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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN237   アレッシャンドリ・パントージャ ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル

【UFN237】ロイヴァルがスプリット判定でモレノにリベンジ、王者パントージャとの再戦をアピール

<フライ級/5分5R>
ブランドン・ロイヴァル(米国)
Def.2-1:48-47.46-49.48-47
ブランドン・モレノ(メキシコ)

サウスポーのロイヴァルに対し、モレノは左右にサークリングする。ロイヴァルが左ミドル、モレノがインローを見せる。ロイヴァルがジャブを伸ばすと、モレノはしっかりガードを上げる。ロイヴァルが左ミドルとインロー、モレノは踏み込んで左フックをかぶせる。

ロイヴァルが細かくジャブを突くと、モレノはガードを上げて前に出て右のオーバーハンド。モレノはロイヴァルの蹴りに右ストレートから左、右ミドル、左フック。ロイヴァルも強引に距離を詰めて右ヒジ。モレノはロイヴァルの前進に左フックを合わせ、距離が詰まるとヒザ蹴り。ロイヴァルは左ミドルを蹴る。

2R、ロイヴァルが左ミドルとインロー。モレノもインローを返して、右のオーバーハンドを当てる。さらにモレノはロイヴァルの左ミドルを腕で流して、再び右のオーバーハンドを狙う。ロイヴァルがジャブを打つと、モレノはインロー、飛び込んでの右フック、右ミドル。右のオーバーハンドから返しの左フック、ロイヴァルの蹴り足キャッチも狙う。

ロイヴァルはアッパーから距離を詰めてヒザ蹴り、離れると左ミドルを蹴る。モレノは右から返しの左フック。ロイヴァルはジャブと右ボディ、モレノは右ストレートとインロー。ロイヴァルはモレノのパンチに左ミドルを合わせる。

モレノもロイヴァルの左の蹴りに左フックを打ち返す。モレノがインローを取ってテイクダウンすると、ロイヴァルは足関節を狙いつつ三角絞めへ。モレノはインサイドガードに収まり、ロイヴァルはラバーガードからフットチョークとオモプラッタ。モレノは腕を抜いて立つ。

3R、ロイヴァルが前に出てインローと左ミドル。モレノはサークリングして距離を詰めさせない。モレノはロイヴァルの左ミドルをとってテイクダウンすると、スクランブルの攻防からバックにつく。ロイヴァルはモレノの腕のクラッチを外して離れる。

ロイヴァルの蹴りがローブローとなり、モレノにブレイクが与えられる。再開後、モレノは右ストレートから左フック、右ミドル。ロイヴァルはジャブと右アッパー、左ミドルとインローでモレノの前進を止める。

ここからロイヴァルは左ストレートを顔とボディに打ち分け、左のヒザ蹴り。モレノはそのヒザ蹴りをとって組みつき、ロイヴァルのバックにつく。離れ際にヒジを振る両者。モレノは蹴り足キャッチでロイヴァルのバランスを崩すが、ロイヴァルは倒れない。

ロイヴァルがジャブから攻撃を組み立て、シングルレッグを狙う。モレノは右ストレートからアウトロー。ロイヴァルはガードを上げるモレノに細かいパンチをまとめる。

4R、ロイヴァルがジャブとインローで前に出る。モレノは右ストレートから左のアウトロー。右から左アッパー、両差しで組んで倒しに行くが、ロイヴァルもスクランブルでトップキープを許さない。モレノはガードを上げて右ストレートとアウトロー、このコンビネーションを当てる。

ロイヴァルは左ストレートと右アッパー、ガードを固めるモレノにパンチとヒザ蹴り、ダブルレッグでテイクダウンする。モレノは左腕を差して立ち上がり、ロイヴァルはそのままケージに押し込んでパンチを入れる。

距離が離れるとモレノはステップが使えず、足が止まる。ロイヴァルはモレノのジャブをかわして左ストレートを当て、右アッパーから左、インローと手数を増やす。終盤、ロイヴァルが左ストレートから右ボディ、左ハイと攻勢に出た。

5R、モレノが右のオーバーハンドを当て、そこから両差しで組む。ケージを背にしたロイヴァルは細かくパンチを入れるが、モレノはケージに押し込んだままヒザ蹴りを入れる。

