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【ONE FN36】プラジャンチャイとディベラが王座統一戦でリマッチ、タイ×中央アジア&コーカサスも注目

【写真】昨年6月の対戦ではサウスポーのディベラに対して、右の攻撃を有効に使ったプラジャンチャイが3R以降は圧倒した。ディベラがどんな戦術を立ててくるかがポイントだ(C)ONE

明日4日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Fight Night 36にて、ONEキックボクシング世界ストロー級王座統一戦として、正規王者プラジャンチャイ・PK・センチャイと暫定王者ジョナサン・ディベラが対戦する。
text by Takumi Nakamura

プラジャンチャイとディベラは昨年6月にONEキックボクシング世界ストロー級王座決定戦で対戦し、プラジャンチャイが判定勝利して王座戴冠。これによりプラジャンチャイはキック&ムエタイの二冠達成を果たすことになった。この一戦のあと、プラジャンチャイは今年2月にムエタイ王者として2度目の防衛戦に臨み、エリス・バルボーサをヒジでドクターストップに追い込んでTKO勝利を収めた。


一方のディベラはプラジャンチャイの王座防衛から一カ月後のONE日本大会=ONE172でサムエー・ガイヤンハーダオとONEキックボクシング世界ストロー級暫定王座決定戦で対戦し、5Rに及ぶタフファイトを制して暫定王座を獲得。ONEでプラジャンチャイと2度拳を交えているサムエーに勝ったことも含めて今回の王座統一戦につなげた。

約1年4カ月ぶりの再戦となる両者だが、前回の対戦でプラジャンチャイはサウスポーのディベラに対して本来のオーソドックスではなくサウスポーに構えて1・2・3Rを戦い、4・5Rをオーソドックスに構えるという戦術を選択。1・2Rこそディベラが持ち前のスピーディなパンチと蹴りのコンビネーションで攻めたが、3R以降はプラジャンチャイが右ミドル・右ヒザ蹴り・右ストレートを軸に試合を組み立て、ディベラの動きを制した。

サウスポーでキックルールに特化するスタイルのディベラに対し、プラジャンチャイはオーソドックス・サウスポーを駆使し、5Rフルに使ってディベラを攻略したのが前回の対戦だった。戦い方の幅や選択肢という意味ではプラジャンチャイに分があることは変わらない。サムエー戦ではローとカーフで削り勝っていディベラとしては、序盤でどれだけプラジャンチャイの足を削っていけるか。過去にプラジャンチャイはアクラム・ハミディに右カーフ・右ローを効かされて苦戦した試合もあるだけに、ディベラとしてはそこを狙っていきたい。早期決着がイメージしづらいだけに、どんな状態で3R以降の後半戦に持ち込むかが重要だ。

また今大会はタイ以外の海外配信向けのONE Fight Nightシリーズらしく、ムエタイルールでも本戦契約のタイ人選手とONE Friday Fights(ONE FF)無敗のタイ人以外のマッチアップが並ぶ。ゴントーラニー・ソー・ソンマイはウズベキスタンのアスラムジョン・オルチコフ(ONE戦績:8戦8勝)、ジャオスアヤイ・モー・クルンテープトンブリーはアゼルバイジャンのアキフ・グルザダ(ONE戦績:4戦4勝)を迎え撃つ。

オルチコフとグルザダともに構えをスイッチしながら派手な蹴り技を織り交ぜて戦うスタイルでムエタイにはない戦い方を持つ。ここまでONE FFでは圧倒的な強さを見せつけてきたが、本戦契約選手のゴントーラニーやジャオスアヤイ相手にそれが通用するか。ここでオルチコフとグルザダが勝利するようなことがあれば、一気にトップ戦線に浮上することになる。今後のタイトル争いの行方はもちろん、ONEムエタイ全体のトレンドとして本格的に中央アジア・コーカサス勢がトップ選手に絡んでくるのか――そのきっかけになるかもしれない2連戦だ。

■放送予定
10月4日(土)
午前9時45分~U-NEXT

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【ONE173】安保瑠輝也が初参戦でグレゴリアンと対戦、吉成名高の王座戦も決定

11日(木)都内にて、11月16日(日)有明アリーナで開催される「ONE173」の追加対戦カード発表記者会見が行われた。
Text by Takumi Nakamura

正規王者スーパーボン・シンハ・マウィン×暫定王者・野杁正明のONEキックボクシング世界フェザー級王座統一戦をメインイベントに、王者・若松佑弥×挑戦者ジョシュア・パシオのフライ級選手権試合、武尊×デニス・ピューリックなど、3月のONE172同様に日本人を中心に豪華カードが並んでいる今大会。

