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【DEEP Tokyo & Osaka Impact2024#01】大阪インパクトと東京インパクトのカードが続々と決定

【写真】松田は西で。前薗は東で(C)MATSUNAO KOMATSU & SHOJIRO KAMEIKE

1月29日(月)、DEEPより3月17日(日)に大阪市住吉区の錦秀会住吉区民センター大ホールで開催されるDEEP OSAKA IMPACT2024#01の対戦カードが発表されている。
Text by Manabu Takashima

そしてDEEP JEWELSストロー級チャンピオン松田亜莉紗が、チャンピオンとして初めての試合をノンタイトルの3回戦&初の国際戦として臨むことが決まった。


対戦相手はマドンナ・ザ・ロケット。アムを筆頭にタイのザ・ロケット集団はゲオチャイ、アンドレ、ダイヤモンドローズ、ノーパン、プリンセスらがDEEPで戦っているが、そのアム以外は白星がない。前例からいえばマドンナも、苦戦は必至というところか。半面、チャンピオンとはいえキャリアは2年の松田は試合毎に穴が見つかる肯定にあるため、思わぬ落とし穴があるかもしれない。

とはいえ組んでからのパンチ=ダーティーボクシングとパウンドの強烈さは、松田がグラップリングの基礎をしっかりと叩きこまれているからこその強味だ。マドンナ・ザ・ロケット──佐伯繁代表によると「ロケット軍で一番の美女」──がそこに対応できるようだと、今後のDEEP JEWLESタイ勢の核となるルーキーが現れたことになる。

この他、女子では2回戦で栗山葵がMANAと対戦する59キロ契約マッチやアマを含め7試合が決まっている。一方、男子のカードは3回戦で三村亘✖劉獅のフェザー級、2回戦では鈴木琢仁✖角野晃平のウェルター級など11試合、計18試合のラインナップとなっている。

アマ時代に平本丈にKO勝ちを収めている飴山聖也が、井上暉也を相手に3度目の正直でプロ初勝利となるか。西の実力者=瀧口脩生が、ロケット軍団に負けじと増殖中のグラップリングシュートボクサーズジム軍団からRIZIN帰りの銀グラップリングシュートボクサーズジムを迎え撃つ一戦も注目だ。

また3月24日のDEEP TOKYO IMPANCT2024#01の対戦カードも──杉山廣平✖風我のトップ返り咲きを目指すフライ級永遠に続くサバイバル3回戦を筆頭に、10試合が1月27日(土)に明らかとなっている。

気になるのは元パンクラシストで、KROSS X OVERでMMAとキックの二冠王となったハルク大城の初出場だ。2018年3月に瀧澤謙太に敗れ、MMAから距離を置いていた大城はキック、ムエタイ、シュートボクシングと立ち技に専念していたが、昨年6月にMMAに戻ってくると11月にKROSS X OVERのバンタム級のベルトを巻いている。山本有人戦の勝敗もちろん、パフォーマンス次第でトップ戦線返り咲きが見えてくる──そんなハルクのDEEP初陣となる。

初参戦でいえばバンタム級で山口コウタと対戦する、漆間將生も気になる存在といえよう。格闘DREAMERS出演から、パンクラスでは3勝4敗と思うような結果を残すことができなかった漆間が、DEEPで同じような状況にある山口とのマッチアップ。戦場を変える、外敵を迎え撃つ──という状況は、キャリアのアクセントとなる戦いだけに、現状を打破するために両者とも落とせない一戦となろう。

また大阪大会で5連勝中の前薗渓が、待望の東京での初試合を迎える。柔道とグレコローマンレスリングで培った組みの強さが、関東初お目見えとなる。が、対戦相手のアシルベックは今話題の中央アジア=ウズベキスタン人ファイターだけに、前薗の最大の長所が潰される可能性もあるタフなマッチメイクといえるだろう。

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DEEP DEEP Osaka Impact2023#03 MMA MMAPLANET o Report ブログ 三村亘 古根川充

