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【FIGHT&MOSH】岡見勇信、修斗での戦いへ─01─「この決断は決して簡単ではなかった」

【写真】「自分から逃げずに、相手から逃げない。それが前に進むということ」。その言葉一つ一つに岡見の想いが詰まっている(C)TAKUMI NAKAMURA

12月2日(土)東京都江東区にある豊洲PITで開催されるプロ修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」にて、岡見勇信がキム・ジェヨンと対戦する。
text by Takumi Nakamura

ONEでのオンラ・ンサン戦から約1年、岡見が戦いの場に選んだのは日本、そして修斗の舞台だった。この決断と選択に至るまで、岡見の中でどんな葛藤や想いがあったのか。復帰戦に向けた…では収まらない、岡見勇信というファイターの現在を伝えるインタビューを前・後編に分けてお届けしたい。


――昨年11月ONEでのオンラ・ンサン戦以来、約1年ぶりの試合が決まりました。

「前回のンサン戦が終わって、地道にトレーニングを続けて徐々にコンディションを作っていました。そこで身体の状態が上がって、試合ができるところまで来たからこそ、試合をすることを決めたので、コンディションや仕上がりはここ4年間のなかで一番いいぐらいの状態ですね」

――ONEと修斗ではハイドレーションの有無もあり、減量や体重調整はいかがでしょうか。

「前回の試合はハイドレーションテストがある93kg契約だったので、減量そのものは楽と言えば楽なんですよ。でも今回のように83.9kgとなるとそうはいかないので、久々にちゃんと減量している感覚ですね。それこそONEに参戦する前、UFCで戦っていた時期以来なので、約4年ぶりの減量で、普段は食事制限してチートデイを入れたりだとか、そういう準備も新鮮ですね」

――12月を目途に試合を考えるというよりも、試合ができるコンディションを作る上で、12月に試合が決まったという流れのようですね。

「はい。夏くらいに自分の状態が上がっている感覚や手応えがあって、年内に1試合やって、自分がやってきたことを形にしたいという気持ちになっていました。ちょうどその時期に修斗の坂本(一弘)さんとお話しする機会があって…という流れですね。本当に色んなタイミングがあって実現した試合です」

――確認ですがONEとの契約は終わっているのですか。

「そうですね。ONEとは直接コンタクトをとって、なかなか試合が組まれない状況ではあるけれど、年齢的なことを考えても年内に試合をしたいということは伝えていて。ONEもこちらの想いを理解してくれて、一度ここで契約を終わりにしようという結論になりました。僕自身ONEには凄く感謝しているし、ONEからは『これからも頑張ってほしい』と声をかけてもらいましたね」

――YouTube「SHOOTO OFFICIAL」チャンネルの動画内でもコメントしていますが、なぜ復帰戦の場として修斗を選んだのですか。

「なかなかONEで試合が組まれない中で、日本で試合をして形を作りたいと思っていて。坂本さんとはEXFIGHTを通じて選手を(修斗に)出場させてもらったり、友好な関係を築かせてもらっていて、修斗のミドル級が機能しているところを見ていました。それで坂本さんに『僕が修斗で試合するのはどうですか?』と話をしたら、トントントン!と話が進んで実現に至りました。あとは僕も国内の主要団体でパンクラスとDEEPには何度も出ているのですが、修斗には出たことがなくて、それが自分のなかで引っかかっていたんですよね。動画でも話した通り、慧舟會時代の先輩たちはみんな修斗で戦っていたので、そういったことも修斗を選んだ理由ですね」

――岡見選手はデビュー当初パンクラスでも試合をしていましたが、修斗は70kg以下の軽量級の選手が多いイメージでした。

「確かにそんな印象がありましたよね。だから修斗の会場にはよく行ってたんですけど、セコンドと応援がほとんどで、自分が試合をする場所として見ることはなかったですね。ただ修斗には脳裏に焼きつく試合や場面が多くて、このタイミングで試合に出ることは光栄ですし、うれしいです」

――ファイター以外の部分で修斗に触れて、他のプロモーションとの違いや修斗の特徴をどう感じていますか。

「みなさんがおっしゃるように“歴史”ですよね。修斗には日本のMMAの歴史が詰まっているというか。坂本さん、中井(祐樹)さん、(佐藤)ルミナさん、(桜井)マッハ(速人)さん、宇野(薫)さん、五味(隆典)さん…修斗は僕らが憧れていた人たちが活躍していた舞台でしたよね」

――僕も岡見選手の同世代ですが、ファン時代はMMAグローブをつけているのが修斗というイメージで、MMAとして修斗から受けた影響は大きいです。

「慧舟會に入る前から修斗やバーリトゥードジャパンの試合を見て『すごい世界があるんだな』と思っていましたし、憧れも持っていたので、だからこそ修斗で試合をしていないことが引っかかっていたし、チャンスがあれば修斗で戦いたいと思っていました」

――岡見選手のキャリアや実績があれば、日本で試合をする場合、修斗以外にも色んな選択肢があったと思います。例えば興行の規模的にRIZINで復帰戦をやりたいという考えはなかったですか。

「なんだろうな…RIZINは素晴らしいイベントだし、今の選手や若い子たちが活躍して勢いをつけている舞台だと思うんですよね。でもそれと自分が戦う場所は別物というか。自分が見て学ぶ舞台と自分が戦う舞台は別で、自分が戦う舞台としては見ていなかったんですよね。だからRIZINで試合をするということは頭にはなかったです。それは他の団体も同じで、今の自分にとって選択肢になかったというか。自分が試合できる時期、大会のスケジュール…そういったものが上手く重なっていたのが修斗で、どこで復帰戦をやるかというよりも、自分が年内に試合をするということが第一で、そのなかで色々なタイミングが重なったのが修斗でした」

