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UFC on ESPN+88:メインイベント・ソディック・ユサフ vs. エドソン・バルボーザ

フェザー級。ユサフ11位、バルボーザ13位。

ナイジェリア出身のユサフは初メイン。UFCデビューから4連勝し、同じくUFCデビューから7連勝しているアーノルド・アレンとのUFC無敗対決が組まれたが、1Rにアレンのパンチでぐらつき、2R以降はテイクダウンは取られなかったものの、タックルからケージに押し込まれる展開で僅差の判定負けを喫してUFC初黒星。その後、ランク外で5連勝していたアレックス・カサレスとの対戦では打撃で上回る判定勝ち。前戦はギガ・チカゼとの対戦だったが、チカゼ欠場により直前の代役としてUFCデビュー戦のドン・シェイニス戦に変更となり、1Rギロチンで楽勝。ここまでUFC6勝1敗だが、ランカー相手の勝利は当時15位のカサレス戦のみ。ナイジェリアでは一夫多妻制の家に生まれ、4人の母親と15人の兄弟がいる。30歳。

ストライカーのバルボーザはライト級でランキングにまで入ったが、上位ランカー相手には分が悪く、フェザーに落とすも、当初はフェザー級にアジャストできず、ダン・イゲ、ギガ・チカゼ、ブライス・ミッチェルらに敗戦。シェイン・バーゴスにKO勝ちして一桁ランカーとなっていたが、じわじわ下がってきている。前回はランク外のビリー・クアランティーロ相手に久々に良い打撃を見せ、タックルに合わせたヒザで1RKO勝ちした。ようやく体や戦い方がフェザー級にアジャストしてきたのかもしれないが、もう37歳で、ランカーではジョシュ・エメットに次ぐ2番目の年長。

パンチで序盤から出ていくユサフ。打たれて下がるバルボーザ。右をもらった。ミドルを入れたバルボーザだが、また右をもらいダウン!すぐに立って距離を取るバルボーザだが、すぐに追っていくユサフ。右をもらいぐらついているバルボーザ。グロッキー。ふらつきながら距離を取るバルボーザだが、追っていくユサフが右を入れる。首相撲に捕らえるユサフ。肘。ユサフボディロックからテイクダウン。ガードを取るバルボーザだがインサイドから肘を入れるユサフ。下から足をすくったバルボーザだが、ユサフ上をキープ。肘。またガードに戻すバルボーザ。クローズの足を割ってハーフにしたユサフが肘・パウンド。残り1分。パウンド・鉄槌。バルボーザ足関。しかし外れて足を抜かれる。ユサフ上から鉄槌。ホーン。

1Rユサフ。10-8あってもおかしくない。

2R。バルボーザロー。しかしふらつき気味でダメージが抜けていない。また距離が近くなった。ジャブを入れるユサフ。バルボーザボディからバックスピンキック。クリンチしてケージに押し込むユサフ。離れたバルボーザ。ジャブで出るユサフ。ユサフ首相撲。ボディを入れたバルボーザだがケージに押し込んだユサフ。膝の打ち合い。引き剥がしたバルボーザ。ユサフの右フックがヒット。バルボーザ左ボディ。ユサフちょっとペースが落ちたか。手を出し続けるバルボーザ。右がヒット。ケージに詰めてきた。左ボディを入れるバルボーザ。スピードがなくなってきたユサフ。ケージまで下がらせて前蹴りを入れるバルボーザ。バルボーザ左右のボディ。左ミドル。ホーン。

2Rはややバルボーザ。ユサフスタミナ切れか、1Rにスタミナを使ったのであえて休んだのか。

3R。ユサフまた出てきた。バルボーザ左ボディ。首相撲に捕らえるユサフをケージに押し込む。離れた。左ボディ。強烈。しかしユサフ出ていく。ケージに押し込むバルボーザ。離れた。動きは落ちているバルボーザだが、まだパンチの威力は健在。左ボディ。ユサフは手数が減った。バルボーザが詰める。ケージを背負わせてワンツー。左ボディをさかんに打ち込む。そして左ミドル。手数で押されているユサフ。手数で負けているユサフ。ようやく前に出てきた。しかしバルボーザのボディをもらい止められる。バルボーザバックスピンキック。かすめるようにヒットし効いた!バックに回ったバルボーザがパウンド。立とうとしたユサフをまた寝かせて殴る。ユサフなんとか立った。スタンドバックでホーン。

