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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#01 UFC キック クレイ・コラード ジェレミー・スティーブンス ボクシング

【PFL2022#01】UFCから転向のジェレミー・スティーブンス、クレイ・コラードに殴り合いで競り負ける

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジェレミー・スティーブンス(米国)

PFL初陣となったスティーブンスは、ローに右を合わせて右ローを蹴っていく。さらにリードジャブから右ストレートを当てると、コラードがクリンチへ。ヒザを入れるコラードは、アッパーを受けて離れる。右ローから左ハイのスティーブンスはジャブを受けても右を打ち返す。コラードもボディを2発打ちこみ、左フックにもボディを打ち込む。下がったスティーブンスに左ハイ、さらにボディから右をいれるコラードは、ワンツーからボディを続ける。

腹と顔面に被弾したスティーブンスは下がって左の蹴りから、右を入れる。それでも圧はコラードが上で、左を被弾しながらボディ、ヒザ蹴りを放つ。ボディから左フックの際に頭が当たったとスティーブンスがアピールし、インターバルが取られる。再開後、コラードの左をかわしたスティーブンスが右を当て、足を止めての打ち合いでアッパーを決める。腰が落ちそうになりながらフックを返したコラード。スティーブンスが頭が当たると顔をしかめるが、試合が続きボディ連打からヒザを顔面に受ける。

コラードはニータップのリリースから、左を当てボディを連打する。スティーブンスも左フックを当てるが、パンチを受けてもコラードは全くひるまずボディを連打していく。オーバーフックでのヒザをボディと顔面に突き刺したコラードがポイントはともかく精神的には試合をリードした。

2R、コラードが素早いジャブを繰り出し、スティーブンスが左ハイ、続いて右オーバーハンドを行ける。ボディに体を丸めるスティーブンスは、ジャブの相打ちから左フック。ボディを打たれても左フックを返す。コラードもローにワンツーからスロー、フォートイレヒザ蹴りへ。スティーブンスは右をヒットさせると、コラードがクリンチへ。ここでボディを打ち、距離を取り直したコラードが腹から顔面、ミドルキックと逆襲へ。

スティーブンスが組みを選択してケージにコラードを押し込むが、ヒザからパンチを纏められる。コラードはワンツー、右を当てて飛びヒザへ。かわしたスティーブンスの強烈な勢いアッパーをかわしたコラードは、アッパーを打たれてダブルレッグでテイクダウンを決める。スクランブルでバックに回ったスティーブンスは、正面を向かれてボディを殴られる。

ダブルレッグをキムラで切り返して距離を取ったコラードが、右ストレートから左フックを決める。さらにヒザ蹴りで試合をリードすると、大きく息をついたスティーブンスが間合いを取り直す。コラードの2度目のダブルレッグを切ったスティーブンスは、アッパーを打たれながらシングルレッグ、ワキを潜ってバックへ。左足をキャッチ、振り上げてスティーブンスを倒したコラードは、離れてスタンドに待ち受ける。スティーブンスがそこに右を当てて時間となった。

最終回、コラードのワンツーをMMAグローブでブロックしたスティーブンスは、シングルを切って左を空振り。ジャブをパ―リングし右を伸ばすコラードだが、逆にスティーブンスが右を決める。ローで姿勢を崩させ、後ろ回し蹴りに出たコラード。スティーブンスもスピニングバックフィストを狙うが、空を切る。距離がつまり、ガードを固めてボクシングという展開でコンビのコラードに、スティーブンスが腹を抉っていく。右ボディにガードが下がったコラードは、距離を取り直す。その後、ウェービングでスティーブンスのパンチをかわし、足を掴んでテイクダウンも寝技にはいかない。

起き上ってボディを打ったスティーブンスがダブルレッグへ。左腕を差して耐えるコラードはキムラ・グリップからリップを狙うが、足を制しておらず腕が抜ける。残り40秒、打撃の間合いになると足を使ったコラードは左を打ち、手をマットについての蹴りを繰り出す。

