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DWCS2022#01 MMA MMAPLANET o UFC オジー・ディアス ジョセフ・パイファー ダナ・ホワイト ローラ・サンコ

【DWCS2022#01】パイファーがディアスをKO。ダナ、怒りのシメコメ「パイファーのような試合をしろ」

【写真】結果云々ではなく、ようやくコンテンダーシリーズの意味を理解したファイトをパイファーが見せた(C)Zuffa/UFC

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・パイファー(米国)
Def.2R1分39秒by KO
オジー・ディアス(米国)

間合いの測り合いから、パイファーが右ローを蹴る。ディアスの踏み込みにダブルレッグを決めたパイファーが、クローズドを割りつつ肩固めからパスガードを決める。反転して防いだディアスのバックを制したパイファーは、両足をフックしボディトライアングルを完成させる。RNC狙いからトップ&肩固めに移行しようとしたところで、ディアスがトップを取る。スクランブルでバックに回りかけたディアスだったが、前方に落とされそうになりパイファーがダブルレッグを仕掛ける。

ディアスが立ち上がり、スタンドに戻るとディアスのジャブに右を放ったパイファーが、逆に左ジャブを当てる。ディアスは右ハイから左ジャブ、ダブルレッグを仕掛けたところで初回が終わった。

2R、パイファーがワンツーに続き左ボディフックを決める。続いて右ローを蹴られたディアスは、前に出るところでローとジャブを受ける。それでも右ストレートを届かせたディアスが、右オーバーハンドを当てる。パイファーは前に出てジャブ、ディアスの左ボディフックに左フックを合わせてダウンを奪う。レフェリーが様子を見る間に、パウンドを2発打ちこみ勝負を決めた。

2020年コンテンダーシリーズ開幕戦、メインでズッファ首脳の望むKO勝ちがジョセフ・パイファーによって生まれた。

そしてダナ・ホワイトは「過去5年のキャリアは問わない。今夜、何をしたかだ。来週の火曜日、新しいメンバーが何を見せてくれるか。それだけなんだ。もしUFCと契約したいなら、ジョー・パイファーのような試合をしろ。ジョー・パイファーになれ。エキサイティングな試合をしろ。フィニッシュを狙え、勝利を目指せ。ジョー・パイファー、UFC入りだ」と過去に例がないほど不機嫌な様子でまくし立てる。

全く笑顔を見せることなく、そのままインタビュアーのローラ・サンコを前を去る。ダナにサンコが「ダナ、ジョー・パイファーは契約ということで大丈夫」と声を掛けると、TV画面から外れた「イエス」という言葉を聞かれた。


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Brave CF DWCS2022#01 MMA MMAPLANET o UFC アカーシオ・ドスサントス アントン・トゥルキャリ

【DWCS2022#01】スウェーデン発BRAVE CF経由トゥルキャリが、ドスサントスにコントール勝利

【写真】ドゥルキャリの組んでバック、テイクダウンでコントロールという流れが続いた(C)Zuffa/UFC

<ライトヘビー級/5分3R>
アントン・トゥルキャリ(スウェーデン)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
アカーシオ・ドスサントス(ブラジル)

試合直後、トゥルキャリの右ローに左ストレートを合わせたドスサントス。返しの右フックを振るい、トゥルキャリも思い切りハイを繰り出す。そのまま組んだトゥルキャリがボディロックでドスサントスを捕らえ、ワンフックでバックを制しテイクダウンに成功する。ドスサントスはすぐに立ち上がると、キムラクラッチへ。背中をとり、右腕を差し込むことでキムラを防いだトゥルキャリが再びボディロックで前方にテイクダウン、ドスサントスはここも即立ち上がる。

トゥルキャリがバックコントロール、ワンフックで攻め立て、テイクダウンからバックを制す。残り85秒、エルボーを側頭部に受けながら立ち上がったドスサントスに対し、トゥルキャリがRNCを狙いつつ、背中の飛び乗る。極まらないとみると、自ら着地したトゥルキャリは、ラウンド終了直前にスピニングバックフィストを見せた。

