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【Road FC66】グローバルT決勝=キム・スーチョル戦へ、原口央「自分のスタイルを貫く、曲げないこと」

【写真】強度高め、集中力の持続。ハードなトレーニングを重ねて、スーチョル戦に挑む原口央(C)MMAPLANET & TAKUMI NAKAMURA

29日(日・現地時間)、韓国はウォンジュのチアック体育館で開催されるRoad FC66で、原口央がキム・スーチョルとグローバル63キロトーナメント決勝で戦う。
Text by Takumi Nakamura

トーナメント準決勝でラザバリ・シェイドゥラエフと対戦を予定していた原口だが、シェイドゥラエフが計量遅刻&体重オーバーで失格。不戦勝で決勝に勝ち進み、逆ブロックの準決勝でブルーノ・アゼベドに勝利したスーチョルと拳を交える。シェイドゥラエフ戦消滅という事態に見舞われながらも、すぐに決勝へ気持ちを切り替えたという原口は、VS日本人無敗&アジア最強とも目されるスーチョル戦に向けて静かに燃えている。


――Road FC65で予定されていたグローバル・トーナメント63キロ級準決勝のラザバリ・シェイドゥラエフ戦はシェイドゥラエフ選手の計量オーバー&失格となり、試合そのものがキャンセルとなりました。あの時どういう状況だったのかを教えてもらえますか。

「基本的な計量時間は11時~12時で、トーナメント選手のみ9時から計量可、クリアした選手は12時からのルールミーティングまでに戻ってくればいいという話だったんですね。それで僕は計量をクリアして、ルールミーティングに参加しようとしたら、シェイドゥラエフ選手が会場にいなかったんです。それでマネージャーに確認したら『シェイドゥラエフは体重が落ちていない』と言われて。それで色々と話し合いがあって、最終的に試合はなしと言われました」

――トーナメントの契約書には遅刻と体重オーバーが重なった場合は失格という条項が記されていたと聞いています。

「そうなんですよ。主催者からは『シェイドゥラエフ選手は体重オーバーに加えて計量時間のオーバーもあるから失格、原口選手が決勝進出です』と言われて。ちゃんと確認していなかった僕も悪いんですけど、そういうルールがあったみたいです(苦笑)」

――契約条項とはいえシェイドゥラエフ選手は200グラム・オーバーだったので、何かしらのペナルティを加えて試合実施という道はなかったのかなと思ってしまいます。

「実はそのあとに『トーナメントとしては不戦勝で決勝進出だけど、試合はやってくれないか』と打診があったんです。それでもし僕が負けて決勝進出というのも違和感があるし、決勝戦が10月というのも決まっているので、KO負けや怪我で決勝をキャンセルしたら元も子もないじゃないですか。それも含めて宮田(和幸)先生と相談して、試合をやらないという選択をしました」

――そういった打診もあったんですね。ワンマッチではなくトーナメントの準決勝ということを考えると、その選択は間違っていないと思います。

「あと一回戦の時にリザーブマッチが組まれていて、そこで勝った選手はどこに行ったんだろう?と思いました(苦笑)。僕としては試合がないと言われた時点で決勝のことを考えていたので、すぐにその場で気持ちを切り替えました」

――その決勝では順当に勝ち上がったキム・ス―チョルとの対戦になりました。原口選手もスーチョルの勝ち上がりを予想していましたか。

「スーチョル選手が本命で、もしかしたらブルーノ・アゼベド選手もあるかな?という予想でした。僕はアゼベド選手も強いと思っていたので、準決勝でアゼベド選手に完勝したスーチョル選手はやっぱり強いですよね」

――直接スーチョル選手の試合を見て、どんなことを感じましたか。

「ボディへの攻撃がめちゃくちゃ上手いですよね。顔面とボディのパンチの打ち分けとプレッシャーをかけながらのヒザ蹴り。RIZINで扇久保(博正)選手からダウンを奪ったのもボディへの攻撃でしたけど、全く同じ入り方でアゼベド選手を効かせていたので、あれは警戒しています。あとは首相撲も強かったですし、左ハイキックでぐらつかせていたので、どの攻撃にも気を付けないといけないです」

――スーチョル選手は試合経験も豊富ですし、試合の緩急のつけ方、攻めどころを見極める力も感じます。

「試合を創るのが上手いですよね。独特なステップで前に詰めて、相手にペースを掴ませない。試合慣れしているところも印象的でした」

――スーチョル攻略のために、どういうことを意識して練習していますか。

「僕の強みはスタミナとドロドロにして競り勝つところなので、そういう展開に持ち込んでスクランブルで必ず上を取る。そこは意識しています」

――ずばりスーチョル選手は穴という穴がないです。

「全局面で強いので、出たとこ勝負でやりあっても勝てないと思うんですよ。だから僕が出来ることは自分のスタイルを貫く、曲げないことだと思います」

――またスーチョル選手は×日本人無敗でもあります。その相手と戦うことをどう捉えていますか。

「日本人が誰も勝てていない、アジア最強の選手だと思います。でも、いずれこういう選手とやることになっていたと思うし、その舞台がROAD FCになったというだけで、僕は勝ちに行くことしか考えてないです」

――シェイドゥラエフ戦前のインタビューでは「本当に強い選手たちと戦って勝ちたい」という言葉もありました。ROAD FCに戦いの場を求めて、こういった強豪たちと戦えることはうれしいですか。

「はい。もし僕がRIZINでスーチョル選手やスーチョル級の選手とやろうと思ったら、もっともっと戦績を積まないといけないと思うんですよ。でもROAD FCを選んだおかげで、こういうチャンスが巡ってきたので、必ず結果を残したいです」

――日本人初のスーチョル撃破&グローバル・トーナメント優勝がかかった一戦で、今後のキャリアにおいても重要な一戦です。

「僕はずっと強い選手とやりたいと言ってきて、スーチョル選手と戦えることをうれしく思うし、SNSでも『原口じゃスーチョルには勝てない』と書かれていますけど、見とけよって感じですね。格闘技はやってみないと分からないし、下馬評通りにいくものじゃないので」