【DEEP Osaka Impact2023#03】開始早々のラッシュから、三村の左が古根川のアゴを貫き秒殺KO勝利

【写真】メインイベントで速攻即決(C)SHOJIRO KAMEIKE

<フェザー級/5分3R>
三村亘(日本)
Def.1R0分23秒 by KO
古根川充(日本)

開始早々、三村が突進。右跳びヒザを見せたあと、下がる古根川に右フックを浴びせる。パンチの交錯から組みついた三村は、古根川をケージに押し込んで右の拳を叩き込む。古根川のセコンドから「後頭部! 後頭部!!」のアピールがあるなか、レフェリーは試合続行を伝える。再開後、三村が左右フックを振ると、アッパー気味の左フックが古根川のアゴを貫きKO勝利を収めた。


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DEEP DEEP Osaka Impact2023#03 MG眞介 MMA MMAPLANET o RIZIN UFC キシシ コナー・マクレガー マイケル・チャンドラー ライカ 三村亘 上荷大夢 八尋大輝 前薗渓 古林礼名 古根川充 山﨑鼓大 桑本征希 海外 濱口奏琉 瀧口脩生 牧野滉風 風我 飴山聖也

【DEEP Osaka Impact2023#03】5連勝を賭けた桑本征希戦へ、前薗渓─02─「まだ本当のMMAを知らん」

【写真】自信を実績に変えることができるか。前薗のキャリアに注目だ(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(日)、大阪市住吉区の錦秀会住吉区民センター大ホールで開催される「DEEP Osaka Impact2023#03」で、桑本征希と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

MMAを始めてアマチュアも含めて全勝中の前薗は、現在24歳。そのテイクダウンとグラウンドコントロールを武器に、前回のDEEP大阪大会では4連勝中の瀧口脩生を肩固めで下した。DEEP大阪大会でも目立つ存在となった前薗に、次の試合と今後の目標について訊くと——時おり自信のある笑顔を浮かべていた。

<前薗渓インタビューPart.1はコチラ


――たとえばDEEP東京大会で「序盤」「中盤」「終盤」「メイン」と選手の層を分けた場合、今はどの層まで勝てると思いますか。

「う~ん、今の自分のレベルなら『中盤』かなって思います」

――前薗選手は今までMMAの打撃という面では証明できていない面もあるかもしれません。ただ、組み技が柔道でもレスリングでもなくMMAの組み技として成立しているように感じます。

「そこは意識しています。まず高校から大学に進学して、柔道からレスリングへと競技を変える時に、メチャクチャ試行錯誤しました。それは今も同じで、やっぱり柔道やレスリングからMMAに変わる時から、ずっと考え続けています。

でも、今はまだ感覚でやっているところも多いですね。試合の中で自分がどう組んでいるかというのも、記憶がないところもあって。それこそ東京でも大阪でも打撃が強い上位の選手を相手にどう組むのか、って考えると危ない部分もあるとは思います」

——特にMMAにおいて、ケージを使う攻防を意識してはいませんか。

「はい。僕はレスリングでグレコやったんで、フリースタイルのような綺麗に相手の足を刈るようなテイクダウンは苦手なんです(苦手)。まず相手の懐に飛び込んだら、ドドドッってケージまで持って行く。ケージに押し込めば、そこからはグレコの良さを生かせると思うので。そうしたケージの使い方というのは考えています」

――国内でも海外でも構いませんが、憧れのMMAファイターはいますか。

「MMAを始めるキッカケになったのは、エンターテイナーという部分でコナー・マクレガーです。格闘家として——アスリートとして憧れるのはマイケル・チャンドラーですね」

――もしマクレガーとチャンドラーが対戦していたら……。

「そうなるとヤバかったですね。『どっちを応援したほうが良いんだろう?』って(笑)」

――アハハハ。

「チャンドラーについては、体がガッチリしているじゃないですか。僕は体を鍛えるのも好きで。ライト級でそれほど身長は高くないけど、本来はレスリングをやっていてテイクダウンも強い。チャンドラーのファイトスタイルを参考にすることはあります」

