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【UFC298】The Future !!! ジェフ・ニール戦へ、イアン・ギャリー「世界中の皆が、僕の運命を追い続ける」

【写真】ファイトウィークに技術論の言葉を重ねてれる。本当に感謝です(C)MMAPLANET

17日(土・現地時間)、カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催されるUFC 298「Volkanovski vs Topuria」でイアン・ギャリーがジェフ・ニールと対戦する。
Text by Manabu Takashima

英国#01フィーダーショー=Cage Warriorsで7連勝を遂げ、ウェルター級王者としてUFCへ。世界最高峰でも6連勝と負け知らずのギャリーは、昨年12月にキルクリフFCの盟友ヴィセンチ・ルケと戦う予定だった。

しかし、ファイトウィークに体調を崩して欠場に。そんな幻となった同門対決と、今回のニール戦からの世界王座への道のりについてギャリーをインタビューした。26歳、これからピークを迎えるMMA界の未来──の言葉は自信に満ち満ちていた。


──週末にジェフ・ニールとの対戦を控えたイアンです。今の気持ちを教えてください。

「エキサイティング。僕がどれだけことができるのかを、ファンの皆に見てもらえることが楽しみでならない」

──昨年12月のヴィセンチ・ルケ戦はファイトウィークに病欠になってしまいましたが、それ以前にヴィセンチというキルクリフFCのチームメイトとの試合が決まったことに驚かされました。そして試合前はキルクリフFCでなく、ブラジルで調整をしていたとも聞いています。

「その通りだ。ヴィセンチは僕の友人で、家族と一緒にブラジルからフロリダに移り住んでいる。僕は身軽だし、その点が気になっていたからジムを出てブラジルで準備をすることにしたんだ。そうすれば、ヴィセンチは家族と離れる必要はないだろうと思って。

ただ、残念なことにファイトウィークに体調不良に陥ってしまって──でも、それも人間が生きていくうえで起こり得ることだからね」

──ではヴィセンチ戦が流れ、キルクリフFCに再合流をしたのでしょうか。

「今回の試合は、そのままブラジルに残って練習をして来た。シュートボクセで練習し、柔術はデミアン・マイアとやってきた」

──デミアン・マイアと!!

「そうなんだ。最高の技術に触れ合うことができた。成長するために、素晴らしい出会いになったよ。でもキルクリフFCを離れたわけじゃない。今も皆が友人だ。コンタクトも取り続けているし、またジムに戻る。でも今はブラジルで柔術を学ぶことが、自分にとって正しい道なんだ」

──チーム内にウェルター級のライバルがいることを考慮したということは?

「ノー(笑)。ヴィセンチ・ルケもシャクハト・ラクモノフ、リー・ジンリャン、ジルベウト・ドリーニョ、皆が僕の友人だ。彼らから色々なことを学ばせてもらった。色んな影響も受けてきたよ。僕にとって欠かせない存在だ。またキルクリフに戻って、皆とスパーリングを再開するよ。彼らと同じ場所を共有すること自体が、楽しくてならないからね」

──では、今回の試合のコーナーマンは?

「ディエゴ・リマ、シュートボクセのヘッドコーチだ。そして対戦経験のあるダニエル・ロドリゲスも僕を助けてくれる。今回、ジェフ・ニールとの対策練習でトレーニング・パートナーを務めてくれたんだ。凄く良いヤツなんだよ。この試合のために、凄く良い練習をディエゴやダニエルと積むことができた」

──シャクハト、ヴィセンチは既にジェフ・ニールと戦っており、キルクリフのコーチングスタッフはニールのことを凄く理解しているかと。

「そこは特に気にしていない。僕は自分の才能を信じている。自分がどれだけできるのかも、自信を持っている。いかに自分が特別なのかを知っているからね。誰も僕のようには戦えない」

──なるほどぉ!! ではジェフ・ニールの印象を話してもらえますか。

「良い選手だよ。タフで、パンチが重い。そして、思い切り打ちこんでくる。テイクダウン・ディフェンスにも長けている。でも背が低い。あのリーチでは、僕の距離を攻略することはできない。何より、俊敏さという面では一切僕に優るところはない。彼にとって僕のスピードは超絶なほどに厄介になるだろう。彼の拳は僕の顔を捕えることはできないよ。

それにジェフは僕のようなディフェンス能力も持ち合わせていない。彼は殴る能力はあるけど、守る力が欠けている。だからタフなファイトが必要になってくるんだ。僕は彼を近寄らせることなく、やりたいことを封じ込む。試合は僕がドミネイトするよ」

──ニール・マグニー戦ではイアンのカーフキックが凄く効果的でした。マグニーはオーソで、ニールはサウスポーなのでインサイドローがカーフキックのように有効活用できると考えていますか。

「カーフよりもインサイドローの方が、リスキーだ。右インローを蹴ると、ニールに左ストレートを打つ機会を与えることにもなる。だから正しいタイミングで、正しい場所に足を置く必要がある。いくら相手にダメージを与える攻撃でも、自分が傷ついては何もならない。もちろんインローを有効に使うことがえきれば、その効果は大きいよ。それは絶対だ。

どのような蹴りでも、彼の前足を削ることができれば試合を有利に運ぶことができるようになる。ニールのスピードは落ち、前に出てくる圧力も落ちるからね。そういう展開を望まないわけがない。でも、それには正しい場所かつ正確なタイミングで蹴ることが必要になる」

──押忍。UFCデビュー戦の頃からインタビューをさせてもらってきましたが、一つ一つの言葉に説得力が出てきました。UFCで無敗でいるということは、それだけの自信になったといえますか。

