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MMA MMAPLANET o UFN UFN233 エッガー ステファニー・エッガー ルアナ・サントス

【UFN233】ケージに押し込み、大腰。首相撲も投げたルアナ・サントスがエッガーに判定勝ち

<女子バンタム級/5分3R>
ルアナ・サントス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ステファニー・エッガー(スイス)

間合いの測り合いのなかで右ハイを繰り出したエッガー。サントスが右オーバーハンドから左ジャブを当てる。このオーバーハンドから左というパターンがハマり、後退したエッガーに右ボディストレートをいれたサントスがまずペースを掴む。エッガーも右フックを返し、その腕をサントスが取ろうとする。エッガーは無意識にファイトショーツのバストの部分を掴んでしまっており、ブレイクが入る。

再開後の打撃戦からクリンチに移ると、ケージに押し込んだサントスが大腰を仕掛ける。堪えたエッガーはケージに押し込まれ状態が続き、カンヌキからヒザ蹴りを見せる。サントスはカンヌキから左腕を抜き、再び大腰も投げるることはできなかった。

2R、右を当てたエッガーが続く右を空振りし、前方バランスを乱す。クリンチでヒザを出し合い離れた両者、蹴りから左オーバーハンドとサントスが前に出る。エッガーも右を振るって前に出て、ここでクリンチに。ついに腰に乗せて投げ切ったサントス、エッガーが直ぐに立ち上がりバックにつく。胸を合わせたエッガーがヒザを突き刺し、試合は再び打撃の間合いに。ジャブを2発ヒットさせたサントスに対し、殴られても手を出すエッガーがワンツーを打ち返す。効かされたサントスが組みついてケージにエッガーを押し込み、時間となった。

最終回、首相撲のエッガーを投げたサントスが、袈裟固めで抑える。ここから腕を狙うサントスとバックを取りかかるエッガー。後者が優位に立つと、サントスがスクランブルを選択する。サントスはケージにエッガーを押し込む。残り2分、打撃の間合いになってもサントスが即クリンチに移行する。このまま時間が経過し、残り50秒でレフェリーがブレイクを命じた。

ここもすぐに組みに行ったサントスに対し、エッガーは首相撲へ。ラウンド序盤のように投げにいったサントスは、その前に背中を取られる。ヒザをついたサントスは、バックを譲った形でタイムアップを迎えた。結果、組み勝ち打撃の有効打を許さなかったサントスが判定勝ちした。


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AB F1 o Road to UFC Road to UFC2023 UFC エッガー キック シャノン・ロス ステファニー・エッガー ソン・ケナン ティム・エリオット パク・ジョンヨン パク・ヒョンソン リッキー・シモン ルアナ・サントス 平良達郎

UFC on ESPN+91:オッズ/予想と展望

ソン・ヤドン 1.25
クリス・グティエレス 4.10
アンソニー・スミス 2.90
カリル・ラウントリーJr. 1.43
ナスラット・ハクパラスト 1.49
ジェイミー・ムラーキー 2.70
ティム・エリオット 1.69
ス・ムダルジ 2.24
パク・ジョンヨン 1.57
アンドレ・ムニス 2.45
ソン・ケナン 2.24
ケビン・ジュセ 1.68
パク・ヒョンソン 1.17
シャノン・ロス 5.25
ティーブ・ガルシア 3.20
メルキザエル・コスタ 1.37
ルアナ・サントス 1.65
ステファニー・エッガー 2.30
平良達郎 1.18
カルロス・ヘルナンデス 5.10
ハヤネ・アマンダ 1.60
タリタ・アレンカー 2.40

本来は上海大会の予定だったが、突然説明なくAPEX大会に変更。関係者からの情報も流れてくることなく、なぜ開催地が変わったのか理由は不明なままとなっている(完全な憶測だが、中国当局から開催許可が折りなかったのでは)。合わせて、同大会で行われる予定だったRoad To UFC2023決勝戦についてもアナウンスが無く、来月行われる2大会のカードもほぼ出揃っているため、最速でも2月以降になると見られる。

それに合わせてビザの問題などでカードが次々と変更。さらにRoad To UFC決勝が予定されていた分の試合を急遽詰め込んだりと、直前になってもまだ試合の変更が続いている。

