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45 MMA Report UFC UFN ESPN+98 UFN240 アレキサンダー・ヘルナンデス デイモン・ジャクソン ブログ

【UFN240】デイモン・ジャクソン、ヘルナンデスにスプリット判定勝ちで連敗脱出

<147.5ポンド契約/5分3R>
デイモン・ジャクソン(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.27-30
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)

ヘルナンデスが腰を落とした構えから右ストレート、ジャブを突いて右のカーフキック、左ミドルを蹴る。ジャクソンもガードを上げて右ミドルと右カーフ、ヘルナンデスは右ストレートから返しの左フック。サウスポーにスイッチしたヘルナンデスが右のアウトローを蹴ると、ジャクソンが蹴り足をキャッチしてバックへ。そのままケージに押し込むが、ヘルナンデスは正対して離れる。

ヘルナンデスがワンツーで前進。ジャクソンはヘルナンデスの左ミドルをキャッチして、シングルレッグに入る形でケージに押し込む。足にヒザ蹴りを入れながらダブルレッグに入り、持ち上げるようにテイクダウンする。ヘルナンデスも背中をつけないままラウンド終了となった。

2R、ヘルナンデスは右カーフキック、ジャクソンは右ストレートから歩くようにパンチを放つ。サウスポーにスイッチしたヘルナンデスはジャブと右フック。ジャクソンはオーソドックスに戻したヘルナンデスに右のカーフを蹴り、右ストレートから左フックを返す。ヘルナンデスも右ストレートを返すが、ジャクソンは歩くようなパンチで前に出る。

ヘルナンデスがスイッチしながら左を当てると、ジャクソンは右ストレートを伸ばして前に出て、ケージを背負ったヘルナンデスをダブルレッグでテイクダウンする。そして立ち上がるヘルナンデスのバックについて両足をフック。スタンドのままRNCを狙いつつパンチを入れた。

3R、ヘルナンデスがジャクソンの右の前蹴りにワンツーを合わせ、ジャクソンがダウン。ヘルナンデスは亀になるジャクソンにパンチを落として、肩固めの形でマウントへ。ジャクソンも背中を見せて立ち上がり、距離を取る。

ヘルナンデスが右ストレートを当てると、ジャクソンもダブルレッグに入ってケージに押し込む。ヘルナンデスが態勢を入れ替えると、逆にジャクソンがバックをとって体を伸ばしてパンチを打つ。ヘルナンデスは腰を上げて、ジャクソンを前に落としてバックを取り返す。

ジャクソンもシングルレッグに入ってケージに押し込む。ここからケージ際で四つ組みの攻防が続き、互いに態勢を入れかえてテイクダウンを狙う。終了間際にはパンチとヒジで打ち合った。判定はスプリットでジャクソンに軍配が上がり、連敗脱出を果たした。


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45 AB BELLATOR Interview UFC UFN ESPN+98 UFN240 アレキサンダー・ヘルナンデス デイモン・ジャクソン ブログ

【UFN240】26歳でUFCと契約、カット後32歳で再契約。デイモン・ジャクソン「UFCで戦う力」と資質

【写真】ヘルナンデスが計量失敗で、147.5ポンド契約戦を戦うことになったジャクソン(C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN240:UFN on ESPN+98「Allen vs Curtis2」が開催され、コメインでデイモン・ジャクソンがアレキサンダー・ヘルナンデスと戦う。
Text by Manabu Takashima

1995年8月生まれのジャクソンが、初めてUFCで戦ったのは26歳の時だった。レスリング&グラップリングの実力者にセカンドチャンスが訪れたのは、コロナ禍の2020年──32歳の時だった。この間、一度はPFLというメジャーと契約をしたが、常にLFAという#01フィーダーショーで戦い続けてきたジャクソンに、MMAファイターとしての強くなる方法論、UFCとの契約の意味を尋ねた。

強くなる鍛錬を続けることを大前提に、ファイターはどのようにキャリアを重ねれば良いのかをデイモン・ジャクソンが教示してくれた。


――アレキサンダー・ヘルナンデスと週末に戦います。今の気持ちを教えてください(※取材は4日に行われた)。

「とても良い感じだ。フルキャンプを行って準備はできている。あとは減量をしっかりとして、より良い状態で戦いたい」

──デイモンは26歳の時に一度UFCと契約し、3試合でカットされました。その後、32歳で再契約。そのようなキャリアの持ち主だけに、以前から尋ねたいことがありました。

「シュア。何でも聞いてくれよ」

──アリガトウゴザイマス。UFCは若くてアグレッシブなファイターを求め、そのお眼鏡にかなったファイターがUFCをサインができます。

「そうだね。その通りだ」

──結果、それまでのように思うように戦えないで結果を残せずにリリースされる。そういうことも決して少なくないです。

「あぁ、そういうことかい。僕が最初にUFCとサインをした時、自分なりに本当に必死になって練習をしていたことは絶対だ。でも、1年半しかUFCで戦えなかった。UFCで戦う相手のような、ハイレベルのストライカー、そしてグラップラーと戦った経験がなかったからだ。それまでは簡単にテイクダウンをして、簡単にバックを取ることができていたけどUFCはそういう場所ではなかった。そうだね、3試合でリリースされたことで、僕にはUFCで戦う力がついていないことを学んだ。

UFCはサインすることでなく、ずっと居続けることの方が難しい。そこで戦うには時間をかけ、経験を積んで力をつけること。そう思い知ることになるファイターは少なくない。UFCで戦い続けるには、その前に他のロモーションで経験を積むことが欠かせないよ。一度UFCをカットされると、戻ってくるのは本当に難しいからね」

──デイモンはそのセカンドチャンスを得るまで、ずっとLFAで戦っていました。他にもUFCへの登竜門があり、2、3戦でコールがなければ環境を変えるという選択をする選手も多いです。そんななかデイモンはLegacy FCから、LFAで戦い続けました。3戦目でタイトル戦に敗れ、暫定王者に就いたのは8戦目です。

「LFAはLegacy FCの拠点だったダラス、僕のホームタウンで定期的に大会を開催している。UFCともしっかりとルートのあるLFAの会場に、僕はダラスのファンの足を運ばせることができた。応援してくれりう皆はどこで戦っても僕のことを応援してくれたけど、LFAはフィーダーショーの中でベストのレベルを誇っているからね。