「自信は持っているよ。自分を信じることから、始まっているから。そして、その自信は自分がやるべきことをやり、結果を残すことでより大きく、絶対になってきた。ガキの頃から自信はあったけど、より真実味をもって特別な自信を持てるようになったんだ」

──素晴らしいです。ところでウェルター級という層の厚い階級で、タイトルショットを手にするために今回の試合では何を見せないといけないと感じていますか。

「計画では、世界王座挑戦は2025年だ。そのために今年は、如何に僕が優れたファイターかを世界のトップ戦線で証明し続ける。手始めに土曜日にはジェフ・ニールをぶっ飛ばす。そしてトップ5ファイターから2人を指名する。

現時点でトップ15人のうち、6人を破っている。来年、タイトル挑戦を実現させるには7位か6位、5位を倒してから、1位か2位のファイターに勝つ。そうなればイアン・ギャリーが最高のファイターだと世界も認識し始めるだろう。ワクワクするよ。

皆が熱狂するファイトと共に、ゴールに向かって世界を震撼させる。それが運命だ。世界中の皆が、そんな僕の運命を追い続けることになるんだよ(笑)」

──イアン、世界中の1人として楽しみにしています。では最後に日本のファンにメッセージをお願いできますか。

「もちろん!! 僕は柔道の黒帯だ。柔道を通して、日本の文化に実際に触れたいと思っている。日本で僕のルーツに立ち返りたい。対戦相手の重心を崩すことは、MMAでも本当に有効になってくるから。それを日本の柔道で学びたいんだ。絶対に日本に行くよ」

──講道館で稽古するイアンの姿、見てみたいですね。

「おぉ!! そうなれば最高だよ。講道館の刺繍が入った黒帯を巻きたい。友人の1人が日本で柔道の稽古をしてきて、本当にビューティフルな道着を持って帰ってきたんだ。日本の友の誰かが、講道館の黒帯を僕に届けてくれないかな(笑)」

■視聴方法(予定)
2月18日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

■ UFC298対戦カード

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者] イリャ・トプリア(ドイツ)

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウティカー(豪州)
パウロ・コスタ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニール(米国)
イアン・ギャリー(アイルランド)

<バンタム級/5分3R>
マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)
ヘンリー・セフード(米国)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス(米国)
ロマン・コピロフ(ロシア)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・レモス(ブラジル)
マッケンジー・ダーン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マルコ・ホジェリオ・デリマ(ブラジル)
ジャスティン・タファ(豪州)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
カルロス・ヴェラ(コロンビア)

<ウェルター級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
ブレジソン・ヒベイロ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・クィンラン(米国)
ダニー・バーロウ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴァル・ウッドバーン(米国)
オーバン・エリオット(英国)

<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・リー(カナダ)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

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o アーノルド・アレン キック クリス・カーティス ショーン・ストリックランド ニール・マグニー マイク・マロット マイラ・ブエノ・シウバ モフサル・エフロエフ ラケル・ペニントン 堀口恭司

【UFC】速報中!UFC 297: Strickland vs. Du Plessis

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さてさて今日は堀口恭司プロデュースの格闘技イベント

【フェザー級】
×アーノルド・アレン
(判定0-3)
○モフサル・エフロエフ
1R、ジャブとボディを小まめに出して手数を稼ぐアレン。対するエフロエフは素早いタックルを仕掛けると2度目のトライでバックに周る。アレンは何度もローリングして脱出を図るが、エフロエフはその全てに対応してバックをキープ。圧倒的なレスリング力を見せてラウンドを終えた。
2R、タックル対策で腕を下げるアレン。警戒し過ぎてなかなか手数が出ない。逆にエフロエフはタックルで組み付きつつ、スタンドでもパンチを当てて飛び膝を見せる。さらに終了間際にはカウンターのパンチをヒットしてアレンをグラつかせたところでラウンド終了。
3R、後がないアレンは果敢にパンチを出していく。ボディを的確にヒットさせローも交えたコンビネーションでコンパクトにヒット。エフロエフがタックル。アレンはガブると中腰のエフロエフに対して膝蹴りを連打。しかしエフロエフの手がマットについているため反則となり試合は中断。エフロエフは頭部から出血。再開するとエフロエフはしつこくタックル。だがアレンは全て切ってスタンドの展開。打撃を当てつつエフロエフがタックルに来ると起死回生のニンジャチョーク!決まったかに見えたがエフロエフは回転して脱出し試合終了。判定はエフロエフだがアレンも見せ場を作った。すごく面白い試合!


【ミドル級】
○クリス・カーティス
(判定2-1)
×マルク・アンドレ・バリオー
1R、スタンドでの長いお見合いが続く立ち上がり。お互いに警戒して手数が出ない。中盤に入ってプレッシャーを掛けるのはカーティス。バリオーにケージを背負わせて細かいパンチを出していく。逆にバリオーは手数が少ない。会場からはブーイングが出始めてラウンドを終えた。
2R、バリオーが前に出て手数を出し始める。カーティスもカウンターで打ち返す。しかし積極性と手数ではバリオーが上手。お互いに決定的な場面がないままラウンド終了。
3R、オクタゴンの中央で至近距離打ち合う両者。互いにビッグヒットはないが至近距離でのフック、アッパー、肘などそれぞれ打ち合う。この展開になるとバリオーが上手か。泥臭く手数を稼ぐ。終盤にはカーティスがカウンターのアッパーでバリオーをグラつかせるが打たれ強い。最後は至近距離でお互いにパンチを打ち込んで試合終了。微妙な判定はスプリットでカーティスに軍配。


