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【UFC295】UFC2戦目でMSG、スティーブ・アーセグ「平井が試合を受けてくれたらUFCとサインできた」

【写真】豪州勢らしく125ポンドでもパワフルなウェルラウンダーのアーセグ(C)MMAPLANET

11日(土・現地時間)、秋のUFCビッグショー in NYC──UFC295「Prochazka vs Pereira」がニューヨーク州ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデンで開催される。
Text by Manabu Takashima

イベント名にあるようにイリー・プロハースカ✖アレックス・ポアタン・ペレイラによるUFC世界ライトヘビー級王座決定戦を筆頭に、UFC暫定世界ヘビー級王座決定戦=セルゲイ・パブロヴィッチ✖トム・アスピナルなど選りすぐりのマッチアップが並ぶ同大会で、豪州フライ級のエース=スティーブ・アーセグが、オクタゴン2戦目でアレッサンドロ・コスタと対戦する。

今年の2月にパースで開かれたUFC284の前夜、ある意味ダナ・ホワイト・ルッキン・フォー・ファイト的なPPVショーウィークのローカル大会=Eternal MMAで平井総一朗を破り最高峰に辿り着いたアーセグを初インタビューした。


――今週末、MSGでアレッサンドロ・コスタとオクタゴン2戦目を戦います(※取材は8日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「感謝の気持ちでいっぱいだよ。なんせMSGだからね。1年前のことを想うと、ここにいることが信じられない。Eternal MMAで戦っていてUFCとサインし、MSGで戦う。これ以上のことはないだろう。コスタは強敵だし、凄くチャレンジングな試合になる。最高だよ、真っ向勝負をしたいと思っている」

──スティーブは今年の2月に、UFC284ファイトウィークに行われたEternal MMAで日本の平井総一郎選手を破ったことでUFC入りを果たしました。その過去があって、日本のファンにとっても気になる選手です。

「UFCの前日の試合だったけど、実は対戦相手がなかなか決まらなかった。豪州国内では僕と戦いたがる選手が誰もいなくて。そして英国や海外の選手に当たることになった。結果、ヒライが試合に応じてくれて本当に嬉しかったよ。彼とは試合後、そして日本に戻ってからも何度か連絡を取り合った。

あの大会後、バックステージでUFCとの契約が決まった。僕はあの試合でUFCに良い印象を与えて勝つ必要があったけど、ヒライが試合を受けてくれたからUFCとサインできたんだ。試合がなければそれは不可能だったからね」

──6月のダヴィッド・ドヴォルザーク戦はショートノーティス、ランカーとのUFC初戦となりました。

「いつだって試合ができるように準備していたから、あのチャンスに跳びついた。10日前だろうが、2日前だろうが構わない。オファーがあった時、僕はコーチに『皆が大丈夫なら、俺は戦うよ』って伝えたんだ」

──コーチからの確認でなく、コーチの方を確認したと(笑)。

「そうなんだ(笑)。それにさ、普通にオファーを待っていたらいきなりトップ10ファイターと戦うことはできなかっただろうしね」

──とはいえ、そのランカーを破ったのにスティーブはランク入りしていません。

「どういう仕組みでランキングが決定されているのか、僕には分からないんだけど……そこは気にしていないよ。いずれにせよ、デビュー戦でトップ10の選手に勝てたことで2戦目からもトップランカーと戦えるポジションを手にすることができたんだ。この状況はチャンピオンを狙ううえで、好ましいことは変わりないから」

──当初の予定ではランク9位のマット・シュネルと対戦予定でした。

「ランク9位の選手との試合がなくなって……やはり勝てば返ってくるモノも大きかったし、最初は引っ掛かるものがあったよ。けど、NYのビッグイベントで戦えるし気持ちはすぐに切り替わった。実際コスタはシュネルより、手強いと思う。グラウンドが強くて、テイクダウンディフェンスにも長けている」

──では、そのコスタ戦ではどのようなファイトを見せたいですか。

「僕がどの局面でも、しっかりと戦えることを証明したい。打撃、寝技、レスリング、全ての場面で僕の爆発力がアドバンテージを握るだろう。彼は距離を保つタイプだから、開始直後から詰めて圧力をかける。そして打撃に優位に立つ。彼が持っている僕のイメージとは違う武器を使って戦う。彼のカウンター狙いに対して、あくまでも僕のファイトを貫く。僕が世界のベストだと証明できるファイトを心掛けたい」

──ところで私はUFCフライ級ファイターのインタビュー機会を得ると、常に平良達郎選手のことを尋ねるようにしています。スティーブにとって、平良達郎選手のパフォーマンスはどのように映っていますか。