そこで色々なタイプのファイターと戦い、そのキャンプをすることで僕は力をつけることができたんだ。バックグランドの違う選手との試合のために、必要なトレーニングを積むことができた。多くのファイターは、そんな経験を積むことはできない。プロモーターはエキサイティングなショーが必要であって、ファイターの成長に時間をかけることなんてないからね。

優れたコーチとマネージャーがいてくれて、どのようなファイターと戦う必要があるか──そこを導いてもらった。実際に可能になったのも、LFAには多くの選手が戦っていたからだ。グッドストライカー、グッドレスラーと戦うことでMMAに必要な技量を身につけることができた」

──と同時に時間をかけると、年を重ね30歳が近くなります。UFCは基本、若い選手を求めるなかで焦りはなかったですか。

「焦りというよりも、強くなってもUFCからコールがなかったことが凄くフラストレーションだったよ。ショートノーティスで試合を受けるために、常にグッドコンディションを保ち、ハードなトレーニングを続けるしかない。それがどれだけ、精神的にタフであってもね。

試合でケガをしても、UFCと契約できれば次がある。ただし、そのチャンスが巡って来た時に戦える状態にないといけない。そんな時は、本当にコーチや周囲の人の支えが必要になってくる。コールがなければ、全ては終わってしまうからね。僕の場合はコロナ禍になってチャンスが舞い込んだ。それはLFAがあの時もイベントをいち早く定期的に行っていたからに他ならない」

──結果、2019年にデイモンはPFLと契約をしました。UFCかUFC以外か。UFC以外にもBellator、PFL、ONEというグローバルステージは存在していますが、そこがファースト・チョイスになることはなかったですか。

「PFLとBellatorは支払いという面でも、UFCと同様にファイターが生活できるだけの対価を得ることができる。素晴しいプロモーションだよ。ただし、世界のベストファイターを目指す場所はUFC以外には存在しない。BellatorやPFLだと、タイトルに挑戦でき条件もよくなるケースだってある。でも、UFC以外のタイトルに意味があるとは思えない。

PFLと契約した時、PFLでの戦いをエンジョイしようと思った。Bellatorでは多くの友人が戦っている。彼らもMMAを戦い生きている。そしてPFLはBellatorを買収して、UFCとは違うプラットフォームを構築して、この世界で最大の団体を目指している。UFCと違うやり方が存在して、ファイターが良い条件で戦っていけることは良いことだよ。

と同時にUFCがコンテンダーシリーズを行うようになって、世界規模でニュータレントを発掘している。結果、ジャマール・ヒルやショーン・オマリーのようにあの場から世界チャンピオンも生まれた。これからはコンテンダーシリーズから、ビッグネームが生まれるようになってくるだろう。UFCファイターになるには、UFCに近い位置にいて、彼らがなにを求めているのかを敏感に察知する必要もある。そのレールに乗るにも、LFAはベストオプションだと僕は思う」

──如何にキャリアアップするか、UFCを目指す日本人ファイターは指標がないのでデイモンの話が参考になればと思います。LFA云々でなく、よく考えようという点でも。

「日本の若い選手がより多くの機会を得るには、UFCのアジア市場の拡大は欠かせない。時間は掛かるかもしれないけど、実現するよ。アジアでの大会は増える。だからこそ、UFCもアジアにPIを創ったに違いないから」

──その市場とは中国であり、確かに中国でのイベントが増えると日本人選手も機会は増えるかもしれないです。と同時に、人口の違う中国人ファイターがPIで力をつけ続けることが予想されるので、しっかりと日本勢も強くならないと。デイモンがセカンドチャンスを持っていた時のように。

「そうだね。そこが前提にあって、ビジネスの動きがファイターの将来にも大きく関わってくる。でも日本人選手の多くには規律があって、しっかりと練習をしていると聞いているよ。つまり、その時がくれば日本の選手にもチャンスが広がるに違いないということ。そのために自分の夢を追い続け、心を折ることなく必死で練習するしかないんだよ。それは絶対だからね」

──押忍。デイモン、ありがとうございます。

「僕自身、今もそうだ。UFCと再契約して5勝1敗だった戦績が、このところ2度続けて負けて5勝3敗になった。だからこそ、今回の試合は本当に大切になってくる。それは対戦相手も同じで。だからこそ勝利が絶対だ。試合開始10秒でサブミットできればこしたことはないけど、勝利を手にすることが僕のゴールだ」

──デイモンの軸はレスリング、そしてグラップリングにあります。とはいえ対戦相手はレスリングやグラップリングにつき合わなくもジャッジは気にしないです。が、打撃につき合わないとマイナスイメージとなる現実があります。そしてファンもバチバチの打撃戦を好みます。

「レスリングやグラップリングの練習を誰もがハードに行っている。テイクダウンして、抑えることは今のMMAで一番困難なことだからね。大丈夫、MMAが発展しファンの理解も進んでいる。グラップリングがMMAにいかに重要な要素か分かっている。以前のように暴力的なファイトを見たいわけじゃない。バックに回れば歓声があがるようになった。ファンが変われば、プロモーターはその志向に合うモノを求めるようになる。グラウンドでフィニッシュすることをファンだって楽しんでいるからね」

──そこも踏まえて、ヘルナンデス戦で何を見せたいでしょうか。

「今回はしっかりと調整できて体調も良い。過去3試合とは違う。過去3試合とは違って、しっかりとした体調で精神的にも充実しているから、タフな戦いを仕掛けることができる」

──デイモン、試合前に尋ねることではなかったかもしれないですが、丁寧な返答に感謝しています。

「とんでもない。MMAファイターのピークは決して長くない。その時にUFCで戦える選手は一握りだ。でも日本のファイター達が今頑張ることが、次の世代に受け継がれる。アジアのマーケットが大きくなることを僕も願っているよ」

■視聴方法(予定)
4月7日(日・日本時間)
午前4 時00分~UFC FIGHT PASS
午前3時30分~U-NEXT


■ UFN240対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ブレンダン・アレン(米国)
クリス・カーティス(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
デイモン・ジャクソン(米国)

<フェザー級/5分3R>
モーガン・シャリエール(フランス)
チャペ・マリスカル(米国)