【ウェルター級】
○ニール・マグニー
(3R TKO)
×マイク・マロット
1R、終始スタンドの展開。左足を前に出すマグニーに対してマロットは的確にカーフキックを蓄積。何発も鋭角にヒットすると終盤には嫌がったマグニーが構えをスイッチする。マグニーはマロットの蹴りに合わせて組み付く場面はあったがマロットは冷静に脱出して大きな見せ場がないままラウンド終了。
2R、マロットはカーフキックではなくインローを蓄積。さらに前に出てきたマグニーをテイクダウン。ここは深追いせっずにスタンドも戻るとさらに外掛けから再びテイクダウン。すると肩固めを狙いつつマウントを奪取。パウンドを当てていくがマグニーは終了のブザーに救われた。
3R、開始直後に組み付いたマロットが簡単にテイクダウン。マウントからギロチンを狙うがマグニーは脱出してスタンドへ。しかし再び組み付いたマロットがまたしてもテイクダウン。しばらく膠着したが残り2分を切ってマグニーが立ち上がる。マロットがそれに合わせてギロチンを狙うがマグニーは気にせずテイクダウン。そのままマウントを取るとパウンドを乱射。嫌がるマロットのバックに周ると完全に身体を伸ばしてパウンド!残り10秒が迫ったところでレフェリーが試合を止めた!ベテランマグニーが大逆転勝ち!鳥肌立った!


【女子バンタム級王者決定戦】
○ラケル・ペニントン
(判定3-0)
×マイラ・ブエノ・シウバ
1R、シウバがカーフキックでリズムを作る。逆に組んでくるペニントンに対してニンジャチョークで切り返したり、首相撲からの膝蹴りで対抗。さらに逆にテイクダウンするとスルスルとバックに周ってチョークを狙う。立ち上がるペニントンの背中に張り付いてグラウンドに引きずり込むとバックをキープしてラウンドを終えた。
2R、序盤から組み付いてケージに押し込むのシウバ。テイクダウンを狙うがペニントンも堪えて差し合いが続く。一度は身体が離れるがシウバはしつこく組み付く。なんとか離れたペニントンはパンチの連打で前進。明らかにシウバは嫌がって後退。それでも組み付くと、またもスタンドでバックに周ってチョークを仕掛ける。あわやの場面だったがペニントンは耐え切ってラウンド終了。
3R、距離を詰めて組み付くのはペニントン。ケージ際で長い差し合いが続く。シウバは強引にニンジャチョークを狙うが不発。またしても長い差し合い。タックルでテイクダウンに来たシウバを潰したペニントンが上を取ってパウンド。だがシウバも下から腕十字を狙う動きを見せたところでラウンドを終えた。
4R、開始直後にパンチを当てたペニントン。しかし距離を詰めるシウバに捕まって差し合い。シウバはバックに周るとそのままグラウンドに引きずり込む。チョークを仕掛けるがペニントンは腕を外してスイープに成功。上をキープするがシウバは下から十字を狙う素振りを見せる。しかしペニントンは冷静に対処してパウンドを落としてラウンドを終えた。
5R、打撃の交差から組み付いたのはペニントン。ケージに押し込んで差し合い。上になったのはペニントン。肩固めを狙いつつマウントを奪取。肩固めは続けて絞め上げる。これは外れるが上からパウンドで削り続けて試合終了。このラウンドはペニントンが取ったか。微妙な判定はペニントンに軍配!新王者誕生です。


【ミドル級タイトルマッチ】
×ショーン・ストリックランド
(判定1-2)
○ドリカス・デュ・プレシ
1R、序盤は静かなスタンドの展開。ストリックランドはジャブを中心に手数を稼ぐ。中盤に入るとデュ・プレシがタックルでテイクダウン。しかしストリックラウンドもすぐに立ち上がってスタンドに戻る。終了間際にストリックランドがパンチをヒットさせてラウンドを終えた。
2R、やはりスタンドで手数を稼ぐのはストリックランド。長いリーチから左のジャブを着実にヒットさせる。デュ・プレシはプレスを掛けるがいなされる印象。しかし中盤に入るとデュ・プレシのパンチが伸び始める。さらに胴タックルでテイクダウン。だがストリックランドはすぐに立ち上がってスタンドの展開のままラウンド終了。
3R、パンチを振るって前進するとデュ・プレシだがストリックランドは素早く反応してかわず。デュ・プレシは手数を出すもののほとんど当たらない。逆にストリックランドは全く手数を出さない。様子を見ているのか。大きな展開がないままラウンドを終えた。
4R、やはりパンチを振るって前進するデュ・プレシ。当たっていないように見えているが、ストリックランドは目の周りと頭部から出血。さらにデュ・プレシは前進するとタックルでテイクダウン。しかしストリックランドはすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると打撃の交差から再びデュ・プレシがタックルでテイクダウン。立ち上がるストリックランドの背中に張り付いてコントロール。残り1分で自ら離れてスタンドに戻りラウンドを終えた。
5R、ストリックランドは左のジャブを多用して手数を稼ぐ。パンチの交差から右フックも交えるがクリーンヒットしない。逆にデュ・プレシはパンチを振るいながら中盤に入って胴タックル。しかしストリックランドはこれを切ってスタンドの状態が続く。残り1分で激しい打ち合い。ストリックランドが左右のフックを振り回すがクリーンヒットなく試合終了。これまた微妙な判定はスプリットでデュ・プレシに軍配!新王者誕生!!
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『UFC 297: Strickland vs. du Plessis』前日計量動画/2選手が計量ミス

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MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Sean Strickland (184.75) vs. Dricus Du Plessis (184) – for middleweight title
・Raquel Pennington (134.8) vs. Mayra Bueno Silva (135) – for vacant women’s bantamweight title
・Neil Magny (170.75) vs. Mike Malott (170.5)
・Marc-Andre Barriault (184.5) vs. Chris Curtis (185.25)
・Arnold Allen (145.5) vs. Movsar Evloev (145.75)

