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【Gladiator022】プレ/ポスリミ代表=武道奨励金獲得の溝口&阿部が江田校長&ギレスピと。江木はMMA初陣

【写真】ここで勝てばプレリミ卒業、溝口と阿部という西と東の軽&中量級の新鋭の戦いに注目(C)MMAPLANET

25日(木)、6月11日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022の2回戦3試合が新たに対戦カードに加わったことがGladiatorより発表されている。

溝口司✖江田こうすけ塾長のバンタム級戦、阿部光太✖スティーブン・ギレスピのウェルター級戦。そしてフライ級の江木伸也✖空の3試合──江田と阿部は今年よりグラジがプレリミとポスリミ出場選手を対象に武道奨励金制度=5万円を設け(※メインカード出場選手には70万、20万、10万のボーナスが制定されている)、1月大会で溝口、3月大会では阿部が獲得している。、


キッズ、ジュニア時代にK-1甲子園を始めて数多くの立ち技戦を経験し、106勝7敗という記録を持つ溝口は、京都MMA界のパイオニア──ピュアブレッド京都4人衆の一人、江田こうすけ塾長と対戦する。

溝口は凄まじい打撃の圧でMMA初陣で14秒KO勝ちを「堀口恭司越え」を宣言した、1月大会ではガッツ天斗選手に判定勝ちしていている。グラジの櫻井雄一郎代表は、この試合をステップアップという定義づけしているが、組みに懸けた江田が下からの一本、フラワースイープで溝口をひっくり返すこも十分に期待できる。

溝口と同様にステップアップの一戦としてギレスピと対戦する阿部もまた一発入魂のギレスピを組みを如何に遮断するかが、勝敗のカギを握る。プロアマ通算5勝1敗の阿部、唯一の敗北は既にMMAから離れたという話も伝わってくる藤波勇飛にEX FIGHTで喫したもの。この一戦では荒いパンチに敗れたが、テイクダウンを許してすぐにスクランブルに持ち込むなど、関節技の攻防になる猶予を許さない戦いを阿部はギレスピを相手に実戦したい。

対して背中をつけてもバギーチョークで一本勝ちするなど、グラウンドこそ自らの庭であるギレスピはスタンド、グラウンドの両局面で如何に密着するかが勝敗のカギを握る──が、果たして。

またHEATやGladiatorでコンバット柔術、フォークスタイルグラップリングを1年に渡り戦ってきた江木伸也が、空とMMAデビュー戦を戦う。コンバット柔術では生田誠、松本一郎を下し、フォークスタイルグラップリングでもMGGISAをヒールで下している江木は、その時点でMMAを戦いたいという要望を櫻井代表に伝えていた。

しかし、なかなか対戦相手が決まらず、今年に入ってコンバット柔術で竹本啓哉、フォークスタイルグラップリングでは前田吉朗というMMAファイターに敗れている。それでもFinishのサブオンリー戦では竹浦正起を極めさせず、時間切れドローに持ち込むでいる。その江木は空手、柔道、テコンドーと学び、アマMMAでも修斗、パンクラスと戦ってきた過去がある。

その後はMMAで強くなるために始めた柔術にハマり柔術家として格闘道を生きてきたが、ついに青春の忘れ形見といえるプロMMAを戦うことになった。今回のプレスリリースで、櫻井代表は「柔術界の実力者の初陣を戦う選手がなかなか現れないなかで、手を挙げた空選手にとっても、決意の一戦となります」と空も強い覚悟を持ってこの試合を受けたことを明らかにしている。

なおプレスリリースに寄せられた上記3試合に出場する6選手の意気込みは以下の通りだ。

阿部光太
「今回の試合もしっかり勝って愛犬に美味しいおやつを買います」

スティーブン・ギレスピ
「GLADIATOR022 で戦える事に興奮しています! 対戦相手は、いくつかの印象的な勝利を収めた、バランスの取れたファイターです。彼に対して自分自身のテクニックをチャレンジし、ケージ内でフィニッシュすることを楽しみにしています」

江田こうすけ塾長
「負けっぱなしの昭和の遺物を呼んでいただいてありがとうございます。これからの総合格闘技界を担うであろう若人達への経験の一翼となれれば幸いです。溝口選手、元気にケージから下りられるよう。お互い頑張りましょう」

溝口司
「初めに櫻井会長、GLADIATORのスタッフ及び関係者の皆様、マッチメイクをして頂きありがとうございます。

今大会で伝えたいことがあります。それは僕の試合や生き様を見て、自分の個性に誇りを持って日本人特有の『敷かれたレールを走る人生』ではなく、自分にしか出来ないことを極めて夢を実現させる人が少しでも増えて欲しいと思います。まだまだ駆け出しの僕ですが、僕の個性を武器に大舞台の格闘家顔負けのパフォーマンスをしますのでご注目下さい。

続いて試合相手のエダ塾長選手、試合を受けて下さりありがとうございます。ただ、タックルしか来ないのは分かっているので必ず格の違いを見せつけてぶっ倒します。6月11日の裏メインは溝口司です😎
皆さん当日は瞬き厳禁です😁

江木伸也
「MMAプロデビュー戦をGladiatorの舞台で迎えることを本当に光栄に思います。僕のMMAを存分に魅せます! 対戦相手の空選手に対してですが、今回僕との試合を受けて頂いてありがとうございます。お互い全力でぶつかりましょう!」


「この度、Gladiatorに参戦させて頂ける事に感謝申し上げます。出身関西、大阪での試合という事もありボルテージも上がっております。精一杯自由に暴れまくる予定ですので、是非楽しみにしていて下さい。江木選手、MMAはきっと初参戦だと思うのですが、格闘家としてはエキスパートな方だと思いますので、油断せずしっかり勝ちきりたいと思います。それでは、会場で」

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

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Gladiator020 MAGISA MMA MMAPLANET o ONE Progress UFC キック キ・ウォンビン コンバット柔術 ジョセフ・チェン ジョン・オリニド チョ・ソンビン ボクシング ロランド・ディ 中川皓貴 修斗 松本一郎 森戸新士 江木伸成 生田誠 神田T800周一 竹本啓哉 笹晋久 野尻定由 長谷川賢

【Gladiator020】笹晋久は比のダイヤの原石=オリニドと対戦。竹本啓哉は江木伸成と試練のコンバット柔術!!