――先日RIZIN LANDMARK07、アゼルバイジャン大会に出場する武田光司選手を取材させていただいたのですが、Braveにはプロ練習に参加する選手が20名近くいて、国内外の様々な団体で活躍していますよね。ジムとしての躍進の理由はなんだと思いますか。

「最近は色んなタイプの選手が集まっていて、ストライカー、グラップラー、柔道家……みんなで意見交換をしながらお互いを高め合って、成長していけるのかなと思います」

――Brave設立当初は宮田代表とレスリング出身の選手が多い印象でしたが、そういった色もいい意味で薄れてきていますよね。

「はい。DEEPに出ている野村(駿太)やGladiatorでデビューした南(友之輔)は伝統派空手出身ですし、打撃だけで言ったら2人とも相当レベルが高いんですよ。そうやって色んなタイプの選手たちがいて、宮田先生が練習メニューを考えて選手たちをまとめてくれているので、本当にジム全体でレベルアップしていると思います」

――「原口ではスーチョルに勝てない」というアンチ・コメントもあるなか、今回のスーチョル戦ではどんな試合を見せたいですか。

「まずアンチに対しては、やっと僕もアンチされるところまで来たんだなと思います。無名のままだったらアンチすらされないと思うので(笑)。ファンだけじゃなく、選手のなかでも僕がスーチョル選手とやることに色々と思うことがある選手もいると思いますが、スーチョル選手に勝てる日本人がいるというところを見せたいです」


■視聴方法(予定)
10月29日(日・日本時間)
午後2時00分~KAKAO TV、AFREECA TV

■メインカード対戦カード

<Road FC グローバル63キロ決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
原口央(日本)

<Road FC グローバル70キロT決勝/5分3R>
ムングントスズ・ナンディンエルデン(モンゴル)
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ヤン・ジヨン(韓国)
高橋謙斗(日本)

<無差別級/5分3R>
シム・ゴンオ(韓国)
キム・ミョンファン(韓国)

<Road FC グローバル70キロT補欠戦/5分3R>
ユ・ジェナム(韓国)
ハン・ユンス(韓国)

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【ROAD FC65】アゼベドにTDを許さず左ハイを効かせて判定勝ちしたキム・スーチョルが決勝で原口央と対戦

【写真】最終回の左ハイ→パウンド連打でダメ押し(C)ROAD FC

<Road FC グローバル63キロT準決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
Def.3-0
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)

キム・スーチョルがプレスをかけて左インローを当てる。アゼベドにケージを背負わせたが、アゼベドも右ローを返した。左右ボディブローから組みついたキム・スーチョルは、右腕を差し上げてアゼベドをケージに押し込む。左ヒザを顔面に突き上げたキム・スーチョルに対し、アゼベドは首相撲へ。しかし体勢を入れ替えられず、フェレリーがブレイクをかける。前に出て来るアゼベドに右ストレートのカウンターを合わせたキム・スーチョルは、続く左インローがローブローに。再開後、アゼベドが左ボディから右ローに繋げて組みつく。しかしキム・スーチョルが右の足払いでアゼベドにマットへ手を着かせた。

すぐに立ち上がったアゼベドがダブルレッグで組みつく。ケージに押し込まれたキム・スーチョルだが、背中を向けて足を抜いた。向かい合ったキム・スーチョルが左ハイを繰り出す。アゼベドは何とか組みつこうと試みるが、キム・スーチョルが腕を差し上げてディフェンンスする。残り45秒でアゼベドのダブルレッグを潰したキム・スーチョルがトップへ。パウンドを連打すると、アゼベドの口から出血が見られるように。スクランブルに持ち込むアゼベドをガブったキム・スーチョルが、シングルバックからパンチを連打し、立ち上がるアゼベドをケージに押し込んで初回を終えた。

2R、アゼベドが右ローを打ち込む。右縦蹴りでアゼベドを下がらせたキム・スーチョルだが、組みつかれてケージに押し込まれてしまう。しかしケージから離れるとスタンドでプレスをかけていく。左ジャブの差し合いからキム・スーチョルが左右のボディブロー、さらにヒザを突き上げてアゼベドをケージに押し込んだ。アゼベドがケージから離れると、キム・スーチョルが右カーフキックを当てる。キム・スーチョルは右ミドルをヒットさせ、左ボディを突き上げる。アゼベドはダブルレッグでドライブするも、キム・スーチョルからテイクダウンを奪うことができない。

レフェリーがブレイクをかけ、両者はケージ中央に。スタンドではキム・スーチョルがスイッチを繰り返す。アゼベドの右ミドルがキム・スーチョルのボディに突き刺さるが、右ハイはディフェンスされた。左フックの相打ちのあと、アゼベドはパンチから右ミドルに繋げる。キム・スーチョルは左テンカオから組みつき、右腕を差し上げてアゼベドをケージに押し込むも、ラウンド終了間際に離れたアゼベドの左フックをもらった。

最終回、キム・スーチョルがワンツーから左ハイを伸ばす。アゼベドが右ストレートの交錯から左フックを返した。組みついたキム・スーチョルが右腕を差し上げ、アゼベドをケージに押し込む。アゼベドは首相撲に持ち込むが体勢を入れ替えることができない。アゼベドは離れて左のパンチを当て、ニータップを狙うがキム・スーチョルに潰された。キム・スーチョルも抑え込みきれず、アゼベドが立ち上がる。消耗戦の様相を呈するなか、キム・スーチョルが組んできたアゼベドの両ワキをすくってトップへ。立ち上がるアゼベドのバックに回ったキム・スーチョルだが、アゼベドに立ち上がられてしまう。

ケージ中央でキム・スーチョルは首相撲からヒザを打ち込む。そして離れるとキム・スーチョルの左ハイがアゼベドの顔面を捕らえた。グラついたアゼベドが組みついてくると、それを潰したキム・スーチョルがパウンドを浴びせていく。ハーフガードから潜りにきたアゼベドを潰したキム・スーチョルがサイドへ移行する。アゼベドはガードに戻してキム・スーチョルの両リストを掴むも、一旦立ち上がったキム・スーチョルがガードの中に戻りパウンドを連打。アゼベドはキム・スーチョルの左腕を取って腕十字を狙ったが、極めることはできず試合終了のゴングを聞いた。