2R、左ストレートが伸びるドスサントスが、その左をローに合わせる。殴られる覚悟を持ってショートのコンビから、距離を詰めたトゥルキャリがテイクダウンからダースをセットしていく。パスに切り替えたトゥルキャリは、スクランブル立ち上がったドスサントスのバックを取る。胸を合わせたドスサントスが右フックを打ち込む。

トゥルキャリは怯まずヒザ蹴り、空振りになったが右ハイを蹴っていく。トゥルキャリのボディストレートに左を合わせていったドスサントスはワンツーで左フックをヒット。トゥルキャリは飛びヒザも当たらず、ワンツーを被弾する。残り80秒を切り、パンチを見せて組みついたトゥルキャリがバックに回り、自らマットに背中をつけるとボディトライアングルにドスサントスを捕らえる。ラウンド終了まで、そのまま支配した。

最終回、トゥルキャリが右フックを振るう。パンチの連打から組みという動きをここも成功させたトゥルキャリが、ボディロックテイクダウンからハーフで抑え、エルボーを落とす。足を下からすくいに行き、バックを伺ったドスサントスだが、最終的にトゥルキャリがマウントへ。体を捻り、マウントを解いたトゥルキャリは結局、ボディロックから背中に回る。残り45秒、倒されて背中を取られたドスサントスは、絞めこそ許さなかったが攻められたままタイムアップに。結果は9度のテイクダウン、とトップコントロールを続けたトゥルキャリの3-0の判定勝ちとなった。


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DWCS2022#01 MMA MMAPLANET o UFC カレイオ・ロメロ デニス・ブズーキア

【DWCS2022#01】TD狙い、バナナスプリット&ツイスター。ロメロの攻撃を凌ぎ切ったブズーキアが判定勝ち

【写真】余力を残さないファイトで、ブズーキアがロメロに判定勝ちした(C)Zuffa/UFC

<フェザー級/5分3R>
デニス・ブズーキア(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
カレイオ・ロメロ(米国)

ブズーキアが試合開始直後に二段蹴りを見せる。ロメロは左ハイを狙い尻もちをつく。すぐに立ち上がったロメロが左ミドルを入れる。打撃の交換からロメロがシングルレッグでケージにブズーキアを押し込む。右腕を差したロメロと、ウィザーで耐えるブズーキア。そのブズーキアの右足の甲に、ロメロの返り血がが見られる。ブズーキアはダブルレッグへの移行を耐え、体を入れ替える。しかし、ロメロがもう一度、押し込み返すと執拗にテイクダウンを狙う。しっかりと対応したブズーキアのキムラ狙いに対し、バックを狙うロメロだがウィザーで防がれる。結局、ラウンド終了までロメロはテイクダウンを奪えなかった。

2R、両者がミドルを見せ、ロメロが右カーフを蹴る。ブズーキアは左ジャブ、ロメロは右オーバーハンドをかわすが、左フックを被弾してダブルレッグへ。アンクルピックで崩し、バックを伺ったロメロだが、ブズーキアは譲らず。ラウンド中盤になると右ボディから右ミドルで、ロメロを動きを止めたブズーキアがヒザ蹴りを突き上げる。殴られてシングルに出たロメロの頭部をブズーキアが殴る。必死にケージに押し込むロメロが、一旦離れて再度ダブルレッグも倒しきれずラウンド終了を迎えた。

