップからパウンドを打ち込み、背中を向けたストーリーに左を連打して失神KO勝ちを収め、ファブ・ファイブ=5Pをゲットした。


The post 【PFL2024#03】右スピニングバックキックで流れを変えたムサエフ。連打でストーリーを沈めて5Pゲット first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 ガブリエル・ブラガ ジャスティン・ゴンザレス

【PFL2024#03】亡き父に捧げる勝利。ガブリエル・ブラガが初回終了1秒前にゴンザレスをKO

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
Def.1R4分59秒 by KO
ジャスティン・ゴンザレス(米国)

父を亡くし、一時は引退という話も伝わっていたブラガがゴンザレス戦で再びケージへ。前蹴りからローを蹴ったブラガに対し、ゴンザレスもローを蹴り返す。ワンツーから右フックでゴンザレスが前に出て、ブラガがガードする。ゴンザレスは左右に回りつつ右カーフ、ダブルレッグは切られる。蹴りもやや遠い距離から、ゴンザレスがステップインして腹を殴る。続いてダブルレッグでドライブしボディロックでテイクダウンを狙う。

ブラガは右を差すが、サイドバックから連打され背中を譲る。腰や太腿のヒザのゴンザレスが、自ら離れボディから右を入れる。蹴り、パンチともに届かないブラガは左インローを当てる。と、残り5秒を切りステップインから左フックを打ち込んだブラガ。この一発で、ケージに詰まっていたゴンザレスが腰から崩れ落ちる。微妙な時間にも感じられたが、レフェリーはブラガのKO勝ちを宣言した。

むせび泣くブラガは、亡き父がプリントされたTシャツを高々と天に捧げた。「素晴らしいキャンプができた。過去数カ月で人としても成長した。何をすべきか、分かっている。これが僕やるべきことだ。父がそうしてくれたことを、今日は見せることができた」とインタビューではしっかりと言葉にした。


The post 【PFL2024#03】亡き父に捧げる勝利。ガブリエル・ブラガが初回終了1秒前にゴンザレスをKO first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 キック ゴイチ・ヤマウチ ネイマン・グレイシー

【PFL2024#03】ヤマウチがネイマンのTDを切り続けて打撃で優位に。判定勝利で3P獲得

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ネイマン・グレイシー(ブラジル)

ネイマンがジャブを見せて前に出て、ヤマウチが右ストレートと右カーフを蹴る。ネイマンが右カーフを蹴ると、ヤマウチはサウスポーにスイッチして左のヒザ蹴り。四つの攻防になるとヤマウチは離れる。試合がスタンドに戻るとヤマウチが左ストレートを見せて、そこから右フックにつなげる。

ネイマンが右のヒザ蹴りを出すと、ヤマウチはそれを取ってテイクダウンする。ここはヤマウチが深追いせずに立たせる。試合がスタンドに戻るとヤマウチはワンツーと右フック。ネイマンも打撃を返してダブルレッグに入るが組みつけない。距離が近づくとヤマウチは深く組まずにアッパーとヒザ蹴り。ネイマンは飛びつき腕十字も狙うがヤマウチは極めさせない。

ヤマウチが左ハイ、左ストレートを当てるとネイマンが引き込む。ネイマンを立たせたヤマウチは左ストレートと左フック。ネイマンもワンツーと右アッパーを見せるが、ヤマウチはしっかりブロックする。

2R、ヤマウチがサウスポーに構え、ネイマンは右ミドルとインローを蹴る。打撃でプレッシャーをかけるヤマウチが左ミドルと左ストレート、ネイマンも右ミドルを蹴る。ヤマウチは右手を伸ばして単発の左ストレートを当てる。ネイマンがスピニングバックキックを蹴ると、ヤマウチもスピニングバックキックを蹴り返す。

その蹴り足をとったネイマンがテイクダウンを仕掛け、グラウンドに持ち込もうとするがヤマウチは立ち上がる。構えをオーソドックスにスイッチしたヤマウチは右カーフ。ネイマンも右カーフを蹴り、ヤマウチの首を取ってパンチを突き上げる。ヤマウチがサウスポーにスイッチすると、ネイマンはケージ内をサークリングして右ミドル。オーソドックスに戻したヤマウチが右ストレートと左フックを打つ。

3R、ヤマウチはネイマンの頭を落としてがぶるが距離を取る。ヤマウチはインロー、ケージを背負うネイマンに左ストレートから右フックを当てる。ヤマウチは徹底的にネイマンに組みつかせず、スタンドの攻防を選ぶ。