ここでブレイクとなり、ロイヴァルはジャブから左ストレート、モレノは右のオーバーハンドを振る。ジャブで距離を作って左ストレートを当てるロイヴァル。モレノのパンチは空を切る回数が増える。

モレノはガードを固めて突進。ロイヴァルがそこにパンチを打つと、組んだモレノがバックへ。ロイヴァルが正対したところでブレイクとなり。再開後、モレノがすぐに距離を詰めて右ボディと左フック。ロイヴァルも左ストレートと右ボディを返す。

モレノはヒジも見せて組みつくとバックへ。ここはコントロールしきれず、両者が離れて打撃戦。パンチを振り回すモレノにロイヴァルはヒザ蹴りを突き上げた。

判定は2-1と割れてロイヴァルが勝利。試合後ロイヴァルは「僕は3世代目のメキシカンだ。皆と同じメキシコ人だ。だから、今ここにいる全ての理由がそこにある。僕はメキシコを愛している。そして俺はフライ級のギャングスターだ。パントージャと再戦したら? あんな試合は2度としない」と王者アレッシャンドリ・パントージャへのリベンジをアピールした。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN237   ジャイー・ロドリゲス ブライアン・オルテガ

【UFN237】ヒジでロドリゲスの顔面を切り裂いたオルテガがRNCで復帰戦勝利&リベンジ

<フェザー級/5分5R>
ブライアン・オルテガ(米国)
Def.3R0分58秒 by 肩固め
ジャイー・ロドリゲス(豪州)

オルテガが左ジャブを突きながら前に出る。しかしサウスポーに構えたロドリゲスの右ジャブをモロに受けてしまう。ロドリゲスがオーソドックから右を被せた。なおもオルテガは左ジャブを突き続ける。距離が近くなるとロドリゲスのパンチがオルテガの顔面をかすめる。左ショートのカウンターをもらいダウンを喫したオルテガがスクランブルに持ち込むも、ロドリゲスは離れた。そして蹴りを散らし、さらにパンチを伸ばすロドリゲス。対するオルテガはグラつきながら組み付くも、テイクダウンできない。

スイッチしながら蹴りと右フックを当てるロドリゲスに、オルテガも右ミドルを打ち込んだ。サウスポーからの右カーフでオルテガをグラつかせたロドリゲスは、そのままトップを奪う。パウンドの連打を受けるオルテガが、下から三角を仕掛けるも足を組むことができない。腰骨に当てられた足を捌きながら、ロドリゲスが削っていく。オルテガがロドリゲスの右足を取ってバックテイクへ。立ち上がるロドリゲスのバックに回り、ケージ際で右足を差し込みグラウンドに持ち込んだ。右腕を枕に抑え込み、ハーフガードのロドリゲスに右を落としていった。

2R、ロドリゲスはサウスポーに構える。ワンツーを繰り出すオルテガに対し、蹴りを散らしていく。オルテガはロドリゲスをケージまで追い込むが、組むことはできない。オーソドックスにスイッチしたロドリゲスの左足に、オルテガがシングルレッグで組むも突き放されてしまう。しかしオルテガはロドリゲスにケージを背負わせると、ダブルレッグから足ををすくって背中を着かせた。ロドリゲスはオルテガの首を取ってギロチンで絞め上げたが、ここはオルテガが凌いだ。

頭を抜き、足を一本越えたオルテガがコツコツとパウンド&鉄槌を落とす。さらに右手でロドリゲスの頭を抱え、左ヒジを連打する。ガードに戻したロドリゲスも、下から鉄槌を打ち込む。オルテガは右ヒジを落とし、足を捌いてパスしながら左ヒジを入れると、ロドリゲスは右目付近から大出血。オルテガがロドリゲスの頭をケージに押し込み、パウンドと鉄槌、ヒジを落とし続けた。

3R、サウスポーのロドリゲスがワンツースリーまでパンチを放ち、左ハイに繋げる。組みついたオルテガはケージに押し込み、小外刈りでグラウンドへ。マウントを奪取したオルテガがパウンドから肩固めに移行してタップを奪った。