PRELIMINARY CARD (ESPN, 8 p.m. ET)

・Garrett Armfield (135.25) vs. Brad Katona (136)
・Charles Jourdain (145.5) vs. Sean Woodson (145.5)
・Serhiy Sidey (135) vs. Ramon Taveras (139.75)*
・Gillian Robertson (115.75) vs. Polyana Viana (115.75)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6:30 p.m. ET)

・Yohan Lainesse (170.75) vs. Sam Patterson (169.5)
・Priscila Cachoeira (133.5) vs. Jasmine Jasudavicius (133) – moved to bantamweight after initial flyweight contract weight
・Jimmy Flick (126) vs. Malcolm Gordon (127.5)**

 『UFC 297: Strickland vs. du Plessis』前日計量結果。メインカードは全員パス。前座ではセルヒー・シディと対戦するラモン・タヴェラスが139.75ポンドと3.75ポンドオーバー、ジミー・フリックと対戦するマルコム・ゴードンが127.5ポンドと1.5ポンドオーバー。タヴェラスは出場給の30%、ゴードンは20%を譲渡し試合は行われます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ショーン・ストリックランド vs. ドリカス・デュ・プレシはストリックランド支持3人、デュ・プレシ支持8人。

・ラケル・ペニントン vs. マイラ・ブエノ・シウバはペニントン支持1人、シウバ支持10人。

・ニール・マグニー vs. マイク・マロットはマグニー支持1人、マロット支持10人。

・クリス・カーティス vs. マーク・アンドレ・バリオーはカーティス支持9人、バリオー支持2人。

・アーノルド・アレン vs. モフサル・エフロエフはアレン支持5人、エフロエフ支持6人。続きを読む・・・
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AB F1 MMA o ONE UFC   イアン・ギャリー ニール・マグニー

12.16『UFC 296』でヴィセンテ・ルケとイアン・ギャリーが対戦

トラックフォトギャラリープレイバック84’~94’s(GEIBUN MOOK)


 UFCが12月16日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 296: Edwards vs. Covington』でヴィセンテ・ルケ vs. イアン・ギャリーのウェルター級マッチが行われるとのこと。

 ルケは8月の『UFC on ESPN 51: Luque vs. dos Anjos』でハファエル・ドス・アンジョスに判定勝ちして以来の試合。現在UFCウェルター級ランキング9位。ギャリーは8月の『UFC 292: Sterling vs. O'Malley』でニール・マグニーに判定勝ちして以来の試合でプロデビュー以来13連勝中(UFC戦績6勝0敗)。現在UFCウェルター級ランキング10位。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC292 イアン・ギャリー キック スティーブン・トンプソン ニール・マグニー ライカ

【UFC292】組み技、ゼロ。立ち技=カーフで30-24も出る一方的な試合展開。ギャリーがマグニーに完勝

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
Def.3-0:30-24.30-26.30-26
ニール・マグニー(米国)

右カーフでいきなりマグニーに尻もちをつかせたギャリーは、スタンドで待ち受ける。さらに続く右カーフで、またも尻もちをついたマグニーは起き上ってジャブ。かわして右を当てたギャリーは、右オーバーハンドからカーフを蹴る。マグニーのクリンチから離れ、カーフを蹴ったギャリーが圧をかけてマグニーを下がらせる。蹴りを見せて前に出るようになったマグニーだが、引き続き前足を削られる。

続くクリンチの展開でケージにマグニーを押し込んだギャリーは、ブレイクを要求するような試合運びから、引き込んだマグニーをスタンドで待ち受ける。全くグラップリングを見せないで、立ちに徹するギャリーはまたも右ローでマグニーを転がす。スクートで前進のマグニーに対し、距離を取ったギャリーは前蹴りをキャッチされてケージに押し込まれそうになるが、素早く足を引き抜いて右カーフ、左ミドルを蹴り込む。完全に打撃戦を支配したギャリーが初回を取った。

2R、マグニーがジャブを繰り出し、初回より積極的に前に出る。ギャリーがボディを入れ、右ハイを狙う。マグニーは前に出るが、左ミドルを受けて前進力が鈍り中後半端なステップインを見せてしまう。ギャリーは右カーフを蹴り、ついには動きを止めるマグニー。攻め急がず右カーフをもう一度蹴ったギャリーは、シングルレッグからクリンチに持ち込まれてウィザーも、バックを許す。走って離れようとしたギャリーの背中を逃さなかったマグニーだが、胸を合わされ逆にケージを背負う。

ボディをコンビを入れて離れたギャリーのハイキックで、マグニーがマウスピースを吐き出す。それを拾う間、間合いを外したギャリーがカーフとパンチの連打、ヒザ蹴りトラッシュを見せる。残り1分、カーフで腰が落ちかけケージにもたれしまったマグニーは、足を引きずるように。痛みを顔に見せるようになったマグニーがスイッチする。構わず右ハイを見せたギャリーは、タイムアップ後に中指をマグニーに突き立てた。

最終回、「スイッチじゃなく、チェックして前に出ろ」ともはや無茶振りともいえるセコンドの声を聞いてコーナーを出たマグニーだが、左ハイからパンチを纏められる。カーフで完全に左足を壊されたマグニーは、立っているのもやっとという状態に。足を引きずり、ボディから顔面を殴られたマグニーはカーフで倒れる。

