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ABEMA VTJ2021 ブログ 西川大和 青木真也

【VTJ2021】青木真也に西川大和戦=乱入劇の是非を問う──「西川選手は尺を越えちゃった」

【写真】青木のファンクスのようなエルボーが西川を襲う (C)MMAPLANET

6日(土)、東京都江東区のスタジオ・コーストで行われたVTJ2021で、菅原和政をRNCで破った西川大和が青木真也へ対戦アピールをした。

直後に電光石火のごとく、ケージに乱入してエルボーを見舞い、マイクアピールを行った青木。その仕事ぶりがMMAに相応しいのか──を尋ねた


──先日のVTJの乱入劇に関してですが……。

「ハイ、何かいけないですか」

──正直言えば、本来はMMAがああいう形で盛り上げなくて良いモノになってほしいと思っています。そして、以前の自分なら『やっちゃダメだ』という論調になっていたかと。ただし、青木真也はそこを越えたのかと。VTJとはいえ、いわば修斗の中核をなすプロモーションのサステインからお咎めがないわけですし。

「それで是か非か的に言われるなら、別にイイですよ。俺はもうやらないから。だったらもうイイですってだけで。何でダメなのか。それでダメだというなら、もうこのままで抜けないポジションでやっていれば良いと思います。この考え方自体が、良いか悪いかは分からないけど」

──重ねていえば、ああいうことがなくても盛り上がる業界にしていきたいですね。

「それは高島さんの見解で。高島さんは、アレがなくても楽しいんだもん。ずっと見ているし、見ていられる。それで食っていけて、商売になっている。だから、そうやって言えるわけで」

──……。

「でも、多くの人が『お金にならないよね。でも好きなことができて幸せだ』ってMMAをやっている。好きなことならファイトマネーが1万でも良いのかと」

──そこは人それぞれかと。そりゃあ好きなことをやって金持ちになれるのが一番。でも、まぁ生活できるからそれで良いのもありだし。

「生活ができているから、ですよね。それにあのイベントはABEMAで中継されていた。つまりは商売にしているモノなんです。なら僕は視聴者数を伸ばしたい。このままじゃ、どうにもならないというところで、あの発言があって僕は動いた。だから、アレを批判したりするっていうのは、そういう全体像が見えていないんです。見えて批判するなら良いけど、見えていない。そう思いますね。

高島さんはアレを批判するポジションでやれている。そうやって格闘技を報じる立ち位置にあるから、そうすれば良いわけで」

──だから、今聞かせて頂いているわけですね(笑)。それが自分のポジションで。そして青木選手が青木選手のポジションから返答をくれる。それで良いのかと。

「ハイ。それがビジネスだから。皆には皆のポジションがあって、是か非を問うとポジショントークになるので、そこは答えを決めずに皆がビジネスの可能性を広める。多様性ってやつですよね。

だって今もコレを聞いているけど、答は求めていないし。僕も答えは求めてない。でも何があったのか、話を聞いてもらって記事にしてもらう。そうやって回していく。ある意味、そのためですよね。アレをやったのも」

──だからこそ、青木選手に訊きたいことがあります。西川選手の青木選手と戦いというマイクがあり、ケージまで駆け上がる時の青木選手からは『来たっ。見せ場もらう』という意気揚々さがすぐに伝わってきました。

「まぁ試合をしないで、持っていける場面が来たわけですからね」

──ただしコナー・マクレガーとジョゼ・アルド、ジョン・ジョーンズ✖ダニエル・コーミエ―、あとはマゴメド・ヌルマゴメドフのマクレガー戦後などは、ヤバいという怖さがありました。対して、青木選手の先日の乱入は、最初からプロレス的な乱闘劇でした。

「あぁ……ハイ、ハイ、ハイ」

──これで盛り上がるんだと、模倣犯がでないか。青木真也だから成り立つことを、真似をする輩が出てこないかと危惧はします。

「いや、誰もできないですよ。簡単にいえば喋るのだって、見せるのも腕が必要なんで。やる度胸があるヤツはいないですよ。だから誰もこれまでやってこなかったわけで」

──と同時に青木選手は盛り上げるためでも、西川選手が本気でやり来たと思って渾身の力を込めてカウンターを合わせてくることもありえます。

「それが技量なんですよ(笑)。皆はプロレスっていう言葉を慣れ合いのように使うけど、そうじゃないから」

──本気でプロレスリングに取り組む人に、その使い方は失礼ですよね。自分もよく若い頃に『高島君はプロレスができないなぁ』とか言われましたが、そう言っていた谷川さんにしても人を掌の上で転がりしたり、言い方は悪いけど欺く時にプロレスという言葉を使っていた。それってプロレスをしている人に失礼だと思っていました。ターザンさんの『お前はガチバカだ』っていう言葉の方が、やはりプロレス界の人だと。

「そう、だからプロレスって言葉をそういう風に使われるのは凄く嫌なんです。モノゴトを創る上で、どうなるか分からないことを綱渡りでやっているんですよ」

──それこそ真剣勝負で。

「ハイ。それが度胸ってことなんですよ。それを回りでやったことがないヤツが、プロレスどうこうっていう言葉を迂闊に、軽く使わないで欲しいですね」

──では、本気と受け取った西川選手が仕掛けてきたらガチに持ち込んで仕留めるぐらいの気持ちでいたのでしょうか。今も使われている言葉なのか分からないですが、キラー振りを発揮して。

「そんなことは全く思わないですよ(笑)。でも、そうなったとしてもプロレスです。何が起こっても形にするのがプロレスだから。そういう意味で真剣勝負だったんです。仕事、このインタビューだって真剣勝負ですよ」

