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上田幹雄 スダリオ剛を倒すための作戦【RIZIN.45】

上田幹雄がスダリオ剛に試合で勝つためにとった戦い方。

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【RIZIN45】元極真世界王者の上田が左ハイでスダリオをマットに沈め、RIZINヘビー級王座創設をアピール

<ヘビー級/5分3R>
上田幹雄(日本)
Def.2R0分56秒 by KO
スダリオ剛(日本)

スダリオが距離を詰めると、サウスポーの上田がサークリングから右ローと前蹴りを散らす。上田がオーソドックスにスイッチして右カーフを当てる。スダリオの右を受けた上田はサウスポーにスイッチし、左の前蹴りを伸ばす。距離が近くなると左右ローを繰り出していく。互いに左右ローを打ち合ったあと、上田が左ハイを見せた。コーナー際で組んだスダリオが、ボディロックでグラウンドに持ち込む。

背中を見せた上田のバックに回ったスダリオに対し、上田は立ち上がるもコーナーに押し込まれてしまう。正対した上田が首相撲から左ヒザを突き上げた。離れたスダリオが右フックを当てる。スダリオの右ローに対して、上田が左ハイから左ミドルをヒットさせる。スダリオのヒザをかわした上田が、左バックスピンキックで下がらせた。

2R、上田はサウスポースタンスで、距離を詰めてくるスダリオに左テンカオを浴びせた。スダリオのパンチをかわし、左ローから左ミドルに繋げる上田。ロープを背負うも、前に出て来たスダリオを左ハイのカウンターで迎え撃つ。ヒザがスダリオのアゴに直撃し、ダウンしたスダリオにパウンドを浴びせるとレフェリーが試合をストップした。

KO勝利を収めた上田は「いま現在、日本一強いヘビー級ということで宜しいでしょうか? 榊原社長、来年ヘビー級のベルトを作ってください。RIZINのベルトを巻いて海外の強い人を倒し、日本人の底力を見せつけます」と王座創設をアピールした。



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【RIZIN45】計量終了 アルチュレタが計量失敗で王座剥奪。変則タイトル戦実施か、この後も協議に

【写真】Made in Japan=日本の格闘技としてではなく、世界標準のMMAとして最もクオリティの高い試合が期待される扇久保×ドッドソン。両者とも問題なく計量を終えている(C)TAKUMI NAKAMURA

31日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN45のセレモニアル計量が、30日(土)に同所で行われた。
Text by Manabu Takashima

コメインで予定されていたRIZINバンタム級選手権試合は王者フアン・アルチュレタが63.8キロと2キロオーバーで王座剥奪。試合が実施された場合は変則タイトル戦となり、60.95キロでパスをした朝倉海が勝利した場合のみ新チャンピオンに認定されることに。

ただし、このセレモニアル計量時点で試合が行われるかどうかは決定しておらず榊原信行CEOより「競技であるので、ルールに則って。もう少し時間をいただいて、最終の答を皆さんにお伝えしたいと思います」という説明がなされた。

ステージ上で朝倉は「僕もビックリしています。正直。1キロとかだったら、すぐにやろうぜとなるんですけど2.8キロオーバーなんで、コーチや皆と少し考えさせてください。ただ計量オーバーは時として起こることで、僕としても試合が成立するように歩み寄りたいので少し待ってください」と話した。

一方の昨夜の時点で4キロオーバー。本来であれば最後の水抜きで十分に落とせる重さと思われたアルチュレタだが、そこから汗をかけずベルトを失うこととなり「カイとファンに謝りたい。彼は『体調不良じゃないかと』言ってきたけど、実際に悪くて。できる限りのことはしたけど、落とせなかった。本当にすまない」と神妙な表情でコメントしステージをあとにした。


メインのフライ級王座決定戦は堀口恭司、神龍誠が揃ってパス。「フライ級最強の神龍誠です。舐めているんで、明日分からせてやります」と神龍が不敵なマイクを行うと、「まぁ、見ててください。クソガキ、ぶっ飛ばすんで。ありがとうございます」と堀口は笑顔を見せた。

計量オーバーはアルチュレタのみで安西信昌と戦うイゴール・タナベ、YA-MANと相対する平本蓮がリカバリーでセレモニアル計量を欠席も、本計量ではクリアしている。姿を見せなかった平本に対し、YA-MANは「平本、ビビッてこれなかったようです」と予定になかったマイクを取って不満を口にしている。

満員の計量会場は2024年掉尾を飾るイベントを迎えるにあたり、計量開始当初は拍手もまばらだったが――斎藤裕×クレベル・コイケ戦から一気に熱を帯びるなど会場に集まったファンは格闘技を求めている空気感があり――そのなかで神龍のコメントに対する堀口のレスポンスで盛り上がりも最高潮を迎えた。


■視聴方法(予定)
12月31日(日)
午後1時00分~ABEMA
午後1時30分~U-NEXT、RIZIN100CLUB
午後2時00分~スカパー!、RIZIN LIVE