メインは当初から中国大会のトリを飾る予定だった、中国No.1プロスペクト・ソン・ヤドンとランキング15位グティエレスの対戦。ヤドンは明らかにプッシュされたマッチメイクだったが、テイクダウンの対処に穴があり、連勝がストップ。しかしそこから弱点を克服して再浮上。飛び級で組まれたサンドヘイゲン戦では打撃で打ち負けてTKO負けしたが、前戦では苦手とするレスラーのリッキー・シモンのテイクダウンを凌いで打撃で仕留めての勝利。今月2日に26歳になったばかりで、ランカー最年少。

グティエレスはランキングこそ15位だが、UFCでは8勝2敗1分け。ヤドンと比べて、なかなかチャンスが与えられないだけに、数少ないチャンスをモノにしたいはず。ストライカーでカーフキックの名手。

オッズは意外なほどの大差でヤドン優勢。予想はヤドンのKO勝ちだが、グティエレスも打撃が強く、打撃勝負になったとしてもヤドンが楽に勝てるとは限らない。

平良は10月に組まれていた試合が相手の都合により流れたが、なんとか年内にUFC5戦目に臨むことができた。ここまでは対戦時点での相手のUFC戦績は0勝1敗、1勝1敗、0勝0敗×2と、ド前座の相手としか戦うことができなかったが、今回もUFC2勝1敗の相手。ランカークラスとの対戦に拘ると年内に試合をすることが難しかっただろうから、致し方ない。ヘルナンデスは距離を取っての打撃でポイントアウトするスタイルで、アマチュアのキック・ムエタイのキャリアはあるが、プロでのKO勝利はゼロ。怖さはない。オッズは平良が圧倒的フェイバリット。今年もトラブル続きだったが、最後はきっちりとフィニッシュ勝利して来年に繋げたい。

その平良以上にオッズで優勢になっているのは、昨年のRoad To UFCフライ級ウィナーのパク・ヒョンソン。しかしヒョンソンが評価されているというより、相手のロスがコンテンダーシリーズでは負けたが盲腸炎を押しての出場ということで根性が認められてのUFC契約であり、UFC本戦では2試合続けて1分持たずにKOされているレベルのため。逆にこの相手に苦戦するようだと、Road To UFCのレベルが疑われる。

第1試合開始は10日朝9時半から。速報します。

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o RIZIN UFC エッガー ステファニー・エッガー

UFC on ESPN49:第1試合・アシュリー・エバンス・スミス vs. アイリーン・ペレス

女子バンタム級

エバンス・スミスは2年半ぶりの復帰戦。脊椎の手術と、USADAの検査でステロイドが検出され、14ヶ月の出場停止(医師が誤って投与したことが証明されたために短縮)明けの初戦となる。ここまでUFC3勝5敗で、最後に勝ったのは2018年4月。バックボーンはレスリング。36歳。

アルゼンチンのペレスは昨年9月のパリ大会でUFCデビュー。欠場選手の代役として試合1週間前の緊急出場で、フェザー級で元RIZINファイターで柔道エリートのステファニー・エッガーに投げられまくり、最後は亀からチョークを取られて一本負け。テイクダウンからのパウンドが武器の28歳。

間合いを詰めたエバンス・スミスにペレスがパンチの連打をヒット。さらにタックルへ。テイクダウン。亀になったエバンス・スミス。バックを狙うペレスだが、エバンス・スミスが向き直りハーフに。ガードに戻したエバンス・スミスだが、ペレスはエバンス・スミスの頭をケージに押し込みながらパウンドを打ち込んでいく。背中越しに腕をホールドするとパウンドラッシュ!打たれまくるエバンス・スミス。若干後頭部にも当たっているが。動かず打たれ続け、このままではストップされかねないというところで立った。が、すぐにペレスが四つからテイクダウン。サイドからマウント。エバンス・スミス亀になりバックマウントで体を伸ばされる。向き直ってまたマウントに。しかしケージを蹴ってなんとか脱出。立ち上がるがペレスがフルスイングのパンチ連打を入れる。そこからシングルレッグ。なんとかこらえてブラウン肘を入れるエバンス・スミス。ようやく離れた。しかしダメージが見えるエバンス・スミス。残りわずかで出たところにペレスがタックルでスタンドバックに回った。ホーン。