追加カードとして吉成名高×ヌンスリン・チョー・ケットウィナーの初代ONEムエタイ世界アトム級王座決定戦、空位になっているムエタイ・フライ級王座をかけてロッタン・ジットムアンノンとノンオー・ハマの決定戦、昨年12月にアイポークでNCに終わっていたクリスチャン・リーとアリベク・ラスロフのリマッチ、そしてK-1・RIZINで活躍した安保瑠輝也がONEデビュー戦でマラット・グレゴリアンと対戦するキックボクシング・フェザー級戦など4試合が発表された。


追加カードから会見には安保、グレゴリアン、吉成、ヌンスリンが出席。4選手のコメントをお届けしたい。

安保瑠輝也
「日本、世界の格闘技ファンのみんな、主役が遅れて登場しました。俺がONEに来たからには過去最高に盛り上げて、大会自体の空気を変えるつもりなんで。ボクシングや階級を超えた戦い、色んな経験を積んで次元を超えた強さになった俺がONEフェザー級の真の世界王者になるんで、俺の覚悟に期待してください」

マラット・グレゴリアン
「また日本に戻ってくることが出来てうれしい。前回は試合をキャンセルせざるをえなくて辛かった。眠れないくらい自分自身への怒り、痛み、辛さを感じてきた。計量をクリアできたのにタイミングが合わなかったことが残念で悔いが残った。安保との戦いは楽しみだ」

ヌンスリン・チョー・ケットウィナー
「日本でのONEの試合に出る機会を得られてとてもうれしく思っています。そして絶対に初のアトム級チャンピオンになって、ベルトをタイに持ち帰りたいと思います」

吉成名高
「今回ONE4戦目で日本大会という大舞台で新設されたアトム級のタイトルマッチを組んでいただいたんですけど、それはやはりアトム級の選手たちに対する期待の表れだと思うので、それに応える、それを超えるような試合をしなければいけないと思います。

自分は伝統あるラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムのベルトを巻いていて、そのことに誇りを持っています。自分が今まで培ってきたムエタイ、憧れてきたムエタイの技術が世界最強だと証明するために全力で戦いたいと思います」

会見後のチャトリ・シットヨートンCEOの囲み取材によれば、すでに14試合が決定している今大会だが初参戦の日本人も含む追加対戦カードを調整中とのこと。また来日後も柔術の練習を欠かさないチャトリCEOは「日本に来ても毎日柔術の練習をやる。今日も朝からカルペディエム広尾で練習してきた(笑)」と明かしていた。

■ONE173決定カード

<ONEキックボクシング世界フェザー級王座統一戦/3分5R>
スーパーボン・シンハ・マウイン(タイ)
野杁正明(日本)

<ONE世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ウマウ・ケニ・ログログ(セネガル)
[挑戦者]アナトリー・マレキン(ロシア)

<ONE世界フライ級(※61.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]若松佑弥(日本)
[挑戦者]ジョシュア・パシオ(フィリピン)

<ONEムエタイ世界アトム級王座決定戦/3分5R>
吉成名高(日本)
ヌンスリン・チョー・ケットウィナー(タイ)

<ONEムエタイ世界フライ級王座決定戦/3分5R>
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
ノンオー・ハマ(タイ)

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
クリスチャン・リー(米国)
アリベック・ラスロフ(トルコ)

<キック・フライ級/3分3R>
武尊(日本)
デニス・ピューリック(カナダ)

<キック・フェザー級/3分3R>
マラット・グレゴリアン(アルメニア)
安保瑠輝也(日本)

<キック・バンタム級/3分3R>
与座優貴(日本)
スーパーレック・キアトモー9(タイ)

<キック・バンタム級/3分3R>
ウェイ・ルイ(中国)
秋元皓貴(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ)
ジェイク・ピーコック(カナダ)

<キック・女子アトム級/3分3R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
KANA(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
平田樹(日本)
リトゥ・フォーガット(インド)

<サブミッショングラップリング・ミドル級/10分1R>
ジャンカルロ・ボドニ(米国)
ラファエル・ロバトJr(米国)

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【ONE173】ロッタンへのリベンジを目指す武尊が再起戦。強打+先行逃げ切り型=ピューリックと激突

11月16日(日)に江東区有明の有明アリーナで開催されるONE173。今大会の追加対戦カードとして武尊×デニス・ピューリックのフライ級キックボクシング戦が発表された。
Text by Takumi Nakamura

