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MMA MMAPLANET o UFN207 アレキサンダー・ヴォルコフ ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク

【UFN207】ヴォルコフ、パンチと蹴りのコンビでホーゼンストライクを近づけさせず。連打でTKO勝ち

<ヘビー/5分5R>
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)
Def.1R2分12秒by TKO
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

左ローから左ミドル、左ジャブを繰り出すヴォルコフ。ホーゼンストライクはハイの後に距離を詰めようとするが、左ジャブが待っている。左フックを見せて左ローを蹴ったホーゼンストライク。ヴォルコフが逆に右から左ローを蹴り、自分の距離で戦っている。飛び込んでワンツーのホーゼンストライク、かわしたヴォルコフは足のフェイクを見せて右ストレート、直後に蹴りにつなげる。

左ミドルを捌いて左右のフックで出たホーゼンストライクにヴォルコフが右を当てる。間合いを取ったホーゼンストライクは右を被弾し腰が落ちると、動きが止まり続く右の連打でマウスピースが飛び出す。さらにパンチを続けると、ホーゼンストライクが背中を向けて立ち上がろうとしたところでレフェリーが試合を止めた。

「レフェリーが止めていなくても、KOできた。彼はディフェンスが良くない」とヴォルコフは話した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN207   アーノルド・アレン ダン・イゲ モフサル・エフロエフ

【UFN207】モフサル・エフロエフがダン・イゲを完全ドミネイト。アーノルド・アレンを指名!!

<フェザー級/5分3R>
モフサル・エフロエフ(ロシア)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ダン・イゲ(米国)

まずイゲが左ジャブを入れ、左ローにもステップインしてワンツーを決める。積極的に踏み込んで拳を振るうイゲに対し、エフロエフもワンツーを伸ばす。イゲのローに右を合わせたエフロエフが、前蹴りを胸に当てる。さらに後ろ回し蹴りを見せたエフロエフはジャブを当てる。右をかわしボディを入れたイゲは、ステップインにヒザを合わされて動きが一瞬止まる。

足を使って間合いを測るイゲ、急がないエフロエフが右オーバーハンドを当てて、シングルレッグからバックに回る。立ち上がったイゲを前方にスラムしたエフロエフは、エルボーを受けてもドラッグダウンしバックを続ける。足り上がって胸を合わせたイゲがボディロックもエフロエフは小手投げから正対して離れる。イゲも持ち直し、初回が終了した。

2R、エフロエフの前蹴りやハイにも距離を詰めるイゲがジャブやワンツーを被弾する。イゲがアイポークがあったとアピールし、ごく短い時間だが試合が止まる。再開後、近距離で右アッパーを入れたエフロエフは、イゲの右に右を合わせる。再び跳びヒザを見せたエフロエフ。初回ほどダメージを与えることはできなかったが、イゲを怯ませる効果は十分にあったようだ。やや時間を置いて、再び前に出るよいうになったイゲはローに右をカウンターで受けるが、右に続き左ボディを入れる。

エフロエフも打たれて下がらず、ワンツー&前蹴り。イゲは左フックで応える。さらにジャブを伸ばしたイゲはテイクダウ狙いを一度は切るが、次の展開で遠い位置から低い位置に組んだエフロエフのダブルレッグに背中をつかされる。エルボーを入れたエフロエフは、イゲを流血に追い込みこの回も取った。

最終回、カットだけでなく左目も腫らしたイゲは左の差しあげテイクダウンから、バックを許しテイクダウンを取られる。ワンフックのエフロエフは後方から殴り、左足を制して胸を合わせることを許さない。イゲは立ち上がるが、リフトされ後方へのテイクダウンを許す。再び背中を取ったエフロエフが立ち上がったイゲの正面に回りテイクダウン。キムラロックを切り返してトップを維持したエフロエフに対し、イゲが背中を見せる。

前方へのスラムの直後にシングルレッグに出たイゲの頭を潰したエフロエフが、鉄槌をいれる。懸命に上体を起こしにいくイゲは、後方にエルボーを振るうなど、粘りを見せる。エフロエフはボディロックにきたところで体重を浴びせてトップいを取り切る。イゲの三角絞めを担ぎ、背中を再び取ったエフロエフは胸を合わせに来たところでスクランブルからスタンドに戻る。残り20秒でテイクダウンを決め、バックから殴ったエフロエフが力の差を見せフルマークの判定勝ちを収めた。

UFC6連勝とした勝者は「相手はずっと危険だった。ファイト・オブ・ザ・ナイトに相応しい。次はビッグファイトを望む。僕はチャンピオンになる。次の相手は使命できるなら。1人いる。なんども対戦要求をしているけど、逃げるクソ野郎──アーノルド・アレンだよ。僕はヤツを倒したい。ロンドルで戦う? フィニッシュするよ」と話した。


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MMA MMAPLANET o UFN207 カリーニ・シウバ

