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MMA MMAPLANET o UFN203 ソン・ヤードン ドミニク・クルーズ マルロン・モラエス

【UFN203】開始早々からパンチで圧倒、ヤードンが高速コンビネーションでモラエスをマットに沈める

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン(中国)
Def.1R2分06秒 by KO
マルロン・モラエス(ブラジル)

いきなり左ボディから顔面へのフックで攻め立てるヤードン。モラエスが距離を取る。ヤードンは左ミドル、さらに右クロスでダウンをモラエスをグラつかせる。マットに手を着いたモラエスは体勢を整えなおしたが、さらにヤードンのパンチをもらいグラついてしまう。モラエスは左アッパーから右フックを、ヤードンはスウェーでかわす。左ジャブの突き合いから、ヤードンが右クロス、左フック、そして右アッパーのコンビネーションを全て当てて、モラエスをマットに沈めた。

試合後、ヤードンは「尊敬している」というドミニク・クルーズとの対戦をアピールした。


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MMA MMAPLANET o UFN203 アレックス・カサレス キック

【UFN203】ソディック・ユースウが右インローでカサレスを削り、ユナニマス判定でランカー対決を制す

<フェザー級/5分3R>
ソディック・ユースウ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
アレックス・カサレス(米国)

サウスポーのカサレスが右腕を伸ばしながら近づくも、ユースウはグローブタッチをしない。左クロスを当てたカサレスが組みつきボディロックでグラウンドに持ち込んだ。バックに回るカサレス、しかしユースウもしのいで立ち上がる。スタンドではプレッシャーをかけ続けるユースウが、カサレスの左ミドルをキャッチしてグラウンドに持ち込んだ。相手の足を捌いてパスを狙うユースウに対し、カサレスは立ち上がるもバックを狙われる。ケージ際の差し合いからカサレスが離れてケージ中央へ。ユースウが右ハイを2発、カサレスはブロックするもバランスは崩れる。

サークリングしながら打撃を放つカサレスに組みついたユースウが、ケージ際でバックに回った。右足を差し入れるユースウ、持ち上げて引き倒そうと試みるが、カサレスも耐えて離れる。両者のローが交錯したあと、ユースウがプレッシャーをかけながら、カサレスの右フックをかわしてボディロックで組みつき、カサレスをケージに押し込む。ユースウがバックに回るが、切り返したカサレスが反対にバックを奪う。しかしユースウも正対して右腕を差し上げてカサレスをケージに押し込んだ。

2R、カサレスが大きな左ロー。ユースウはコンパクトな右ストレートで攻める。右サイドキックで相手を突き放すカサレスだが、ユースウの前進は止まらない。ユースウのパンチをもらってグラついたカサレス、下がりながら左アッパーを突き上げるも空を切る。右ストレートから右ミドル、そして相手が入ってきたところに右ストレートをカウンターで合わせたユースウ。カサレスは左ボディストレートからサークリングする。ユースウの左フックをもらったカサレスが一瞬マットに手を着いた。ローを受けたカサレスの手数が増えるも、ペースを握り返すには至らない。

ユースウのローを受けてバランスを崩すカサレス。しかし崩れながらもユースウをこかすなど仕掛けは多い。ユースウは細かい蹴りでカサレスを中に入れさせず、ケージを背負わせる。左ストレートでケージ中央まで押し返すカサレスだが、蹴りをすくわれて尻もちを着いた。立ち上がり、左ボディを突き刺すカサレス。ユースウはガードを固めて相手を見ながら、右インローでカサレスを追い込んでいく。カサレスの足が流れ、バランスが崩れることが多くなった2Rだった。

最終回、右サイドキックで入るカサレス。ユースウはガードを固めて右インロー、カサレスの右サイドキックをキャッチしたがテイクダウンは成らなかった。しかしユースウの右インローがクリーンヒット。ユースウは右ショート、カサレスは左ストレートを返す。カサレスの左ボディが当たると、ユースウが下がるように。見合いながら右バックスピンキックを相手の腹に突き刺したカサレス。ユースウも右インローを当てるも、カサレスが前に出ていく。相手にケージを背負わせて左ストレートで攻め立てるカサレス、ユースウが前に出て来ると組みついてテイクダウンを仕掛ける。