──では真剣に取り組んだものですが、青木選手がケージを下りてから、西川選手がクソ真面目に正論を言い続けた。アレはプロレスが成り立たなかったかと。

「マジで困っちゃいました。西川選手は尺を越えちゃった。俺は尺を短くしているのに、アレを続けると収集がつかなくなります。『この野郎、バカ野郎』ってやってくれるのが一番良かったのに。『俺は辿り着くからな』って論調でやってくれるのが一番なのに、それができなくて理屈こね始めて、こりゃあダメだって(苦笑)」

──グダグダになりました。

「僕はある程度、仕事をした。そういうことですよね。相手もアップできて、僕も欲しいモノを貰った。誰も損をしていない。だから俺がケージを下りた時点で成立したと思っています。アレで西川選手も注目度が上がったからWIN WINだと思っていますが、認識が違っていますか」

──あの場面を切り取り記事も書かれたでしょうし、西川選手も青木選手もWINだった。ただし尻切れトンボ的な状況だったものを見て、WIN WINでいえばお客さんもWINになったのか……。

「お客さんはあの場でアレを見てもらった。それだけでWINになったと思ってもらえるようにやりました。VTJ自体、良い試合もあってアレもあった。もう一つ、WINにならないといけないのがプロモーションで。アレをやって話題になった。それは役立てたかという認識です。

それで是非云々って言われるなら、そもそもマスコミの方で取材的なことをしてくれたのはABEMAの中継班とABEMA TIMESの橋本宗洋さん、東京スポーツだけなんです。東スポを格闘技メディアって捉えるのは、難しいところがあるけど実質、他の格闘技メディアとされている人たちからは取材されていない」

──基本、囲み取材を文字化するのが一般的になっています。

「そう、でもアクセス数は伸びるから取材がなくても記事にはなっている。だからちゃんと取材をしてもらって選手の声、関係各位の声がもっと届くようになってほしいですね。もう構造的な問題ですよ、全部。

格闘技メディアもオイシイところだけタダ乗りして、ちゃんと取材して伝えないし。それなのにサステインから文句を言われるなら、もっと大会のプロモーションをしようよってことですし。だから、乱入について何か注文つけられる筋合いは1ミリもない。そう思っています」

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MMA ONE UFC VTJ VTJ2021 アルフレド・ムアイアド キック 修斗 平良達郎

【VTJ2021】スーパーノヴァ平良達郎がストライカーのムアイアドを打撃で崩してからRNCで切って落とす

【写真】電光石火--チャンスと見るや一気に取りにいった平良のスピードは速かった(C)MMAPLANET

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
1R4分10秒 by RNC
アルフレド・ムアイアド(チリ)

サークリングする両者。体格では平良が大きく上回っている。ファーストコンタクトは平良の右ロー、もらったムアイアドはバランスを崩す。ここからムアイアドがプレッシャーをかけると、平良はサークリング。ムアイアドのパンチをブロックした平良が逆にプレッシャーをかけていく。ムアイアドはブラジリアンキックのような左ハイで平良をけん制するが、平良のプレッシャーを止めることはできない。さらに平良の右ローをもらって、ムアイアドはバランスを崩してマットに手を着く。

平良は左ミドル。続けて平良が右ミドルを放ったが、ムアイアドはその蹴り足をキャッチ。組み付いてきた平良をケージに押し込むが、平良も右オーバーフックで制してから離れた。平良の右の打ち終わりに、ムアイアドは左右のフックを合わせる。相手のパンチをダッキングでかわした平良は右ロー。左ローから距離が詰まると首相撲へ。さらに右ローを当てていき、相手が近づいてくると右テンカオを突き刺す。

しかしムアイアドも平良の打撃をもらいながらも距離を詰め、平良にケージを背負わせてから右ストレート、そして一瞬置いて左ボディへ。このパンチをもらった平良は、すぐにムアイアドの右側へ回る。ムアイアドは平良を追いかけて左ミドル。平良はプレッシャーをかけ、反対にムアイアドをサークリングさせる。平良の左ミドルの打ち終わりに、左ハイを入れたムアイアド。平良は距離を取って右ミドルを見せた。

この右ミドルを受けたムアイアドが左フックを返した刹那、平良がインサイドから右ストレートを打ち込んだ。この一撃でムアイアドは腰を落とす。さらに右ストレートで追撃するを平良の右足を掴みにいったムアイアドに対し、平良はスプロールしながら左腕を相手の首に回してRNCへ。バックマウントから絞め上げてタップを奪った。

勝利した平良は「もっともっと強くなって、日本人の代表としてUFCで強い外国人選手を倒します」と宣言。さらに来週14日に行われるプロ修斗沖縄大会もアピールした。


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MMA ONE VTJ VTJ2021 キック 原口央 宇野薫

【VTJ2021】終始バックコントロール、Gladiator王者の原口央が宇野薫にフルマーク判定勝利

【写真】試合後に反省しきりだったが、原口は自分がやるべきことをやり切ったのではないか(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
原口央(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
宇野薫(日本)

共にサウスポースタンス、プレッシャーをかけるのは宇野だ。原口はシングルレッグで組み付き、ダブルに切り替えてリフトアップして宇野をマットに叩きつける。宇野は起き上がりスイッチを狙いながら立ち上がる。宇野を追いかけてケージに押し込んだ原口が、バックからクラッチするも倒せず。打撃戦に戻ると、宇野がプレッシャーをかけて原口にケージを背負わせる。しかし原口も組み付いて宇野をケージに押し込んでいく。

ダブルに切り替えた原口が宇野に尻もちを着かせた。宇野は体を起こしてケージ際へ。背中をケージに着け、右腕を差し込んでから原口の体を跳ね上げる。宇野のスイープを防いだ原口はパスして宇野の左側に回る。すると宇野は右腕を差し上げたままクラッチしてネルソンの形に。原口は逆側に回ると、宇野はケージキックから亀になる。サイドバックを取る原口。宇野は立ち上がり、バックに回った原口のクラッチを切りにかかる。