【写真】グラジで日本✖韓国の実力者、✖フィリピンの若い力が組まれた。J-MMAの強化につながるのか (C)MMAPLANET

21日(水)、Gladiatorより1月22日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGladiator020のカード発表第3弾があった。

Gladiatorフェザー級王座決定戦として中川皓貴✖チョ・ソンビン、Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座戦=森戸新士✖ジョセフ・チェン、Gladiatorライト級選手権試合=王者キ・ウォンビン✖挑戦者グスタボ・ウーリッツァーと3つのタイトル戦が組まれている今大会。

今日のプレスリリースで笹晋久が、ンタム級3回戦でフィリピンのジョン・オリニドと戦うことが分かった。


オリニドは元UFCファイターで、現在はベアナックルファイトやBRAVECFで戦うロランド・ディの教え子で、ディが主宰するディンクレディブル・ファイティング&フィットネスの所属選手だ。

日本では全く無名だが、このオリニドは先だってグラジのテレントリレーションに就任した長谷川賢が、ONEマニラ大会が開催された折に、現地のジムを回り見出したファイターとのこと。以下、リリースで紹介された長谷川のオリニド評となる。

長谷川賢
「人材発掘のためにフィリピンを訪れ、ケソンシティのラウンド・ワンMMA、バギオのチーム・ラカイを視察させてもらい、マニラではククイ・エロルデさんの協力を得て、数カ所のジムの選手が集まった合同練習会が見学出来ました。

合同練習会、ラウンド・ワンMMA、チーム・ラカイと日本では無名でも高いポテンシャルを持った選手がいました。なかでもエロルデ・ボクシングジムの合同練習会で行われた実戦形式のスパーリングの一番手でケージに上がったジョン・オリニドの動きの良さは印象的でした。

MMAスパーだけでなくグラップリングのレベルも確認したく、エキストラで壁レスなどシチュエーションスパーリングもリクエストし、総合力があることも分かりました。キャリア3勝0敗の若い選手ですし、笹選手との対戦には荷が重いかもしれないですが、帰国後にオファーをすると躊躇なく『戦う』という返答をくれました。今後、オリニドのように打撃も寝技もできて、若くて勢いのある選手。可能性とやる気を満ちたファイターを招聘して、日本の選手と競り合い互いに力がつくようなマッチメイクを心掛けていきたいと思っています」

なお本日の発表ではコンバット柔術で元Gladiatorバンタム級王者の竹本啓哉が、Progress提供コンバット柔術バンタム級で江木伸成と戦うことも合わせて発表されている。竹本は昨年6月に今大会でオリニドと対戦する笹に競り勝ったものの安パイファイトに株を下げた。そして先日の修斗・闘裸男で野尻定由に勝利した神田T800周一との3度の対戦の機運が高まらず、ここで──ある意味、MMAよりも注目が集まるコンバット柔術出場というセカンドチャンスが与えられた。

江木は既にコンバット柔術ルールは、5月にHEATでの生田誠戦に続き、Gladiatorで松本一郎と戦っている。初戦と比べて、掌底のエグさが増した松本戦ではヒールフックで一本勝ち。さらには9月のフォークスタイルグラップリングでは距離を取って逃げ切りを図るMAGISAもヒールフックで仕留め、実戦で切れ味を確認できている

この実戦の場というフィルターを掛けると、純粋グラップリング力は江木が上という見方は十分に成り立つ。そこに掌底という要素が加わるが、竹本のバック奪取&キープという勝利の方程式が、引き込むことが予想される江木に通じるのか。

竹本にとっては決して簡単でない、戦いとなる。また江木は今大会でMMAデビューを望んでいたが、対戦相手が見つからなかったという話も伝わってくる。最終的に元チャンピオンとコンバット柔術で戦うことが決まった江木にとって、この一戦は大きな腕試しの場となろう。

これで同大会はMMA、キック、フォークスタイルグラップリングに加えてコンバット柔術と様々な戦いがケージの中で繰り広げられることとなった。

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F1 Gladiator018 MMA MMAPLANET o コンバット柔術 松本一郎 江木伸成

【Gladiator018】松本のフットロックに掌底を叩きつけた江木、足関節の攻防からヒールでフィニッシュ

【写真】(C)MMAPLANET

<コンバット柔術バンタム級/10分1R>
江木伸成(日本)
Def1R7分48秒 by ヒールフック
松本一郎(日本)

手を合わせてから江木に背中を見せた松本。再び正面を向くと、江木が一度距離を取ってから組み合う。手四つで頭をつける両者。江木が足首を触りに行くも、松本がバックステップでかわした。組むと相手の首を抑えにいく江木、さらにシングルレッグで松本の左足を抱え、ケージ際で尻もちを着かせた。足を利かせる松本に掌底を落とす江木だったが、ここで松本が下から足を取りに行く。左足を抜いて立ち上がる江木、松本も立ち上がりスタンドに戻る。組んで追い立てる江木が、相手にケージを背負わせてダブルレッグからテイクダウンを奪った。掌底を連打する江木、下から足に絡みつく松本はを潰した松本が掌底を叩きつけていく。松本は江木の右足を取ってフットロックへ。外した江木は掌底を連打する。松本もフィフティフィフティから江木の右足を狙う。江木も足関節に移行して外ヒール。これが極まらないとみるや、掌底で相手の足のロックを外したあと、顔面へ掌底を打ち込む。フィフティフィフティから回転する松本は、江木の右足に対してベリンボロを仕掛けたが、背中を着くも起き上がった江木がトップをキープ。さらに松本の右足にヒールフックを極めた。


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DEEP Gladiator018 MMA MMAPLANET o PRIDE Progress YouTube ゆうと コンバット柔術 フェルナンド 中川皓貴 修斗 八木敬志 原口央 天草ストロンガー四郎 島村裕 手塚基伸 松本一郎 森戸新士 江木伸成 河名マスト 渡部修斗 竹本啓哉 笹晋久