3Rバルボーザ。

4R。ユサフ回復したか。ジャブで出るが、バルボーザもジャブを返す。左ミドル。ユサフのジャブをブロックしつつ、左ボディを入れたバルボーザ。ユサフ首相撲。バルボーザケージまで押し込んだ。離れる。バルボーザワンツー。ユサフタックル。切られた。バルボーザも性もうしているが、ジャブを足し続ける。そして左ミドル。ケージに詰めたバルボーザ。左アッパー。ユサフもパンチを返した。四つに組んだユサフがケージに押し込むが、バルボーザ引き剥がした。残り1分。ユサフ左右のボディ。左ミドルを入れたバルボーザ。さらに左右のパンチ。ホーン。

4Rもバルボーザ。

5R。ジャブの刺し合い。ヒットするのはバルボーザ。右がヒット。首相撲にt五ラ得たユサフに左右のパンチを入れる。離れた。右ボディから左フック。ジャブ。バックスピンキックをボディに入れた。右ボディから左フック。手数で押す。常に先手を取るバルボーザ。ユサフも返しているが手数では負けている。右ボディから左、さらに左ボディ。バルボーザ四つからテイクダウン。ユサフケージまで移動して立ったが消耗している。ケージに押し込むバルボーザ。押し込みながら膝を入れるとまた外掛けテイクダウン。ユサフ立ったがスタンドバック。最後にまたテイクダウン。タイムアップ。

バルボーザ、最後は組みの引き出しも開けて総力戦で戦いきった。

49-46、48-46、48-46の3-0でバルボーザ勝利!

1RはKO寸前だったが、そこから良く蘇った。

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【UFC284】試合結果 マカチェフが快勝。ヴォルカノフスキーは二冠ならずも、楽しみな豪州勢

【写真】オリヴェイラ戦のような頭抜けた強さが感じられなかったマカチェフだが、ヴォルカノフスキーの健闘が目立つなかで──危なげの無い勝利だったのも事実だ(C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)、豪州はパースのRACアリーナで、3年4カ月ぶりとなる同国のイベント=UFC 284「Makhachev vs Volkanovski」が開催された。

総勢9選手が出場豪州勢、メインではUFC世界フェザー級王者のアレックス・ヴォルカノフスキーがライト級王者イスラム・マカチェフに挑戦して判定負けでも、テイクダウンを切り、テイクダウンを許されてもスクランブル、コントロールされてもサブミッションを防ぎ、その強さを再認識させた。

コメインでジョシュ・エメットを圧倒し、暫定フェザー級王者となったジャイー・ロドリゲスとの王座統一戦が今から楽しみだ。

なお豪州勢の戦績は5勝3敗1分、ジャック・デラ・マダレナ、ジャスティン・タファ、ジョシュア・クリバオの勝利、そしてドローだったがジミー・クルートの奮闘は豪州勢がUFCロースターのなかでしっかりと存在感が残せるファイターであること強い印象づける結果となっている。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=イスラム・マカチェフ✖アレックス・ヴォルカノフスキー
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ジャイー・ロドリゲスジャック・デラ・マダレナ

UFC284
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
○イスラム・マカチェフ(ロシア)5R
判定
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×アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
<UFC世界暫定フェザー級王座決定戦/5分5R>
○ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)2R4分19秒
三角絞め
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×ジョシュ・エメット(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ジャック・デラ・マダレナ(豪州)1R2分13秒
RNC
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×ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
<ヘビー級/5分3R>
○ジャスティン・タファ(豪州)1R1分06秒
KO
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×パーカー・ボーター(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
△ジミー・クルート(豪州)3R
Draw
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△アロンゾ・メニフィールド(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
〇モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)3R
判定
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×タイソン・ペドロ(豪州)
<フェザー級/5分3R>
○ジョシュア・クリバオ(豪州)2R2分02秒
RNC
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×メルシック・バダザリアン(アルメニア)
<127ポンド契約/5分3R>
○クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)1R0分59秒
TKO
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×シャノン・ロス(豪州)
<ライト級/5分3R>
○ジェイミー・マラーキー(豪州)3R
判定
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×フランシスコ・プラド(アルゼンチン)
<フェザー級/5分3R>
○ジャック・ジェンキンス(豪州)3R
判定
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×ドン・シェイニス(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○ローマ・ルックンブンミー(タイ)2R0分44秒
TKO
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×アリス・リード(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ブレイク・ビルダー(米国)3R
判定
×シェーン・ヤング(豪州)
<157.5ポンド契約/5分3R>
○エイヴェス・ブレネル(ブラジル)3R
判定
×ズベア・トホゴフ(ロシア)