バックコントロールを続ける原口。宇野は残り30秒で原口の右腕を取り、アームロックを狙った。原口は自らグラウンドに戻り、バックへ。しかしラウンド終了直前、宇野が反転してトップになった。

2R、原口が飛びヒザを見せる。さらにパンチをかわしたがグラウンドに持ち込まれた宇野は、足を利かせながら原口の腕を取り立ち上がる。そのままトップを奪うことはできず、原口がダブルレッグで宇野をケージに押し込んでいく。宇野は右腕を差し込んでネルソンへ。相手の両足を畳んでパスを狙う原口は、宇野がネルソンを深く差し込もうとした瞬間に起き上がり、逆ノースサウスの形で宇野の首を狙った。

凌いだ宇野は立ち上がり、ケージ際で原口の右腕を取る。構わず宇野をケージに押し込む原口が、バックに回った。立ち上がり、原口のクラッチを切りながらヒジを繰り出す宇野。原口はダブルレッグから宇野に尻もちを着かせる。宇野がヒザ立ちになると原口はパンチを浴びせながら、バックからクラッチしてスープレックスを見せた。そのままばっくをキープする原口。宇野のスイッチを防ぎながらバックを守った原口が、ラウンド終了直前に上を取ろうとした宇野を三角絞めに捉えたところでホーンが鳴った。

最終回、前に出る宇野は左ローからテイクダウンを狙うも、原口に潰される。背中を着けた宇野に対してサークリングする原口。宇野が立ち上がると、そのまま原口が追いかけてバックを取った。原口の右腕を取る宇野、原口は宇野が正対するとダブルレッグに切り替える。もう一度バックから、宇野が体勢を入れ替えようとした時、原口がパンチの連打を浴びせていく。そして原口が右腕を差し込んで押し込みつつ、ダブルレッグでグラウンドに持ち込んだ。

背中を着けることは防ぎ、右ヒジを打ち付けていく宇野。原口はバックキープ、グラウンドに戻ると原口はバックマウントから4の字ロックへ。回転する宇野の首に右腕を回す原口、しかし宇野も凌ぐ。起き上がろうとする宇野に対し、原口もRNCを狙いながら4の字ロックを保つ。残り1分を切ったところで、原口は再びRNCへ。しかし宇野も極めさせない。4の字ロックをほどいた宇野を、原口はダブルレッグで押し込みながら、体を起こしてパンチの連打。最後はトップを奪って試合を終えた。

裁定は原口がフルマークで抑えて勝利した。


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MMA ONE VTJ VTJ2021 佐藤将光 修斗 河村泰博

【VTJ2021】佐藤将光がネクサス王者の河村泰博を完封、4の字ロックからパンチ連打で仕留める

【写真】元修斗世界王者の佐藤が河村を寄せ付けなかった(C)MMAPLANET

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
Def.1R2分34秒 by TKO
河村泰博(日本)

いきなり飛び出した河村、佐藤は落ち着いて距離を取る。ガードを下げた川村に対し、左ジャブを突く佐藤。河村も佐藤の左ジャブに右ローを合わせる。距離が近くなったところで、河村が引き込もうとしたところで佐藤が上から潰す。河村は下から佐藤を抱え込むが、亀になると佐藤がバックを奪って4の字ロックからパンチを連打。河村は回転するも佐藤のロックは外れず。そのままパンチを連打して、レフェリーストップを呼び込んだ。


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MMA ONE VTJ VTJ2021 原口伸 岡澤弘太

【VTJ2021】ダウンはバッティング? 右フック? 元レスリング全日本王者の原口伸が岡澤弘太にKO勝利

【写真】元レスリング全日本王者の原口がKO勝ちを収めたが……(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
1R by KO
岡澤弘太(日本)

サウスポーの原口は距離を詰めて右ロー。岡澤もローを返す。プレッシャーをかけて岡澤にケージを背負わせた原口は、岡澤のテイクダウンを潰して背中を着かせる。原口は岡澤の足を捌きながら、横に回ってパンチを落とす。この展開が続き、レフェリーがブレイクをかけた。再開後、原口がプレッシャーをかけながらローで測る。岡澤の右ハイをブロックした原口、岡澤がローとジャブを繰り出してくると、原口がショートの連打を繰り出す。

打ち合いのなか、原口のダッキングから頭が岡澤のアゴに直撃し、その直後に右フックが当たって岡澤は前のめりにダウン。原口がパンチを追撃するレフェリーが試合をストップした。


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MMA ONE VTJ VTJ2021 キック 宇佐美正パトリック 野村駿太

【VTJ2021】宇佐美正パトリックが野村駿太から左フックでダウンを奪い、プロ2戦めは大差の判定勝ち

【写真】左ボディと左ヒジを当てたパトリック、さらに左フックでダウンを奪った (C)MMAPLANET

<ライト級/5分2R>
宇佐美正パトリック(日本)
Def.3-0:20-17.20-17.20-18.
野村駿太(日本)

野村はガードを下げて遠い距離から踏み込み、パトリックはガードを上げて迎え撃つ。互いのバックボーンが明確な形で試合がスタート。野村の右バックスピンキックの打ち終わりに、パトリックが右ローを返した。そしてパトリックが組み付き、左腕を差し上げて野村をケージに押し込んでいく。野村が右オーバーフックに捉えると、パトリックはクラッチを外して左のフックを放った。

離れてケージ中央に戻った両者、パトリックの左目上に大きな傷が見える。パトリックは一度相手をケージに押し込むが、打撃戦では野村が首相撲からショートレンジのヒジを当てる。野村が右ローから右ショートのストレート。離れ際にパトリックがパンチを放つが、野村はバックステップでかわす。組み合いの攻防では、パトリックがケージに押し込む。野村が離れると、パトリックの左ボディが当たり、野村の動きが止まった。