――YouTube「SHOOTO OFFICIAL」チャンネルでは「岩﨑大河選手がミドル級を引っ張っていて、こういう若い選手と戦うことに意義があるのかなと思った」というコメントもありました。こちらの発言についても聞かせてください。

「変な話、おじさん同士で戦っても、今の自分の実力は分からないじゃないですか。若い選手やこれからの選手と戦うことで、今の自分の実力がはっきり分かる。そこを明確にするために、岩﨑くんとかそういう選手たちと勝負したいと思いました。見ている人も同じだと思うんですよ、『若い選手と42歳の岡見勇信が戦ったらどうなるんだろう?』や『今の岡見勇信の実力はどうなんだ?』って。そうやってみなさんに興味を持ってもらえる試合をするという意味でも自分の進むべき道が見えました」

――これは個人的な考えです。僕はもう岡見選手は自分の実力がはっきり分かる試合をやらなくてもいい、そうやって格闘技人生を終えてもいい、それだけのことをやってきた選手だと思います。実際にそういった道を望む選手もいると思うのですが、岡見選手は自分がチャレンジする試合をやりたいという想いが勝ったのでしょうか。

「そうですね………この決断は決して簡単ではなかったんですよ。そういう戦いに挑むことは怖い部分もあるし、このまま守りに入ってキャリアを終えて新しい道に進むことも考えました。キャリアの終わりを汚す必要はないんじゃないのかなって何度も思いました。でもGSAで練習していて、同世代の水野竜也やストラッサー(起一)さんが前を向いて戦っている姿を見て、もちろん勝ったり負けたりはありますけど、みんなが前に進んでいるパワーを感じると刺激になります。それと同時に内藤由良とか三上ヘンリー大智とか若い選手たちと練習して、彼らからも刺激や力をもらって、まだまだ勝負できると思いました。そうやってまだ戦える・勝負できる状態なのに、それをやらないのは、自分としては『ない』と思いましたね」

――なるほど。「今の岡見勇信の実力はどうなんだ?」という戦いに挑み、それをファンに見せる。それは岡見選手の格闘技人生のテーマのような気がしました。キャリアの初期から海外に挑戦し、UFCでキャリアを積み、ONEにも参戦して……その時々で目の前にある壁から逃げずに立ち向かっていったのが岡見選手だと思います。

「それは……僕も逃げたくなることありましたよ。でもそこと向き合っている時が一番充実しているんですよね。僕もたくさん負けて悔しい想いをしてきたんですけど、何かしらの光を見つけることができたし、だからこそここまで続けてこれたと思うし。おかげさまで大きな怪我をすることもなく、キャリアを積むことができて、何とか気持ちも続いています。自分から逃げずに、相手から逃げない。憂鬱になるような相手と戦うこともありますけど、それが前に進むということだと思います」

<この項、続く>

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【ONE163】3年1カ月振りの実戦、岡見勇信。オンラ・ンサン戦へ─01─「時計の針が止まっていた」

【写真】綺麗に纏まった──出来上がった言葉でなく、心の襞が見えるような言葉が聞きたく……序盤戦、色々と失礼な物言いだったのですが、耳を傾けてくれてありがとうございます (C)MMAPLANET

19日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE163「AKIMOTO VS PETCHTANONG」で、岡見勇信が念願のオンラ・ンサンと戦う。

2019年10月以来、実に3年1カ月振りの実戦。この間、岡見は41歳となりLDHmartialartsやEXFIGHTで後進の指導という立場に立つようになっていた。同時にファイターとしての空気間も削げていた岡見は、この3年は時計の針が止まっていたと振り返った。

再び動き出した岡見の目線は、今どこにあるのかを尋ねた。


──岡見選手に関して、最近なんだか話を上手くまとめるようになって今ひとつ響くことがないなぁと感じている次第です。

「アハハハハハ。それ、どういうことですか(笑)」

──記者会見でも、もう台本があるのではないかというような綺麗な纏め方で……。

「だってもう、しょうがなくないじゃないですか。纏めないダメだし」

──以前は纏まっていなくても、身の内から言葉が絞り出されていたような。リアリティTVショーで話すようになってから、全てがあのような感じに聞こえてしまって。

「こんなこと言ったらいけないかもしれないけど、立場ができてしまったということなんです。あのように話さないといけない自分が。あれでも一生懸命にやっていたんですよ(笑)」

──それがなんか、ツボを掴んだような話振りで(笑)。

「まぁ言っている意味は分かります。でも、僕の苦労もあるんです、そこは(苦笑)」

──若い選手にもっと嫌なヤツだったのになぁとか、思ってしまって。

「嫌なヤツ……そこは肯定できないですけど(笑)。上手く纏めている……う~ん、なるほど。敵は作らず、変な方向で話題にならないよう纏めている自分がいるのは分かります。僕は3年も戦ってこなかったので、戦っているヤツの凄さを改めて感じるようになったし。やっぱり現役という身でありながら3年間、試合をしてない。でも周囲の選手や、同世代の選手は戦ってきた」

──そこで現役ファイターと違う立場の仕事も増えた。それがコロナ期の岡見選手ではないでしょうか。

「確かに……そういう日々のなかで現役生活に対して『もう良いんじゃないか』というマインドは確かにありました。でも『まだまだ』っていう戦いたい気持ちもあったし。戦わないと時計の針が動かない。自分のなかで現役という身であるならば、戦わないとどの道にも進めない。どんな人生、どの分野でも自分は試合をしないと時計の針が動かないというのは、もう凄く感じてきたことです。

