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【Road to UFC2023Ep03】シングルレッグを切って右一閃。ロン・チュウがホン・ソンチャン倒す

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ロン・チュウ(中国)
Def.1R2分17秒by TKO
ホン・ソンチャン(韓国)

ロン・チュウの右カーフで崩されたホン・ソンチャンが、シングルレッグへ。足を抜いたロン・チュウはクリンチのなかで右エルボーを打ち込む。ここで下がらないホン・ソンチャンはアッパーを被弾しても、組んでケージにロン・チュウを押し込む。頭を押して離れたロン・チュウが右カーフから左フック、さらに跳びヒザを見せる。

シングルレッグを切られたホン・ソンチャンが、右を被弾し起き上り際に再び右を打たれて崩れる。ロン・チュウはパウンドを纏めてTKO勝ちを決めた。


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MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep03 UFC ボクシング 上久保周哉

【Road to UFC2023Ep03】組みを突き放された上久保だが、組み続けて削った結果のスプリット判定勝ち

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周哉(日本)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
バールガン・チィルイイースー(中国)

カザフ系中国人のバールガン。上久保はいつものようにマットに座り、ケージにもたれて試合開始を待つ。すぐにシングルレッグを仕掛けた上久保は、ボディロックに移行しケージに押し込む。左腕を差した上久保、ウィザーのバールガンは崩されそうになってもケージを使って耐える。

左腕を差し返しに来たバールガンを許さなかった上久保だが、離れた直後に右を被弾しながら組んで押し込みつつ、シングルレッグへ。足を抜いて離れるバールガンの右アッパーは空振りに。執拗に組みつく上久保だが、離れたバールガンが右を当てる、さらにアッパーを狙うバールガンはシングルをスプロールし、ダーティボクシングからヒザ蹴りへ。

これを効かされた上久保はエルボーからヒザ、さらにエルボーを打たれる。必死に組みつく上久保のボディロックにも、バールガンが殴る。残り1分、前方に崩すが倒しきれない上久保は小手投げからバックを許す。それでもキムラに取った上久保が後方回転から上を取る、ニーインベリーからのキムラも時間に阻まれた。

2R、右ローを蹴った上久保が右ミドル、左ハイを繰り出す。バールガンはジャブ、上久保も右ストレートを伸ばすが、シングルレッグはスプロールされる。バールガンは右アッパーから左ジャブを当てる。さらに右を入れたバールガンは、上久保の組みにもエルボーを繰り出す。上久保は前蹴りから組むが、リストコントロールで胸を合わせることができない。

と、上久保の左ミドルが急所に入り試合が中断される。再開後、足をタッチしてから殴る上久保だが、バールガンがアッパー、ストレートを入れる。組みのフェイクからパンチ、打ち合いを仕掛ける上久保が組んでダーティボクシングも逆にエルボー、さらにヒザをボディに突き刺される。残り1分、バールガンのシングルにアームロックの上久保はすぐに腕を抜かれるがダブルレッグへ。ついに倒れたバールガンは、スタミナが切れたか。バックから殴る上久保が、終盤は反撃を見せた。

最終回、序盤からテイクダウンを決めてポジションを奪いたい上久保は左ミドルを蹴るが、右を被弾する。ダブルレッグを切られても首相撲からヒザを突き刺した上久保が、シングルでテイクダウンを奪う。バールガンはシングルからレッスルアップ。ダブルから逆にバックに回る。前方に落としきれなかった上久保は、クリンチから離れてシングルへ。

かわしたバールガンが頭を低く組み、上久保は左腕を差すがウィザードでバールガンがバックを許さない。残り2分、テイクダウンしてサイドで抑える上久保が右のパンチを打っていく。エルボーを連打する上久保、バールガンは足を戻しに掛かるが完全にスタミナは切れている。

残り70秒、上久保はエルボーを連打しパンチへ。上を向いて口を開けた状態のバールガンだが、上久保も疲れたか。掴んでくる腕を振り払っ上久保がパンチ、エルボーの時間に。予想以上のタフファイト、ジャッジはどのように判断するか。結果──上久保はスプリットで判定勝ちし「良いワークアウト、プロテインシェイクが欲しい。サンキュー・シャンハイ。100パーセント、Road to UFCのチャンピオンになる」とミステリアススマイルを浮かべながら英語で話した。