■ RIZIN45計量結果カード

<RIZINフライ級王座決定戦/5分3R>
堀口恭司:56.9キロ
神龍誠:57.0キロ

<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
フアン・アルチュレタ:63.8キロ
朝倉海:65.95キロ

<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ:65.9キロ
斎藤裕:65.85キロ

<フェザー級/5分3R>
平本蓮:65.95キロ
YA-MAN:65.85キロ

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花:48.65キロ
山本美憂:48.85キロ

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛:118.9キロ
上田幹雄:110.55キロ

<フライ級/5分3R>
扇久保博正:56.9キロ
ジョン・ドッドソン:56.95キロ

<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.0キロ
ヴィンス・モラレス:60.75キロ

<バンタム級/5分3R>
太田忍:61.0キロ
芦澤竜誠:61.0キロ

<65キロ契約/5分2R>
皇治:64.95キロ
三浦孝太:64.9キロ

<ウェルター級/5分3R>
イゴール・タナベ:76.9キロ
安西信昌:76.95キロ

<フライ級/5分3R>
新井丈:56.85キロ
ヒロヤ:56.65キロ

<特別ルール・ライト級/5分2R>
安保瑠輝也:69.85キロ
久保優太:69.8キロ

<フェザー級/5分3R>
弥益ドミネーター聡志:65.75キロ
新居すぐる:65.85キロ

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
篠塚辰樹:59.95キロ
冨澤大智:59.8キロ

<54キロ契約/5分3R>
那須川龍心:53.85キロ
シン・ジョンミン:53.8キロ

<バンタム級/5分3R>
YUSHI:60.6キロ
平本丈:60.7キロ

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RIZIN.45:オッズ/展望

MMAルールの試合のみ(キックルールは1試合のみだが)。

YUSHI 1.56
平本丈 2.50

YUSHIはRIZIN3勝1敗とはいえ、4戦のうち前戦(昨年の大晦日)の中澤がプロで1試合経験があるのみ。あとはプロデビュー戦で、アマチュアでも特に実績のない相手で、実質アマチュアマッチばかり。今回の平本弟もアマ戦績0勝1敗で、プロで試合をする実績はない。

那須川龍心 -
シン・ジョンミン -

急に決まった天心弟のMMAデビュー戦だが、両者デビュー戦のためオッズなし。兄はキックを盛り上げるためにRIZINMMAデビューしたが、弟はMMAの前にキックでの実績もない。前の試合の平本弟と同じ、弟枠での出場。

弥益ドミネーター聡志 1.71
新居すぐる 2.10

昨年11月の平本戦以来1年2ヶ月ぶりの試合となるドミネーター。その間、新居はRIZINパンクラスで3連勝し、パンクラスフェザー級王者に。グラップリングマッチでは小見川にもセンタク挟みで一本勝ちしている。その前は3連敗していたが、武器のキムラ・センタク挟みへの自信が深まり、勝ち星が着いてきた。

新居一本勝ち。

久保優太 2.00
安保瑠輝也 1.77

ブックメーカーによっては久保フェイバリットのオッズもある。

安保は全くMMAのトレーニングをしていなかったのか、後にMMAに転向する準備をしていて早まっただけなのか。この短いインターバルで試合を受けるということは、後者の気がするが。実質体重ハンデマッチだし、武器の打撃で上を行かれているのは久保にとって厳しい。

安保KO勝ち。

新井丈 1.38
ヒロヤ 3.00

11月に激闘の末修斗2階級同時王者となった新井が急遽RIZINデビュー。相手のヒロヤはここ2戦、RIZINでスプリット判定負けで、内容は善戦しているとはいえ、DEEPでも中堅クラスの選手。前戦のダメージからの回復が気になるところではあるが、王者として勝ちはマスト、フィニッシュすることで過去ヒロヤに勝った伊藤や中村との差も明確にして、次はRIZINフライ級トップ陣との対戦が期待されるようにしたいところ。

新井KO勝ち。

イゴール・タナベ 1.17
安西信昌 5.25

初のウェルター級での試合となるタナベ。まずこの階級でどこまで動けるのか。ここまでは全試合1Rフィニッシュだが、RIZINデビュー戦の阿部戦ではパンチを効かされていて、MMAのファイターとしての完成度はまだまだ。一方の安西は38歳で、5月に3年半ぶりに復帰したが、良いところ無く打撃をもらってKO負け。タナベのテイクダウンをしのぎ続ける事ができれば勝機もありそうだが、引き込みからでもグラウンドに持ち込まれると、あっさりと極められそう。

タナベ1R一本勝ち。

三浦孝太 1.49
皇治 2.65

三浦の5月の前戦は、今回同様キックからのMMAデビュー戦となるYA-MANにテイクダウンしても立たれ、タックルを切られる展開でパウンドアウトされてのKO負け。未だにプロレベルの実力があるのかどうかわからない。皇治は真面目にトレーニングしているとしても、34歳で若くもなく、MMAのへの適正があるかどうかも疑問。