裁定はユナニマスでキム・スーチョルの勝利に。ラザバリ・シェイドゥラエフの遅刻&計量オーバーによる失格で、決勝進出を決めていた原口央がケージインし「キム・スーチョル戦は全局面で圧倒していた。強い選手だと思います。僕はトーナメントで一番目立っていない選手だと思いますが、このトーナメントに懸けているので絶対に優勝します」と語った。


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【Road FC65】Global T準決勝=アゼベド戦へ。キム・スーチョル「プレッシャーを感じる自分を愛して」

【写真】アゼルバイジャン?と首を傾げたキム・スーチョル(笑)。このあと頭も掻いていた(C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)、韓国はアニャンのアニャン体育館で開催されるRoad FC65のグローバル63キロ・トーナメント準決勝でブルーノ・アゼベドと戦うキム・スーチョル。
Text by Manabu Takashima

6月のトーナメント準々決勝大会では韓国勢が総崩れするなか、スーチョルはわずか55秒でギロチンを極め。初戦突破を果たした。唯一の韓国勢としてK-MMA界代表の責務、そして一家の大黒柱の責務を果たそうというスーチョルを計量終了6時間後にインタビューした。


――大会前日、本計量を終えセレモニアル計量を待つ状態のキム・スーチョル選手です。まず計量を終えて体調の方はいかがですか。

「今回は主催者の計らいでトーナメント出場選手だけ、午前11時スタート予定だった計量が9時に変更されました。なので6時間半ほど前に計量は終わっているのですが、現時点で7キロほどリカバリーできました。年を食ったのか、体重が戻るのが早いです(笑)」

――いやぁ、代謝が今も激しいということではないですか(笑)。明日戦うブルーノ・アゼベドや原口央×ラザバリ・シェイドゥラエフの両選手も問題なかったですか。

「ハイ。ブルーノも計量が早く終わることを喜んでいる感じでした。ただキルギスの選手は随分と遅くに計量にやってきましたが、なんかコンディションは芳しくない様子でした。でも、自分はとにかく眠かったので、何かやっているなぁという感じで気にしていなかったです。自分も減量で『死にそうだ……』っていうぐらいの状況だったので(苦笑)」

――前回の準々決勝大会、スーチョル選手まで韓国人選手が全滅でした。最後の登場でプレッシャーにならなかったですか。

「プレッシャーは感じていました。韓国人としてだけでなく、一家の大黒柱として負けられなかったです。でもプレッシャーを抱えて戦う方が、自分は良いと思います。プレッシャーがないと、危険を察知する能力も下がりポカをしてしまいます。なのでプレッシャーを感じる自分を愛しています(笑)」

――アハハハ。では対戦相手のブルーノ・アゼベドですが、右カーフとねちっこい組み技が印象的です。

「組み技、寝技が強いと思いますが、なぜかオープン・ワークアウトで右のハイばかりを蹴っていて。自信があるのか、何か隠しているのか。ただ、右の蹴りは良かったです。もちろん、それで組んでくることも十分にあると思いますが、それならそれで構わないです。クリンチに来るなら、その局面でも圧倒してやります」

――スーチョル優位の声が圧倒的です。

「そういう声があるのは知っていますが、相手もわざわざ負けるために来るわけがないので。いつも試合中に『相手の打撃は当たらない。試合を支配できる』というフレーズを呟いてマインドコントロールをしていますが、今もやっています」

――どのような試合をファンに見せたいと思っていますか。

「自分から攻撃できるよう、その攻撃の幅を厚くしカードも揃えています。接近戦から自分がフィニッシュできる技を披露したいと考えています」

――明日の試合に集中しないといけないのですが、決勝は10月29日です。スーチョルはその後に大晦日のRIZINで戦いたいということを明言していましたが、なんだか11月4日のアゼルバイジャン大会への出場をRIZINは考えていたという話もありました。

「アゼルバイジャンですか……(笑)。そういう風に希望してくれるなら、本当に幸せなことです。ただし、自分は試合前は試合のことしか集中できないんです。そうでないと対戦相手に失礼です。SNSで相手を殴っている写真などアップする人もいますが、それは戦った選手への礼を欠いています。なので、今は明日のことだけを考えて――決勝戦やアゼルバイジャン(苦笑)、大晦日のことはブルーノに勝ってから、決めれば良いことです。自分はジョン・ムンホン館長と並び、大山倍達の両者を誰よりも尊敬しています。なので日本から声が掛かることはとてもありがたいですが、今は明日の試合のことだけを考えています」

――明日、日本からスーチョル選手の応援をしているファンに一言お願いします。

「日本のファンに人たちには、本当にありがとうございますと伝えたいです。日本の格闘技人気が100だとすれば、韓国は10もありません。それでもプロの舞台があるのはPRIDEと日本の格闘技界のおかげです。自分はPRIDEと日本の格闘技が大好きで、ジョン・ムンホン代表が日本の格闘技に挑戦した話と、大山倍達の逸話が本当に大好きです。日本の格闘技があり、二人の先人がいたことで自分がMMAで食べていけるようになりました。つまりは日本の格闘技界と日本のファンのおかげです。本当にありがとうございます」

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午後1時00分~KAKAO TV、AFREECA TV

■ROAD FC65主な対戦カード

<Road FC グローバル63キロT準決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)

<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
ヤン・ジヨン(韓国)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ムングントスズ・ナンディンエルデン(モンゴル)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<Road FC グローバル63キロT準決勝/5分3R>
ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)
原口央(日本)

<Road FC グローバル70キロT準決勝/5分3R>
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)

<Road FC グローバル70キロT補欠戦/5分3R>
シン・ドングク(韓国)
ハン・サングォン(韓国)

<無差別級/5分3R>
関野大成(日本)
オ・イルハク(韓国)

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【ROAD FC64】63キロ級準決勝、まずはブルーノ・アゼベドがパク・ヘギュンをRNCを破る