クリーンテイクダウンはないが、組みへの仕掛けがバールガンのスタミナを奪い──上久保はギリギリの勝利を手にした。


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MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC2023 Road to UFC2023Ep03 UFC キム・サンウク 丸山数馬

【Road to UFC2023Ep03】丸山数馬、キム・サンウクのダースチョークにタップ。RTU内日韓戦2連敗──

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・サンウク(韓国)
Def.1R3分08秒byダースチョーク
丸山数馬(日本)

ジャブを伸ばす丸山に対し、キム・サンウクは右ローを蹴る。丸山の右カーフにテイクダウンを合わせようとしたキム・サンウクが姿勢を乱す。腹ばいから立ち上がったキム・サンウクが右ロー、丸山は左ボディストレートからハイ、そして組んでいく。丸山はケージにキム・サンウクを押し込むが、ポジションを返されそうになって離れる。

と、丸山のダブルレッグを後方に切り返そうとし、スプロールから直後のスクランブルでたキム・サンウクがダースをセットする。尻もちから半身になり、足を絡めて絞めるキム・サンウク──丸山がタップした。


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Report Road to UFC2023Ep03 UFC シャオ・ロン ブログ 野瀬翔平

【Road to UFC2023Ep03】終始、アグレッシブに仕掛け続けた野瀬だが、押し込み&上のシャオ・ロンに下る

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
野瀬翔平(日本)

サウスポーの野瀬が、いきなりダブルレッグへ。切ったシャオ・ロンの右にシングルレッグを合わせる。手をついたシャオ・ロンの起き上りにギロチンを仕掛けた野瀬だが、これは極まらずガードを強いられる。足を振り上げ、ヒザ十字に入った野瀬はヒールに移行する。

ヒザを抜かれても取り直した野瀬はワキ腹を殴られながらシャオ・ロンの左足を伸ばしていく。シャオ・ロンはボディを殴り、ヒザを抜くも直後に野瀬は組んで左腕を差す。シャオ・ロンはケージに野瀬を押し込むが動きがなくブレイクが掛かった。

残り1分50秒、野瀬は左を伸ばして前に。シャオ・ロンが右ボディ、右ローを返す。と、左を当てた野瀬は姿勢を乱したシャオ・ロンに組みつき、右を差す。離れたシャオ・ロンは右オーバーハンドも、野瀬は逆に右アッパーを効かせ、バックに回りつつケージを蹴ってっグラウンドへ。シャオ・ロンは胸を合わせるが、野瀬はオモプラッタ。シャオ・ロンが体を跨いで防ぐと、トーホールドを仕掛ける。シャオ・ロンが足をキックし防ぎ、時間となった。

2R、パンチの応酬から組んでいく野瀬。シャオ・ロンが切って右ミドルを蹴る。野瀬は左をストレート、圧を高め蹴りの応酬からシャオ・ロンがダーティーボクシング、そして右ローを蹴る。野瀬もローを返し、左を繰り出して組みつく。ケージにシャオ・ロンを押し込んだ野瀬は体を入れ替えられ、ヒザを蹴り合う。離れて左フックを振るうシャオ・ロンだが、野瀬はレベルチェンジからダブルレッグへ。

これも切られた野瀬は、蹴り足を掴んでシングルへ。足を抜いたシャオ・ロンの組みに、野瀬がヒジを打ち込む。さらに首相撲からヒザ、ヒジを入れ右を当てた野瀬、シャオ・ロンは出血が見られる。シングルレッグでテイクダウン──と思いきや、跳ね起きたシャオ・ロンがバックを取る。野瀬は胸を合わせるが、右を被弾する。野瀬も左を返す。シングルからバックに回った野瀬は、前方に落とされそうになるが、右腕を巻き込んでガードを取る。その腕を抜いたシャオ・ロンがボディを殴り、時間となった。