——ではMMAをやるうえでの目標は、どこに置いているのでしょうか。

「ずっとRIZINに出るのを目標にしています。またRIZIN大阪大会があれば、ぜひ呼んでほしいという気持ちはありますね」

——今までRIZIN大阪大会の出場メンバーを見て、自分のほうが強いと思うことはありましたか。

「はい。もちろん全員ではないけど……。『自分のほうが——』と思うことは、たまにあります。それよりも早く今の自分のポジションから飛び出したい、という気持ちが強いですね。まずDEEPの東京大会を荒しに行きたいです」

——マクレガーやチャンドラーが戦っているUFCへ、と考えたことはないですか。

「そこまでは考えたことがないですね。何か現実味がなくて……。僕、まだMMAの試合で良いパンチをもらったことがないんですよ。だから正直言って、自分でも『まだ本当のMMAを知らん』と思っています。一回良いのを食らったら、『まぁこんなものか』となるかもしれないけど(苦笑)、とにかくホンマのMMAを知らんような気はしています」

——要は、マトモに打撃をもらうまえに倒しているということですね。

「まぁ、そういうことです(笑)」

——次に対戦する桑本征希選手は、関西でもストライカーに属します。その桑本選手の打撃で本当のMMAが……。いや、やめておきます。

「え、何ですか?」

——次の相手には打撃をもらわない、という顔をしていますよ。

「アハハハ、そうですか。まぁ、いつもどおり戦えば問題ないと思います。僕の中では前回、瀧口脩生選手に勝てた(7月、肩絞めで勝利)ことが凄く自信になっています」

——ちなみに東京在住の選手のほうが、東京大会に出やすいかもしれません。そのために泉佐野を離れ、関東でMMAをやろうとは思わなかったですか。

「そう考えたことはあります。でも今のところ、どこにも引っ越すつもりはないですね。やっぱり泉佐野が好きなので」

——泉佐野のどんなところが好きですか。

「住んでいる人たちの人柄——でしょうか(笑)。良い感じに発展していて、だけど都心ほど疲れる環境でもなく。別に買い物にも困らない場所なんですよ」

——泉佐野のご紹介、ありがとうございます。今、練習場所はこの吉田道場のみですか。

「基本はこのジムで、土曜日はたまに母校の大阪体育大学レスリング部で練習させてもらっています。おかげで組みについては、MMAでも問題なくやってこられていると思います。そういえば今回の大阪大会で、もともとメインで風我選手と対戦する予定やった濱口奏琉がおるじゃないですか。濱口は大学の後輩で、今もよく練習するんですよ」

——……という話を持ち出したことは、『コイツはメインに出るけど、実力は自分のほうが上なんだよなぁ』と思っているわけですね。

「いやいや、そんなことは——カワイイ後輩ですから(笑)」

——今、明らかにそういう顔をしていました(笑)。では最後に、次の試合への意気込みをお願いします。

「次の試合も、いつもどおりやって、戦績も5連勝にします。DEEP東京大会やRIZIN大阪大会に出られるよう、煌びやかなアピールできる試合をします!」

■DEEP Osaka Impact2023#03視聴方法(予定)
11月26日(日)
午後1時~ツイキャスPPV

<フェザー級/5分2R>
秋田良隆(日本)
藤田宇宙(日本)

<フェザー級/5分2R>
木村総一郎(日本)
森田敢流(日本)

<バンタム級/5分2R>
関本龍翔(日本)
田中壱季(日本)

<バンタム級/5分2R>
キシシ(日本)
キャプテン禎(日本)

<フライ級/5分2R>
マルザヘンペーソク(日本)
飴山聖也(日本)

<フライ級/5分2R>
松原聖也(日本)
上谷章(日本)

<バンタム級/5分2R>
井上暉也(日本)
千種純平(日本)

<フェザー級/5分3R>
三村亘(日本)
古根川充(日本)

<バンタム級/5分2R>
MG眞介(日本)
山﨑鼓大(日本)