今年3月にさいたまスーパーアリーナで開催されたONE172ではロッタン・ジットムアンノンにKO負けを喫していた武尊。試合後にチームメイトの野杁正明の口から左肋骨・胸骨を骨折した状態で試合をしていたことが明かされていた。その後、武尊は6月に行われたONE173の記者会見に出席し、ロッタンとのリマッチを目標に掲げると共に今大会での再起を語っていた。

武尊の再起戦の相手は昨年6月にロッタンとも拳を交えているデニス・ピューリック。2015年1月に新生K-1の初代スーパーフェザー級(60kg)王座決定トーナメントにも出場経験があり、2022年からONEに参戦。ムエタイルールを中心にキャリアを積み、タギール・カリロフやジェイコブ・スミスから勝利を収めている。

ピューリックのファイトスタイルはフック系の強打を活かした先行逃げ切り型。試合序盤にパワフルな打撃を打ち込んでダウンを奪うorポイントを取って、後半はそのリードを守り切ることが多い。武尊としてはピューリックの前半のラッシュをしっかり凌ぎ、中盤以降のピューリックの失速を突いて勝ちを引き寄せたい一戦だ。

武尊はONEのプレスリリースを通じて「彼は非常にアグレッシブで、真正面から打ち合ってくれるファイターですので、熱い殴り合いになると確信しています。今回の試合は、自分が再びロッタン選手と戦うための重要なステップだと考えています。ピューリック選手は過去にロッタン選手と対戦し、判定まで持ち込んでいます。彼をKOできれば、ロッタン戦につながる大きなアピールになるはずです。絶対に負けられない一戦であり、自分の格闘家人生においても非常に重要な試合です」と意気込みを語っている。

またバンタム級キックボクシングでは与座優貴×スーパーレック・キアトモー9×、ウェイ・ルイ×秋元皓貴のリマッチ、スタンプ・フェアテックスがキックルールで復帰してKANAと対戦する一戦も発表されており、3月大会に続いて立ち技の注目カードが並ぶラインナップとなっている。

■ONE173決定カード

<ONEキックボクシング世界フェザー級王座統一戦/3分5R>
スーパーボン・シンハ・マウイン(タイ)
野杁正明(日本)

<ONE世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ウマウ・ケニ・ログログ(セネガル)
[挑戦者]アナトリー・マレキン(ロシア)

<ONE世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]若松佑弥(日本)
[挑戦者]ジョシュア・パシオ(フィリピン)

<ONE世界女子アトム級選手権試合/5分5R>
[王者]デニス・ザンボアンガ(フィリピン)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)

<キック・フライ級/3分3R>
武尊(日本)
デニス・ピューリック(カナダ)

<キック・バンタム級/3分3R>
与座優貴(日本)
スーパーレック・キアトモー9(タイ)

<キック・バンタム級/3分3R>
ウェイ・ルイ(中国)
秋元皓貴(日本)

<キック・女子アトム級/3分3R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
KANA(日本)

<サブミッショングラップリング・ミドル級/10分1R>
ジャンカルロ・ボドニ(米国)
ラファエル・ロバトJr(米国)

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【ONE173】若松佑弥と三浦彩佳が日本大会で揃って王座戦、「つまらない試合にはならない」(若松)

【写真】TRIBE TOKYO MMAの2人が日本大会でONEのベルトをかけた戦いに臨む(C)TAKUMI NAKAMURA

11月16日(日)に江東区有明の有明アリーナで開催されるONE173。今大会に出場するONE世界フライ級王者の若松佑弥と三浦彩佳が、1日(金)都内にて囲み取材に応じた。
Text by Takumi Nakamura

今年3月のONE172に続いて、ナンバーシリーズとして2大会連続での日本開催となる今大会。6月23日の記者会見ではスーパーボンと野杁正明のキックボクシング世界フェザー級(70.3キロ)王座統一戦と王者オマル・ログログ・ケニと挑戦者アナトリー・マレキンによる世界ヘビー級選手権試合のリマッチという2つの王座戦が発表されていた。

その後、若松がストロー級王者のジョシュア・パシオの挑戦を迎え撃つ一戦、女子アトム級王者デニス・ザンボアンガに三浦が挑む一戦が追加発表された。この日は若松と三浦が囲み取材に応じ、それぞれ試合に向けた意気込みを語った。はじめに代表質問での両者のコメント、そしてMMAPLANETとの質疑応答を紹介したい。


若松佑弥
「今回の試合が決まった時は元々違う選手だと思っていて、まさかストロー級のチャンピオンのパシオ選手になるとは想像していなかったです。本当にびっくりしているのと、パシオ選手と戦えてすごく光栄というか(オファーをもらって)嬉しかったです。記者会見では4位のサンジャル・ザキロフ選手と言われたんですけど、あまり僕的にはしっくりこなかったっていうか。与えられた相手を倒すだけだったのですが(気持ち的に)イマイチという感じがあったんで(パシオに決まって)よかったです。