良くわからないもの同士だが、皇治のフィニッシュ勝利はないと思うので、テイクダウンを奪う三浦の判定勝ちと予想。

太田忍 1.11
芦澤竜誠 7.50

太田はデビュー2戦目がMMAデビューとなる久保との対戦で、太田がテイクダウンから固めての判定勝ち。その当時よりMMAファイターとしての完成度は断然上。もうMMAデビュー戦で戦うレベルの相手ではない。

太田パウンドでKO勝ち。

元谷友貴 1.71
ヴィンス・モラレス 2.10

UFCファイターとはいえ、ジョニー・ケースのように伸びしろがあるのにリリースされたわけではなかったモラレス。RIZINトップファイターの一角ならきっちりと勝たなければいけない相手。

元谷判定勝ち。

扇久保博正 3.10
ジョン・ドッドソン 1.37

扇久保は昨年末のフライ級復帰初戦が堀口戦で完敗。7月には急遽バンタム級王座決定戦でアーチュレッタと対戦したが、フィジカル差もあり見せ場も作れず。ドッドソンは39歳でピークは過ぎているが、身体能力は落ちていない。ただ、今さらメジャーイベントでしのぎを削るような野望もないように見えるので、扇久保がドロドロの苦しい試合に持ち込むことができれば、案外簡単に気持ちが切れてしまうかもしれない。

ドッドソンKO勝ち。

スダリオ剛 1.33
上田幹雄 3.40

デビュー戦でKOされた元極真上田だが、その後K-1にも出場し、顔面への打撃のディフェンス能力は上がったか。スダリオは打撃勝負を避けるなら、テイクダウンを取れるかどうか。寝かされたら上田は立ち上がるのは厳しいか。

スダリオKO勝ち。

伊澤星花 1.10
山本美憂 8.00

山本は得意のテイクダウンしたとしても、ガードの伊澤に対して攻め手があるとは思えない。どこで勝負をして勝ちを狙うのかが気になる。

伊澤判定勝ち。

平本蓮 1.63
YA-MAN 2.30

MMAのキャリアでは平本が上だが、オープンフィンガーグローブで相手をKOしてきた数ではYA-MANが上。距離を詰めて近距離での打撃戦に持ち込めればYA-MANにもチャンスはあるかもしれないが、MMAでは平本に組まれる展開になって力を出しきれないか。

平本判定勝ち。

クレベル・コイケ 1.25
斎藤裕 4.00

金原はクレベル相手に自らグラウンドに持ち込んで勝負できたが、斎藤にはそこまでの寝技の強さはない。組みを避ける展開になるようだとクレベルペースになる。

クレベル三角で一本勝ち。

フアン・アーチュレッタ 1.87
朝倉海 1.87

ブックメーカーによってはアーチュレッタがフェイバリットのところもある。RIZINではレスリングで勝ってきたアーチュレッタだが、RIZINルールなら朝倉が3R中に一度でも効かせる打撃を入れることができれば、それだけで判定を持ってくることができる。アーチュレッタに序盤タックルでテイクダウンを奪われても、消耗せずに逃れることができれば、終盤に強い打撃を入れるチャンスが回ってくる。

朝倉判定勝ち。

堀口恭司 1.29
神龍3.75

堀口は膝の靭帯断裂もあり、金太郎相手にダウンを喫するなど、実力は下り坂に入りつつあるように見える。だとしても、世界レベルの相手との対戦経験はない神龍相手には負けるとは思えない。

堀口判定勝ち。

31日14時イベント開始で終了は21時~22時予定とのこと。速報します。

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【RIZIN.45】フアン・アーチュレッタ、朝倉海に宣戦布告「4度目の敗戦になる」萩原京平との練習状況&鈴木千裕との対戦に言及【単独インタビュー】

大みそかのリングに、アメリカから王者が帰ってくる。『にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45』(さいたまスーパーアリーナ)で行われる、朝倉海とのバンタム級タイトルマッチのため、5ヶ月ぶりにチャンピオンのフアン・アーチュレッタが来日した。

ORICON NEWSでは、チャンピオンベルトとともに戻ってきたアーチュレッタに単独インタビューを実施。長旅を終えた直後にもかかわらず、記者の質問に丁寧に答えてくれる姿は、まさに王者の風格を感じさせた。防衛してチャンピオンとして迎える2024年に、アーチュレッタが見据えるビジョンとは。

■『RIZIN.45』対戦カード
フアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海 バンタム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
堀口恭司 vs. 神龍誠 フライ級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
クレベル・コイケ vs. 斎藤裕 RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
扇久保博正 vs. ジョン・ドッドソン RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
太田忍 vs. 芦澤竜誠 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
スダリオ剛 vs. 上田幹雄 RIZIN MMAルール:5分 3R(120.0kg)
皇治 vs. 三浦孝太 RIZIN MMA特別ルール:5分2R(65.0kg)
弥益ドミネーター聡志 vs. 新居すぐる RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
イゴール・タナベ vs. 安西信昌 RIZIN MMAルール:5分3R(77.0kg)
伊澤星花 vs. 山本美憂 RIZIN MMAルール:5分 3R(49.0kg)
平本蓮 vs. YA-MAN RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
安保瑠輝也 vs. 久保優太 RIZIN MMA特別ルール:5分 2R(70.0kg)
篠塚辰樹 vs. 冨澤大智 RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(60.0kg)
平本丈 vs. YUSHI RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)