<ライト級/5分3R>
イグナシオ・バハモンデス(チリ)
クリストス・ギアゴス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ウーカシュ・プジェスキ(ポーランド)
ヴァルテル・ウォウケル(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
トレヴァー・ピーク(米国)
チャーリー・キャンベル(米国)

<ウェルター級/5分3R>
コート・マッギー(米国)
アレックス・モロノ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ノルマ・ドゥモント(ブラジル)
ジャーメイン・デランダミー(オランダ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ファルカォン(ブラジル)
ヴィクトー・ウゴ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ジーン・マツモト(ブラジル)
ダニエル・アルゲータ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ディラン・バドカ(米国)
セザー・アルメイダ(ブラジル)

<女子スバンタム級/5分3R>
メリッサ・トーニャ・モリンス(英国)
ノハ・コホノール(フランス)

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MMA MMAPLANET o UFN UFN229 アレキサンダー・ヘルナンデス キック ビル・アレジオ

【UFN229】アレジオが左ヒザ&長距離打撃でヘルナンデスをコントロールして判定勝利

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)

お互いにスイッチしながら向かいあう。アレジオが右ローを見せると、ヘルナンデスが右ハイを繰り出した。ヘルナンデスの右ストレートに、アレジオが左テンカオを合わせる。さらにアレジオが蹴りを散らすと、ヘルナンデスが距離を取ってパンチからローへ。アレジオはヘルナンデスにケージを背負わせ、左ストレートから右スピニングバックキックを放つ。

ケージ中央に戻ると、アレジオがヘルナンデスのパンチに左テンカオを合わせている。アレジオの右サイドキックでヘルナンデスが尻もちを着いた。立ち上がったヘルナンデスに、アレジオがプレスをかける。蹴りを出したアレジが、打ち終わりに中に入ってくるヘルナンデスに右を打ち下ろす。アレジオが右サイドキックで距離を保ち、二段蹴りも見せた。

2R、オーソドックスのヘルナンデスが右ミドルを当てる。サウスポーのアレジオは、左ヒザでヘルナンデスを下がらせる。ヘルナンデスは低い体勢から右ストレートを放つも、アレジオに届かない。アレジオが左のダブルから左ボディストレートへ。ヘルナンデスが前に出たところに、アレジオが右ジャブを放った際に親指は左目に入るアイポークで、試合が中断される。

再開後、右を見せるヘルナンデスに対し、アレジオが左の蹴りを散らす。1Rよりも積極的に距離を詰めていくヘルナンデスだが、ヘルナンデスが距離を取ったまま。アレジオがケージを背負ったところで、ヘルナンデスが右でアゴを跳ね上げた。しかしアレジオはケージ中央に戻って左ストレートで、クリーン・ノックダウンを奪った。立ち上がったヘルナンデスが組みつき、アレジオをケージに押し込む。離れたアレジオは距離を取りながら右跳びヒザへ。ヘルナンデスのパンチがアレジオの顔面を捕えるが、アレジオも左のダブルを突く。ラウンド終盤には、サウスポーにスイッチしたヘルナンデスの左ストレートがヒットした。

最終回、アレジオがオーソドックスからパンチと蹴りを上下に散らした。ヘルナンデスはボディロックでアレジオをケージに押し込むも、テイクダウンは奪えない。離れたアレジオは単発ながら左右のストレート、右サイドキックでヘルナンデスを中に入れさせず。さらに左ボディストレートを突き刺す。ヘルナンデスはアレジオが連打で攻めて来ると下がってしまう。

ヘルナンデスの右は当たるものの、アレジオがスリッピングアウェーでディフェンスする。ここで再びヘルナンデスがアイポークを主張したものの、レフェリーは認めずに試合を続行した。1R、2Rを抑えているであろうアレジオがキープに入る。ヘルナンデスのパンチもアレジオの顔面を捕えるも、後続打が当たらず。残り10秒でアレジオがボディロックから尻もちを着かせ、試合を終えた。

裁定はフルマークでアレジオが勝利した。


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JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN229   アオリーチーラン アブドゥル・ラザク アレキサンダー・ヘルナンデス イオン・クテレバ カロリーナ・コバケビッチ ショーン・シェルビー ジョアキン・バックリー ジョセフ・パイファー ネイサン・メネス ビル・アレジオ ボビー・グリーン マテウス・メンドンサ モンタナ・デラロサ ヴァネッサ・デモパウロス 中村倫也 村田夏南子 風間敏臣

【UFN229】計量終了 村田夏南子、2年4カ月振りの計量パスの笑みを浮かべてKポーズ!!

【写真】これぞ満面の笑み。明日もこの笑顔がぜひとも見たい(C)Zuffa/UFC

7日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC Apexで開催されるUFN229:UFN on ESPN+87「Dawson vs Green」の計量が、6日(金・同)に行われている。
Text by Manabu Takashima

メインはライト級のグラント・ドーソン✖ボビー・グリーンの今大会、11試合・全22人の出場選手が問題なく計量を終えた。


2年4カ月振りの再起戦となる村田夏南子は 115.5ポンドでクリア、やや食い気味に計量台の上でガッツポーズをとるとKポーズで笑顔を見せていた。対戦相手のヴァネッサ・デモパウロスも 116ポンドでパス。

フェイスオフで村田はショーン・シェルビー、続いてデモパウロスと握手を交わすと、しっかりと両手を広げてファイティングポーズをとってフェイスオフを終えた。

村田と同様にアジアから出場は、バンタム級でジョニー・ムニョスJと戦う中国のアオリーチーランだ。中村倫也と風間敏臣が在籍するオクタゴンのバンタム級戦線でムニョスJrとアオリーチーランは2勝3敗と負け越しており、明日の試合で3勝3敗の五分に戻すのと、黒星が2つ先行するのとではキャリアアップに違いが出てくる。特にムニョスは中村と風間の対戦相手になることも十分にある。