<フェザー級/5分2R>
瀧口脩生(日本)
牧野滉風(日本)

<フェザー級/5分2R>
前薗渓(日本)
桑本征希(日本)

<ミクロ級/5分2R>
古林礼名(日本)
永易加代(日本)

<バンタム級/5分2R>
上荷大夢(日本)
八尋大輝(日本)

<ウェルター級/5分2R>
小林裕(日本)
角野晃平(日本)

<ライト級/5分2R>
泉彰洋(日本)
大野“虎眼”賢良(日本)

<アマチュアルール 49キロ/3分2R>
セアリ(日本)
SAAYA(日本)

<マチュアルール 58キロ/3分2R>
サナエ(日本)
山口恵(日本)

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DEEP DEEP Osaka Impact2023#03 DEEP Tokyo Impact MG眞介 MMA MMAPLANET o キシシ パンクラス 三村亘 上荷大夢 八尋大輝 前薗渓 古林礼名 古根川充 山﨑鼓大 桑本征希 瀧口脩生 牧野滉風 飴山聖也

【DEEP Osaka Impact2023#03】無敗の大阪在住ファイター、前薗渓─01─「このまま終わるのは嫌やった」

【写真】まだ24歳。テイクダウンとコントロールはDEEP大阪大会出場メンバーの中でトップクラスの前薗だ(C)SHOJIRO KAMEIKE

26日(日)、大阪市住吉区の錦秀会住吉区民センター大ホールで開催される「DEEP Osaka Impact2023#03」で、前薗渓が桑本征希と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

前薗が所属する「格闘技 吉田道場」があるのは大阪府の南部にある街、泉佐野市だ。泉佐野市は和歌山市とも隣接しており、沖合には関西国際空港もあるため交通の要所ともいえる。
道場名から東京で吉田秀彦氏が立ち上げた吉田道場と混同されることもあるが関連性はなく、創立から22年以上が経つなど、その歴史は古い。吉田元貴代表がパンクラスでレフェリーを務めており、主宰する吉田道場も「パンクラス認可ジム」としても活動している。その吉田道場でMMAキャリアをスタートさせ、プロデビュー以降4連勝中の前薗に初インタビューを行った。


――今回は泉佐野市にある道場にお伺いしました。前薗選手は、生まれも育ちもこの泉佐野市なのですか。

「そうですね。ずっと泉佐野です」

――まずは、どのような経緯で格闘技を始めたのか教えてください。

「小学校5年の時に柔道の町道場に通うようになって。高校まで柔道で行かせてもらい、大学からレスリングを始めました」

――柔道の前は何かスポーツをやっていたのでしょうか。
「いえ、何もやっていなかったです」

――何もスポーツをやっていなかった状態から、なぜ小学5年生から柔道を始めたのでしょうか。

「ちょうど小5ぐらいから太り始めたんです(笑)。ダイエット目的で何か運動をしたくて、友達がやっていた柔道を選びました」

――中学に入り、町道場から部活動へ? 中高の実績を教えていただけますか。

「はい。中学は個人なら地区大会(泉南地区)からで優勝していて、団体も大阪府で3位になる学校でした。高校時代は大阪府でベスト8になっています」

――それだけの実績を誇りながら、なぜ大学からレスリングに転向したのでしょうか。

「自分の中では—―本当やったら全国大会に出ているイメージで、そこまでのレベルであれば大学でも柔道を続けていたと思います。でも想像していたような結果と違ったし、自分自身に対して納得できない負け方もあって」

――その後、大阪体育大学に進み、レスリング部に入っていますよね。大阪体育大学も柔道で進学したわけではなかったのですか。

「かといってレスリングで進学したわけでもなく(苦笑)。高校まで浪商学園(大阪体育大学浪商高校)やったんで、内部進学でした。あと当時の担任が浪商学園のレスリング部の顧問だったり、柔道を教わっていた先生も以前レスリングをやっていたりと、いろいろとレスリングの繋がりがあったんです。そういった先生たちにレスリング部を薦めてくれて。大学進学が決まってからレスリング部を選んだ、という感じです」