【Gladiator018】笹晋久を迎え撃つ元バンタム級王者の竹本啓哉「ストライカーに使う道具は決めている」

【写真】計量後に並ぶ両雄。グラップラーの竹本とストライカーの笹、好対照の勝負は果たして……(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(日)に大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator018のセミファイナルで、元バンタム級王者の竹本啓哉が、初参戦の笹晋久を迎え撃つ。
Text by Shojiro Kameike

竹本啓哉は25日に行われた計量で、1回目は50グラムオーバー。計量失敗で王座を手放したこともあるだけに不穏な空気も漂ったが、2回目にしっかりとリミットをパスしている。ここ数年はグラジエーターを中心に戦い、一度はベルトを巻いている竹本にとって、これまで修斗やDEEPで試合を行ってきた笹はどのような存在なのだろうか。計量直後、笹戦への意気込みを訊いた。


――先ほど計量が行われ、2回目でクリアしました。今回は減量がキツかったのでしょうか。

「いえっ、そんなことはないです(汗)。体重に関しては前にやらかしてしまっていたので、ずっと気を付けています。今回はたまたま、というか……」

――試合前にお聞きすることではないかもしれませんが、コンディション面も含めてバンタム級ではなくフェザー級で戦うという選択肢はないのですか。

「はい、バンタム級でやりたい相手がいます。僕は結構、一度負けた相手に対して根に持つタイプなので(苦笑)」

――一度負けた相手というと……。

「具体的に言うと渡部修斗君や土肥“聖帝”潤選手、手塚基伸選手は機会があれば、もう一回やりたいと思っています」

――今回の減量を通じてコンディションには何か影響はありますか。

「コンディションはいつもと変わらないですね。最終的に計量をクリアできれば、それほど影響はないです」

――ここ2試合の内容については、いかがですか。

「出力しきれていなかったように思います。前回の江田戦は、想定より江田選手のグラップリング力が高くて。あとは調子に乗ったスイープを仕掛けて失敗したとか、戦略的なミスがありました。

ケージ際で潜りスイープを狙いまして、完全にいらんことしたなと思いました(苦笑)。途中までは完全に優位に進めていたのですが、潜りスイープ失敗からの江田選手のトップコントロールが巧くて。僕は二重絡みで動きを止めてしまって、そこから試合が止まってしまったのは良くなかったです」

――最近は竹本選手スタイルも研究されているのでしょうか。

「あぁ、そうかもしれないです。だからケージ際で余計なことしちゃったのかな……」

――竹本選手が目指す試合とは、どんなスタイルなのですか。

「組み勝つ試合ですね。ドミネイトしつつ。コントロールしながら最後は一本を取りたい。リスクを冒して取りにいくよりは、詰めて詰めて取りにいくという試合です」

――では今回の対戦相手、笹選手の印象を教えてください。

「力が強いですね。試合映像を見ると、だいぶ力が強い相手だと思いました。僕もあれだけ打撃でガツガツやってくる選手と試合をしたかったんです。打撃が強い相手を組み伏せる試合をやりたくて。組みが強い選手同士が戦ったら、それは組みが強いほうが勝つんですよ。組みが強い選手と打撃が強い選手でどっちが勝つのか、っていう。PRIDE世代なので(笑)」

――江田選手のようなグラップラーと、笹選手のようなストライカーとでは、試合プランも変わってきますか。

「ストライカー対策も準備してきています。もともとストライカーとは、こう戦うというプランを持っているんです。使う道具を決めているというか、その中で相手のスタイルによって使う道具を決めます」

――一方、笹選手は打撃中心のファイターではありますが、組みの強さもあります。

「組みの強さはどうなのか、それは気になっています。正直それが分からないし、楽しみですね。笹選手はこれまで、いかにもグラップラーっていう選手とは対戦していないじゃないですか。僕のように偏っているグラップラーとは試合していないので、どうなるのか僕自身も楽しみです」

――これまで竹本選手は首都圏以外、特にここ数年はグラジエーターを中心に戦い、一度はベルトも巻きました。対する笹選手は修斗とDEEPで戦ってきた選手ですが、ここで竹本選手に勝てば、いきなりベルト挑戦もありうるカードだと思います。

「そうですよね。僕もこの試合に勝ったら、次はタイトルマッチをやりたいです。もう一度ベルトを巻きたい。前回は不手際でベルトを失ってしまい、悲しい気持ちになりました。神田(T-800周一)君も、僕とまた試合がしたいと言ってくれていて……」

――MMAPLANETのインタビューでも、神田選手から竹本選手へのメッセージが続いています。

「アハハハ、本当に嬉しいです。僕も神田選手のことは戦友だと思っているので」

――では今回、どんな試合をしたいですか。

「Fist or Twist(拳か関節技か)です! よろしくお願いいたします」


■Gladiator018計量結果

<フェザー級/5分2R>
原口央(日本):65.65キロ
中川皓貴(日本):65.85キロ → 65.80キロ

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本):63.55キロ → 63.50キロ
笹晋久(日本):63.10キロ

<フォークスタイルグラップリング72キロ契約/5分2R>
森戸新士(日本):71.30キロ
河名マスト(日本):71.15キロ

<コンバット柔術バンタム級/10分1R>
松本一郎(日本):59.75キロ
江木伸成(日本):60.00キロ

<フェザー級/5分2R>
天草ストロンガー四郎(日本):66.60キロ → 66.05キロ(250グラムオーバー)
島村裕(日本):65.55キロ

<フェザー級/5分2R>
左海清之(日本):65.60キロ
TATUMI(日本):65.65キロ

<バンタム級/5分2R>
ゆうと(日本):59.80キロ
丸山幹太(日本):60.15キロ

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本):56.00キロ
御代川敏志(日本):56.65キロ

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本):69.50キロ
中園優太(日本):69.35キロ

<バンタム級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル):61.15キロ
秋田良隆(日本):61.10キロ

