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45 MGL-1FC20 MMA MMAPLANET o エンフトルガ・ガンボルド キック トゥルバヤル・フレルバートル

【MGL-1FC20】エンフトルガの豪腕は空転。トゥルバヤルがTD、マウント&パンチからRNCで一本勝ち

<ライト級/5分3R>
トゥルバヤル・フレルバートル(モンゴル)
Def.3R3分09秒by RNC
エンフトルガ・ガンボルド(モンゴル)

右前蹴りから左右のフックで距離を詰めたエンフトルガが、組んでバックへ。すぐに離れたトゥルバヤルも近距離での打撃戦に応じ、組みの中でヒザを狙う。ボディロックテイクダウンを決めたトゥルバヤルは、スクランブルからケージを使って立ち上がろうとしたエンフトルガに対してパスガードを決めてサイドで抑える。エンフトルガは大きめのコーナーポストを利して立ち上がるも、すぐにトゥルバヤルが小外掛けで倒し、スクランブルでバックを制する。

両足をフックされ、背中を伸ばされたエンフトルガは一度上を向き、さらに半身になって絞めは耐えるがパウンドを連打される。マウントとバックマウントを行き来するトゥルバヤルが継続してパウンド、さらに鉄槌を落とす。残り1分、頭を抱えられてパンチを打たれたエンフトルガだが、マウントを取られたままで初回終了まで耐えきった。

2R、ローに右を合わせたエンフトルガが右オーバーハンドから右フック、スピニングバックフィストを当てるがボディロックから小外刈りでテイクダウンを許す。ガードの中に入ったトゥルバヤルは、しっかりと抑えつけエンフトルガはクローズドを取り続ける。トゥルバヤルが左足を抜くが、エンフトルガもすぐにフルガードに戻す。右足を抜かれそうになるとエンフトルガが戻すという展開から、トゥルバヤルはガードの中にステイするようになる。

残り半分、クローズドのエンフトルガが背中をマットにつけたまま過ごし、スクランブルに持ち込む動きはできない。何とか半身になって肩を押すエンフトルガだが、トゥルバヤルは立たせない。必死で暴れヒザ立ちまでなったトゥルバヤルを潰しマウントを取ったトゥルバヤルは、背中を伸ばすと強烈な勢いで左右のパンチを落とし時間となった。

最終回、距離を詰めてスピニングバックキックを蹴ったがエンフトルガが右フックをヒット。ここも組んだトゥルバヤルがボディロック&小外刈りでテイクダウンを決める。同時にマウントを許したエンフトルガはケージキックからスクランブル。エンフトルガはネルソンを許さず正対しようとしたが、またもボディロックテイクダウンで倒され、背中を譲る。

ワンフックで背中を伸ばしつつ殴るトゥルバヤルが、両足をフック。背中が伸びたエンフトルガは頭を守って殴られる。トゥルバヤルはRNCのセットへ。半身で不完全に見えたが──気持ちが切れたようにエンフトルガがタップ、勝負は決した。


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45 AB Brave CF IMMAF MGL-1FC20 MMA MMAPLANET o   エンフトルガ・ガンボルド オトゴンバートル・ボルドバートル サブリナ・ソウザ ダギースレン・チャグナードルジ トゥルバヤル・フレルバートル ナムナンバヤル・トール ハタンバータル・フーヘンフー パンクラス ムハマド・モカエフ ムハンマド・サロハイディノフ ムンフジャルガル・バットスフ ラマザン・ギチノフ 中村倫也

【MGL-1FC20】計量終了 Must Check!! 草原のモカエフ?!=オトゴンバートル&蒙古の拳=エンフトルガ

【写真】プロデビュー戦、どのようなパフォーマンスを見せることができるか──オトゴンバートル・ボルドバートル(C)MGL-1FC

6日(土・現地時間)にモンゴルはウランバートルのオムニクラブで開催されるMGL-1FC20の計量が5日(金・同)に行われた。ここではメインのMGL-1 FCライト級王座決定戦=ハタンバータル・フーヘンフー✖ナムナンバヤル・トール戦以外のマッチアップに焦点を当てたい。
Text by Manabu Takashima

昨年はナンバーシリーズが1大会、育成のFN大会も1大会の開催だったMGL-1FCだけに、連続出場を果たす選手も少なくない。バンタム級のムンフジャルガル・バットスフ、ライト級のエンフトルガ・ガンボルドはその昨年の2大会でいずれも勝利を飾っている。


なかでもエンフトルガは15秒、そして2R1分12秒と連続KO勝ちで、MVP的な活躍でデビュー以来のレコードを3勝1敗としている。

今大会でエンフトルガは1年前にフェザー級王座決定戦でダギースレン・チャグナードルジに敗れたトゥルバヤル・フレルバートルと戦う。

体格差はあるが、いわば格上の相手へのチャレンジだけに勝てばモンゴル国内での大きなステップアップとなるエンフトルガ、勝敗と当然として豪腕スタイルに幅を持たせているのか、それともより特化しているのかにも注目したい。