――内部進学とはいえ、体育大学に進むということはスポーツ関連の仕事や体育教師になりたいといった気持ちはあったのですか。

「いえいえ、そんな……ただの甘えです。『そのまま進学できるから良いかっ』みたいな感じで(苦笑)。ただ、教員免許を取ろうとは考えていました」

――なるほど。大学レスリングでは2020年の西日本学生選手権で、グレコローマン67キロ級を制しています。小5から高3まで8年ほど柔道をやっていて、大学から全く別競技であるレスリングを始めることに対して気持ちの整理はついていたのですか。

「正直、最初は複雑でした。柔道で実績を残せなかったからレスリングを始めた——『柔道から逃げた』と思われるんちゃうかな、って。実際にそういうことを言われたわけではないけど、僕の気持ちとしては『逃げた』と思われるのが嫌で。レスリングを始めるなら、ホンマにレスリングで結果を残さなアカンと思っていました」

――ただ、大学からレスリングを始めて西日本学生選手権で優勝するというのは、スピードとしては速いのではないですか。

「たまに大学から始めて西日本学生で優勝する選手はいるみたいですけど、僕は3回生の時に優勝したので若干早いほうだと思います」

――レスリングを始めた当初からグレコをやっていたのでしょうか。

「いえ、最初の試合はフリースタイルで——瞬殺されました(苦笑)。その大会でグレコも見ていて、グレコのダイナミックな投げ技を知って『先生、グレコをやってみたいです』と伝えました。先生からも『そうやな。グレコには柔道出身で強い選手がたくさんおる』と言われて」

――前薗選手は現在24歳ですよね。この吉田道場でMMAを始めたのは、いつ頃なのですか。

吉田道場内に掲げられているパンクラスのロゴ(C)SHOJIRO KAMEIKE

「大学4回生の時なので、22歳の時です。吉田道場に入ってから1年ぐらい経った頃にアマチュアの試合に出て、2022年にプロデビューしました。大学時代に就職活動をしていて、『せっかくの人生なのに、このまま終わっていくのは何か嫌やな……』と思ったんですよ。でも安定志向もあるから、何か仕事をしつつ格闘技で夢を掴みたいなって。今は正社員として働きながらMMAをやっています」

――教員免許は取得しなかったのですね。

「教育実習に行った時、『あんまり教えるのは向いていないな』と思いました(苦笑)」

――ちなみにアマチュアMMA時代の戦績というのは……。

「7戦して全て勝っています」

――そこからプロで4連勝し、フューチャーキングトーナメントでも優勝しているということは、MMAを始めて負けたことがないのですね。しかしプロの試合は大阪大会のみで、東京の大会に呼ばれていないのが不思議ではあります。

「そうですね。だから……なぜ東京の大会に呼ばれないのかな、という気持ちはあります。同じフューチャーキングで優勝した中務太陽選手は、次の東京大会(12月10日、DEEP Tokyo Impact2023#07)のポスターでド真ん中にいるじゃないですか。僕は今の時点でも、そんじょそこらの選手には負けない自信があります」

<この項、続く>

■DEEP Osaka Impact2023#03視聴方法(予定)
11月26日(日)
午後1時~ツイキャスPPV

<フェザー級/5分2R>
秋田良隆(日本)
藤田宇宙(日本)

<フェザー級/5分2R>
木村総一郎(日本)
森田敢流(日本)

<バンタム級/5分2R>
関本龍翔(日本)
田中壱季(日本)

<バンタム級/5分2R>
キシシ(日本)
キャプテン禎(日本)

<フライ級/5分2R>
マルザヘンペーソク(日本)
飴山聖也(日本)

<フライ級/5分2R>
松原聖也(日本)
上谷章(日本)

<バンタム級/5分2R>
井上暉也(日本)
千種純平(日本)

<フェザー級/5分3R>
三村亘(日本)
古根川充(日本)