ヤマウチはネイマンの右の蹴りを捌いて右フック。ネイマンもクリーンヒットこそないものの、細かくパンチと右の蹴りを見せてダブルレッグへ。自らハーフガードで引き込む。ヤマウチが両脇を差してトップキープすると場内からはブーイングも起こる。この態勢のまま試合終了となり、29-28×3でゴイチが判定勝利&3P獲得となった。

The post 【PFL2024#03】ヤマウチがネイマンのTDを切り続けて打撃で優位に。判定勝利で3P獲得 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 キック バッバ・ジェンキンス

【PFL2024#03】PFL初参戦の元Bellator勢、カマカ3世がジェンキンスをパンチで削りユナニマス判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
バッバ・ジェンキンス(米国)

サウスポーのジェンキンスが左ハイ、左ストレートを放つ。オーソドックスにスイッチしてシングルレッグで組むも、これはカマカがカットした。スタンドに戻ったジェンキンスはサウスポーに戻す。カマカが右ローを散らすと、ジェンキンスはまたもシングルレッグで入るも倒せず。左ミドルを打ち込んで下がったジェンキンスに対し、カマカが右を入れる。ジェンキンスの左がカマカの顔面を捕らえた。ローの打ち合いからジェンキンスは左ミドル、左ボディストレートへ。組んだジェンキンスは、離れ際に左ヒザを突き上げる。ケージ中央でカマカが右ハイを見せた。

カマカの右ストレートをかわしたジェンキンスはカカトへのシングルレッグに入るも、これはカマカがすぐに足を抜く。カマカは右ミドルをブロックされたあと、細かく右ローを打つ。ジェンキンスの右フックも当たる。カマカは左ジャブを突き刺し、右インロー。カマカの右ボディストレートの打ち終わりに、ジェンキンスが左ストレートを合わせる。カマカの左フックをかわしてバランスを崩したジェンキンスがマットに手を着く。残り10秒でジェンキンスが距離を詰めていった。

2R、ジェンキンスが頭を下げて右ジャブを突く。左ミドル、左カーフキックと蹴りを散らすジェンキンスに対し、カマカもパンチで捌いて距離を取る。カマカが右ミドル、ジェンキンスが左インローを見せる。ジェンキンスがカマカの打ち終わりに左ミドル、左ストレートを合わせていく。しかしカマカもジェンキンスの右ジャブに対して、右ショートを当てた。ジェンキンスはシングルレッグからドライブし、ケージ際でバックへ。ここはカマカが離れた。ケージ中央の接近戦でヒザを突き上げる両者。距離ができるとカマカのショートパンチが当たる。

シングルレッグを切られたカマカはワンツーを伸ばす。このラウンドは前に出続けるジェンキンス。カマカが足を滑らせると、ジェンキンスがシングルレッグからバックに回る。バックマウントを奪われたカマカが立ち上がり、RNCを狙うジェンキンスを振り落とした。パンチを受けるジェンキンスがスクランブルに持ち込もうとしたが、カマカが立ち上がって離れる。ケージ中央で組み合った両者は、残り10秒を打ち合いで終えた。

最終回、打撃の交換からケージ中央でジェンキンスが飛び込み、ボディロックでグラウンドに持ち込む。しかしカマカがすぐに立ち上がった。スタンドに戻ると打ち合いでジェンキンスの右フック、カマカの右ストレートがクリーンヒットする。ジェンキンスはテイクダウンを狙うが、カマカがカットした。なおもテイクダウンを仕掛けるジェンキンスが、ケージ際でシングルレッグで組むもカマカが差し返してケージに押し込む。離れるとカマカの右ストレートがヒットする。さらにカマカの左フックを受けたジェンキンスが足を滑らせてしまう。

明らかに動きが落ちたジェンキンスの顔面を、カマカの右ストレートが捕らえる。距離を取ってサークリングするカマカに、ジェンキンスが組みつくも潰されてる。ジェンキンスは引き込みからシングルレッグで組む。さらにアンクルピックに切り替えてカマカに尻もちを着かせた。ケージに背中を着けたカマカは、両足を挟まれながらタイムアップまで凌いだ。

PFLがBellatorを買収したことで、カイ・カマカ3世も2024年シーズンに参加。元Bellatorファイターであり、PFL上位常連のジェンキンスを下して3Pを獲得した。


The post 【PFL2024#03】PFL初参戦の元Bellator勢、カマカ3世がジェンキンスをパンチで削りユナニマス判定勝ち first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 アダム・ボリッチ エンリケ・バルゾラ