バランスを崩したコラードが立ち上がり、パンチで前出たスティーブンスが反則のスピニングバックエルボーを当てタイムアップに。激闘、殴られても引かない両者。腹を効かされたスティーブンスの方が厳しい場面が多かったが、最終回は盛り返した。

結果ジャッジ3名とも──フルマークでコラードが判定勝ちを決めた。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#01 ドン・マッジ ハウシュ・マンフィオ

【PFL2022#01】前年ライト級王者マンフィオ、クリンチの無いムエタイ調のマッジを右でKO

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
Def.3R2分42秒by TKO
ドン・マッジ(南アフリカ)

昨年世界王者のマンフィオに対し、マッジはサウスポーの構えから左ローを蹴る。マンフィオは右ミドルを返し、ジャブを伸ばす。マッジの右ローに右を合わせていったマンフィオは、右カーフを2つ蹴られる。蹴りで間をはかるマッジが、左ストレート。マンフィオはカウンター狙いだ。マッジはロー、ミドル、ハイと左の蹴りを散らし、マンフィオは右のカウンターと思いきや左リードフックを当てる。

マッジも左ストレートを顔面に当て、前蹴りを繰り出す。さほどアップライトでは胸の向きとリズムが、ムエタイを思わせるマッジは突き放す蹴りとダメージ重視の蹴りを使い分けている。マンフィオは左フックからパンチを纏めようとするが、マッジが左を見せて許さず時間となった。

2R、マッジの左ミドル、マンフィオは左フックを返す。パンチの交換から左ハイに繋げたマッジだが、続く左の蹴りにジャブを合わされる。ワンツー&左ハイという攻撃をしっかりとガードしたマンフィオが左リードフックから右をヒットさせる。左ミドルを入れたマッジは、続くローをキャッチされるがマンフィオはすぐにリリースする。右フックから左ストレートを当てたマッジが、左ミドルに繋げる。

マンフィオは見過ぎで、手が少ない。ローを蹴り合った両者、マッジが姿勢を乱す。そのマッジは前蹴り、関節蹴りを繰り出し、ローを蹴られるとハイを狙う。と、左ストレートから右ローをマッジは蹴る。蹴りに意識を集中しているか、パンチの単発の方が被弾が多いマンフィオが腹を攻めるが、マッジがハイで突き放す。間合いと先手争いのラウンドが終わった。

最終回、ローに左を合わせたマンフィオがワンツーを繰り出す。マッジがロー、ワンツーで左を当てる。ローを蹴られた前足でローやハイを返すマッジが、右を被弾する。直後に左フックでマンフィオの姿勢を崩したマッジは攻め急ぐことなく、ワンツー&左ハイというコンビを繰り出す。

マンフィオはジャブから前に出て、マッジがケージに詰まる。ここも見るリズムもマッジだったが、右オーバーハンドを受けて後方に腰から崩れ落ちる。パウンドの追撃にレフェリーが試合を止め、マンフィオは4P獲得で2連覇へ好スタートを切った。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#01 ナタン・シュルチ

【PFL2022#01】ポイント勝利に賭けた両者、オバメルシェがシュルチにスプリット判定勝ち

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ナタン・シュルチ(ブラジル)

2018年と2019年の世界王者シュルチとオバメルシェの柔道ベースのパワー・グラップラー対決。サウスポーのオバメルシェに対し、シュルチは左ジャブから右ミドル。オバメルシェが左ローを返し、右ジャブを伸ばす。飛び込んで右を入れたオバメルシェは、左ミドルを2つ入れて腹を効かせる。

最初の組みから離れた両者、オバメルシェが左ミドルをブロックされ左ハイを狙う。シュルチもクリンチ・アッパーで反撃に移るが、オバメルシェにアイポークがあり試合が中断される。再開後、左ヒザをボディに入れたオバメルシェは、組まれて小外掛けを切って離れると左から右を当てる。右フックに右フックを返したシュルチだが、左ボディフックを打たれる。オバメルシェは左に回りながらボディフック、続いてワンツーを顔面に決める。シュルチは前に出るが、左ローを蹴られるなどオバメルシェのペースで初回は終わった。

