カテゴリー
AB MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase339 キック 松本光史 西尾真輔

【Pancrase339】松本が西尾の強打を封じてグラウンドでコントロール。判定勝利で連敗脱出

【写真】松本が1~3R通してテイクダウン&トップキープを繰り返して勝利を掴んだ(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
松本光史(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
西尾真輔(日本)

松本が右のカーフキック。パンチの打ち合いのなかで、西尾の左フックをかわして組みつく。西尾は松本をがぶり、立った状態でヒザ蹴りを連打する。距離が離れると松本は右のカーフキック。西尾はジャブと左フック、右フックで前に出る。

松本は西尾の右に右ストレートを返し、今度は西尾が組んで松本をケージに押し込む。距離が離れると西尾の左フックを空振りさせ、松本がダブルレッグでテイクダウンする。松本はハーフガードでトップキープし、残り1分を切ったところでサイドポジションに出る。

松本はノースサウスチョークも狙いつつ、終了間際にボディへのヒジ打ちと顔面にパンチを落とす。このラウンドはジャッジ3名とも10-9で松本にポイントをつけた。

2R、松本は右のカーフキックとジャブ。西尾の左を空振りさせて組みつき、西尾をケージに押し込む。一旦距離が離れると松本がテイクダウンも織り交ぜながらジャブをつき、西尾に組みつく。

ここで西尾がノーアームギロチンで締め上げるが、松本は頭を抜いてハーフガードでトップキープする。

肩固めを狙いつつパスガードも狙う松本。西尾のブリッジに対してもしっかりトップキープして、再びパスガードしてサイドポジションへ。

残り40秒でマウントポジションへ移行して、そこから肩固めも狙う松本。このラウンドも松本がグラウンドで西尾を圧倒し、ジャッジ3名とも10-9とし、1・2Rを松本が取る形となった。

3R、西尾が左フックから前に出る。松本も右フックと右ローを見せ、西尾の首と足を抱えながら組み、そのままケージに押し込んでテイクダウンする。西尾は松本の首を抱え、松本がケージに押し込む時間が続く。

西尾が立ち上がると、松本がダブルレッグで寝かせる。西尾がブリッジを効かせて強引に逃げようとすると、松本はバックに回って両足をフックする。松本がチョークを狙ったところで試合終了となった。

西尾の強打をテイクダウン&組み技で制し、連敗脱出を果たした松本。

試合後「ちょっと煮え切らない試合だったかもしれないけど、鎬を削る試合だったと思います。みなさんもうまいもん食べて、また明日から頑張ってください」と来場者にメッセージを送った。


The post 【Pancrase339】松本が西尾の強打を封じてグラウンドでコントロール。判定勝利で連敗脱出 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
KTT MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase338 Pancrase339 Road to UFC UFC YouTube キム・サンウォン チャンネル パンクラス パン・ジェヒョク ライカ 三宅輝砂 丸山数馬 井村塁 前田浩平 名田英平 大塚智貴 平岡将英 平田丈二 松本光史 櫻井裕康 海外 矢澤諒 糸川義人 荒井勇二 西尾真輔 重田ホノカ 鈴木悠斗 高城光弘

【Pancrase338】RTUからの再起戦。名田英平と戦うキム・サンウォン「岩のよう。ぶち壊していこうと」

【写真】仕上りの良さを感じさせたキム・サンウォン。彼のような選手の来日は非常に貴重だ(C)MMAPLANET

明日12日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるPANCRASE338で名田英平と対戦するキム・サンウォン。

Road to UFCで悲願の契約を目指していたキム・サンウォンだが、8月の準決勝でイー・チャーに敗れ──一旦はその道は断たれた。そしてリスタートに選んだのはパンクラスのケージだった。


──Road to UFC準決勝で敗れた、最大の目標に辿り着かなかった時はどのような気持ちでいましたか。

「あの試合の時はコンディションが良くなかったので、本当に悔しかったです」

──リスタートをする時に、パンクラスで戦うことを決めたのは?