これを凌いだユースウは右ハイ、そして右ショートを当ててカサレスをグラつかせた。さらに右ローで追い込むユースウ。カサレスの左右フックをダッキングでかわすユースウ、右インローを効かせる。カサレスは組みつくもユースウが両腕を差し上げて倒れず。ユースウが右ローから、組みついてきたカサレスをガブって試合を終えた。

裁定はユナニマスで、右インローを効かせたユースウが勝利した。


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MMA MMAPLANET o UFN203 キック テレンス・マッキニー ドリュー・ドバー

【UFN203】あわや秒殺KO負けから盛り返したドバーが、疲れたマッキニーを逆転パウンドアウト

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー(米国)
Def.1R3分17秒 by TKO
テレンス・マッキニー(米国)

ともにサウスポー、前に出るマッキニーがボディに左ヒザを突き刺し、ダウンしたどばーにパンチの連打を浴びせる。これでKOかと思われたが、立ち上がったドバーがダブルレッグで組み付いた。しかしクリーンテイクダウンとはならず、マッキニーがトップを奪う。立ち上がるドバー、マッキニーはパンチで攻めたてながら、右のスピニングバックフィストからダブルレッグでテイクダウンを奪った。ドバーは下から左ヒジ、さらに腕十字を狙うも失敗。マッキニーは上からパンチを落としていくが、ドバーは下からヒジを見せる。

相手を蹴り上げて立ち上がるドバーが左ストレートをヒット。マッキニーは右バックスピンキックを見せる。ドバーは組みついてきたマッキニーに対し、両腕を差し上げてケージに押し込んでいく。やや疲れが見えるマッキニー、離れたドバーに左ハイを繰り出すも力がない。反対にドバーが顔面へヒザ蹴りを叩き込んでダウンを奪い、そのままパウンドアウトした。


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GLORY MMA MMAPLANET o UFC UFN203 アレックス・ポアタン・ペレイラ ブルーノ・シウバ

【UFN203】元GLORY2階級王者ペレイラがTDディフェンス&スクランブルからシウバに打ち勝つ

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
アレックス・ポアタン・ペレイラ(ブラジル)

シウバが軽い左ミドルから強い右ミドルハイ。サウスポーのシウバが距離を詰めるが、ペレイラが右ストレートからケージ際を脱する。シウバの左右ストレートをかわし、前に出るペレイラ。右ストレート、右の前蹴りを繰り出すが、シウバもディフェンスして距離を詰めていく。ペレイラが首相撲からヒザを狙うと、シウバは左右のフックで引きはがした。距離を取ってコントロールするペレイラだが、シウバがインサイドから右フックをクリーンヒットした。

組み合いになり、ペレイラのボディにヒザを突き刺すシウバ。ペレイラは離れて右の三日月蹴りを当てる。しかしシウバは顔面へパンチを集めてローまでつなげる。オーソドックスにスイッチしたシウバに左ジャブを突くペレイラだが、パンチをかいくぐってシウバがダブルレッグでテイクダウンを奪った。ケージ際で起き上がるペレイラを、シウバはボディロックで抑え込みにかかる。相手の立ち上がり際にパンチとヒザを叩き込むシウバ。しかしペレイラが離れる。シウバは左右フック、ペレイラが右ストレートを当てるとシウバの動きが止まった。シウバは連打をもらいながらケージ際から脱して初回を終えた。

2R、サウスポーのシウバがペレイラの右ストレートをかわしてパンチで攻める。ペレイラは左ボディストレート、シウバが前に出て来ると下がってからパンチを上下に打ち分ける。しかしシウバも距離が近くなれば首相撲からヒザ蹴り。ペレイラが前に出て来る相手に右クロスを当て、さらにボディへ左アッパーを突き上げる。ペレイラの左フックから右クロス、そして左ボディ。ややシウバの動きが落ちたか。と思われた瞬間にシウバがパンチで距離を詰めて、ダブルレッグでペレイラに背中を着かせた。

起き上がるシウバのバックに回るペレイラ。さらに右腕を差し入れてシウバをケージに押し込む。ペレイラは右スピニングエルボーを見せるも、シウバにケージ際から逃げられてしまう。長いリーチからシウバのパンチがクリーンヒット、左アッパーを上下に打ち分ける。パンチをもらいながらも距離を詰めていくペレイラ。シウバは右の打ち下ろしがヒット、ペレイラが前に出て来ると下がり、体勢を戻してパンチを当てていく。足を滑らせたペレイラ、シウバはガードインしたところでラウンド終了のホーンが鳴った。