そういう意味でもムニョスJrとアオリーチーランのマッチアップ、第2試合には注目したい。

■視聴方法(予定)
10月8日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFN229計量結果

<ライト級/5分5 R>
グラント・ドーソン: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・グリーン: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・パイファー: 185ポンド(83.91キロ)
アブドゥル・ラザク: 184.5ポンド(83.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モロノ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジョアキン・バックリー: 170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドパー: 155.5ポンド(70.53キロ)
ライアン・グレン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ: 146ポンド(66.22キロ)
アレキサンダー・ヘルナンデス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィリッピ・リンス: 204ポンド(92.53キロ)
イオン・クテレバ: 205.5ポンド(93.21キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ: 116ポンド(52.62キロ)
ディアナ・ベルビシャ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<フライ級/5分3R>
ネイサン・メネス: 126ポンド(57.15キロ)
マテウス・メンドンサ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
村田夏南子: 115.5ポンド(52.38キロ)
ヴァネッサ・デモパウロス: 116ポンド(52.62キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョニー・ムニョスJ: 136ポンド(61.69キロ)
アオリーチーラン: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
モンタナ・デラロサ: 126ポンド(57.15キロ)
JJ・オルドリッチ: 125.5ポンド(56.92キロ)

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JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN229 アオリーチーラン アブドゥル・ラザク アレキサンダー・ヘルナンデス イオン・クテレバ カロリーナ・コバケビッチ ジェシカ・アンドレジ ジョアキン・バックリー ジョセフ・パイファー ジョニー・ムニョスJr ネイサン・メネス ビル・アレジオ ボビー・グリーン マテウス・メンドンサ モンタナ・デラロサ ヴァネッサ・デモパウロス 山田海南江 村田夏南子 魅津希

【UFN229】デモパウロス戦へ、村田夏南子─02─「相手の気持ちを折りに行く試合をしたい」

【写真】とにかく雰囲気の良さが伝わるMe,We (C)MMAPLANET

7日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC Apexで開催されるUFN229:UFN on ESPN+87「Dawson vs Green」で、ヴァネッサ・デモパウロスと対戦する村田夏南子のインタビュー後編。
Text by Manabu Takashima

2年4カ月振りの試合、トラウマになりかねないタイでの負傷を乗り越えて、再びオクタゴンの頂点を目指す村田は負傷前より強くなったと力強く──いや、いつものようにボソボソと語った。

<村田夏南子インタビューPart.01はコチラから>


──筋量自体が減ってしまっていた形ですか。

「筋量は測っていないので分からなかったですが、動くのが辛かったです(笑)。年が明けるとやって良い練習がどんどんと増えて行って。最初はそれでも軽いモノからだったのですが、マウスピースを創ってもらってヘッドギアをつけていたらグラップリングも打撃もマスがOKになり、そこまでガチじゃないですけど普通に練習ができるようになったのは1月の終わりぐらいですね。2月になってから、どんどん強度を上げてやってきました」

──練習を再開するうえで、理不尽なケガの仕方がトラウマになることはなかったですか。

「怖いです。やっぱり試合だったらしょうがないですけど、練習で知らない人に打ち抜かれたので。ただ自分がスパーリングをしているよりも、他の人のスパーリングを見ている方が怖くて。やっぱりヒザを合わされているところとかあるので。怖いッスね。練習はヘッドギアを必ずして、毎週のように歯医者さんに通っていました」

──そうだったのですね。

「揺れの確認や、神経が生きているのかそうじゃないのか、ずっと分かっていなかったので。先生も神経を少しでも残したいと思ってくれていたので、神経の反応を毎週のようにチェックしてくれて。時間は掛かりました」

──練習の強度を上げるイコール試合がしたいということだったのですか。

「練習がちゃんとやれるようになったら、その気持ちは強くなりました。でも長い間、試合をしていなくてスパーリングでも感覚が掴めないところあったので、感覚を戻そうとやってきました」

──そして、今日の練習のように弾けるような動きが見られるようになったと。

「でも、上手くいかないことの方が多いです」

──それは負傷前と比較して、ですか。

「いえ、新しいことを取り入れているからです」

──底上げをしているということですね。

「ラスベガスに行ってジェシカ・アンドレジとかと練習したり……、最終的にNYに行ってと一緒に練習していたんですけど、打撃が上手で。魅津希ちゃんにその打撃の部分を教えてもらって、自分はレスリングを教えて……みたいな感じで。打撃が伸びて、寝技はMe,We、IGLOOの山田海南江選手と練習をして底上げをしてきました」

──では復帰戦の相手、デモパウロスに関してどのような印象を持っていますか。

「これまで自分より背の高い人との試合が多かったのですが、同じぐらいの身長で珍しいです。タフで勝っても負けても頑張っている印象があります。だからこそ、相手に負けない強い気持ちを持たないといけない。相手の気持ちを折りに行く試合をしないといけないです」

──この間の苦労を経験したことで、より強い想いをもってオクタゴンに足を踏み入れることができるのでしょうか。

「それは思わないです。う~ん、練習をしていたら勝ちたいという気持ちが強くなります。試合は絶対に勝てるモノではなくて、練習をするのは勝率を上げるためです。練習をして確率を上げて……でも、相手もやっていて。自分も打撃の部分、寝技の部分、全ての面で底上げしてきたので。相手のパンチが見えてきたから、テイクダウンのカウンターも合わせることができます。それができるようになってきました。組んだら前以上にできます。それに気持ち的にも強くなったかと(笑)」

──トップ10、トップ5にステップアップするために、今回はどのような試合をしたいと思っていますか。

「ここで勝つのと負けるのでは、次の相手が代わってきます。上に行くために勝たないといけない相手──気持ちを折りに行く試合をしたいです」


■視聴方法(予定)
9月24日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■UFN229対戦カード

<ライト級/5分5 R>
グラント・ドーソン(米国)
ボビー・グリーン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・パイファー(米国)
アブドゥル・ラザク(米国)

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モロノ(米国)
ジョアキン・バックリー(米国)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドパー(米国)
ライアン・グレン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィリッピ・リンス(ブラジル)
イオン・クテレバ(モルドバ)

<フェザー級/5分3R>
ビル・アレジオ(米国)
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ(ポーランド)
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)

<バンタム級/5分3R>
ジョニー・ムニョスJr(米国)
アオリーチーラン(中国)

<女子ストロー級/5分3R>
村田夏南子(日本)
ヴァネッサ・デモパウロス(米国)

<フライ級/5分3R>
ネイサン・メネス(米国)
マテウス・メンドンサ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
モンタナ・デラロサ(米国)
JJ・オルドリッチ(米国)