最終回、組みを交えた乱打戦。シャオ・ロンが跳びヒザ、野瀬はシングルレッグへ。切ってがぶったシャオ・ロンだが、ここで動きが止まる。能動的な組みがないシャオ・ロンだったが、起き上りながらシングルの要領で上を取る。下から足を絡ませた野瀬はバックライド、カーフスライサーからシングルでレッスルアップ。

シャオ・ロンも切ってケージに野瀬を押し込む。野瀬は右ヒジを当て、離れたシャオ・ロンを打ち合うと組んでクリンチへ。ここもシャオ・ロンが左腕を差してケージへ。こうなるとシャオ・ロンは動きがない。離れて左を当てたシャオ・ロンに対し、野瀬はまっすぐ組んでアッパーを繰り出す。ここもケージを背負った野瀬は、ギロチン&ジャンピンガードへ。

ケージ際から離れたシャオ・ロンが頭を抜くと同時に野瀬が足を取りにいく。シャオロンは察知して足を抜いて上四方で抑え込み──時間に。打撃を効かし、関節技の仕掛けも豊富だった野瀬に対し、シャオ・ロンはテイクダウンを切って上を取る場面が多かった。

両者、手を挙げて勝利をアピールし──割れた判定はシャオ・ロンにつき、野瀬は涙で崩れ落ちた。

サブミッションのアグレッシブネスが評価されないのであるのなら──野瀬に欠けていたのはポジションをとってからのサブミッションの仕掛けとなるか。それでも上を取る、押し込むということしかなかったシャオ・ロンの評価されるのは、野瀬にとって厳しい結果だ。


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【Road to UFC2023Ep03】ロン・チュウ戦へ─脱力KTTホン・ソンチャン「イケメンなのでボコボコに(笑)」

【写真】メチャクチャハードな練習をしていながら、こんな風にRoad to UFCに向き合えるのも素敵だ (C)MMAPLANET

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。2日目のエピソード03に出場し、元UFCファイターのロン・チュウと対戦するホン・ソンチャン。

TOP FC時代に日本のファンの記憶にも残っているであろう──佐藤豪則と2度に渡る急所蹴り→ノーコンテストという珍事を経験し、その後は4年近いブランクがあった。

その激しい練習に知られたKTTで自らを苛め抜く日々を送りながら、ホン・ソンチャンはRoad to UFCに対して非常に肩の力が抜けた向き合い方をしていた。


──気を悪くされると申し訳ないのですが、ホン・ソンチャン選手といえばどうにも佐藤豪則選手と2度に渡り急所蹴りでノーコンテストになった事件が忘れられないです。

「まだ、覚えているのですか(苦笑)」

──いやぁ、忘れられないですよ(笑)。

「佐藤選手との試合以降、ヒザより上は蹴られないようにしています(苦笑)」

──アハハハハ。

「あれは100パーセント、自分のミスなので。今でも佐藤選手には申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ありませんでした」

──2017年7月の佐藤選手との2戦目から、2021年5月まで3年10カ月もの長期間ブランクがありました。

「練習自体していない時期が凄く長かったです。プロMMAファイターを続けていると経済的な問題を抱えていましたし、自分のやりたかったこともったので。その後、親しい先輩とジムを運営することになり、そこで軽く汗を流しているとやっぱりMMAは楽しくて。それで復帰を決めました」

──このハードなKTTの選手練習に戻ってこられるものなのですね。

「運営しているジムがKTTの支部ですし、KTTで練習するからこそ、遣り甲斐を感じることができます。KTTでの練習後に食事をすることが、一番の楽しみです(笑)」

──復帰する際の目標はどこにあったのでしょうか。

「特定の目標はなかったのですが、ジム運営をしながらちゃんと生活の基盤を持ちつつ、機会があれば試合に出よう。それぐらいでした。ただ、ここにきてRoad to UFCで戦うという流れになり、もう簡単な気持ちではやれないですよね(苦笑)」

──勝てばUFCというRoad to UFCだからこそ、世界最高峰を目指そうという気になったのですか。

「そうですね。負けたらどうしようとかという気持ちもありますが、それでも自分がやるだけやって試合に出れば満足できるんじゃないかなと思っています」

──ライト級には原口伸選手が出場しています。互いに勝ち続ければ絶対に当たることになるのですが、彼が昨年11月にチームメイトのキム・サンウォン選手に勝っていることは意識しますか。