最終回、ペレイラが右ストレートを伸ばす。シウバはパンチの連打、左ローからシングルレッグにつなげたが、ペレイラがスプロールした。スタンドに戻り、打撃で押していくシウバ。さらにケージへ押しこんでいく。ペレイラもヒザ蹴りを打ち返し、体勢を入れ替えた。左腕を差し上げてボディにヒザ蹴りを突き刺すペレイラ。しかしシウバも返してペレイラをケージに押し込みながら、テイクダウンを狙う。ペレイラは左のオーバーフック、離れて右ストレートを上下に打ち分ける。

ケージを背負いながらもパンチを効かせるペレイラ、グラついたシウバにパンチの連打を浴びせていく。シウバは組み付いたが、ペレイラがケージに押し込んでアッパーとヒジを打ち込む。左ボディからヒザ、さらにパンチの連打で追い込むペレイラに、ダブルレッグを狙ったシウバ。これをスプロールしたペレイラが、スタンドに戻ると左右フックを叩き込む。残り1分で相手をケージに押し込んだペレイラ、体勢を入れ替えたシウバは両腕を差し上げてバックを狙う。テイクダウンこそを奪えなかったが、最後の力を振り絞ってパンチで攻め立てるシウバだが、ペレイラのアッパーが当たると再びグラついた。しかしダウンを拒否、試合終了までシウバが耐え抜いた。

判定はジャッジ3者ともペレイラにフルマークでつけ、元GLORY2階級王者がMMA5連勝、UFCでは2勝目を得た。


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MMA MMAPLANET o UFN203 キック ジャビッド・バシャラット トレヴィン・ジョーンズ

【UFN203】DWCSから本戦デビュー、無敗のバシャラットがスタンドでジョーンズを封じ込める

<バンタム級/5分3R>
ジャビッド・バシャラット(アフガニスタン)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)

サウスポーのジョーンズの右ローに、バシャラットが右すとれーとを合わせる。バシャラットのプレッシャーに対し、ケージを背負ったジョーンズだが、細かい打撃を出してバシャラットに距離を詰めさせない。バシャラットが右バックスピンキック。ジョーンズが押し戻して左ストレートを当てる。バシャラットの右ミドルをもらったジョーンズだが、徐々にケージ中央へ押し戻していく。するとバシャラットが再び距離を詰めて、ジョーンズをケージ際に追い込んでから右ミドルを当てた。

ジョーンズの左ストレートがヒット。するとバシャラットがサウスポーにスイッチした。さらにオーソドックスに戻したバシャラットが相手をケージに詰めて、ボディへ右ストレートを伸ばした。残り1分半でジョーンズがテイクダウンを仕掛けるも、これを切ったジョーンズがテンカオをクリーンヒット。これを食らったジョーンズの動きが止まり、バシャラットがパンチとヒジで攻め立てる。さらに右ボディストレートを効かせたバシャラット。ジョーンズも明らかに動きが落ちたものの、パンチで応戦し、ケージ中央まで戻していった。

2R、動きが戻ったジョーンズの左ストレートが伸びる。バシャラットはサウスポーにスイッチして、ジョーンズのパンチをヘッドスリップでかわす。オーソドックスに戻したバシャラットのボディへジョーンズが左ストレートを伸ばした。バシャラットはロー。ジョーンズは右フックを起点にステップワークを使うようになる。するとバシャラットはカーフキックで足を止めにかかる。ジョーンズがダブルレッグで組みつくが、ジョーンズはスプロールして打撃戦に戻す。ジョーンズは疲れたか口が開いている。

それでも前に出ていくジョーンズ。左ストレートがバシャラットの顔面をかすめた。ジョーンズの左インロー、左ストレートがヒット。相手の攻撃に合わせてスタンスを変えるバシャラットは、ジョーンズをケージに追い込んで右バックスピンキックを見せる。ジョーンズはバシャラットの右ストレートを食らい、一瞬動きが止まるものの、すぐに打ち返す。