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本):76.80キロ
成田佑希(日本):75.65キロ

<フェザー級/5分2R>
桑本征希(日本):65.95キロ → 65.40キロ
入江一輝(日本):65.20キロ

<フライ級/5分2R>
宮川日向(日本):56.40キロ
秋元強真(日本):56.65キロ

<ライト級/5分2R>
後藤丈季(日本):69.85キロ
前田啓伍(日本):69.40キロ

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HEAT50 MMA MMAPLANET NavE o Progress コンバット柔術 中川皓貴 原口央 松本一郎 森戸新士 江木伸成 河名マスト 生田誠 竹本啓哉 笹晋久

【Gladitor018】充実のラインナップに、プログレス提供コンバット柔術→松本一郎×江木伸成が加わる

【写真】掌底でダメージを与えるのか。掌底を掻い潜って極めを狙うのか――(C)MMAPLANET

10日(金)、PROGRESS事務局より26日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGladiattor018で、コンバット柔術バンタム級10分1Rマッチ=松本一郎×江木伸成が組まれることが発表されている。

原口央×中川皓貴、笹晋久×竹本啓哉、フォークスタイルグラップリングでは森戸新士×河名マストなど興味深いカードが揃う同大会に、味のある一戦が加わった。


松本は2019年JBJJF全日本の黒帯ルースター級で3位で、全日本マスターでは紫から茶で3連覇をしており、今年1月にはグラジ内プログレスのフォークスタイルグラップリングに出場し、グラジ・フライ級王者NavEに2-6で敗れている。

とはいえなれないMMAグローブ着用下においても、ポイント献上覚悟で引き込み自らの柔術を貫いた。

対して森戸新士率いるLEOS柔術アカデミー所属の江木は紫帯で全日本優勝、茶帯でアジア3位入賞経験がある。5月7日のHEAT50で生田誠とコンバット柔術で戦い、レフェリー判定勝ちを収めている。

なお今回よりプログレス提供のコンバット柔術は10分1R制、時間切れはドローにレギュレーションが変更されている。初めて掌底ありに挑む松本、前回は足関節のエントリー中の掌底など、果敢かつポーカーフェイスで掌を振るっていた江木、両者がコンバット柔術ルールにおいて、どのような柔術を体現するのか楽しみだ。


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Gladiator016 MMA MMAPLANET NavE 松本一郎

【Gladiator016】リバーサル&エスケープを狙う松本を抑え込んだNavEが3ポイント差で勝利

【写真】引き込みからエスケープを狙った松本。一度は成功するも、全体的にNavEが立たせなかった。(C)MMAPLANET

<フォークスタイル・グラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE(日本)
Def:6-3
松本一郎(日本)

開始早々、松本が引き込みハーフへ。NavEに2Pが与えられる。相手の左腕を抑える松本に対し、NavEは立ち上がって側転パスガードを見せるが、松本がクローズドガードに捉えた。下から腕や足を手繰り、リバーサルを狙う松本。NavEは上から相手の腕を抑えていく。松本が右腕をNavEの左足に差し込んでいくが、NavEはその右腕を挟み込んで防いだ。ここで立ち上がり、パスを仕掛けるNavE。松本は立ち上がず、回転しながらグラウンドを選ぶ相手のガードの中に、NavEは再び入っていく。展開がないなか、NavEは立ち上がってパスを狙うも、松本の足を越えることはできなかった。

2R、NavEが前に出ると、またも松本が引き込み2Pを相手に与えてしまうことに。松本はリバーサルを狙うも、NavEがトップをキープする。さらにパスを狙うNavEに対して、松本はハーフガードに。松本がクローズドに戻すとNavEは立ち上がるが、やはり松本のガードの中に戻った。ハーフからリバーサルのチャンスを伺いつつ、50/50で立ち上がった松本にエスケープの1Pが与えられた。しかし、スタンドでNavEが前に出ると松本は引き込み、またもNavEに2P。パスを狙って動き続けるNavEの左足を捉えた松本だったが、ここでNavEが反対に松本の右足を狙う。凌いだ松本がNavEのデラヒーバを仕掛けるも、これを外したNavEが松本の左腕を取って腕十字を仕掛けた。しかしこれは極まらず、体を起こした松本にリバーサルの2Pが与えられ、試合が終了した。

試合は、相手の3回の引き込みで6Pを得たNavEが勝利した。


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DEEP F1 Gladiator016 MMA MMAPLANET N.O.V NavE Progress YouTube ボクシング 中川皓貴 中西哲生 井上啓太 伊東元喜 原口央 富田翔市 春川広明 有川直毅 木村旬志 松本一郎 森戸新士 濱村健 福島啓太 竹本啓哉 藤田健吾

【Gladiator016】グラジ初戦でフェザー級期待の中川皓貴と対戦、富田翔市「自分のできる最大限のこと」

【写真】出稽古先=カルペディエム芦屋の岩﨑代表の代名詞=ディープハーフガードのパーカーを着る富田(C)MMAPLANET

23日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR016で富田翔市がグラジエイター初戦を中川皓貴と戦う。

DEEPとパンクラスでキャリアを積んできた富田にとって、グラジでの中川戦はどのような意味があるのか――計量直後の富田に尋ねた。


──DEEP、パンクラスで活躍してきた富田選手にとって、初めてのグラジ参戦となります。このタイミングで新たな舞台で戦うことを決めたのは?

「コロナになって試合の機会が減っていたというのと、パラエストラ天満代表の赤尾(セイジ)先生が櫻井代表に自分の出場を進言してくださって。そうやって取ってきてくれた試合機会なので、受けさせていただくことになりました」

――赤尾選手がパラエストラ天満を創った際に東大阪から移ったのですか。

「暫くしてからですね。ただ、今もパラエストラ東大阪のプロ練習にはずっと参加させてもらっています。切磋琢磨できる場として、関西では浸透していますしね。それ以外にはカルペディエム芦屋、岩﨑(正寛)先生のところでも出稽古で少し練習させてもらっています。あとはボクシングジムと、パーソナルで体創りをやってきました」

――年末にゴン格のインタビューで怪獣キラーこと荒東選手にインタビューさせていただいたのですが、富田選手と一緒に練習していて凄く気合が入っていると言われていました。

「アハハハ。ありがたいですね。荒東さんとよく一緒に練習させてもらっています」

――ヘビー級ではないですか!!

