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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#09 RYO YouTube   ケイラ・ハリソン ダコタ・ディチェバ バッバ・ジェンキンス 工藤諒司

『2022 PFL Playoffs 3』試合結果/ハイライト動画


MAIN CARD (ESPN, 2 p.m. ET)

・Kayla Harrison def. Martina Jindrova via submission (arm triangle) – Round 1, 3:17 – advances to the women’s lightweight final
・Brendan Loughnane def. Chris Wade via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27) – advances to the featherweight final
・Larissa Pacheco def. Olena Kolesnyk via TKO – Round 1, 2:09 – advances to women’s lightweight final
・Bubba Jenkins def. Ryoji Kudo via submission (rear-naked choke) – Round 1, 1:49 – advances to featherweight final
・Dakota Ditcheva def. Hassna Gaber submission (strikes) – Round 1, 0:58
・Simeon Powell def. Nemanja Uveric via TKO (leg kicks) – Round 2, 1:56.

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 1 p.m. ET)

・Stuart Austin def. Sofiane Boukichou via split decision (28-29, 29-28, 30-27)
・Aleksandrs Chizhovs def. Omar Hussein via submission (rear-naked choke) – Round 2, 4:12.

POSTLIM CARD (ESPN+, 5 p.m. ET)

・Marcin Held def. Myles Price via submission (guillotine) – Round 2, 2:37.
・Abraham Bably def. Louie Sutherland via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
・Magnus Onyeka def. Tayo Odunjo via TKO (right-hand and ground-and-pound) – Round 1, 4:36
・Ali Taleb def. Darius Mafi via technical submission (guillotine choke) – Round 1, 1:58.
・Zebenzui Ruiz def. Raphael Uchegbu via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-27)


【PFL2022#09】ダコタ・ディチェバ、58秒でゲバーに圧勝。PFL欧州を引っ張るヒロインに??(MMAPLANET)

【PFL2022#09】109秒=バックスープレックス〓2、内股からバックを許した工藤RNCでジェンキンスに下る(MMAPLANET)

【PFL2022#09】これが地元パワーか。ウェードにフルマーク勝利、ラウネーンが決勝でジェンキンスと!!(MMAPLANET)

【PFL2022#09】ケイラ・ハリソン、インドロヴァを相手にせず。肩固めで一蹴、決勝は2019年の再戦に(MMAPLANET)

 8月20日にイングランド・ロンドンのカッパーボックス・アリーナで開催された『2022 PFL Playoffs 3』の試合結果。今大会は女子ライト級とフェザー級の準決勝が行われ、フェザー級はバッバ・ジェンキンスが工藤諒司に1Rリアネイキッドチョークで、ブレンダン・ラフネインがクリス・ウェイドに判定で勝利し決勝戦進出。女子ライト級はケイラ・ハリソンとラリッサ・パチェコが勝利し決勝戦は2019年の再戦となります。



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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#09 キック ケイラ・ハリソン マルティナ・インドロヴァ

【PFL2022#09】ケイラ・ハリソン、インドロヴァを相手にせず。肩固めで一蹴、決勝は2019年の再戦に

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
Def.1R3分17秒by 肩固め
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

ケイラは足を使うインドロヴァにローを繰り出す。ケイラの前進にカウンターを狙ったインドロヴァだが、蹴りをキャッチされて一気にテイクダウンを許す。サイドで抑えたケイラはクルスフィックサイドコントロールを狙い、インドロヴァが腕を抜くと上四方から腕を引き続き狙う。ケージキックにもニーインベリーから、マウントを取ったケイラは、右のパンチを落とし、頭をケージで固定してのハイマウントからパンチを連打するや肩固めへ。マウントのまま胸をつけて抑えたケイラが、一本勝ち全く危なげなく一本勝ち。

ファイナルは2019年に続き、ケイラ×パチェコとなった。「私はPFLでもライト級でもなく、女子MMA界のクィーンになる。3人のブラジル人、シューズを脱いで私に向かってこい」と絶叫した。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#09 キック クリス・ウェード バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン

【PFL2022#09】これが地元パワーか。ウェードにフルマーク勝利、ラウネーンが決勝でジェンキンスと!!