「来たオファーは全て受けるつもりでいましたが、そのなかでもパンクラスが一番に声を掛けてくれたので、出場することにしました」

──国内と海外で再起を図るのは、また違うかと思います。

「パンクラスは日本でも有名な団体だと知っていたので、オファーを貰った時にワクワクして、凄く期待値が高かったです」

──では対戦相手の名田選手の印象を教えてください。

「岩のようなイメージがあったので、それをぶち壊していこうと思います」

──名田選手はキム・サンウォン選手のことは打たれ強く、粘り強い。殺しに来てくれると言っていました。

「アハハハハ。自分が殺しに行く勢いで攻めるのかは、ケージに入ってみるまで分からないですね。でも名田選手もしっかりと準備をしてきたはずだし、自分も準備してきたことケージの中で、試合で見せられれば良いと思います」

──KTTのチームメイトであるパン・ジェヒョク選手が、パンクラスで戦った2試合で相当に判定に不満を持っていました。その様子を見ていて、キム・サンウォン選手は判定基準をしっかりと研究してきたのか、フィニッシュ必至のファイトをするのか。どちらでしょうか。

「ジェヒョクの判定の件に関しては、最初の試合の時は凄く悔しかったです。でも、もう過ぎたことなので。自分は判定のことは気に掛けずKO、TKO、判定の全てで勝てるだけの準備をしてきました」

──では明日、どのような試合をしたいと思っていますか。

「言葉よりも、自分が戦う姿で見せたいと思います。明日、ケージのなかで戦っているところを見てください」

■Pancrase339視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午後5時~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase339 Pancrase339計量結果

<ライト級/5分3R>
松本光史:70.55キロ
西尾真輔:70.7キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:61.25キロ
矢澤諒:61.35キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.7キロ
丸山数馬:70.5キロ

<ミドル級/5分3R>
佐藤龍汰朗:83.7キロ
荒井勇二:84.05キロ

<フェザー級/5分3R>
糸川義人:65.95キロ
岡田拓真:65.35キロ

<フライ級/5分3R>
濱田巧:57.05キロ
大塚智貴:56.95キロ

<バンタム級/5分3R>
平岡将英:61.6キロ
谷内晴柾:62.05キロ→61.55キロ

<ストロー級/5分3R>
米山唯人:52.5キロ
織部修也:52.5キロ

■Pancrase338視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午前11時45分~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase338Pancrase338計量結果

<フェザー級/5分3R>
三宅輝砂:66.0キロ
櫻井裕康:66.05キロ

<フェザー級/5分3R>
名田英平:66.25キロ
キム・サンウォン:66.1キロ

<女子フライ級/5分3R>
ライカ:56.9キロ
重田ホノカ:56.75キロ

<ストロー級/5分3R>
リトル:52.55キロ
寺岡拓永:52.2キロ

<バンタム級/5分3R>
高城光弘:61.6キロ
平田丈二:61.6キロ

<フライ級/5分3R>
萩原幸太郎:56.8キロ
前田浩平:58.45キロ→58.4キロ

<ライト級/5分3R>
鈴木悠斗:70.75キロ
上田智大:70.15キロ

<フライ級/5分3R>
饒平名知靖:56.25キロ
金澤臣人:57.0キロ

The post 【Pancrase338】RTUからの再起戦。名田英平と戦うキム・サンウォン「岩のよう。ぶち壊していこうと」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase338 Pancrase339 Road to UFC UFC YouTube   キム・サンウォン チャンネル ライカ 三宅輝砂 丸山数馬 井村塁 前田浩平 名田英平 大塚智貴 平岡将英 平田丈二 松本光史 櫻井裕康 矢澤諒 糸川義人 荒井勇二 西尾真輔 重田ホノカ 鈴木悠斗 高城光弘

