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BELLATOR Bellator283 Report ジェイソン・ジャクソン ドゥグラス・リマ ブログ

【Bellator283】ドゥグラス・リマの辞書にスクランブルの6文字はなし。ガードを取り続けジャクソンに完敗

<172.8ポンド契約/5分5R>
ジェイソン・ジャクソン(米国)
Def.3-0:50-45.50-45.50-45
ドゥグラス・リマ(ブラジル)

ケージを背負ったリマが、ジャブを伸ばす。さらに鋭い右カーフを蹴ったリマに対し、ジャクソンは右ハイ。リマは落ち着いてカーフを続ける。ジャクソンはワンツーを伸ばすが、カーフをチェックできていないか。リマは右フックに左フックを合わせてカーフ。直後にジャクソンがダブルレッグでテイクダウンを決めた。

過去の試合ではテイクダウンを許すと、下にステイしてきたリマはここもクローズドを取る。胸をつけて左右のパンチをコツコツと落とすジャクソンに対し、リマはハーフバタフライに移行するが、抱き着いていきスクランブルを狙う素振りはない。ジャクソンは最後の15秒で腰を上げてパウンドを落とし、エルボーへ。カーフよりも、トップでジャクソンが取った初回となったか。

2R、すぐにリマが右カーフを蹴る。左を見せたジャクソンがダブルレッグ、ケージに押し込みバックに回ると前方に崩す。サイドバックでケージに押し込まれたリマに対し、ジャクソンはスラムでしっかりと寝技に持ち込む。ここも自ら背中をつけたリマは、足を一本抜こうとするジャクソンに対して、クローズドを選択する。鉄槌を落としたジャクソンがリマの腕十字を立ち上がって防ぎ、アップキックを払っていく。下から鉄槌を連打したリマだったが、ハーフで抑えられる。

枕&肩パンチのジャクソンが、右のパンチをコツコツと落とすと上体を起こして鉄槌の連打からエルボーへ。リマは背中をつけたままラウンド終了を迎えた。

3R、逆にカーフを蹴ったジャクソンが、ケージを背負ったリマにダブルレッグ。ボディロック✖ウィザーの争いは、リマがウィザーを生かしボディロックテイクダウンを小手投げで切り崩す。トップが取られたリマだったが、ジャクソンはレッスルアップからダブルレッグでリバーサルに成功する。そしてスクランブルでなく、背中をマットにつけるリマ。

ジャクソンはコントロール&コツコツパンチを続け、リマのクローズドで頭を抱えていく。右エルボーを受けるリマは、身は守れても攻撃に転じず敗因となるガードワークに徹した。

4R、リマは個々も右ハーフを2発入れる。ジャクソンの右に左を迎えたリマは、すぐにテイクダウンを許し、一瞬のスイープ狙いを察知されるとクローズドガードを取る。ジャクソンのトップが続き、エルボーでリマがカットしたか。アンダーフックとハーフバタフライでスイープを狙ったリマだが、このスピードと瞬発力ではひっくり返すことはまず不可能だ。そしてクローズドを取り直したリマと、このままで逆転される心配がないジャクソンは、ブーイングのなかでラウンドを戦い終えた。

最終回、目尻のカットをチェックされて最後の5分に挑むリマが、何を仕掛けるか。ケージを背負わず中央で右ストレートを放ったリマだが、すぐにダブルレッグで倒される。ここは両手をついてケージに背中を持っていったリマだったが、腰をコントロールされるとアッサリと背中をつける。ケージ中央に頭を持っていったジャクソンも、胸を合わせてコツコツと殴り続ける。バタフライガードから、残り90秒でクローズドを取り直した。それでも手首を掴んでスイープを仕掛けたリマだが、潰されるとやはりクローズドガードに。

そのままの上下関係で試合は終わり、ジャッジ3者とも50-45をつけジャクソンが判定勝ちした。「ブーイングは止めてくれ。ドゥグラスはレジェンドなんだ。次? ベアナックルファイトから戻ってきたらマイケル・ペイジと戦いたい。俺はチャンピオンになりたいんだ」と勝者は話した。一方、計量失敗に加えて負けパターンが変わらないリマは、これで4連敗。残念ながら、どのようなモチベーションを持ってケージに上がっているのかと疑いたくなる戦いだった。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o シドニー・アウトロー トフィック・ムサエフ ベラトール