1Rペレスが圧倒。

2R開始とともに、ペレスがパンチから胴タックルで簡単にテイクダウン。亀になったエバンス・スミス。立ったがスタンドバック。バックから肘。正対したエバンス・スミス。入れ替えて肘を入れ離れたエバンス・スミスだが、また組まれてボディロックからテイクダウンを奪われた。ペレスはサイドから肘。身動きが取れないエバンス・スミス。逃れる動きもないエバンス・スミス。ペレスもこのラウンドは押さえ込んでじっくり攻めている。亀になったエバンス・スミス。バックマウントに行こうとしたペレスだが、エバンス・スミス立った。しかしなおもスタンドバック。反転した瞬間にダブルレッグで倒す。しかし再び立つと振りほどいたエバンス・スミス。ペレスもちょっと疲れたか。残り30秒で距離を取るペレス。エバンス・スミスが打撃を出すがペレスがタックルで倒したところでホーン。

2Rペレス。

3Rも開始直後にペレスが胴タックルでテイクダウン。すぐ立ったエバンス・スミスだが、またスタンドバック。バックから殴るペレス。正対したエバンス・スミスだがダブルアンダーフック。ペレステイクダウン。ハーフ。身動きが取れない状態でペレスは左膝でエバンス・スミスの右腕を殺しパウンドラッシュ。なんとかケージを蹴って逃れたエバンス・スミスだがなおもハーフ。マウントに。エバンス・スミスケージを蹴って脱出するが、またスタンドバック。またボディロックからテイクダウン。また亀から立つ→スタンドバックの無限ループ。正対するとペレスの強引投げ。こらえたが、また胴タックルで倒された。ハーフ。残り1分。ペレスマウント。もはやフィニッシュを取るかどうかだけが見どころだが、バックマウントから股下を抜けたエバンス・スミスが立った。タイムアップ。

15分間、まったくいいところを出せなかったエバンス・スミス。

30-25×2、30-26の3-0でペレスがUFC初勝利。尻振りダンスを見せるペレス。

ドミネイト・オブ・ザ・イヤー候補。圧倒し続けたペレス。が、ペレスが良かったというより、エバンス・スミスがあまりにも簡単にテイクダウンされすぎた。UFC0勝1敗の相手にこの内容では厳しい。

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MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN223 イリーナ・アレクシーワ エッガー ステファニー・エッガー

【UFN223】完全喧嘩ファイターが見せた──華麗なるビクトル投げ。アレクシーワが怖い一本勝ち

<女子バンタム級/5分3R>
イリーナ・アレクシーワ(ロシア)
Def.1R2分11秒by ヒザ十字
ステファニー・エッガー(スイス)

左ロー、左ミドル、右ロー、そして左ハイと蹴りを多用するアレクシーワが、右を振るって前に出る、エッガーも右カーフを入れ、粗い打撃戦のなかで思い切り右を振るっていく。それ以上の振りのアレクシーワが、右を振りまわしてエッガーを下がらせる。それでも組んでクリンチい持ち込んだエッガーがバックへ。アレクシーワはビクトル投げへ。ヒザ立ちで耐えるダッカ―に対し、横回転から右ヒザを伸ばしたアレクシーワが一本勝ちを手にした。

UFC30年、女子選手のヒザ十字での勝利は4度目とのこと。粗い蹴り、粗いパンチ、正確なヒザ十字のアジャスト、勝利の舞とその表情、ウィナーコール後の絶叫、全てが怖いイリーナ・アレクシーワだった。


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BELLATOR KINGレイナ MMA o RIZIN UFC エッガー キック

UFC on ESPN+81:第3試合・ステファニー・エッガー vs. イリーナ・アレクシーバ

女子バンタム級だったが、アレクシーバが4ポンドのオーバーでキャッチウェイトに。

RIZINファイターエッガー(KINGレイナに判定勝ち)。スイスの柔道エリートで、MMAでも柔道の投げを強引に仕掛けて袈裟固めという展開が多い。UFC3勝2敗。MMAファイターとしての完成度は低いが、柔道のスキルだけで勝てている。34歳。

UFCデビュー戦のアレクシーバはロシアン・ロンダの異名を持つ通り、こちらも柔道バックボーンで、ロシア選手権で3度準優勝。前戦は21年のBellatorロシア大会で、ビザの問題や肩の手術などで、UFCデビューまで1年半のブランクが開いた。異名通りこちらも柔道を主体とした戦い方をする。MMA4勝1敗の32歳。

パンチを打ち込んでいくアレクシーバ。エッガーカーフキック。体がくの字に曲がるアレクシーバ。またカーフ。かなり嫌そうな受け方。新井パンチを振り回して出るアレクシーバ。組むと強引に首投げを狙ったが、抜けてスタンドバックを取られる。しかしアレクシーバはビクトル投げから膝十字へ!膝を伸ばしてタップアウト!