2022年7月の初戦ではオルテガが試合中に右肩を負傷し、TKO負けを喫していた。それ以来19カ月振りの復帰戦を勝利で飾るとともに、ロドリゲスへのリベンジを果たしたオルテガは、「僕の周りにいてくれる皆を愛している。試合前にジャンプした時に、右足首をやってしまって。でも神が見守ってくれていると思っていた。でも1Rはあんな風になってしまった(笑)。全てのコーチ、トレーニングパートナーの皆、ノンストップの3カ月のトレーニングは最悪だった。ヘナーは15歳の時からずっと僕を指導してくれている。次の水曜日に僕は33歳になるんだ。次? ダナ、あとで話そう」と語った。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN237   キック ダニエル・セジューベル フランシスコ・プラド ボクシング

【UFN237】蹴りを散らして、正確なボクシングでセジューベルがタフなプラドを封じ込める

<ライト級/5分3R>
ダニエル・セジューベル(メキシコ)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
フランシスコ・プラド(アルゼンチン)

右ローをカットして、左ハイを蹴ったセジューベル。しっかりと足への蹴りはチェック、かわすセジューベルは左の高い位置への蹴りを多用する。プラドも右ハイを蹴り、左フックから右オーバーハンドへ。セジューベルは前蹴りと関節蹴りで突き放そうとする。構わずフックで前に出るプラドが、左ボディショットを決める。ここからクリンチの展開はすぐに離れ、プラドは構え、頭を位置を変えつつステップインすると近距離でパンチ、組んでもエルボーを繰り出して離れる。

セジューベルはミドルを入れたが、プラドの圧は強くパンチからカーフを受ける。ロングのワンツーを振るい、右ミドルを決めたプラドはセジューベルの首相撲も潰してケージに押し込む。押し返して離れたセジューベルがジャブを入れ、ワンツーをかわす。最後にセジューベルの蹴りとプラドの右オーバーハンドが交錯した。

2R、左ハイのセジューベル。プラドは左ボディフックを入れる。右を当てたセジューベルは、パンチを纏めヒザ蹴りから左ミドルを決める。セジューベルの距離で踏込みがなくステイしてしまったプラドは、目尻をカットして流血するなかヒザ蹴りを受けて動き落ちる。セジューベルは冷静に首相撲から今度はヒザをボディに突き刺す。さらに顔面にもヒザを突き上げたセジューベルはジャブを伸ばし、左ミドルハイへ。プラドは完全に動きが落ち、肩で息をするように。セジューベルは再びパンチを纏めると、プラドのパンチに距離を取って左アッパーを打ち込む。

カーフの距離から踏み込めずにパンチを振るうプラドは、頭を振ってもパンチを被弾する場面が増える。セジューベルは右ストレートを打ち抜き、踏み込みには左ジャブを当てる。さらに右前蹴りでアゴを狙ったセジューベルが、プラドを圧倒した5分となった。

最終回、ドクターチェックを受けたプラドは試合続行を認められる。セジューベルはジャブ、前蹴りから左ハイを狙う。踏み込んだことでヒットする箇所がずれたプラドは、右目にジャブを集中されている。そこに射抜くだけの精度を誇るセジューベルのボクシング力は、レンジのコントロールに生きプラドの攻撃をほぼ受けない。

ジャブだけでなくリードフック、アッパーと正確な左の攻撃を続けるセジューベルが、スイッチして左ミドル、首相撲&ヒザと攻勢のまま試合は残り2分を切る。プラドも懸命に拳を振るうが、ほぼ空を切る。必死に左を伸ばしたプラドが、左ミドル。直後に右ストレートをヒットさせたセジューベルが、右ハイで頭部を狙う。セジューベルは左ミドルを決めると、最後の5秒は足を止めてプラドと拳を交換した。

ジャッジの裁定は3-0でセジューベルに。「ビバ・メヒコ!! 世界中の皆に見てくれてありがとうと伝えたい。プラドは凄くタフだったけど、ジャブで試合を組み立てた。初回はミドルキックとジャブを多用して、彼のパワーを無くそうと思ったんだ。それなのに3Rになっても、凄い風切り音がするパンチだった」と勝者は話した。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN237 クリス・ダンカン マニュエル・トーレス

【UFN237】トーレスがダンカンにRNCを極めて14度目の1Rフィニッシュ「歴史上最高のファイターになる」

<ライト級/5分3R>
マニュエル・トーレス(メキシコ)
Def.1R1分46秒 by RNC
クリス・ダンカン(英国)