◆会場チケット発売中
PPVはABEMA、U-NEXT、RIZIN 100 CLUB

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【RIZIN45】「勝ったら鈴木千裕選手と戦いたい」斎藤裕─02─大晦日、クレベル・コイケ戦へ

【写真】平本戦前の心境──「修斗の時と同じ試合をRIZINでやろう」。痺れる言葉だ。その平本戦後の会見では、さすがに安堵感が伝わってきていた (C)MMAPLANET

31日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN45で、クレベル・コイケと対戦する斎藤裕のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

2020年以降の斎藤はRIZINで3連勝したあとに3連敗を喫した。短いスパンのなかでRIZINを背負おうとした苦悩――そんな斎藤が、かつての自分に戻してくれた平本蓮戦と大晦日のクレベル戦について語る。確かに彼を取り巻く環境は変化した。しかし大晦日のリングに立つのは、修斗時代と変わらないファイター斎藤裕だ。

<斎藤裕インタビューPart.01はコチラから>


――本来ファイターは個人事業主であり、団体の社員ではない。だから斎藤選手がそこまで考えることではない……という意見があって然りです。しかし、同時に斎藤選手が仰る「立場」を考えると、難しい判断も迫られる場合もあると。

「いろんな見方、いろんなバランスがありますからね。でもあの時に試合をしたことに対して、ただ自分が犠牲になったわけではないと思っています。あの大晦日で朝倉選手と再戦したからこそ、見えてきたものもありました。他の選手では感じられないことも、自分は感じることができたわけで。

そういうメリットとデメリットのバランスを考えることが重要だと思います。RIZIN側もケアをしてくれましたし、自分だけが傷を負って損をしたわけではなかったです。ただ、牛久戦と朝倉戦で両方とも怪我をしてしまって。スパンも短かったですし、精神的にも肉体的にもキツい時期ではあったことは事実です」

――牛久戦から平本戦まで1年もの間、試合から遠ざかっていたのは心身ともに疲れていたからなのでしょうか。

「自分で選んだ道ではありながら、流れは良くないと感じていました。そんななかで牛久選手との再戦で負けて、『じゃあ次!』という気持ちにはならなかったです。試合が続くこと、怪我も続くこと、あとは練習内容も含めて――いろいろ見直さないといけない。『だったら少し休んでもいいんじゃないか』というアドバイスをもらいました。自分もすぐ練習に戻って次、という気持ちにはならなかったので、1回リセットしようと。リセットしても試合をする気にならなかったら、それはそれかな……と」

――試合をする気にならない可能性もあったのですか。

「ありました。もし自分の中で『燃え尽きた。やり切った』という気持ちがあり、半年経って試合も練習もする気にならないのであれば、プロの選手として試合をするべきではないです」

――では1年という時を経て、もう一度戦いたいと思った理由は……。

「一番大きかったのは、『あの試合を最後にしたくない』という想いです。牛久選手との再戦の内容と結果で、本当に自分が納得して辞められるのか。ここまで一戦一戦、命懸けで試合をしてきて――あの試合が最後になると、間違いなく後悔すると思い始めました。かといって自分も納得して試合をするために、しっかり練習して整ってから復帰したい。そういう自分の気持ちを、うっすらとではありますがRIZINさんとマネージャーには伝えていたんです」

――復帰の舞台となった平本蓮戦はケージ使用のLANDMARKでした。これは斎藤選手からの希望だったのでしょうか。

「いえ、自分としてはどちらでも良かったです。RIZINさんとは『ケージでも良いです』と話をしましたが、実は『ケージって久しぶりだしなぁ』とは思っていました(笑)」

――アハハハ。ずっとリングで戦ってきてケージでの試合を迎えるにあたり、練習や技術的な面はシフトチェンジしましたか。

「相手が平本選手ということもあり、『これで負けたら諦めることができるかな』と思っていました。自分がベストの状態で試合に臨むことができれば、負ける相手ではない――いかに良い状態で試合に臨むかがテーマでした。その一方で、修斗の時と同じ試合をRIZINでやろうとは考えていましたね」

――……。

「RIZINからではなく修斗時代から、自分のことを応援してくれている人たちがいます。当日は道場のオジサンたちとかも会場に来てくれて、『まるで修斗の試合を見ているようだった』と言ってくれましたね(笑)。『まさに僕はそういう試合をしたかったんです』という話をして」