色々なプロジェクトがあって、色々とあったけど自分の中では時間は止まっているという気持ちでした」

──今、動き出せているということでしょうか。

「動き出せている……いや、動き出すには戦わないと。そこですね」

──正直、この間何度かGENで岡見選手のスパーリングを見させてもらったことがあって。慧舟會東京道場時代は、もっと嫌なスパーリングをやっていた。アッサリしちゃったなぁと思ったのは確かなんです。スミマセン、失礼なことばかり言って。

「いや、正直に言ってもらって有難いです」

──自分に置き換えると、若い人たちに自分の必死な姿を見せられないというか……。そういうことがあって、岡見選手も同じなのかと。

「確かに必死な姿をあまり見せたくないっていうのは、どこかにあったのかもしれないです。それは……ありましたね。ただ試合が決まると、もう関係なく必死でやっています。今日も内藤由良選手、上田幹雄選手という26歳の2人に5分4Rを回してもらいながら、必死にやっていました。

ヘンリー(三上ヘンリー大智)を含め、この3年間で若い選手が増えて……簡単に勝てない選手がどんどん出てきて。だから、そういう彼らに必死になっているところを見せられないという気持ちがあったんだと思います。でも、もうそこは吹っ切れました」

──あくまでも練習ですが、岡見選手が内藤選手とスパーリングをするとテイクダウンをされたり、バックを取られたりすることがあるということですか。

「ありますよ。強いですよ」

──そこですっ!! 以前は若い選手のことをそうやって納得したように強いなんて絶対に言っていなかったと思います。

「あぁ。まぁ、そうですよね。そこは目線が変わったというのはあるかと思います。だって26歳ですよ、彼らは。こっちは41歳。だから負けるとかはないですけど、ちょっとお父さん的な感覚で彼らに接していたところはあります。でも、試合が決まってからは同じ目線で立とうと。負けたくない。26歳の彼らにも負けたくないという気持ちで必死にやっています。

やられて笑っているようになってしまうと、ファイターとして終わりだと自分でも思っていますし。だから何とか彼らに勝つというような想いで、今日もスパーリングをしましたし。日々、ファイトキャンプに入ってからやっています」

──EXFIGHTで岡見選手の指導を受ける立場である三上選手のパンチを被弾して、『この野郎』という気持ちになりますか。

「ハイ、そう思います。『強いな』、『凄いな』という驚きや『成長しているな』という気持ちありますけど、彼らを倒すという必死の気持ちでやっていますよ。ただし、自分を余り追い込まないようにもしています」

──それが3年間の空白を経て、変化したところでしょうか。

「そうですね。これまで追い込んで、追い込んで。もっとキツイことができるだろうと、自分を追い込むことにフォーカスして。それを乗り越えたら、自分は強くなれる。勝てるんだっていうメンタルでやっていました。20歳過ぎから、ずっとそうでした。でも、キツくて。格闘技が全然楽しくなくなってしまっていたんですよね。

(C)TSP

それだけ追い込んでパフォーマンスが良かったというと、そうでもなかった。勝つ時は勝って、負ける時は負ける。それは結果なのでついて来るのですが、パフォーマンスに納得できなかった。だから今回は楽しもう……楽するわけでなく、格闘技を楽しみたいと思ってキツイことをやってきました」

──若い頃って厳しいことをすると、成功するという見返りを求めることができます。でも、年を重ねると、その結果で何を得らえるのかも見えてくる。そして、そこまで追い込むのではなく、もっと自己コントロールをするようになる。それを人はスマートになると言うのだと思います。それって最後の踏ん張りが以前と同じくできるよう、それまでの段取りを上手くすることかと。

「そうですね。簡単ではないですけどね。追い込むなかでも、楽しめるヤツが強いと思います。試合でも。自分を追い詰めて戦う選手は、パフォーマンスが良くない。楽しんでいるヤツが強い。それはこの3年間で、この目で見てきたことでもありました。もちろん、厳しいことを続けてきたという大前提があってのことですけど。自分の場合は、そうやって続けないと後悔すると思いました。楽しむことをずっと忘れていました。試合を楽しんだことなんて、記憶にないです。

それでパフォーマンスが良ければ構わないです。でも、結果に関わらず全然良くなかった」

<この項、続く>

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午後7時00分~ PPV ABEMA格闘チャンネル

■ONE163対戦カード

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] 秋元皓貴(日本)
[挑戦者] ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)

<キックボクシング・ヘビー級ワールドGP決勝/3分3R>
ロマン・クリキア(ウクライナ)
イラジ・アジズプール(イラン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ザイード・イザガクマエフ(ロシア)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
岡見勇信(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
平田樹(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
クォン・ウォンイル(韓国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ウ・ソンフン(韓国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アブラォン・アモリン(ブラジル)
アフメド・ウジタバ(パキスタン)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
ルイ・ポテーリョ(ポルトガル)
朝陽PKセンチャイムエタイジム(日本)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ブルーノ・シャベス(ブラジル)
アフメド・クリッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

<サブミッショングラップリング女子ストロー級(※56.7キロ)/12分1R>
ミレーナ・カオリ(日本)
ビアンカ・バシリオ(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(ウクライナ)
キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)

ONE Fight Night04

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE Fight Night04対戦カード

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] キャムラン・アバソフ(キルギス)
[挑戦者]クリスチャン・リー(米国)