トーレスがプレスをかけると、ダンカンが右を当てた。この一撃を受けて下がるトーレスは左ハイを繰り出すも、かわしたダンカンに組まれてしまう。右腕を差し上げ、左腕でニータップをしかけたダンカン。トーレスはギロチンで受けるも、ダンカンが立ち上がり左腕を差し上げてケージに押し込む。しかしトーレスがボディロックからテイクダウンした。バックマウントを狙われたダンカンが立ち上がる。トーレスはバックからダンカンの両手を抑えつつ、足払いでグラウンドへ。バックテイクから、すぐさまRNCでタップを奪った。

これが14度目の1Rフィニッシュとなったトーレスは「グラジアス・メヒコ。フィニッシュが好きなんだ。何でもできる。レスリングだって見ての通りだ。歴史上最高のファイターになる」と語った。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN237 クリスチャン・キニョネス ハオーニ・バルセロス

【UFN237】疲れが見えたバルセロスが、最終回にRNCでキニョネスからタップ奪う

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
Def.3R2分04秒by RNC
クリスチャン・キニョネス(メキシコ)

両者、飛び跳ねるようなステップからバルセロスが前蹴りを見せる。直後にシングルに出たバルセロスだが、キニョネスが切る。右をヒットしたバルセロスは、クリンチでケージに押し込まれてもウィザー&リストコントロールで防御する。ここから腰に乗せるように投げを打って離れたバルセロスに対し、キニョネスがワンツーからスリー&フォーで前に出る。シングルレッグでテイクダウンを取られたキニョネスが、すぐに立ち上がって逆にボディロックからバックを伺う。背中に回って足のフックに掛かるキニョネスに対し、バルセロスが2度に渡り金網を掴む。

倒されないよう重心を前方に持ってきたバルセロスの顔面に後方からヒザを入れたキニョネスは、スクランブルでバックを取り続ける。結果、残り20秒でトップを奪取する。半身のバルセロスを殴ったキニョネスが初回を取った。

2R、バルセロスが右に回り、キニョネスが左の蹴りで止めに掛かる。右ストレート、ワンツーでステップインするバルセロスを蹴りで牽制するキニョネスはスイッチをしながら右フックも空振りに。ロングアッパーに続く左ジャブを被弾したバルセロスが、直ぐにワンツーで反撃する。互いにロングでアッパーを振るうが、クリーンヒットはしない。キニョネスはロー、ミドルを蹴り、テイクダウンのフェイクから右を当てる。キニョネスは右をクリーンヒットするが、ダブルレッグで倒される。直後に右を被弾してダウンしたキニョネスは、ヒザをあげた直後にバルセロスのヒザを顔面に突き刺され、「反則だ」とアピールする。

ここで隙ができ、パンチの追撃を受けたキニョネスだが、持ち直してパンチで反撃に出る。バルセロスはシングルを切られると、疲れたか動きがガクンと落ちている。ダブルを切ったキニョネスはヒザを入れ、自らもテイクダウンを狙ったが未遂に終わった。

最終回、ハグから戦闘を再開した両者はローを蹴り合う。左右に回るキニョネスにジャブ、ローを入れたバルセロス。近い距離で左を当てると、さらに右をステップインしながら狙う。キニョネスは右ミドルをキャッチされ、軸足払いでテイクダウンを奪われる。ボトムで潜ろうとしたキニョネスを潰したバルセロスが、バックに回り両足をフックすると電光石火のRNCを極めた。

勝者は左肩を負傷したように、左手をぶらりと下げたまま勝者インタビューに対応し、「インターバルでレスリングから、寝技に持ち込めと言われた実行した」と話した。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN237 クリスチャン・キニョネス ハオーニ・バルセロス

【UFN237】疲れが見えたバルセロスが、最終回にRNCでキニョネスからタップ奪う

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
Def.3R2分04秒by RNC
クリスチャン・キニョネス(メキシコ)

両者、飛び跳ねるようなステップからバルセロスが前蹴りを見せる。直後にシングルに出たバルセロスだが、キニョネスが切る。右をヒットしたバルセロスは、クリンチでケージに押し込まれてもウィザー&リストコントロールで防御する。ここから腰に乗せるように投げを打って離れたバルセロスに対し、キニョネスがワンツーからスリー&フォーで前に出る。シングルレッグでテイクダウンを取られたキニョネスが、すぐに立ち上がって逆にボディロックからバックを伺う。背中に回って足のフックに掛かるキニョネスに対し、バルセロスが2度に渡り金網を掴む。