立たせたギャリーはスイッチ&左ミドル、ボディからカーフを蹴る。ワンツー、左ミドル、右カーフ、さらに前に出てきたマグニーに右ミドルを入れるギャリー。もはや拷問といえる状態で、左から右ローを振り下ろしたギャリーは関節蹴りから右ストレートをヒット。またもカーフで倒れたマグニーが、レフェリーに立たされる。左前蹴り、ワンツー、右ハイとラッシュをかけたギャリーは引き込んだマグニーを見て、パウンドからハーフで抑える。左腕を差させてギロチンに捕えたギャリーは、試合が終わるとまたも中指をマグニーにむけて突き立てた。

結果、当然ギャリー。30-26ばかりか、30-24というスコアをつけるジャッジが出た圧勝劇にギャリーは「オクタゴンで誰も見せたことがない、ドミネイトをした。UFC、トップ10。この階級で、最高のストライカーだと証明した。次? ベストストライカーがベストストライカーと倒す。スティーブン・トンプソン、5Rマッチで戦おう。俺が次世代のストライカーだ」とコールアウトした。


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Cage Warriors MMA MMAPLANET o UFC UFC292   アマンダ・レモス アルジャメイン・ステーリング アンドレア・リー アンドレ・ペトロスキー イアン・ギャリー カマル・ウスマン カリーニ・シウバ グレゴリー・ホドリゲス シャクハト・ラクモノフ ショーン・オマリー ジェフ・ニール ジャック・グラント ジャン・ウェイリ ジルベウト・ドゥリーニョ デニス・チュルリン デモン・ブラックシアー ニール・マグニー ブラック ブラッド・カトーナ ブラッド・タヴァレス ペドロ・ムニョス マリオ・バウティスタ マリナ・モロズ ライカ ヴィセンチ・ルケ

【UFC292】ニール・マグニー戦へ、イアン・ギャリー「必要がないから、組み技を見せてこなかっただけ」

【写真】文中にあるようにマグニーは191センチの長身だが、ギャリーも同じだけの上背を誇っていた(C)Zuffa/UFC

19日(土・現地時間)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンでUFC 292「Sterling vs O’Malley」が開催される。UFC世界バンタム級選手権試合と女子ストロー級選手権試合──2つのタイトル戦を控えた第10試合で、イアン・ギャリーがニール・マグニーと戦う。
Text by Manabu Takashima

オクタゴン5勝0敗、キャリアを通して12連勝中のギャリーは、ジェフ・ニールからマグニーに相手が代わったことで、これまで見せてこなかった彼の一面をこの試合で披露する腹積もりだ。25歳、世界のトップが見えてきたギャリーは、無敗のファイターしか持ちえない純粋無垢、真っ新な前進力を持っている。


──イアン、インタビューを受けていただきありがとうございます。

「こちらこそ、ありがとう。もうすぐUFCシンガポールがあるから、忙しいんじゃないの? たくさんのアジア人ファイターが出場するし、凄く楽しみだよ」

──今週末、ニール・マグニーと対戦しますが、もともとはジェフ・ニールと戦う予定でした。構え、スタイルとまるで違う相手になったのですが、問題はなかったですか。

「ジェフ・ニールと戦うことは、とても楽しみにしていたんだ。僕がこの間に学んできたこと、全てを出す戦略を立てていたから。ジェフ・ニールははサウスポーで背が低い。そしてアグレッシブなファイターだ。対して、ニール・マグニーは背が高いオーソドックスの選手(笑)。だからジェフ・ニールと戦うために準備してきた武器を見てもらうことはできないけど、マグニーを血まみれにして破壊する。彼がこれまで経験したことがない、ファイトを初体験させてやるつもりだ」

──ジェフ・ニールと戦っていた方が、ファンが喜ぶ試合展開になったという風に思うことはありますか。

「ただ、ファンの間ではジェフ・ニールよりも、ニール・マグニーの名前の方が知れ渡っていると思うんだよね。またトップ15を破る、絶好の機会だと思っている。ジェフ・ニールにしても、ニール・マグニーにしても僕の名前が立つためには恰好の相手だよ。それにどっちと戦うのかっていうことよりも、僕がオクタゴンに入って戦えることが、最重要なんだ。どっちにしても、僕の引き立て役にしかならないんだから(笑)」

──とはいえイアン自身が言及していたように構えも違いますし、ファイトスタイルはニールがストライカーなのに対して、マグニーがやるべきことはクリンチゲームからテイクダウンし、コントロールをすること。まるでスタイルが違いますが、準備期間は十分でしたか。

「実はヴィセンチ・ルケの練習パートナーを務めるために、2カ月半ブラジルにいたんだ。この間、毎日のように柔術の練習をしてきた。マグニーがクリンチからテイクダウンを狙っても僕は倒されない。仮に倒されたとすれば、僕の柔術を皆に見てもらう丁度良い機会になる。グラップリングを皆に披露できるなら、それも楽しみだよ。UFCに来て、初めてグラップリングの腕前を見てもらうことができる。マグニーが寝技で戦ってくるなら、いくらでも受けたつよ」

──2021年6月、イアンがジャック・グラントを破ってCage Warriorsウェルター級王座と獲得した試合ではダブルレッグでテイクダウン、スクランブルでダース、クリンチでエゼキエルを仕掛けるなど、組み技でも十分に強いところを見せていました。

「イエス。僕は打撃が好きなんだ。そして、肉体を駆使したチェスのような試合を好んでいる。でも殴らたり、蹴られたり、傷つくことが嫌な相手が立ち技で勝負せずに、柔術やレスリング、グラップリングを攻めてきても別に構わない。僕にテイクダウンを仕掛けてきたとして、世界中の誰を相手にしてもバックに回ることができる。世界中の誰からも、一本勝ちできる。

そうする必要がないから、UFCでは組み技を見せてこなかっただけで。ニール・マグニーが僕を相手に組んでくるなら、グラップリングファイトに応じる。そして、チョークで落とすことを約束する」