<フェザー級準決勝/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
クリス・ウェード(米国)

左ミドルを蹴るウェードが、左の蹴りを続ける。ラウネーンはワンツーで前進、ウェードが組んでクリンチ&ヒザを繰り出す。ラウネーンが回って離れると、スイッチを織り交ぜて左ジャブ、右フックを繰り出す。ここでウェードの左ハイがヒット、組んだラウネーンは引き込むように下になる。

クローズドガードのラウネーンに対し、ウェードはガードのなかで細かいパンチを打っていく。蹴り上げからスタンドに戻ったラウネーンは、打撃の間合いに戻ると左、そして右をヒットさせる。ウェードはシングルレッグから、ダブルに移行してケージへ。さらにシングル、ダブルを仕掛けるがラウネーンはケージを背負って耐える。離れたウェードは左カーフで姿勢を乱す。カーフを続けるラウネーンが後ろ回し蹴りへ。最後にシングルレッグを狙ったラウネーンだが、首を抱えたウェードは倒れずタイムに。

2R、ジャブを決めたラウネーン。さらに右ひざをボディに入れて、右ストレートを伸ばす。左ハイをダックでかわされ、カーフを効かされたウェードは右を被弾する。構えを変えたウェードはジャブを受ける。ジャブからワンツーを入れたラウネーンは、組まれても逆にケージに押し込んですぐに離れる。

ラウネーンは左ボディを決めるなど、完全に流れを掴む。手が出ず、カーフを効かされる厳しい展開にウェードは右ハイを蹴らながら足をキャッチしにいく。抜いたラウネーンはカーフ、ワンツーで左フックを決める。左ローを入れたウェードは左ミドルハイで上体を上げさせられ、アゴにパンチを打たれる。そしてカーフを蹴るラウネーンが、この回を完全に取った。

ラウンドは取り合っている状況だろうが、圧倒的にラウネーンに勢いがあるなかで最後の5分が始まる。打撃戦からクリンチにアッパーを連打したウェード。続いてテイクダウンのフェイクを織り交ぜ、ジャブを当てる。ラウネーンは左に右フックを合わせる。足に来たようにも見えたウェードは、ここで回るように。ラウネーンはカーフ、ワンツーのフックを決める。

ウェードが構えを変えると、そこに合わせてスイッチするラウネーンはジャブを入れる。組んでケージに押し込まれても、すぐに離れたラウネーンの左ジャブを受けると、右ストレートを返す。両者、やや疲れて手数が落ちる中ラウネーンがスピニングバックキックで上手く印象点を稼ぐ。最後の1分、足を使いつつ組まれても体を入れ替えたラウネーンがケージにウェードを押し込んで時間を使う。このまま時間となり、ラウネーンが両手を大きく広げた。

結果、初回も取っていたラウネーンがフルマークでウェードを下し、ファイナルでバッバ・ジェンキンスと対戦することとなった。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#09 バッバ・ジェンキンス 工藤諒司

【PFL2022#09】109秒=バックスープレックス✖2、内股からバックを許した工藤RNCでジェンキンスに下る

<フェザー級準決勝/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
Def.1R1分49秒by RNC
工藤諒司(日本)

左ハイから距離を詰めて組んだジェンキンスが、バックに回って弧を描いたバックスープレックスを2度決める。背中を取られたままの工藤だが、胸を合わせてケージにジェンキンスを押し込む。左腕を差した工藤は、ヒザの応酬から小手を決められ内股を許す。スクランブルでバックに回ったジェンキンスは、スタンドで工藤をバックグラブに捕えるとRNCをセットする。

グラウンドに持ち込まれ仰向けにされた工藤は、タップを強いられPFL2022年シーズンの終幕となった。


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PFL PFL2022#09 Report ダコタ・ディチェバ ブログ

【PFL2022#09】ダコタ・ディチェバ、58秒でゲバーに圧勝。PFL欧州を引っ張るヒロインに??