「そうですね(笑)。ただ荒東さんは体の大きさをぶつけてくる人じゃなくて。身長も同じぐらいなので、打撃のスパーリングでもプレッシャーの掛け方が上手いので、そこを感じて練習しています」

――富田選手はタイガームエタイのトライアウトに受かって、プーケットへ行くと聞いたことがありましたが、あの件はどうなったのでしょうか。

「実は結局、行かなかったんです。会社務めをしていたので、生活を放り投げて行くことはできなかったです。MMAファイターとしての活動が終わってからも人生は長いですし、そこを考えるとタイ行きは人生の選択として、外れました。今はフリーランスで働いているので、行こうと思えば行けるのですが……もう年齢がいってしまっているので、もうタイガームエタイの方も……と。あの時は28、29歳でしたけど、踏み出せないところがありました。それにタイガームエタイのトライアウトで認めてもらえたことは光栄だったし、自信になりました。またコロナが終われば、出稽古には行きたいと思います」

――その分、大阪で頑張るという風になっていましたか。

「あの直後は、引きずっていましたね。俺はそんだけ腹を括ることができんかったんやという風に考えてしまって。今はタイミングだったと割り切って自分のできるところでベストを尽くしてやっています」

――なるほどぉ。それぞれの人生です。どれだけ惚れても、タイミングが合わないと結婚もできないですし。そうやってMMAファイター人生を歩んできた富田選手ですが、グラジエイターにはどのような印象を持っていましたか。

「これまでもセコンドでグラジエイターの会場を訪れたこともありましたし、華やかだし櫻井代表のMMAを盛り上げようという気持ちが伝わってくる大会でした。

僕自身――出場する大会を選んでいたわけでなく、DEEPとパンクラスからオファーを貰っていたので戦ってきました。だからグラジエイターさんからオファーがないのは、必要とされていないという風に勝手に思っていたところもありました(苦笑)。必要というか魅力を感じてくれているなら、オファーしてくれるという風に」

――そんななか決まったグラジ初戦、対戦相手の中川選手の印象を教えてください。グラジのフェザー級でトップの1人かと思われます。

「年齢も若いと思いますし、フィニッシュまでつなげるアグレッシブな選手ですね。活きが良くて、トータルでできる強い選手だと思います。自分が挑戦者という立場でいるつもりですし、そこはこれまでと同じで新たなモノにチャレンジしていくという姿勢です。ただ、それで年下の活きの良い選手を迎え撃つという試合ですから、中堅ぐらいになってきたんかなぁというイメージが自分のなかでついてしまいましたね(笑)」

――新たなキャリアの一歩でもあります。

「そうですね。明日の試合で勝てば、そこからタイトルに通じる試合をしていければ良いなと。原口央選手がチャンピオンとして引っ張っていってくれると思うので、食い込んでいきたいです」

――では、明日の試合に向けて意気込みのほどをお願いします。

「教えもらった先生からも『自信持っていってエェよ』と言ってもらっているので、僕も先生たちの気持ちを背負って自分のできる最大限のことはやっていきたいです。それを中川選手にぶつけて……結果はどうなるか分からないですけど、自分の全力の力を出して中川選手に伝えたいです」

■視聴方法(予定)
1月23日(日)
午後2時00分~Gladiator YouTube Channel(Gladiator第1部)
Gladiator第1部終了後~The 1 TV YouTube Channel(PROGRESS)
PROGRESS終了後~Gladiator YouTube Channel(Gladiator第2部)

■Gladiator016計量結果

<フライ級/5分2R>
藤田健吾:56.5キロ
有川直毅:56.55キロ

<バンタム級/5分2R>
土肥”聖帝”潤:60.95キロ
神田T-800周一:61.15キロ

<フェザー級/5分2R>
中川皓貴:65.75キロ
富田翔市:65.7キロ

<バンタム級/5分2R>
山口翔:60.75キロ
神野翼:――キロ

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉:61.2キロ
福島啓太:61.1キロ

<ストロー級/5分2R>
N.O.V:52.1キロ
蒔田真吾:52.0キロ

<ライト級/5分2R>
井上啓太:69.95キロ
春川広明:69.9キロ

<フライ級/5分2R>
坪内一将:56.1キロ
中西哲生:56.35キロ

<フォークスタイル・グラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE:59.8キロ
松本一郎:59.8キロ

<フォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
森戸新士:77.05キロ
濱村健:78.85キロ

<サブオンリー・グラップリング82キロ級/10分1R>
飯田建夫:79.05キロ
伊東元喜:79.4キロ

<フェザー級/5分2R>
伊賀GORI:65.6キロ
斎土泰斗:65.45キロ

<フェザー級/5分2R>
宋鬼子:65.1キロ
谷口軍曹:65.3キロ

<68キロ契約/5分2R>
木村旬志:――キロ
荒木凌:――キロ

<バンタム級/5分2R>
上荷大夢:62.8キロ
尾崎大和:63.0キロ

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆:60.8キロ
永輝亜:――キロ

<ウェルター級/5分2R>
森井翼:76.85キロ
那須”独歩”育夫:76.5キロ

<フェザー級/5分2R>
大和:65.35キロ
桑本征希:65.65キロ

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【Gladiator016】計量終了 ハマケンがフォークを持ってフェイスオフ――YouTubeでライブ配信決定!!