──これまでUFCで5連勝中ですが、そろそろグラップリングのスキルを皆に披露する時がやってきたと考えていますか。

「最終的にウェルター級のトップは、グラップラーが多い。グラップリングに比重を置いたファイトをしている。僕がここでグラップリングを駆使して戦えば、多くの相手は僕と組みたがらないようになるだろう」

──グラップリングは今もブーイングの対象ですが、ジャック・グラントのようにマグニーが動いて来れば、ファンが盛り上がることができるグラップリングMMAになるかと思います。

「この試合では、最後はグランドワークを見せることになるだろう。今回のマグニー戦か、それとも次の試合になるかもしれないけど、如何に僕のグラップリングが優れているのかを皆に証明する」

──キルクリフFCのジルベウト・ドゥリーニョ、シャクハト・ラクモノフの両者が既にニール・マグニーを破っていますが、2人が戦っていることでキルクリフFCにはマグニーの情報が豊富にあり、有利になるのではないですか。

「ノー、そんなことはないよ。同じチームでも僕はドゥリーニョでも、シャクハトでもないから。それにマグニーだって、あの時のままのはずがない。ドゥリーニョはUFCの歴史上、最高のグラップラーの1人だ。シャクハトも最高のトップファイターだよ。ただし、彼らがマグニーに勝っていることは、何も僕にとってアドバンテージにはならないよ」

──イアンも他のファイターと同様に、目標はUFC世界王座であることは間違いないかと思います。

「イエス」

──ウェルター級ランカーにはドゥリーニョ、ラクモノフ、ヴィセンチというチームメイトがいます。世界を獲るためにドゥリーニョが、カマル・ウスマンに挑戦したように友人同士のファイトを求められるとどうしますか。

「ドゥリーニョは僕にとって家族のようなものだ。今週末も、僕のコーナーに就いてくれる。彼と戦うことは考えられない。ヴィセンチも友人だ。皆、僕の友達だよ。そんな風に僕も思っていた時期がある。今の僕は……もしシャクハトがチャンピオンなら、シャクハトと戦う。僕ら2人がベストでも、チャンピオンは1人だから。

ドゥリーニョが世界最高でチャンピオンだったとしても、僕はチャンピオンになりたい。そして彼に挑戦表明をするよ。『僕は世界王者になりたい。ベストになりたいんだ。ギルバート、君と同じなんだ。アイ・ラブ・ユー。どうする? やるだろう?』ってね。レガシーとヒストリーが、僕にとって一番大切なモノなんだ。世界のベストになるためなら、誰とでも戦う。いつでも、戦う。友人とタイトルを争う期間は、友人ではなくなるだけだよ」

──タイトルショットでなく、普通のワンマッチでは?

「繰り返すけど、僕は誰とでも戦う。夢に近づくためならね」

──分かりました。では、そこに近づくためにも今週末はマグニーを相手にどのような試合をしたいと考えていますか。

「僕がスーパースターであることを示す。旗が風にはためていることが、なぜあれほどまでに美しいのか。それは旗の後ろに巨大なパワーが存在しているからだ。そこれそ情熱の象徴であり、感動、楽しさの表れなんだ。僕の打撃、僕の戦い方は旗が風にはためているように美しい。過去、誰も見たことがない世界最高の打撃だ。イアン・ギャリーはウェルター級に比肩する者がいない。この世界で唯一の存在なんだと皆が思うような戦いを見せる」

■視聴方法(予定)
8月20日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前7時00分~U-NEXT

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]ショーン・オマリー: 135ポンド(61.24キロ)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャン・ウェイリ: 115ポンド(52.16キロ)
[挑戦者]アマンダ・レモス: 114ポンド(51.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー: 170.5ポンド(77.34キロ)
イアン・ギャリー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーロン・ヴェラ: 136ポンド(61.69キロ)
ペドロ・ムニョス: 135ポンド(61.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 136ポンド(61.69キロ)
デモン・ブラックシアー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ワイドマン: 186ポンド(84.37キロ)
ブラッド・タヴァレス: 185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分5R>
グレゴリー・ホドリゲス: 186ポンド(84.37キロ)
デニス・チュルリン: 185ポンド(83.91キロ)

<TUF31ライト級決勝/5分3R>
カート・ホロボウ: 155.5ポンド(70.53キロ)
オースティン・ホバート: 155ポンド(70.31キロ)

<TUF31バンタム級決勝/5分3R>
コディ・ギブソ: 136ポンド(61.69キロ)
ブラッド・カトーナ: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート: 185ポンド(83.91キロ)
アンドレ・ペトロスキー: 186ポンド(84.37キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・リー: 125ポンド(56.7キロ)
ナタリア・シウバ: 125ポンド(56.7キロ)

<女子フライ級/5分3R>
マリナ・モロズ: 125ポンド(56.7キロ)
カリーニ・シウバ: 125ポンド(56.7キロ)

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8.19『UFC 292』イアン・ギャリーの対戦相手がジェフ・ニールからニール・マグニーに変更

UFC ユーエフシー ムエタイパッド BLACK×RED ブラック 黒 UHK-69755 キックミット 総合格闘後 武道 空手 キックボクシング



 UFCが8月18日にマサチューセッツ州ボストンで開催する『UFC 292: Sterling vs. O'Malley』でイアン・ギャリーと対戦予定だったジェフ・ニールが欠場、代わりにニール・マグニーがギャリーと対戦するとのこと。

 ギャリーは5月の『UFC on ABC 4: Rozenstruik vs. Almeida』でダニエル・ロドリゲスに1R TKO勝ちして以来の試合でプロデビュー以来12戦全勝中(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCウェルター級ランキング13位。