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AJ・ドブソン Column MMA MMAPLANET UFC UFC271   アレキサンダー・ヘルナンデス イスラエル・アデサニャ ウィリアム・ナイト カイラー・フィリップス カーロス・アルバーグ ケイシー・オニール ジェレマイア・ウェルス ジャレッド・キャノニア セルゲイ・モロゾフ タイ・ツイバサ デリック・ルイス デレック・ブルンソン ナスラ・ハクパレス ファビオ・チェラント ヘナト・モイカノ ボビー・グリーン マナ・マルチネス ロクサン・モダフェリ ロニー・ローレンス ロバート・ウィティカー

【UFC271】試合結果 オセアニア・ナイト。アデサニャ、王座防衛。ロクサン・モダフェリ、爽やか幕引き

【写真】上下に蹴りを散らしたチャンピオン。ウィティカーは組んでテイクダウン、バック奪取と攻める姿勢を取り続けた(C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターでUFC 271「Adesanya vs Whittaker 2」が開催され、メインでイスラエル・アデサニャがロバート・ウィティカーを下しUFC世界ミドル級王座の5度目の防衛に成功した。

コ・メインではタイ・ツイバサがデレック・ルイスをエルボーで倒しTKO勝ちを収めている。メインはニュージーランド×豪州、ツイバサも豪州人ファイターで、今大会では他にカーロス・アルバーグ&ブラッド・ダイアモンドがニュージーランド、ジェイコブ・マルクーンが豪州でオセニア・ナイトの様相を呈していた。

そのなかでカイラー・フィリップス、ドゥグラス・アンドレージ、よもやKO負けの危機を最終回に迎えたロニー・ローレンスとバンタム級の勝者がそれぞれインパクトを残してる。

また現役ラストファイトを迎えたロクサン・モダフェリは、手数&精度ともにケイシー・オニールに圧倒された序盤から、宣言通りの忍術・根性ファイトで一歩も引かず最終ラウンドを取る内容でスプリット判定負け──すがすがしい表情でケージを下りた。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ドゥグラス・アンドレージ×セルゲイ・モロゾフ
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=タイ・ツイバサジャレッド・キャノニア

UFC 271「Adesanya vs Whittaker 2」
<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
○イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)5R
判定
詳細はコチラ
×ロバート・ウィティカー(豪州)
<ヘビー級/5分3R>
○タイ・ツイバサ(豪州)2R1分40秒
KO
詳細はコチラ
×デリック・ルイス(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ジャレッド・キャノニア(米国)2R4分29秒
TKO
詳細はコチラ
×デレック・ブルンソン(米国)
<ライト級/5分3R>
○ヘナト・モイカノ(ブラジル)2R1分23秒
RNC
詳細はコチラ
×アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
<ライト級/5分3R>
○ボビー・グリーン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
<ヘビー級/5分3R>
○アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)3R
判定
×ジャレッド・ヴァンデラ(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○ケイシー・オニール(英国)3R
判定
詳細はコチラ
×ロクサン・モダフェリ(米国)
<バンタム級/5分3R>
○カイラー・フィリップス(米国)3R1分48秒
腕ひしぎ腕固め
詳細はコチラ
×マルセロ・ロホ(アルゼンチン)
<ライトヘビー級/5分3R>
○カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)3R
判定
詳細はコチラ
×ファビオ・チェラント(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ロニー・ローレンス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×マナ・マルチネス(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ジェイコブ・マルクーン(豪州)3R
判定
×AJ・ドブソン(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)3R
判定
詳細はコチラ
×セルゲイ・モロゾフ(カザフスタン)
<バンタム級/5分3R>
○ジェレマイア・ウェルス(米国)1R4分38秒
RNC
×ブラッド・ダイアモンド(ニュージーランド)
<218ポンド契約/5分3R>
○マキシム・グリシン(ロシア)3R
判定
×ウィリアム・ナイト(米国)
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MMA MMAPLANET UFC UFC271 アレキサンダー・ヘルナンデス ヘナト・モイカノ

【UFC271】ヘルナンデスをTDしきれずも、パンチで打ち勝ったモイカノがRNCでフィニッシュ

<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
Def.2R1分23秒 by RNC
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)

モイカノが右ローを2発、ヘルナンデスは足を使って距離を取り左のインローを放つ。モイカノの右ストレートをスウェーでかわしたヘルナンデスは右ストレートを放つも、モイカノはそれをかわしてワンツーを返した。モイカノがテイクダウンをフェイントにヘルナンデスにケージを背負わせたヘルナンデスは、すぐに脱出。ケージ中央に置い戻し、モイカノのシングルをスプロールしてスタンドを選択する。モイカノはヘルナンデスのパンチをかわしながら組み付き、両腕を差し上げてヘルナンデスをケージに押し込む。一度尻もちを着かせたモイカノ、ヘルナンデスはすぐに立ち上がった。

しかしモイカノはクラッチを解かず、ボディロックからクリーン・テイクダウンに成功した。ハーフガードを取るヘルナンデスが立ち上がろうと試みるも、モイカノは再び背中を着かせる。しかしヘルナンデスが立ち上がり、試合は再びスタンドへ。左右のストレートを繰り出しながら前に出るヘルナンデス。モイカノはシングルレッグの体勢に入るも、ヘルナンデスがカットする。サウスポーにスイッチしたヘルナンデスが右ジャブを突きながらシングルレッグを仕掛けたが、倒すことはできず。再び距離を取ったヘルナンデスが、オーソドックスにスイッチして相手を中に入らせず、ラウンドを終えた。

2R、いきなり右エルボーを叩きつけたヘルナンデス。しかしクリーンヒットとはいかず、反対にバランスを崩してしまう。モイカノが前に出て、首相撲から右ヒザを突き上げた。さらに右アッパーからのコンビネーションを当て、ヘルナンデスを下がらせるモイカノ。ヘルナンデスの左フックを頭で受け、パンチで追い立てるモイカノ。ヘルナンデスがテイクダウンを狙ったところに、左ヒザを合わせてからグラウンドに持ち込んだモイカノが、ケージ際でそのままグラウンドで上になる。すぐさまバックに回ったモイカノは右腕をヘルナンデスの首に回し、パームトゥパームでRNCを極めた。