【PFL2024#03】ボリッチ、ペルヴィアンゾンビ=バルゾラとのタフファイトを競り勝ち3Pを手にする

<フェザー級/5分3R>
アダム・ボリッチ(ハンガリー)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
エンリケ・バルゾラ(ペルー)

1年半振りの復帰戦となるボリッチ、バルゾラのインローが急所に当たり試合が中断。いきなりの水入りも再開されるとボリッチが左リードフックから右カーフを蹴る。ボリッチはジャブを差し、右カーフから左を当てるともう一発左フックを打ち込みバルゾラが後方に倒れる。すぐに立ったバルゾラだが、距離を掴めず引き続きジャブを被弾しながら前に出る。誘って右を入れたボリッチはカーフを蹴り、シングルレッグを切って逆にレッグリフトからバルゾラを倒す。

ここもスタンドで待ち受けたボリッチは左ジャブを当て、左フック&右カーフ。バルゾラも左を返すが、続くダブルを切られる。ここでボリッチにアイポークが見られショートブレイク。これで流れが変わったが、バルゾラのヒザ蹴りから組みのなかでボリッジの足が突然泳ぐ。ここから一気に動きが落ちたボリッチは、ダブルレッグでテイクダウンを許すと組んでのパンチを纏められる。さらにボディロックから倒されたボリッチは両足フックを許す。RNCは防ぎ、スクランブルに持ちこんだボリッチだが──まさかの展開で初回を落とした。

2R、バルゾラの質量が上がり圧を掛けるなか、右オーバーハンドをかわしたボリッチが左を当てる。ボリッチは引き続き左ジャブを当て、ダブルレッグを切ってワンツー。前に出るバルゾラは左右のフックを振るう中で、右フックを打ち抜かれダウン。ここはパウンドのボリッチは、立ち上がったバルゾラをパンチのラッシュで追い込む。

タフなバルゾラに対し、一旦息を整えたボリッチが再びパンチ、ヒザ蹴りで攻め立てる。しかし、バルゾラはダブルレッグからバックへ。落としたボリッチだが、打撃の間合いでシングルレッグテイクダウンを奪われる。バルゾラはハーフで我慢の展開となり、攻め疲れのうえに削られる。足を抜きマウントを取ったバルゾラに対し、ブリッジからスクランブルのボリッチは、ヒザ蹴りを空振りして尻もちをつく。バルゾラは蹴り上げを捌いてパウンドを狙うがボリッジも許さず2Rが終わった。

最終回、まずジャブを当てたのはバルゾラ。ボリッジもジャブを返して左フック。一瞬腰が落ちたバルゾラだが、すぐに持ち直して前に出る。右オーバーハンドからのダブルを切ったボリッチが右をヒット。バルゾラのダブルレッグをスプロールしたボリッチだが、圧を受け下がり方が悪くなっている。そこに右オーバーハンドを入れたバルゾラは、ニータップを切られた直後に右オーバーハンドを当てる。

ボリッチは右を空振りして姿勢を乱すなど、リズムが悪い。それでもジャブから右を繰り出したボリッジが右カーフを効かせる。さらにショートアッパーのボリッチ、バルゾラの右にも左フックを入れる。もう一発左フックを当てたボリッジは、ダブルレッグを切って右ロー。バルゾラはワンツーからシングルレッグを決める。残り40秒、腰を押して立ち上がったボリッジが逆にボディロックでテイクダウンを狙う。

ケージを背負って耐えたバルゾラと最後の10秒の殴り合いで、体が流れながら左を当てたボリッジはタイムアップと同時に笑顔を浮かべた。初回はバルゾラ、2Rはボリッチ。最終ラウンドはボリッチの左フックと、バルゾラのクリーンテイクダウンがどれだけ評価されるのか。結果、ボリッチが判定勝ちを収め3Pを手にした。


The post 【PFL2024#03】ボリッチ、ペルヴィアンゾンビ=バルゾラとのタフファイトを競り勝ち3Pを手にする first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 チムール・シズリエフ

【PFL2024#03】シズリエフがTD&トップキープでジョンズに判定勝利、堅実に3P獲得

<フェザー級/5分3R>
チムール・シズリエフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ブレット・ジョンズ(英国)

構えをスイッチするシズリエフ。ジョンズも右から飛び込み、シズリエフは組んでアッパーを突き上げる。一度距離が離れると、組みついたシズリエフが右腕を差してケージに押し込み、一度ケージから引き出すようにして両差しからテイクダウンする。ジョンズの背中をマットにつけさせると、パスガードを狙いながら体を起こしてパンチを落とす。

