カテゴリー
o UFC シャノン・ロス 平良達郎

UFC on ESPN+95:第6試合・ヘスス・アギラー vs. マテウス・メンドンサ

フライ級。

メキシコのアギラーはUFCデビュー戦で平良達郎と対戦し、得意のギロチンを仕掛けるも凌がれ、マウントからの三角→下になりながら腕十字に移行されて一本負け。副業で、SUSHI&TERIYAKIの日本風料理レストランのオーナーも務める。昨年7月のUFC2戦目では、UFC0勝1敗同士の対戦となったシャノン・ロス相手に右オーバーハンドでダウンを奪って17秒KOでUFC初勝利。KO勝ち自体がキャリア初だった。27歳。

ブラジルのメンドンサは昨年1月にUFCデビューしたが、ここまで0勝2敗。初戦はバンタム級でバシャラート兄弟の兄・ジャビッドに打撃で押されての判定負けでキャリア初黒星。前回からフライ級に落とすと、フライ級で0勝1敗のネイト・マネス相手に引き込んで足関を狙いに行ったところでパウンドをもらい、意識が飛んでのKO負け。25歳。

 

カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFN UFN233   キック シャノン・ロス パク・ヒョンソン

【UFN233】シャープな打撃を見せたヒョンソン、前蹴り→左ボディでロスをKO

<フライ級/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
Def.2R3分59秒by KO
シャノン・ロス(豪州)

ヒョンソンがジャブと右のカーフキック、ワンツー、ジャブを突き刺す。ロスもジャブを顔とボディに打ち分けるが、ヒョンソンが右フックを合わせる。ロスが飛びヒザ蹴りから組みつくと、ヒョンソンがヒジ打ちを入れる。

ロスも右カーフキック、スーパーマンパンチ、右フックと手数を増やすが、ヒョンソンが左でダウンを奪って、そのままトップキープする。ヒョンソンはパンチとヒジを落としてバックキープし、RNCを狙いながら殴ってダメージを与える。

2R、ロスが右ストレートで突進。ヒョンソンは右アッパーを打ち返す。ロスがパンチで飛び込んでくると、ヒョンソンは右を狙って左フックを返す。前に出ていくヒョンソンが右ストレートから返しの左フックを効かせると、右ストレート、組みになるとヒザ蹴り・ヒジ打ちを当てる。

離れたロスは細かいパンチと右カーフを当て、ヒョンソンがジャブを突いてプレッシャーをかけると、右フックをかぶせて、右のスーパーマンパンチを見せる。

やや手数で押されるヒョンソンだったが、左の前蹴りでボディを効かせると、そこから強烈な左ボディを2連発。これでロスが亀になり、ヒョンソンがパンチを連打したところでレフェリーが試合を止めた。

これでMMA戦績を9戦9勝としたヒョンソンは「スネにケガ? 足は大丈夫。状態も良くて、言い訳でなく、時間をかけることにしたんだ。2024年? どれだけ試合ができるか分からないけど、すぐにでも戻って来て少しでも多くの試合がしたい」と語った。


The post 【UFN233】シャープな打撃を見せたヒョンソン、前蹴り→左ボディでロスをKO first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB F1 o Road to UFC Road to UFC2023 UFC エッガー キック シャノン・ロス ステファニー・エッガー ソン・ケナン ティム・エリオット パク・ジョンヨン パク・ヒョンソン リッキー・シモン ルアナ・サントス 平良達郎

UFC on ESPN+91:オッズ/予想と展望

ソン・ヤドン 1.25
クリス・グティエレス 4.10
アンソニー・スミス 2.90
カリル・ラウントリーJr. 1.43
ナスラット・ハクパラスト 1.49
ジェイミー・ムラーキー 2.70
ティム・エリオット 1.69
ス・ムダルジ 2.24
パク・ジョンヨン 1.57
アンドレ・ムニス 2.45
ソン・ケナン 2.24
ケビン・ジュセ 1.68
パク・ヒョンソン 1.17
シャノン・ロス 5.25
ティーブ・ガルシア 3.20
メルキザエル・コスタ 1.37
ルアナ・サントス 1.65
ステファニー・エッガー 2.30
平良達郎 1.18
カルロス・ヘルナンデス 5.10
ハヤネ・アマンダ 1.60
タリタ・アレンカー 2.40