<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者] ジョセフ・ラシリ(イタリア)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
スティーブン・ローマン(フィリピン)

<ムエタイ・ウェルター級/3分3R>
コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)
フアン・セルバンテス(英国)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
キム・ジェウン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ラスラン・エミルベク(キルギス)
イシ・フィティケフ(豪州)

<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
ダニエラ・ケリー(米国)
マリア・モルチャノワ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
エディ・アバソロ(米国)

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ACA KAREN MMA o PANCRASE RYO   ハンセン玲雄 パンクラス ロッキー川村2 中村勇太 中田大貴 亀井晨佑 修斗 内村洋次郎 内藤由良 名田英平 小川徹 尾崎龍紀 岩本達彦 松本光史 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 遠藤来生 高島俊哉

『PANCRASE 326』試合結果


第2部

第7試合 メインイベント パンクラス・フライ級チャンピオンシップ 5分5R
×小川 徹(TRIBE TOKYO MMA/王者)※2度目の防衛戦(正規王者としては初防衛戦)
○猿飛流[さとる](リバーサルジム川口REDIPS/1位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝&MVP)
判定0-3 (山﨑47-48/大藪47-48/太田47-48)
※猿飛流が王者に

第6試合 コーメインイベント パンクラス女子ストロー級チャンピオンシップ 5分5R
×藤野恵実(トライフォース赤坂/王者)※初防衛戦
○KAREN(PRAVAJRA/1位)
4R 3’18” TKO (レフェリーストップ:右肘打ちによる頭部のカット)
※KARENが王者に

第5試合 パンクラス・ミドル級王者決定戦 5分5R
○内藤由良[ゆら](リバーサルジム横浜グランドスラム/1位)
×ロッキー川村2(パンクラスイズム横浜/2位、元ミドル級&ライトヘビー級王者)
1R 0’42” KO (左フック)
※内藤が王者に

第4試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分3R
×中田大貴(和術慧舟會HEARTS/1位)
○亀井晨佑[しんすけ](パラエストラ八王子/3位、ネオブラッドトーナメント2018同級優勝)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

第3試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分3R
○岩本達彦(BLOWS/2位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
×Ryo(4位、元THE OUTSIDER 75-70kg王者)
1R 3’17” アームロック

第2試合 ライト級 5分3R
×葛西和希(マッハ道場/3位)
○松本光史(M PLATIC/5位、元修斗世界王者)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

第1試合 フライ級 5分3R
×田代悠生(パラエストラ千葉)
○前田浩平(GRABAKA)
2R 2’16” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1部

第7試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント・リザーブマッチ 5分3R
○透暉鷹[ときたか](ISHITSUNA MMA/5位、修斗2019同級新人王)
×名田英平[ようへい](コブラ会/8位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
2R 1’31” 裸絞め

第6試合 フェザー級 5分3R
×遠藤来生[らいき](Power of Dream Sapporo/10位)
○内村洋次郎(イングラム/元ZSTウェルター級王者)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)

第5試合 ストロー級 5分3R
○高島俊哉(リバーサルジム新宿Me,We/4位、ネオブラッドトーナメント2017同級優勝)
×尾崎龍紀(コブラ会/6位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
1R 1’54” 裸絞め

第4試合 ライト級 5分3R
×渡部拓馬(reliable)
○DARANI(PRAVAJRA)
1R 0’38” 裸絞め

第3試合 ウェルター級 5分3R
×中村勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy/4位)
○髙橋攻誠(RIGHT THING ACADEMY)
1R 2’40” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第2試合 フェザー級 5分3R
×ハンセン玲雄(reliable)
○鹿志村仁之助(IGROO)
2R 0’58” 三角絞め

第1試合 ストロー級 5分3R
×大城正也(T-Rex Jiu-Jitsu Academy)
○植松洋貴(NEVER QUIT)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

 3月21日にベルサール高田馬場で開催された『PANCRASE 326』の試合結果。メインイベントのフライ級チャンピオンシップは猿飛流が小川徹に判定勝ちし新チャンピオンに。女子ストロー級チャンピオンシップはKARENが藤野恵実に4R TKO勝ち。ミドル級王者決定戦は内藤由良がロッキー川村2に1R KO勝ちし新チャンピオンになっています。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase326 ロッキー川村2 内藤由良

【Pancrase326】内藤由良が涙の師匠超え。ロッキー川村2を左フックで沈めて新ミドル級王者に

<ミドル級王座決定戦/5分5R>
内藤由良(日本)
Def.1R0分42秒 by KO
ロッキー川村2(日本)

内藤が左ジャブで先制。さらに左ミドルハイからシンググレッグを狙うも、これはロッキーがかわした。スタンドに戻り、距離を詰める内藤。ロッキーにケージを背負わせた内藤の左フックが、ロッキーのアゴを打ちぬいた。背中からダウンしたロッキーに対し、内藤がパウンドで追撃したところでレフェリーが試合をストップした。

師匠超えを果たしてなみだを見せる内藤。ミドル級のベルトを巻いた新王者は、「川村先生、対戦していただき、ありがとうございました。幼少期から憧れていたパンクラスのベルトを獲って嬉しい気持ちもありますし、これから世界と戦っていきます」と宣言した。


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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase326 RYO   シュウ・ヒラタ ハンセン玲雄 ロッキー川村2 中村倫也 中田大貴 亀井晨佑 内村洋次郎 内藤由良 名田英平 小川徹 尾崎龍紀 岩本達彦 松本光史 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 遠藤来生 高島俊哉 鹿志村仁之介