<PFL欧州予選女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
Def.1R0分58秒by TKO
ハスナ・ゲバー(モロッコ)

猛プッシュを受けているディチェバのPFL初陣、エジプト在住のモロッコ人ファイター=ゲバーがローからフックを振るうとディチェバが左ジャブを伸ばし、ロー&前蹴りを繰り出す。

さらにフック終わりにワンツーを入れ、右ハイを決めると──前蹴りでゲバーのバランスを崩したディチェバが距離を詰めてクリンチでパンチを連打する。さらにボディに右ヒザをボディに突き上げる。苦悶の表情を浮かべ、動きを止めてパンチを被弾するゲバーを見てレフェリーが試合を止めた。

キャリア6勝0敗とした勝者は「なんでレフェリーが止まったのか分かっていなかったけど、ヒザが胃を射抜いていたのは分かっていた」と語り、2023年のPFL欧州シリーズ出場を決めた。


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【PFL2022#09】計量終了 ジェンキンス「真剣に考えないと」。2023年はバンタム&女子フライ級実施?!

【写真】先週のウェールズ大会が相当にプッシュされているダコタ・ディチェバは、PFL欧州予選女子フライ級でハスナ・ガバーと対戦する(C)PFL

20日(土・現地時間)、英国ロンドンのカッパーボックス・アリーナで開催されるPFL2021#09の計量を19日(金・同)に終えている。

インタビューで工藤が語っていたように、本計量を終えた選手たちは夕方からのセレモニアル計量&フェイスオフをカッパーボックス・アリーナで行った。


女子ライト級とフェザー級の準決勝進出8選手は、全員が問題なく計量を終え予定通りのマッチアップでプレーオフは4試合実施される。

ファイスオフを終えた男子4選手とケイラ・ハリソンのコメントは以下の通りだ。

バッバ・ジェンキンス
「絶対的にクドーとの試合に集中している。

チャンピオンになるためにはリベンジが必要となるウェードのことは頭にあるけど、クドーのことを軽く見ることは決してない。彼は良い試合をやってきた。対戦相手のことを真剣に考えないと、深刻なことになる。クドーはそういう相手だよ。勝つためには相手にとって嫌にヤツになる必要がある。今年は集中できている。明日も嫌なヤツになり切り、クドーを倒す。素晴らしい勝利を手にするよ」

工藤諒司
「前回、凄く良い勝ち方ができたので今、一番自信があります。

あまり詳しくは言いたくないですけど、自分を出すということを考えるとノックアウトする、最終的に極めるという風に持っていけばしっかり勝てると思っています」

ブレンダン・ラウネーン
「クリスはシリアスで、僕は笑っていた?『レッツゴー』と伝えたんだ。

明日戦うケージも見えているし。君の言葉もそうだけど、まさしく僕は地元で戦えている。どれだけファンの声援が力になるか、待ち切れない。僕のMMAをクリス・ウェード相手にぶつける」

クリス・ウェード
「僕らは年に3回、4回と既に顔を合わせている。

視線を合わせなくてもナーバスになっているわけじゃない。彼はエキサイトして、緊張していたよ。僕はしっかりと集中できている。しっかりとトレーニングを積み、体重を落とすという作業が今朝、終わった。あとは戦うだけ。彼が何を言おうが、結果は明日の夜に出るから」

ケイラ・ハリソン
「金メダルを取ったアリーナを訪問したの。

私はセンチメンタルな方じゃないけど、良い思い出が蘇って来たわ。その思い出の中に残っているロンドンのファンの前で試合をすることが、どれだけ楽しみかは説明できないわ。戦う理由はたくさんあるけど、一番はヤるかヤれるかを楽しいたいから。もちろんレガシーを残したいし、家族に自分の背中を見せたいけど、とにかく好きだから試合に出るの。終幕の時になんて、一切近づいていないわ。前進するだけよ。相手はストライカー? 14試合戦ってきて、そんなに戦いた方は変わらないわ」

また今回のラインナップには4試合の2023欧州予選が組まれている。文字通り受け止めれば、ここで勝って来年度シーズンに参加できる枠を手にデキるということになるが、前週に続きバンタム級、そして今大会は女子フライ級の試合が予選として組まれている。

今年を含め3シーズンは女子ライト級、フェザー級、ライト級、ウェルター級、ライトヘビー級、ヘビー級と階級が固定されてきたPFLだが、噂通り女子フライ級とバンタム級が新設されるのか。シーズンファイナルのカード編成にも注目したい。

■視聴方法(予定)
8月21日(日・日本時間)
午前2時00分~DAZN

■ 対戦カード

<バンタム級/5分3R>
セベンスイ・ルイ: 136ポンド(61.69キロ)
ラファエル・ウチェブ: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
マルチン・ヘルド: 155ポンド(70.31キロ)
マイルス・プライス: 155ポンド(70.31キロ)