倒されないよう重心を前方に持ってきたバルセロスの顔面に後方からヒザを入れたキニョネスは、スクランブルでバックを取り続ける。結果、残り20秒でトップを奪取する。半身のバルセロスを殴ったキニョネスが初回を取った。

2R、バルセロスが右に回り、キニョネスが左の蹴りで止めに掛かる。右ストレート、ワンツーでステップインするバルセロスを蹴りで牽制するキニョネスはスイッチをしながら右フックも空振りに。ロングアッパーに続く左ジャブを被弾したバルセロスが、直ぐにワンツーで反撃する。互いにロングでアッパーを振るうが、クリーンヒットはしない。キニョネスはロー、ミドルを蹴り、テイクダウンのフェイクから右を当てる。キニョネスは右をクリーンヒットするが、ダブルレッグで倒される。直後に右を被弾してダウンしたキニョネスは、ヒザをあげた直後にバルセロスのヒザを顔面に突き刺され、「反則だ」とアピールする。

ここで隙ができ、パンチの追撃を受けたキニョネスだが、持ち直してパンチで反撃に出る。バルセロスはシングルを切られると、疲れたか動きがガクンと落ちている。ダブルを切ったキニョネスはヒザを入れ、自らもテイクダウンを狙ったが未遂に終わった。

最終回、ハグから戦闘を再開した両者はローを蹴り合う。左右に回るキニョネスにジャブ、ローを入れたバルセロス。近い距離で左を当てると、さらに右をステップインしながら狙う。キニョネスは右ミドルをキャッチされ、軸足払いでテイクダウンを奪われる。ボトムで潜ろうとしたキニョネスを潰したバルセロスが、バックに回り両足をフックすると電光石火のRNCを極めた。

勝者は左肩を負傷したように、左手をぶらりと下げたまま勝者インタビューに対応し、「インターバルでレスリングから、寝技に持ち込めと言われた実行した」と話した。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN237 キック ヘスウ・アギラー マテウス・メンドンサ

【UFN237】地元メキシコのアギラーがメンドンサにスプリット判定勝利「論議の余地のある試合で申しわけない」

<フライ級/5分3R>
ヘスウ・アギラー(メキシコ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
マテウス・メンドンサ(ブラジル)

アギラーが左ミドルと右ロー。メンドンサもミドルを蹴り返してダブルレッグでテイクダウンを奪う。アギラーは潜り系のスイープを狙いつつ立ち上がり、左腕を差してメンドンサをケージに押し込む。アギラーが腰をロックして足をかけてテイクダウンを狙うと、メンドンサもアギラーの左腕を小手に巻いて投げを狙い、足をかけてテイクダウンを奪う。

サイドポジションのメンドンサはトップキープしてヒジを落とし、アギラーはここでも潜り系のスイープを狙い、メンドンサがその動きに合わせてバックにつく。アギラーは腰を上げてメンドンサを前に落とすとパンチとヒジ。メンドンサはガードポジションから三角絞めを狙い、残り20秒を切るところで腕十字へ。アギラーが腕を抜いてパンチを落とした。

2R、アギラーが右カーフキック。メンドンサがすぐにダブルレッグでテイクダウンし、アギラーの首を抱えて寝かせる。サイドポジションでトップキープするメンドンサだが、アギラーがブリッジをきかせ、ダブルレッグでアギラーをケージに押し込む。

ここでメンドンサがギロチンを狙いつつバックにつく。アギラーが1Rと同じように前方に落とそうとするとバックキープからマウントに移行。メンドンサは半身になるアギラーにパンチを連打し、アギラーは何とか足を戻してハーフガードを取る。

メンドンサは身体を起こしてパンチを落とし、ダースチョークへ。アギラーが頭を抜くと、スタンドで左のパンチを効かせる。これでメンドンサがバランスを崩し、すぐにアギラーがダブルレッグでテイクダウン。マウントポジションを取ると細かくパンチを当てる。