最終回、ジョーンズの左インロー。バシャラットの右ジャブに左ストレートを被せてから、細かくローを打っていく。バシャラットも右ローから右ストレート。左ジャブで詰めてジョーンズにケージを背負わせる。ジョーンズの左ストレートは見切ったか、バシャラットがグイグイ距離を詰めて、ボディと顔面にパンチを打ち分け、さらに右ミドルハイを見せた。ジョーンズのパンチに合わせて、上下にカウンターを打ち分けるバシャラット。サウスポーにスイッチしてヒザ蹴りをボディに突き刺していく。

手詰まり感のあるジョーンズ、ここまでのラウンドを抑えているであろうバシャラットもペースをキープしていたが、残り1分30で右バックスピンキックから右を当てる。ジョーンズも打ち返し、ここから打ち合いが展開される。しかし手数こそ多いものの、距離を制しているのはバシャラットだ。ジョーンズのローも効いているようだが、それでもバシャラットが攻め切って試合終了のホーンを聞いた。

2人のジャッジがフルマークをつける裁定で、バシャラットが勝利。


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MMA MMAPLANET o UFN203 キック サビーナ・マゾ ミランダ・マーヴェリック

【UFN203】身長差10センチもマーヴェリックがマゾを打撃でコントロールしRNCでフィニッシュ

<女子フライ級/5分3R>
ミランダ・マーヴェリック(米国)
Def.2R2分15秒 by RNC
サビーナ・マゾ(コロンビア)

身長で10センチ上回るサウスポーのマーヴェリックが前に出てパンチから左ミドル。マゾもプレッシャーをかけて相手をケージに追い込む。左ストレートを返すマーヴェリック。時おり一気に距離を詰めて左ストレートを当てる。リーチで勝るマゾに対し、マーヴェリックが左右のロー、左ストレートで散らしてからニータップでテイクダウンを奪った。マゾは下から相手を抱え、マーヴェリックの左腕を取って腕十字を狙う。これを凌いだマーヴェリックはトップをキープ。一度ガードの中から立ち上がるが、マゾも同じく立ち上がる。

スクランブルからケージ際の攻防で両ワキを差し上げられたマーヴェリックだが、オーバーフックを取ってグラウンドに持ち込んだ。マゾは反転してケージキック、そしてスクランブルに持ち込むが、マーヴェリックが組み勝ちボディロックから再びテイクダウンした。ハーフガードを取るマゾがフルガードに戻す。パンチを上下に打ち分けるマーヴェリック。トップをキープして初回を終えた。

2R、マーヴェリックが左ハイからローへつなげる。距離を詰めてくるマゾに左のダブルを当てたマーヴェリックは、ケージを背負いながらも、さらに左を当てる。時おり仕掛けてくるテイクダウンはスプロールするマゾ、マーヴェリックはパンチとハイで切り崩していく。伸びるマゾの右ストレートをバックステップでかわしたマーヴェリックは、右足へのシングルレッグで尻もちを着かせた直後、バックに回ってRNCでタップを奪った。


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MMA MMAPLANET o UFN203 クリス・モウティーニョ グイド・カネッティ

【UFN203】2分07秒の逆転劇、モウティーニョの打撃に苦しんだカネッティが左クロスから連打でTKO勝ち

<バンタム級/5分3R>
グイド・カネッティ(アルゼンチン)
Def.1R2分07秒 by TKO
クリス・モウティーニョ(米国)

互いにサウスポー、モウティーニョが右ハイを見せると、カネッティが左ローから左右のフック3連打で相手を下がらせる。モウティーニョはカネッティの左ローをキャッチして左ストレート、相手にケージを背負わせてボディにパンチを打ち込む。カネッティの踏み込みが速く、さらにローも当たるが、モウティーニョのプレッシャーを止めることができない。モウティーニョが左のテンカオから左ストレートを当て、さらにカネッティの左ローをキャッチしてすくい上げた。バランスを崩すカネッティ。右スピニングバックフィストを見せるが、ブロックしたモウティーニョが距離を詰めて、ガードの間から左ストレートを当てる。

カネッティをケージに詰めてパンチをまとめていくモウティーニョ。しかしカネッティが押し返し、左クロスがクリーンヒット。この1発で形勢逆転、カネッティがボディへのヒザ蹴りから、パンチの連打。ケージに追い込み左ストレートで相手の顔面を吹き飛ばして、さらに連打を浴びせてレフェリーストップを呼び込んだ。


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