【Pancrase326】既に米国行きも視野に。本気になった鹿志村仁之介─02─「タップは早めにお願いします」

【写真】 (C)PANCRASE

本日21日(月・祝)、東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPANCRASE326の第1部でハンセン玲雄と対戦鹿志村仁之介インタビュー後編。

柔道&柔術、そしてグラップリングからMMAへ。生きていくためにMMAに賭ける選択をした鹿志村──注目すべきは極め力だ。

<鹿志村仁之介インタビューPart.01はコチラから>


──食う手段がない……IGLOOの斉藤オーナーは逸鉄という東京スカイツリーや私鉄の駅などに関する工事、金属加工を請け負う企業のオーナーでもあり随時、社員を募集しているではないですか。採用条件が柔術家か格闘家、「経験よりも柔術家か格闘家であること」と明言し。

「あぁ、あれ良いですよね(笑)。いつも募集していますよね……でも、僕は格闘技に賭けてみようか思って」

──とはいえMMAを戦うのであれば、柔術アカデミーでなくMMAジムが存在しています。MMAの練習はどのような環境でやっているのですか。

「僕、水戸に自分のジムスペースを持っていて地元の知り合いで打撃の強い選手がいるので、その人と打撃の練習をし、1週間に3日ほど都内で練習しています。グラント・ボグダノフ選手のALMA FIGHT GYM LIFE、IGLOOでイゴール(タナベ)と住村(竜市朗)さんのMMA練習、それと横山武司さんとS/wells柔術ジムでやっています。横山さんもNEXUSでMMAデビューしたばかりで、意見を出し合って練習しています。ただ変わった練習といえば変わって練習ですね」

──聞く限り、都内の練習仲間で打撃を修得しているのは住村選手だけのように感じます。組み主体の練習なのでしょうか。

「そうなんです(笑)。住村さん、イゴール、グラントは体が僕より大きいですけど、体の動かし方とか凄く学ぶモノがあります。あとグラントのところでは吉野(光)君とも練習しています」

──吉野選手は大内刈りの強さが際立っている印象があります。

「あぁ、大内刈り……上手いッス」

──倒されることもありますか。

「テイクダウンは負けないッスよ(微笑)。テイクダウンは絶対に負けないです。でも吉野君とは激しくやっています」

──IGLOO所属でも青木選手や岩本選手たちの水曜昼のMMAグラップリングの練習への参加は?

「出たいんですけどね……。実は僕、中学2年生から3年生の時まで土曜日の朝のTRIBEの柔術クラスで青木さんに教わっていたんです。高校に入ってから部活が忙しくて通えなくなっていたのですが、IGLOOに入った理由の一つに青木さんが練習と指導をしているということもありました」

──おおっ!!

「今は水曜日の練習は参加していないのですが、青木さんの一般クラス……グラップリングクラスには出させてもらうようになっています。凄く丁寧で、普通の人たちが青木さんの技術を学ぶ、凄いクラスです」

──青木選手からプロ練習に誘われることは?

「ないですね。ただ青木さんは中学の時に習っていたことも覚えていてくれたし、きっと僕から言えば参加させてもらえるとは思います。この試合が終わったら、ガツガツ話させてもらおうと思っています。また東京に出て来たいですし、あとシュウ・ヒラタさんと契約したので夏頃には米国で練習しようと思っています」

──おおっ、展開が早いです。

「ハイッ!! もうNYに行くことしか頭にないです(笑)。やっぱりMMAを本気でやりたいので」

──今や格闘DEREMERSの熱さに負けない気持ちだと?

「絶対に負けないです。そこは大丈夫です。それだけ気持ちが入っています。強さでも負けないつもりです。それに番組には参加しなかったですけど、俺、髙谷さんが好きなんです。凄く熱くて、一本気で」

──ならEXFIGHTで変則的な凱旋試合もあり得ますか。

「戦う場所に関しては、全く拘りはありません。どこででも戦っていきたいと思っています。米国でも試合に出たいと思っていますし。向うには3カ月は行くことになりますし、最後の1カ月で向うでも戦いたい。あと、次の試合が終わっても米国に行くまでに日本で試合をしたいです」

──そんななかグラップリングとはいえ、2月16日にFINISHで上久保選手に横三角で一本勝ちしたのは大きな自信になっていないですか。

「大きかったです。ケージですし。ケージのなかで上久保さんに勝ったという結果が、大切です。ルールは何でも構わないので。壁に押し込まれてから、左足を抜いて横三角を取ろうと。あれだけを狙っていたので、狙い通りです。アレも柔道の寝技ですね」

──それだけの想いを持つようになったMMA、ハンセン玲雄戦では何を見せたいですか。

「MMAは総合的な選手じゃないと勝てないですよね。寝技に特化して強いのも勿論なんですけど、ちゃんと総合格闘技に取り組んでいる自分を見てほしいです」

──では米国行きを見据えて、今後戦っていきたい選手などいますか。

「ぶっちゃけの話、中村倫也選手ですかね……僕、けっこう体がしょぼいのでバンタム級に落とそうと思っているんです。でも中村選手は次も決まっているし、現実味がある試合としては、狩野君に借りを返したいです。フェザー級でやったら、どうなんだって。経験も知識もない中で彼に負けた。キャリアの序盤に黒星が付いているのは、自分としても取り戻したいです」

──了解しました。必ず書かせていただきます。では最後にMMAPLANETの読者の皆さんに対して、ハンセン戦に向けてアピールお願いします。

「かなり見てほしいところはあります。なかでもテイクダウンをしてからの極めに行くまでの速さと極め力に注目してほしいです。キープするより極め力、そこですね。ハンセン選手、僕は段階を踏んで極めるようにしていますがタップは早めにお願いします」