メンドンサもブリッジから立ち上がり、すかさず飛びヒザ蹴り。アギラーは続くメンドンサのダブルレッグを切り、メンドンサが足関節を狙うが、アギラーは足を組んでディフェンスしてパンチを落とした。

3R、アギラーが右ストレートと右フック、左ミドル、右カーフキック。これでメンドンサがバランスを崩すと、すぐにアギラーがトップキープへ。身体を起こすメンドンサにギロチンを狙うが、これは極まらず。メンドンサがハーフガードでトップキープする。パスガードを仕掛けるメンドンサだったが、ここでレフェリーがブレイクを命じる。

再開後、アギラーが左フック。この左で前に出ていくが、メンドンサが両差しでテイクダウンする。ここも身体を起こすアギラーだが、メンドンサはバック→マウント→バックとポジションを変え、残り10秒のところで三角絞め&腕十字を仕掛けた。

判定は2-1と割れてアギラーが勝利。地元メキシコで勝ち星を掴んだが「論議の余地のある試合になって申しわけない。こうなる前から母には『皆に感謝しなさい』と言われてきたんだ」と語った。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN237 キック ヘスウ・アギラー マテウス・メンドンサ

【UFN237】地元メキシコのアギラーがメンドンサにスプリット判定勝利「論議の余地のある試合で申しわけない」

<フライ級/5分3R>
ヘスウ・アギラー(メキシコ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
マテウス・メンドンサ(ブラジル)

アギラーが左ミドルと右ロー。メンドンサもミドルを蹴り返してダブルレッグでテイクダウンを奪う。アギラーは潜り系のスイープを狙いつつ立ち上がり、左腕を差してメンドンサをケージに押し込む。アギラーが腰をロックして足をかけてテイクダウンを狙うと、メンドンサもアギラーの左腕を小手に巻いて投げを狙い、足をかけてテイクダウンを奪う。

サイドポジションのメンドンサはトップキープしてヒジを落とし、アギラーはここでも潜り系のスイープを狙い、メンドンサがその動きに合わせてバックにつく。アギラーは腰を上げてメンドンサを前に落とすとパンチとヒジ。メンドンサはガードポジションから三角絞めを狙い、残り20秒を切るところで腕十字へ。アギラーが腕を抜いてパンチを落とした。

2R、アギラーが右カーフキック。メンドンサがすぐにダブルレッグでテイクダウンし、アギラーの首を抱えて寝かせる。サイドポジションでトップキープするメンドンサだが、アギラーがブリッジをきかせ、ダブルレッグでアギラーをケージに押し込む。

ここでメンドンサがギロチンを狙いつつバックにつく。アギラーが1Rと同じように前方に落とそうとするとバックキープからマウントに移行。メンドンサは半身になるアギラーにパンチを連打し、アギラーは何とか足を戻してハーフガードを取る。

メンドンサは身体を起こしてパンチを落とし、ダースチョークへ。アギラーが頭を抜くと、スタンドで左のパンチを効かせる。これでメンドンサがバランスを崩し、すぐにアギラーがダブルレッグでテイクダウン。マウントポジションを取ると細かくパンチを当てる。

メンドンサもブリッジから立ち上がり、すかさず飛びヒザ蹴り。アギラーは続くメンドンサのダブルレッグを切り、メンドンサが足関節を狙うが、アギラーは足を組んでディフェンスしてパンチを落とした。

3R、アギラーが右ストレートと右フック、左ミドル、右カーフキック。これでメンドンサがバランスを崩すと、すぐにアギラーがトップキープへ。身体を起こすメンドンサにギロチンを狙うが、これは極まらず。メンドンサがハーフガードでトップキープする。パスガードを仕掛けるメンドンサだったが、ここでレフェリーがブレイクを命じる。

再開後、アギラーが左フック。この左で前に出ていくが、メンドンサが両差しでテイクダウンする。ここも身体を起こすアギラーだが、メンドンサはバック→マウント→バックとポジションを変え、残り10秒のところで三角絞め&腕十字を仕掛けた。

判定は2-1と割れてアギラーが勝利。地元メキシコで勝ち星を掴んだが「論議の余地のある試合になって申しわけない。こうなる前から母には『皆に感謝しなさい』と言われてきたんだ」と語った。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN237 エドガー・チャイレス キック ダニエル・ラセルダ