さらに今大会でデビュー戦を戦いファイターのなかにも、見逃せない選手がいる。それがフライ級のオトゴンバートル・ボルドバートルだ。

オトコンバートルは2022年のIMMAFアジア大会(シニアの部ではタジキスタン代表、現在はパンクラスで活躍中のムハンマド・サロハイディノフ。BRAVE CFで新人離れした強さを見せるラマザン・ギチノフ、ベラルーシでキャリアを順調に積み上げるスルタン・オマロフ、女子でもファビオラ・シウバ、サブリナ・ソウザというバーレーン国籍を持つダゲスタン&ブラジル人ファイターが優勝している)ジュニアの部フライ級で銀メダルを獲得しており、今回はツォグトゲレル・ニャムゲレルと初陣対決となる。

昨年11月にIMMAF世界大会に出場予定もビザの発行が間に合わず断念したオトコンバートルは、これを機にプロでの活躍に切り替えた。この他、2023年にはどのような組織による大会か詳細は不明だが、アジアMMA選手権優勝という実績を持つ。そのオトコンバートルは昨年5月に中村倫也がモンゴルを訪れた際に、シャンダスMMAでレスリングのスパーリングをしており、相当な意気込みもって立ち向かっていた。

負けん気と確かなレスリング能力を誇り、ノーアームギロチンなどサブミッションも使いこなすオトコンバートルは、草原のムハマド・モカエフというべきポテンシャルを持っているのか──デビュー戦から要チェックが必要だ。


■ MGL-1FC20対戦カード

<MGL-1 FCライト級王座決定戦/5分5R>
ハタンバータル・フーヘンフー(モンゴル)
ナムナンバヤル・トール(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
トゥルバヤル・フレルバートル(モンゴル)
エンフトルガ・ガンボルド(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
ムンフジャルガル・バットスフ(モンゴル)
トゥウシントゥグルドゥル・ダシドルジ(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
ジャンチウニャンボー・バットチョローン(モンゴル)
ハグワスレン・ツォグトサイハン(モンゴル)

<フェザー級/5分3R>
アルタンスフ・オルズウォイ(モンゴル)
アンフバヤル・チョローンバートル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
スフバット・オトゴンスレン(モンゴル)
エンフアムガラン・エルデネトール(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
オトゴンバートル・ボルドバートル(モンゴル)
ツォグトゲレル・ニャムゲレル(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
オーガンバヤル・プレウスレン(モンゴル)
ムンフウィルス・オトゴンスフ(モンゴル)

<フェザー級/5分3R>
ムルン・ボルドバートル(モンゴル)
エルムーン・バヤスガラン(モンゴル)

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45 AB ABEMA Black Combat LFA MGL-1FC20 MMA MMAPLANET o ONE ROAD FC TOP BRIGHTS UFC UFN アンソニー・ペティス エンフトルガ・ガンボルド キック ジャダンバ・ナラントンガラグ テムーレン・アルギルマー トゥルバヤル・フレルバートル トルガバット・ウルズィージャルガル ナムナンバヤル・トール ナモーンゲレル・アムガランバートル ハタンバータル・フーヘンフー プレウ・オトゴンジャルガル ボクシング ムンフジャルガル・バットスフ ルンピニー 佐々木信治

【MGL-1FC20】2024年の開幕は、モンゴルから。北米3勝0敗のハタンバータルがライト級王座決定戦へ

【写真】米国フィーダーショーのプレリミで負け知らずのハタンバータルが、(C)LFA

2024年のUFCの活動開始は13日のUFN234から。日本にも名が届くフィーダーショーではLFA174が12日、翌13日にアジアではタイのルンピニーでONEが今年最初のイベント= ONE FN18を開く。ONEから遅れること1週間──韓国では20日にBlack Combat、国内は21日にTOP BRIGHTSが旗揚げ戦を控えている。
Text by Manabu Takashima

そんなMMAが根付いた国々に先駆け、6日(土・現地時間)にモンゴルはウランバートルのオムニクラブでMGL-1FC20が開催される。

2023年のJ-MMA界では局地的にモンゴル旋風が吹き荒れた。ニャムジャルガル・トゥメンデムベレルやテムーレン・アルギルマーの活躍に見られたように、その強靭な肉体を武器にチンギス・ハンの末裔はパワフルな戦いを、日本だけでなくONEや北米フィーダーショーでも繰り広げてきた。今大会のメイン=MGL-1FCライト級王座決定戦でナムナンバヤル・トールと戦うハタンバータル・フーヘンフーは、その北米シーンで戦ってき選手で、実は母国で戦うのが初めてというファイターだ。


Road FCで佐々木信治をKOしたこともあるアマルトゥシン・フーヘンフーの実弟のハタンバータルは、シカゴのミッドウェスト・トレーニングセンターに所属し、2021年11月にアマMMAでデビューすると、3連勝しプロへ。昨年2月にLFA153でプロ初戦を戦いギロチンチョークで一本勝ちを収めた。