もう一発ボディを放ったあと、俄然パンチと、首相撲からのヒザ蹴りを突き刺すパトリック。グラウンドではパウンドを放つがスタンド戦を要求し。スタンドに戻るとパトリックは左ヒジからヒザ蹴りを連打し、さらに前蹴りをボディに突き刺して野村に背中を着かせた。

最終回、野村が右ローから右の打ち下ろし。さらに半身の体勢からサイドキックを放つ野村に対し、パトリックはパンチから組み付いていく。野村は両腕を差し上げてからヒザ蹴りを突き刺すと、パトリックは離れた。首相撲から右ヒジを繰り出したパトリックが、そのまま相手をケージに押し込んだ。ケージ際で首相撲からヒザ蹴りを出す野村に、パトリックは離れてから左ボディ。続いてパトリックは組み付いて野村をケージに押し込む。

倒せないとみるや離れたパトリックに対し、野村は右のスピニングバックフィスト。パトリックはやはり組み付いて野村を押し込んでいく。ここでブレイクがかかり、ケージ中央で再開すると、飛び込んでくる野村にパトリックがパンチを当てる。しかし離れた野村もワンツーを当てる。パトリックは組み付いてケージに押し込むもブレイクに。ケージ中央で再開後、パトリックが左フックでダウンを奪った。野村を絶たせたパトリックは、またもパンチを当ててから組み付きケージ際でブレイクとなる。

残り30秒、打撃戦では最後にパトリックが右ストレートを繰り出してからダブルレッグで野村に尻もちを着かせた。最後はパトリックがケージ際で野村にパンチを落として終えた。

判定は2Rにダウンを奪ったパトリックの勝利。格闘DREAMERS出身のパトリックが、プロデビューから2連勝を飾った。


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ABEMA ARAMI MMA ONE SARAMI Shooto Shooto2021#07 VTJ VTJ2021   アルフレド・ムアイアド チャンネル 中村未来 佐藤将光 修斗 原口伸 原口央 宇佐美正パトリック 宇野薫 山内渉 岡澤弘太 岩本健汰 平良達郎 河村泰博 清水洸志 猿丸ジュンジ 結城大樹 菅原和政 西川大和 野村駿太 黒澤亮平 黒部三奈

【VTJ2021】平良達郎と対戦、アルフレド・ムアイアドが計量で見せた執念「ここには勝つために来たんだ」

【写真】計量ならびに会見もリモートで参加したムアイアド。こうしたコロナ対策のもと大会が開催される(C)MMAPLANET

6日(土)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催される1VJT2021のメインで平良達郎と対戦するアルフレド・ムアイアド。

地球の反対側から、大会前日までホテルで隔離という厳しい状態で来日した。そしてリモート計量で、動画の数字がよく見えないとナァナァにすることなく、平良の滞在するホテルに呼び、眼前に計量をさせることで納得した。

この勝利への強い執念が、拳に宿ると平良は簡単な試合にならないかもしれない。リモート会見後にムアイアドの話を聞いた。


──ホテルで隔離中ですが、計量と記者会見を終えました。今の気持ちを教えてください。

「調子は良いよ。ホテルで隔離というのは、ストレスにはなったけど試合に向けて最も対戦だったといえる計量を終えることができてよかった。こんな状態だから、せっかく日本に来ることができたのに、ホテルの外に出ることができず、日本を知ることができないのは残念だけど、また来日する機会を得られるよう頑張って、次はこの国を堪能したいと思う」

──隔離中に体を動かすことはできたのですか。

「スペース的には少し狭いというのあるけど、この状況だしできることはやってきた。計画通り、ここまで来ているよ。1日に2度、3度と練習してきたから体は十分に動く。そこは全く問題ないよ」

──長旅、時差、そして隔離いろいろとあったと思います。

「飛行機での移動は確かに疲れたけど、それはもう回復している。1週間近くいるわけだし、ホテルの人たちも本当に親切だ。さっきも言ったように練習もできたし、フィジカル、メンタルともに問題ないよ」

──明日、日本のファンにどのような試合を見せたいと思っていますか。

「タイラの戦い方、戦術は十分に研究してきた。柔術、グラップリングが強いことも分かっている。対して、僕はストライカーだ。でも、ここ数戦はそういうスタイルの相手と戦ってきたからディフェンス面は強化できている。組みを防いで、打撃で勝負する」

──計量もリモートで行ったわけですが、携帯でそのまま平選手の計量の様子を映像で送っても、スケールの数字が見えづらかったのか、納得せずホテルまで呼びつける感じで、目の前に平選手の体重を見て納得をしていました。勝利への執念がヒシヒシと感じられました。

「透明性を徹底したかったので、ああしてもらったんだ。僕らはプロだからね、計量台の数字が見えづらいままでは戦えない。それと最初にオファーが来たときはフライ級のリミットだったんだ。それが58.5キロに変更されたこともあって。僕はそれでも戦うよ。構わない。でも、計量器の数字が見えないのは違うからね。

そこをうやむやにして戦うことはできない。ここには勝つために来ているんだから。そういうことで、ホテルに来てもらったんだ。その方がクリアーだからね」

──同じ日本人として、そこでオーガナイザーが不正を働くことはないとは思いますが、そのこだわりこそ本気度が伝わってきます。

「もし、僕がタイラをホテルに呼んだことで気を悪くしたら申し訳ない。契約体重が変わったことで、これまでに他の大会ではちゃんと計量も行われなかったこともあったので、念のためなんだ。今大会のオーガナイザーには、本当に良くしてもらっているから、悪い印象は本当に持っていない。ただクリアにしたかったんだ。この試合で勝つためにね」