(フィリピン人ファイターとの対戦も多いが)僕がジェヘ・ユースタキオ選手と戦ったのがフィリピンのマニラで、向こうのホームだったんですよ。ユースタキオ選手はパシオ選手の大先輩だと思うし、僕はダニー・キンガド選手も倒しましたし、フィリピンvs日本みたいな感じで、すごい盛り上がるんじゃないかなと思っています。(どんな試合をしたい?)つまらない試合は絶対にないと思いますし、全力を出したら自ずと激しい試合にもなるし、試合を見てくれれば本当に盛り上げる自信があります。特に倒してやろうとか、そういうことは思わないんで、本当に自分に勝つみたいな。そういう試合をしたいです」

三浦彩佳
「私はずっとやりたかった選手とやっとできることになって、チャトリさんからそう言ってもらえたのがすごく嬉しく思います。しかも日本大会という、日本という自分が生まれた地でタイトルマッチと言ってもらえたことをすごく嬉しく思ってます。日本でタイトルマッチを組んでもらえたということは、私がベルトを取るべきだなと思っています。

私は挑戦者なんで、今は胸を借りるというか。今まで試合する場所はどこでも関係ないと思っていたんですけど、日本で試合するチャンスをいただけたので、これは私が取るタイミングだなと思っています。(どんな試合をしたい?)私の試合はフィニッシュ率がすごく高いので、しっかり極めて勝つ試合をしたいと思います。ただ5分5Rあるので、もみくちゃになっても何がなんでも勝つ、ぐちゃぐちゃになっても勝つことも全部想定して、これから追い込み練習に挑んでいこうかなと思っています」

――それぞれ対戦相手のファイターとしての印象を聞かせてもらえますか。

若松「パシオ選手の印象はストロー級の絶対王者というか、僕がONEに初めて戦の時にチャンピオンになった選手で、そこからずっとチャンピオンで、負けてはいるんですけど防衛を続けていた時期もあったし、強い選手と戦って勝っているんで、下の階級ということはなしにして、本当に侮れないというか、ONEを象徴する王者だと思っています。ジャレット・ブルックス選手をああやって2Rで倒すのは、やっぱりすごいことだと思います。正直、僕は(パシオが)負けると思っていたんですけど、ああやって圧倒的に勝っていたんで、ほんとにさすがだなと」

三浦「ずっと前から見ていた選手で、最初は寝技 中心の選手かなと思ってたんですけど、ここ最近の試合では打撃もすごく上手になっていて、ウェルラウンダーというイメージがありますし、フィジカルもすごく強そうだなと思います。前回の暫定王座戦もすごく蹴りが走っていたり、打撃もしっかり見えていたり、本当にすごくバランスが取れていて、強い選手だと思っています」

――同じTRIBE所属として大会までにどんな準備をしたいですか。

若松「三浦さんとはよく同じ日に試合をしていて、一緒にタイトルマッチをできることがすごい嬉しいですし、昨日もあやかロックを教えていただきました(笑)」

三浦「佑弥くんはTRIBEの中でもレベルがトップの選手なんで、練習で胸を借りています。
あと今回は先に佑弥くんが日本大会でタイトルマッチが決まっていて、前回のタイでの試合の前に『絶対に次勝って、一緒にタイトルマッチをやりましょう』と声をかけてもらったり、佑弥くんがいることでモチベーションが上がったりしたので、今回絶対2人でベルトを取りたいと思ってます」

――3月の日本大会はキック・ムエタイが注目される大会でしたが、今大会でMMAの魅力を伝える試合をしたいですか。

若松「ヘビー級のMMAのタイトルマッチもありますし、ケージでもあるんでMMAの面白さを。ONEの世界的なレベルの高さを見せられるんじゃないかなって思っています」

三浦「今回はケージと聞いてすごくびっくりしたんですけど、前回の日本大会では佑弥くんがMMAの面白さが伝わる試合をして、佑弥くんの試合からまたバン!と盛り上がったと思うんですよ。普段キックを見ている人に対しても、今大会でMMAの面白さで広がってくれたらなっていうのもあります。佑弥くんは打撃ですごく光いてて、私は寝技で極められたらいいないと思うので、色々MMAルールの面白さを知ってもらえたらなと思っています」

――TRIBE TOKYO MMA(TTM)で朝倉海選手や神龍誠選手、YouTubeのコラボ企画で扇久保博正選手など、他団体で活躍しているフライ級の選手たちとも練習していますが、そこでどんな刺激を受けていますか。