その後もアンソニー・ペティスFCなどUFC Fight Pass系の大会で戦い、自らのアイポークによるNCを挟んで3勝0敗という戦績を残している。ベースはキックボクシングながら、スクランブルのなかでニンジャチョークやグラウンドでもカーフスライサーで一本勝ちも収めているハタンバータルに対するは、戦績4勝1敗のナムナンバヤル・トールだ。

コンバットサンボのモンゴル代表だったナムナンバヤルは、昨年5月にナモーンゲレル・アムガランバートルとの挑戦者決定戦をスプリット判定で競り勝った──ジャダンバ・ナラントンガラグの愛弟子だ。ウェルター級を思わせるナムナンバヤルは、フィジカルと荒々しさという部分でハタンバータルを上回るものの、その荒さがスタミナの浪費につながる部分もある。

とはいえ北米フィーダーショーで無敗のハタンバータルだが、その対戦相手はプロモーション・トップではく、プレリミ&ポスリムで戦ってきた。いわば北米でアンダーカードを卒業しメインに進出を果たしつつあったファイターと、母国でキャリアを積んできた若手のマッチアップ。

上にあるようにナムナンバヤルはナラントンガラグの教え子、つまりシャンダスMMAの所属だ。一方でハタンバータルは元UFCファイターでは最近ではカラテ・コンバットに出場し飛びヒザで鮮烈なKO勝ちを収めているダナ―・バットゲレルや、今は亡きプレウ・オトゴンジャルガルと並びシャンダスMMAの第一世代だったファイターだ。

その後、ONE チーム所属なったハタンバータルとナムナンバヤルはシャンダスMMA新旧対決ともいえる──モンゴルMMA界の位置が分かるライト級選手権試合だ。


■ MGL-1FC20対戦カード

<MGL-1 FCライト級王座決定戦/5分5R>
ハタンバータル・フーヘンフー(モンゴル)
ナムナンバヤル・トール(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
トゥルバヤル・フレルバートル(モンゴル)
エンフトルガ・ガンボルド(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
ムンフジャルガル・バットスフ(モンゴル)
トゥウシントゥグルドゥル・ダシドルジ(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
エンフトルガ・ガンボルド(モンゴル)
トルガバット・ウルズィージャルガル(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
ジャンチウニャンボー・バットチョローン(モンゴル)
ハグワスレン・ツォグトサイハン(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
チョイジャムツ・ホルトソンツェツェグ(モンゴル)
ナランダライ・ツェレンダグワ(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
アルタンスフ・バットジャルガル(モンゴル)
スフエルデネ・エルデネツォグト(モンゴル)

<フェザー級/5分3R>
アルタンスフ・オルズウォイ(モンゴル)
アンフバヤル・チョローンバートル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
スフバット・オトゴンスレン(モンゴル)
エンフアムガラン・エルデネトール(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
オトゴンバートル・ボルドバートル(モンゴル)
ツォグトゲレル・ニャムゲレル(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
オーガンバヤル・プレウスレン(モンゴル)
ムンフウィルス・オトゴンスフ(モンゴル)

<フェザー級/5分3R>
フレルボルド・バットスフ(モンゴル)
バットアマル・バットムンフ(モンゴル)

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Gladiator Gladiator022 IMMAF MGL-1FN06 MMA MMAPLANET o ONE ROAD FC エンフトルガ・ガンボルド ジャダンバ・ナラントンガラグ ダギースレン・チャグナードルジ テムーレン・アルギルマー トゥルバヤル・フレルバートル ナムナンバヤル・トール ナモーンゲレル・アムガランバートル ボクシング ムンフジャルガル・バットスフ 中村倫也 海外

【MGL-1FN06】人材育成大会のメインに、トンガー期待&中村倫也とスパーをしたナムナンバヤルが出場!!

【写真】IMMAFのモンゴル大会ではウェルター級を制しているナムナンバヤル。ライト級では相当に大きなフレームになるだろう (C)MMAPLANET

明日24日(土・現地時間)、モンゴルはウランバートルのクロカス・イベントホールでMGL-1 FIGHT NIGHT06が開催される。

今年の1月に同所で行われたMGL-1 FC19ではメインでMGL-1 FCフェザー級王座決定戦をトゥルバヤル・フレルバートルと戦い、新王者となったダギースレン・チャグナードルジがGladiator022に来日し、フェザー級王座決定トーナメント準決勝で勝利しているのは記憶に新しいところだ。

メインはMGL-1 FCライト級挑戦者決定戦=ナモーンゲレル・アムガランバートル✖ナムナンバヤル・トールとなる今大会はFight Night大会。つまり人材育成大会になる。決して層が厚くないなかでトップ選手の海外進出が目立つモンゴルMMA界だけあって、ファイトナイト大会といっても前回大会から引き続き6選手が連続出場を果たしている。


セミに出場するバンタム級のムンフジャルガル・バットスフ(✖ビシグバヤル・ナラー)、第6試合ライト級のエンフトルガ・ガンボルド(✖チョイジャムツ・ホルトソンツェツェグ)、第4試合バンタム級のナンジド・ガンボルド(✖ウスフイレードゥイ・バータルホヤグ)、第2試合フライ級で戦うアルタンスフ・バットジャルガル(✖バルジンニャム・ザグドスレン)が前回大会で勝利し、連勝を狙う。