【Pancrase338&339】計量終了 8試合=16人✖2大会、32選手中──31選手が計量をクリア

【写真】338大会のメインで戦う三宅輝砂と櫻井裕康は問題なくクリアしている(C)MMAPLANET

明日12日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるPANCRASE338&339の計量が品川区の目黒セントラルスクエアU-NEXT内13Fカンファレンスルームにて行われた。

1日2部制の大会。丸山数馬&キム・サンウォンというRoad to UFC出場選手、井村塁✖矢澤諒の生き残り戦&1年3カ月振りの復帰戦となる平田丈二✖高城光弘というバンタム級の注目マッチなど──8試合✖2=16選手の計量が実施された。


338大会のフライ級で萩原幸太郎と対戦予定だった前田浩平は抱えられて計量台へ。58.45キロとオーバーし、最計量でも50グラムが落ちただけで58.4キロに終わった。傍から見ても最計量に臨むことすら危なげだった前田に対し、萩原は「戦います」と本計量後に話していたが、本稿執筆時点ではキャッチウェイトで行われるか協議中だ。

また339大会のバンタム級で平岡将英に戦う谷内晴柾は本計量で62.05キロだったが、最計量は61.55キロでパスしている。

そしてMMAファイターは計量時にカルバン・クラインを着用する問題だが、今回はファイトショーツを履かずに体重を測った選手でカルバン・クラインの愛用者は1人もおらず、下着を脱いでクリアした3選手よりも少なかった。今や問題視する必要もないカルバン・クライン着用問題だが、MMAPLANETでは引き続き注視していきたい。

■Pancrase339視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午後5時~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase339 Pancrase339計量結果

<ライト級/5分3R>
松本光史:70.55キロ
西尾真輔:70.7キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:61.25キロ
矢澤諒:61.35キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.7キロ
丸山数馬:70.5キロ

<ミドル級/5分3R>
佐藤龍汰朗:83.7キロ
荒井勇二:84.05キロ

<フェザー級/5分3R>
糸川義人:65.95キロ
岡田拓真:65.35キロ

<フライ級/5分3R>
濱田巧:57.05キロ
大塚智貴:56.95キロ

<バンタム級/5分3R>
平岡将英:61.6キロ
谷内晴柾:62.05キロ→61.55キロ

<ストロー級/5分3R>
米山唯人:52.5キロ
織部修也:52.5キロ

■Pancrase338視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午前11時45分~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase338Pancrase338計量結果

<フェザー級/5分3R>
三宅輝砂:66.0キロ
櫻井裕康:66.05キロ

<フェザー級/5分3R>
名田英平:66.25キロ
キム・サンウォン:66.1キロ

<女子フライ級/5分3R>
ライカ:56.9キロ
重田ホノカ:56.75キロ

<ストロー級/5分3R>
リトル:52.55キロ
寺岡拓永:52.2キロ

<バンタム級/5分3R>
高城光弘:61.6キロ
平田丈二:61.6キロ

<フライ級/5分3R>
萩原幸太郎:56.8キロ
前田浩平:58.45キロ→58.4キロ

<ライト級/5分3R>
鈴木悠斗:70.75キロ
上田智大:70.15キロ

<フライ級/5分3R>
饒平名知靖:56.25キロ
金澤臣人:57.0キロ

The post 【Pancrase338&339】計量終了 8試合=16人✖2大会、32選手中──31選手が計量をクリア first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB DEEP ISAO MMA MMAPLANET o ONE PANCRASE Pancrase338 RIZIN Road to UFC RYO SASUKE UFC YouTube キム・サンウォン チャンネル パンクラス ボクシング ライカ 三宅輝砂 丸山数馬 井村塁 修斗 前田浩平 名田英平 大塚智貴 平岡将英 平田丈二 新居すぐる 松本光史 海外 瀧口脩生 矢澤諒 竹中大地 糸川義人 荒井勇二 西尾真輔 透暉鷹 重田ホノカ 鈴木悠斗 高城光弘 高木凌