――ただ、それはRIZINから斎藤選手のことを知ってくれたファンが求める試合ではなかったかもしれません。

「自分でもそう思います。とはいえ試合は相手あってのものですし、全ての試合が皆さんの求めるものにはならないこともあります。とにかく僕が連敗している間も変わらずに応援してくれていた方たちに勝つ姿を見せたかった。自分自身も納得して試合をしたかった。ファイターは何よりも勝つことで反省もできるし、勝ってこそ喜べる。勝敗を抜きにして物事を語ることはできない。

その気持ちは、修斗時代から変わりません。あとはもうチャンピオンでもないし連敗もしていたので、肩の力が抜けて楽になったところもあったんです。『今回だけは、自分がやりたい試合をさせてくれ!』とは思っていましたね。今まで他の人たちのために頑張ってきたので、今回は好きにさせてくれと(笑)」

――一方で、試合内容には納得できていますか。

「いえ、全く納得できていません。自分としては、1Rで極めて勝つ想定をしていました。何より平本選手も練習してきているな、と感じましたね。僕の目算も甘かったですし」

――それは斎藤選手だけでなく、平本陣営以外は皆がそう思っていたのでしょうか。あの試合は平本選手の成長が称えられて然るべき内容だったと思います。

「そうなんですよね。僕としては、背中を着けたら一本取れるかなと思っていました。でも平本選手はディフェンスとか、体の使い方が巧くなっていて。『うまくいかないな』と思いながら試合していました」

――それが最後まで、うまくいかなかったと。

「フィニッシュして勝ちたいと考えていたので、極めることができなかったなぁと。でも打撃をもらわないことも試合のテーマにしていて。そのテーマはクリアすることができたと思いますが、まだまだ修正しなければいけないところは多いと感じましたね」

――平本戦から今回のクレベル戦まで試合間隔が空いたのは、何か理由があったのですか。

「特に『この選手と対戦したい』というのがなかったです。あの時点では、すでにクレベル×鈴木戦が決まっていて。朝倉×ケラモフ戦もあったし、試合結果を見ながらいろいろ動いていくのかなとは思っていました」

――斎藤選手が試合をしていない間に、RIZINフェザー級が大きく動きました。

「ほぼ毎月動いていましたね」

――そういう展開を、斎藤選手は一歩どころか思いっきり引いて全体の動きを見ていそうですね。

「アハハハ、確かに全体の動きを眺めていましたね。この選手がここで勝ったなら、このマッチメイクだな――とか一人で考えていました(笑)。大晦日については、ケラモフ×鈴木戦の結果待ちかなと思っていたんですよ。そうしたら先にクレベル戦のオファーが来て。ケラモフ×鈴木戦の結果を待たずして、クレベル戦が決まったのは良かったです。現状としては一番良い相手で」

――クレベル選手に勝利している金原選手と対戦、という考えはなかったですか。

「金原選手がクレベル選手に勝った時、次はタイトルマッチへ進むんじゃないかと予想しています。鈴木選手がケラモフに勝ってベルトを巻いたことで、鈴木×金原の機運も高まったと思いますし」

――一方で金原選手に敗れたクレベル選手が、現状で一番良い相手というのは……。

「まず2年前に対戦できなかったことから、ストーリーが始まっていると思うんです。何も思い入れがない選手と試合するよりは、お客さんも感情移入してもらえるでしょうし。何より自分にとっても、気持ちを入れて練習できる相手でした。そのクレベル選手と僕が大晦日に試合をしたら盛り上がるだろう――客観的に見ても、そう思います。

たぶんクレベル選手にとっても、僕は良い相手なんですよ。僕に勝てば、再びタイトル戦線に浮上できるわけですから。名誉挽回の試合というか、彼にとってもメリットのある試合で。本人がそう思っているかどうかは分からないですけど」

――2年前に対戦のお話が挙がった時と現在で、クレベル選手に対する評価が変わったところはありますか。

「2年前のほうが大きく見えましたよね。あの時はRIZINに参戦してからずっと一本で勝っていたし、どういうふうに攻略するんだろうと思われていて。でも、あの時から自分も彼も、何試合もやってきて――彼の試合を見る機会が増えて、クレベルのカラクリが明確に分かってきました」

――対して、斎藤選手ご自身は2年間でどう変わってきましたか。

「実は――いろんな取り巻く環境が変わっていくなかで、精神的にも肉体的にも良い時期が3年に1回ぐらいのペースで回ってくるんですよ。今まさに、その時で。とても良いコンディションで大晦日を迎える予定でいます」

――3年に一度のピークというと……。

「前回は2020年、朝倉選手との初戦ですね。あの時は摩嶋戦、朝倉戦、ケラモフ戦と本当に精神も体調も良くて、誰が来ても勝てるなと感覚がありました。その前は2016年にVTJでISAO選手と対戦した時で。あの時はコンディションが良く、何ラウンドでもできると思いました。結果は判定負けでしたが、今でも自分が負けたとは思っていませんし」