「もちろんですよ。当然じゃないですか(笑)。ただ、まずは1回戦のロン・チュウです。元UFCファイターですし、今は彼だけに集中しています。自分よりも経験豊富ですし、上手い選手です。しっかりと準備もしてきました。イケメンなのでボコボコに殴ってやりたいです(笑)」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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【Road to UFC2023Ep03】自己証明─再び。野瀬翔平「実力を伴ってUFCにステップアップしないと」

【写真】師匠の弘中先生と、右はマネージャーの前田桂さん。前田桂さんも濱村健と同様に面倒見の良い人物──関西弁だが (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。2日目のエピソード03で組まれたバンタム級準々決勝で野瀬翔平がシャオ・ロンと対戦する。

昨年に続き2年連続のトーナメント出場、その前回大会は初戦で元UFCファイターのウリジブレンに勝利も準決勝で中村倫也に131秒でKO負けを喫した。世界の頂点を目指す戦いで、同胞と戦い完敗──この1戦が野瀬にどのような変化をもたらしたかのか。

「自分でもビックリした」と連続参戦に関して話した野瀬は、去年よりもMMAファイターとして成長し、UFCで戦うという気持ちもより強くなっている。


──Road to UFCに2年連続で出場が発表された際、正直なところ本当に驚きました。野瀬選手自身は、申し込んでいたとしてもどれぐらい出られると思っていたのでしょうか。

「正直、自分でもビックリしました。国内で修斗のランキングに入って、ベルトを狙うという道筋を立てていたので。またチャレンジできることはビックリでしたが、嬉しかったです」

──3月に修斗で新井拓巳選手に一本勝ちした時は、もう出場は決まっていたのですか。

「そうだったみたいですが、僕には知らされていなかったです。それが(弘中邦佳)先生たちの意向だったようで。あの時、僕自身は修斗でやっていくつもりだったので、それはそれで落とせない戦いなので、そういうつもりで戦っていました。で、勝った直後に舞台裏で教えてもらって……凄く驚きました」

──あの一戦、覚醒したような強さだという評判になりました。Road to UFCで戦ったことで、何かが変わったということはありましたか。

「それは感じています。去年の2試合、勝ちと負けを経験して。中村(倫也)選手に負けて、練習にもより身が入ったし。風間(敏臣)選手が契約したと知った時も、凄く悔しくて。さらに練習でギアが上がって、凄く強くなっている感覚がありました。だから絶対に負けないし、絶対に極めることができると思っていました」

──中村選手は同じ日本人に負けた。しかも差を見せつけられて敗れた。あの試合の経験をどのように今後に生かそうと思いましたか。

「試合中の感覚、勝負勘が中村選手は凄かったです。ケージ際で貰ったヒザとか、練習でなかなか顔面にヒザを入れるとかできなので、如何に練習で試合を意識してやることができるのか。それをまた考え直してやってきました。

中村選手は圧とかではなくて、試合の感覚──センスがあると思いました。あんな風にピンポイントでヒザを効かされてしまったので。しかも壁で組み直し際に。そんなに思い切り入ったわけではなかったのに、綺麗に効かされてしまいました」

──同じように中村選手を相手に完敗を喫した風間選手が契約できたことが、悔しかったという風に言われていましたが。

「正直、格好悪いし、口にすべきことでもないのですが……。あの……今はそんな風には一切思っていないですけど、『シャッフルさえなければ』というのは正直思いました。それはやっぱり思うし、悔しかったし……。『準決勝でシャッフルがなかったら俺はUFCと契約できたのか』とは正直思いました。でも、今は気持ちを切り替えて、しっかりと優勝をして実力を伴ってUFCにステップアップしないといけないと思っています」