2R、オバメルシェが左ハイを蹴って左に回る。さらに左ボディストレートと初回と同じように腹を攻める。シュルチは近い距離で打撃の交換を望むが、オバメルシェは踏み込んでパンチを振るっては即離れる。その踏み込みに下がってショートのコンビを放つシュルチは、左ハイをガードして前に出る。オバメルシェの二段跳びヒザは空を切るが、ワンツーを届かせる。

さらにワンツーを入れたオバメルシェは組まれそうになっても、即離れる。シュルチは右ミドル、オバメルシェは左ヒザを腹に返す。シングルに反応したオバメルシェのバックに回るとしたシュルチは、胸を合わせたオバメルシェにカウンターの右を見せる。さらにワンツーでステップインしたシュルチがクリンチに持ち込んで、ケージ際で細かいパンチを打ちつつ2Rが終わった。

最終回、ローから前に出るシュルチは、オバメルシェのボディロックを切る。ワンツー、ローにも左を当てたシュルチは右フックにダブルレッグを合わされバックを許すが、前転からスタンドに戻って離れる。オバメルシェも近い距離でワンツーを振るい、エルボーを狙う。しかし、これはシュルチの距離で右ミドルを蹴られる。左に回るよう動きを戻したオバメルシェは、ワンツーもシュルチに距離を詰められる。ショートアッパーを被弾しても、下がらないシュルチが右をヒット。ケージに詰まったオバメルシェにワンツーを入れる。

オバメルシェは左から右回りに転じ、右フックを被せていく。残り2分を切り、シングルレッグを切られたオバメルシェは足を使って逃げ切りファイトに。シュルチは組みついてクリンチ&ヒザをボディに突き刺す。最後の1分もケージ際でシュルチが押し込んだ状態が続き、タイムアップに。オバメルシェは最後はポイントを失うこと覚悟のファイト、シュルチはフィニッシュでなくポイント獲得を狙った5分となった。

初回はオバメルシェ、2Rは足を使って当てた展開をジャッジがどう判断するか。結果はスプリットに割れ、オバメルシェが判定勝ちを手にした。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#01 アレックス・マルチネス キック スティービー・レイ

【PFL2022#01】寝技のアタックにリアクション&パウンドを落としたマルチネスがレイから判定勝ち

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
スティービー・レイ(英国)

踏み込んで右掛け蹴りを見せたレイ、構わずマルチネスがワンツーを振るっていく。ロー、前蹴りに続き左ミドルを狙うマルチネスは、テコンドー流の打撃を見せる。さらにローから左回し蹴りも、レイが左ストレートを伸ばす。続いて左ボディストレートを決めたレイが、アイポークがあったとアピールし試合が中断する。再開後、レイが再び掛け蹴りを見せたが、もう1度左のサイドキック気味の蹴りを狙ったところで、マルチネスがバックに回り前方に崩す。

背中を譲ったまま立ち上がったレイが、胸を合わせるとマルチネスが離れる。直後にサイドキックから組みつきボディロックテイクダウンを決める。ラバーからハーフバタフライを取ったレイはパスからマウントを取られそうになりハーフに止める。マルチネスは立ち上がりローを蹴り、右のパウンド。レイの足関節狙いに呼応して足を抜きパウンド、バックに回ったマルチネスが初回をリードした。

2R、左サイドでボディを蹴るマルチネス、レイはワンツーで前に出る。左に回ってかわしたマルチネスは前蹴り、右ミドルからダブルレッグへ。下になったレイがラバーガードを立ち上がられるとスクランブルを狙いバックを許す。レイはキムラ・グリップ、腕を抜いたマルチネスが後方からハイキックを蹴っていく。これで打撃の間合いになると、レイが右カウンターを入れる。