本来は上海大会の予定だったが、突然説明なくAPEX大会に変更。関係者からの情報も流れてくることなく、なぜ開催地が変わったのか理由は不明なままとなっている(完全な憶測だが、中国当局から開催許可が折りなかったのでは)。合わせて、同大会で行われる予定だったRoad To UFC2023決勝戦についてもアナウンスが無く、来月行われる2大会のカードもほぼ出揃っているため、最速でも2月以降になると見られる。

それに合わせてビザの問題などでカードが次々と変更。さらにRoad To UFC決勝が予定されていた分の試合を急遽詰め込んだりと、直前になってもまだ試合の変更が続いている。

メインは当初から中国大会のトリを飾る予定だった、中国No.1プロスペクト・ソン・ヤドンとランキング15位グティエレスの対戦。ヤドンは明らかにプッシュされたマッチメイクだったが、テイクダウンの対処に穴があり、連勝がストップ。しかしそこから弱点を克服して再浮上。飛び級で組まれたサンドヘイゲン戦では打撃で打ち負けてTKO負けしたが、前戦では苦手とするレスラーのリッキー・シモンのテイクダウンを凌いで打撃で仕留めての勝利。今月2日に26歳になったばかりで、ランカー最年少。

グティエレスはランキングこそ15位だが、UFCでは8勝2敗1分け。ヤドンと比べて、なかなかチャンスが与えられないだけに、数少ないチャンスをモノにしたいはず。ストライカーでカーフキックの名手。

オッズは意外なほどの大差でヤドン優勢。予想はヤドンのKO勝ちだが、グティエレスも打撃が強く、打撃勝負になったとしてもヤドンが楽に勝てるとは限らない。

平良は10月に組まれていた試合が相手の都合により流れたが、なんとか年内にUFC5戦目に臨むことができた。ここまでは対戦時点での相手のUFC戦績は0勝1敗、1勝1敗、0勝0敗×2と、ド前座の相手としか戦うことができなかったが、今回もUFC2勝1敗の相手。ランカークラスとの対戦に拘ると年内に試合をすることが難しかっただろうから、致し方ない。ヘルナンデスは距離を取っての打撃でポイントアウトするスタイルで、アマチュアのキック・ムエタイのキャリアはあるが、プロでのKO勝利はゼロ。怖さはない。オッズは平良が圧倒的フェイバリット。今年もトラブル続きだったが、最後はきっちりとフィニッシュ勝利して来年に繋げたい。

その平良以上にオッズで優勢になっているのは、昨年のRoad To UFCフライ級ウィナーのパク・ヒョンソン。しかしヒョンソンが評価されているというより、相手のロスがコンテンダーシリーズでは負けたが盲腸炎を押しての出場ということで根性が認められてのUFC契約であり、UFC本戦では2試合続けて1分持たずにKOされているレベルのため。逆にこの相手に苦戦するようだと、Road To UFCのレベルが疑われる。

第1試合開始は10日朝9時半から。速報します。

カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC290 クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス ヘスウ・アギラー 平良達郎

【UFC290】2月に平良達郎に腕十字で敗れたアギラーが、17秒右オーバーハンドでロスを失神KO

<フライ級/5分3R>
ヘスウ・アギラー(メキシコ)
Def.1R0分17秒by KO
シャノン・ロス(豪州)

2月に平良達郎に敗れているアギラーが、同じくUFC初陣でキャッチウェイトマッチとなったクレイジソン・ホドリゲスにKO負けを喫したロスとオクタゴン初勝利を賭けた一戦へ。左ローを蹴ったアギラー、ロスが右オーバーハンドを見せる。続いてアギラーは右カーフ、ロスもミドルを返す。その直後にアギラーの右オーバーハンドがロスの顔面を捕え、この一発でロスが失神。アギラーKO勝ちを決めた。

「グラシアス」と観客に大声で感謝の言葉を続けるアギラーは「人生で最高の瞬間だ。前回は最悪で涙にくれた。キャンプでパンチのコンビを練習してきたんだ」とコメントした。


The post 【UFC290】2月に平良達郎に腕十字で敗れたアギラーが、17秒右オーバーハンドでロスを失神KO first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
o UFC アロンゾ・メニフィールド キャメロン・サーイマン シャノン・ロス ジャック・デラ・マダレナ ジョシュ・エメット ダン・フッカー ニコ・プライス ロビー・ローラー 平良達郎