また第3試合バンタム級のテムージン・オラントゥグス(✖トゥウシントゥグルドゥル・ダシドルジ)、オープニングファイトのフェザー級出場のアンフバヤル・チョローンバートル(✖プレウバートル・バットウルズィー)は共にプロ2戦目、初白星を目指すことになる。

シチュエーションスパーで、体格差は絶対だったが中村倫也を倒すこともあった

メインのライト級挑戦権決定戦。

この試合で戦うナモーンゲレルとナムナンバヤルのプロMMA戦績は、前者が4勝1敗で後者は3勝1敗だ。ナモーンゲレルはガルーダBJJ & MMAの所属で、ナムナンバヤルは同大会を主宰するメンバーの1人ジャダンバ・ナラントンガラグ率いるシャンダスMMAに属しており、5月に中村倫也が同地を訪れた際にはレスリングスパーで肌を合わせている選手だ。

師トンガーがモンゴル期待の新鋭3選手として、ダギースレン、ナムナンバヤル、ガンドグトフ・バートンチョルの名前を挙げており、ナモーンゲレルはガンドグトフとチームメイトだ。

そのガンドクトフは、明日のRoad FCの63キロ級T補欠戦に出場するガルーダのエース的存在で、韓国遠征を前に強度の高い練習をするためにONEファイターのプレウ・オトコンジャガルが所属するイレードゥイMMAで出稽古を行っていたという。

イレードゥイMMAの運営&指導者である荒井順一氏は、ナラントンガラグの盟友であり──モンゴルMMA界の国際力をつけるための挙国一致体制の中で、ナムナンバヤルとナモーンゲレルが鎬を削るマッチアップといえる。

連勝を目指す連続参戦選手のなかで注目はライト級のエンフトルガ・ガンボルドとバンタム級のムンフジャルガル・バットスフのONE Team 勢だ。

ちょっと「大丈夫です。履いています」似のエンフトルガ

エンフトルガは前回大会で15秒KO勝ち。

今回がキャリア4戦目で、0勝1敗の選手と戦うだけにインパクトを残す勝利が求められる。

一方、2大会連続でコメイン出場となるムンフジャルガルはキャリア3勝1敗。前回はマウントパンチで3RTKO勝ちを収めており、明日戦うビシグバヤルはテムーレン・アルギルマーのチームメイトだが、ここまで戦績1勝3敗だけにしっかりと勝利を手にしたいところ。

モンゴル人MMAファイターのトップどころの多くの打撃を指導してきた名匠ガンバートル・シャグダル率いるONE Team勢は、しっかりとしたボクシングとレスリングができる。米国、そして日本や韓国、ONEを目指すためにもまずは国内で結果を残したい。

■MGL-1FN06対戦カード

<MGL-1 FCライト級挑戦者決定戦/5分3R>
ナモーンゲレル・アムガランバートル(モンゴル)
ナムナンバヤル・トール(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
ムンフジャルガル・バットスフ(モンゴル)
ヒシグバヤル・ナラー(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
エンフトルガ・ガンボルド(モンゴル)
チョイジャムツ・ホルトソンツェツェグ(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
オチルホヤグ・バザルワーニ(モンゴル)
ナランダライ・ツェレンダグワ(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
ナンジド・ガンボルド(モンゴル)
ウスフイレードゥイ・バータルホヤグ(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
テムージン・オラントゥグス(モンゴル)
トゥウシントゥグルドゥル・ダシドルジ(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
アルタンスフ・バットジャルガル(モンゴル)
バルジンニャム・ザグドスレン(モンゴル)

<フェザー級/5分3R>
アンフバヤル・チョローンバートル(モンゴル)
プレウバートル・バットウルズィー(モンゴル)

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Gladiator Gladiator022 MMA MMAPLANET o Progress Road to UFC UFC YouTube ジェイソン・マルガリョ ジャダンバ・ナラントンガラグ スティーブン・ギレスピ ダギースレン・チャグナードルジ チャンネル テムーレン・アルギルマー トゥルバヤル・フレルバートル ハンセン玲雄 パン・ジェヒョク フェルナンド 世羅智茂 中村倫也 八木敬志 天草ストロンガー四郎 森戸新士 江木伸成 江田こうすけ塾長 河名マスト 溝口司 竹本啓哉 阿部光太

【Gladiator022】モンゴル最強フェザー級遊牧戦士、ダギースレン「自分の長所を全て出せるよう」

【写真】その素顔は純朴そのもの。同時に来日するテムーレンの方が、よほど都会的で洗練されている──とのこと (C)MMAPLANET

11日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR022でフェザー級王座決定トーナメントが始まり、ダギースレン・チャグナードルジがチハヤフル・ズッキーニョスと対戦する。

頑強な肉体を誇るモンゴル人ファイターだが、現地ではウランバートルや都市部で育って選手と比較して、幼少期から馬に乗り家畜と生活する遊牧民出身選手の肉体と精神の強さは特別視されている。