若松「みんな本当に強くてやられることもいっぱいあります。TTMで練習している選手で弱いヤツはいないというか、TTMの若手もみんな強いので。ただそれは練習での話で、心の中では試合だったら自分が1番という気持ちはあると思います。もちろん最高な環境で練習をやらせてもらっています」

――そういった選手たちにライバル意識はありますか。

若松「昔は『この人にやられたくない』とか、そういうライバル心はあったんですけど、結局は練習なんで。練習で本気を出したらお互い怪我しちゃうし、なるべくこう柔軟にいいところをとろうというか。僕ももう30とかなんで、そんなに若手みたいにガツガツいくことはなくなりました」

■ONE173決定カード

<ONEキックボクシング世界フェザー級王座統一戦/3分5R>
スーパーボン・シンハ・マウイン(タイ)
野杁正明(日本)

<ONE世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ウマウ・ケニ・ログログ(セネガル)
[挑戦者]アナトリー・マレキン(ロシア)

<ONE世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]若松佑弥(日本)
[挑戦者]ジョシュア・パシオ(フィリピン)

<ONE世界女子アトム級選手権試合/5分5R>
[王者]デニス・ザンボアンガ(フィリピン)
[挑戦者]三浦彩佳(日本)

<キック・バンタム級/3分3R>
与座優貴(日本)
スーパーレック・キアトモー9(タイ)

<キック・女子アトム級/3分3R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
KANA(日本)

<サブミッショングラップリング・ミドル級/10分1R>
ジャンカルロ・ボドニ(米国)
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【ONE173】スーパーボン×野杁、ログログ×マレキンの再戦が決定。会見には若松、武尊、与座も出席

23日(月)都内にて、11月16日(日)有明アリーナで開催される「ONE173」対戦カード発表記者会見が行われた。
text by Takumi Nakamura

今年3月のさいたまスーパーアリーナ「ONE172」に続いて、ナンバーシリーズとして2大会連続での日本開催となる今大会。この日の会見では前回大会で渡んチャイ・PK・センチャイをKOしてONEキックボクシング世界フェザー級暫定王座に就いた野杁正明と正規王者スーパーボン・シンハ・マウィンによる王座統一戦、王者オマル・ログログ・ケニと挑戦者アナトリー・マレキンによる世界ヘビー級選手権試合のリマッチが組まれた。

タワンチャイ戦に続いて、スーパーボンというタイが誇るフェザー級の2大看板に挑む野杁は「前回タワンチャイ選手の試合が決まってから戦うまで、戦ってる最中もずっとワクワクしていました。スーパーボン選手は僕がずっと見てきた選手なので、今回はそれ以上のワクワク感という、うれしい気持ちがあります。その舞台を、こんな素晴らしいイベントで用してくれたチャトリさんには感謝してますし、そういった意味でも前回以上の衝撃を皆さんに与えないといけないと思っています」とコメント。

スーパーボンも「前回のタワンチャイ×野杁と比べて、今回の方がよりキックボクシングの試合になると思う。私はキックボクシングではタワンチャイに負けていないの、そういった試合内容になると思う」とタワンチャイ戦とは違う内容・結果になると宣言した。

またチャトリCEOはこの試合がメインイベントとして行われることも明かし、野杁は「僕はいつも全然試合順は気にせず戦ってるんですけど、メインを任されるということは、それなりの内容を証明しないといけないと思っているので、KO決着で終わらせて、必ず僕がベルトを巻く姿をお見せします」と語っている。

会見にはスーパーボン、野杁、ログログ、マレキン以外に、正式な出場選手ではないものの、ゲストという形でフライ級王者・若松佑弥、武尊、与座優貴の3名も出席。ロッタン・ジットムアンノンとのリマッチを希望する武尊は「僕はすぐにでもやりたいですけど、ロッタン選手がインスタでリマッチ準備が出来ている投稿していて、関係者からロッタン選手もぜひ(再戦を)と言ってるということも聞きました。ロッタン選手から殴りえるようにボクシングルールでやるのはどうだという案が出ているというのを聞いて、僕は本当に再戦を受けてもらえるならどんなルールでもやります。ただボクシングルールでやるならMMAグローブのボクシングルールかノーグローブ(素手)でやりたいなと思ってます」と話している。

なおチャトリCEOは今大会がリングではなくケージで行うことも発表している。

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News o ONE ONE172 RIZIN RIZIN50 RIZIN男祭り YA-MAN YouTube   井上直樹 元谷友貴 安保瑠輝也 平本丈 平本蓮 斎藤 斎藤裕 朝倉未来 皇治 萩原京平 鈴木千裕