UFC290:オッズ/予想と展望

アレキサンダー・ヴォカノフスキー 1.26
ヤイール・ロドリゲス 3.90
ブランドン・モレノ 1.53
アレクサンドル・パントーハ 2.60
ロバート・ウィテカー 1.25
ドリカス・デュ・プレシ 4.00
ジェイリン・ターナー 1.38
ダン・フッカー 3.20
ボー・ニッカル 1.04
ヴァル・ウッドバーン 13.00
ロビー・ローラー 3.20
ニコ・プライス 1.38
ジャック・デラ・マダレナ 1.05
ジョサイア・ハレル 7.00
ヤスミン・ハウレギ 1.24
デニーシ・ゴメス 4.10
ジミー・クルート 1.83
アロンゾ・メニフィールド 2.00
平良達郎 1.10
エドガー・チャイレス 8.00
ビトー・ペトリーノ 1.35
マルチン・プラフニオ 3.40
キャメロン・サーイマン 1.19
テレンス・ミッチェル 4.90
シャノン・ロス 2.20
ヘスス・アギラー 1.71
カムエラ・カーク 2.20
エステバン・リボビクス 1.71

メインはフェザー級王座統一戦。ここまでフェザー級で負けなしのヴォルカノフスキー。ライト級王者マカチェフに挑んだ2月の試合は敗れたもののマカチェフを追い込む場面もあり、むしろ評価を上げた。

相手は2月にジョシュ・エメットを暫定王座決定戦で破ったロドリゲス。回転系の蹴りなど、トリッキーな打撃が武器。ヴォルカノフスキー有利は動かないかもしれないが、何か起こしそうな期待感はある…かもしれない。

ヴォルカノフスキー判定勝ち。

セミはフライ級タイトルマッチ。ここ2年半はモレノとデイブソン・フィゲイレードの間で4度も行われていたフライ級タイトル戦に、ようやく第3者が参入。モレノとパントーハは2016年のTUFのトーナメント一回戦で対戦し、その時はパントーハがチョークで一本勝ち。さらに、両者UFCと契約した後の2年後にも対戦。パントーハがモレノのタックルを切り、打撃の手数で上回る展開での判定勝ち。5年ぶり3度目の対決で、パントーハにとってはタイトル初挑戦となる。

ここ5年間のモレノの打撃・組みの成長度を見るとモレノ有利だと思うが、変に苦手意識がないかだけが心配。

モレノ判定勝ち。

メインカードに出場するレスリングエリートのボー・ニッカルと、急遽キャッチウェイトでの出場が決まった平良は、いずれも本来コンテンダーシリーズで試合をする予定だった選手との対戦で、オッズは大差。平良は勝って当然の試合とはなるが、年間最大のビッグイベントの一つに出場することになったのはかえって幸運かもしれない。

第1試合開始は9日朝7時から。速報します。

カテゴリー
MMA MMAPLANET o RYO TSUNE UFC UFC ABC05 クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス 中村倫也 岡田遼 平良達郎 松根良太

【UFC ABC05】平良達郎の4戦目はホドリゲスの3ポンドオーバーでキャンセル。シンガポール大会出場へ?!

【写真】ファイターの宿泊ホテル入りす前、エアビーに滞在中だった時の平良の写真。まさか、このようなことになるとは……想いもしなかった(C)RYOTA MATSUNE

24日(土・現地時間)、フロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC ABC05「Emmett vs Topuria」。同大会でクレイジソン・ホドリゲスと対戦予定だった平良達郎だったが、ホドリゲスの体重オーバーで試合はキャンセルされることとなった。

平良がフライ級リミットの丁度126ポンドだったのに対し、ホドリゲスは129ポンドと1ポンド・オーバー規約からさらに3ポンド重かった。

平良の師匠・松根良太氏からMMAPLANETが受けた連絡によると、本人は当初は「やります、やりたいです」という意志を見せていたという。その後、イリディウムのジェイソン・ハウス代表、セコンドの岡田遼と話し合いのなかで、出場を見送る判断に至ったという。