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)
Def.3R1分24秒by RNC
パク・ヘギュン(韓国)

サウスポーのパク・ヘギュンが左ミドルを蹴る。アゼベドは右インローを返し、パク・ヘギュンのインローをチェックする。互いにボディにストレートを伸ばし、パク・ヘギュンの左ミドルを捌いたアゼベドだが、続く左ハイがガードの上から頭部を襲う。もう一度左ハイを蹴ったパク・ヘギュンは、右ミドルを蹴られる。前に出るアゼベドに対し、パク・ヘギュンが蹴った左ローが急所に入り試合が中断される。

再開後、前に出たアゼベドが左フックをヒット。パク・ヘギュンは左ヒザをボディに入れ、左ストレートを打ち込む。続いて左ハイを入れたパク・ヘギュンが、ケージにアゼベドを押し込む。パク・ヘギュンのワンツーに左を当てたアゼベド。下がったパク・ヘギュンに圧を掛けハイキックをブロックして右を当てると、逆にハイキックからボディ、顔面にフックを打ち込む。パク・ヘギュンがケージにアゼベドを押し込み、離れて様子見の中で時間となった。

2R、ワンツーを互いに放ち、パク・ヘギュンが左ミドルを決める。蹴りからパンチのコンビのパク・ヘギュンが、サイドキックで関節を狙う。アゼベドが右ミドル、パク・ヘギュンが左ミドルを互いに入れたあと、アゼベドが組んでテイクダウンを決める。ケージ際で座らされたパク・ヘギュンはハーフ&後ろ手で右腕を制され、左のパンチを打たれる。

背中を譲るも、ケージに右肩を仕込み真後ろに回られるのは耐える。アゼベドは左のパンチを継続で打ち、パク・ヘギュンに背中をつけさせる。シングルからレッスルアップのパク・ヘギュンがクリンチに。ここから特に大きな動きはなかった。

最終回、アゼベドのカーフを受けたパク・ヘギュンがバランスを崩す。アゼベドは右フックで飛び込み、シングルレッグでテイクダウンを決める。パク・ヘギュンはほぼ足が効いておらず、アゼベドがマウント奪取。同時に下向いたパク・ヘギュンはRNCでタップした。「ここに出てきている全員に勝ち、10万ドルを手にする。この機会を与えてくれたRoad FCに感謝している」と勝者は話した。


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【ROAD FC64】63キロTでムン・ジェフンと対戦、原口央「これは本気のトーナメントだと思っています」

【写真】ウォンジュのジャンミ公園、野外特設ステージでセレモニアル計量も経験した (C)ROAD FC

本日24日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC64で、原口央がムン・ジェフンとグローバル63キロトーナメント準々決勝で戦う。

Gladiatorフェザー級王座を返上し、5月のDEEPでバンタム級転向初戦を行いRNCで一本勝ちした原口は、その直後にRoad FCからオファー受けた。奇しくも実弟・伸はRoad to UFCに参戦し、兄弟揃ってROADに挑む原口を渡韓前日にキャッチ、今回の試合が実現した経緯、意気込み、今後について尋ねた。


──BRAVE世田谷から三郷の本部に拠点を移したそうですね。

「ハイ。4月の終わりに宮田(和幸)先生から、三郷の方での指導を増やせないかと尋ねられて。『戻ってこれる?』という感じで。世田谷は他の者に指導を任せて、自分は週に一度行くだけになりました」

──三郷の方がプロ選手も多くて、練習環境は良くなったのではないですか。

「世田谷でも出来ていましたけど、三郷でも良い練習をさせてもらっています」

──ROAD FCのグローバルTに出場し、ムン・ジェフンと対戦します。このオファーがあったのは、いつ頃だったのでしょうか(※取材は渡韓前日の20日に行われた)。

「5月のDEEPが終わって、すぐにオファーが来ました。きっとDEEPを通してだったんだと思います。バンタム級に落とした理由が海外で戦いたいということがあったのですが、階級を落として1戦目で一本勝ちができ、当然ですがDEEPも含めオファーが来たところで戦おうと思っているところでオファーがあったのでビックリしました。

自分なんかで良いのかなっていう気持ちもあるのですが、こういう強い選手が出ているトーナメントに出場できることは凄く嬉しいです」

──バンタム級に落として、世界を目指すというところでしたが、実際に落としてみて動きに変化はありましたか。

「RIZINで中原(由貴)選手に負けた時点で、バンタム級に下げると決めていました。いつ、試合があっても良いように去年の10月ぐらいからずっと摂生してきました。前回の試合を戦って、パワーで負けることはないと思いました。バンタム級が適正ですね。フェザー級ではパワー負けすることが多かったので」

──そういうなかで63キロというフェザー級とバンタム級の間で戦うことに関しては、どのように思っていますか。

「特に意識はしていないです。ただ61キロに落とすより、メチャクチャ楽です。この2キロの違いは大きいです」

──体力負けを感じながら、あのスタイルを通してきた。組み伏せるスタイルはバンタム級ではより力を発揮しそうです。

「そうですね。前回の試合も正直、全く疲れなかったです。バンタム級であの動きができれば僕、強いんじゃないかと思います」

──では、トーナメントのメンツを見た時にどのように思いましたか。

「言い方は悪いですけど、キム・スーチョル選手のためのトーナメント戦なのかという風に思っていたのですが、凄いバケモノみたいな選手が揃いましたね(笑)。ブラジル人選手の戦績も凄くて、これは本気のトーナメントだと思っています」

──決勝進出を果たすと、4カ月で3試合を戦うことになります。

「なかなかハードですよね」

──では初戦の相手、ムン・ジェフンについてはどのような印象を持っていますか。

「正直、相性は良いと思っています。RIZINやDEEPでも戦っている選手とやれるのは嬉しいです。打撃が強くてして、入り辛くしているようですが、あれだけ打撃を見せているのだから、それだけテイクダウンを取れる隙はあるかと思います。韓国人ファイターの性なのか足を止めて、打ち合い上等のような打撃戦もしているので。その隙をどうやってつくのか、そこはあります」

──Road FCは打撃重視という印象は今も強いです。

「そうですね、ブレイクが早いというのは聞いています。テイクダウンをして上で動きが止まるとブレイクが掛かるので、すぐに動いてバックを取って首を捻ってやろうかと思っています」

──そこは積んできたことで、極めにも自信が持てるようになってきた?