【RIZIN】斎藤裕が『RIZIN.50』を語る!朝倉未来の復帰戦や自身のキャリア、そしてラーメンへの思い…【独占インタビュー】

10周年イヤーに突入した『RIZIN』の2025年の開幕戦、そして初の四国上陸となる『RIZIN.50』(あなぶきアリーナ香川)が3月30日に開催される。前日の夜にはファンイベント『前夜祭』が行われ、ゲストとして初代RIZINフェザー級王者の斎藤裕が参加した。

大会当日には実況席から解説も務めることが決定した斎藤に、ORICON NEWSは現地でインタビューを実施。『RIZIN.50』の注目カードや、東京・秋葉原にオープンしたラーメン店『麺ZINさいとう』の店主としての多忙な日々、そして5月4日に『RIZIN男祭り』で復帰する朝倉未来について、じっくりと語ってくれた。

0:00 『RIZIN.50』前夜祭に参加した感想は?
0:20 『麺ZINさいとう』クラファンの反響について
0:43 『ONE172』大会当日の営業を振り返って
1:05 中川翔子さんはご来店された?
1:21 初の四国に来た感想は?
2:04 店舗経営のヒントになりそうなポイントはあった?
2:43 『RIZIN.50』試合解説に参加しますが?
3:06 井上直樹VS元谷友貴戦の展開予想は?
3:48 鈴木千裕VSダウトベック戦の展開予想は?
4:36 朝倉未来選手はどんな選手と戦うのが良いか?
5:38 朝倉未来選手と再戦の可能性は?
6:36 朝倉未来選手とのYoutubeコラボについて
7:01 朝倉未来選手への思いに変化はあった?
7:48 ファイターとしての姿が見られる可能性は何%?
8:40 おまけ

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【ONE172】若松佑弥、モライシュ戦を振り返る「脇を差させずに突き放して殴る。それがハマった」

【写真】パントージャや堀口との比較について「そういう声は正直気にならない」と若松。これからも己の弱さと向き合いながら最強を目指す(C)TAKUMI NAKAMURA

23日(日)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されたONE 172「TAKERU vs RODTANG」でアドリアーノ・モライシュにKO勝ちし、ONE世界フライ級王座についた若松佑弥。27日(木)都内にて囲み取材に応じた。
Text by Takumi Nakamura

モライシュ戦前にチャンピオンになって着る用のスーツを事前に作っていたという若松。この日はそのスーツ着用でベルトを持って取材場所に現れ、モライシュとの一戦を振り返った。

若松佑弥
「本当にまだ実感がないというか、嬉しい半分、まだちょっと実感がない感じです。今までとあまり変わらなくて、たまにちょっと『チャンピオンなんだ』みたいに思って、ベルトを持つ自分がちょっと恥ずかしいぐらいの感覚です。でも最高の瞬間を迎えることが出来たんで、最強に嬉しいです。

今後は引き続き、自分自身との向き合いだと思います。ベルトを獲った中で改めて(向き合うのは)相手でもなく、他でもなく、自分なんだな、と。それがより一層強くなりました。今後も油断したらそれが負けの始まりだと思うし、今回勝って、僕はそこがちょっとした落とし穴だと思っているので、より一層自分はまだまだ弱いんだということを認めながら、もっと修行していけたらなと思っています」


囲み取材で若松はモライシュ攻略の裏側を明かしつつ、今後の展望についてもコメント。UFCや他団体への参戦についての質問には、「ONEとの契約をしっかりしつつ、そこは流れに任せる。(タイミングが合えば他団体でもやる意思はある?)そういう意思もあります」と語っている。囲み取材でのMMAPLANETとの質疑応答を以下に掲載したい。

――ご自身で試合映像は見直されましたか。

「はい、見ました。振り返ってみると試合中は本当に無でやっていて、思っていたより自分がやりたいこと、戦略や対策がしっかりできていたんだなと思います。しっかりタックルも切れていましたし、相手の技に付き合わないで殴って…というのはしっかり出来ていた感じはしましたね。自分は結構ステップイン、ステップアウトみたいな感じで、アウトボクシングのタイプだったんですけど、ここ最近は色んな戦い方ができるようになったと感じていて、あまりこうやろうというのを決めすぎず、自分はなんでもできるなというところは少し自信になりましたね」