【UFN207】カリーニ・シウバ、右とダブルの一体化=ノック&テイクダウンからボテーリョをダース葬で

<女子フライ級/5分3R>
カリーニ・シウバ(ブラジル)
Def.1R4分55秒by ダースチョーク
ポリアナ・ボテーリョ(ブラジル)

まず右前蹴りを見せたシウバに対し、ボテーリョも前蹴りを返す。左リードフックのボテーリョ、シウバが左ハイを見せる。右ローを蹴ったボテーリョは、間合いをはかりつつ右を狙っているか。前蹴りを同時に見せ、直後に左を伸ばしたボテーリョにが右ミドルを狙う。ならばとシウバも素早い右ミドルを繰り出し、左を受けながら左ミドルを入れる。ボテーリョは左リードフックを続け、左ミドルをかわす。左リードフックに右を合わせるようになったシウバの右オーバーハンドは空振りに。

サウスポーを織り交ぜるシウバは、蹴りをしっかりと見てくるボテーリョに左ジャブもカウンターの右アッパーを受けそうになる。残り1分、蹴りに反応するボテーリョだが、右オーバーハンドを打ち込まれて直後にダブルレッグでテイクダウンを奪われる。ノック&テイクダウンといって良いパンチとダブルが一体化した攻撃でトップを取ったシウバはハーフからパス、シングル狙いで腹ばいになったボテーリョにダースチョークをセットする。ボテーリョがタップし、シウバは顔をキャンバスに沈め、喜びを露わにした。


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MMA MMAPLANET o UFN207 オーデ・オズボーン ザルク・アダシェフ

【UFN207】フライ級でも倒せます。オーデ・オズボーン、下がって右オーバーハンドでアダシェフをKO

<フライ級/5分3R>
オーデ・オズボーン(米国)
Def.1R1分01秒by TKO
ザルク・アダシェフ(ウズベキスタン)

サウスポーのオズボーンに左ローを蹴ったアダシェフが、ワンツーを伸ばす。左を避けて、左前蹴りを入れたアダシェフはステップインをバックステップでかわしつつカウンターを狙う。その踏み込みから左の打ち終わりに、下がりつつ右オーバーハンドをオズボーンが決めるとアダシェフが前方に崩れ落ちる。間髪入れず鉄槌をまとめたオズボーンが失神に追い込み、一気にTKO勝ちを決めた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFN207 カロリーナ・コバケビッチ キック フェリース・ヘリッグ

【UFN207】覚醒といって良いほどの成長。コバケビッチがRNCで一本勝ち。ヘリッグはグローブ置く

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ(ポーランド)
Def.2R4分01秒by RNC
フェリース・ヘリッグ(米国)

ワンツーで右を入れたコバケビッチ。ヘリッグのステップインに右を合わせていく。ヘリッグは左ミドルも、コバケビッチが右を打つ。ワンツーで前に出てもカウンターで右を被弾するヘリッグが、右オーバーハンドを伸ばす。さらに左フックを振るうが、コバケビッチがミドルを蹴り、ショートのワンツーから蹴り足をキャッチしてテイクダウン。ヘリッグが即スイープからスクランブルでスタンドに戻り、打撃戦が続く。

近距離で激しくパンチを繰り出す両者。右オーバーハンドを受けたコバケビッチは、首相撲からヒザ蹴り、クリンチに切り替えてケージに押し込むと右エルボーを打って離れる。さらに首相撲&ヒザ、エルボーからワキを潜ってバックに回ったコバケビッチはスイッチを狙ったヘリッグの頭が下がると、後方からヒザを顔面に突き上げる。そのままバックコントロールを続け、胸を合わされる瞬間にパンチをまとめて離れたコバケビッチは、ヘリッグのシングルレッグからボディロックテイクダウンを耐え、打撃の間合いに戻してラウンド終了となった。

2R、ワンツーからスリー・フォーで前に出るヘリッグ。カウンターを恐れず右をヒットさせ、ワンツーで左をクリーンに打ち抜いたヘリッグが、右もしっかりと打ち込む。コバケビッチはクリンチから右エルボーを入れ、離れると左ジャブを当てる。ヘリッグも力の入った右を決めたが、コバケビッチはジャブを入れる。ダブルレッグで倒されそうになったコバケビッチはウィザーで腰にヘリッグを乗せて上を取り切り、スクランブルでバックを取ると両足をフックする。RNC狙いも──ケージキックにマウントに移行しつつパウンドを落としたコバケビッチは、ヘリッグが下を向きくともう一度RNCを仕掛けていく。

上半身を起こして耐えるヘリッグに、パンチを集中したコバケヴィッチが右腕を喉下に滑り込ませRNCを完成。ヘリッグがタップすると、コバケヴィッチは歓喜の声を挙げた。ヘリッグを抱き合って言葉は交わしたコバケヴィッチは「素晴らしい気持ちよ。戻って来たわ。生活の全てを変えた。家族、夫から離れ2カ月間ATTでパフンパの下でトレーニングして……自分を信じて極めたの」とコメントした。