■VTJ2021視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■VTJ2021対戦カード

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
アルフレド・ムアイアド(チリ)

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
原口央(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
菅原和政(日本)

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
河村泰博(日本)

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
岡澤弘太(日本)

<ライト級/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
野村駿太(日本)

■Shooto2021#07視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後1時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■Shooto2021#07対戦カード
             
<修斗世界女子スーパーアトム級選手権試合/5分5R>
[王者] 黒部三奈(日本)
[挑戦者] SARAMI(日本)

<修斗暫定世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
猿丸ジュンジ(日本)
黒澤亮平(日本)

<フェザー級/5分2R>
結城大樹(日本)
岩本健汰(日本)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
中村未来(日本)
澤田千優(日本

<フライ級/5分2R>
高橋SUBMISSION雄己(日本)
山内渉(日本)

<ミドル級/5分2R>
岩崎大河(日本)
清水洸志(日本)

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Interview J-CAGE VTJ2021 ブログ 原口央 宇野薫

【VTJ2021】キャリア26年目のVTJ2021、原口央と対戦──宇野薫「今の自分を確かめる試合」

【写真】セレモニアル計量開始の1時間半前に行われた本計量で65.8キロでクリアした宇野薫(C)SHOKO SATO

6日(土)、東京都江東区のスタジオ・コーストで行われるVTJ2021にキャリア26目を迎えた宇野薫が出場し、Gladiatorフェザー級チャンピオン原口央と対戦する。

セレモニアル計量でのフェイスオフで、原口央と並び立つ

修斗=プロMMAデビューは1996年10月4日、VTJの前身Vale Tudo Japanで初めて戦ったのは1998年だった。

今大会のメインで戦う平良達郎がまだ生を受ける前から戦ってきた宇野にとって、VTJとはどのような意味合いを持つ大会なのか。そして2021年のVTJとは彼にとってどのような意味を持つ戦いの場なのかを尋ねた。


──VTJ出場、1996年10月4日のプロ修斗デビューからついに26年目に突入しました。

「こうなるとは、思ってもいなかったですね(笑)」

──まさかここまで現役を続けることになるとは、と。この間、現役を退くことを考えたことは?

「ルミナさんに勝った後、目標を達成したところがあって……燃え尽きた感じもありました。その後はルミナさんに勝ったことで、強くないといけないっていうプレッシャーに押しつぶされそうになって、辞めたいと思ったりして。ルミナさんとの2戦目までは、そういうこともありましたね」

──2度目のルミナ戦ですら、21年前になります。

「ビックリしますよね(笑)」

──MMAは楽しいですか。

「楽しいイコール好きというか、好きだからやっていけるのもあるし、勝ち負けを伴っているので負けると辞めようかと思うこともあります。勝つまでは苦しいし、勝てば嬉しくて楽しい、また続けたい。でも、負けてもそうなるから好きなんでしょうね(笑)」

──それでいて、少しでも強い相手と戦って勝とうとしていますよね。

「そうですね(笑)。やるからには強い選手とやりたいですし、自分がどれだけできるのか試したいので」

──そういうなかで原口央選手と戦います。印象を教えてください。

「思い切りのレスリングが持ち味で、勢いがありますね」

──組んで殴る。ダーティーボクシングに勢いが怖いです。

「練習内容のことは話すつもりはないのですが、そういうことを踏まえて練習を続けてきました」

──では改めてVTJに出る、どういった心境でしょうか。

「復活すると聞いて、このタイミングでどういうコンセプトでやるのかなって……VTJといえば対外国人選手だったので。VTJとはそういう特別な大会で、僕が最初に出場させてもらったのは1998年のヒカルド・ボテーリョ戦で。VTJという限られた試合数のなかで組んでもらえたことに関して、坂本さんが『修斗の公式戦で結果を残し、良いパフォーマンスを見せていたから抜擢した』と言ってくれて、そこが凄く嬉しかったです。

選手としては期待されていると感じることができる。そういう大会でしたから、その期待に応えないといけない。そこで期待に応えると、次への飛躍になる。これからの道筋を用意してくれる大会、それがVTJでした。あと1年の締めくくりなので、VTJのあとは少しホッとできる時間になっていましたね(笑)。20代前半で、安堵感が他の大会とは違いました」

──翌年にはアンドレ・ペデネイラスと日本✖ブラジルの副将として出場しました。

「ルミナさんに勝ったペデネイラスとあれだけできたことは、次への自信にもなりました。そこからVale Tudo JapanがVTJという名前で復活した時(※2013年6月、VTJ 2nd)でアンソニー・アヴィラとやらせてもらいました。UFCにもう1度挑戦したいという気持ちでいたなかで、アルファメールの選手と組んでもらって結果を残せたことも大きかったです。

4カ月後の髙谷裕之選手をKOしたダニエル・ロメロ戦、それからラージャ・シッペンという選手に勝てたことも自信になりました。次へ、次へと自分の道筋を与えてくれました」

──今回は対戦相手も他の出場選手も、90年代のVTJは全く知らない。平良選手は生まれる前の試合です。

「アハハハハ。そうですね」

──彼らにとっても、ここが飛躍の場になる大会。そして原口央選手にとっては、宇野選手との試合が次に繋がるという舞台です。

「う~ん、僕は自分のことしか考えていないです(笑)。自分が原口選手にとってどういう相手かとは関係なくて。Gladiatorのチャンピオンに挑戦する試合、僕が次に繋げる試合だと思っています。それがVTJで、先ほどから言っていますが次への方向性を与えてもらえる大会ですし、このタイミングで出させてもらうことに感謝しています。そういう場所で僕らしさを出し、僕らしい試合をして、皆さんに見てもらえればと思います。そして応援してもらえるなら、嬉しいです」