■視聴方法(予定)
3月21日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ Pancrase326計量結果

<フライ級KOPC/5分5R>
[王者] 小川徹:56.7キロ
[挑戦者] 猿飛流:56.5キロ

<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] 藤野恵実:52.15キロ
[挑戦者] KAREN:51.9キロ

<ミドル級王座決定戦/5分5R>
内藤由良:83.55キロ
ロッキー川村2:83.65キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
中田大貴:65.85キロ
亀井晨佑:65.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
岩本達彦:66.0キロ
Ryo:66.2キロ

<ライト級/5分3R>
葛西和希:70.55キロ
松本光史:70.3キロ

<フライ級/5分3R>
田代悠生:56.9キロ
前田浩平:56.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T補欠戦/5分3R>
透暉鷹:66.2キロ
名田英平:66.2キロ

<フェザー級/5分3R>
遠藤来生:65.7キロ
内村洋次郎:65.75キロ

<ストロー級/5分3R>
高島俊哉:52.5キロ
尾崎龍紀:52.55キロ

<ライト級/5分3R>
渡部拓馬:70.4キロ
DARANI:70.05キロ

<ウェルター級/5分3R>
中村勇太:76.75キロ
髙橋攻誠:76.0キロ

<フェザー級/5分3R>
ハンセン玲雄:65.75キロ
鹿志村仁之介:65.35キロ

<ストロー級/5分3R>
大城正也:52.15キロ
植松洋貴:51.75キロ

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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase326 RYO   ハンセン玲雄 ロッキー川村2 中田大貴 久米鷹介 亀井晨佑 内村洋次郎 内藤由良 名田英平 小川徹 尾崎龍紀 岩本達彦 松本光史 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 遠藤来生 高島俊哉 鹿志村仁之介

【Pancrase326】計量終了 第2部はタイトル直結ファイト。第1部は序列の再編成の兆候が……

【写真】 タイトル戦が軸、そんなパンクラスの2022年となるのか(C)PANCRASE

明日21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326の計量が20日(日)、新宿サンエービル地下1階会議室で行われた。

1部と2部、2部構成になっている山の手のパンクラスは2部に王座決定戦を含めタイトル戦が3試合、さらにフェザー級挑戦者決定トーナメントが2試合(※第1部で補欠戦)と、タイトル直結のカードが組まれている。


冠はついていないが葛西と松本の勝者が、久米鷹介の持つライト級王座に近づくことも間違いない。

また1部でも前述のようにフェザー級挑戦者決定T補欠戦=透暉鷹×名田英平の中京×関西対決をはじめ、北海道から遠藤来生、九州からは中村勇太が参戦し、それぞれベテラン=内村洋次郎&デビュー戦=髙橋攻誠と戦う試合、さらに渡辺拓馬と尾崎龍紀と地方在住ファイターの試合も目立つ。

さらにはMMAに本気になった大器?!=鹿志村仁之介と戦うハンセンレオも神戸のreliable所属だ。TRIGGERの出現により、にわかに地盤の変化が全国的にみられるJ-MMA界──ちょっとした再編成が感じられる──ポスト・ディファ時代のパンクラス初イベント、その第1部だ。

■視聴方法(予定)
3月21日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ Pancrase326計量結果

<フライ級KOPC/5分5R>
[王者] 小川徹:56.7キロ
[挑戦者] 猿飛流:56.5キロ

<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] 藤野恵実:52.15キロ
[挑戦者] KAREN:51.9キロ

<ミドル級王座決定戦/5分5R>
内藤由良:83.55キロ
ロッキー川村2:83.65キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
中田大貴:65.85キロ
亀井晨佑:65.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
岩本達彦:66.0キロ
Ryo:66.2キロ

<ライト級/5分3R>
葛西和希:70.55キロ
松本光史:70.3キロ

<フライ級/5分3R>
田代悠生:56.9キロ
前田浩平:56.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T補欠戦/5分3R>
透暉鷹:66.2キロ
名田英平:66.2キロ

<フェザー級/5分3R>
遠藤来生:65.7キロ
内村洋次郎:65.75キロ

<ストロー級/5分3R>
高島俊哉:52.5キロ
尾崎龍紀:52.55キロ

<ライト級/5分3R>
渡部拓馬:70.4キロ
DARANI:70.05キロ

<ウェルター級/5分3R>
中村勇太:76.75キロ
髙橋攻誠:76.0キロ

<フェザー級/5分3R>
ハンセン玲雄:65.75キロ
鹿志村仁之介:65.35キロ

<ストロー級/5分3R>
大城正也:52.15キロ
植松洋貴:51.75キロ

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ABEMA MMA MMAPLANET PANCRASE Pancrase326 ハンセン玲雄 ブラジリアン柔術 プロレス ロッキー川村2 内藤由良 小川徹 尾崎龍紀 山北渓人 狩野優 猿飛流 藤野恵実 野田遼介 風間敏臣 高島俊哉 鹿志村仁之介

【Pancrase326】追加カード続々。ブレーキの壊れたハンセン玲雄×ブレーキ無用のSub=鹿志村仁之介

【写真】エンジン全開サブミッション、鹿志村がMMA4戦目に挑む(C)ZST

3月21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326の追加カードの発表が続いている。

内藤由良×ロッキー川村2の間でミドル級王座決定戦、女子ストロー級タイトル戦=藤野恵実×KAREAN、フライ級選手権試合=チャンピオン小川徹×チャレンジャー猿飛流とトリプルクラウン大会。27日(木)にライト級=渡部拓馬×DARANI、28日(金)にはストロー級の高島俊哉×尾崎龍紀、フェザー級のハンセン玲雄×鹿志村仁之助というカードが公となった。