左に回るマルチネスに左をヒットさせたレイが、ダウンを奪う。しかし、バックに回り切れずマルチネスが立ち上がってケージに押し込んでいく。かに挟みから内ヒールに取ったレイが、ヒザ十字に移行する。ヒザを抜いて正対したマルチネスはハーフで抑え、レイの潜りにギロチンを合わせる。腹ばいになり、シングルのレイ。スクランブルでスタンドに戻るとマルチネスはワンツー、レイが右オーバーハンドを放ってラウンド終了を迎えた。

最終回、レイが左を伸ばして前に出る。マルチネスは前蹴りから左、前蹴りから距離を詰める。逆にレイがダブルレッグでテイクダウンを決めると、マルチネスはクローズドガードからパス狙いに腰を押して外掛けの形に。逆にレイが外掛け&外ヒールをセットする。反転した足を抜きに行ったマルチネスはバックを許すが、後方に鉄槌を落とす。レイはカーフスライサーの状態で殴られるも後方回転、足の辛みを抜いてトップを取る。

マルチネスの三角狙いに対し、レイは担ぎパス。マルチネスはシングルレッグ、レイのギロチンから頭を抜いてリバーサルに成功する。レイはキムラを取り切れず、ニーシールドもマルチネスが右足を抜いていく。バタフライに戻したレイは、クローズドに移行する。マルチネスが腰を起こして鉄槌を入れるが、威力はない。と、残り75秒でレフェリーがブレイクを命じレイの眉間のカットにドクターチェックが入る。

当然、ストップされることなく──しかし、なぜかスタンドで再開を命じる。内回し蹴りのマルチネスに左を入れたレイが、右も振るう。そこに左を合わせたマルチネスが前蹴り、レイは声を出して前に出る。右ミドルのマルチネスが、ダブルレッグを決める。レイはギロチンが極まらず鉄槌を落とされてシングルへ。切ったマルチネスが立ち上がり、レイがアップキックを放ったところで時間を迎えた。

初回はマルチネス、2Rはダウンを奪ったレイ。最終回も寝技にしてもレイのアタック数が、対応しての反撃だったマルチネスを上回ったか。しかし、結果はジャッジ2人が30-27、28-29でマルチネスを支持。仕掛けを切ってパウンド──が評価されて3P獲得となった。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#01

【PFL2022#01】右オーバーハンド3発、TD狙い切って右フック。アクメトフがペシュタを85秒KO

<ライトヘビー級/5分3R>
オマリ・アクメトフ(ロシア)
Def.1R1分25秒by TKO
ヴィクトル・ペシュタ(チェコ)

一回り大きなペシュタの右に、アクメトフが左フックを合わせ右ローを蹴る。アクメトフは重いローを続け、ジャブから右ストレートへ。組みつく姿勢が悪いペシュタはローに右オーバーハンドを合わされる。直後にもう1発オーバーハンド、そして左ジャブ&右を入れたアクメトフは、テイクダウン狙いをスプロール。ペシュタが立ち上がってきたところで右フックを打ち込みKO勝ち──6Pを獲得した。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#01 ブルーシ・ソウト ロブ・ウィルキンソン

【PFL2022#01】シーズン開幕はウィルキンソンがCS契約のソウトからTKO勝ち、5Pスタート

<ライトヘビー級/5分3R>
ブルーシ・ソウト(ブラジル)
Def.2R0分46秒by TKO
ロブ・ウィルキンソン(豪州)

2022年PFLレギュラーシーズン初戦。チャレンジャシリーズから契約となったソウトがジリジリと距離を詰めると、ウィルキンスがワンツーを放つ。さらに左ジャブとローを入れたウィルキンスが組んできたソウトをケージに押し込む。ヒザを蹴り合った両者、ウィルキンスはレベルチェンジからダブルレッグでテイクダウンする。すぐに立ち上がったソウトはボディロックでもう一度倒されて背中を預けて立ち上がる。