「UFCで戦っている日本人だよね。あのサブミッションが得意な。いや、彼のサブミッションは良いよ。いつか戦う日がやってくると思うけど、その時は思い切りファイトしたい。凄く良いファイターだ。日本のファンも、その前に僕の試合を見て楽しんで欲しい」

■視聴方法(予定)
11月12日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時30分~U-NEXT

<UFC世界ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
イリー・プロハースカ(チェコ)
アレックス・ポアタン・ペレイラ(ブラジル)

<UFC暫定世界ヘビー級王座決定戦/5分3R>
セルゲイ・パブロヴィッチ(ロシア)
トム・アスピナル(英国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドラーデ(ブラジル)
マッケンジー・ダーン(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マットフレヴォラ(米国)
ベノワ・サンドニ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
パット・サバティーニ(米国)
ジエゴ・ロピス(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
スティーブ・アーセグ(豪州)
アレッサンドロ・コスタ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
タバタ・ヒッチ(ブラジル)
ルピタ・ゴディネス(メキシコ)

<158ポンド契約/5分3R>
マテウス・レンベツキ(ポーランド)
ルーズベルト・ロバーツ(米国)

<ライト級/5分3R>
ナジム・サディコフ(アゼルバイジャン)
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン(米国)
マーク・マドセン(デンマーク)

<138ポンド契約/5分3R>
カン・ギョンホ(韓国)
ジョン・カスタネダ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョシュア・ヴァン(ミャンマー)
ケヴィン・ボルハス(ペルー)

<147ポンド契約/5分3R>
デニス・ブズーキア(米国)
ジャマール・エマース(米国)

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Eternal MMA73 MMA MMAPLANET o UFC スティーブ・アーセグ 平井総一朗 平井総一郎

【Eternal MMA73】UFC前夜の遠征試合。平井総一郎はスティーブ・アーセグのRNCで106秒一本負け

【写真】豪州の8勝1敗、日本の4勝1敗。UFC前夜に2500人の観客の前での試合、平井はこの経験を今後に生かして欲しい (C)ETERNAL MMA

11日(土・現地時間)、豪州は西オーストラリア州パースにあるHBFスタジアムで開催されたEternal MMA73。メインに平井総一朗が出場し、元エターナル・フライ級王者スティーブ・アーセグと対戦した。

<フライ級/5分3R>
スティーブ・アーセグ(豪州)
Def.1R1分46秒by RNC
平井総一朗(日本)

サウスポーの平井が左右に回り、左を伸ばす。アーセグは徐々に距離をつめ、平井のワンツーを下がってかわす。アーセグの右ヒザの直後にダブルレッグに出た平井だが、かわしたアーセグがバックに回ってテイクダウン。アーセグはすぐに左手をアゴの上からワンハンドで絞めに掛かり、両足をフックする。ケージを蹴った平井だが、RNCをしっかりとセットアップされタップを強いられた。

UFCを翌日に控え、アーセグが強烈なデモンストレーションを平井相手にやってのけた。


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LFA MMA MMAPLANET NEXUS29 o ブログ 寿希也 山本空良 平井総一郎 横山武司 河名マスト 浜本キャット雄大

【NEXUS29】初後楽園はフェザー級T=山本空良✖横山武司、そして寿希也✖河名マストも決定!!!

【写真】 MMAファイターとして完成度の高さを競う一戦となる(C)MMAPLANET

5日(月・現地時間)、NEXUSから11月7日(月)に開催される初の後楽園ホール大会のカード第一弾が発表された。

全階級のタイトルマッチ実施が宣言されていた同大会、まずはフェザー級選手権試合でチャンプ山本空良✖チャレンジャー横山武司戦がアナウンスされた一方で、フライ級王者の橋本薫太が王座を返上──浜本キャット雄大と平井総一郎の間で新チャンピオンが決定する。


バンタム級では挑戦者決定戦=咲間”不良先輩”ヒロト×森永ユキトも決まっているなか、フェザー級5分✖2Rで寿希也✖河名マストの一戦も明らかとなっている。

8月にLFAに挑むもアライジャ・ジョンズに完敗を喫した河名は、LFAとは単発契約で敗れてなおLFAからの評価は高く今後の参戦もあるなかで、まずは国内で仕切り直すことになったようだ。前回の試合までは打撃を抜きし、レスリング力のみでMMAを戦ってきた河名。デビューイヤーを終えキャリア2年目は、MMAファイターとしてウェルラウダ―仕様に仕上げていく第2章のスタートだ。

一方の寿希也は柔道出身で、打撃が切れるファイター。彼もまたフェザー級王者に挑戦したが、山本空良に敗れ仕切り直しの一戦に。この試合を前にしてマスタージャパンでのトレーニングにも参加、彼もまたMMAファイターとして一皮剥けようとしている。そんな寿希也✖河名はタイトルマッチに負けず劣らず、要注目のマッチアップだ。

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