「そうですね。自信しかないです」

──央選手は慎重にコントロールする印象が強かったのですが、先日のDEEPで増田拓真選手をRNCで仕留めました。

「練習ではフィニッシュまでの流れをやってきたのですが、試合になると『負けるとどうしよう』という気持ちがあり、正攻法で固めていました。でも前回のDEEPの試合では、しっかり極めにいくという課題を持って戦ったら取れました。練習の時からバックチョークをやっていて、『今日、バックチョークで勝つんだろうな』という自信があったんです。それで勝ったので、そういう部分でも自信がついてきたかと思います。試合で練習通りに動けたので、ムン・ジェフン戦も普通に動けば取れると思います」

──今回、央選手は韓国でのトーナメント出場ですが、先月は弟の伸選手のセコンドとして上海を訪れました。伸選手のRoad to UFCでの試合から得られるモノがありましたか。

「めちゃくちゃありました。UFC PIの施設を見せてもらい、そこでの試合を見てメチャクチャ刺激になりましたね」

──とはいえRoad FCグローバルTの出場メンバーは、ある意味Road to UFCよりタフという見方もできます。

「そうですね。色々な人にメンツがヤバイと言われますし、そう思います(笑)」

──さきほど言われた海外とは、どこを差しての言葉だったのでしょうか。

「特にどこっていうのはないです。ただ伸のセコンドをつかせてもらって感じたのですが、日本での知名度は全然欲しいとは思わないです。誰々が強いといっても、それは知れているので。こうやって今回、海外での試合を組んでもらって──知らなくても、強いヤツっているじゃないですか」

──ハイ。だらけです。

「そういう選手と戦っていきたいです。UFC、ONE、Bellator、プロモーションに拘りはないです。伸と一緒に上海に行って、ROAD TO UFCのワンマッチにも出たいと思いましたし、ONEもONE FFに出たいと思います。オファーがあれば、何でも挑戦したいです。

ただ、そんなことを言っていられないトーナメントに出場しているので(笑)。今後も海外で戦っていきたいから、日本に戻されないよう──まずはここを勝たないといけないです」

──では改めて、この1戦に賭ける想いをお願いします。

「ハイ。ムン・ジェフ選手は打撃の選手で、僕が一発でKOされるか。僕が一本取るか──それかドロドロに漬けこむか。楽しみに視て欲しいです」

■視聴方法(予定)
6月24日(土)
正午~ DAUM SPORT
正午~ KAKAO TV

■ Road FC64計量結果

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・スーチョル:62.8キロ
アレクセイ・インデンコ:62.9キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ムン・ジェフン:62.3キロ
原口央:62.8キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ムングントスウ・ナンディンエルデン:70.0キロ
フィリッピ・ジェズウス:69.9キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン:62.8キロ
ラザバリ・シェイドゥラエフ:63.0キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン:69.8キロ
キャプテン☆アフリカ:69.9キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ユン・テヨン:69.7キロ
アルトゥル・ソロヴィエフ:69.9キロ

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘギュン:62.9キロ
ブルーノ・アゼベド:62.キロ

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン:69.8キロ
マックス・ザ・ボディ:69キロ

<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分3R>
チャ・ミンヒョク:62.7キロ
ガントグトフ・バートルチョローン:62.9キロ

<Road FC グローバル70キロT補欠戦/5分3R>
ヨ・チェウ:69.7キロ
シン・ドングク:69.8キロ

<50キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン:49.4キロ
ペク・ヒョンジュ:50.9キロ

<70キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン:70.4キロ
パク・ヒョンビン:69.8キロ

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【Road FC64】Road FC王者パク・ヘジン戦へ、キャプテン☆アフリカ─02─「目の前の試合で全力を出す」

【写真】修斗環太平洋のベルトと、Road FCのベルト。こういうシーンは、ワクワクさせられる (C)CAPTAIN☆AFRICA

24日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC64で、70キロ(ライト級)の8人制トーナメント1回戦でパク・ヘジンと対戦するキャプテン☆アフリカのインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

勝つも負けるも、ほぼ一本かKOという試合スタイルを貫いてきたキャプテン☆アフリカに、変化が見えたのは昨年7月の長田拓也戦だった。タフファイトで競り勝った試合の裏にあったのは「出力コントロール」だったという。ニュースタイルのキャプテン☆アフリカが、韓国で何を見せるのか――準備は万端だ。

<キャプテン☆アフリカ・インタビューPart.01はコチラから>


——出力のコントロールですか。長田戦はまさに、その言葉が適した試合内容でした。1Rと2Rを取り合って、3Rを確実に抑えに行っています。

「1Rは確実に取っていることは分かりました。でも2RでKOしたり一本を取ったりするのは難しくて、3Rに賭けようと考えたんです。2Rも自分では相手を捌いているつもりでいましたが、あとで映像を視ると『これはアカンな』と(笑)。

長田選手って若くて勢いがあるし、ONEウォリアーシリーズで外国人選手との対戦経験もあって、強いファイターやと思うんですよ。その相手に3Rめで競り勝てたことは、自分の中で自信になりました。むしろ1Rに一本を取るよりも、ああいうシンドイ試合をして勝てたことのほうが良かったです」

——キャプテン選手といえば、勝つにしろ負けるにしろKOか一本という「やるか、やられるか」スタイルでした。以前のキャプテン選手であれば、1Rにフィニッシュできなければ、同じペースで2Rも攻めた結果、スタミナも使い果たして3Rに逆転されていた可能性もあったわけですよね。

「アハハハ。ホンマにそれが自分の長所であり、弱点だったと思うんですよ。『プロ選手やったら、倒すか極めないとアカン』と、ずっとそう考えていました。だから試合中も『倒したい、極めたい』という気持ちが強すぎて。でも他のプロ選手を見ていると、試合運びとか出力のコントロールが上手いじゃないですか。自分も上を目指すなら同じようにやっていかなアカン、という考えになっています」