1R一本で快勝したアレクシーバだが、大幅体重オーバーはいただけないし、打撃荒すぎ、最後の首投げも強引すぎで何もかも雑。最後の膝十字だけは鮮やかだった。

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LFA MMA MMAPLANET o RENA RIZIN RIZIN LANDMARK05 UFC UFN UFN223   エッガー カイオ・ボハーリョ クレア・ロペス コディ・ダーデン ジェイク・コリアー ジェイミーリン・ホース ジュリアン・エロサ ジョシュ・クィンラン ステファニー・エッガー ソン・ヤードン チャールズ・ジョンソン トレイ・ウォーターズ フェルナンド ブライアン・ケレハー ヘイリー・カーワン ホドウフォ・ヴィエイラ マルコ・ホジェリオ・デ・リマ マルティン・ブダイ リッキー・シモン ワルド・コルテスアコスタ

【UFN223】3度目の正直へ。ヘイリー・カーワンが語っていた「アクロバチックタンブリンとMMA」

【写真】下のコンテンダーシリーズの時とは、まるで表情が違ったカーワン。インタビューの3日後に病院に運ばれてしまった…… (C)MMAPLANET

29日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN223:UFN on ESPN+81「Song vs Simon」が開催され、オープニングマッチの女子バンタム級戦でヘイリー・カーワンが、3度目の正直となるオクタゴン初陣をジェイミーリン・ホースと戦う。

昨年のコンテンダーシリーズでUFCと契約を果たしたカーワンは2月25日にアイリン・ペレス戦でデビューを迎える予定だったが、計量前夜に卵巣嚢胞破裂による出血が見られてドクターストップに。


1カ月後の3月25日にタミレス・ヴィダルと仕切り直しのオクタゴン・デビュー戦では、対戦相手がドクターストップとなりまたも試合が流れた。

今大会、ジェイミーリン・ホース戦が組まれたカーワンが注目されるのは、彼女は器械体操、チアリーディング、そしてアクロバチックタンブリンという競技で成功を収めた後に、MMAに転向したというキャリアの持ち主だからだ。

明日のRIZIN LANDMARK05でRENAと戦うクレア・ロペスもMMAPLANETのインタビューで器械体操の経験が、如何にMMAに生きるのかを話しているが、そのロペスにはムエタイ&柔術という格闘技経験があった。

対してカーワンにはMMAを始めるまでコンバットスポーツの経験はなかった。彼女は6歳で器械体操を始めると、高校時代にはチアリーディング選手権、そして大学時代にはアクロバチックタンブリングのチーム戦で2度のオールアメリカンに輝き、個人部門でもナショナル選手権で優勝を果たしている。

大学卒業後、他の大学の指導者となった彼女はその職を辞して地元で就職をしてからMMAジムを訪れる。ここで現在の夫であり、ヘッドコーチのジェイク・ブレナンから「本気でやれるなら、世界チャンピオンを目指せる」と言われ、そのまま会社を辞めてプロMMAファイターを目指すこととなった。

アマ3連勝後にLFAでのプロデビュー戦で黒星を経験するが、その後はLFAがUFC Fight Passでストリーミングが始まったショーで戦うなど常に注目された状態で戦績を重ね、結果として格闘技的にはズブの素人だった彼女は5年で最高峰に辿り着くことになった。

体操系の競技、しかも日本ではほとんど知られていないチアリーディングとマット運動が混ざったようなチーム競技で養われたフィジカルと運動神経が、如何にMMAで役立つのか。

ここでは最初のデビュー戦直前、2月にMMAPLANETが行ったカーワンのインタビューからアクロバチックタンブリンとMMAの相関関係を語った部分を切り取り、ここでお伝えしたい。

ヘイリー・カーワン

「アクロバチックタンブリンは女子だけ行う体操競技で、器械体操にアクロバットの要素を加えたモノ。女子同士が、互いの体を抱え上げて、放り投げ、またキャッチしたり、ホント器械体操に近い競技よ。

チアリーディングのように男の人がいなくて、私は飛び跳ねて、人の支え=ベースもやり、頭の上で他の子を抱える役割と全てをこなしたわ。

体操競技はMMAだけでなく、どのスポーツに転向しても役立つモノよ。自分の体を知り、頭の体のコーディネーションがスムーズだから、他に何を学ぶにしてもスンナリと体にも頭にも入って来て動くことができるから。

体の軸が抜群に強くて、バランスが良い。体は強度があり、柔軟性がある。パーフェクト・ファイターになれる基盤をアクロバチックタンブリンで身に付けることができたともいえるわ。