――今明かせる範囲でどんな対策を練っていたのですか。

「もちろん判定で勝つというパターンもあったのですが、一番はテイクダウンを全部切って倒されないで、自分の土俵の打撃戦をやりたいと思っていました。もしそれを突破されたら寝技、スクランブルで上を取って、パウンドを打って、また立つとか。自分がダウンした場合はこう動こうとか、そういうイメージはたくさんありました。一番の理想は、ああいう感じで脇を差させない。脇を差されちゃうと、そこから巻き込まれたり、柔術的に絡んで(組み技を)仕掛けられるので、そうなったら首相撲で内側をとって突き放して殴る。殴り合いの展開に持っていくというのは、バッチリとハマった感じはあります」

――モライシュのテイクダウンを切った時に、試合を有利に進められるなという手応えはありましたか。

「思ったより自分も調子が良くて(モライシュに)組まれた時に、全然いけるみたいな感じで(テイクダウンに)入られた感じがなかったんですよね。映像で見ると2回タックルに入られたんですけど、自分の感覚では本当にフェイントをかけられたぐらいの感じで。アドリアーノは相手にタックル切らせておいて右ヒザを出してくるんですけど、そこまでタックルに入られている感覚もなかったです。むしろ試合中は、結構打ち合いに応えてくれているなという感覚がありました」

――フィニッシュまでの打撃戦ですが、見ている側からするとモライシュの右のカウンターが当たりそうな場面もあったと思うのですが、そこに怖さはなかったですか。

「自分が引いてアウトボクシングをしちゃうと相手も上手いんで。セコンドの仙三さんが、『今日はもらっても効かない。倒れないよ』みたいなに言われていて、もし今日死んでもいい、これが最後になってもいいぐらいの覚悟で戦いました。それで前に行けたというか、ちゃんと顎も引けていたし、あっち(モライシュ)は下がりながらのパンチだったんで、被弾はしていたんですけど、もらっている側としては大丈夫でした」

――最後のフィニッシュの部分はあそこで仕留めきろうという気持ちだったのですか。

「そうですね。1Rで(スタミナを)使い果たすぐらいの感覚でいきました。正直組んだ時にこれは組んでも勝てるなと思ったんですけど、それが自分自身に対する弱さだと思っちゃって。やっぱりキツいことをやって全力を出したいという思いがあって、そこで勝ちに徹すれば、あそこで休んでいた自分がいたかもしれませんが、殴り合いたいと思いました。相手も疲れていたし、俺も休みたいという弱さを出さない。ここで休んじゃダメなんだという意味で無我夢中に殴った感じです」

――試合後の反響はいかがでしたか。

「たくさんメッセージが来たんですけど、あまりにメッセージが来すぎて誰が知り合いなのか分からなくなって、携帯を見るのが怖くなっちゃいました(笑)。メッセージを返したい気持ちはあるんですけど、一回既読すると忘れてしまうし、子供の世話もあったりして、あんまり見れていないです」

――それも含めて大仕事をやってのけたという実感は湧いていますか。

「そうですね。ただ急にそう(チャンピオンに)なったので夢を見ているようで、どうしたらいいんだろうみたいな感じではあります」

――試合後はジムに顔を出して練習仲間にも勝利報告していましたが、長南亮代表の反応はいかがでしたか。

「長南さんも普段と変わらない感じでした。多分長南さんも自分と同じ気持ちなのかなっていう。まだフワフワしているというか。自分もジムに行ったらいつもと変わらない感じで、普通にしゃべってみんなの練習を見て…って感じでしたね」

――ONEでは2019年3月にデメトリウス・ジョンソン、2022年3月にモライシュに負けて紆余曲折あっての王座戴冠だったと思います。ここまでの道のりを振り返っていかがですか。

「今僕が与えられているものの中で、自分にしかできないストーリーというか、僕は散々いいところでベルトを獲れなくて、いつもいいところでやられていたので、ストーリー的には1番いいところでベルトを獲れたという想いがあります」

――今後はどんな相手と戦っていきたいと思っていますか。

「用意された相手と戦って、判定ではなくてKOで倒せば、自ずと自分の価値は上がるのかなと思います。今の自分はつまらない試合というか、流して勝ったり、そういうことをしなければ自ずとKO勝ちできると思うので、相手が誰だろうが、弱いヤツがタイトルマッチには上がってこないと思うので、倒して勝つことを積み重ねていければと思います。特にUFCに行きたいとかはなく、今自分が置かれた状況でKOを続けていけばいいのかなと思います」

――モライシュに勝ってONEのチャンピオンになったことで、UFC王者のアレッシャンドリ・パントージャ、RIZIN王者の堀口恭司選手と比較される部分もあると思いますが、そこはどう意識していますか。