<2023PFL欧州予選ヘビー級/5分3R>
ルイ・サザーランド: 243ポンド(110.22キロ)
エイブラハム・バッドリー: 237ポンド(107.5キロ)

<2023PFL欧州予選ウェルター級/5分3R>
テヨ・オドンジョ: 169ポンド(76.66キロ)
マグナス・オニエカ・イヴェルシュン: 168ポンド(76.2キロ)

<2023PFL欧州予選バンタム級/5分3R>
アリ・タレブ: 135ポンド(61.24キロ)
ダリウス・マフィ: 134ポンド(60.78キロ)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 155ポンド(70.31キロ)
マルティナ・インドロヴァ: 154ポンド(69.85キロ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
クリス・ウェード: 145ポンド(65.77キロ)
ブレンダン・ラウネーン: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ: 155ポンド(70.31キロ)
オレナ・コレスニク: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
工藤諒司: 145ポンド(65.77キロ)
バッバ・ジェンキンス: 146ポンド(66.22キロ)

<PFL欧州予選女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ: 126ポンド(57.15キロ)
ハスナ・ガバー: 125ポンド(56.7キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウウェル: 205ポンド(92.99キロ)
ジョアオ・パウロ・ファグンジス: 204ポンド(92.53キロ)

<ライト級/5分3R>
オマール・フセイン(パレスチナ)
アレクサンドルス・チェヒシュコウス(ラトヴィア)

<ヘビー級/5分3R>
スチュアート・オースチン: 246ポンド(111.58キロ)
ソフィアン・ブキシュ: 239ポンド(108.4キロ)

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【PFL2022#09】フェザー級準決勝、ジェンキンス戦へ。工藤諒司「相手も削られると思っています」

【写真】今も多弁ではない。しかし、落ち着いて話す工藤から確かな自信が伝わってきた (C)RYO CHONAN

明日20日(土・現地時間)、英国はロンドンのカッパーボックス・アリーナで開催されるPFL2021#09。同大会ではフェザー級2022年シーズン・プレーオフ準決勝として、工藤諒司がバッバ・ジェンキンスと対戦する。

6月のアレハンドロ・フローレスを初回でKOし、工藤は逆転プレーオフ進出を決めた。米国から英国に場所を移して戦う今回の試合に向け、本計量とセレモニアル計量の合間に現地の彼に話を訊いた。


(C)PFL

――本計量が終わって一休み中にありがとうございます。

「いえ、2時間半ほど前に145ポンドでバッチリとパスしました。これから5時間半後ぐらいにTV収録用のパブリック計量があります」

──リカバリー中かと思いますが、体調の方は?

「いつも通りバッチリです」

──米国での2試合から、今回は英国ということで何か違いはありましたか。

「思った以上に涼しいです。もう少し暑いと思ったのですが、湿度も全然なくて気温も20度少しぐらい。日本のことを思うと、夜は肌寒いぐらいです。ただし、それが影響することはないです」

──時差ボケの方は?

「気になっていないです。こっちに来てから試合の時間に動けるように練習をして、夜も眠ることができていますし。米国と違い、会場のあるところに宿泊という形ではないですが、ここまの流れは変わりないです。

あのテント式のサウナも用意してもらっていますし、今回もアレを使って水抜きをしました。PFLはしっかりと練習場所も用意してくれていますし、ホントに問題なくファイトウィークを過ごせました」

──明日は準決勝、100万ドルを意識するようになりましたか。

「そうですね……それよりかは、優勝を意識するようになりました。ただ、今は明日の試合に勝つことに集中しています」

──6月のレギュラーシーズン2戦目は、そこで倒すしかないという状況でアレハンドロ・フローレスを右オーバーハンドで見事にKOしました。

「ポイント的に初回で倒すしかないなかで、ああいう勝ち方ができて良かったです。行けたのと、力が入り過ぎることなく戦えたので。最後も軽く振ったパンチで倒すことができました。

試合中は良く分かっていなかったのですが、あとから映像を視てあんな風にガタンって倒れたのが分かりました。これまでになかった勝ち方なので、少しは自信になりましたね」

──今回の試合は、ポイントは関係ないです。とにかく勝てば決勝進出。とはいえ前回のKO勝ち、その前の試合もダウンを奪っており良いリズムにあります。そういうなかでバッバ・ジェンキンス戦は、どのような試合展開を考えていますか。