渡部×DARANIは10勝10敗1分の前者と、6勝6敗1分と勝率5割同士の対戦だ。上位進出への交通手形となる白星先行という状況を欲していることは間違いない。そこでこうじる手段がどうなるのか。

高島と尾崎の一戦は、ネオブラT優勝者同士の東西対決となった。昨年5月に野田遼介を相手に、手痛い一本負けを喫したものの年内に再起の勝利を挙げた高島に対し、尾崎は同門である山北渓人に一本負けを喫し2連敗中だ。3連敗、そしてMe,We勢に対して連敗は許されない──それが尾崎に心境だろう。

リリースで「ブレーキの壊れた殴り屋・ハンセンが馬場に上陸。鹿志村は同郷・同門だった風間敏臣を超えられるか?」と、ハンセンと馬場という往年の全日本プロレスを連想させる煽りの文字が躍っていたハンセン×鹿志村戦は、黒星先行ながら3連勝中のハンセンと、4戦目の鹿志村という現状でのマッチアップだ。

煽りの一文にあるように鹿志村は昨年のネオブラ優勝、23日の石渡伸太郎引退興行でも生きの良い若手が揃った4人制トーナメントを制した風間とパラエストラ茨城時代の同期だ。大学進学とともに状況し、現在はIGLOOに所属、ZSTのGTFの活躍後、パンクラスでプロMMAデビューも2戦目にして狩野優に敗れる。

そして格闘DREMARSで一次をパスしながら辞退と話題にことかかないルーキーは、昨年は全日本ブラジリアン柔術選手権で茶帯ミドル級を制し、プロ3戦目も腕関節で一本勝ちと自信の強い部分でしっかりと結果を残している。ハンセンの殴られても殴るというスタイルは、鹿志村にとって嫌な部分であることは間違いない。とはいえ関節技に入るスピード、一気に極める鹿志村のサブミッションもブレーキ無用の怖さを持っている。

タガが外れた一面を持つ者同士、短期決戦も十分にありうる

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ABEMA ISAO MMA MMAPLANET ONE PANCRASE Pancrase326 RYO ロッキー川村2 上田将竜 中田大貴 久米鷹介 亀井晨佑 仙三 内藤由良 名田英平 小川徹 岩本達彦 松岡嵩志 松本光史 林源平 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase326】3つ目のタイトル戦は小川×猿飛流。中田×亀井&岩本×Ryoのフェザー級T、葛西×松本も

【写真】互いに戦っておかなければならない相手との試合、だ(C)MMAPLANET

24日(月)から本日26日(水)に掛けてパンクラスから3月21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326の追加カードが3日連続で発表されている。

内藤由良×ロッキー川村2の間でミドル級王座決定戦、女子ストロー級タイトル戦=藤野恵実×KAREANに続き、3試合目のタイトル戦=フライ級KOTCが同大会で組まれる。24日(月)に同日付でフライ級正規王者の仙三が「王座防衛戦の見通しが立たない」ということで返上し、暫定王者から正規王者となった小川徹に猿飛流が挑戦することが決まった。


両者は昨年行われた暫定フライ級王座トーナメントの準決勝で勝利し、王座決定戦を戦う予定だったが猿飛流の負傷で予定通りに試合が消化できず自動的に小川の腰にベルトが巻かれることになった。

その小川は本来、王座決定戦がマッチアップされる予定だった昨年10月大会で、上田将竜を相手に3度目の正直となる判定勝ちで初防衛に成功している。両者にとってまさに未完の対決──猿飛流が追う立場で実行される。

火曜日にはフェザー級KOPのISAOへの挑戦権を賭けて、4人制の王座決定トーナメントが組まれることが公とに。準決勝が3月大会、決勝は4月29日の立川大会で組まれる。

状況によっては、ワンナイトよりも過酷なトーナメントはランク1位の中田大貴と同3位の亀井晨佑、同2位の岩本達彦と 同4位のRyoの間で準決が実施され、補欠戦ではランク5位=透暉鷹×ランク8位=名田英平も決まっている。

本来、ランクに基づいた4人制トーナメントは1位✖4位、2位✖3位が戦うところだが、既に中田がRyoとパンクラスでなくRoad to ONEで岩本に勝利していることが初戦の顔合わせに関係しているのであろう。

また補欠戦出場選手を加えると、トーナメント出場選手の相関関係はRyoが透暉鷹、岩本が名田に勝利しており、亀井は誰とも拳を交えたことがなくトーナメント中に誰と対戦しても初顔合わせとなる。

そして本日発表されたのは葛西和希×松本光史のライト級戦だ。

昨年9月に暫定タイトルコンテンダー林源平で判定ながら完勝した葛西に対し、松本は12月大会で松岡嵩志に衝撃的な76秒KO勝ちで再起した。KOP久米鷹介もそうだが、勝者が雑賀ヤン坊達也との絡みも期待したくなる──勝てば確実にゲインする顔合わせだ。

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ABEMA MMA MMAPLANET PANCRASE Pancrase326 Pancrase327   ロッキー川村2 内藤由良 北岡悟 岡見勇信 武術空手 藤野恵実

【Pancrase326&327】湾岸から山の手、そして武蔵野・多摩。東京横断のパンクラスで内藤×ロッキー!!