最終回、「終わらせろ」という指示をレイ・ロンゴから受けたブズーキアが右ボディストレート、左ジャブ、ローに右を合わせる。ロメロも手を出すが、疲れているのは明らかだ。ケージを背負ったロメロにブズーキアがパンチを纏める。右ハイを当て、組んだブズーキアが離れ際にスピニングバックエルボー、ロメロは左ハイを狙う。さらに左を当てたロメロだが、右を伸ばしてテイクダウンへ。切られるとがぶってバック、さらにヒザを抱えて寝転がると、ロメロはバナナスプリットへ。ロメロがここからツイスターに切り替えるも、ブズーキアが胸を合わせてトップを取り切る。ブリッジから立ち上がったロメロのシングルを切ったブリッジから立ち上がったが立ち上がり際に右ハイを蹴っていく。

ミドルを蹴り合いロメロが組んでケージにブズーキアを押し込む。ブズーキアの小手投げを防ぎ、がぶりからギロチンを仕掛けたロメロだが、すぐに頭を抜ける。最後に上を取ったブズーキアがパウンドを落とし、3-0の判定勝ちを手にした。


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DWCS2022#01 MMA MMAPLANET o UFC アレッサンドロ・コスタ キック フアン・アンドレス・ルナ

【DWCS2022#01】2022年コンテンダーシリーズ開幕戦は、NGファイトに。コスタがルナに2-1で勝利

【写真】この試合展開はコンテンダーシリースでは、NG(C)Zuffa/UFC

<フライ級/5分3R>
アレッサンドロ・コスタ(ブラジル)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
フアン・アンドレス・ルナ(エクアドル)

サウスポーのルナが、構えを変えつつ右ジャブを伸ばす。コスタはガードを固めて、右に回る。左ローを蹴ったコスタに対し、ルナは左ハイキックを繰り出す。ワイドスタンスで、大きく重心が低い構えのルナの前足をコスタが蹴っていく。とはいえコンテンダーシリーズとしは両者、手数が少ない。それでもルナが右オーバーハンドから、左ハイから右ハイを連続で見せる。コスタはリーチの差に、踏み込めない時間が続く。ローにワンツーを合わされたルナが、前に出てワンツーを返す。コスタは右ミドルを決め、続いて左ミドル、さらにワンツーの左フックを当てるなど、最後に跳びあがったところに前蹴りが急所に入ったが、コスタが初回をリードした。

2R、左ハイをまず見せたルナが左ジャブを伸ばし、コスタの右ハイをかわす。踏み込みで深くなったコスタが右ストレート、左フックを打っていく。両者揃って組み技を持っているが、ここまで打撃のみの試合が続く。と、クリンチでルナがヒザを入れて離れる。コスタは踏み込んで左オーバーハンドも、当たりは浅い。コスタがワンツー、ルナがフックを被せていく。そのルナは後ろ回し蹴り、二段蹴りと派手なキックを見せる。コスタも後ろ回し蹴りを繰り出して、左ハイで。蹴りが顔面をかすめたルナが、足が泳いだ振りを見せる。

しかし、直後に右アッパーに右フックを合わされたルナがダウン。と、直後にルナがスイープを決めてトップを取り返したが、この回はコスタのラウンドとなった。

最終回、右を受けそうになってバランスを崩したルナが、左ストレートをヒットさせる。ここでも両者、慎重な攻めに終始する。既にこの時点で、どちらが勝利を手にしようがUFCとの契約はないか──と思わざるを得ない試合展開に。ルナがテイクダウンを狙い、切ったコスタが右フックをヒットさせる。右の蹴りに、コスタ右をカウンターで当てる。

残り2分、カーフを嫌がるルナが左フックも距離が遠い。踏み込んで左オーバーハンドが空振りとなったルナが、後ろ回し蹴りもコスタが見る。ヘッドスリップでパンチ、テイクダウン狙いもスプロールしたコスタが、またもアッパーに右を合わせる。残り30秒で、シングルレッグを切られたルナは、逆転を賭けた攻撃はなくタイムアップに。

意外なほど両者がコンテンダーシリーズに必要がことを無視したファイトに終始した一戦は、コスタがスプリット判定勝ちを収めた。


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