――こちらの質問に対して冷静に答えてくれていた斎藤選手ですが、ISAO戦については完全にファイターの顔に戻っていて何だか嬉しいです。クレベル戦で勝ったあとのストーリーラインは、どのように考えていますか。

「勝ったら次はチャンピオンの鈴木千裕選手と対戦したいです。そのためにはクレベル戦のインパクトも大事になると思っています。皆さん、大晦日の試合はぜひ見てください」


■視聴方法(予定)
12月31日(日)
午後1時00分~ABEMA
午後1時30分~U-NEXT、RIZIN100CLUB
午後2時00分~スカパー!、RIZIN LIVE

■ RIZIN45対戦カード

<RIZINフライ級王座決定戦/5分3R>
堀口恭司(日本)
神龍誠(日本)

<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]フアン・アーチュレッタ(米国)
[挑戦者]朝倉海(日本)

<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ(ブラジル)
斎藤裕(日本)

<フェザー級/5分3R>
平本蓮(日本)
YA-MAN(日本)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花(日本)
山本美憂(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
上田幹雄(日本)

<バンタム級/5分3R>
元谷友貴(日本)
ヴィンス・モラレス(米国)

<フライ級/5分3R>
扇久保博正(日本)
ジョン・ドッドソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
太田忍(日本)
芦澤竜誠(日本)

<65キロ契約/5分2R>
皇治(日本)
三浦孝太(日本)

<ウェルター級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
安西信昌(日本)

<フライ級/5分3R>
新井丈(日本)
ヒロヤ(日本)

<特別ルール・ライト級/5分2R>
安保瑠輝也(日本)
久保優太(日本)

<フェザー級/5分3R>
弥益ドミネーター聡志(日本)
新居すぐる(日本)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
篠塚辰樹(日本)
冨澤大智(日本)

<54キロ契約/5分3R>
那須川龍心(日本)
シン・ジョンミン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
YUSHI(日本)
平本丈(日本)

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【RIZIN45】クレベル・コイケ戦前の斎藤裕─01─RIZIN LIFEを振り返る「プレッシャーというより、責任感」

【写真】斎藤裕は、ジェネラルの認知度が上がっても斎藤裕だった (C)MMAPLANET

31日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN45で、斎藤裕がクレベル・コイケと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

斎藤のインタビューがMMAPLANETに掲載されるのは、3年9カ月振りとなる。2020年から修斗世界フェザー級王者としてRIZINに出場し、斎藤を取り巻く環境は大きく変わった。朝倉未来を下し、さらにRIZINのベルトを巻きメインイベンターとなったことで、ただのイチ選手ではなくなった――と本人は語る。そんな斎藤がRIZIN出場以降から現在まで、抱えてきた想いを語ってくれた。


――MMAPLANETにとって斎藤裕選手の単独インタビューは2020年3月29日に行われる予定であった、修斗世界フェザー級王座防衛戦(※コロナ禍のため試合は実現せず)以来となります。

「お久しぶりです! MMAPLANETさんには修斗の頃から取材していただいて。その後はRIZINがリングだったので――」

――まずは経緯説明から、ありがとうございます(笑)。斎藤選手は主戦場をRIZINに移し、格闘技キャリアも大きく変化したのではないでしょうか。

「結構変わりましたね。良くも悪くも目立つようになってしまい、生活はしづらくなっています。生活圏でも面が割れているようなものなので、下町だとお店に行ったら僕だとバレてしまうとか(苦笑)」

――街で「あぁ、斎藤裕がいるぅ~」と声をかけられたり(笑)。

「アハハハ。僕は耳が沸いているので、変装していてもバレるんですよ。もうプライベートはない感じですね」

――街中で声をかけられた時は、握手やサインを求められると対応するのですか。

「僕は対応しますよ(笑)。失礼な人に対しては『ちょっとどうかな……』と思うことはありますが、常識のある人には対応します」

――一番驚いたのは、RIZINに主戦場を移してからYouTubeをはじめSNSでの発信を頻繁に行うようになったことです。

「あぁ、そうですね。そういう形で発信していかないといけない立場になって――あんまりSNSでの発信というのは得意ではないけど、なんとか続けています」

――斎藤選手の場合はSNSで有名になって試合の機会を得ているのではなく、試合をして有名になることによりSNSで発信しなくてはいけない立場になったという印象があります。

「その違いはあるかもしれないですね」

――RIZINをはじめ、国内のMMAを盛り上げていかなければいけないという意識が以前よりも高まったのでしょうか。

「RIZINで摩嶋選手に勝ち、2戦目でベルトを賭けて朝倉未来選手と対戦することになりました。あの状況まで行ったことにより、自分は世間と戦わなくてはいけなくなって――その状況は受け入れるしかないと思いました。朝倉選手に勝ってチャンピオンとして試合をしていかないといけないし、世に向けて発信することは仕事としてもやっていかなければいけない、と考えるようにはなりましたね」