【UFN237】チャイレスがTDを奪われるも三角絞めでラセルダを仕留め、オクタゴン初勝利

<131ポンド契約/5分3R>
エドガー・チャイレス(メキシコ)
Def. by 三角絞め
ダニエル・ラセルダ(ブラジル)

昨年9月に対戦した際は、ノーコンテストに終わっている両者。再戦となる今回は計量ではチャイレスが131ポンド、ラセルダが127ポンドと共に計量オーバーしている。

開始早々、チャイレスが飛び込んだ。サウスポーのラセルダはバックステップでかわす。ラセルダが左インローを打ち込むと、チャイレスもローを返す。ラセルダは右スピニングバックキックでカーフを狙った。スイッチしながらチャイレスが右前蹴り、左カーフを打ち込む。ケージ際まで下がったラセルダがニータップでテイクダウンを奪った。下からヒジを放っていくチャイレスは、ラセルダのパウンドを凌いで下から左足を差し入れ、三角絞めのセットアップに入る。そして右足もラセルダの上に乗せ、足を組み替えて三角絞めを極めた。

これがUFC初勝利となったチャイレスに、メキシコの観客が大声援を贈った。


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45 MMA MMAPLANET o UFN UFN237 クラウジオ・プエレス フェレス・ジアム

【UFN237】テイクダウン&コントロールは評価「低」&疲弊で、ジアムがプエレスを2-1で下す

<ライト級/5分3R>
フェレス・ジアム(フランス)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
クラウジオ・プエレス(ペルー)

コールの際中にオクタゴン中央で睨み合って両者。ジアムがまず左ローを蹴る。プエレスはシングルレッグから両ワキを差してテイクダウンを決める。バタフライガードのジアムのスイープ狙いに両ヒザをつけてトップを守ったプエレスがスクランブルでバックにつく。ジアムが正対すると、ボディロックテイクダウンを決めたプエレスがワキ差しパスを狙う。ジアムはここもバタフライに戻しつつ、スイープの仕掛けがバックを伺う。許さず、逆にバックを狙ったプエレスだが、ジアムはウィザーで耐えた。

プエレスはケージに押し込む状態を続き、体を入れ替えたジアムが離れる。シングルのフェイクから左ハイを狙ったプエレスは、右を被弾してダウン。パウンドをまとめたジアムはスタンドに戻ると、プエレスのシングルをスプロールする。引きこで足関節狙いを察知されたプエレスだが、直後にダブルレッグでスラムしサイドで抑える。頭を跨いでキムラ狙いのプエレスは再度のステップオーバーから足関節に移行したところで初回が終わった。

2R、パンチからシングル狙いのプエレスは切られた直後に、組みつく。テイクダウン狙いに体を被せてトップを取ったジアムは正座をして足関を警戒、スタンドに戻る。プエレスはここでもボディロックテイクダウンを決め、パス狙いからマウントを奪取する。ジアムも足を戻したが、背中をつけた状態が続き半身でコントロールされる。立ち上がったところで両足をフックしたプエレスがRNCをセットするが、ジアムは正対してディフェンスしトップを取る。ジアムはガードの中からエルボーを落とし、鉄槌からパンチを振るってラウンド終了を迎えた。

最終回、疲れが目立つのはプエレス。コントロール系はジャッジの評価が低く、さらに疲れるという厳しいメキシコシティでの戦いだ。クリンチで組み勝ったのはジアムで、ケージにプエレスを押し込む。体を入れ替えダブルレッグのプエレスは、ギロチンに捕えられトップを許す。スクランブルで離れた直後、プエレスがダブルレッグを決める。ボディロックで抑えるプエレスはギロチンを防いでパスを決める。ジアムは足を戻し、右腕を差して立ち上がる。ここでも上を取ったプエレスだが、レッスルアップ&シングルでリバーサルを許してしまう。足は絶対に取らせないジアムは、プエレスの潜りを潰してパウンド。シングルを潰してエルボー、ウィザーで殴ったジアムは試合終了と同時に座り込み、プエレスの方が手を挙げて観客にアピールをした。

結果、スプリットでジアムが勝利。ここもメヒコのファンはブーイングを送ったが、プエレスはポジションを返されてパンチを打たれており──ジャッジの判断はアルタミラノ敗北と一致していた。


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