【写真】内藤のポテンシャルの高さは練習仲間からも折り紙付き。対してロッキーが今も強くなり続けていることで、非常に楽しみなマッチアップだ(C)MMAPLANET

19日(水)にパンクラスから3月21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326で内藤由良とロッキー川村2の間でミドル級王座決定戦、20日(木)には4月29日(金・祝)に東京都立川市の立川ステージガーデンでPancrase327が行われることが発表されている。

パンクラス新章が日々、明らかになってくる。藤野恵実×KAREANに続き2つ目のタイトルショットはリリースに『ロッキー ザ ファイナル』遂にロッキーがキッズレスリング時代の教え子、内藤由良と戦う時が来た。「NEVER GIV UP 自分をあきらめない』と綴られている。


2005年7月にプロデビューを果たし16年、内藤が9歳の時のことだ。2017年11月にミドル級KOP王座を失うと、MMAからは距離をおいていた川村がデカゴンに戻ってきたのは、成長した教え子の対戦要求にこたえたものだった。

ロッキー・バルボアとトミー・マシンガンはストリートファイトで決着をつけたが、こちらのロッキーはケージのなかでベルトを抱えて内藤を迎えうつ。

神奈川の磯子工業高校から国士舘大とレスリングで活躍し、全日本大学選手権と学生選手権ではそれぞれ97キロ級と92キロ級で準優勝という実績を残す内藤は、2020年9月のプロデビューからここまで4連勝で今回のタイトル戦を迎えることになった。

北岡悟とともにパンクラズイズムの看板を守り、最近では武術空手の稽古にも取り組む川村に対し、内藤は岡見勇信にとって最高のトレーニングパートナーになるまで成長している。

MMAの性格上、組みで削ることができる教え子=内藤が有利という見方もできる。その一方で、過去にMMAで見せた者が皆無の──枯れの美学という未知の領域に足を踏み入れ、その強さを川村が見せることができるのか、注目だ。

さらに本日、公になった4月の立川大会。ベイエリアから山の手、そして武蔵野・多摩へ。東京を横断するパンクラスの新章、立川ステージガーデンは昭和記念公園に隣接し、向かいにIKEAがあるライブ・エンターテイメント・ホールで客席数2500を誇り、24時間使用可能という──民間運営の利便性の良さが目をひく会場だ。

大型スクリーン、2階、3階席がある立川ステージガーデン大会でのカードの発表も待たれる。

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J-CAGE Pancrase325 Report フェルナンド・マツキ ブログ 内藤由良

【Pancrase325】ロッキー川村戦を目指す内藤由良がマツキをTDからドミネイトして判定勝ち

【写真】シングルレッグ、ダブル、アンクルピック--内藤のTD力が光った(C)MMAPLANET

<ミドル級/5分3R>
内藤由良(日本)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27.
フェルナンド・マツキ(パンクラス)

ガードを高く上げて様子をうかがう内藤がスイッチして左ロー、これをかわしたマツキが距離を詰めると、ダブルレッグを仕掛けてテイクダウンを奪う。マツキは下からハーフガードで内藤の左腕を抱えている。腕を抜いて相手の右側に回った内藤はパンチを打ち下ろす。マツキは腰を上げて立ち上がったが、内藤はガブりながらヒザを打ち込み、さらにシングルで再びグラウンドに持ち込む。ハーフガードのマツキに、右のパンチとヒザを落とす内藤。マツキは足を利かせるが、強打をもらって亀に。

立ち上がるマツキをバックコントロールしつつ、パンチとヒザを打ち込む内藤。ケージ際のアンクルピックでテイクダウンを狙うも、マツキも耐える。内藤は体を起こして左腕を差し上げつづ、アンクルピックに切り替えてマツキに背中を着かせた。足を利かせるマツキの顔面に、内藤はパンチを落とし続けて1Rを終えた。

ジャッジは3者とも内藤の10-9とつけている。

内藤にとって初めての2R。パンチを振るって前に出てくるマツキに対して、サークリングしながら左ローを放つ内藤が、一気に距離を詰めてダブルレッグでテイクダウンを奪った。ケージ際でハーフガードを取るマツキ、内藤は右腕を差し上げながら左のパウンドで削っていく。下からパンチを打ち返してくるマツキの顔面へ、右ヒジを連打する内藤。相手の右手を抱えられると、左の連打。右手が空くと右ヒジを落とす。マツキの頭部からは流血が見られる。マツキも起き上がろうとするも、すぐ内藤に抑えられてしまう。

残り1分、マツキは左ヒザを中に入れるが、内藤のパウンドを防ぐことはできない。内藤はパスを狙いながら右パウンド、そしてパスしてサイドから右ヒジを連打していった。

2Rはジャッジ1者が10-9、2者が10-8で内藤につけた。

最終回、サウスポーにスイッチして、出てきたマツキにシングルレッグのカウンターを合わせた内藤。バックに回りながらマツキをケージに押し込む。マツキは内藤の左腕を抱えて、アームロックを狙う。内藤は左腕を抜いて、亀になったマツキにパンチの連打を浴びせる。動きが止まったマツキの左足に両足を絡めてロックした内藤、シングルバックの状態で左の拳をマツキの顔面に当てていく。マツキに左腕を抱えられたまま、内藤はサイドに回って右ヒジを落とす。

上半身を起こしたマツキ、内藤も相手の足を取ってケージに押し込んでいく。残り10秒でマツキが内藤の左腕にアームロックを狙っていったとこRで、試合終了のホーンが鳴った。

判定は3-0で内藤。これでデビュー以来4連勝となった。


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