──今も環太平洋王座、世界王座を狙って戦っていますか。

「今の僕には、それを口にする発言権はないです。だからノーコメントです」

──了解しました(笑)。VTJが行われる日、ABEMAでは午前中にLFAが中継され……。

「あっ、ノリピーですよね!! ノリピーからも試合が決まった時とか連絡を貰って、そのこと自体が嬉しかったです。しかも自分と同じタイミングで試合があり、どちらの試合もABEMAが放送してくれるということで、嬉しさが倍増しました。日本のファンの皆さんにノリピーの試合を視てもらえる……ずっと頑張り続けている彼の試合を視てほしいですし、良い試合をしてほしいです。

ノリピーはやはり後輩の選手の中でも思い入れがあって。それは嶋田(裕太)君も同じで。2人が頑張りすぎるぐらい頑張っているのを一緒に練習してきて、強さと同時に知っているつもりですし。本当にノリピーのひた向きな姿勢、ポテンシャルの高さ、パフォーマンスの良さを皆に見てほしいです。同じ日にこういった形でVTJに出ることができる。ノリピーに刺激を貰って……良い日にしたいですね。

それにノリピーと嶋田君が米国で繋がっているということが、僕は本当に嬉しいです。ホント、年齢は離れているけど刺激になります。2人がアルファメールやマルセロ・ガウッシアのところで頑張っている様子が、少なからずSNSで見ることができて……それをいつも一緒に練習をしている八隅君とかと話題にして。皆が刺激を受けていると思います」

──かつては嶋田選手や田中選手のような年頃だった……宇野薫がキャリア26年目を迎える。それも感慨深いです。

「いえいえいえ、そんな風に感じられるのではなくて……。僕もまだまだ、今の自分を確かめる試合ですから」

■VTJ2021視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■VTJ2021対戦カード

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
アルフレド・ムアイアド(チリ)

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
原口央(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
菅原和政(日本)

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
河村泰博(日本)

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
岡澤弘太(日本)

<ライト級/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
野村駿太(日本)

■Shooto2021#07視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後1時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■Shooto2021#07対戦カード
             
<修斗世界女子スーパーアトム級選手権試合/5分5R>
[王者] 黒部三奈(日本)
[挑戦者] SARAMI(日本)

<修斗暫定世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
猿丸ジュンジ(日本)
黒澤亮平(日本)

<フェザー級/5分2R>
結城大樹(日本)
岩本健汰(日本)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
中村未来(日本)
澤田千優(日本

<フライ級/5分2R>
高橋SUBMISSION雄己(日本)
山内渉(日本)

<ミドル級/5分2R>
岩崎大河(日本)
清水洸志(日本)

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ABEMA ARAMI MMA ONE SARAMI Shooto Shooto2021#07 VTJ VTJ2021   アルフレド・ムアイアド ジョン・リネケル チャンネル ビビアーノ・フェルナンデス 中村未来 佐藤将光 修斗 原口伸 原口央 宇佐美正パトリック 宇野薫 山内渉 岡澤弘太 岩本健汰 平良達郎 河村泰博 海外 清水洸志 猿丸ジュンジ 結城大樹 菅原和政 西川大和 野村駿太 黒澤亮平 黒部三奈

【VTJ2021】川村泰博戦前の佐藤将光「選手は試合をしたいもの」&「やりたいよう、やり切りたい」

【写真】ZOOM取材でスクショに失敗すると、佐藤が自撮り写真を丁寧に同じ構図で送って来てくれた (C)SHOKO SATO

6日(土)、東京都江東区のスタジオ・コーストで行われるVTJ2021で佐藤将光が出場し、河村泰博と対戦する。

2019年5月、佐藤はONEでのキャリアをスタートさせると3連続フィニッシュ勝利を果たす。ビビアーノ・フェルナンデスの持つONEバンタム級王座挑戦の機運が高まっていたが、コロナパンデミックが起こり、その機会は巡って来ず今年の1月にファブリシオ・アンドラジとの激闘で惜敗を喫した。

以来、試合が組まれてなかった佐藤は今回のVTJへの出場を凱旋マッチでも、消化マッチでもないと言い切る。歯に衣着せぬ言動も、人間の権利=自由の行使の一環だ。試合機会を求めるのは、実戦に向かう日々で自身が成長に繋がっていたから。

ONE日本大会以来、2年振りの国内での試合前に佐藤の心境を尋ねた。


──ファブリシオ・アンドラジとの試合から、10カ月近く経ちVTJで河村泰博選手との試合が決まりました。ようやく試合ができることに対し、どのような気持ちですか。

「率直に嬉しいです。ずっと試合がしたかったので。僕は試合を重ねている方がコンディションが創りやすいですし、試合に向けて対策練習をして技術力を上げるタイプで。そうすることで成長できるから、試合が決まって嬉しいです」

──ONEが5月から8月までシンガポールのロックダウンもあり大会がキャンセルになっていましたが、9月の再開からも声が掛からなかったということですね。

「契約満了期間がこの間にあって、その後の更新に向けての話は続けている状態です。まぁONEも致し方ない状況ですし、僕が文句を言ってもしょうがないことです。ただし、選手は試合がしたい。この状況を何とかしたいということは、知ってもらう必要があります。ダメならダメで、日本で戦わせて欲しいという僕の要望を今回はONEが飲んでくれて試合ができます。

このインタビューを読んでくれる人たちは、簡単に試合を組んでもらえるモノだと思うかもしれないけど、色々と難しいことがあります。

一番はONEでベルトを目指したいです。中途半端で終わりたくないですから。ただコロナってすぐには収束しないと思いますし、そうなったら今回のようにただただ試合期間が空いてしまうことは……勝手な意見かもしれないですが、僕は辛いので。どのような理由があっても一定の期間、試合が組まれないなら日本で試合ができるというような条項を契約に盛り込んでもらえるなら、これからも当然ONEで戦い続けたいです」