「真実というか、他の人のことは正直もう戯言だと思ってるんで、自分が最強でいること、自分の中身が一番強いので、それに勝てば自分が最強だいうことは分かっているので、そういう声は正直気にならないです」

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45 F1 KANA o ONE ONE172 キック 吉成名高 大成 武尊 青木真也

【ONE日本大会】青木真也が53秒一本勝利 若松佑弥がモラエスに1RTKO勝ち 野杁正明がタワンチャイにTKO勝ちで暫定王者に 武尊がロッタンに初回TKO負け

137: 実況厳禁@名無しの格闘家 2025/03/23(日) 14:29:25.91 ID:mtu8ppKA0
バラさんには悪いけどONEのPPV買ってしまった
キックでもトップ選手集めればPPVが売れるということ


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE172 キック 武尊

【ONE172】武尊、ロッタンの左にロープにもたれるように沈み──僅か80秒でKO負け

<キック・フライ級/3分5R>
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
Def.1R1分20秒by KO
武尊(日本)

まずロッタンが左ローを蹴る。武尊が右ストレート。ローから左を伸ばした武尊、ロッタンは左フックから右をヒットさせる。武尊の右をバックステップしたロッタンはスリップして笑みを浮かべる。右のフェイク&ローかから左を当て、武尊の左に左を打ち抜いたロッタン。武尊はロープにもたれるようにダウンし、自陣コーナーを見ているが意識が朦朧としているか。急ぎ立ち上がった武尊だが、非情にも10カウントで80秒KO負けとなった。

武尊と何やら言葉を交わしたロッタンは勝利者インタビューで「最高だ。自分の左は凄まじい力があることは分かっていた。前回タケルとの試合をキャンセルしたのは。この左をケガしていたからだ。治った今は力が充満していてKO勝ちできるとと信じていた。I Love Japan。日本は第二の故郷のようなものだ。日本で戦えることは、素晴らしい。ハイドレーションがパスできず、計量を失敗したことでベルトを失った。でも問題ない。僕のベルトを取り返す時がきた」とロッタンは話した。


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE172 キック タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム ボクシング 野杁正明

【ONE172】野杁がベルト奪取! タワンチャイの左攻撃を防ぎ、3Rにダウンを奪い高速ラッシュでストップ

<ONEキックボクシング世界フェザー級暫定王座決定戦/3分5R>
野杁正明(日本)
Def.2R1分55秒 by TKO
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)

サウスポーのタワンチャイに対し、野杁は蹴りを散らす。右前蹴りを突き刺すタワンチャイ。ローの交換からタワンチャイが左ミドルを打ち込む。タワンチャイはローから左右フックを放ち、右に回った。ガードを固めて距離を詰める野杁だが、タワンチャイの前蹴りでバランスを崩す。

野杁が右ストレートを当て、足元へのローを打ち込む。タワンチャイがローを放って行くが、野杁もローを返した。タワンチャイは左ミドル、左ロー。左ストレートから左ローへと繋げる。野杁は右ストレートで飛び込んだ。

2R、野杁が左ロー、左前蹴りを散らす。タワンチャイは左ミドル、左ハイ、左テンカオを繰り出す。右サイドキック、右前蹴りで野杁の前進を止めるタワンチャイ。野杁はガードを固めて懐に飛び込む。距離が詰まるとタワンチャイはパンチを繰り出して右に回る。右ジャブを連打するタワンチャイだが、野杁を止めることができない。

野杁が左ボディから右ストレートを突き刺した。タワンチャイの左ヒザを止め、またも左ボディから右を決める。タワンチャイも左ミドルを返す。右フックから左ミドルを当てたタワンチャイの回転が速くなった。野杁も左カーフを返し、左ミドルをブロックして左カーフを当てた。さらに右ストレートを当ててラウンドを終えた。

3R、野杁が距離を詰めて左カーフを当てる。左ハイから、左ストレート、右アッパーを返すタワンチャイ。左ヒザで飛び込んできた相手に、野杁が右ストレートを浴びせる。タワンチャイの左ミドルをブロックして右ローを返す野杁。アウト、インに右ローを打ち分ける。

さらに左テンカオに左フックを合わせると、タワンチャイが下がる。野杁は追撃の左ボディから、再び左テンカオに左フックを合わせ、ダウンを奪う。立ち上がったタワンチャイにラッシュを仕掛け、上下左右にパンチを浴びせるとレフェリーが割って入った。

激勝でベルトを巻いた野杁は「3Rで倒せるかどうかは分からなかったんですけど、必ずKOすると皆とも話をしていました。チャンスが来たので、3Rで一気に仕留めました」と語り、5万ドルボーナスを受け取った。


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