コンバットスポーツで身に付ける必要があるテクニックって、軸が大切でバランスを取れないといけないでしょ? そしてフレキシブルだし、言うことない。

何よりアジリティはスバ抜けているわ。だって、スピンしながジャンプしたと思ったら、今度はキャッチする側に回るのだから。それに体操の動きは、とてもレスリングに役立ったわ。体の使い方が似ているの。

打撃に関しては素早さと柔軟性が役立ったと思うけど、バランスという部分ではレスリングに一番役立ったわ。あっ、レスリングだけでなく柔術も含め、全てのグラップリングに役立っているはずよ。

もちろん競技的はアクロバチックタンブリンは自分との戦い、パフォーマンスを評価されるもの。でもMMAは相手が私を殴ってきて、投げて、極めにくる。自分を磨く時に、対戦相手がいることを考える必要があるのがMMA。相手によって練習内容も変って来るし。自分たちの持つべき技術を伸ばせば良いっていうことがないのが、コンバットスポーツだから。

だから体操競技がいくらMMAに役立つとしっても、違いの方が大きい。だからMMAを学ぶことが楽しくてしょうがない。しかも対戦相手ごとに、自分のすべきことに変化が加わって、色々な動き、技術を身に付けることができるわけだし」

カーワンとロペスの共通点は、一つの競技を十分にやりつくし、新しいことにチャレンジしたくなったということ。

「ファイトと練習、全ての要素が継続して繋がっている。そんなMMAのアスペクトが大好き」と言っていたカーワンが、UFCという舞台でどのようなファイトを繰り広げるか。

コーディネーションに長けているという利点を持つというカーワンだが、その実、動きのなかで思考が止まったように体が固まることが過去にあった。相手が自分を壊しにくることで、思考と体が止まるのは格闘競技の最大の特徴だ。

そこをスムーズにするのは、精神力の強化のみ。運動と戦いの溝を埋める精神力がカーワンに伴っているようであれば、オクタゴンのなかでも抜群の結果をもたらすだけの運動神経を彼女は持っている。非常に興味深い、ヘイリー・カーワンのUFC初陣だ。

■視聴方法(予定)
4月30日(日・日本時間)
午前5時30~UFC FIGHT PASS

<バンタム級/5分5R>
ソン・ヤードン(中国)
リッキー・シモン(米国)

<ミドル級/5分3R>
カイオ・ボハーリョ(ブラジル)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
コディ・ブランデージ(米国)
ホドウフォ・ヴィエイラ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ジュリアン・エロサ(米国)
フェルナンド・パディーリャ(メキシコ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
マルコ・ホジェリオ・デ・リマ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・クィンラン(米国)
トレイ・ウォーターズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
マルティン・ブダイ(スロバキア)
ジェイク・コリアー(米国)

<フライ級/5分3R>
コディ・ダーデン(米国)
チャールズ・ジョンソン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ステファニー・エッガー(スイス)
イリーナ・アレクシーワ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ケレハー(米国)
ジャーニー・ニューソン(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ヘイリー・カーワン(米国)
ジェイミーリン・ホース(カナダ)

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F1 MMA News o UFC   ウィリアム・ナイト エッガー カールストン・ハリス ジョーダン・ライト ステファニー・エッガー ビリー・ゴフ マイラ・ブエノ・シウバ マルチン・プラチニオ モハメド・ウスマン

2.18『UFC Fight Night 219』でリナ・ランスバーグ vs. マイラ・ブエノ・シウバ等複数の試合が判明


 UFCが2月18日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 219: Vera vs. Sandhagen』でリナ・ランスバーグ vs. マイラ・ブエノ・シウバの女子バンタム級マッチが行われることをAg. Fightが確認したとのこと。

 ランスバーグは昨年10月の『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』でカロル・ロサに判定負けして以来の試合で3連敗中。現在UFC女子バンタム級ランキング12位。シウバは昨年8月の『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』でステファニー・エッガーに1Rアームバーで勝利して以来の試合で2連勝中。現在UFC女子バンタム級ランキング14位。


 同じく『UFC Fight Night 219: Vera vs. Sandhagen』でウィリアム・ナイト vs. マルチン・プラチニオのライトヘビー級マッチが行われることをMMAJunkieのノーラン・キング記者が確認したとのこと。