【Pancrase338】西の実力者、韓国の猛者キム・サンウォン戦へ。名田英平「殺しに来てくれると思うので」

【写真】ココを取れば──そんな一戦が巡ってきた(C)MMAPLANET

明日12日(日)に東京都港区のニューピアホールでPancrase338&339が開催される。そしてダブルヘッダー第一部のコメインで、名田英平が韓国MMA界の猛者キム・サンウォンと対戦する。
Text by Manabu Takashima

いわゆる関西の地味強ファイター、取りこぼしがなければベルトを巻く位置にいてもおかしくない実力者は、アンダードッグ的な今回の国際戦を逆に大いになるチャンスと捉えていた。MMAPLANET初登場の名田にMMAを始めたきっかけなどを尋ね、そのコツコツMMAファイター人生のステッピングボードとなるファイトについて話してもらった。


――キム・サンウォン戦を約1カ月後に控えた名田選手です(※取材は10月9日に行われた)。名田選手とのマッチアップは彼をタイトル戦線に送り込むための一拍を置くファイトのような印象があります。

「あぁ、勿論です。そういう試合だと分かっています。それでも海外の選手をバンバン連れてきてくれた方が活気づきますし、日本人同士よりも海外の選手とやる方がファイターとして燃えます。オファーが来た瞬間、初めての国際戦だったのでテンションが上がりました」

──逆にチャンスだと。

「ハイ。Road to UFCで修斗のチャンピオンのSASUKE選手をしっかりと倒していますしね。しかも初回はSASUKE選手がゲームメイクしているなかで、2Rにワンツーで仕留める。凄く能力の高い選手ですね。当て勘も良くて、バックステップとかも見ても凄く良い選手で。きっと殺しに来てくれると思うので、どうなるか分からないですけど、やれる試合にはなるやろなと思います。踏み台にされるかもしれない試合ですけど、前回の試合に負けているのに僕を選んでくれて有難いです」

──フェザー級王座はISAO選手が返上、続いて透暉鷹選手もバンタム級に転向で返上。挑戦者決定トーナメントに関わっていた選手として、新居すぐる選手のフェザー級王座戴冠については、どのような想いでいますか。

「なんかこう面白いですよね。あの人、ずっと負け続けていたのに連勝して、RIZINでも結果を残して。練習環境を変えたのか、打撃も凄く良くなっていて。シンプルに強いです。前は極めの一発はあっても、打撃とかない選手やったのに亀井選手との試合を見て、フェザー級の選手は皆がビックリしたんじゃないですか」

──混沌としているフェザー級戦線で、名田選手ご自身では自分の位置をどのように捉えていますか。

「結果的にRYO選手に負けているし……あと2回ぐらい勝たないと挑戦は難しいと思っています」

──だからこそキム・サンウォン戦は印象として、勝てば大きいですね。

「韓国のトップ選手とやれるのは、僕のキャリアのなかで一番大きい肩書を持っている相手になります」

──では、先ほどから良い選手だと言われていたキム・サンウォンですが、改めて印象を教えてください。

「打たれ強いし、スタミナがあります。やられても圧を掛け続けることができる。粘り強いし、打たれ強い。パウンドも凄い強力で。そこも気を付けたいです」

──そのような相手に対して、どのような戦いを挑みたいでしょうか。

「今やっているレスリングもそうですし、打撃も良くなってきているので、そういうところを見せたいですね」

──今日はパラエストラ東大阪のプロ練習、竹中大地選手と瀧口脩生選手、健斗デリカット選手という実力がありながら、少し停滞気味のファイターたちとの力のこもったスパーリングが見られました。