ダギースレンはまさに遊牧民出身で生まれ故郷のザフハン県オトゴン村は幹線道路も走っていない山間の村だ。モンゴル相撲は当然だが、正式に初めて学んだ格闘技はテコンドーというダギースレン。一見、ファイターとしてニャムジャルガル、テムーレンと比較すると洗練されていないようにも映るが、映像では計り知れない強さを秘めている──そんな空気を纏っているMGL-1FCフェザー級王者、モンゴル最強のファザー級戦士だ。


――まず日本から試合のオファーがあった時、どのような気持ちでしたか。

1月28日にMGL-1 FC19でトゥルバヤル・フレルバートルを2分55秒で下しフェザー級王者に

「参戦が決った時は非常に嬉しく思いました。

今はトーナメントに向けて、練習を頑張っています」

──Road to UFC準決勝大会へのオファーもあったという話を聞きました。それでもグラジエイターで戦うことを選んだのは?

「確かにオファーはありました。ただしワンマッチで、勝ったとしてもUFCと契約できるかどうかも分からない内容でした。それならグラジエイターで試合をする方を選びました。6月と10月、短期間で試合ができます。それは嬉しいことですし、厳しい練習を続けるモチベーションにもなります。今回は4人のトーナメントで、反対側の山の選手のことを調べることができるのも良い点ですね。

既に決勝で戦う可能性のある選手の試合もチェックしています。とはいえ2度勝てばチャンピオンになれる状況ですが、目の前にある試合に集中しています。対戦相手のチハヤフル選手はとても良い選手です。彼のことを研究しながら、先生と戦略を練っています。とにかく自分の長所を全て出せるよう戦いたいです」

──ズッキーニョス選手のどのような点が良い選手だと思う要因ですか。

「組み技が強い選手で、サウスポーなのが特徴ですね。彼のスタイルに合わせて、戦略を練っています」

──師匠のトンガーことジャダンバ・ナラントンガラグは日本でキャリアを積んだ選手でもあります。そして練習仲間のナムジャルガルも3月に試合をしたばかりです。両者から何かアドバイスはありましたか。

5月中旬には現地を訪れた中村倫也ともレスリングスパーを行った

「ハイ。

ただ2人とも日本で戦うということに限定されておらず、初めての場所で戦う時に関して集中の仕方などを助言してもらっています」

──決勝で戦う可能性のある選手の試合もチェックしているということですが、日本の河名マスト選手、韓国のパン・ジェヒョク選手、どちらがファイナルに挙がって来ると現時点で予想していますか。

「それは当日のコンディションにも左右されるので、分からないです。より良い練習をしてきた選手、当日の状態が良い選手が勝ち上がると思っています。それでも現時点の個人的な意見としては、韓国の選手が勝ち上がると予想しています」

──おお、そうなのですか!!

「韓国の選手の方が総合的に強いと思います。だから、彼が上がってくると現時点で思っています」

──ダギースレン選手は遊牧民出身で、ご両親もウランバートルから相当に遠いところで生活していると伺いました。今回、日本に行って試合をすることに関してお父さんやお母さんの反応はいかがでしたか。

「2人とも凄く喜んでくれています。そして父も母だけでなく、家族全員が応援してくれています。家族が自分のことを応援してくれることが凄く嬉しくて、家族のためにも頑張ります」

──ではズッキーニョス選手、そして日本のファンにメッセージをお願いします。

「ズッキーニョス選手、しっかりと練習してきてください。良い試合をしたいので、2人で熱い試合をしましょう。日本のファンの人達には、ぜひ会場に来て試合を見て欲しいです。良い試合を絶対にします。応援よろしくお願いします。そして最後にグラジエイター関係者の皆さん、日本で試合をする機会を与えてくれて感謝しています」

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator022対戦カード

<バンタム級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
今村豊(日本)

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆(日本)
田中壱季(日本)

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠(日本)
廣瀬裕斗(日本)

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本)
天草ストロンガー四郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
別所竜弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
ハンセン玲雄(日本)
徳野一心一馬(日本)

<Gladiatorバンタム級GP1回戦及びGladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
河名マスト(日本)
パン・ジェヒョク(韓国)

<Gladiatorフェザー級王座決定T準決勝/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)

<Gladiatorバンタム級GP1回戦/5分3R>
竹本啓哉(日本)
ジェイソン・マルガリョ(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級暫定王座決定T準決勝/5分2R>
森戸新士(日本)
網藤雄太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級挑戦者決定T準決勝/5分2R>
世羅智茂(日本)
加賀谷庸一朗(日本)

<バンタム級/5分2R>
江田こうすけ塾長(日本)
溝口司(日本)

<ウェルター級/5分2R>
阿部光太(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)

<フライ級/5分2R>
江木伸成(日本)
空(日本)

<フェザー級/5分2R>
木村総一郎(日本)
藤岡陸(日本)

<ライト級/5分2R>
後藤丈季(日本)
水野翔(日本)

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
直島弘昌(日本)

<バンタム級/5分2R>
安枝匠(日本)
吉田開威(日本)

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
武尊(日本)