【Bellator283】トフィック・ムサエフ、テンプルからアゴを打ち抜き──27秒KO勝ちでBellator初陣を飾る

<ライト級/5分3R>
トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)
Def.1R0分27秒 by TKO
シドニー・アウトロー(米国)

構えを小刻みに変えるムサエフが左フックをまず当てる。さらに右フックと左フックをテンプルに被弾したアウトローの足が泳ぐ。ここで右フックをアゴに打ち抜いたムサエフが27秒でKO勝ち。衝撃的なベラトールデビューを果たした。

「コーチ、ファンに感謝している。パトリッキー・ピットブル、マイ・フレンド、バンバンバンバン。ウスマン・マゴメドフが挑戦アピール? ウスマンの勝利はおめでとうと言いたい。そしてカビブ・ヌルマゴメドフにも、ハローと言いたい。彼が挑戦したいなら、戦うべき」とムサエフは話した。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o ウスマン・ヌルマゴメドフ キック クリス・ゴンザレス

【Bellator283】ウスマン・ヌルマゴメドフ、ギロチンでゴンザレスを下し15連勝&パトリッキー戦をアピール

<ライト級/5分3R>
ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
Def.1R2分54秒by ギロチンチョーク
クリス・ゴンザレス(米国)

両者右手前で構え、間合いを測る。ヌルマゴメドフが左ローから右ミドル、ゴンザレスは見ている。時折りヌルマゴメドフは構えを変えるも、サウスポー貴重で右ハイを繰り出す。ゴンザレスのワンツーを下がってかわしたヌルマゴメドフが、軽い右サイドキックやミドルを見せる。鋭い左ローを見せたゴンザレスが組みつくが、ヌルマゴメドフが小外刈りから足を引き上げてテイクダウンを奪うと、立ち上がろうとしたゴンザレスをギロチンで捕らえる。そのままケージに押し込み、ヌルマゴメドフはタップを奪った。

15連勝とした勝者は「チャンピオンはケガをしているのは知っている。でも、パトリッキーに挑戦したい」と語った。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o   ムハメド・ベルハモフ ロレンツ・ラーキン

【Bellator283】バケモノ? 曲者?? ラーキンの反則エルボーで、ベルハモフが試合続行不能→ノーコンテスト

<ウェルター級/5分3R>
ムハメド・ベルハモフ(ロシア)
NC.1R2分52秒 by illegal attack
ロレンツ・ラーキン(米国)

右サイドの関節蹴りを見せたラーキン、ベルハモフが右ジャブで距離を詰めに行く。前に出てきたラーキンの左にダブルレッグを合わせたベルハモフは、ギロチンから頭を抜くと肩固めを狙いつつハーフで抑える。ケージ際に移動したベルハモフは、足を束ねようとし反応してヒザ立ちのラーキンを金網に押し込む。腰と太腿の後ろをコントロールして、ラーキンを立たせないベルハモフは、立ち上がられるとシングルレッグへ。

ダブルレッグにスイッチされたラーキンがヒジを後頭部に落とし、試合が中断する。なかなか立ち上がることができないベルハモフは、正座してリカバリーに努める。通訳を呼び、レフェリーとコミュニケーションを取るベルハモフは、試合続行を拒否。

ラーキンの攻撃は咄嗟の反応かもしれないが、明らかに反則。だが、ノーコンテストとの裁定が下った。コーナーマンに抱えられて、ケージを下りたベルハモフ。試合としては期待外れ、ただし空気に流されない判断力──ACB王座防衛戦を3度に渡り拒否した自我はある意味大したものだ。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o キック デヴィオン・フランクリン マルセーロ・ゴルム

【Bellator283】超肉弾戦。スラムされ、ヒジで流血のゴルムが残り24秒でフランクリンに逆転RNC

<ヘビー級/5分3R>
マルセーロ・ゴルム(ブラジル)
Def.3R4分36秒by RNC
デヴィオン・フランクリン(米国)

