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【RIZIN LANDMARK09】変則キャッチ戦で勝ち筋見えた中村優作が、しっかり体重超過のアシモフ下す

<61キロ契約/5分3R>
中村優作(日本)
Def.3-0
アルマン・アシモフ(カザフスタン)

アシモフは計量を失敗し、当日午後12時半に61キロ以上リカバリーをしないという条件をクリアしキャッチウェイト&中村が勝った場合のみ公式記録となる変則マッチ。

まず左ローを蹴った中村が間合いを取る。ローをバックステップでかわしたアシモフがジリジリと距離を詰め、ワンツーで中村に尻餅をつかせる。アシモフの右に右オーバーハンドを合わせた中村が組んでケージに押し込む。動きがなくブレイクが掛かると、間合いの測りあいのなかで左ジャブを両者が繰り出す。右が交錯し、離れた中村。追うアシモフがワンツーを振るう。アシモフは左ボディを入れ、ジャブを見せて右を伸ばす。ケージ前を移動する中村に対し、アシモフが右を思い切り踏みこむが胸に当たり、最後の右ハイを空振りし時間となった。

2R、ワンツーで右オーバーハンドの中村だが、当たりは浅い。ローに右を合わされた中村は、続いて左を受けてケージ前に詰まる。それでも右のカウンターを狙う中村は、再び右を受ける。アシモフも右オーバーハンドをかわすと、左が飛んでくるというなかで中村もよくパンチをかわしている。アシモフは組まれても逆にケージに押し込み、細かいヒザを使う。

ブレイクが入り、距離を取り直した両者。ジャブを突き合い、中村のワンツーは空振りも左インローを蹴る。アシモフはバックキックを繰り出したが、そこまで接近戦にはいかない。中村は右カーフを蹴り、右ストレートや右オーバーハンドもかわす。アシモフは後ろ回し蹴りも軸が乱れ、スタミナをロスしてきたか。

最終回、中村は右カーフ、左インローを蹴る。バックキックのアシモフだが、やはりこれ以上距離は詰めない。ここからアシモフのボディとフック、左ストレートと拳が届く位置のパンチも、中村は左ジャブを当てる。バックキックで姿勢を乱したアシモフが下になる。立ったままローを蹴る中村は足を捌いて、ハーフで抑える。頭を抱えたアシモフだが、これは極まる態勢にはない。逆に中村がパスからサイドで抑え、ニーインベリーからマウントを伺う。

アシモフのブリッジにしっかりと対応しスタンドに戻った中村がダブルレッグでケージに押し込み時間を使う。2度と3度とポジションが入れ替わり、残り35秒でブレイク。直後に中村が左ミドルを決め、変則ルールのなかでしっかりと勝ち筋を掴み判定勝ちを手にした。


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【RIZIN LANDMARK09】計量終了 イゴール計量失敗に怒りのストラッサー「舐めるな!!」&中村優作は笑顔

【写真】イゴール×ストラッサーは実現するのか…… (C)MMAPLANET

明日23日(土)に神戸市中央区の神戸ワールド記念ホールで開催されるRIZIN LANDMARK09のパブリック計量が大阪市阿倍野区のあべのキューズモール内スカイコートで行われた。
Text by Manabu Takashima

2年4カ月振りの神戸大会のパブリック計量は会場から約40キロ離れた大阪第三のターミナル=天王寺(=阿倍野)の屋外ステージで実施され、寒さに負けない熱を持つ関西のファンに出場選手達が応えて、肉体美を披露した。

メインで戦うホベルト・サトシ・ソウザと中村K太郎は、それぞれ70.85キロと70.8キロでパス。記念撮影時にKポーズを取ったK太郎は、一切体の軸がブレることがなかった。1月31日の会見の時には途中で、サトシが支える瞬間があったが、さすがにしっかりと仕上がっているK太郎だった。


このアシモフの何も感じていない感が――怖い

なお本戦&オープニング全15試合で計量失敗の選手が2名。

1人は本戦第一試合で中村優作と対戦するアルマン・アシモフが2.4 キロ・オーバーに。パブリック計量時に、アシモフは何を想ってか中村に握手を求め、中村はその手を握り返す。さらにフェイスオフの際には、RIZINガールの正面に立つギャグが滑りまくった――根が良いヤツ過ぎる――中村は、自らアシモフに握手を求めていた。

もう1人、計量失敗となったイゴール・タナベは3.25キロの超過で体調を鑑みて公開計量の場に姿を見せることはなかった。1人でメディアの撮影を応じた対戦相手のストラッサー起一は非常に険しい表情から、「舐めるな」と叫び、ステージを後にした。

現時点でこの2試合が明日、行われるかどうかは発表がないが、実現させるためには一定の試合時間前に体重を測り、リカバリーの上限を決めたうえでのキャッチウェイトというのが妥当な線か。いずれにせよ、当日の体重差と健康面を考慮されての決定となろう。

アシモフは最終的に2.4キロ・オーバーだったが、残り1キロの時点まで体重を落としていたという話も伝わってくるが……計量後に記者席の後ろに陣取った中村優作は、周囲に「俺は戦います」という言葉を漏らしていた。

■視聴方法(予定)
3月23日(土)
午後12時00分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■RIZIN LANDMARK09計量結果

<ライト級/5分3R>
ホベルト・サトシ・ソウザ:70.85キロ
中村K太郎:70.8キロ

<フェザー級/5分3R>
武田光司:65.95キロ
萩原京平:66.0キロ

<バンタム級/5分3R>
井上直樹:60.9キロ
佐藤将光:61.0キロ

<女子スーパーアトム級/5分3R>
RENA:48.85キロ
シン・ユリ:48.6キロ

<ウェルター級/5分3R>
イゴール・タナベ:80.25キロ
ストラッサー起一:76.8キロ

<フライ級/5分3R>
柴田“MONKEY”有哉:56.7キロ
山本アーセン:56.65キロ

<バンタム級/5分3R>
金太郎:61.0キロ
ダイキ・ライトイヤー:60.95キロ

<ヘビー級/5分3R>
貴賢神:118.05キロ
コーディー・ジェラベック:99.4キロ

<フェザー級/5分3R>
久保優太:65.9キロ
高橋遼伍:65.85キロ

<キック74キロ契約/3分3R>
ブアカーオ・バンチャメーク:73.85キロ
木村“フィリップ”ミノル:73.7キロ

<キック70キロ契約/3分3R>
憂也:69.95キロ
蛇鬼将矢:69.95キロ

<フライ級/3分3R>
中村優作:56.95キロ
アルマン・アシモフ:59.40キロ

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