<フライ級/5分1R>
MASATERU(日本)
塩谷尚也(日本)

<フェザー級/5分1R>
野口蒼太(日本)
西村剛(日本)

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Gladiator Gladiator021 MMA MMAPLANET o ONE Special ジャダンバ・ナラントンガラグ ダギースレン・チャグナードルジ トゥルバヤル・フレルバートル 海外

【Special】アジアの今:モンゴル(01)ダギースレン・チャグナードルジ「子供の頃、家畜と格闘していた」

【写真】ニャムジャルガルはMGL-1FCフライ級王者。テムーレンはバンタム級挑戦者決定戦で勝利。そしてダギースレンはフェザー級王者……(C)MMAPLANET

2023年に入り、J-MMA界で顕著になりつつある現象がある。韓国、モンゴル、フィリピン、そしてキルギスとアジア諸国からフィジカルに優れ、打撃に強く、組み技の技術も習得している選手が来日し、日本人ファイターにとって郷里になりつつある。

そんなアジアの今──とはいっても昨年12月から今年の1月にかけて取材した──を、フィリピン、韓国、モンゴルからインタビュー形式で紹介していく。

第1回は26日(日)のGladiator021に来日した2選手が、衝撃的な勝利を収めたモンゴルからMGL-1FCフェザー級王者ダギースレン・チャグナードルジの登場だ。

1月28日(土・現地時間)にウランバートルのクロカス・イベントホールで開催されたMGL-1 FC19のメインで、トゥルバヤル・フレルバートルをパウンドアウトしベルトを巻いた直後に訊いたダギースレンの言葉をお届けしたい。


──おめでとうございます。チャンピオンになった気持ちを教えてください。

「ありがとうございます。長い時間、この試合に向けて練習してきたので本当に嬉しいです」

──前王者で同門のエンフオンギル・バートルフー選手がRoad to ONE Mongoliaに出場して優勝。同じ階級でジムメイトの活躍を眺めていないといけなかった時はどのような気持ちでしたか。

「チームメイトなので、もちろん頑張ってほしいという気持ちはありました。エンフオンギル選手がRoad to ONEで優勝してベルトを返上したことで、自分はタイトルマッチを戦えました。まず順序としてモンゴルでチャンピオンになることです。ですから、このような形でチャンピオンになれたことを凄く嬉しく思っています」

──シャンダスMMAを訪れた時、師匠のジャダンバ・ナラントンガラグが「今後モンゴルで一番期待できるのは、ダギースレンだ」と言っていました。

「素晴らしい先生から、そのように言ってもらえたことは今後の励みになります。ただ、その言葉は自分が必死に練習していることを踏まえてのことだと思うので、これからも今まで以上に頑張って練習していきたいです」

──初めてモンゴルでMMAジムを回らせてもらったのですが、自分たちからすればモンゴル人選手のフィジカルは頭抜けていて、気持ちも強いと感じます。ただ、関係者の多く人が「ウランバートルの人間は弱い。力があり、バランス感覚に優れた遊牧民の選手たちこそ、モンゴルの未来になる」と言われていました。そしてダギースレン選手の家族は遊牧民だと聞きています。

「ハイ。自分の家は山岳地帯にある遊牧民の家庭です。今日も父親は家畜の世話があるので会場に来ることができず、母だけが応援しにきてくれました。遊牧民の子供は小さい頃から、当然のように家畜と触れっているので、体は強いと言われています。自分の場合は標高の高いところで生まれ育ったので、ウランバートルと違い空気が綺麗でした。そこで家畜と一緒で育ってきたので、肺活量が高いと思います。スタミナがあって、疲れない体質です。そういうことを自分の利点として理解した上で、MMAの技術を習得していけばMMAファイターとして大きな成功を収めることは可能でないかと思っています」

──遊牧民として、強さの源は空気なのですね。

「空気も重要です。それと自分は遺伝も関係しているのではないかと思っています。父親がモンゴル相撲の力士で、凄く強かった。その血を自分は受け継いでいます」

──ダギースレン選手自身もモンゴル相撲をやっていたのですか。

「実はそんなにやっていないです(笑)。子供のころは家畜と格闘していました」

──素晴らしい話です。実は師匠のトンガー(ナラントンガラグ)にモンゴル人の強さの秘密を尋ねると、岩塩と馬のアキレス腱を食べることだと言っていたので……この質問をしたのですが、モンゴルの食生活も変わったのかもしれないですね。

「……。そうですね、先生とは時代の違いがあるかもしれないです(苦笑)」

──アハハハハ。さきほど名前の出たエンフオンギル選手はONEと契約し、トンガーのレガシーを継ぎます。ダギースレン選手は今後のキャリアをどのように考えていますか。

「今日、MGL-1FCというモンゴルのチャンピオンになることができましたが、世界的に見れば小さな団体のチャンピオンです。今後は大きな大会で試合をしたいので、その前には海外の大会で経験を積みたいと思っています」

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【MGL-1FC19】ONEと契約の兄弟子のベルトを──トゥルバヤルを初回KOしたダギースレンが継ぐ