──ONEの契約も当然のようにコロナ禍を想定していないモノだったでしょうし、コロナ禍においてはフレキシブルに対応してほしいというのが正直なところですね。

「まぁ、そういう障害というモノがあったのですが、色々な人に動いてもらって今回VTJで試合ができることになり、そこは感謝していますし試合ができて良かったです。ONEで試合が組まれないで、このタイミングでVTJに出られる。そこの許可は貰えたのでオファーがあれば修斗の公式戦でも試合をしたい。僕としてはどこでも試合ができるなら、やりたいということです。

色々な煽り方があるので、ファンの人に向けて分かりやすいストーリーラインがあるのは構わないです。ただし、心情としては凱旋マッチでもないし、消化試合でもない。ただただ僕のパフォーマンスを見せる機会ということです」

──佐藤将光が佐藤将光であるための試合。そういう風に捉えています。

「もう勝手なんで、自分がやりたいように生きています」

──将光選手はパンクラスから修斗、修斗からONEとずっと成長しています。敗れたとはいえアンドラジ戦の内容も良かった。それだけに、本当にやっと試合を見ることができます。そして対戦相手がNEXUSのバンタム級王者である河村選手になりました。どのような印象を持っていますか。

「相手の選手に対しては、特に……。テーマとしては、如何に自分のパフォーマンスを見せるのかということなので。いつもと同じで決まった相手の映像を見て、研究する。そこに自分の技術をはめて戦う。特別なことがないのは、他の試合とも同じです。リマッチだったり、昔視ていた選手との試合では特別な想いを持つこともありますが、そうでない試合は『あぁ、こういうタイプね』という感じだけです」

──VTJとONEではルールが違います。その辺りは気になりますか。

「ルールは緩い方が好きなので、ONEルールの方が戦いやすいと思います。けど、グラウンドでのヒザがないだけですからね」

──戦いは危険になりますが、規制が緩くなるという風に捉えているのですね。興味深いです。

「まぁ自分が使いたいので。使いたい方からすると緩いという捉え方になりますね。グラウンドのヒザにしても、攻撃を受けることでなく攻撃することしか考えていないです。練習中でも、今回はここでヒザを蹴ることができないんだなとか考えることはありましたしね」

──なるほどぉ。この試合が、どのように今後のキャリアに関係してくるのか。

「今は今後のことについては、言えないですね……」

──ビビアーノ・フェルナンデスが戻ってきて、ジョン・リネケルと戦うことが一度は決まりました。その10周年記念大会は延期が決定しましたが、ONEバンタム級選手権試合についてはどのようになると予想していましたか。

「リネケルが普通に勝つと思っています。そういう選手と戦っていきたい気持ちは勿論持っています。試合ができるのであれば、最初に言ったように中途半端に戻って来るんじゃなくて、ONEでやって行きたいという気持ちでいました。ただし海外で外国の強豪と戦いたいという想いよりも、試合ができないことが嫌だという気持ちの方が大きいです」

──将光選手の要望とONEの望みが合致し、WIN WINになれることを望みます。そして今回の河村戦、将光選手のどのようなパフォーマンスをファンに見せたいと考えていますか。

「前の試合で負けているので、期待を持ってもらえる試合を──佐藤将光って強いなと思ってもらえる試合がしたいです。ちゃんと倒しにいくスタイルを見せたいですね。あとは思うように自由にやりたい。もちろん試合は見てもらうモノで、見てほしいのですが、一番は自分のやりたいことを見てもらうという感覚です。やりたいように、思い切りやりたいです」

──アンドラジ戦で佐藤将光の力を疑うような人は、まずいないと思います。同時にアンドラジもあそこから試合が組まれていないので、もっと見たい。その強さを他の選手相手にも見せてほしい選手です。

「僕はバンタム級だから、バンタム級の選手の試合がもっと見たいです。DJ✖ロッタンとか、僕は絶対に乗れなくて。だったらDJはMMAのトップ選手と、ロッタンはムエタイの強い選手とやって欲しい。ああいう試合があると、ONEが何を目指しているのか見えなくなるので、どう乗れば良いのか分からないというのはあります。

まぁ期待してもらえるような試合をしたいです。されなくても、続けちゃうんですけど(笑)。皆に見たいと思ってもらう試合を熱気を帯びた会場でやることが一番気持ち良いので、色々背負っている方が辛いけど楽しいです。辛いことの方が楽しいような気がします」

■VTJ2021視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■VTJ2021対戦カード

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
アルフレド・ムアイアド(チリ)

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
原口央(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
菅原和政(日本)

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
河村泰博(日本)

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
岡澤弘太(日本)

<ライト級/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
野村駿太(日本)

■Shooto2021#07視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後1時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■Shooto2021#07対戦カード
             
<修斗世界女子スーパーアトム級選手権試合/5分5R>
[王者] 黒部三奈(日本)
[挑戦者] SARAMI(日本)

<修斗暫定世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
猿丸ジュンジ(日本)
黒澤亮平(日本)

<フェザー級/5分2R>
結城大樹(日本)
岩本健汰(日本)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
中村未来(日本)
澤田千優(日本

<フライ級/5分2R>
高橋SUBMISSION雄己(日本)
山内渉(日本)

<ミドル級/5分2R>
岩崎大河(日本)
清水洸志(日本)

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Interview J-CAGE VTJ2021 ブログ 宇佐美正パトリック 野村駿太

【VTJ2021】野村駿太とプロ2戦目対決、宇佐美正パトリック「倫也先輩にプレッシャーを与える試合を」

【写真】つわものどもが夢の跡。EXFIGHT02直後にパトに話を訊いた (C)MMAPLANET

6日(土)、東京都江東区のスタジオ・コーストで行われるVTJ2021のオープニングマッチで『格闘DREAMERS』出身、LDHmartialartsファイターの宇佐美正パトリックが野村瞬太と対戦する。