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MMA MMAPLANET o UFC UFC284 キック ジャック・ジェンキンス ドン・シェイニス

【UFC284】スタンド、寝技でほぼトータルドミネーション。ジャック・ジェンキンスがUFCデビュー飾る

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ドン・シェイニス(米国)

右オーバーハンドで前に出てきたシェイニスを首相撲で捕らえたジェンキンスが、鋭いヒザ蹴りを2発腹に突き上げる。母国のファンの大声援を受けるジェンキンスは、ケージに押し込まれた状態でヒザを急所に受ける。レフェリーがブレイクを命じ、試合が中断。30秒後には再開となり、ジェンキンスが右カーフを蹴る。シェイニスのシングルを切り、ここもヒザを入れたジェンキンスはジャブを伸ばし、左ボディから右カーフというコンビを決める。

ダブルを切って右カーフで、シェイニスの姿勢を乱したジェンキンスはスイッチを見せて左ミドルのフェイクから、オーソに戻して右カーフを2つ決める。さらに左ミドルと蹴りと攻めるジェンキンスがワンツー、左ジャブを伸ばす。シェイニスの飛び込んでのヒザ蹴り、右をバックステップでかわしたジェンキンスが左ジャブを続ける。

ジャブを当ててカーフと思いきや、左ハイを狙ったジェンキンスが攻撃を散らす。シェイニスも右ボディを入れたが、直後に右カーフを前足を削らた。ジェンキンスは右ローを返したシェイニスに強烈な右カーフから、パンチをまとめて時間に──笑顔を見せた。

2R、シェイニスの前進に左フックで迎え撃ったジェンキンス。右カーフを蹴られたシェイニスが組んでからのヒザが、またしても急所を直撃する。大ブーイングのなか試合がリスタートしジェンキンスは、ムエタイ流の崩しでテイクダウンを決める。

ジェンキンスはハーフで抑えケージにシェイニスを押し込み、スクランブルを許さない。シェイニスが足も戻せず、結果的に立ち上がろうとしてバックを許す。直後に胸を合わせたシェイニスに対し、ジェンキンスは苦も無くスクランブルからスタンドに戻る。シェイニスがケージに押し込んで左のパンチを見舞う。ジェンキンスは大内で押し返して離れると、左ボディを決める。カーフとボディを効かされ、動きが止まったシェイニスだったがボディロックテイクダウンからそのままマウントを取る。

エルボーを被弾し一転、ピンチに追い込まれたかと思われたジェンキンスは、ケージキックから立ち上がると、逆に即テイクダウンを決めバックに回ってRNCを仕掛ける。ここもシェイニスが胸を合わせて時間を迎えた。

最終回、ジェンキンスが腹に右前蹴りを入れ、右で飛び込んできたシェイニスをすかしてバックに回る。このまま後方に倒れ込んで両足をフックしたジェンキンスはスクランブルを許すも、ヒザを突き上げ右カーフを蹴る。シェイニスのフックにも組んでテイクダウンを決めたジェンキンスは抑え重視で細かいパンチを入れる。

シェイニスはキムラも、逆にそこを支点にされそうになる。ジェンキンスは腕を抜いて、ハーフで抑えて時間を使う。残り1分でマウントに移行したジェンキンス、足を戻されても絶たせずスイープ狙いに足を一本抜く。最後の30秒で力強いパウンドに切り替えると、ジェンキンスはスタンドに戻ってジャブから右前蹴りを顔面に入れた。

スタンド、組み、グラウンドで試合を支配したジェンキンスが3-0の判定勝ちで初オクタゴンを飾った。


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