 マグニーは6月の『UFC on ABC 5: Emmett vs. Topuria』でフィリップ・ロウに判定勝ちして以来の試合。現在UFCウェルター級ランキング11位。続きを読む・・・
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【UFC292】極めるか、倒すか。間合いと減量&睡眠=ステーリング✖オマリー戦展望─02─

【写真】さぁ、いよいよ3日後に両者の競演が見られる(C)MMAPLANET

19日(土・現地時間)、ボストンのTDガーデンにてUFC 292「Sterling vs O’Malley」が開催される。メインのUFC世界バンタム級選手権試合展望後編。
Text by Isamu Horiuchi

絶対的なバック奪取能力と、コントール力を誇る王者ステーリングと、卓越した打撃の当て勘を有する挑戦者オマリー。当然のように事前の挑発の試合を行うなかには、ステーリングの減量とオマリーの睡眠というエレメントにも言及は及んでいた。

<アルジャメイン・ステーリング✖ショーン・オマリー考察Part.01はコチラから>


ステーリングの卓越した打撃回避の能力、多少不格好でも組みついてしまえばケージに押し込んで強引にテイクダウンやバックを奪ってしまう無類の組み力、そして一度有利な体勢を取ったら決して相手を逃さない圧倒的なコントロール力こそが、王者優位説の強力な根拠だ。

さらに注目したいのは、試合開始直後の攻防だ。というのも以前ステーリングは、オマリー同様に長いリーチを誇るストライカーのコリー・サンドハーゲンと対戦した際に、スタートと同時に──絶妙な間合いを保ちつつも──プレッシャーをかけて下がらせ、蹴り足を掴むとあっという間にテイクダウンからバックを奪取、そのままチョークを極めて驚愕の圧勝劇をみせているのだ。

今回の試合に向けても王者は「サンドハーゲン戦と同じように極めてやるよ。前に出てプレッシャーをかけてやる。奴はフットワークを使うだろうけどこっちは逃げ道を遮断する。すると奴は苦し紛れに蹴ってくるだろうから、それを掴んで奴の体を二つ折りにしてやるさ。1ラウンド半分で極めるよ」と宣言している。

王者が予告通り試合開始と同時に圧力をかけてゆく可能性は高いと思われる。対するオマリーがそれに屈せず、逆に王者を下がらせる、あるいは出鼻の打撃を当てることはできるのか。試合開始直後から、まったく目が離せない一戦だ。

また、オマリーとしては序盤から組み伏せられてしまったとしても、極められさえしなければ次のラウンドはスタンドから再開となる。2019年のクインテッド・ウルトラにて五味隆典をギロチンチョークで仕留める等、以前からグランプリング大会にも精力的に出場して実績を出しているオマリーは、前戦から1年間、さらなるグラップリングの強化に多くの時間を割いてきたという。

何度ポジションを奪われようが極めさせず、試合を長引かせれば長引かせるだけ王者の集中力は下がり、必殺の左右のストレートが当たる可能性が上がるだろう。

またオマリーは、ステーリングがキャリア唯一のKO負けを喫した2017年のマルロン・モラエス戦についても言及し「モラエスがやったように、俺が奴を眠らせる姿をいつも頭に浮かべているよ」と語ってもいる。

スタンドでオマリーのプレッシャーを感じた王者が不用意にテイクダウンに行くようなことがあれば、モラエス戦のようにカウンターのハイキック、あるいはヒザを当てるチャンスが広がる。

昨年10月のTJディラショー戦の時のステーリングの公式計量時の様子

さらに──。

「アルジョは俺よりはるかにキツい減量をしているはずだ。だから脳から水分が抜けて一発で倒れるよ」とも語るオマリー。

王者に対してSNS上で「俺は今日すげえカロリーの高い美味い晩飯を食ったぜ。アンタはなにを食ったんだい?」、「俺は今日もたっぷり質の高い睡眠を摂ったぜ。アンタの睡眠はどうだい?」(※最近オマリーは、睡眠の専門家を雇ってその向上に努めている)とユーモラスな挑発を繰り出してもいる。

対するチャンピオンも、その投稿に対して「お前は寝ているんだな。俺は練習するんだ。違いが分かるか?」と気の利いたリプをしている。とまれ、当代最高のグラップラー✖ストライカー、クラシカルにして最先端の攻防を、心ゆくまで堪能したい。

■視聴方法(予定)
8月20日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前7時00分~U-NEXT

■UFC292対戦カード

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アルジャメイン・ステーリング(米国)
[挑戦者]ショーン・オマリー(米国)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャン・ウェイリ(中国)
[挑戦者]アマンダ・レモス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー(米国)
イアン・ギャリー(アイルランド)

<バンタム級/5分3R>
マーロン・ヴェラ(エクアドル)
ペドロ・ムニョス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ(米国)
デモン・ブラックシアー(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ワイドマン(米国)
ブラッド・タヴァレス(米国)

<ミドル級/5分5R>
グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)
デニス・チュルリン(ロシア)

<TUF31ライト級決勝/5分3R>
カート・ホロボウ(米国)
オースティン・ホバート(米国)

<TUF31バンタム級決勝/5分3R>
コディ・ギブソン(豪州)
ブラッド・カトーナ(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート(米国)
アンドレ・ペトロスキー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・リー(米国)
ナタリア・シウバ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
マリーナ・モロズ(ウクライナ)
カリーニ・シウバ(ブラジル)

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o UFC キック ティム・ミーンズ ニール・マグニー 木下憂朔