「これまでのキャリア、これからのキャリアを考えると体重超過を許してまで試合をする相手でない」というのが、陣営の判断の根拠だ。

実際、今年2月のシャノン・ロス戦でも、ホドリゲスは127ポンドと計量に失敗。ロスが試合をキャッチウェイト戦を飲んだ結果、ホドリゲスが59秒KO勝ちを収めている。この理不尽なKO勝ちも今回の判断に関係していると思われるが、無敗できたキャリアを3ポンドもオーバーした相手に脅かされる必要はない。同時に、今後も体重オーバーは許さないという意思表示ができたと捉えることができる。

それでも、まさに松根氏の言うように「苦渋の決断」。氏は「次に向けて気持ちを切り替えさせます」ということだが、実際に今回の試合前から陣営は「年間4試合出場」を目標にケガがなければ8月26日のシンガポール大会に連続出場を直訴する予定でいた。

既にUFCにもイリディウムを通じて、この意志は伝えられている。現状、本人、陣営、関係者も落胆し、やり切れない気持ちの整理をする段階にあると思われるが、ファンや日本のMMA関係者にとってはシンガポールで、平良達郎と中村倫也がUFCファイターとして共演すること喜びでしかないはず。

ホドリゲスの体重超過、UFCに全く責のないことだが、ここは8月のシンガポールで平良&中村の揃い踏み、あるいには他大会であろうが平良の次戦を早々に決定事項としてほしいところだ。


The post 【UFC ABC05】平良達郎の4戦目はホドリゲスの3ポンドオーバーでキャンセル。シンガポール大会出場へ?! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC ABC05 クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス 平良達郎

【UFC ABC05】平良達郎と対戦──クレイジソン・ホドリゲス「攻撃は最大の防御。最高の作戦がある」

【写真】右がホドリゲス。左がUFC中継のポルトガル語&スペイン語通訳でお馴染みのファビアノ・ブスケイ氏(C)MMAPLANET

24日(土・現地時間)、フロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC ABC05「Emmett vs Topuria」に平良達郎と対戦するクレイジソン・ホドリゲス。

2月のシャノン・ロス戦ではミドルを効かせ、ボディの連打で59秒殺したホドリゲスだが、彼のキャリアのスタートはカポエイラから柔術──いや、MMAを想定した柔術だった。平良を極めることができるとホドリゲスは断言した。


──今週末に平良選手と対戦するクレイジソンです。

「タイラはタフな相手だよ。凄くテクニカルで、頭が良いファイターだ。UFCにはいつも強い相手と戦わせて欲しい──今、戦うことができる最強の相手と戦いたいと言ってきたので、タイラのような選手と戦えて凄く嬉しい。しっかりと練習してきたし、皆に良い試合を見せたい」

──まだ日本のファンはクレイジソンのことが分かっていないです、なぜMMAファイターの道を目指したのですか。

「僕はつねにアクティブな生活をしていて、まずカポエイラを習うようになった。それから柔術を始めて、17歳の時に初めてMMAを戦ったんだ。そのままMMAを続け、南米で一番大きなイベントであるジャングルファイトでチャンピオンになり、コンテンダーシリーズからUFCと契約した。簡単に振り返ると、こんなキャリアだよ(笑)。

少し詳しくいえば、僕はブラジルでのずっと北のパラ州アルメインの出身で、そこでカポエイラと柔術を始めた。もっと本格的に柔術を習いたくなった時、叔父がバイーアに住んでいて。バイーアは柔術が盛んな場所だから、叔父の家に寄せて柔術の練習をするようになったんだ。それが2013年の話だよ。

バイーアではカポエイラでなくムエタイの練習にも力を入れた。そして、チーム・ノゲイラが合流したんだ。ノゲイラ兄弟は僕に凄く影響を与えてくれたファイターだし、ずっと彼らのファイトを見てきたからね。

ミノタウロもミノトゥロも本当に良い人だった。試合で勝つためには、普段からイケイケでアグレッシブにいないと若気の至りで思っていたけど、2人が凄く落ち着いていたから、そんな必要はないって気付いたんだ。チーム・ノゲイラでは、ノゲイラ兄弟だけでなくアンデウソン・シウバとも練習する機会もあった。ブラジルで……いや世界のベストと練習することで凄く成長できた。2020年までチーム・ノゲイラに在籍していて、素晴しい時を過ごせたよ」