【写真】 有川直毅、富田翔市、福島啓太、そして森戸新士というグラジ初参戦組を迎え撃つ、藤田健吾、中川皓貴、竹本啓哉と濱村健――問題なく計量を終えた(C)MMAPLANET

明日23日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR016の計量が、同市のスモーカージムで行われた。

2部制、プログレス提供のグラップリングマッチ、そしてOPファイトを含めると17試合のロングランイベント――当日計量の木村旬志×荒木凌以外に、第2部のバンタム級で山口翔と対戦予定だった神野翼、第1部の同じくバンタム級で秋田良隆と対戦予定だった永輝亜の両者が、減量が原因の体調不良で会場に姿を見せることができず欠場に。

ともにバンタム級だったことで、山口と秋田が第2部で対戦することとなった。


この他、グラジ初参戦となる注目のK-PLACE勢=有川直毅と福島啓太は、対戦相手の藤田健吾、竹本啓哉とともに問題なくクリア。

昨年9月大会の計量ミスで、バンタム級のベルトを失った竹本は悪しき習慣となっていた再計量になることなく、本計量でパスし安堵の表情を浮かべるととともに、コロナの抗原検査で唾液を吐くことに非常に苦戦していた。

福島×竹本と同様に、空位となっているバンタム級のタイトルコンテンダーを絞る対戦に向かうといっても過言でない土肥”聖帝”潤と神田T-800周一も、計量を終えて大きく離れて正面を向いた撮影およびフェイスオフを終えた。

そしてプログレス提供のグラップリングマッチに出場する6選手、ライト級注目の井上啓太と対戦相手の春川広明らも、滞りなく計量を終え明日の試合に臨むこととなった。

森戸新士とフォークスタイル・グラップリング戦に出場する浜村健は、フォークを持って計量に臨む――笑いを誘う。

「野球のボールを持ってきてフォークの握りを見せようかと思ったけど、ギリでこっちにしました」と小ネタを真剣に考える――プロフェッショナル精神をハマケンは試合前から見せていた……。果たして、明日は森戸を相手にどのようなフォークスタイル・グラップリングのパフォーマンスを披露してくれるか、楽しみだ。

なお同大会の模様は午後2時からGladiator公式YouTubeチャンネルでグラジ第1部。第1部終了後にザ・ワンTV公式YouTubeチャンネルでプログレス提供試合。プログレス終了後に、再びGladiator公式YouTubeチャンネルで第2部の模様がライブ配信される。

■視聴方法(予定)
1月23日(日)
午後2時00分~Gladiator YouTube Channel(Gladiator第1部)
Gladiator第1部終了後~The 1 TV YouTube Channel(PROGRESS)
PROGRESS終了後~Gladiator YouTube Channel(Gladiator第2部)

■Gladiator016計量結果

<フライ級/5分2R>
藤田健吾:56.5キロ
有川直毅:56.55キロ

<バンタム級/5分2R>
土肥”聖帝”潤:60.95キロ
神田T-800周一:61.15キロ

<フェザー級/5分2R>
中川皓貴:65.75キロ
富田翔市:65.7キロ

<バンタム級/5分2R>
山口翔:60.75キロ
神野翼:――キロ

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉:61.2キロ
福島啓太:61.1キロ

<ストロー級/5分2R>
N.O.V:52.1キロ
蒔田真吾:52.0キロ

<ライト級/5分2R>
井上啓太:69.95キロ
春川広明:69.9キロ

<フライ級/5分2R>
坪内一将:56.1キロ
中西哲生:56.35キロ

<フォークスタイル・グラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE:59.8キロ
松本一郎:59.8キロ

<フォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
森戸新士:77.05キロ
濱村健:78.85キロ

<サブオンリー・グラップリング82キロ級/10分1R>
飯田建夫:79.05キロ
伊東元喜:79.4キロ

<フェザー級/5分2R>
伊賀GORI:65.6キロ
斎土泰斗:65.45キロ

<フェザー級/5分2R>
宋鬼子:65.1キロ
谷口軍曹:65.3キロ

<68キロ契約/5分2R>
木村旬志:――キロ
荒木凌:――キロ

<バンタム級/5分2R>
上荷大夢:62.8キロ
尾崎大和:63.0キロ

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆:60.8キロ
永輝亜:――キロ

<ウェルター級/5分2R>
森井翼:76.85キロ
那須”独歩”育夫:76.5キロ

<フェザー級/5分2R>
大和:65.35キロ
桑本征希:65.65キロ

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【Gladiator016】FSG戦で濱村健と対戦、森戸新士─02─「グラップラーの強さが伝わる試合を」

【写真】アウトサイドヒールを狙う森戸。ちなみにフォークスタイル・グラップリングでは上の状態から足関節を掛けて、相手が立ち上がるとリバーサルで2P失う (C)SHOJIRO KAMEIKE

23日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR016で組まれたプログレス提供のグラップリングマッチ=フォークスタイル・グラップリングで濱村健と戦う森戸新士インタビュー後編。

IBJJFスタイルの競技柔術で日本のトップにある森戸が、ケージのなかでトップ重視のポイント制グラップリングマッチを戦う。かつてカナダでMMAの練習をしていた経験もある森戸にとって、柔術とグラップリングの相関関係はあるのか──そしてコンバット柔術をどのように見ているのかを尋ねた。

<森戸新士インタビューPart.01はコチラから>


──ADCCや海外のグラップリングに言及されていますが、道着とノーギに関しては優先順位というモノはありますか。

「う~ん、僕はどっちとも好きなんです。グラップリングの試合機会が増えれば、練習量も増やすと思います。ただ現状の大会数だと比重を増やしてもリターンが少ないというか、それで柔術の方の力が落ちてはいけないですし。道着とノーギの両方をやっている選手って、バランスのとり方が難しいと思います」

──柔術とノーギは、もう別モノと捉える柔術家が多いですが、森戸選手はどのように考えていますか。

「難しいですね。別モノですが、全く別モノではない。お互いがお互いに生きるところはあるので、グラップリングの試合に出るのであればグラップリングの比重を増やした方が良いですし、柔術の大会で実績を残したいときにグラップリングの練習ばかりをするわけにはいかないです。そういう意味で別モノですけど、技術は繋がっている。ホベルト・サトシ・ソウザ選手とかもMMAの試合前でも、道着の練習をされているみたいですし。