UFC on ESPN48:第10試合・マックス・グリフィン vs. マイケル・モラレス

ウェルター級。

グリフィンはUFC7勝7敗の中堅。3連勝で昨年ランカーのニール・マグニーへの挑戦権を掴むと、1Rにパンチでダウンを奪ったものの、2Rは僅差となり、3Rにはバックを取られて攻められスプリット判定負け。前戦は同じ中堅のティム・ミーンズ相手にジャッジ1人が謎のミーンズ支持だったものの判定勝ちで再起。しかし今回もまたノーランカー同士の試合に。37歳と若くないだけに、ランキング入りにはここで躓くことは出来ない。

エクアドルのモラレスは昨年1月のUFCデビューから2連続KO勝ち。前戦は後に木下憂朔に勝利するアダム・フューギットを3RKO。レスリング・ムエタイエクアドル王者で、キャリア14戦全勝・12KO勝ちのプロスペクト。一方で被弾も多い。3戦目で早くもランカー目前のグリフィンとの対戦のチャンスを得た。昨年12月の試合は負傷欠場しており、10ヶ月ぶりの試合となる。24歳。

モラレス飛び込んでワンツー。グリフィンインロー。また飛び込んでワンツーを放つモラレス。ジャブが相打ち。グリフィンが踏み込んでボディ。モラレス飛び膝。しかしローブロー。すぐ再開。グリフィンが飛び込んでパンチをヒット。ケージまで下がったモラレスがケージを蹴って飛び込んだが、そこにタックルを合わせたグリフィン。が、差し返したモラレスが逆に押し込む。離れたグリフィン。ケージを背負ったモラレスにまたパンチからタックル。押し込みつつテイクダウン狙い。モラレスこらえながら膝。入れ替えて離れた。スーパーマンパンチで飛び込んだモラレス。また飛び膝を狙うモラレスだがグリフィン距離を取る。ホーン。

1Rは手数でグリフィン。

2R。モラレスジャブで飛び込みワンツー。詰める。パンチをもらったグリフィン。タックルに入るが切ったモラレス。すぐにプレスしていく。グリフィンのパンチもヒットしているが、モラレスまた飛び込んでワンツー。飛び込んでジャブ。ヒット。詰めてきたモラレスにショートアッパーを当てて凌いだグリフィン。またジャブ。ジャブから飛び込んでの右はグリフィンがかわした。また右を打ち込む。ワンツー。かいくぐってタックルに入るモラレスだが、振りほどいて離れるモラレス。残り1分。モラレス出てきた。パンチを打ち込む。ワンツーがヒット。なんとか四つに組んでしのごうとしたグリフィンだが引き剥がされる。が、四つから引きはがす前にモラレスのローブローがありタイムストップ。再開。飛び込んでパンチを打ち込むモラレスだが致命的な一発はもらっていないグリフィン。ホーン。

2Rモラレス。

3R。詰めるモラレスに先に手を出していくグリフィン。グリフィンシングルレッグ。切ってパンチを入れたモラレス。さらに飛び膝。クリーンヒットはせず。しかしカーフキック。ジャブ。スーパーマンパンチにタックルを合わせたグリフィン。引き剥がそうとしたモラレスだが、グリフィン組み付いてスタンドバックに。ダブルレッグへ。テイクダウン。しかし瞬時に立ったモラレス。なおもテイクダウンを狙ったグリフィンだが、モラレスがスイッチして逆にバックに回る。離れた。残り半分。グリフィンタックルに入るが、脇を差してすぐに入れ替え離れる。モラレス飛び膝。さらにカーフキック。もらったグリフィンがスリップダウン。すぐ立つがまたカーフ。カットしていないグリフィン。モラレスワンツー。残り時間が少なくなる。グリフィンパンチで飛び込み組み付いたが、四つから投げたモラレス。サイドで押さえ込む。タイムアップ。

三者29-28でモラレスが無敗をキープしてUFC3連勝。

1Rはグリフィンが打撃とタックルを混ぜて上手く戦っていたが、2R以降はタックルをしっかりと警戒しながらパンチをヒットさせていき形勢逆転。

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F1 MMA News o ONE UFC   ザルガス・ズマグロフ ジャック・ジェンキンス ニール・マグニー フィリップ・ロウ

『UFC on ABC 5: Emmett vs. Topuria』スプリットデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点

スプリット (4K ULTRA HD + Blu-rayセット) [4K ULTRA HD + Blu-ray]


Neil Magny defeats Philip Rowe(MMA Decisions)

 ニール・マグニー vs. フィリップ・ロウのジャッジの採点。Chris Leeが1,2Rロウ、3Rマグニーで28-29ロウ勝利。Barry Luxenbergが1,2Rマグニー、3Rロウで29-28マグニー勝利。Sal D'Amatoが1Rロウ、2,3Rマグニーで29-28マグニー勝利でした。

 主要サイトの採点は30-27マグニー勝利3人、29-28マグニー勝利7人、28-29ロウ支持3人でした。


Josh Van defeats Zhalgas Zhumagulov(MMA Decisions)

 ジョシュア・ヴァン vs. ザルガス・ズマグロフのジャッジの採点。Eric ColonとSal D'Amatoが1Rズマグロフ、2,3Rヴァンで29-28ヴァン勝利。Barry Luxenbergが1,3Rズマグロフ、2Rヴァンで28-29ズマグロフ勝利でした。

 主要サイトの採点は11人全員29-28ヴァン支持でした。


Jack Jenkins defeats Jamall Emmers(MMA Decisions)

 ジャック・ジェンキンス vs. ジャマール・エマースのジャッジの採点。Chris LeeとSal D'Amatoが1,2Rジェンキンス、3Rエマースで29-28ジェンキンス勝利。Troy Wincapawがフルマークでエマースで27-30エマース勝利でした。

 主要サイトの採点は28-29エマース支持5人、27-30エマース支持5人。ジェンキンス支持はいませんでした。続きを読む・・・