──今回の試合に向けては、どこで準備をしてきたのでしょうか。

「シュートボクセのディエゴ・リマの下で練習してきた。シュートボクセの練習で、僕のディフェンス能力が上がった。チーム・ノゲイラは素晴らしいチームだけど、今、僕がUFCで戦っていくにはディエゴがベストの指導者なんだ」

──多くのブラジル人選手が、米国のジムで練習をしています。わが身に置き換えて、その状況をどのように考えていますか。

「ブラジルほどトップ選手を輩出した国はない。それは最高のアカデミーが、ブラジルにあるからだ。世界中のどこを見渡しても、ブラジル人ファイターが活躍していることでも明らかだ。ブラジルにいても最高の練習ができるし、僕の場合は今いる環境、この人間関係が欠かせない。今後も、このままでブラジルを拠点に戦っていくつもりだよ」

──では土曜日の試合に関して、平良選手のどのような攻撃を一番警戒していますか。

「そこに関して、僕が言えることはしっかりと彼を分析して作戦を立ててきたといことだよ。何より、オフェンスこそベストディフェンスだ。アグレッシブに攻めることに関して、何も不安を感じていない。それだけ最高のゲーム・プランが用意されている。必ず勝ってブラジルに帰る」

──平良選手は常に組み技で試合をリードし、ここ2試合は一本勝ちを収めています。

「柔術に関しては、ブラジルが一番。誰もが分かっていること。スタンドだろうが、グラウンドだろうが、どちらの局面になっても構わない。しっかりと準備してきたからね」

──クレイジソンは柔術では何帯なのですか。

「僕は柔術の練習を始めた頃から、柔術に特化した柔術を習ったわけじゃなかった。いつもMMAのなかで柔術の練習をしてきたんだ」

──ジャングルファイトでベルトを巻いた試合では、三角絞めを担いで防ぎ、そこからポジションでも優位に立っていました。

「グラウンドだけでなく、スタンドでもMMAに必要なことは何でも備わっている。自分の柔術を信じているし、タイラを極めることだってできる。この試合、僕はアンダードッグだ。でも皆の予想を覆して、自分にトップ10と戦う力があることを証明してみせる」

■視聴方法(予定)
6月25日(日)
午前0時30分~UFC Fight Pass
午前0時00分~ U-NEXT

The post 【UFC ABC05】平良達郎と対戦──クレイジソン・ホドリゲス「攻撃は最大の防御。最高の作戦がある」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
CJ・ヴェルガラ IRIDIUM MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC キック クレイジソン・ホドリゲス シャノン・ロス 平良達郎

【UFC】平良達郎のオクタゴン4戦目の相手は、跳んで回って殴る蹴る=クレイジソン・ホドリゲスに

【写真】平良の4戦目の相手は躍動感あふれるホドリゲスとなった(C)Zuffa/UFC

27日(月・現地時間)、Iridium Sports Agencyが自身がマネージメントする平良達郎が6月24日(土・同)に開催されるUFCに出場し、クレジソン・ホドリゲスと対戦するとアナウンスしている。

UFCからは同大会に関してまだ公式発表はないが、同月8日にUFC290がラスベガスで行われることからPPVイベントではなくFight Night大会、ESPN+ショーかESPNショーとして実施されるものと予想される。同様に開催場所も未発表だ。


とはいえマネージメント・サイドが公式発表しており、この日時に平良がオクタゴン4戦目を戦うことは決定事項と捉えた良いはずだ。5月最終週のRoad to UFCファイトウィーク大会に出場という話も一部では流れていた平良の相手、ホドリゲスは2021年のコンテンダーシリーズでUFCと契約を果たした選手だ。

同シリーズ出場時点で戦績は6勝1敗のジャングルファイト・フライ級王者は、1R決着が4試合、2Rが1試合というフィニッシャー振りを発揮していた。そのホドリゲス、コンテンダーシリーズではサント・キュラトロを相手に3-0の判定勝ちで、UFCにステップアップした。

LAS VEGAS, NEVADA – SEPTEMBER 21: in their flyweight bout during Dana White’s Contender Series event at UFC Apex on September 21, 2021 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Chris Unger/DWCS LLC)