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AJ・ドブソン MMA MMAPLANET ONE UFC UFC271   アレキサンダー・ヘルナンデス アレックス・ペレス イスラエル・アデサニャ ウィリアム・ナイト カイラー・フィリップス カーロス・アルバーグ ケイシー・オニール ジェレマイア・ウェルス ジャレッド・キャノニア セルゲイ・モロゾフ タイ・ツイバサ デリック・ルイス ナスラ・ハクパレス ファビオ・チェラント ヘナト・モイカノ ボビー・グリーン マナ・マルチネス ロクサン・モダフェリ ロニー・ローレンス ロバート・ウィティカー

【UFC271】計量終了 3度あることは、4度目もあった?! ペレス×シュネルが、またも流れる……

【写真】まさにトップ・オブ・トップ。貫禄のアデサニャとウィティカーだった (C)MMAPLANET

12日(土・現地時間)、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC 271「Adesanya vs Whittaker 2」の計量が行われた。

メインが2年4カ月振の再戦、UFC世界ミドル級選手権試合=王者イスラエル・アデサニャ×ロバート・ウィティカーが組まれた今大会。

過去3度流れたフライ級のアレックス・ペレス×マット・シュネルの一戦は、ペレスが128ポンドで計量ミスしキャンセルに。3度あることは、4度あってしまった……。

また第1試合のライトヘビー級でマキシム・グリシンと戦うウィリアム・ナイトが13ポンド・オーバーも、キャッチウェイト戦での試合は実施されることになっている。


メインで戦う両者は。フェイスオフでしっかりと視線を交錯させ、握手をして離れる。「ファンとサポーターなくして、ここいることはできなかった。感謝している。信じてくれる皆に、明日は良い試合をするよ」と元王者ウィティカーがインタビューで話す。

対して、王者アデサニャはインタビュアーのジョン・アニクが「4度を防衛戦に向けて、最後に一言」と言われ、「5度目だね。もう話すことはないよ。彼は立てない。俺が勝つからだ」とコメントした。

引退試合となるロクサン・モダフェリのラスト・パブリック計量は、対戦相手のケイシー・オニールが強烈な戦意を眼に宿らせてフェイスオフでロクサンに詰め寄る。感傷に浸ることが許されない空気が漂っていた。

■視聴方法(予定)
2月13日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC271計量結果

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ: 184ポンド(83.46キロ)
[挑戦者] ロバート・ウィティカー: 184ポンド(83.46キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス: 266ポンド(120.65キロ)
タイ・ツイバサ: 265 ポンド(120.2キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・キャノニア: 185ポンド(83.91キロ)
デレック・ブルンソン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス: 156ポンド(70.76キロ)
ヘナト・モイカノ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・グリーン: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・オルロフスキー: 246ポンド(111.58キロ)
ジャレッド・ヴァンデラ: 265 ポンド(120.2キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ: 126ポンド(57.15キロ)
ケイシー・オニール: 125.5ポンド(56.92キロ)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス: 136ポンド(61.69キロ)
マルセロ・ロホ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ: 204ポンド(92.53キロ)
ファビオ・チェラント: 206ポンド(93.44キロ)

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス: 136ポンド(61.69キロ)
マナ・マルチネス: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン: 186ポンド(84.37キロ)
AJ・ドブソン: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
ドゥグラス・アンドレージ: 136ポンド(61.69キロ)
セルゲイ・モロゾフ: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス: 170.5ポンド(77.34キロ)
マイク・マザサ: 170ポンド(77.11キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウィリアム・ナイト: 218ポンド(98.88キロ)
マキシム・グリシン: 206ポンド(93.44キロ)

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AJ・ドブソン MMA MMAPLANET UFC UFC271 アレキサンダー・ヘルナンデス アレックス・ペレス イスラエル・アデサニャ ウィリアム・ナイト カイラー・フィリップス カーロス・アルバーグ キック ケイシー・オニール ジェレマイア・ウェルス ジャレッド・キャノニア セルゲイ・モロゾフ タイ・ツイバサ デリック・ルイス ナスラ・ハクパレス ファビオ・チェラント ヘナト・モイカノ ボクシング ボビー・グリーン マナ・マルチネス ロクサン・モダフェリ ロニー・ローレンス

【UFC271】アデサニャの同門、カーロス・アルバーグ「(セフォー&ハント+アデサニャ)÷2のファイトを」

【写真】「距離を取って戦う。僕らのチームではキックボクサーが、MMAで結果を残している。僕もテイクダウン防御だけでなく、テイクダウンをできるようになっている。レスリングにも柔術にも自信がある」とアルバーグは話している。つまりコンテンダーシリーズやUFC初陣とは別人になっているということだ (C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC 271「Adesanya vs Whittaker 2」で、カーロス・アルバーグがファビオ・チェラントとオクタゴン2戦目を戦う。

メインではロバート・ウィティカーの挑戦を受けるUFC世界ミドル級王者イスラエル・アデサニャのチームメイト、そしてニュージーランドで最大のキックイベントのチャンピオンからMMAというプロセスは、アデサニャと共通している。

ラグビーを見れば一目瞭然、秀でた肉体と精神面を含めた戦闘力を持つサモア系のキウイは、僅か5戦目でUFCと契約し、6戦目で初黒星を狙う。そんなアルバーグに初インタビューを行うと、とんでもないMMAデビューとユニークなキャリアップの方法を知ることとなった。


──UFC初勝利を目指し、オクタゴン2戦目となるファビオ・チェラントが土曜日の夜に迫ってきました。今の心境を教えてください。

「調子は良いよ。13週間という自分のキャリアでも最長のファイトキャンプで準備をしてきたからね」

──13週間、3カ月以上のキャンプになりますね。

「キックボクシング時代でも6週間のキャンプが一番長かったから、比較にならないね。凄く気持ちも乗っているよ」

──カーロスはメインで世界王座を防衛するチームメイトのイスラエル・アデサニャと同様にニュージーランドのKING in the RingのワンデーTを制しているキックボクサーでもありました。

「そうだね、彼はライトヘビー級で2度、そしてヘビー級で優勝していて。僕はヘビー級とクルーザー級で勝っているんだ」

──そんなカーロスですが、2011年に1度MMAを戦い、それから7年間は立ち技に挑み2018年にもう1度MMAにトライ。その後、今言われたKing of Ringで2度目の優勝をしてコンテンダーシリーズでMMAを戦うというユニークなキャリアアップの仕方をしていますね。

「僕にとって最初のコンバットスポーツの経験は、オークランドで2011年に戦ったMMAなんだ。2週間前に戦う機会に恵まれ、そこで勝てたからファイトを続けようと思った。MMAサイトにあるように、1度勝ってMMAから離れたわけじゃなくて、もう2試合戦って3連勝した時点で『いつかUFCで戦いたい』と思うようになっていた」

──2週間の準備期間で、初めてのMMAを戦った。既にMMAの練習をしていたのですね。

「ノー、MMAの練習をしたことなんてなかったよ。子供の頃からボクサーだった父にボクシングを習っていたけど、僕が進んだ道はラグビーだったから。ファイトに関しては……あの実戦がトレーニングだった」

──!!