フランクリンは左ジャブを伸ばし、右ロー。そのジャブにゴルムが右を合わせていく。左リードフックを空振りしたフランクリンは、左を受けそうになる。右ローを蹴り、逆にフランクリンの右ローにテイクダウンを合わせたゴルムがバックへ。立ち上がったフランクリンは、そのままゴルムを担いで叩きつける。スクランブルでダブルレッグに取ったフランクリンが、今度は肩まで持ち上げてスラムへ。エルボーを嫌がって立ち上がったゴルムをがぶったフランクリンは、MMAは反則のパイルドライバーの態勢からリリースする。

エルボーでかなり流血したゴルムはジャブから前蹴りで距離詰め、クリンチの攻防ではヒザ蹴りからヒジをヒットさせる。離れて思い切り右カーフローを蹴ったゴルム、フランクリンは疲れが見えてきたか。後ろ回し蹴りで姿勢を乱したフランクリンは、ワンツーで殴られマウスピースを吐き出した。

2R開始前にゴルムにドクターチャックが入る。右眉の上がパックリと開いているゴルムは試合ぞ国をアピールし、認められると笑顔を浮かべたる。フランクリンは飛びヒザ狙いでジャンプして着地、ゴルムがボディストレートを入れてカーフから右を当てる。組んだフランクリンだが、ケージに押し込まれ左を当てて離れると左ローを蹴っていく。それでも動きが重いフランクリンはワンツー、ローを蹴られクリンチへ。

離れ際のスピニングバックフィストをかわされたフランクリンはケージを背負ってダブルレッグ、切ったゴルムが押し込んでいく。ボディロックからテイクダウン狙いのゴルムがバックに回り、正面を向くとフランクリンが左右のフックからサイドキックを繰り出す。パンチを振るうが足が出ていないフランクリンは左エルボーからパンチを纏める。

と、一気に動きが落ちて時間を確認するようになったフランクリンは、シングルレッグでテイクダウンを決める。ハーフでエルボーを連打されたゴルムは、潜ってブリッジでリバーサルを決める。サイドで抑えられながら、テッポウでリバーサルを取り返したフランクリンが右のパンチ、左エルボーを打ちつけリードを広げた。

最終回、スイッチの二段ヒザ蹴りを繰り出したフランクリンは、肩で大きく息をしながら組みの展開でケージを背負う。時間を上手く使っているのか、思うように戦えていないのかは不明だが、離れたフランクリンはジャブを繰り出す。ゴルムは右ローから前に出る。パンチの距離なると、ハンドスピードの高いフランクリンが勢いで上回るが、動きは続かず下がるように。

そこでゴルムが右をヒットさえて、組みつく。逆転にこのクリンチは無駄に感じるが、ゴルムも疲れている。残り2分、レフェリーが試合を止めケージ中央で再開。ゴルムのフックに、パンチでは負けないフランクリンが打ち返す。と、ゴルムはここも組んでしまい逆転は難しくなっていく。

最後の50秒で離れたフランクリンがスピニングバックフィストを狙うが、体の軸がない。直後に左ハイをキャッチされ倒されると、パウンドの連打に背中を見せたフランクリンはバックマウントからRNCにタップを見せた。残り24秒の大逆転勝ちにゴルムはむせび泣いた。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o ダルトン・ロスタ ロメロ・コットン

【Bellator283】ダルトン・コスタ、6勝0敗対決でコットンをMMAで圧倒。スーパーマンから左で倒す

<ミドル級/5分3R>
ダルトン・ロスタ(米国)
Def.3R0分38秒by TKO
ロメロ・コットン(米国)

ともに6勝0敗同士の対戦。ケージを背負ったコットンのダブルレッグを切ったロスタが、圧を掛ける。コットンは2度目のテイクダウン狙いも着られると、直後のヒザがロスタの急所に入り試合が中断される。再開後、ロスタは左ボディからロー、そして右を伸ばす。コットンはまたもダブルレッグを防がれ、ケージを背負うと逆にダブルレッグで倒され、スクランブルでサイドバックを許す。