遠い距離でスピニングバックキック、ハイ、跳びヒザを多用し、近距離ではヒザやエルボーも使いこなすホドリゲスは、打撃でもマネージメントできるファイターだ。

UFCでは平良に一本負けを喫したCJ・ヴェルガラにスプリット判定負けしているが、直近の試合では体重オーバーでキャッチウェイト戦となった──豪州#01フィーダーショー=Eternal MMA出身のシャノン・ロスを相手に、左ミドルを効かせてボディの連打で59秒KO勝ちを収めている。

計量失敗はいただけないが、ツボにはまった時の強さを見せつけた。ホドリゲスは「どの距離でもインパクトのある攻撃ができる」と豪語しており、確かに遠い距離の大きな技も多用するが、中間距離の右ストレートにもKOパワーがあり、前足のミドル=左ミドルは要注意が必要だ。

LAS VEGAS, NEVADA – SEPTEMBER 21: in their flyweight bout during Dana White’s Contender Series event at UFC Apex on September 21, 2021 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Chris Unger/DWCS LLC)

また遠い距離からの攻撃を警戒させて、中間距離からの素早い踏み込みから放たれるスピニングバックフィストorエルボーも、この左の蹴りと同様に警戒したい。

組みに関しては打撃の応酬→ボディロックテイクダウン、加えてバック奪取&RNCで一本勝ちし、先に記したジャングルファイトのベルトを獲得している。また下からの三角絞めに対応して、担ぎパスも決めており柔術も普通に使いこなすといった印象だ。

3連勝の平良の対戦相手として、ファンは戦績面で物足りなく感じられるかもしれないが、気を抜くことは一切できない。逆にここで思い通りの戦いができれば、さすがにトップ15と戦う権利を得ることができるはず。

動きは派手なホドリゲスだが、粗いというよりも躍動感溢れるという見方ができる。平良としては、どの距離でも注意を怠らず──眼と手の動きの連動が求められるスタンド戦を経て、組み技&寝技でしっかりと攻勢に出たい。

The post 【UFC】平良達郎のオクタゴン4戦目の相手は、跳んで回って殴る蹴る=クレイジソン・ホドリゲスに first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
IRIDIUM K-1 News o UFC   シャノン・ロス 平良達郎

6.24『UFC Fight Night』で平良達郎とクレイドソン・ホドリゲスが対戦

【送料無料】沖縄を変えた男 [DVD]


Kleydson Rodrigues(Sherdog)

 UFCが6月24日に開催するFight Nightシリーズの大会(会場未定)で平良達郎 vs. クレイドソン・ホドリゲスのフライ級マッチが行われることをイリディウム・スポーツエージェンシーが発表。

 平良は2月の『UFC Fight Night 218: Lewis vs. Spivak』でヘスス・サントス・アギラーに1Rトライアングルアームバーで勝利して以来の試合で戦績13勝0敗(UFC戦績3勝0敗)。

 ホドリゲスは2月の『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』でシャノン・ロスに1R TKO勝ちして以来の試合。続きを読む・・・
カテゴリー
IRIDIUM News o ONE UFC シャノン・ロス

UFC:平良達郎のUFC4戦目が6月24日のクレイドソン・ホドリゲス戦に決定。

平良のマネジメントを行っているイリジウム・スポーツ・エージェンシーが発表。

クレイドソン・ホドリゲスはUFC1勝1敗で、昨年のデビュー戦はC.J.ベルガラにスプリット判定負け。ベルガラは次の試合で平良と対戦し、2R腕十字で敗れている。2戦目は今年2月にUFC0勝1敗のシャノン・ロスと対戦したが、体重オーバーの末に1R59秒でKO勝ち。

平良はUFC3連勝中・2連続フィニッシュで勝利しており、かなり物足りない相手となるが、この相手で納得できなければオファーを拒否することも出来るはず。しかし例えばランカーとの対戦を要望するとして、ランカー側としては勝っても美味しくない平良との対戦は避けたいはずで、相手にこだわるとなかなか試合が組まれなくなる可能性がある。平良サイドも、今は間を開けずに試合をこなして経験を積むことを優先しているのかもしれない。

6月24日のカードはこれのみしか発表されておらず、開催地も未定。完全な推測となるが、昨年も6月からRoad To UFCシンガポール大会からスタートしており、この大会の前後で行われるということであれば、6月24日もシンガポール大会になるかもしれない。