——長田戦はそれだけタフな試合内容でしたが、今回のトーナメントは1回戦=6月、準決勝=8月、決勝が10月とタフなスケジュールとなっています。このスケジュールで勝ち上がるためにも、出力のコントロールも重要になるでしょう。

「まだ8月と10月は日程と会場を聞かされていませんが、逆に2カ月に一度っていうペースのほうが良いですね。試合間隔が空きすぎるよりは、体重調整やコンディションづくりもやりやすくて。何より去年は1試合しかできなかったので、それだけ立て続けに試合することができたら嬉しいです。

しかも試合のスケジュールが決まっているのは、ありがたいですよね。試合が終わって次の試合が決まってから、増えた体重を落としてコンディションを整えて——というよりは。自分も2カ月に一度という間隔で試合をしたことがないので、どれだけキツイのか分かっていないんですけど(苦笑)」

——トーナメントで勝ち上がっていくために、確実に抑えに行くのか。それとも2カ月に一度というスパンのために、早く仕留めて次の試合に温存するのか……。

「そこはもう考えていないです。1試合1試合、ちゃんと勝たなアカン。毎回すべてを出し尽くして勝つ。もちろん1回戦の疲労が、2カ月後の準決勝に影響を及ぼすこともあるかもしれないです。でも、そう思っていたら1回戦も勝てない。今はただ目の前の試合で全力を出して、勝つことしか考えていませんね」

——1回戦の相手はRoad FCの現フェザー級王者パク・ヘジンです。普段は1階級下で戦っている選手ですが、印象を教えてください。

「これまでフェザー級で試合をしていますが、前回の試合で計量オーバーしているんですよね。でもペナルティを受けたうえで、フィニッシュしたらベルトを巻けるという不思議なルールで(苦笑)。聞いたところでは、前回の試合の前からライト級トーナメントの話があったみたいで、ライト級で戦うために体を創っていたんだなと思います。だから1階級下の選手というふうには考えていないです」

——なるほど。

「ファイターとしては、どんどん前に出て来る。さらに日本のMMAではあまり見ないような引き込み方をしてきますよね。ホベルト・サトシ選手やクレベル・コイケ選手とも違う引き込み方じゃないですか」

——競技柔術もしくは。グラップリングの要素が強い引き込み方ですよね。

「そこまで極めが強いわけではないけど、引き込んでからは、しつこく寝技で攻め続ける。そこは対応して戦いたいです。私も日本で柔術の練習はしていますし、今回は特に足関節を取られそうな体勢からエスケープする練習も多くやってきました」

——打撃についてはいかがですか。パク・ヘジンはダーティボクシングとフックの連打が特徴的です。

「一発が強いというよりは連打で削ってくる感じなので、そうなると自分が組むチャンスも増えてきますよね。組んだ時に引き込まれても、自分が上になって優位に戦うことができると思います。もちろんメッチャ消耗するとは思いますけど――相手がチャンスの時は、自分のチャンスでもあるんですよ。そこは噛み合うと考えています」

——トーナメント優勝賞金10万ドルの使い道は考えていますか。

「すごい金額なので意識しないわけではないですが……、それをどう使うかというよりも『それだけの金額が賭けられた大きなトーナメントなんだな』という気持ちのほうが強いです。世界からチャンピオンか王者クラスの選手が集まって、それだけの賞金が賭けられているということが、このトーナメントの大きさを表していると思うんですよ。今まで自分のやってきたことが認められて参加することができたのが嬉しいですね」

——確かに「グローバルトーナメント」と名付けられたとおり、世界各国から選手が出場しています。次の対戦相手パク・ヘジン以外に気になる選手はいますか。

「まだ他の選手のことは細かくチェックしていないんですよ。まずは1回戦を突破することに全集中しています。楽しみにしていてください!」

■視聴方法(予定)
6月24日(土)
正午~ DAUM SPORT
正午~ KAKAO TV

■ Road FC64対戦カード

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
アレクセイ・インデンコ(ロシア)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
原口央(日本)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ムングントスウ・ナンディンエルデン(モンゴル)
フィリッピ・ジェズウス(ブラジル)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン(韓国)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン(韓国)
ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ユン・テヨン(韓国)
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘギュン(韓国)
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン(韓国)
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)

<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分3R>
チャ・ミンヒョク(韓国)
ガントグトフ・バートルチョローン(モンゴル)

<Road FC グローバル70キロT補欠戦/5分3R>
ヨ・チェウ(韓国)
シン・ドングク(韓国)

<50キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
ペク・ヒョンジュ(韓国)

<70キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
パク・ヒョンビン(韓国)

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【Road FC64】グローバル70キロT出場、キャプテン☆アフリカ「決勝で僕とマックス選手が対戦したら……」

【写真】計量1日前で既にこのボディ(C)CAPTAIN☆AFRICA

24日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC64で、キャプテン☆アフリカが70キロ(ライト級)の8人制トーナメント1回戦でパク・ヘジンと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

修斗環太平洋ライト級王者キャプテン☆アフリカと、Road FCフェザー級王者パク・ヘジンのチャンピオン対決。現地入りしたキャプテン☆アフリカにトーナメント出場の経緯と現在のコンディションを訊いた。


——韓国2日目のキャプテン☆アフリカ選手です(※取材は22日の午前中に行われた)。

「昨日、韓国に入っています。スタッフの方が仁川国際空港まで迎えに来てくださって、空港から2時間ぐらいでウォンジュのホテルに着きました。車の中では眠ってしまっていたのですが、思ったよりも早く着いて。今日は午後から記者会見があり、明日の計量に備えるという感じですね」

——MMAでは今回が初の韓国での試合となります。過去に韓国で試合をしたり、旅行されたことはありますか。

「韓国には過去2回来ています。最初は柔道時代の強化合宿で――20歳ぐらいの時ですね。次に来たのはサンボの大会です。どちらも旅行ではなく今回も試合で(笑)」

——柔道時代の強化合宿は、韓国のどちらで行われたのですか。

「細かい場所は忘れてしまったのですが、山の中にある大学ですね。結構、山の中を走らされました。その時は国をまたいでの合宿で、韓国の次にカザフスタンへ行ったんですよ。サンボの大会は2018年ですね(※2018年9月にインチョンで開催された『FIAS会長杯サンボ選手権大会』の男子74キロ級で優勝)」