「基本、このメンバーでやっていて。あとは林RISE選手、それと起一(ストラッサー)さんと月・金でやらせてもらっています」

──他の曜日の練習はどのようになっているのですか。

「火・木がカルペディウム芦屋で岩﨑(正寛)さんのところに行かせてもらって。ほんで水曜日は岸本(泰昭)のSISUでやらせてもらっています。あとは所属するコブラ会の夜のグラップリングクラスで、やってくる選手と練習して」

──つまり軸となるのは昼のプロ練習ということですね。

「そうですね。基本、昼に動かしてもらって。夜はコブラ会もそうだし、ボクシングジムとかで腕を磨くような練習をしています」

──そんな名田選手ですが、なぜMMAを始めコブラ会で練習するようになったのですか。

「MMAを始めたのは16歳ぐらいで、西成にあったチーム・クラッチという地下格、パワーゲートに出ているジムだったんです。友達が中三ぐらいの時からやっていて、僕は柔道をやっていたのですがMMAに凄く興味があったので、通うようになりました。その時からもうコブラ会でも練習していて。でも、じつはどっちのジムにも二カ所で練習していることは言い辛くて黙っていたんです」

──ハイ。

「でも試合に出る時にチーム・クラッチから出ることになって、まだ昔の慣わしがあった頃で二つの所属って無理だったんですよね。その試合で勝って──17歳の時だったんですけど、もっと強くなりたいと思ったのでコブラ会一本で練習するようになりました。もう12年とか前の話です」

──当時と比較すると、パンクラスのMMAもプロ練習もあり、交流もあって凄く変わりましたね。

「ハイ。組み技が凄く強くなりました。打撃は昔から強いジムはあったのですが、特に組み技……レスリングも身近になりました。岩崎さんが来てくれてから、凄く良い環境になっていますね」

──キャリア的にはDEEPからパンクラスで戦ってきましたが、久しく大阪大会が途絶えたパンクラスに拘っているのは?

「単に強いヤツが多いからです。高木凌選手とか、こないだはRIZINで負けてしまったけど、あの選手のストレートとか凄くヤバいです。イケメンやし、そういう選手に勝ちたいんです」

──そういうイケメンの選手を倒して(笑)、ベルトを目指すと。

「ベルトもそうやし、やっぱり今回のように海外の選手とやっていきたいですね。ここに勝っての話ですけど、海外勢にとってパンクラスの門番のようになって──いずれは海外でも試合がしたいです。ONEとか、アジア圏で」

──そこに向けて、絶好のアピールになるのが今回のキム・サンウォン戦かと思います。

「そうですね。しっかりと戦って、倒す──相手よりしんどいことをやって、しっかりと勝ちたいです」

■Pancrase339視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午後5時~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase339対戦カード

<ライト級/5分3R>
松本光史(日本)
西尾真輔(日本)

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
矢澤諒(日本)

<ライト級/5分3R>
平信一(日本)
丸山数馬(日本)

<ミドル級/5分3R>
佐藤龍汰朗(日本)
荒井勇二(日本)

<フェザー級/5分3R>
糸川義人(日本)
岡田拓真(日本)

<フライ級/5分3R>
濱田巧(日本)
大塚智貴(日本)

<バンタム級/5分3R>
平岡将英(日本)
谷内晴柾(日本)

<ストロー級/5分3R>
米山唯人(日本)
織部修也(日本)

■Pancrase338視聴方法(予定)
2023年11月12日(日)
午前11時45分~ PANCRASE YouTube チャンネル、U-NEXT、TIGET/PPV(英語のみ)

■Pancrase338対戦カード

<フェザー級/5分3R>
三宅輝砂(日本)
櫻井裕康(日本)

<フェザー級/5分3R>
名田英平(日本)
キム・サンウォン(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
ライカ(日本)
重田ホノカ(日本)

<ストロー級/5分3R>
リトル(日本)
寺岡拓永(日本)

<バンタム級/5分3R>
高城光弘(日本)
平田丈二(日本)

<フライ級/5分3R>
萩原幸太郎(日本)
前田浩平(日本)