「戦い方としては、倒し切ることを一番に考えています。判定だと、前々回の試合のように分からないところがあるので。ただ初回に絶対に倒さないといけないとかではないですし、3Rの間にチャンスが訪れたタイミングで、倒し切りたいです」

──ではジェンキンスの印象をお願いします。

「レスリングと意外とコンパクトな打撃ですかね……。結構、蹴りとか使ってパンチもブンブン振りまわすのではなくて、ワンツーとかコンパクトに打ってきます。そしてテイクダウンを取ってからのパウンド、バックコントロールがしつこい選手です」

──蹴りの距離が長くないですか。

「ハイ。パンチや蹴りを使って、最終的にはテイクダウンを狙っています。そこは意識して、しっかりと対処して自分の攻撃に繋げられるようにしたいと思っています」

──NCAA王者ということでテイクダウン&コントロールを大きく見てしまうところがあります。実際、工藤選手はその辺りをどのように考えていますか。

「確かに上手いです。パワーもありますし。ただし1R、2R、3Rと同じ力で続けることはできないと思います。なので彼が疲れた時など、隙を見せた時に狙っていきたいです。自分も攻めますし、相手も削られると思っています」

──では改めて自信ほどをお願いします。

「もちろん勝つためにやってきたので、負けるつもりは一切ないです。試合で倒し切るということを意識して、勝ちたいと思います」

──前回のKO勝ちで、ファンの期待度は一段階上がったと思います。

「期待してくれる人が増えてもプレッシャーに感じることはないので、たくさん応援してもらえると嬉しいです(笑)」

■視聴方法(予定)
8月21日(日・日本時間)
午前1時30分~DAZN

■ PFL2022#09対戦カード

<ライト級/5分3R>
マルチン・ヘルド(ポーランド)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ヘビー級/5分3R>
ルイ・サザーランド(英国)
エイブラハム・バッドリー(英国)

<ウェルター級/5分3R>
テヨ・オドンジョ(英国)
マグナス・オニエカ・イヴェルシュン(ノルウェー)

<バンタム級/5分3R>
アリ・タレブ(スウェーデン)
ダリウス・マフィ(英国)

<バンタム級/5分3R>
セベンスイ・ルイ(スペイン)
ラファエル・ウチェブ(英国)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
ブレンダン・ラウレーン(米国)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
オレナ・コレスニク(ウクライナ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
工藤諒司(日本)
バッバ・ジェンキンス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
ハスナ・ガバー(モロッコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウウェル(英国)
ジョアオ・パウロ・ファグンジス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
スチュアート・オースチン(英国)
ソフィアン・ブキシュ(フランス)

<ライト級/5分3R>
オマール・フセイン(パレスチナ)
アレクサンドルス・チェヒシュコウス(ラトヴィア)

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【PFL2022#09】3連覇へ、準決勝でインドロヴァと対戦。ケイラ・ハリソン「10万人前でも、舞台裏でも」

【写真】MMAにおける柔道技の有効性、投げてバックを許さない方法、フェザー級転向などを聞いたケイラ・ハリソンのロングインタビューが今月売りのFight&Lifeで!! (C)MMAPLANET

20日(土・現地時間)、英国はロンドンのカッパーボックス・アリーナで開催されるPFL2021#09で、ケイラ・ハリソンが女子ライト級3連覇を目指し準決勝でマルティナ・インドロヴァと戦う。

ロンドンはケイラにとって、五輪で初めて金メダルを獲得した思い出の街。そんな縁起の良い場所でのセミファイナルのオッズも、当然のように-3000と圧倒的なフェイバリットだ。それでも戦う相手は自分自身だというケイラをATTで取材した。


――ATTからほど近いキルクリフFC所属、今シーズンの初戦で戦ったマリーナ・モフナトキナがロンドンへ向かうと聞きました。準決勝の対戦カードが代わったのでしょうか。

「いいえカードの変更は聞いていないわ。私は予定通りチェコのマルティナ・インドロヴァと戦うわ。マルティナは今年のチャレンジャーシリーズから勝ち上がって来た選手よ。チャレンジャーシリーズでPFLと契約し、プレーオフ進出。マリーナがロンドに向かうのは代役のセットアッパーじゃないかしら。今、ヴィザで入国できないで準決勝のカードが変更されたりしたじゃない?」