——山の中の合宿に比べると、今回ウォンジュの中心街は都会に感じますか。

「そうですね(笑)。まだホテルの周辺しか歩いていないですが、コンビニやスーパー、何でもお店があって困ることはないです」

——キャプテン☆アフリカ選手は昨年7月以来の試合となります。今回Road FCの70キロトーナメントに出場することになった経緯を教えてください。

「去年の7月以降、いつでも試合ができるようにコンディションを整えていました。実際いろんなオファーを頂いていたのですが、なかなか決まらなくて。今年の6月に修斗の大阪大会が行われると聞いたので、そこに合わせて減量も開始していたんですよ。そんななかで、修斗の大阪大会よりも先にRoad FCのトーナメントのオファーが来たんですよ」

——それはグッドタイミングでしたね。

「6月17日の修斗大阪大会に照準を合わせて減量していたので、その1週間後に試合をすることは全く問題ありませんでした。それで修斗(サステイン)にも連絡をしまして。Road FCからトーナメント出場のオファーがあって——と。修斗側からも了承をもらい、修斗の王者としてトーナメントに参加することになりました。Road FC側も修斗のチャンピオンであることを重要視してくれていて、今回は環太平洋のベルトを持ってきています」

——昨日に韓国入りし、夜に水抜きを開始したとお聞きしています。水抜き後でもコンディションはとても良さそうに見えますね。

「今回は体重の落ち具合も良くて。ホテルに来たら浴槽がなくてビックリしましたけど(苦笑)、近くにスーパー銭湯みたいな施設があったので助かりました。あとは今夜、本格的に落とします。今のところ問題ないですが、やっぱり今回は70キロ契約なので……」

——ユニファイドのライト級=70.3キロ(155ポンド)ではなく、70キロとなると減量も変わってきますか。

「減量って最後の何グラムで変わってきますからね。300グラムの差が勝負です。大事なことなので、何回もRoad FC側に『70.3キロですか? ちょうど70キロですか?』と確認しました(笑)。修斗ではその制度はないですが、DEEPやパンクラスではタイトルマッチ以外だと1ポンド・オーバーまで認められるじゃないですか。

1ポンドだと450グラム——DEEPとパンクラスで経験している人たちからは、その差はすごく大きいと聞きます。僕の場合、今回はいつもより300グラム少なくなっていますけど」

——なるほど。では次の試合に関する話の前に、最近の試合について訊かせてください。2021年は7月にマックス・ザ・ボディ選手とのノンタイトル戦で敗れ、同年12月に環太平洋王座を賭けて再戦し、リベンジを果たしました。敗れている相手とのリマッチを迎える心境、そして勝利した時はいかがでしたか。

「やっぱりどちらもプレッシャーがありましたよ。初戦はノーランカーとのノンタイトル戦、再戦はベルトを賭けて——1回負けているので、次は絶対に負けられないという気持ちが強くなっていました。MMAでは試合前にいろいろと考えていても、たった一発で流れが相手に行くことがある。それがMMAの醍醐味でもありますけど、自分にも起こるんだななぁと(苦笑)。でも、ちゃんと負けたことを受け止めたうえで、自分の力を出し切れば負ける相手じゃないと思っていました。しっかりと自信を持って再戦に臨みましたね」

——そのマックス・ザ・ボディ選手も、今回のトーナメントに出場します。

「アハハハ、すごく面白いですよね。マックス選手も自分と試合して以降は3連勝で、修斗の世界ランキングでは僕より上に行ってもうてるんでね(※現在、マックス・ザ・ボディが1位でキャプテン☆アフリカが2位)。その実績からすれば、このトーナメントに選ばれても不思議ではないというか。

もしかしたらトーナメント決勝で、3度目の対戦になるかもしれませんね。これだけ海外の選手が出場するトーナメントの決勝で僕とマックス選手が対戦したら、それだけ修斗のベルトの価値も上がると思います」

——ご自身の中で、長田戦以降の1年間でレベルアップしたと感じる部分はありますか。

「フィジカルトレーニングのおかげで、試合内容も変わってきたと思います」

——現在も『パーソナルトレーニングスポットエレス』の篠原茂清トレーナーに指導してもらっているのですか。

「はい。長田戦の前までは、ずっと高出力で戦い続ける練習をしていたんですよ。でも3ラウンドはもちろん、修斗の世界タイトルマッチやと5ラウンド制なので厳しいじゃないですか。それで篠原先生と相談して、出力をコントロールできるよう練習してきました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月24日(土)
正午~ DAUM SPORT
正午~ KAKAO TV

■ Road FC64対戦カード

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
アレクセイ・インデンコ(ロシア)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
原口央(日本)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ムングントスウ・ナンディンエルデン(モンゴル)
フィリッピ・ジェズウス(ブラジル)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン(韓国)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン(韓国)
ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ユン・テヨン(韓国)
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘギュン(韓国)
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン(韓国)
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)

<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分3R>
チャ・ミンヒョク(韓国)
ガントグトフ・バートルチョローン(モンゴル)

<Road FC グローバル70キロT補欠戦/5分3R>
ヨ・チェウ(韓国)
シン・ドングク(韓国)

<50キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
ペク・ヒョンジュ(韓国)

<70キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
パク・ヒョンビン(韓国)

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【ROAD FC64】グローバルT開幕。70キロTにアフリカ&マックス参戦、原口央出場63キロTは補欠戦にも注目

【写真】63キロT補欠戦出場のガントグトフ・バートルチョローンは、あのテムーレンと1勝1敗。初戦はスプリットで落とし、2戦目はニンジャチョークで一本勝ちを収めている──本戦で見たかった注目株だ (C)MMAPLANET