<ライト級/5分3R>
鈴木悠斗(日本)
上田智大(日本)

<フライ級/5分3R>
饒平名知靖(日本)
金澤臣人(日本)

The post 【Pancrase338】西の実力者、韓国の猛者キム・サンウォン戦へ。名田英平「殺しに来てくれると思うので」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase338 YouTube アキラ チャンネル ヌルジャノフ・ルスタムベック パンクラス 松本光史 海外 西尾真輔

【Pancrase338】松本光史、再起の西尾真輔戦へ「対策にとらわれずに、現場で感じたことを実践する」

12日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるPancrase338で、松本光史が西尾真輔と対戦する。

昨年9月の暫定KOPライト級王座決定戦でアキラ、今年4月にヌルジャノフ・ルスタムベックに敗れて連敗中の松本。しかし試合内容に関しては「練習してきたことは試合で出来た。悲観しているわけではない」と前向きに捉え、MMAの強化をテーマにした練習を続けてきた。連敗脱出、その先に見据える国際戦と海外挑戦に向けた意気込みを訊いた。

――試合まで一週間を切りましたが、もう試合に向けて体調を整えて体重を落とす段階ですか(※取材日は11月8日)。

「大方練習は終わって調整はばっちりです」

――2連敗という中での試合となりましたが、オファーを受けた時はどんな心境でしたか。

「負けた後もすぐに試合をしたいと思っていたので、対戦相手関係なくオファーがあったら受けようと思っていました」

――パンクラスの公式YouTubeチャンネルで公開されているアキラ戦後のバックステージ動画を見たのですが、試合直後の控室ですぐに試合内容を振り返っている姿が印象的でした。

「毎回試合後のミーティングは出来るだけ早くやるんですけど、アキラ戦は自分が頭でイメージしていたことを実際のパフォーマンスで出せないところがあって、それを探っていた感じですね。練習からそれがあったんですけど、試合の時に出てしまったので、試合が終わってすぐにどうしていこうか?という話をしました」

――それを踏まえて前回のルスタムベック戦の試合はどんな試合だったと捉えていますか。

「試合の入りは決して悪くなかったんですよ。アキラ戦の反省点を改善してやれていたところもあったので。ただ勝負かけようと思ったところでもらった一発がフィニッシュになってしまいましたね」

――煽り映像では「練習してきたことは試合で出来た。悲観しているわけではない」というコメントもありましたが、練習では手応えを感じているのですか。

「それは日によってあったり、なかったりですね。ただ毎回試合で実験をして、それに対する結果が出ていて、ちょっとずつでも強くなっていると思うんです。それがあるからこそ今も(試合を)続けられていると思います」

――毎回自分でテーマを見つけて練習に取り組んでいるのですか。

「今までは人から指摘されたり、他の試合を見て(課題を)見つけることが多かったんですけど、今回はその現場現場で感じたことをすぐにトライしようと思ってやってきました。自分は計画を立ててやることが好きだった方なんですけど、今回は移動中にひらめいたことを実践したり、そういう調整をしてきました」

――松本選手も37戦のキャリアがあり、どうやって強くなるきっかけやヒントを見つけていくかを考えていると思います。そのうえで今は自分の感性を大事にしている時期なのでしょうか。

「そうですね。前回ぐらいから自分で考えることを大事にするようになりました」

――今回はどんなことを意識して練習してきたのでしょうか。

「当たり前なんですけど、一番は“MMAを強くなる”ことですね。今までは(技術を)分けていたところがあったのですが、MMAを強くするためにはどうすればいいかを考えると、練習の取り組みが変わるんですよね。MMAの動きでこれが必要かどうか?で判断するというか」

――例えば打撃・レスリング・寝技をそれぞれ別で考えていたところがあったのですか。

「もちろん別々に分けて考えていたわけではなくて、MMAで強くなることに向かって練習をどうするかを考えていたのですが、それをもう考えなくなったというか。MMAなんだからMMAが強ければいいわけで……枠がなくなった感じですね。言葉に説明するのは難しいんですけど(苦笑)」