──私なら一生言い続けますよね。「あの時、急にシャッフルしやがって。UFCのバカやろうが」と(笑)。

「アハハハハ。でも、こうやってまた挑戦できますし。過去最高に調子が良いので、自信を持って挑めます」

──対戦相手のシャオ・ロンはコンテンダーシリーズに出て、負けている選手です。

「試合映像はそのコンテンダーシリーズのモノしか見つけられなかったのですが、組みに関しては絶対に僕の方が強い。一本取れる自信があります。ただ大振りの打撃は一発があるので、そこは気を付けないといけないです。組めば勝てる。そういう気持ちはあります」

──現時点でアウェイと感じることはありますか。

「全くないです。アブダビ、シンガポールと同じように調整できています。全く問題なく、普通に過ごせています」

──去年のシンガポールの時よりも、弱冠余裕が感じられますね。

「シンガポールの時よりは、心の余裕があります」

──現時点では『なんで、アイツなんだ』という声も国内の選手から聞かれることもあるかもしれないですが、その声を払拭できる勝利を期待しています。

「『なんでコイツなんだよ』と思われているかもしれないですが、1回戦が終った時には『コイツなら』と期待してもらえるような試合ができると思っています。そこを注目してほしいです」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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【Road to UFC2023Ep03】キム・サンウクと対戦、丸山数馬「鹿児島でプロ昇格を目指す頃からUFC志望」

【写真】濱さんこと濱村健氏に、やや苦笑いの丸山。濱さんはカメラを向けられると常にこんな感じですが、じつは凄く面倒見が良い頼れる人です──関西弁ですが (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。2日目のエピソード03で組まれたライト級準々決勝で丸山数馬が、キム・サンウクと対戦する。

矢地祐介、松嶋こよみ、河名マストらが応募し、落選したRoad to UFCに出場を決めた丸山数馬。失礼ながら、この発表を機に彼の顔と名前が一致した──そんなMMAPLANETの読者も少なくないだろう。

未知強だらけのRoad to UFCへ、日本発の未知強=丸山数馬にこれまでのMMA歴とそのMMA感を足早に尋ねた。


──上久保選手の取材の際に頂柔術で練習をしているところを拝見させていただいたことがあるかと思いますが、初めましてと挨拶すべきかもしれないです。

濱さんのプチ上海情報。汗を流す丸山編

「こちらこそ初めまして、宜しくお願いします」

──本当に本当のことを言わせていただくと、出場メンバー発表があった時に『えっ?』という感覚に陥りました。

「まぁ、そうなりますよね(笑)」

──そこで丸山選手の試合記録などを調べさせていただいたのですが、昨年3月のカナダでの試合を最後に実戦から遠ざかっていました。そのカナダ以外にも台湾、中国、豪州など数多く海外で試合を経験している。いつ頃から、海外志向だったのでしょうか。

「僕は鹿児島が地元で、鹿児島にいる時にプロに昇格しました。その時がパンクラスが世界標準と掲げるようなタイミングで、あの頃からUFCで戦いたいと思っていました」

濱さんのプチ上海情報。巨大なPI外観編

──プロになる時の目標がUFCだったのですね。

「本格的に練習を始めて、プロ昇格を目指すところからですね。2012年のUFC日本大会のインパクトが大きかったです」

──その後、RIZINも生まれUFCを目指す選手は当時よりずっと少なくなりました。その部分、丸山選手は如何でしたか。

濱さんのプチ上海情報。PIでマッサージを受ける丸山編

「僕はUFCが目標というのは変わらなかったです」

──UFCは日本人に優しくなく、ルートも明確でないですが。

「わざわざUFCが米国でアジア人、日本人を呼ぶメリットはないですからね。それでも……やっぱり世界最高峰の舞台で、目指すなら世界一のプロモーションで戦いたいという気持ちが変わることなかったです」

濱さんのプチ上海情報。巨大なPI内観

──なるほど。Tri.Hスタジオ所属ですが、鹿児島から東京に出てきて──どのようにハマの関西人こと濱村健さんの所に行き着いたのですか。

「もともと鹿児島のnico mma dojo所属で、上京するために資金集めをするために仕事をしていて、フリーになって2014年に上京しました。その時に鹿児島出身の菊野克紀さんに相談をさせてもらって、菊野さんも同じタイミングでアライアンスを離れた時で。『俺の後輩だから』と出稽古に僕を連れて行ってくれました。