「笑っちゃうよね(笑)。ラグビーをやっていてナショナルリーグに進み、オールブラックスになるのが夢だったけど、MMAを戦ったことで、違う道が見つかったんだ。個人戦で、凄く燃えるモノを感じた」

──いやぁ、それができるのもサモアン・ラグビープレイヤーらしさですね。もともとファイターとしての素質を持って生まれてきたように感じます。

「そうかもしれないね。サムライと同じだよ(笑)」

──ただMMA戦績は一度途絶えています。

「UFCで戦いたいと思うようになったのが、2013年か2014年だった。つまりプロのファイターとして生きていきたいという考えになり、ボクシングで良い結果を残せた。けれども、すぐさまキックボクシングに転向したよ。キックの方がニュージーランドでは試合数が多かったからね。

そうしたらニュージーランドでもイベントを開いたことがある中国のEm Legendという中国のビッグショーと3年契約を結ぶことができたんだ。Em Legendでもチャンピオンになり、2017年に契約を満了してニュージーランドに戻ることを決めた」

──チャンピオンになったけど、契約を更新しなかったのですね。

「オークランドでは、誰も僕のことをファイターだと知らなかった。息子に父親の戦う姿を見せたかったしね。そのタイミングでシティ・キックボクシングに移籍し、コーチからKing of the Ringで戦おうと勧められた。1日に3試合、優勝できて母国でプロとしてやっていく手応えを感じることができたよ。

そうしたら、またMMAにトライしたくなってきて……。急激に何もかも変えるんじゃなくて、少しずつMMAで戦えるようにソレ用のトレーニングを増やしつつ、2019年にもう1度、King of the Ringのトーナメントに出て優勝したんだ。2017年はヘビー級で、2019年はクルーザー級だった。1度目はラッキーかもしれないけど、2度続けてラッキーはない。自分の力に確固たる自信を持つようになれた」

──そしてMMAに舵を切ったと?

「ニュージーランドで最大のキックのトーナメントで2度優勝し、キックボクシングに区切りをつけることができた。次の目標であるMMAで本格的にやっていこうと決心した。やっぱりUFCは規模が違うし、世界最大のファイトプロモーションだからね。

そうしたらコンテンダーシリーズに出られることになった。正直、そこまでMMAの練習を積めていなかったけど、一気にコトが動きUFCと契約できた。気が付けば今、ここにいるよ(笑)」

──いきなりコンテンダーシリーズというのもチャレンジングでしたね。地元や豪州のフィーダーショーで経験を積もうという考えはなかったですか。

「もちろん、そのつもりだった。でもコロナになったから、ニュージーランドも豪州もMMAの大会が開かれる状況ではなくなったんだ。いつ、試合ができるか分からない。でもUFCは活動を続けていた。最初はアブダビのUFCで戦うという話をもらった。経験がないからって、あの状況で断るという選択はなかったよ。

結果的にそこで試合はなくて、コンテンダーシリーズのオファーがあり、当然のようにコンテンダーシリーズで戦った。あの下した判断は正しかったよ。だって今もまだニュージーランドでは格闘技の大会は開くことはできていないからね」

──とはいえUFCは育成の場ではなく、常に生き残りを賭けた戦いが用意されています。

「その通りだ。ライトヘビー級は特にタフな階級だよ。肉体的にはヘビー級に負けず、スピードやテクニックもある。だからこそ、挑戦し甲斐がある。僕には強い心がある。それは自分が強いという自信があるからだ。僕のようなキャリアでUFCに来て、強さがなければ自信なんて持てない。この自信と力があれば、技術は追いついてくる。もちろん、スキルと知識を自分のモノにするには時間は掛かるだろうけどね。

実際、デビュー戦では逆転負けをしてしまった。でも自分の力を信じているし、トップにいける。それまでに勝ったり、負けたりとアップ&ダウンを経験することになるかもしれない。でも、その度に色々と学ぶことができるに違いない。MMAはやっぱりキックともボクシングとも違うからね。ケージで、テイクダウンがある戦いを勉強中さ。でも、いつの日かUFCライトヘビー級のベルトを巻く……時間は掛かるだろうけど、2年後、いや5年以内に必ずそうなると信じている」

──では土曜日はどのような試合がしたいですか。

「エキサイティングな試合をして、世界を驚かせたい。サモア人にとってファイトは文化だ。サモアの力を世界に誇示したい。レイ・セフォーやマーク・ハントのようにガンガン倒しにいくファイトスタイルと、アデサニャのスタイルを足して2で割ったようなアグレッシブでスマートな戦いを見せるよ」

■視聴方法(予定)
1月23日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC271対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者] ロバート・ウィティカー(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス(米国)
タイ・ツイバサ(豪州)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・キャノニア(米国)
デレック・ブルンソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
マルセロ・ロホ(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
ボビー・グリーン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・オルロフスキー(ベラルーシ)
ジャレッド・ヴァンデラ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ(米国)
ケイシー・オニール(英国)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス(米国)
マット・シュネル(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウィリアム・ナイト(米国)
マキシム・グリシン(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス(米国)
マナ・マルチネス(米国)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ファビオ・チェラント(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
AJ・ドブソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)
セルゲイ・モロゾフ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス(米国)
マイク・マザサ(ニュージーランド)

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【UFC271】摩訶不思議。灰色龍白虎功夫の黒サッシュ=ロニー・ローレンス「ブロックはOK、空振りはNO」