――一方で、練習環境や技術的な変化はありますか。

「練習に関しては、いろんなところに行って自分に必要なことをやるようにしています。より明確に、よりギュッと詰めて練習する。自分が必要なことだけをやるので無駄がない。それだけ合理的になってきたとは思います。次のクレベル選手もそうですが、本当にやり甲斐のある選手と対戦させてもらっていて、どんどん自分に足りないものを身につけていかなければいけない。試合ごとに技術の上積みはやっているつもりです」

――まだ修斗がケージで公式戦を開催する前でも、斎藤選手はリングで戦いながらもケージが見える稀有なファイターでした。距離の取り方、組み手、テイクダウンそしてグラウンドのコントロールは、まさにケージのそれだったと思います。RIZINに出場し、ケージからリングで戦うようになり、技術的に変化させてきたものはありますか。

「大きいところでいうとRIZINはユニファイドルールではなく、採点基準としては打撃が優先されますよね。RIZINのファンの方々は、組み技や寝技の攻防よりも打撃のような派手な攻防を好むことは、自分でも理解していて。リングで戦うことも含めて――自分が求めているものとは少し違うかもしれないけれども、RIZINやお客さんが求めているものに応えられるようにしているのは確かです。ただ、今年に入って久しぶりにケージで戦い、『ケージで戦うのも悪くないなぁ』と思いました(笑)」

――アハハハ。斎藤選手がケージで戦うのは2019年9月の高谷裕之戦以来、3年7カ月振りでした。

「機会があれば、どんどんケージでも戦いたいと思うぐらいでしたよ」

――久しぶりにケージで試合を行い、リングとの違いは感じましたか。

「LANDMARKの平本戦は、修斗時代と同じ試合をしようと考えていました。特に大きな違いはないかもしれないです。ユニファイドであろうと、そうでなかろうと、対応できる選手は何でも対応できると思っています。ベラトール勢もA・Jマッキーとかパトリシオは、RIZINルールに対応していたじゃないですか」

――確かに。斎藤選手の場合はRIZINルールで勝つ、あるいはファンに受け入れられるためのシフトチェンジは、早々に実現できていたのでしょうか。

「摩嶋戦の勝ち方のイメージが強いのか、自分の中でも初参戦で『サッカーボールキックや四点ヒザがあるルールでも対応できるんだなぁ』と思いました。摩嶋選手ほどの強い相手で、新しいルールでも自分の動きや技が出せるタイプなんだなと、改めて気づきましたね」

――摩嶋戦であの勝ち方をして、朝倉未来とケラモフを連覇し、いきなりピークが来ました。その時に取り巻く環境は変わったのですか。

「そうですね。僕としては住む場所は変わっていないし、もともと生活にお金が掛からないタイプなので、自分の中では特に変わっているとは意識していなかったです。でも周りの目は違っていて、特に朝倉選手に勝った時は周りの世界がひっくり返ったような感じでした。僕としても少し戸惑いはありましたよね。『そこまで騒がなくても……』という(苦笑)」

――RIZINでは3連勝から3連敗を喫しています。特に2021年10月の牛久絢太郎戦から、朝倉未来選手との再戦、牛久選手との再戦まで半年間で3試合というのは、スパンが短いように思っていました。

「牛久選手との初戦の時は、本来なら朝倉選手に勝ったクレベル選手と対戦するのが当然の流れではありました。しかしクレベル戦は実現されず――でも10月、11月、そして大晦日と興行は決まっていく。特に10月は自分の防衛戦のメインの興行で。立場上、自分がやらなければいけない。自分はもう『ただのイチ選手ではない』という自覚はありました。あの頃から少し流れが変わってきたかな、とは思います」

――ご自身の中でプレッシャーや重圧のようなものはありましたか。チャンピオンとして興行に穴は空けられないという。

「それはプレッシャーというより、『責任感』という言葉が正しいかもしれないですね。あれだけの規模の興行でメインイベントを務める立場上、責任感を持って臨むしかない」

――正直なところ、牛久選手にKO負けを喫した2カ月後に朝倉未来選手との再戦というのは、本来なら組まれるはずのないマッチアップだと思います。

「あぁ、う~ん……」

――それでも朝倉選手との再戦に臨んだのは、先ほど仰った「責任感」によるものだったのですか。

「あの時のことで言うと、僕は牛久選手にカットして負けたんですね。なかなか練習にも戻れないし、じゃあ次戦は……と不透明な状態になりました。さらに、あの時はコロナ禍のために12月から海外から選手が入れなくなってしまった。すると日本国内の選手だけで試合を組むしかない。あの時はまだフジテレビが生中継していましたし」

――……。

「そんなことは、選手である僕が考えなくてもいいとは思います。でもRIZINを存続させていくためには興行を成立させないといけない。そんななかで僕もRIZINサイドと話し合いを持ち、いろいろ話をしていくなかで『これも自分の役割なのかな』と思ったんです。これまで多くの先輩方が、それでも試合をしてきてバトンを繋いできてくれたわけじゃないですか。そう思うと、今は自分がその役割を担うべきなんだなと思いました」