 ナイトは昨年4月の『UFC on ESPN 34: Luque vs. Muhammad 2』でデヴィン・クラークに3R TKO負けして以来の試合で2連敗中。プラチニオは昨年4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でフェリペ・リンスに判定負けして以来の試合。両者は昨年11月の『UFC Fight Night 215: Nzechukwu vs. Cutelaba』で対戦予定でしたが中止されていました。今回は仕切り直しマッチになります。


 同じく『UFC Fight Night 219: Vera vs. Sandhagen』でカールストン・ハリス vs. ラミズ・ブラヒマイのウェルター級マッチが行われることをハリスがインスタグラムで発表。

 ハリスは昨年2月の『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』でシャフカット・ラフモノフに1R KO負けして以来1年ぶりの試合。ブラヒマイは昨年2月の『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』でマイケル・ギルモアに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来1年ぶりの試合。


 同じく『UFC Fight Night 219: Vera vs. Sandhagen』でテンバ・ゴリンボと対戦予定だったビリー・ゴフが欠場、代わりにA.J.フレッチャーがゴリンボと対戦することをEuroSportのマルセル・ドルフ記者が確認したとのこと。

 フレッチャーは昨年8月の『UFC 278: Usman vs. Edwards 2』でアンジェ・ルーサに判定負けして以来の試合で2連敗中。


 同じく『UFC Fight Night 219: Vera vs. Sandhagen』でザック・パウガ vs. ジョーダン・ライトのライトヘビー級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 パウガは昨年8月の『UFC on ESPN 40: Santos vs. Hill』で行われたUFCデビュー戦でモハメド・ウスマンに2R KO負けして以来の試合。ライトは昨年10月の『UFC Fight Night 212: Grasso vs. Araujo』でドゥスコ・トドロヴィッチに2R TKO負けして以来の試合で3連敗中。続きを読む・・・
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KINGレイナ o RIZIN UFC エッガー マイラ・ブエノ・シウバ

UFC on ESPN+67:第1試合・ステファニー・エッガー vs. アイリーン・ペレス

女子フェザー級

スイスのエリート柔道家エッガーはRIZINKINGレイナに完勝。UFCでは代役で出場した初戦はテイクダウンされる展開で判定負けしたが、そこから柔道の投げからの攻めで2連勝。が、前回はマイラ・ブエノ・シウバに首投げで投げてパウンドを入れる際にガードからの腕十字を取られて一本負け。打撃には穴がある。今回は初のフェザー級での試合。

当初は数少ない女子フェザー級ファイターのザラ・フェアン・ドス・サントスと対戦予定だったが、1週間前に欠場。UFCデビューとなるペレスとの対戦に。アルゼンチンのペレスは27歳。アルゼンチン・ブラジル・パラグアイなどでキャリアを積み7勝1敗。しかし相手のレベルは不明。1敗は反則負け(グラウンド膝)。本来はバンタム級の選手。スタンドの打撃はパワーがあるもののディフェンスが甘い。テイクダウンからグラウンドで上を取りパウンドを落としていくスタイル。

タックルに入ったペレス。エッガー首投げでテイクダウンすると袈裟固め。ガードに戻すペレスだが、エッガーパスして横四方→上四方へ。肘を落とす。ペレスうつ伏せになるとタックルへ。そのまま立つ。エッガーまた強引に首投げ。首がスッポ抜けたが腕を巻き込んで投げる。サイドにして肘を落とすエッガー。亀からたったペレス。エッガーバックに回ろうとするが、ペレスが首を抜いて逆にバックに回ると立った。バックブローからパンチ連打で突っ込むと、エッガーまた強引に首投げを狙う。ペレスこらえてホーン。

1Rエッガー。しかし首投げが強引過ぎる。それでもテイクダウン出来ているが…。

2R。パンチを打ち込むペレス。エッガーまた強引に組み付いていく。そしてまた首投げ。ボディロックでこらえるペレス。さすがに読まれている。シングルレッグに行くペレスにエッガーキムラから後方に投げたが、ペレスが先に起き上がって上を取る。今度はエッガーがシングルレッグに入りながら立つ。ボディロック。ケージでこらえるペレス。残り2分。四つから投げたエッガー。ハーフからパウンドを落とすと、ペレスが亀になりバックマウント。パウンドを打ちながらチョークを狙うエッガー。腕十字も狙っている。腕をつかんでチョークを防いでいるペレス。残り10秒でチョーク!がっちり入りタップアウト!