24日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館でRoad FC64が開催される。

Road FCのお膝元で始まる63キロと70キロの2階級の8人制トーナメントには前者に原口央、後者にキャプテン☆アフリカと日本在住のマックス・ザ・ボディが出場する。


賞金10万ドルが賭けられた2つのトーナメントは、Black Combat旋風が巻き起こるK-MMA界の老舗が打って出る大勝負だ。8月にはソウル郊外のアニャンで準決勝大会、そして10月に決勝が実施される予定の短期勝負。63キロには日本でのお馴染みのキム・スーチョル、彼と同様にRIZIN参戦経験のあるベテラン=ムン・ジェフン、新鋭のヤン・ジヨン、チェ・セルゲイの代役としてパク・ヘギュンが補欠戦から繰り上げ出場となった。

スーチョルの相手はロシアの長身キックボクシング&テイクファイターのアレクセイ・インデンコ。ムン・ジェフンは原口と戦うこととなっている。いえばネームバリューが決して高くないが、実力があるかポテンシャルが高いファイターが集まっているなかで、キム・スーチョルが練習を実際に目にして、ヤン・ジヨンと戦うキルギスのラザバリ・シェイドゥラエフに要注意が必要だと言っている。

また補欠戦でチャ・ミンヒョクと戦うガントグトフ・バートルチョローンは、西日本MMAに旋風を巻き起こすモンゴル人ファイター。ムエタイ出身でアマムエタイのアジア大会で銀メダル、プロで60戦以上のキャリアを持つ。MMAは4勝1敗だが、韓国ALL FCのチャンピオンで──Gladiatorバンタム級王者のテムーレン・アルギマーと1勝1敗という戦績を残しており、ひそかに注目したい。

70キロ級ではRoad FCの若きライト級王者で、韓国の青木真也の異名を持つパク・シウォンは負傷箇所を手術した関係で不参加となっている。母国ファイターの推しメン不在となった70キロではキム・スーチョルと1勝1敗の現フェザー級王者のパク・ヘジンがその期待を一身に背負って参戦、初戦の相手がキャプテン☆アフリカとなった。

グラップリング主体の1階級下の王者が相手なだけに、キャプテン・アフリカとしてはフィジカルの差を生かした寝技でドミネイトしたいところだ。またマックスの初戦相手ハン・サングォンはキャリア1勝3敗、ここは必勝でいきたい。

また同大会はウォンジュMMA スポーツ・フェスティバルの一環として行われ、土曜日の正午スタートという珍しい時間帯で開催され、翌25日(日・同)には格闘技フェスティバルと銘打たれたアマ競技大会が同所で開かれることとなっている。

■ Road FC64対戦カード

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
アレクセイ・インデンコ(ロシア)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
原口央(日本)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ムングントスウ・ナンディンエルデン(モンゴル)
フィリッピ・ジェズウス(ブラジル)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン(韓国)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン(韓国)
ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ユン・テヨン(韓国)
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘギュン(韓国)
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン(韓国)
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)

<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分3R>
チャ・ミンヒョク(韓国)
ガントグトフ・バートルチョローン(モンゴル)

<Road FC グローバル70キロT補欠戦/5分3R>
ヨ・チェウ(韓国)
シン・ドングク(韓国)

<50キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
ペク・ヒョンジュ(韓国)

<70キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
パク・ヒョンビン(韓国)

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Column MMA MMAPLANET o ONE ONE FF04   ピーター・ダナソー ブルーノ・アゼベド ルンピニー

【ONE FF04】試合結果 ブルーノ・アゼベド&ピーター・ダナソー、楽しみな勝ち方

【写真】ONE Warrior Seriesでは2敗だったダナソーだが、ローカル団体で経験を積んでMMA力がアップしていた(C)ONE

10日(金・現地時間)にタイはバンコクのルンピニースタジアムでONE Friday Fight04が開催された。

全10試合中、MMAは2試合だったがバンタム級のブルーノ・アゼベド、フライ級のピーター・ダナソーともに対戦相手の技量は明確ではないが、本戦に出場している選手との顔合わせも見てみたい試合内容だった。

ONE Friday Fights04
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
○ブルーノ・アゼベド(ブラジル)2R2分02秒
肩固め
詳細はコチラ
×タレグ・ガミドフ(アゼルバイジャン)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
○ピーター・ダナソー(タイ)1R4分33秒
TKO
詳細はコチラ
×アキブ・アワン(パキスタン)


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MMA MMAPLANET o ONE ONE FF04 ブルーノ・アゼベド

【ONE FF04】ダウンを奪い、肩固めでガミドフを落としたアゼベド。「夢はONEフライ級で戦うこと」

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)
Def.2R2分02秒by肩固め
タレグ・ガミドフ(アゼルバイジャン)

まずガミドフが左インローを蹴る。アゼベドが右カーフを返す。ガミドフも右カーフを蹴り、牽制のしあいが続く。アゼベドが左ハイ、ガミドフが左ミドルを入れる。両者に注意が入り、再開後にジャブを出し合う。ガミドフの左ミドルに右フックを振るったアゼベドは、カーフを続けワンツーへ。ガミドフは左ボディストレートを繰り出し、右オーバーハンドへ。互いに拳の攻撃はクリーンヒットがなく、アゼベドの左フックから初めてクリンチの攻防へ。

ガミドフが左ヒザをボディに見せて離れると、再び間合いの測り合いが続く。残り1分、アゼベドが右ロー、左ボディ&右カーフのコンビ、そして右カーフも単発の攻撃が続く。残り15秒で二弾飛びヒザをアゼベドが放った。

2R、ガミドフの左ミドル後にアゼベドが右カーフを蹴る。慎重な展開が続き、レフェリーがアクションと声を掛ける。右カーフで姿勢が乱れたたガミドフは、右ストレートから左フックを受けてダウン。殴ってサイドを取ったアゼベドは、一気に肩固めに入り逆側に体をスライドさせるとガミドフは直ぐに落とされた。

「凄く良い気持ちだ。ONEで戦うことが長い間の夢なんだ。ONEとサインして、フライ級で戦うことが夢なんだ」とアゼベドは話した。


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