――なるほど、そういうことでしたか。ところでロンドン大会での準決勝。ケイラの人生でとても重要な都市で戦うわけですが、記者会見を見る限りではどこで戦おうとあまり気にしていないように見えました。

「ハハハ。もちろんロンドンは私にとってとても良い思い出の街だし、特別な場所よ。私にとって最初のゴールドメダルは、英国の女子柔道界にとっても初めての金メダルだったわけだし。本当にスペシャルな場所よ。MMAファンも熱狂的だし、凄く良い雰囲気で試合ができるでしょうね。でも個人的には、煌びやかな照明の下で10万人の観客の前で戦おうと、その舞台裏で2人で戦おうと、私は自分がやりたいことをやっているだけ。それがどこであろうと関係ないわ」

――格好良いですね。ケイラはいつも常に掛け率でビッグフェイバリットです。対戦相手は思い切りアンダードッグで。インドロヴァ戦への自信の程は?

「いままで一度も自分をフェイバリットだと思って戦ったことはないし、常にアンダードッグの精神で臨んでいるわ。掛け率なメディアの予想も関係ないし、いつも過酷な試合になる覚悟で戦っているし。だから過去の結果や成績、勝算とか考えないようにしているの。試合が近づいてきたらよりたくさん練習するだけ。

20歳のケイラが、私をやっつけるための練習をして、食事や睡眠を取ってすごくいる姿を想像するの。それで私もそれ以上に頑張って練習ができる。要は対戦相手でもなく、掛け率でもなく、全ては自分自身ってことね」

――インドロヴァの印象を聞かせてください。

「彼女は素晴らしい選手よ。打撃も上手いし、フットワーク、グラップリング、キックボクシング、ボクシングもできる。たぶん彼女は打撃で戦いたいはずだから、私は試合をグラップリングに持っていきたいと思っている。うまく自分の試合がデキた方が勝つでしょうね」

――では、フィジカルとメンタル・コンディションはどうですか。

「グッド。良い感じよ」

――まさに練習を見て、その通りだと思いました。ところでMMAプロデビュー後、米国で試合をしてきて、時差は大きくても2、3時間だったと思いますが、ロンドンは6時間ほどの違いがあります。時差は気にならないですか。

「12歳から26歳までの間に日本、中国、韓国、ポーランド、チェコ、ロンドン、ブラジル、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、ロシア、あらゆるところに行って試合をしてきたわ。ある時なんて、試合の前夜に現地入ったこともあった。時差の対処はプロ級よ」

――ではいつでも寝られるんですね。

「試合前は、その試合のことだけを考えるの。その方が上手くいくから。2人の子供の世話はないし、ビジネスも忘れて、ストレスもなく、バケーションの感覚に近いかもね(笑)」

――ケイラを倒そうとする相手を目の前にバケーションとは……。

「それが楽しいのよ(笑)」

■視聴方法(予定)
8月21日(日・日本時間)
午前2時00分~DAZN

■ PFL2022#09対戦カード

<ライト級/5分3R>
マルチン・ヘルド(ポーランド)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ヘビー級/5分3R>
ルイ・サザーランド(英国)
エイブラハム・バッドリー(英国)

<ウェルター級/5分3R>
テヨ・オドンジョ(英国)
マグナス・オニエカ・イヴェルシュン(ノルウェー)

<バンタム級/5分3R>
アリ・タレブ(スウェーデン)
ダリウス・マフィ(英国)

<バンタム級/5分3R>
セベンスイ・ルイ(スペイン)
ラファエル・ウチェブ(英国)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
マルティナ・インドロヴァ(チェコ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
ブレンダン・ラウレーン(米国)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)
オレナ・コレスニク(ウクライナ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
工藤諒司(日本)
バッバ・ジェンキンス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
ハスナ・ガバー(モロッコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウウェル(英国)
ジョアオ・パウロ・ファグンジス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
スチュアート・オースチン(英国)
ソフィアン・ブキシュ(フランス)

<ライト級/5分3R>
オマール・フセイン(パレスチナ)
アレクサンドルス・チェヒシュコウス(ラトヴィア)

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