胸を合わせたコットンは離れ際に左フックを被弾し、バランスを崩す。打撃とテイクダウンの連携が見られないコットンは、ワンツーをヒットされる。直後に組んで、がぶりからヒザを放ったコットンは離れてジャブ、ワンツーを繰り出す。ロスタの右にテイクダウンを合わせようとして防がれたコットンが、左をヒットする。ロスタはワンツーからボディを返す。残り80秒、ロメロが初めてダブルレッグからドライブし、ロスタをケージに押し込むことに成功する。

ワキを差し返して離れたロスタは、左ハイをガードして左フックから右アッパーのコンビを繰り出すなど、初回を取った。

2R、ワンツーで前に出るコットン。コスタは左ミドルから右を入れ、そのタイミングで組まれてもしっかりと切っていく。さらに前蹴りから左ジャブ、組んでボディロックのロスタのヒザが今度はコットンの急所に当たってしまう。少し時間を取ったコットンはリスタート後、左にダブルレッグを合わせようとしてアッパーを被弾する。

パンチを纏められると、頭を背けて組みに行くコットンだが、これではロスタには通じない。組み際、離れ際に殴られるコットンは、右フックを打たれダブルレッグへ。ロスタは切ってバックに回ると、前方に崩しに掛かる。このままロスタはケージまで移動し、後方からパンチ、背中を向けたままコットンは左右のパンチを被弾する。

向き合ってもワンツーをクリーンヒットされたコットンは、ダブルレッグこそケージを利してディフェンスしたが、ギロチンは形だけで押し込まれた状態が続く。離れてワンツー、再びダブルレッグからバックに回ったロスタが、コットンを圧倒した。

最終回、左を当ててケージにコットンを押し込んだロスタが、離れてパンチをラッシュ。右スーパーマンパンチを決め、下がったコットンに左フックを決めて試合を終わらせた。MMAファイターとしての完成度の違いを見せつけ、ロスタがデビュー以来の連勝を7に伸ばし、コットンは先行きが不安になる初黒星を喫した。

「ATTに感謝している。ベストコーチのお陰だ。俺は3度のNCAAレスラーでKOだってできるんだ」と勝者は話し、ポッドキャストでの評価が低いインタビュアーのビッグジョンに笑顔で反論した。


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BELLATOR Bellator283 MMA MMAPLANET o ガジヒ・ラバダノフ ジェイジェイ・ウィルソン ボビー・キング

【Bellator283】キングを止めても、動かせても盤石。ラバダノフがフルマークの判定勝ち

<ライト級/5分3R>
ガジヒ・ラバダノフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ボビー・キング(米国)

3月大会でニュージーランド期待のジェイジェイ・ウィルソンをテイクダウンゲームで下したラバダノフが、キングと対戦。そのラバダノフが連続ジャブを伸ばし、見るキング。一旦、落ち着いたラバダノフが右フックを振るって右ハイを狙う。フックで飛び込んだキングを簡単にダブルレッグで倒したラバダノフが、キングのクローズドガード&リストコントロールからのスイープ狙いを潰す。

キムラは取れないキングのガードの中で、小さなパンチを見せるラバダノフがケージ際に移動すると上体を起こしてパウンドを落とす。残り90秒、ワキ腹から顔面と左のパンチを繰り出すラバダノフが立ち上がってガードを払う。スクランブルのキング、サイドバックを取ったラバダノフが胸を合わされと、一度は離れた直後にダブルレッグを決めて時間となった。

2R、ラバダノフのジャブに、キングは右オーバーハンドを合わせようとする。サウスポーのキングに右ミドルを入れたラバダノフは、シングルレッグにギロチンをセットされても、即パスから頭を抜きサイドで抑える。キングの腕十字を潰し、自らハーフに入ったラバダノフが枕で圧力を掛け、キングのニーシールドに鉄槌を落とす。3/4マウントからマウントに移行され、殴られると背中を見せたキングはRNCを必死に手首を取って耐える。

腕一本でもかなり入っている状態のラバダノフは、下を向いたキングを殴り、背中を伸ばさせたが、胸を合わされ下に。直後に腕十字を仕掛けるも、キングが体を跨いで腕を抜いて足関節を狙ったところで時間に。