菊野さんのお供でいくつかのジムを回り、その流れでGENスポーツで練習するようになり、そこで濱さんと出会って。Tri.Hスタジオの所属になり、今に至る感じです」

──濱村さんはMMA以外で凄く多才な方ですし。

濱村健 アハハハハ。

「濱さんの下でやるようになっても、UFCに行く気持ちは変わらなかったです」

──昨年3月から試合に出ていないのは、何か理由があったのでしょうか。

「正直に言うと、椎間板ヘルニアとか……体の具合が良くなくて。2022年の上半期は殆ど動けなかった状態でした。下半期になって動けるようになって、パンクラスで戦おうかと思っていたのですが、Road to UFCの公募があって。ただ、自分的にはちょっと気後れした部分はありました。前の試合で負けていることもあるし。そうしたら濱さんから『これ、応募しようや』と連絡があって」

濱さんのプチ上海情報。丸山のオフィシャル撮影編

──応募しようや(笑)。

「『そもそも目指しているところやろ』と。それで前向きになれて応募したところ、出られるようになりました」

──まさに調子と気運が上がっての参戦。初戦のキム・サンウクという選手には、どのような印象を持っていますか。

「グラップラーなんですが、自分のやってきたことが素直に出てくる選手。泥臭く、しつこいMMA、自分のスタイルを貫くタイプの選手です」

濱さんのプチ上海情報。PI内で進む決戦場創り編

──対して丸山選手は、どのような試合をしたいという想いはありますか。

「今やっている練習の場でも、自分の強味はそつなくオールラウンドでできることじゃないかと思っています。器用貧乏っていうことではなくて、地道に実力もついてきているのでオールラウンドの自分の実力を皆さんに届けられれば良いと思います」

──では濱村さんとも阿吽の呼吸で頑張ってください。

「ハイ、セコンドはもう抜群なので頑張ります」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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【Road to UFC2023Ep03】自然体、泰然自若=上久保周哉「練習してきたことを台無しにしたくない」

【写真】見様によっては、ネイト・ディアス似(?!)の上久保 (C)Zuffa/UFC

27日(土・現地時間)&28日(日・同)の両日に、中国は上海のUFC PIにおいて開催されるRoad to UFC。2日目のエピソード03で組まれたバンタム級準々決勝に上久保周哉が出場する。

気がつけば7年間負け無し、通算戦績13勝1敗1分けというレコードを引っ提げて、ついにUFCが見える戦いに上久保が挑む。そんな大舞台=チィルイイースー・バールガンを前にしても、上久保周哉は上久保周哉のまま。熱い想いは一切、聞かれない地の上久保の言葉をお伝えしたい。


──日曜日のRoad to UFC準々決勝に向けて、上久保選手が緊張するとか想像もできないですが、今の気持ちを教えてください。

「えぇ(笑)。なんか、上海って便利な街だなって。このホテルの周りはすぐに買い物ができて、ご飯も美味しいし」

──でも監視カメラだらけじゃないですか。

Team Itadaki & Tri.H Studio (C) Hammar Ken

「そうなんですか。UFC PIも監視カメラだらけでした」

──アハハハハ。それにしても念願のUFCとの契約が懸かったトーナメントを目前にしてもいつも通りですね。

「大事な試合だとは分かっていますが、それと緊張はリンクしていないです」

──これまで試合前に緊張したことは?

「なんか緊張して硬くなるとか、普段通りの自分でなくなるような緊張はないと思います。緊張しているのではなくて、集中はしていますけど。MMAを始めて、柔術の試合に出た時からそんな感じです。柔道の方が緊張していました」

──そうなのですか!!