<この項、続く>


■視聴方法(予定)
12月31日(日)
午後1時00分~ABEMA
午後1時30分~U-NEXT、RIZIN100CLUB
午後2時00分~スカパー!、RIZIN LIVE

■ RIZIN45対戦カード

<RIZINフライ級王座決定戦/5分3R>
堀口恭司(日本)
神龍誠(日本)

<RIZINバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]フアン・アーチュレッタ(米国)
[挑戦者]朝倉海(日本)

<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ(ブラジル)
斎藤裕(日本)

<フェザー級/5分3R>
平本蓮(日本)
YA-MAN(日本)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花(日本)
山本美憂(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
上田幹雄(日本)

<バンタム級/5分3R>
元谷友貴(日本)
ヴィンス・モラレス(米国)

<フライ級/5分3R>
扇久保博正(日本)
ジョン・ドッドソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
太田忍(日本)
芦澤竜誠(日本)

<65キロ契約/5分2R>
皇治(日本)
三浦孝太(日本)

<ウェルター級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
安西信昌(日本)

<フライ級/5分3R>
新井丈(日本)
ヒロヤ(日本)

<特別ルール・ライト級/5分2R>
安保瑠輝也(日本)
久保優太(日本)

<フェザー級/5分3R>
弥益ドミネーター聡志(日本)
新居すぐる(日本)

<キックボクシング・フライ級/3分3R>
篠塚辰樹(日本)
冨澤大智(日本)

<54キロ契約/5分3R>
那須川龍心(日本)
シン・ジョンミン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
YUSHI(日本)
平本丈(日本)

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【RIZIN.45】皇治、芦澤竜誠を“魚例え”で挑発!?「しっかり神経締めする」 朝倉海との幻のMMAマッチに実現意欲も 『RIZIN.45』公開練習

大みそかに行われる『RIZIN.45』(さいたまスーパーアリーナ)で、ついにMMAデビューすることが決定した“俺たちのスーパースター”こと皇治(34)。対戦相手がサッカー元日本代表の三浦知良選手の息子である三浦孝太(21)となったことで、世間的にも大きな話題となった。

●『RIZIN.45』対戦カード
・バンタム級タイトルマッチ
フアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海
・フライ級タイトルマッチ
堀口恭司 vs. 神龍誠
・フェザー級
クレベル・コイケ vs. 斎藤裕
・フライ級
扇久保博正 vs. ジョン・ドッドソン
・バンタム級
太田忍 vs. 芦澤竜誠
・ヘビー級
スダリオ剛 vs. 上田幹雄
・スーパーアトム級
伊澤星花 vs. 山本美憂
・65キロ級(5分2ラウンド)
皇治 vs. 三浦孝太
・フェザー級
弥益ドミネーター聡志 vs. 新居すぐる
・ウェルター級
イゴール・タナベ vs. 安西信昌
・フェザー級
平本蓮 vs. YA-MAN
・70キロ級(5分2ラウンド)
安保瑠輝也 vs. 久保優太
・60キロ級キックルール(OFG)
篠塚辰樹 vs. 冨澤大智
・バンタム級
平本丈 vs. YUSHI
・フライ級
新井丈 vs. ヒロヤ
・54キロ級
那須川龍心 vs. シン・ジョンミン
・バンタム級
元谷友貴 vs. ヴィンス・モラレス

◆会場チケット発売中
PPVはABEMA、U-NEXT、RIZIN 100 CLUB、RIZIN LIVEにて

#皇治 #芦澤竜誠 #朝倉海 #RIZIN #RIZIN45

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RIZIN.45:追加カード発表

▼ヘビー級(120.0kg)5分3R
スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)
上田幹雄(BRAVE)

両選手とも、MMAファイターとしての完成度はまだまだなので、今白黒つけるタイミングではないと思った。ファイトマネーが(円高もあって)無駄に高い中途半端な外国人選手を連れてくるよりは良い試合になりそうだが。

RIZINキックルール 70.0kg 3分3R
安保瑠輝也(MFL team CLUB es)
木村"フィリップ"ミノル(ブラジル/Battle Box)

サスペンドが半年しかないことについて、榊原CEOは「じゃあ1年も2年もサスペンデッドしてどうやって生きていくんですか」と言っていたが、そういうリスクがあるからこそドーピングはやらないようにしようと思えるのでは?「選手に愛を持って接している」と言うなら、ドーピングをしていない選手を使ってほしい。

バンタム級(-61.0kg)5分3R
太田 忍(パラエストラ柏)
芦澤竜誠(フリー)

芦澤はMMAデビュー戦でいきなり太田との対戦。同じK-1出身の久保優太は、MMAデビュー戦で太田と対戦して、まったく見せ場なく押さえこまれて負けていた。そのカードに比べると、太田が成長している分、押さえ込みだけでは終わらず、一本やKOで太田が勝ちそう。考えにくいが、芦澤はよほど自信があるのだろうか。