胸を合わせたソウトはボディロック&小外掛けでテイクダウンを許すと、肩固めからマウントを許す。ハーフに戻されたウィルキンスだが、問題なくトップを維持する。残り1分で潜ろうとしたソウトだが、潰されてパンチを被弾する。パンチの回転数を上げたウィルキンスが初回を取った。

2R、まずウィルキンスが左フックを見せる。ワンツーからスリー、フォーで前に出るウィルキンスに対し、ソウトはカウンターの右を狙う。そのソウトが中央からワンツーで前に出たところで右アッパーを効かされる。ふらつきながら組んできたソウトをウィザー&ボディへのヒザ蹴り2発で倒したウィルキンスが、追い打ちのパウンドでTKO勝ち──5Pスタート切った。


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【PFL2022#01】計量終了 金持ち喧嘩せず─ならぬ、金持ち試合を楽しむ発言 by ハウシュ・マンフィオ

【写真】セレモニアル計量中のインタビュー、なぜかスティーブンスでなくコラードが選ばれた。メインぐらいは両者、そうでなければ元UFCファイターの言葉を届けるべきだろう (C)MMAPLANET

19日(火・現地時間)、20日(水・同)にテキサス州アーリントンのアーリントン・スポーツコンプレックス内Eスポーツ・スタジアムで開催されるPFL2021#01の計量が行われた。

フェザー級に工藤諒司が出場するPFL2020年シーズンが、開幕する。第1週はライト級とライトヘビー級の10試合──アンソニー・ペティス✖マイルズ・プライス戦が第3週にリスケされてライト級は4試合、ライトヘビー級は5つのレギュラーシーズン戦と1試合のワンマッチが行われる。


そのライトヘビー級でエミリアーノ・ソルディと対戦予定だったコナンJrことジョシュア・シルヴェイラが欠場、ノン・シーズン戦に出場予定だったコーリー・ヘンドリックスが代役出場となり、ワンマッチはチャレンジャーシリーズのラストチャンスをモノにしたシメオン・パウエルが出場権を得た。

計量失敗時点で試合に出ても-1P、ボーナスを献上しないための戦いを強いられるPFLレギュラーシーズン。明日の開幕戦は出場全選手がクリアーしている。

ド派手は電飾ステージでセレモニアル計量とフェイスオフを終えたメイン出場ファイターは、片方の選手がステージ下でインタビューを受けるという形式が今シーズは採られている。

インタビューではコメインでドン・マッジと対戦する昨年のウィナー=ハウシュ・マンフィオは「マッジはタフな選手だけど、僕は彼よりタフな相手を去年倒してきた。100万ドルを手にするとファイターとしても成長する? お金のことは考えて戦っていない。去年の賞金で僕の生活は安定した。ただ戦うことが楽しみだから試合に出るんだ。MMAが好きだからパフォーマンスも向上する」と──余裕のコメントを残している。

メインでPFL初陣のジャレミー・スティーブンスと戦うクレイ・コラードも「楽しめないと戦うべきじゃない。タフな相手と戦える。俺はラッキーな男だよ。決勝に残れなかったから戻ってきた。でも、そこは今は考えてない。ジェレミー・スティーブンスと戦うんだから。今はジャレミー・スティーブンスを倒すことに集中している」と話した。

また2018年&2019年ウィナーのナタン・シュルチは、オリヴィエ・オバメルシェと力の入った攻防必至の一戦に向け、「凄くタフな相手だけど、今年はチャンピオンに返り咲く」と断言し笑顔を浮かべた。

■視聴方法(予定)
4月21日(木・日本時間)
午前7時00分~DAZN

■ 対戦カード

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード: 155ポンド(70.31キロ)
ジェレミー・スティーブンス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 156ポンド(70.76キロ)
ドン・マッジ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.6ポンド(93.25キロ)
デラン・モンチ: 205ポンド(92.99キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 156ポンド(70.76キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ: 205.4ポンド(93.16キロ)
コーリー・ヘンドリックス: 205.8ポンド(93.34キロ)