【写真】荒いが、殺傷能力の高さは抜群。草原の化身ダギースレン(C)MMAPLANET

28日(土・同)にモンゴルはウランバートルのクロカス・イベントホールでMGL-1 FC19が開催された。

Mongolian Best Fighter’s Association主催の同大会は、デビュー戦中心の雪原のYoung Blood大会の趣が強かった。そんな同大会から、メインのMGL-1FCフェザー級王座決定戦の模様をお届けしたい。


<MGL-1 FCフェザー級王座決定戦/5分3R>
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)
Def.1R2分55秒by TKO
トゥルバヤル・フレルバートル(モンゴル)

前王者エンフオルギル・バートルフーがRoad to ONE Mongoliaで優勝し、ONEと契約したことによって組まれた王座決定戦。ダギースレン・チャグナードルジはジャダンバ・ナラントンガラグが指導するシャンダスMMA所属で、エンフオルルギルのチームメイトだ。兄弟子にRoad to ONE Mongolia出場を譲った形だったため、是が非でも──同じくRoad to ONE Mongoliaに参加し、過去にはエンフオルギルが破っているトゥルバヤルに勝利したいところだ。

オーソドックス同士、ダギースレンが距離を詰めて右から左フックを伸ばす。右に回ったトゥルバヤルは逆にセンターを取るが、ダギースレンのワンツーから右を下がってかわす。

ここでトゥルバヤルも足を蹴っていくもののダギースレンの左の関節蹴り気味の攻撃を嫌がってか、拳の攻撃は少ない。頭を振って前に出るダギースレン、回るトゥルバヤルという展開が続き、足への攻撃を含め前者が手数で試合をリードした。

右回り基調のトゥルバヤルに対し、右スピニングバックキックを伸ばしたダギースレン。さらに右に移動するトゥルバヤルの左足を左インサイドローで削っていく。続いてに右の蹴りに右を合わせて行ったダギースレンは、右カーフを蹴られた後の近距離の打ち合いでも圧で優る。

右オーバーハンド気味のストレートを当てたダギースレンはプレッシャーを強め、トゥルバヤルを動かせる。と両足が揃い気味のトゥルバヤルの左に右ストレート一閃。腰から崩れ落ちたトゥルバヤルの顔面に右のパウンドを連打してTKO勝ちを決めた。

兄弟子のベルトを引き継いだダギースレンは、師や練習仲間──そして生まれ故郷から応援に駆け付けた母親と勝利を喜んだ。

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【MGL-1FC19】計量終了 電気代滞納で電気が止められ会場変更。1選手が連絡が取れない状態に?!!!!!

【写真】トゥルバヤル・フレルバートル(左)とモンゴルの朴光哲(??)ことダギースレン・チャグナードルジは揃って大会前日MMAスパーを行っていたが、無事計量を終えた(C)MMAPLANET

27日(金・現地時間)、明日28日(土・同)にモンゴルはウランバートルのマーキーナイトクラブ・ウランバートルで開催予定だったMGL-1FC19の計量が、同地のシャンダスMMAジムで行われた。

開催予定だった――というも、大会2日前になってイベント会場がクロカス・イベントホールに変更されたからだ。その変更理由というのが、マーキー・ナイトクラブが電気料金を滞納し続け、ついにはウランバートル当局から送電を止められてしまい使用不可能になってしまったという日本では信じられないモノだ。

計量も同会場からジャダンバ・ナラントンガラグが指導するシャンダスMMAに変更されて実施された。


スタートは午前9時ということだったが、その前からジムに着いていた選手たちは主催者立ち合いの下でスケールへ。予備計量と思いきや、体重を測った選手たちはすぐにおかゆやスープなど食事をとり始めた。

9時開始というのはセレモニアル計量で、本計量はそれ以前に対戦相手陣営の確認なしに執り行われていたことになる。

そして全9試合、18人の出場選手中17人が問題なくパスし、第7試合のフライ級戦でジャンチウニャムボー・バットチョローンと対戦予定だったダワースレン・オーガンビレグが計量会場に姿を見せず、連絡も取れない状態のままセレモニアル計量&ファイスオフは終わった。

計量前日、ウランバートルにある3つのMMAジム=シャンダスMMA、ONEチーム、ガルーダMMAを取材したが、3つのジム全てで翌日に計量を控えた選手がサウナスーツを着込み、ミット打ちだけでなくスパーリングで顔面を当て合うような練習が確認された。

水抜きで体重を落とし、計量前日は基本休息。マス以上のスパーリングをすることなど、ほぼ見られないのがMMAの現実と思われていたが、そうでない世界がモンゴルMMA界には存在した。計量会場に現れた選手たちの計量失敗はなかったのもの水抜き等でギリギリまで落とすのではなく、リミットにはやや余裕の感じられる選手たちが多い――そんなMGL-1FCの計量風景だった。