シズリエフが立ち上がるとジョンズがシングルレッグで組みつき、テイクダウンを奪い返す。シズリエフはオモプラッタを狙いつつ立ち上がる。シズリエフはジャブから右アッパー、ジョンズも右ストレートを返してパンチで前に出る。シズリエフもジャブと前蹴り、ジョンズが組みついたところでラウンド終了となった。

2R、ジョンズがジャブから前に出る。シズリエフはジャブと前蹴りを使い、クリンチになるとパンチとヒザ蹴りを当てる。ジョンズのシングルレッグを切ったシズリエフ。逆にジョンズをケージに押し込んでバックを狙いつつ、足を畳んで寝かせようとする。

ジョンズが立ち上がると、シズリエフは離れてパンチと飛びヒザ蹴り。ジョンズはジャブと右カーフを返し、シズリエフは右をかぶせる。ジョンズがシズリエフのパンチにダブルレッグを合わせてテイクダウンしてバックへ。シズリエフはジョンズを前に落としつつ、ケージに押し込む。そのままジョンズのバックにつきつつ、ジョンズが立ち上がると、そのままシズリエフがケージに押し込む。最後は両者距離が離れた。

3R、シズリエフが距離を取りながらジャブをつく。シズリエフがスイッチすると、ジョンズが前足へのシングルレッグに入る。テイクダウンを狙うジョンズだが、シズリエフが投げてテイクダウンする。

シズリエフはジョンズの上体を抑えてパスガードを狙い、ジョンズもケージに背中を預けて体を起こす。何とか立ち上がって距離をとったジョンズ。飛びヒザ蹴り、右ストレートから左フックと手数を増やす。シズリエフも組みついて、バックにまわろうとするジョンズの動きを止める。このまま試合終了となり、シズリエフがテイクダウン&トップキープで判定勝利し、3Pを獲得した。


The post 【PFL2024#03】シズリエフがTD&トップキープでジョンズに判定勝利、堅実に3P獲得 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o ONE PFL PFL2024#03 ラウレアノ・エスタロポリ

【PFL2024#03】ONE→PFLのラマザノフがエスタロポリにRNCを極めて6P獲得&無敗キープ

【写真】ONE時代からRNCのフィニッシュは多いラマザノフ(C)PFL

<175.2ポンド契約/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
Def.1R4分06秒 by RNC
ラウレアノ・エスタロポリ(アルゼンチン)

エスタロポリが計量オーバーのため、ウェルター級リーグ戦ながらキャッチウェイトで行われる。開始早々、ラマザノフが右カーフを蹴る。さらに左ジャブを突くと、エスタロポリが距離を詰める。エスタロポリの跳びヒザを受けたラマザノフが組みつき、バックへ。エスタロポリはケージに押し込まれながらウィザーの体勢となる。しかしラマザノフがボディロックからグラウンドに持ち込むと、ハーフバックからパンチで削っていく。

バックマウント→マウントに移行したラマザノフに対し、エスタロポリも再びうつ伏せになりながら左腕を抱えた。しかし右腕を枕に抑え込んだラマザノフが仰向けにして、コツコツとパウンドを当てる。さらにマウントからパンチを連打して一方的な展開に。エスタロポリがうつ伏せになると、ラマザノフは右腕を首に回す。パームトゥパームのRNCでタップを奪った。

ONEで3戦を経験し、今年からPFLと契約したラマザノフがクイック・シックス=6pを獲得。MMA戦績も11勝1NCと無敗をキープしている。


The post 【PFL2024#03】ONE→PFLのラマザノフがエスタロポリにRNCを極めて6P獲得&無敗キープ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#03 ドン・マッジ ブレナン・ワード

【PFL2024#03】ウェルター級開幕。南アのマッジがヒザを効かせ、RNCでワードから6P奪取

【写真】ヒザで動きが止まったワードは、バックを許しRNCという流れを止めることはできなかった(C)PFL

<ウェルター級/5分3R>
ドン・マッジ(南アフリカ)
Def.1R1分02秒by RNC
ブレナン・ワード(米国)

サウスポーのマッジ、すぐにワードが距離をつめてくるとサークリングで距離を取る。ハイのマッジに組んだワードは内股を耐えられると、払い腰で投げる。投げた直後に立ち上がったワードは、足を止めての打ち合いのなかでヒザを顔面に受けて動きが止まる。ワードは再び組んで投げを狙うが、崩れてバックを許す。

立ち上がったワードにワンフックのマッジがRNCをセット。ワードがあえなくタップした。


The post 【PFL2024#03】ウェルター級開幕。南アのマッジがヒザを効かせ、RNCでワードから6P奪取 first appeared on MMAPLANET.