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス: 156ポンド(70.76キロ)
スティービー・レイ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット: 205.8ポンド(93.34キロ)
テオドラス・オークストリス: 204.6ポンド(92.8キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
オマル・アクメトフ: 204.6ポンド(92.8キロ)
ヴィクトル・ペシュタ: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 205ポンド(92.99キロ)
ブルーシ・ソウト: 204.6ポンド(92.8キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウエル: 205.8ポンド(93.34キロ)
クリントン・ウィリアムス: 204.6ポンド(92.8キロ)

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【PFL2022#01】2022年シーズン開幕。ライト級にペティス、スティーブンス、マッジらUFC組出場

【写真】いきなりマッジがマンフィオを下し、序列を崩す可能性があるライト級開幕戦(C)PFL

22日(火・現地時間)、PFLが4月20日(金・現地時間)にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開幕するPFL2022年シーズン開幕戦のラインナップを発表している。

今シーズンも昨年同様にレギュラーシーズンが6大会、プレーオフが3大会、ファイナルが1大会の全10戦で実施され、レギュラーS序盤の3戦はテキサス州アーリントン、後半はジョージア州オーガスタで行われる。

プレーオフは8月5日から3週、決勝は11月25日で7カ月間のカレンダーとなったPFL。その2022年シーズンは、ライト級とライトヘビー級で戦いの火蓋は切って落とされる。


同階級の2021シーズン・ウィナーのハウシュ・マンフィオとカルロス・アントニオ・ジュニオールというブラジル勢は、ドン・マッジとデラン・モンチと第1戦を戦う。

ドン・マッジはキャリア6戦の時点で3勝3敗という平凡な記録しか残せていなかったが、その後は母国のEFCでライト級王者になり、2018年にUFCとデビューし2連勝も4試合連続で試合がキャンセルとなりフリーエージェントに。昨年の10月のフィナーレ大会でネイサン・ウィリアムスをRNCで下し、今年の参戦が決まった。

鋭い打撃を持つウェルラウンダーのマッジオが、昨年王者マンフィオを倒す可能性は決して低くないだろう。そのライト級で昨年、クレイ・コラードとマンフィオに敗れ、まさかのレギュラーシーズン連敗でプレーオフに進出できなかったアンソニー・ペティスが捲土重来、今シーズンもPFLに挑む。

元UFC組としては名勝負製造マシーンのジェレミー・スティーブンスがコラードとのPFL初陣も要注目だ。ライト級4試合しか組まれておらず、もう1試合は以降の大会で──恐らくオリヴィエ・オバメルシェと先週のチャンレジャーシリーズで契約を勝ち取ったブルーノ・ミランダが対戦すると思われる。

またライトヘビー級ではチャレンジャーシリーズで契約を勝ち取ったブルーシ・ソウトだけでなく、選外となったジョシュ・シルヴェイラの出場も決まっており、それぞれロブ・ウィキンソンとエミリアーノ・ソルディと戦うことも決まっている。

チャレンジャーシリーズのフォーマットが、根底から崩れることがすんなりと起こってしまうのもまたPFLに残るWSOF臭かもしれない。

なおライトヘビー級にはRIZINやQUINTET参戦経験のあるテオドラス・オークストリスが4年5カ月振りのMMA復帰戦で昨年準優勝のマールシン・ハムレットとの一戦の見ものだ。

■視聴方法(予定)
4月21日(土・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2022#01対戦カード

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
ドン・マッジ(南アフリカ)

<ライト級/5分5R>
アンソニー・ペティス(米国)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)
デラン・モンチ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード(米国)
ジェレミー・スティーブンス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
テオドラス・オークストリス(リトアニア)

<ライトヘビー級/5分3R>
オマル・アクメトフ(ロシア)
ヴィクトル・ペシュタ(チェコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィキンソン(豪州)
ブルーシ・ソウト(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
スティービー・レイ(英国)

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