■ MGL-1FC計量結果

<MGL-1 FCフェザー級王座決定戦/5分3R>
ダギースレン・チャグナードルジ:65.7キロ
トゥルバヤル・フレルバートル:66.0キロ

<バンタム級/5分3R>
ムンフジャルガル・バットスフ:60.5キロ
テムージン・オラントゥグス:61.2キロ

<フライ級/5分3R>
ジャンチウニャムボー・バットチョローン:56.5キロ
ダワースレン・オーガンビレグ:――キロ

<ライト級/5分3R>
エンフトルガ・ガンボルド:69.6キロ
トルガバット・ウルズィージャルガル:68.5キロ

<バンタム級/5分3R>
ウスフイレードゥイ・バータルホヤグ:69.6キロ
ムンフジャルガル・ガンホヤグ:68.5キロ

<ライト級/5分3R>
チョイジャムツ・ホルトソンツェツェグ:70.0キロ
ナランダライ・ツェレンダグワ:68.8キロ

<フライ級/5分3R>
アルタンスフ・バットジャルガル:56.7キロ
スフエルデネ・エルデネツォグト:57.0キロ

<フェザー級/5分3R>
アンフバヤル・チョローンバートル:65.5キロ
マルガドエルデネ・バットジャルガル:65.7キロ

<バンタム級/5分3R>
バットジャルガル・バルガン:60.5キロ
ナンジド・ガンボルド:60.2キロ

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【MGL-1FC19】ジャダンバ・ナラントンガラグ主催のMMA大会は、朝青龍の兄が市長の首都政府が協力!

【写真】今大会はデビュー戦も多いヤングブラッド大会。だからこそ、モンゴルの今が分かる(C)MGL-1FC

28日(土・現地時間)、モンゴルはウランバートルのマーキーナイトクラブ・ウランバートルでMGL-1 FC19が開催される。

UFCでバットゲレル・ダナー、ONEでプレウ・オトゴンジャンガルらが活躍するアジアのニュー・パワーハウスは、ポテンシャルにおいても#01といっても過言でない。そんなモンゴルで、元Legend FCライト級及びONE世界フェザー級王者ジャダンバ・ナラントンガラグがプロモートするMMA大会がMGL-1 FCだ。


2009年にキックボクシングのプロ興行を行うため、現地の極真関係者が中心となり、Mongolian Best Fighter’s Associationが立ち上げられたモンゴル格闘技界。Mongolian Best Fighter’s Associationはキックの大会を2度開いたのちにキック&MMAの混合イベントを主催するようになった。

草原の格闘新興国もMMA人気が高まり、同団体主催大会も過去6、7年のうちにすっかりとMMAイベントとして実施されるように。Mongolian Best Fighter’s Association の委員でもあるナラントンガラグが、2023年初大会のメインはフェザー級王座決定戦=ダギースレン・チャグナードルジ✖トゥルバヤル・フレルバートルが組まれている。

前王者エクオルギ・バータルクーがRoad to ONE Mongoliaで優勝し10万ドルの契約でONEに巣立ったため今回、新王者決定戦が組まれた。注目はナラントンガラグの愛弟子ダギースレン・チャグナードルジだ。

まだキャリアは4勝0敗、荒くゴツゴツとした打撃とレスリング&柔術、そしてパウンドで勝利を手にして来た。

今や韓国もそうだが、トップ選手が海外のプロモーションと契約を進める国では、キャリア5戦前後のファイターが国内ケージの主流を占めつつある。モンゴルもまさにこの傾向が強い。チャグナードルジの対戦相手のトゥルバヤル・フレルバートルは5勝5敗の選手で、全9試合が組まれる今大会で唯一10戦以上の経験の持ち主になる。

そんな草原のヤングブラッド大会はウランバートル市と首都体育スポーツ委員会との共催となっている。ウランバートル市の市長ドルゴルスレン・スミヤバザルはアトランタ&シドニー五輪のモンゴル代表で朝青龍の実兄で、2017年には鉱業・重工業大臣を務めていた人物だ。またボブ・サップ、高阪剛と対戦経験もあり、氷点下42度を記録する世界で最も寒い首都のトップは、世界で最もコンバットスポーツに理解のある政治家かもしれない。

■ MGL-1FC対戦カード

<MGL-1 FCフェザー級王座決定戦/5分3R>
ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)
トゥルバヤル・フレルバートル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
ムンフジャルガル・バットスフ(モンゴル)
テムージン・オラントゥグス(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
ジャンチウニャムボー・バットチョローン(モンゴル)
ダワースレン・オーガンビレグ(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
エンフトルガ・ガンボルド(モンゴル)
トルガバット・ウルズィージャルガル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
ウスフイレードゥイ・バータルホヤグ(モンゴル)
ムンフジャルガル・ガンホヤグ(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
チョイジャムツ・ホルトソンツェツェグ(モンゴル)
ナランダライ・ツェレンダグワ(モンゴル)

<フライ級/5分3R>
アルタンスフ・バットジャルガル(モンゴル)
スフエルデネ・エルデネツォグト(モンゴル)

<フェザー級/5分3R>
アンフバヤル・チョローンバートル(モンゴル)
マルガドエルデネ・バットジャルガル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
バットジャルガル・バルガン(モンゴル)
ナンジド・ガンボルド(モンゴル)

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