最終回、ワンツーで前に出たキングは、テイクダウン狙いにアッパーを合わせようとする。ラバダノフは右から左のフックをヒットさせると、ケージを背負った状態でダブルレッグ→ワキ差しテイクダウンを決める。右足を抜いて、キングをケージ際に押し込んだラバダノフは鉄槌を入れ、ここも3/4マウントからマウントに移行する。クォーターガード、ハーフ、そしてクローズドに戻したキングが、腕十字へ。腕を抜くと同時に、サイドを取ったラバダノフが完全コントロール状態に。懸命のラバーを担がれたキングは諦めの表情を浮かべタイムを迎えた。

キングの動きを止めても、キングの反撃に動きが生じても危なげのなかったラバダノフがフルマークの判定勝ちを収めた。


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BELLATOR Bellator283 Brave CF MMA MMAPLANET o アクメド・マゴメドフ ベラトール

【Bellator283】マゴメドでなく、アクメドもマゴメドフは強し。RNCでベーンを一蹴

<147.6ポンド契約/5分3R>
アクメド・マゴメドフ(ロシア)
Def.1R1分16秒by RNC
ケビン・ベーン(米国)

BRAVE CFからベラトールに転じたマゴメドフが圧を掛け、ベーンはケージの前を左右に動きスピングバックフィストへ。直後の右で姿勢を乱したベーンがシングルレッグを狙う。カカトを取って切ったマゴメドフはそのままバックに回りつつ、パームトゥパームでRNCをセットアップ。左足でベームの左腕をフックし、タップを奪った。


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BELLATOR Bellator283 LFA MMA MMAPLANET o PFL UFC   アクメド・マゴメドフ ウスマン・ヌルマゴメドフ ガジヒ・ラバダノフ クリス・ゴンザレス シドニー・アウトロー ジェイソン・ジャクソン ジャリール・ウィリス トフィック・ムサエフ ドゥグラス・リマ ベルハモフ・ムハエフ ボビー・キング ロレンツ・ラーキン

【Bellator283】計量終了 本当のバケモノはラーキンと戦う元ACB王者&ムサエフに一本勝ちのベルハモフ!!

【写真】どう見ても只者でない。人を殺めることができそうな、目をしているベルハモフ(C)BELLATOR

22日(金・現地時間)、ワシントン州タコマのエメラルドクィーン・カジノ&ホテルで開催されるBellator283「Lima vs Jackson」の計量が21日(木・同)に行われている。

メインでジェイソン・ジャクソンと対戦するドゥグラス・リマを始め、フェザー級でアクメド・マゴメドフと対戦するケビン・ボーン、バンタム級でジェイロン・ベイツと戦うマーク・コーツの3名が体重オーバーとなっている。

そんな今大会、トフィック・ムサエフのサークルケージ初陣=シドニー・アウトロー戦、14勝0敗のウスマン・ヌルマゴメドフ✖クリス・ゴンザレスというライト級マッチが注目されているが、実はそれ以上──といっても過言でない注目株がいる。


それがロレンツ・ラーキンと戦うベルハモフ・ムハエフだ。

昨年10月大会で元LFAウェルター級王者ジャリール・ウィリスを初回ギロチンチョークで一蹴し、プロモーションデビューを飾っているムハエフはキャリア15勝1敗とも14勝0敗ともいわれているファイターだ。

アマ時代にPFLを席巻するマゴメド・ウマラトフと1勝1敗。トップどころが北米に流出以前のACBウェルター級王者はタイトル防衛戦の要請を3度断り、ベルトを剥奪されており、別の意味でも強者といえる。

サウスポー、前足でも奥足でも蹴ることができ、蹴りとダブルレッグのコンビネーションも驚速。さらには下がって打てる左ストレート、さらに左フックというパンチでKO勝ちもできる。

下になっても三角絞め、そして腕十字が切れるムハエフの代名詞はグラウンドコントロール、スクランブルから繰り出すダースチョーク、アナコンダチョーク、ギロチンなどフロント系チョークだ。10度を数える一本勝ちのうち6度をこれらの絞めで仕留めており、その1人に実はムサエフも含まれている。

とはいえロシア時代はとにかく前に出てくるファイターを相手にカウンターなど殺傷能力の高い攻撃をはめ込んでいたムハエフが、距離を取って回り、そして踏み込むラーキンを追う展開になるとどうなるのか。