――それは私も常々思っていることで、最終的に「MMAはMMAが強い方が勝つ」という考えを持つことも大事だと思っています。細かく細分化された技術を追求する一方で、そういった視点を持つことも必要だと思っています。

「それが一番シンプルだし、僕は純粋にMMAが好きだから、MMAのことを深く考えられると思っています」

――それだけMMAという競技そのものにハマっているわけですか。

「はい。もともと飽き性なんですよ。そんな自分がMMAをこれだけ長くやっているのは、それだけMMAが面白いんだと思います」

――対戦相手の西尾選手にはどんな印象を持っていますか。

「すごい身体をしていますし、ライト級はこういうタイプの選手が多いですよね」

――キャラも戦い方も分かりやすいというか、野性味が溢れているタイプです。

「パンクラスだけじゃなくて、どの団体にも多いので、こういう選手たちとやる運命なのかなと思います」

――その西尾選手に対して、松本選手はどんなMMAで戦おうと思っていますか。

「自分で映像も見て、大体の対策は八隅さんとも考えています。ただ実際に向かい合って、試合が始まった時点では勝敗の可能性は50%・50%なので、その勝率をどこまで上げていけるかの勝負だと思うんですよ。だからあまり対策にとらわれずに、現場で感じたことを実践する。まさに今回はそういう練習をしてきたので、自分の想定外に方向に行ったとしても、それに対応したいと思います」

――今回は連敗中に下位ランカーを迎え撃つ一戦でもあり、この試合をクリアして再スタートが求められる試合です。

「まさにその通りです。ここは勝たないとダメな試合なので、そのプレッシャーもありますし……勝ちます」

――今はパンクラスを主戦場にしている松本選手ですが、現時点ではどんな目標を持っていますか。

「ランキング戦なのでタイトル挑戦につながる試合だと思いますし、やはりパンクラスのチャンピオンにはなりたいです。あとは前回も海外の選手を呼んでもらったのに、そこを突破できていない自分がいるので、海外の大会に出たり、日本でも国際戦を組んでもらえるような状況を作って、苦手意識を払拭したいです」

――松本選手も数多く外国人選手と試合をしていますが、日本人選手との差は感じますか。

「個人として見れば、それぞれの相手の実力が高かったというのがあるんですけど、自分と戦った相手は仕留めにくるときの『勝ちゃいいんだよ』みたいな突破力があったと思います」

――いい意味で後先を考えていないわけですね。

「そうですね。相手に少しでも隙があったら、そこを全力で攻めるという感覚で突破されたんだなとは思いますね。自分でも練習ではそこが見えるようにはなってきたんですけど、いざ試合になるとブレーキがかかってしまうところもあるので、そこで力を出せるようにしたいと思います」

――また松本選手には海外の団体からオファーが届いているという情報も耳にしました。

「ずっと海外で試合をしたいという意向があるので、試合を組んでもらえそうな団体が幾つかあるとは聞いています。ただ今の時点で具体的な話やオファーはないです」

――国際戦と同じく海外で戦うことも松本選手にとっては目標の一つですか。

「もともとMMAをやりたいと思ったのが、海外のMMAの試合を見たことがきっかけだったんですよ。どの団体かは覚えてないし、おそらくラスベガスだと思うんですけど。だからそこは変わらず目標にしていきたいです」

――そういった目標に向けた再起戦です。ファンのみなさんにメッセージをいただけますか。

「復帰戦でもあり、日曜日の大会でもあり、夜興行のメインなので、すっきり勝って、見ている人たちが気持ちよく月曜日から仕事に行ってもらえるような試合をしたいと思います」

The post 【Pancrase338】松本光史、再起の西尾真輔戦へ「対策にとらわれずに、現場で感じたことを実践する」 first appeared on MMAPLANET.