9月にプロMMAデビューを果たしたばかりのパトリックが、プロ2戦目でVTJという舞台で戦う機会を得た。対戦相手の野村はポイント空手出身で、同じくプロ2戦目のファイターだ。宮田和幸率いるBRAVE GYMは、数々のバックボーンを持つ格闘家が集まっており、野村もデビュー戦から宮田メソットといえるレスリングを取り入れて戦っている。

環境、練習仲間という点においても、EXFIGHT所属のパトリックは決して負けてはいらない。寝技になっても自信あり、スタンドの打撃戦は言うに及ばず。試合を1週間後に控えた10月30日、練習仲間が戦ったEXFIGHT02直後にパトリックに話を訊いた。


──自らの試合まで1週間、EXFIGHTの練習仲間が実戦で戦うところを見ていて気持ちが高ぶってきましたか。

「会場が違って雰囲気は違うのですが、刺激を貰ってさらに燃えてきているというか、いよいよだなって上がってきています。でも、上がり過ぎても良くないので声も出さないよう結構抑えて見ていました。

声を出して応援をしたいというのはあるんですけど、練習仲間の相手の選手達はEXFIGHTに来てくれているわけだし、アウェイ感が出たらいけないから声は出さなかったです」

──くれぐれもセーブエナジーでお願いします。

「アハハハ。でも、どの試合も楽しくて勉強させてもらいました」

──試合まであと1週間、追い込みも終わった形ですか。

「ハイ、ちょうど昨日上がったところです。ここから回復しつつ、水抜きのための準備をしている感じで。疲労のピークからも抜けてきています」

──やるべきことはやったと。

「ハイ。GENで岡見さんに壁レス、グラップリングをしっかりと指導してもらいました。ここのところ、指摘されたことをすぐにやるということを心掛けていて。それができるようになっているので、試合の時も指示に対してすぐに動けると思います」

──今回の対戦相手である野村駿太選手は伝統派ポイント空手出身で、同じくプロ2戦目です。

「パンチが固そうで、凄く打ち込んできますね。でも、打撃じゃなくてテイクダウンに来るかもしれないですしね。デビュー戦でテイクダウンされているし、パンチでは来ないんじゃないかって。でも、寝技だって僕のフィールドです。凄く良くなっているし、下からも技を掛けることもできているんで──寝るつもりはないけど、下になっても極め切れるというのが自分の強さです。

でも、打撃でやるっていうなら喜んでやりますよって感じです。空手で結果を残しているし、打撃に自信があるでしょうしね。スピードがあって、反応も凄く良いですから」

──ステップを踏み、距離を取るということも考えられます。

「僕もボクシングをやってきて、変則的なパンチを知っています。ヨシ・イノウエ選手が反応できなかったのも、地味にですけど自分で工夫して変化を加えているからなんです。そういうところも見てほしいですね」

──2戦目ということで、気持ち的に少し余裕がありますか。

「余裕というか、やることをやる。コレが僕の仕事なんで。ただデビュー戦はえぐかったです。もう腹も痛かったし。でも皆に支えてもらっているので、ちゃんと勝つことが恩返しやと思って戦いました」

──2戦目が中村倫也選手より、早くなりましたね。

「しかもVTJですからね。僕が倫也先輩にプレッシャーを与えることができる人間になりたいですし……。この前はデビュー戦のデキが凄すぎて、めっちゃプレッシャーを掛けられたんで(苦笑)。今回は僕が倫也先輩のプレッシャーになるような試合をします」

──そういう切磋琢磨の方法があるのですね。

「だから今回は凄く楽しみなんです。この前より減量の幅も少なくて、15キロぐらい落としていたのが、6キロぐらい落とすだけで良くて。試合後も普通にご飯も食べても体重が増えなかったですね」

──あと1週間、水抜き前としては上々ですね。顔色も良いですし。

「そうですか? 減量も上手いこといっています。今回も親父が応援しに来てくれるんでエェところを見せられたらなって思っています」

──VTJは修斗にとって特別な大会です。そこで戦うことについては?

「世界を見据えている大会。その世界で通用するんやって思ってもらえるような試合をするんで。この前はボディで倒したので、今回は違う形で倒して大会の先陣を切りたいと思います。次のVTJは僕も国際戦を戦えるようになる──そういう気持ちでやります」

■VTJ2021視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■VTJ2021対戦カード

<58.5キロ契約/5分3R>
平良達郎(日本)
アルフレド・ムアイアド(チリ)

<フェザー級/5分3R>
宇野薫(日本)
原口央(日本)

<ライト級/5分3R>
西川大和(日本)
菅原和政(日本)

<63キロ契約/5分3R>
佐藤将光(日本)
河村泰博(日本)

<ライト級/5分3R>
原口伸(日本)
岡澤弘太(日本)

<ライト級/5分3R>
宇佐美正パトリック(日本)
野村駿太(日本)

■Shooto2021#07視聴方法(予定)
11月6日(土)
午後1時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■Shooto2021#07対戦カード
             
<修斗世界女子スーパーアトム級選手権試合/5分5R>
[王者] 黒部三奈(日本)
[挑戦者] SARAMI(日本)

<修斗暫定世界ストロー級王座決定戦/5分5R>
猿丸ジュンジ(日本)
黒澤亮平(日本)

<フェザー級/5分2R>
結城大樹(日本)
岩本健汰(日本)

<インフィニティリーグ2022女子アトム級/5分2R>
中村未来(日本)
澤田千優(日本

<フライ級/5分2R>
高橋SUBMISSION雄己(日本)
山内渉(日本)

<ミドル級/5分2R>
岩崎大河(日本)
清水洸志(日本)

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