一方、敗者ヘリッグはグローブを置き、「8年間UFCで戦えて光栄だった。12年間、MMAを戦ってきて──2度ACLの手術をした。自分を証明したかったけど、2度のヒザの手術を乗り越えて最高峰で戦えると。過去最高のトレーニングをして、精神的に最高だった。凄く前向きなエネルギーに満たされていて。素晴らしい人々、コーチがいてくれたわ。でも、ケージでは以前のようにやれなかたった。もう、これで最後の試合。人生の一つの章の幕を下ろすわ。凄く悲しい、12年間費やしてきたから。でも、その時が来たの。ケージから去る時が来たの」としっかりとした口調で話した。


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MMA MMAPLANET o UFN207 ジョニー・ムニョスJr トニー・グレーブリー

【UFN207】グレーブリー、ダブルレッグで組まれるタイミングで右アッパー。ムニョスJrをKO

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー(米国)
Def.1R1分08秒by KO
ジョニー・ムニョスJr(米国)

左ローを蹴ったグレーブリーが、続いて右ローを見せる。ムニョスのローに右を合わせようとしたグレーブリーがハイを繰り出す。ワンツーで前に出たグレーブリーは、ケージを背負ったムニョスが左フックに合わせてダブルレッグを狙い、組みつく。グレーブリーは右腕を回され、グリップを組まれそうになったなかで、右アッパーを振るう。この一発がムニョスの顔面を捕ら、前方に倒れ込んだところで追撃のパウンドを連打し勝負は決した。

「テイクダウンしてきたのが見え、ウィザーをして右を振った」とグレーブリーはフィニッシュを振り返った。


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MMA MMAPLANET o UFN207 ザルガス・ズマグロフ

【UFN207】30-27のコールに勝利を諦めたモリーナが、ズマグロフからスプリット判定勝ち

<フライ級/5分3R>
ジェフ・モリーナ(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.28-29
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)

間合いを図る両者、ズマグロフの左に右フックを合わせたモリーナが左ハイを蹴っていく。ローに右を合わせたズマグロフは、右ミドルにもオーバーハンドをカウンターで打っていく。パンチのフェイクから組んだズマグロフがバックに回る。モリーナは後方にヒジを振るい、テイクダウンを許さず胸を合わせることに成功する。右腕を差してケージに押し込み、ワキを潜りズマグロフが再びバックへ。クラッチを剥がして離れたモリーナはワンツーに右を打っていく。

左右に動くズマグロフに対し、左ハイを狙ったモリーナが右前蹴り、右フックを入れる。ワンツーから組んだズマグロフは切り、逆に押し返したモリーナが離れ時間に。

2R、モリーナが右カーフ、そして前蹴りを繰り出す。ズマグロフはカーフで姿勢を乱したが、続く蹴りをキャッチしてここもバックに。持ち上げて前方にモリーナを崩したズマグロフが、ワンフックへ。立ち上がったモリーナは胸を合わせるが、ズマグロフがシングルで左足を持ち上げて崩しにかかる。

片足状態で耐え、細かいパンチを顔面に入れるモリーナは、逆側へのシングルも頭を刈って防ぐと、いなしからバックへ。強引な絞めを防ぎ、ズマグロフがスタンドに戻るとバンテージがほどけ試合が中断される。再開後、モリーナが左ミドル。ズマグロフが左ボディを返す。ローで体がよれるズマグロフは、上体を動かしてサークリングから左を振るって前に出る。残り1分でズマグロフがダブルレッグ。切ったモリーナに左フックを当てたズマグロフが、ヒザ蹴りをキャッチしてケージに押し込むと、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。ギロチンを抜けられたモリーナは、背中を預けて立ち上がり時間を迎えた。

最終回、ワンツーの交換からズマグロフが左ジャブを伸ばす。モリーナは右オーバーハンドも、ズマグロフが右を当ててワンツー。ローに右オーバーハンドを合わせていったモリーナは、スピニングバックフィストをかわす。左ハイをブロックしたズマグロフは、手数が多いが精度は低い。

モリーナは右ミドルハイを蹴り、ズマグロフが前に出てボディを打つ。さらに左を入れたズマグロフが左ボディを打ち込む。殴って離れるズマグロフを追いかけ右を当てたモリーナは左フックに右フックを返す。飛び込んでアッパーストレート、直後にオーバハンドを繰り出すズマグロフに対し、モリーナもダブルレッグを切りながら右を当てる。一進一退、言い換えると決定的な場面を両者が創れないまま試合は残り1分に。

飛び込んでの右前蹴りからスピニングバックフィストのモリーナだが、辺りは浅い。ズマグロフがシングルでケージにモリーナを押し込み、ここもバックに。尻もちをつかされると同時にモリーナが、起き上ってパンチを打ったところで試合が終わる。ジャッジの裁定はスプリットに割れ、モリーナは勝利を諦めてコール前にレフェリーから離れたが、本人も驚く判定勝ちを手にした。


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