バックボーンの柔道だけで勝っている典型的なタイプのエッガー。ロンダ・ラウジーのそんなに強くないバージョン。それでも前座ではある程度勝てているが。

ペレスは急な出場で対策する時間もなかったので致し方ないか。

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【UFN209】計量終了 初のフランス大会で知る──欧州の今。ゴミス×エレンズの仏蘭初陣対決に要注目

【写真】フェイスオフからもフレンチ・ナックモエ×ダッチ・キックボクサー的に見えるゴミス×エレンスだ(C)Zuffa/UFC

3日(土・現地時間)、フランスは花の都パリのアコー・アリーナで開催されるUFN209:UFN on ESPN+67「Gane vs Tuivasal」の計量が、2日(金・同)に行われた。

2020年1月からMMAが解禁されたフランスで、ついにUFCが大会を開く。メジャーでは2020年10月、そして今年の5月にアコー・アリーナよりも、ベルシーの名が馴染む同アリーナで大会を成功させている。

満を持してのUFCのフランス進出、そのメインは暫定ながらヘビー級タイトルコンテンダーであるフランス人ファイター=シリル・ガンヌが5試合連続KO勝ちのタイ・ツイバサを迎え撃つ。


ヘッドラインを筆頭にフランス勢は5人が出場する今大会、全12試合で北南米からの遠征組は7人、豪州から2名と欧州勢中心のカード編成となっている。

ヨーロッパ中心といっても英国&アイルランドからはナサニエル・ウッドのみの参戦で、ユーロUFCの豊かな人材が実感させられるパリ大会だ。

そんななか注目したいのは、フェザー級のフランス✖オランダ対決=ウィリアム・ゴミス×ヤルノ・エレンズ──メインカードに組み込まれた、デビュー戦同士のマッチアップだ。

ジャグアー=ジャガーの異名を持つゴミスは戦績10勝2敗、本来はベルシーから10キロ、パリ15区にあるパレ・デ・スポール内ドーム・ドゥ・パリで2日に開かれたアレスFCに出場予定だったファイター。

アレスFCは2019年12月にアフリカ・セネガルで活動を始め、コロナの時代となるとベルギー大会が2度キャンセルされ、昨年12月からパリで定期開催されているMMAイベントだ。MMA解禁後のフランスで、母国ファイターだけでなく国際戦を組み、同国のMMAファイターの強化を大いに後押ししている。

母国にイベントがなかった時代、パウンド禁止の100% Fightから英国や中東をステップアップの地に定めていたゴミスは、結果的にアレスFCからUFCとの契約を勝ち取った。

対するキック王国オランダのエレンズは、キャリア13勝3敗1分。最近ではLevels Fight Leagueが奮闘しているもののキック王国が故に世界標準のMMA大会がなかなか根付かない母国でなく、ドイツから彼もまたUAEWと中東を目指し、最後はBRAVE CFのドイツ大会からステップアップを果たした。

ゴミスはムエタイ基調で、相手の攻撃を良く見る目を持っている。攻撃を見切ってからの攻撃手段は打撃だけでなく、ムエタイ流クリンチ&バック奪取、そしてダブルレッグというMMA流にアレンジした動きを見せる。

対してエレンズは、ザッツ・キックボクサー。振り下ろすロー、奥手でも果敢にボディストレートを打ち、前に出てきた相手にはMMAでも常套手段となった右アッパーを突き上げる。組みに関しても、オランダ人ファイターらしく柔道の投げ技を駆使し、柔術的な寝技も駆使している。

組みに関しては互いに攻めの姿勢を持つ両者だが、倒してから仕留めるという部分ではゴミスは削ってスタンド、エレンズはサブミッションで仕留める傾向が強く、そのファイト・アイデンティティは違ってくる。

そんな点も含め、ヨーロッパ──西ヨーロッパ大陸の今を知ることができるゴミス×エレンズの顔合わせといえよう。

■視聴方法(予定)
9月4日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN209計量結果

<ヘビー/5分5R>
シリル・ガンヌ: 247ポンド(112.03キロ)
タイ・ツイバサ: 266ポンド(120.65キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロバート・ウィティカー: 186ポンド(84.37キロ)
マーヴィン・ヴェットーリ: 186ポンド(84.37キロ)

<ミドル級/5分3R>
アレッシオ・デキリコ: 186ポンド(84.37キロ)
ロマン・コピロフ: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス: 155ポンド(70.31キロ)
ジョン・マクデッシ: 154.5ポンド(70.08キロ)

<フェザー級/5分3R>
ウィリアム・ゴミス: 146ポンド(66.22キロ)
ヤルノ・エレンズ: 146ポンド(66.22キロ)

