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Brave CF BRAVE CF62 MMA MMAPLANET o   アザット・マクスン イリャ・アスカノフ オルジャス・エスカラエフ カミル・マゴメドフ キム・テキュン ダミール・トレノフ ナルザン・アキシェフ バウイルサン・クアニシバエフ ビール・シュテピン マゴメド・マゴメドフ メモシュ・ラザ ロマン・ボガトフ ロランド・ディ

【BRAVE CF62】計量終了 メインはエスカラエフ×ディ。ランカーはアスカノフ、マゴメドフ&タルハ

【写真】メインで地元のエスカラエフと対戦するロランド・ディ(C)BRAVE CF

30日(金・現地時間)、カザフスタンはアルマトゥイのボラン・ショラック・アテンダ・スポーツ・サライで開催されるBRAVE CF62の計量が、29日(木・同)に行われている。

昨年8月以来となるカザフスタン・アルマトゥイでのイベントには、期待された中央アジアのフライ級トップ3=アズ・アルマバエフ、アザット・マクスン、ダミール・トレノフの出場はなかったが、合同興行となるOCTAGON35でBRAVE CFのウェルター級トップの1人であるマゴメド・マゴメドフが、オクタゴン・ウェルター級王者バウイルサン・クアニシバエフに挑戦する──という出向タイトル戦が組まれている。


BRAVE CF自体は8試合というコンパクトなイベント構成は中央アジア勢とロシアが中心となっている。

メインでは6月にライト級暫定王座決定戦で敗れたオルジャス・エスカラエフが、地元での再起戦でBRAVE CFの名勝負男=ロランド・ディを迎え撃つ。

コメインには今も珍しいパキスタン国籍&在住のメモシュ・ラザが、カザフスタンのトップ・フェザー級戦士=ナルザン・アキシェフと戦う。アキシェフはキム・テキュンやロマン・ボガトフにこそ敗れているが、ラザが番狂わせを起こすようなことがあればライト級タイトル戦線に動きが見られることは間違いない。

この他、ライトヘビー級からミドル級に転向を果たしたバーレーンのエース候補ムルタザ・タルハ・アリが88.5キロ契約となった一戦で、同地の中量級トップでEagle FCベテランのキリル・ホミツキと相対する一番も注目だ。

先日、BRAVE CFが発表した初のランキングに入っているのはファザー級5位のイリャ・アスカノフ、ライト級3位のカミル・マゴメドフ、そしてミドル級5位のムルタザ・タルハ・アリの3人だ。ランキングの制定は10月のバーレーン3連戦を睨み、可視化することでタイトル戦線の活性化を促す目的があるように思われるが、トップ5に位置する彼らにとっては絶対に負けられないカザフスタンでの戦いとなる。

なおランカーのマゴメドフと対戦するアクメド・シェルヴァニエフがただ1人計量にパスせず、ファイトマネーの30パーセントが没収され、この顔合わせは実現することとなった。

■視聴方法(予定)
9月30日(金・日本時間)
午後7時30分~ BRAVE TV

■BRAVE CF62計量結果

<ライト級/5分3R>
オルジャス・エスカラエフ:70.65キロ
ロランド・ディ:70.4キロ

<フェザー級/5分3R>
メモシュ・ラザ:66.2キロ
ナルザン・アキシェフ:65.9キロ

<ライト級/5分3R>
イリャ・アスカノフ:70.7キロ
ラスル・テザクバエフ:70.0キロ

<ライト級/5分3R>
カミル・マゴメドフ:70.6キロ
アクメド・シェルヴァニエフ:71.7キロ

<88.5キロ契約/5分3R>
ムルタザ・タルハ・アリ:88.35キロ
キリル・ホミツキ:88.45キロ

<フェザー級/5分3R>
アブドゥラ・アルクァフタニ:66.01キロ
イリャ・パクチア・ウウル:65.85キロ

<63.5キロ契約/5分3R>
アブドゥルファクハド・アフマディ:63.45キロ
ビール・シュテピン:63.4キロ

<ライト級/5分3R>
サンジャルベク・エルキノフ:70.75キロ
アンゾル・アブドゥルコザエフ:70.75キロ

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Brave CF BRAVE CF53 MMA ビール・シュテピン ブラッド・カトーナ ボクシング

【BRAVE CF53】ケージに押し込み、テイクダウン&スクランブルでカトーナが打撃が冴えるシュテピンを破る

<バンタム級/5分3R>
ブラッド・カトーナ(カナダ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ビール・シュテピン(ロシア)

左ミドルを入れたシュテピンが、左フックを振るうカトーナに右を当てる。カトーナも左を打ち返すが、シュテピンのワンツーが良い。と、カトーナはシングルでケージに押し込み、右腕を差してテイクダウンを狙う。シュテピンは小手投げを逆に狙い、体が浮いたカトーナだがボディロックからバックを狙いつつ、ヒザを突き上げ、小外掛けを仕掛ける。シュテピンはウィザーで耐え、高度なケージレスリング攻防が続く。シュテピンは再び小手投げへ。カトーナは腹ばいになるが、すぐに立ち上がる。

カトーナのアンクルピックも耐えたシュテピンだが、ついにダブルレッグで肩に担がれ倒される。すぐに立ち上がったシュテピンをボディロックで再び倒したカトーナは、ここも即スタンドに戻ったシュテピンをケージに押し込み、3度目のテイクダウンを決めたところで初回が終わった。

2R、カトーナが左リードフックを当て、テイクダウンの仕掛けにシュテピンがヒザを顔面に蹴り込む。一瞬、棒立ちになったカトーナは左を見せて、組みつくとボディロックで金網に押し込む。巧みにテイクダウンを防御するシュテピン、カトーナは時間を掛けてダブルレッグでリフトしテイクダウンを決める。初回と同じように、立ち上がっても倒され、またスクランブルというシュテピンはケージを背負った状態が続く。

結果、スイッチにダブルレッグを合わせたカトーナが尻もちをつかせる。シュテピンはケージに詰められたまま──ついにアンクルピックで背中をつかされる。ここでパンチを纏めにいき、タイトに抑えることはなかったカトーナがこの回も取った。

最終回、右リードアッパーをヒットさせたシュテピン。さらに右フックを入れ、逆にダブルレッグへ。カトーナは右を差し替えて、押し込み返しダブルレッグへ。シュテピンは右エルボーを当てるが、尻もちをつかされる。ダブルからシングル、さらにダブルと攻め手を変えるカトーナだったが、残り2分45秒でレフェリーがブレイクを命じる。

時間を確認したカトーナに右を当て、ボクシングでは完全に優勢のシュテピンは、なぜか組みに行ってしまう。こうなると、押し込み返し自分の形に持っていったカトーナだが、レフェリーが残り70秒でブレイクを命じる。ヒザ蹴り、ワンツーをヒットさせたシュテピンが、ここでダブルレッグを決める──が、2Rを取っているという計算か……。

カトーナはクローズド&ギロチンで時間を使い、パウンドを顔面に受けないように戦う。このまま時間となり、ジャッジ3者が29-28をつけカトーナが判定勝ち。シュテピンが、なぜ打撃で勝負しないのか──理解に苦しむ最終回だった。

カトーナは「年末にダブリンで、バンタム級タイトル戦を戦いたい。そして防衛戦をカナダで行いたい」と話した。


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