【写真】キャリア7勝1敗、「ここを!!」ということではなく、全体像としてローレンスのMMAは一見の価値がある (C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC 271「Adesanya vs Whittaker 2」で、ロニー・ローレンスがマナ・マルチネスと対戦する。

まだまだ日本では無名のバンタム級ファイターだが、若松佑弥がサンフォードMMAで練習を行った際、ローレンスとのスパーリングがABEMAで流れ、若松の動きを利して戦うスタイルが──一部で注目を集めていた。

あまり他では記憶にないスムーズなスクランブルから、打撃という流れをMMAでも実践しているローレンスに初インタビューすると、ストリートファイトを念頭に置いた、カンフーが彼の根底にあることが分かった。


──ロニー、土曜日の試合に向けて今の調子は如何ですか。

「良い感じだよ。体重を測りながら、食事もできている。それほどダイエットは厳しくなくて、食べたいモノは食べられるようにしているんだ」

──実はサンフォードMMAに若松佑弥選手が訪れた際、ロニーとのスパーが日本のABEMAで紹介されてから、インタビューができないか期待してきました。
ができることを非常に楽しみにしていたんです。

「ユーヤのことは大好きだよ。すぐにでもユーヤにフロリダに戻ってきてほしい。ユーヤとは本当に良い練習ができたんだ。僕が見てきた中で、彼は一番スピードがある。僕も速い、ユーヤも速い。だから最高の練習ができた。ユーヤは3月にアドリアーノ・モライシュに挑戦するよね。彼がベルトを手にすることを願っているよ」

──若松選手もその言葉を聞いて、喜ぶと思います。ところでチームメイトである佐藤天選手からは『ロニーはコントロールが上手いけど、パワーに頼っていない』という話を聞いていていました。

「タカシの言う通りだ。スタンドでも大振りは避けている。強振すると疲れるのも早いからね。そりゃ初回にKOできれば良いよ。でも、僕の頭は『そうならない時はどうするんだ』っていう方法に働くんだよ。

相手を殴るにはレンジを理解し、フェイントを駆使して頭を動かしたうえで、テイクダウンも頭に入れる必要がある。そうやってタイミングをはかりつつ、相手の体の全てを攻撃するようにしている。脚、ワキ腹、頭部とね。フットワークやフェイクを使って、攻撃をする。ブロックされることは構わないんだ。でも、空振りは避けたい」

──タイミングを計るリアクション・ファイターは見過ぎるというきらいがありますが、ロニーはアグレッシブですよね。そこが凄くユニークに感じます。

「僕の目指すところはアグレッシブなカウンターファイターなんだ。フットワークを使うけど、近距離でも戦う。だいたい、試合が長引けばより積極的になる。でも最初はスマートに距離を測って、カウンターを狙うよ」

──グラウンドやスクランブルでも、ロニーは相手の体重移動を利しているかのようなカウンターアタックが絶妙です。

「細心の注意を払って、ディティールを大切にしている。そのために忍耐強く戦っているよ。自分の能力を如何に試合で使えるか。ファイトIQだよ。多くの選手が試合中に、自分の声に耳を傾けていない。

時には体が『レッスルはしたくない』と言っているかもしれない。そういう時に他に戦う手段があるのか。そこを突き詰めるために毎日のトレーニングが必要なんだよ」

──いやぁ、素晴らしいです。それでいて動きが多いからロニーは、他にないスタイルだと感じるんです。

「僕は君が言ったようにリアクション・ファイターだよ。でも、同時にハイライトリール・ファイトも行っているんだ」

──動くけど無駄がなく、結果として非常に効果的な動きをしています。

「MMAってだいたいはボクシング、レスリング、柔術で成り立っていて、少し空手やトラディショナル・マーシャルアーツが見られる。僕は空手、テコンドー、ボクシング、ムエタイ、柔術、足関節、レスリング、柔道をやってきた。17歳で始めたカンフーも含め、全ての経験を生かして戦ってきたんだ」

──ロニーが稽古してきたカンフーとはどのようなモノなのでしょうか。

「チャイニーズキックボクシング……散打、ウィンチャン・カンフー(詠春拳)もやってきたけど、主にストリートでの護身術を習得した。ケージで戦うようになってもからも、僕の蹴りはカンフー時代に修得したモノを使っている。

ストリートファイトの戦いは、如何に身を守るかということに重点が置かれていた。目潰し、喉への攻撃、掌底攻撃、急所攻撃、全てが含まれていたよ。僕はグレードラゴン・ホワイトタイガー・カンフーのブラック・サッシュ(※サッシュとは中世の軍人の勲章のような、肩から腰に掛けて掛ける儀礼な場面で使う帯)なんだ。MMAでは使えない。でも、ストリートファイトの護身を習った経験は生きるよ」

──そんな話を聞くと、さらにマルチネス戦が楽しみでしょうがなくなってきました。ではマルチネスの印象を教えてください。

「前の試合はショートノーティスで、しかもコーチが亡くった直後という状況であまり参考にはならないんだけど、あまり動きの多い選手じゃないと思う。ジャブは多いけど、レスリングもそれほど仕掛けない。でも様子見を続けるというわけじゃないよね。僕のフットワークと、アングルで攻略できると思っている」

──スイッチヒッターですが、パワーがあるのは左かと思います。

「そこだよ。左が強いことは、注意しないといけない。いずれせによ打ち合いだろうが、裏のかき合いだろうが、どんな戦いになっても対応できないとMMAじゃない。多くの選手が1つや2つのスタイルを使って戦うけど、僕は多くのスタイルの練習をしてきたうえで、戦いの中でトラディショナル・マーシャルアーツ……カンフーの美点を見せたいと思う」

■視聴方法(予定)
1月23日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC271対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者] ロバート・ウィティカー(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス(米国)
タイ・ツイバサ(豪州)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・キャノニア(米国)
デレック・ブルンソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
マルセロ・ロホ(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
ボビー・グリーン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・オルロフスキー(ベラルーシ)
ジャレッド・ヴァンデラ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ(米国)
ケイシー・オニール(英国)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス(米国)
マット・シュネル(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウィリアム・ナイト(米国)
マキシム・グリシン(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス(米国)
マナ・マルチネス(米国)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ファビオ・チェラント(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
AJ・ドブソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)
セルゲイ・モロゾフ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス(米国)
マイク・マザサ(ニュージーランド)

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