僕も柔術アカデミーを運営しているので、指導をしてそのままスパーリングに入ることが多いので柔術の練習の方が多いですね」

──ところでプログレスはフォークスタイル・グラップリング、コンバット柔術、サブオンリーとありますが、コンバット柔術では先日のIRE06で倉本一真選手が放ったヒザをついた瞬間に、掌底を入れるという戦い方をしました。あの試合を視て、柔術家はコンバット柔術には出たくないという風潮にならないかと危惧しています、アマMMAの経験がある森戸選手はいかがでしょうか。

「あぁ……コンバット柔術は全く練習をしていないので、今のところはサブオンリーの方に興味があり、出るならサブオンリーだと思います」

──コンバット柔術は危なく感じますか。

「危ないというか、掌底が当たると脳みそが揺れますし、リスクも高まります。ちょっと図に乗っていると思われてしまいますが、それなりの条件がないとそこまでリスクをおかして出たくはないかな、と」

──プログレスのコンバット柔術は臀部、背中、体側が付いた場合のみ掌底が使えて、立脚している状態では使えないルールにすると長谷川選手が言っていました。

「まぁヒザをついての掌底は立ち技みたいなものですし、あの辺りはルールが整備されていくのでしょうか」

──いやぁ、IREのことは分かりかねます。でも森戸選手のコンバット柔術も見てみたいですね。IBJJFルールで強い選手のコンバット柔術は、非常に興味深くて。

「打撃の距離感とかは気を使わないといけないですよね……。今はグラップリングに集中したいですけど、オファーがあれば条件なども見て考えます。プログレスがどのように発展してくのか、僕はイメージできていないのですが、ルールにタイトルマッチは5分3Rとかルールに記されていて、そういうこともプランしているのであれば実現してほしいと思っています」

──グラップリング大会ではなく、MMA興行のなかでの試合です。そこを意識することはありますか。

「こういうワンマッチの試合が組まれていくことは、良いことだと思っています。柔術家にとって一番大きな舞台である全日本選手権も関係者しか見ていないです。それがプロのMMAを見ているファンの前で試合ができる。そこで皆が興味を持ってくれる試合をしないといけないのですが、柔術を見てもらえる機会も増えますし、選手としてはプロの条件で試合をさせてもらうので、覚悟もできます。やはり自分で参加費を払って試合をするのとは違う覚悟ができます」

──でも、最近のクレイグ・ジョーンズは緩い試合が多いです(笑)。

「アハハハ。クレイグ・ジョーンズのことは僕レベルでは分からないです(笑)。僕に関してはお金を支払ってもらって試合をするのだから、そこに相応しい試合をしたいと思っています」

──素晴らしいです。では最後にコアなMMAPLANETの読者の皆さんに向けて、今回の試合への意気込みをお願いします。

「今回、MMA寄りの新しいルールで戦うのですが、そのなかでグラップラーの強さが伝わる試合をしたいです。MMAファンの人の目にグラップリングがどのように映っているのか、客観的には分からないのですが、どうせなら観客の人に面白いと思ってもらえる試合になれば嬉しいです。技術的に分からないことでも、一本を取って──もっとグラップリングを見たいと思ってもらえるよう──説得力のある試合をします。何より、プログレスルールで戦うことで、僕が強くなれるように頑張ります」

■Gladiator016対戦カード

<フライ級/5分2R>
藤田健吾(日本)
有川直毅(日本)

<バンタム級/5分2R>
土肥”聖帝”潤(日本)
神田T-800周一(日本)

<フェザー級/5分2R>
中川皓貴(日本)
富田翔市(日本)

<バンタム級/5分2R>
山口翔(日本)
神野翼(日本)

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
福島啓太(日本)

<ストロー級/5分2R>
N.O.V(日本)
蒔田真吾(日本)

<ライト級/5分2R>
井上啓太(日本)
春川広明(日本)

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本)
中西哲生(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<フォークスタイル・グラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE(日本)
松本一郎(日本)

<フォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
森戸新士(日本)
濱村健(日本)

<サブオンリー・グラップリング82キロ級/10分1R>
飯田健夫(日本)
伊東元喜(日本)

<フェザー級/5分2R>
伊賀GORI(日本)
斎土泰斗(日本)

<フェザー級/5分2R>
宋鬼子(日本)
谷口軍曹(日本)

<バンタム級/5分2R>
大前健太(日本)
尾崎大和(日本)

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆(日本)
永輝亜(日本)

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本)
那須”独歩”育夫(日本)

<フェザー級/5分2R>
大和(日本)
桑本征希(日本)

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【Gladiator016】上を取るポイント制グラップリング出場、森戸新士─01─「やってみないと、ですね」

【写真】どのような試合になるのか──非常に楽しみな森戸のプログレス=フォークスタイル・グラップリング出場だ (C)MMAPLANET

23日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR016で組まれたプログレス提供のグラップリングマッチに森戸新士が出場する。

日本の柔術を代表する選手が、フォークスタイル・グラップリングという新しい試みで、濱村健と対戦する。サブオンリーでなく、ポイント有り、上有利のポイント換算での試合出場に対し、森戸の心境を尋ねた。


──広島はコロナの陽性者がオミクロンで一気に広まった形ですが、森戸選手の練習状況などはいかがでしょうか。

「広島に住んでいて、道場が岩国にあるので……基地の感染がヤバイことになった時期もありました。基地関係の会員さんは、練習を自粛してもらっています。なので、今は3、4人で練習している形ですね。それでもやるべきことはやっているので、パフォーマンスに影響が出るようなことはないはずです。グラジエイターさんから送っていただいた抗原キットで陰性でしたし、このまま気を付けるべきことは気をつけて試合の日を迎えたいです。

コロナも第六波、2年近くになろうとしているなかでZSTやQUINTETというプロの場で試合をさせてもらいました。今回、グラジエイター内でのプログレスでの試合ということで声を掛けていただき、生徒の多くが自粛していてモチベーションが落ちかけている人もいると思うので、結果を見せてまた生徒さんについてきてもらえるよう──今は選手として頑張りたいです」