追いかけてはもダブルレッグがあり、得意の展開に持ち込めることは十分に予想きるのだがが──果たして。とにかくACB時代にはUFCに早々に上がっていたもおかしくなかったバケモノがどのような試合を見せるのか、見逃すことはできない。

■視聴方法(予定)
7月23日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■Bellator283計量結果

<ウェルター級/5分5R>
ドゥグラス・リマ: 172.8ポンド(78.38キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
シドニー・アウトロー: 155.4ポンド(70.48キロ)
トフィック・ムサエフ: 155ポンド(70.31キロ)

<ライト級/5分3R>
ウスマン・ヌルマゴメドフ: 155.2ポンド(70.39キロ)
クリス・ゴンザレス: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン: 170.8ポンド(77.47キロ)
ベルハモフ・ムハエフ: 171ポンド(77.56キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィオン・フランクリン: 264.2ポンド(119.83キロ)
マルセーロ・ゴルム: 257.6ポンド(116.84キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロメロ・コットン: 185.6ポンド(84.18キロ)
ダルトン・ロスタ: 185.4ポンド(84.09キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィータ・アルテガ: 125.8ポンド(57.06キロ)
ヴェネッサ・ポルト: 125.8ポンド(57.06キロ)

<フェザー級/5分3R>
アクメド・マゴメドフ: 144.6ポンド(65.58キロ)
ケビン・ボーン: 147.6ポンド(66.95キロ)

<ライト級/5分3R>
ガジヒ・ラバダノフ: 154.4ポンド(70.03キロ)
ボビー・キング: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・フェラルド: 170.6ポンド(77.38キロ)
ルイス・イニゲス: 170.8ポンド(77.47キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェイロン・ベイツ: 136ポンド(61.69キロ)
マーク・コーツ: 137.8ポンド(62.5キロ)

<160ポンド/5分3R>
アーチー・コーガン: 159.6 ポンド(72.39キロ)
ブライアン・ニューロ: 159.2 ポンド(72.21キロ)

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【Bellator283】パトリッキー・フレイレ─02─「日本大会があればムサエフと再戦? 俺はサトシと戦いたい」

【写真】ベルトとともにパトリッキーが来日することはあるんだろうか(C)BELLATOR

22日(金・現地時間)、ワシントン州タコマのエメラルドクィーン・カジノ&ホテルで開催されるBellator283「Lima vs Jackson」。

同大会で戦うシドニー・アウトロー✖トフィック・ムサエフのライト級の一戦をBellator世界ライト級王者に予想してもらった。「ムサエフが勝つ」と言うチャンピオンは、そうなった場合にムサエフが次期挑戦者になると想定しているのか。

さらに日本大会が行われるのであれば、最高のリベンジ戦のタイミングではないかという問い掛けに対し、パトリッキーは「サトシとも戦いたい」と断言した。

<パトリッキー・フレイレ・インタビューPart.01はコチラから>


──その一方でアウトローはシングルレッグ、そしてハイクロッチとケージレスリングでも有効なテイクダウンを持っています。

「そこはムサエフにとっても、問題になるかもしれない。ただ、ムサエフだって金網を使ったトレーニングはしているはずだ。それでもシドニーはシングルレッグでケージまでムサエフを押し込むことはできるだろう。そこからの先のテイクダウンとスクランブルの攻防はどうなるのか……。

ムサエフはピュア・レスラーだから、ケージを使ったレスリングにどこまで対応できるようになっているのか、だね。ただ、そういうギャップは埋めてくると俺は思っているよ」

──そして、この試合はムサエフが有利だと。

「ムサエフは打撃でも、レスリングでもシドニーを止めることができるに違いない。チャンドラーと戦った時、何があったのか分からないけどシドニーは目にパンチが当たってから、あっという間にパンチで眠らされてしまっただろう。ああいうことがあるから、今回の試合はムサエフが勝つと思っているんだ」

──ところで、今回の試合は暫定王座決定戦になりませんでしたが、ムサエフが勝つと次の挑戦者になると思っていますか。

「そうは思わない。ベラトールにはベンソン・ヘンダーソン、ブレント・プリマス、ロシア人達がトップ5にいるからね」

──本来はタイトル・チャレンジャーだったアウトローをKOしても、彼に挑戦権は与えられないと?