<フェザー級/5分3R>
シャルル・ジョーダン: 145.5ポンド(66.0キロ)
ナサニエル・ウッド: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
ダスティン・ストーツフス: 186ポンド(84.37キロ)
アブスピアン・マゴメドフ: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
フェレス・ジアム: 156ポンド(70.76キロ)
ミハウ・フィグラック: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
ナソーディン・イマボフ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョアキン・バックリー: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
ブノワ・サンドニ: 156ポンド(70.76キロ)
ガブリエル・ミランダ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
カリド・タハ: 135ポンド(61.24キロ)
クリスチャン・キニョネス: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アイリン・ペレス: 144.5ポンド(65.54キロ)
ステファニー・エッガー: 145ポンド(65.77キロ)

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UFC on ESPN+67:UFCパリ大会オッズ/予想と展望

シリル・ガーン 1.19
タイ・ツイバサ 5.10
ロバート・ウィテカー 1.48
マーヴィン・ヴェットーリ 2.80
アレッシオ・デ・キリコ 1.91
ローマン・コピィロフ 1.91
ジョン・マクデッシ 2.95
ナスラット・ハクパラスト 1.43
ウィリアム・ゴミス 1.47
ヤルノ・エレンス 2.85
シャルル・ジョーデイン 1.71
ナザニエル・ウッド 2.20
アブス・マゴメドフ 1.36
ダスティン・シュトルツフス 3.30
ファレス・ジアム 2.65
ミハウ・フィグラク 1.51
ナッソーディン・イマヴォ3.55
ホアキン・バックリー 3.15
ブノワ・サン・デニ 1.35
ガブリエル・ミラン3.40
カリッド・タハ 1.83
クリスチャン・キニョネス 2.00
ステファニー・エッガー 1.38
アイリーン・ペレス 3.20

長くMMAイベントが禁止されていたフランスでの初のUFC。禁止されていた理由は、フランスでは権力を持っている柔道連盟がMMAに反対していたためで、単にイベント開催が行えないだけでなく、柔道家MMAを教えていた場合は柔道界から追放されるというような厳しいものだった。2020年になってようやくMMAイベントが解禁されている。なお、BellatorはUFCに先んじて解禁初年の2020年にパリ大会を開催した。

メインはフランス人初のUFC正王者を目指す、元暫定王者のガーンが登場。キックがバックボーンのガーンはキャリアわずか3戦でUFCと契約し、7連勝で暫定王座を獲得。しかし、今年1月の正王者フランシス・ガヌーとの王座統一戦では、序盤は距離を取ってのアウトボクシングで優勢に試合を進めていたが、3R以降はテイクダウンで固められる展開で逆転判定負け。その試合でMMA初黒星を喫してからの再起戦となる。

相手のツイバサは、ガーンと同じく無敗でUFCと契約すると連勝。4戦目で地元オーストラリアでのメインを張ったが、元王者のJDSにTKO負け。そこから3連敗で一時は星を落としていた。が、2020年から5連続KOで5連勝中。試合後にシューズにビールを注いで飲み干すというシューイのパフォーマンスがすっかりおなじみとなり、現在は会場人気も抜群。が、さすがに今回ばかりはアウェイだろう。

オッズは意外にも今大会一番の大差でガーンがフェイバリット。地元補正もあるし、ガーン優勢は当然だが、ここまで差がつくとは思わなかった。一発KOで勝ち続けているツイバサだが、ガーンのように距離を取って打ち合わないスタイルの選手は相性が悪いか。

ガーン判定勝ちと予想。

同大会ではGloryウェルター級王者のセドリック・ドゥンベのUFCデビュー戦も予定されていたが、MMAキャリア2戦のドゥンべに対し、相手のダリオン・ウィークスは5勝2敗(UFC0勝2敗)だったため、フランスMMA連盟の独自ルール「キャリア10戦以内の選手は、5試合以上試合経験の差がある相手と組んではいけない」によって試合が消滅している。

フランス人ファイターでは他に、UFCデビューから4連勝中の女子フライ級ファイター・マノン・フィオロや、かつて佐々木憂流迦に勝利し、UFC戦績3勝1敗だったのにもかかわらず再契約されなかったものの、今大会前に再契約を果たしたタイラー・ラピルスなどの有望な選手もいて、いずれも今大会出場予定だったが、欠場となっている。

第1試合開始はヨーロッパ大会のため4日日曜日の午前1時から。速報します。