──グラップリングはMMA以上に競技者として生業を立てることが日本では難しいです。

「柔術家やグラップラーは、プロで戦う機会が少ないですし、あっても地方の選手は条件的に厳しいこともあります。そういうなかで少しでも条件を良くという風に舞台を整えてくれるというのは、競技者として凄く嬉しいです。そういう舞台がないと選手も、なかなか育たないと思います。

米国はプロ・グラップリングの舞台が整ってきていて、強い選手もどんどん出てきています。ああいう波があると選手も育ちますし、夢を見て始める人も出てくると思います。MMAにはRIZINとか大きな舞台がありますが、グラップリングや柔術はまだまだ整備はされていないので、今回のように良い条件で戦わせてくれるイベントが出てくると、選手として有難いですし、道場主としても生徒さんが目指す舞台が出来てくれると嬉しいです」

──そういうなかでプログレス提供のクラップリングマッチに出場となりましたが、森戸選手はサブオンリーだとばかり思っていました。

「僕もサブオンリーの方が得意だと思います(笑)。そこは佐々木信治選手とも話をしたりして、今回はフォークスタイル・グラップリングに出場しようということになりました。ADCCの後半にも似ていて、スクランブルでしっかりと上を取って戦えないといけないと思いますし。

このルールで戦うのは初めて実施されるから当然初めてですし、金網でのグラップリングは12月の闘裸男で田村ヒビキ選手と戦ったのが初めてでした。MMAではアマチュアで何度かしたことはあったのですが……」

──そういえば森戸選手はカナダのブリティッシュコロンビアで、クリス・フランコ率いるパンクレーションで練習をしていたそうですね。もう20年以上前ですが、フランコがハワイでダン・スバーンと試合をした試合など取材をしたことがあったのでとても懐かしいです。

「そうなのですか。ただ、あの時はフランコ先生の指導がそうだったのか、時代だったのか壁レスとかはやったことはほぼなかったです」

──壁レスと柔術は相関性がないですよね。

「そうですね……。試合が決まったのもついこないだですし、このための練習というのはイメージのなかでしかできていないです。ただ、藤井章大さんや神田(周一)選手、摩島(一整)選手とも週一で練習をしていて、みな壁レスが強いので。壁際をやってもらったりしていました。神田さんにメチャクチャ合いそうなルールです。壁やスクランブルが凄く強いので」

──ルール的に引き込むと相手に2Pが与えられます。

「少し不利になってしまうルールですが、しっかりと組んでトップも取れるトータル・グラップラーになるには、このルールでも戦えないといけないです。今後、グラップリングのルールも変わって来るかもしれないですし、プロ興行でのグラップリングはこういうルールが主流になるのであれば、それに合わせて戦わないといけない時代がくるかもしれないですから。このルールで戦えることが、今後の自分の強さに繋がっていくかと思います」

──サブオンリー……ノーポイントになると、攻撃力で劣る選手も時間切れまで持ち込むことができます。そこで判定やOTがあるわけですが、ずっと守勢でいることが可能なルールよりも、ポイント有りは勝つために動くことが増えるのではないかと。

「普段も柔術のポイントで試合をしていて、ポイントの取り合いになると攻防は生まれます。ただ僕はサブオンリーの試合は、ほとんどしたことがないので、その辺りは体感としてはまだ分かっていないです。試合を視ていると、ほとんど動きがない試合もありますね」

──MMAファイターが攻防をしないことも、サブオンリーではままあります。

「今回のルールは経験がないし、見たこともない。だから、やってみないと分からない部分もあります。想定外のことが起こるかもしれない。僕の普段持っている極めまでのイメージも当てはまらないかもしれない。だから……やってみないと、ですね」

──ヒールを含めた足関節に関しては、いかがですか。

「一昨年のZSTのタッグマッチの時よりは、ちゃんと攻防ができるようになっています(笑)。あの頃は足関有りのルールで試合をすることがほとんどなくて、練習でも取り入れていなかったです。でも最近は世界的にグラップリングが盛り上がっていて、足関が常識になっており……今後は僕にも必要になると思って練習しています。技術も上達しています」

──対戦相手の濱村選手がどのような組み技マッチを戦うか、そこも想像できないです。

「ハイ……全く分からないです(苦笑)。ただグラジエイターの元王者で、試合経験も豊富です。ケージの経験値は僕より圧倒的にあって、プロの舞台ということも慣れているでしょうし。僕はケージもプロの舞台も経験が少ないですから……でも、パフォーマンスにはあまり影響ないと思います」

<この項、続く>

■Gladiator016対戦カード

<フライ級/5分2R>
藤田健吾(日本)
有川直毅(日本)

<バンタム級/5分2R>
土肥”聖帝”潤(日本)
神田T-800周一(日本)

<フェザー級/5分2R>
中川皓貴(日本)
富田翔市(日本)

<バンタム級/5分2R>
山口翔(日本)
神野翼(日本)

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
福島啓太(日本)

<ストロー級/5分2R>
N.O.V(日本)
蒔田真吾(日本)

<ライト級/5分2R>
井上啓太(日本)
春川広明(日本)

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本)
中西哲生(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<フォークスタイル・グラップリング60キロ契約/5分2R>
NavE(日本)
松本一郎(日本)

<フォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
森戸新士(日本)
濱村健(日本)

<サブオンリー・グラップリング82キロ級/10分1R>
佐々木信治(日本)
伊東元喜(日本)

<フェザー級/5分2R>
伊賀GORI(日本)
斎土泰斗(日本)

<フェザー級/5分2R>
宋鬼子(日本)
谷口軍曹(日本)

<バンタム級/5分2R>
大前健太(日本)
尾崎大和(日本)

<バンタム級/5分2R>
秋田良隆(日本)
永輝亜(日本)

<ウェルター級/5分2R>
森井翼(日本)
那須”独歩”育夫(日本)

<フェザー級/5分2R>
大和(日本)
桑本征希(日本)

The post 【Gladiator016】上を取るポイント制グラップリング出場、森戸新士─01─「やってみないと、ですね」 first appeared on MMAPLANET.