「柔道は負けると怒られるから(苦笑)。いや、勝っても怒られていたので」

──……。ではここに向けて、練習に取り組むうえで何か変化はありましたか。

「う~ん、取り組み自体は大きく練習内容を変えたりはしていないです。なんか、試合にむけて打撃だけやったりとか。そういう変化はなく、今までとあまり変わらず。それでも組み技の部分やMMAという部分で、去年の1月の試合までと、そこから今回の間で微妙に考え方とか変わり、気付きはあったので。そういう部分で変化はありました」

──そもそも打撃の練習はどの程度にしているのですか。組み技の練習しか見たことがなくて……。

「ハハハハ。Tri. Hスタジオ……自分の所属しているところでちゃんとやっていますよ。昔はボクシングやキックボクシングのジムに行ったこともあるけど、今は行っていないです。そもそも打撃とか組み技とか分けていないので、MMAで勝てば良い感じです」

──打撃で勝つのもMMAです。

「局面で打撃を出すのもあるし、パウンドも打撃ですから」

──対戦相手のチィルイイースー・バールガンに関しては、4月にFight&Lifeでインタビューをさせてもらった時に『荒い打撃が、最近は綺麗になった』という風に話していました。

「ハイ。そこから特に印象は変わらないです。動画を少し視たぐらいで。今朝、すれ違ったけど動いているところを見たわけでもないので」

──昨年1月のONE最終戦、トロイ・ローセン戦の戦いが強く記憶に残っている人も多いかと思いますが、上久保選手も当然のようにあれから成長しているはずなので、相手の選手も参考になる映像はないかもしれないですね。

「あの時の自分……を研究しても、まぁそれはそれでと思います。今は微妙に変わっているので。毎試合、毎試合、似ているけど微妙に違いますし。マイナーチェンジを繰り返しています。それに研究してきても、それに対応できる引き出しは用意してたきつもりです」

──Road to UFCは勝利が全て。LFAやコンテンダーシリーズのようにエキサイティングな試合を求められるよりも、フィットしているかと。

「まぁ今ままでも、何を言われても勝てば良いと思ってやってきました。だからあまり変わらないです」

──それでも『ファンが喜ぶ試合をしろ』という圧力がないほうが、気持ちは楽ではないですか。

「そういう圧力が掛かってくる試合はしていないから、あんまり変わらないです。なんかそういうリスクは負いたくないという気持ちはあります。打ち合ってKO勝ちしないとダメって言われると、『それは練習をしてきたことと違う』という気持ちなります。練習してきたことを台無しにしたくないので、そこがブレることはないです」

──そんな状況に陥って欲しくないですが、このままでは負けるという時でないと賭け事のような打撃戦はできない?

「最終的な選択肢として、それしかない時に切らざるを得ない。そんな時はゼロではないですよね」

──そのようなカードを切ることがあれば、それは世界最高峰の舞台だと信じて、その一歩となる日曜日の試合に向けて意気込みのほどをファンに伝えてもらえますか。

精いっぱいの読者サービス(C) Hammar Ken

「ちゃんと頑張って勝ちます」

──……。いや、もう少し、何かないですか……。練習仲間への感謝の言葉とか(苦笑)。

「あっ、練習相手をしてくれる仲間……。でも……なんかわざとっぽくないですか(笑)。嘘だし……」

──確かに(笑)。

「まぁ永久寝技地獄を出して、勝てるように頑張ります」

■視聴方法(予定)
5月27日(土・日本時間)
Episode01
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode02
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

5月28日(日・日本時間)
Episode03
午後7時00分~UFC FIGHT PASS
午後6時30分~U-NEXT

Episode04
午後9時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時50分~U-NEXT

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
マーク・クリマコ(米国)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
ウズアズベク・ジャフフ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
鶴屋怜(日本)
ロナル・シアハーン(インドネシア)

<フライ級/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
ナムジャルガル・トゥメンデムベレエル(モンゴル)

■ROAD TO UFC AISA2023 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
スミット・クマール(インド)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
イープークールー(中国)
神田コウヤ(日本)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ(中国)
ビリー・パスラタン(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
タイラークゥ(中国)
キム・ハンスル(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ロン・チュウ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
上久保周也(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
丸山数馬(日本)
キム・サンウク(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
野瀬翔平(日本)

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ホフマン(フィリピン)
ユ・サンフン(韓国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCライト級T準々決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
ラナルドラ・プラタップ・シン(インド)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
原口伸(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
エプライム・ギンディン(インドネシア)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<フライ級/5分3R>
ピーター・ダナソー(タイ)
シャン・シンカイ(シンガポール)

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