「与えられないよ。この試合に勝ったからといって、どれだけランキングが上がるか分からない。ただ、誰とは言わないけどベラトールのランキングは少しおかしくて、トップ5にランクに入るべきじゃない選手の名前が見られるのも確かだ。

トップ10ファイターと戦ったことがないような選手がね。ランキングを見ても、誰が次の挑戦者になるのか。ベラトールが、誰をチャレンジャーにしたいのか俺には分からないよ。

ただムサエフがシドニーに勝っても、ランキングで上の選手がいるから、そこに勝つ必要があるだろう。個人的にはムサエフが勝てば、ヤツと戦いたい。リマッチを望んでいるよ。ただしランキングを考えると、どうなるのか。ベラトールは一体、誰と戦わせたいのか。俺はトフィック・ムサエフとやりたいけどね」

──スコット・コーカーは2019年に続く、日本大会の開催を望んでいます。仮に日本大会が行われるのであれば、ムサエフとのリベンジ戦に臨む最高のタイミングではないでしょうか。

「日本でムサエフと戦うというのは、良いアイデアだね。でも、俺はせっかく日本で試合があるならサトシとも戦ってみたい」

──前回のようにRIZINとベラトールが大会を共催するのか、スコット・コーカーは単独開催もあるということを国にしていました。そういうなかでサトシ選手と戦うならリングとケージ、どちらを望みますか。

「リングだよ。俺はあのルールが好きなんだ。喧嘩をさせれば、俺がキングだからね」

──今のパトリッキーの言葉を日本のファンに伝えると、大喜びすること間違いないです。

「ただ、サトシとの試合がケージで組まれても全く問題ないよ」

──それはサトシがベラトールのケージに上がることを歓迎するということでしょうか。

「勿論、それはそれで歓迎するよ。でも俺はサトシと戦うなら、RIZINルールで戦いたい」

──押忍。ではパトリッキーの試合復帰、いつ頃になるでしょうか。

「少しでも早く、試合がしたい。ただし、動くとまだ足に痛みを感じている状態なんだ。ホンの少しの動きでもね。早く治って欲しいと思っている。そして傷が癒え次第、ベラトールが少しでも早く俺の試合を組んでくれることを願っている。ずっとケージの外で待っているなんて、我慢できないからね。それは前回の試合後から、思ってきたことだよ」

──その日が早くやってくることを期待しています。そしてパトリッキー、今日はありがとうございました。日本のU-NEXTでベラトールの試合を視聴しているファンに、最後にメッセージをお願いできますか。

「心の底から日本のファンの皆に、再会できる日を待ち望んでいる。その時が来れば、皆の前で……さいたまスーパーアリーナで戦いたい。皆とハグをして、記念写真を撮り、エネルギーを貰った。ベラトールの試合をU-NEXT TVで視聴してくれる皆と、すぐに会えることを願っている」

■視聴方法(予定)
7月23日(土)
午前7時30分~ U-NEXT

■ BELLATOR283対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
ドゥグラス・リマ(ブラジル)
ジェイソン・ジャクソン(米国)

<ライト級/5分3R>
シドニー・アウトロー(米国)
トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)

<ライト級/5分3R>
ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
クリス・ゴンザレス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
ムカメド・ベルカモフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィオン・フランクリン(米国)
マルセーロ・ゴルム(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ロメロ・コットン(米国)
ダルトン・ロスタ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ヴィータ・アルテガ(米国)
ヴェネッサ・ポルト(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
アレハンドラ・ララ(コロンビア)
イララ・ジョアニ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
アクメド・マゴメドフ(米国)
ケビン・ボーン(米国)

<ライト級/5分3R>
ガジヒ・ラバダノフ(ロシア)
ボビー・キング(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・フェラルド(米国)
ルイス・イニゲス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジェイロン・ベイツ(米国)
マーク・コーツ(米国)

<160ポンド/5分3R>
アーチー・コーガン(米国)
ブライアン・ニューロ(米国)

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