<バンタム級/5分2R>
MG眞介(日本)
山﨑鼓大(日本)

<フェザー級/5分2R>
瀧口脩生(日本)
牧野滉風(日本)

<フェザー級/5分2R>
前薗渓(日本)
桑本征希(日本)

<ミクロ級/5分2R>
古林礼名(日本)
永易加代(日本)

<バンタム級/5分2R>
上荷大夢(日本)
八尋大輝(日本)

<ウェルター級/5分2R>
小林裕(日本)
角野晃平(日本)

<ライト級/5分2R>
泉彰洋(日本)
大野“虎眼”賢良(日本)

<アマチュアルール 49キロ/3分2R>
セアリ(日本)
SAAYA(日本)

<マチュアルール 58キロ/3分2R>
サナエ(日本)
山口恵(日本)

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Black Combat CORO DEEP DEEP JEWELS DEEP115 MMA MMAPLANET o RIZIN YouTube   イ・ソンハ キム・ソンウン シン・スンミン チャンネル パク・シユン パンクラス ビクター・ヘンリー マサト・ナカムラ ユ・スヨン 三村亘 力也 大原樹理 大島沙緒里 山本聖悟 木下尚祐 杉山廣平 石司晃一 酒井リョウ 金太郎 鈴木槙吾 青井人 駒杵嵩大

【DEEP115】Black Combat勢最強=ユ・スヨンとWタイトル戦、石司晃一「これからのキャリアを考えると」

【写真】石司にとっても真価が問われる一戦となる(C)TAKUMI NAKAMURA

18日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP115 Impact「DEEP vs BLACK COMBAT」。DEEPと韓国BLACK COMBATの対抗戦にDEEPバンタム級王者の石司晃一が参戦。DEEP & Black Combatバンタム級選手権試合でユ・スヨンと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

元Black Combatフェザー級&ライト級王者のユ・スヨンはBLACK COMBAT勢の中で実力ナンバーワンの呼び声もあるファイターだ。


――今回はDEEP×Black Combatの対抗戦への出場が決まりました。最初にオファーを受けた時の心境を聞かせてもらえますか。

「もともと今年2月に韓国で対抗戦が行われて、結果的にDEEPが負け越してしまい、次に対抗戦がある時は自分も出てみたいという興味がありました」

――韓国人選手との対戦でいうと、2017年12月にソン・ナクジュンに一本勝ちしています。

「前回戦った韓国人選手はキャリアが浅い選手だったのですが、今回の相手は実績を残している選手なのですが、その部分ではあまり参考にはならないと思っています」

――対抗戦という図式についてはいかがでしょうか。

「韓国に乗り込んでの試合だったら心境も変わるかもしれませんが、DEEPの中での試合なので普段通りに戦えると思います」

――対戦相手のユ・スヨン選手にはどのような印象を持っていますか。

「バランスが良くて何でもできる選手かなと思います。特徴としては柔術ベースで寝技がしっかりできて、テイクダウンが鋭いところが強みかなと思います」

――韓国人MMAファイターといえば、打たれ強さとスタミナ、そして思い切りのよい打撃で試合を組み立てるイメージですが、スヨン選手はそういった韓国人ファイターとは違うスタイルだと思います。

「はい。打撃中心で殴り合う選手ではないですが、そこまでやりにくい感じはしないです。ただテイクダウン能力や高さや鋭さ、そこからのトップキープの力がどのくらいあるのかは実際にやってみないと分からないですね」

――組み技ベースですが、パンチもシャープで打撃でも戦える選手です。

「格闘技歴的には組み技の選手というイメージですが、パンチもシャープだし、パンクラスの試合に出た時はパンチでKOしているので、打撃も意外と侮れないと思います」

――穴の少ないスタイルですが、勝つイメージは出来ていますか。

「自分のファイトプランや戦うイメージは大きな部分で出ていきます。それが試合中にどうなるのか。しっかりハマるのか。それとも予想以上にやりにくいところがあるのか。そこを試合中に見極めながら戦っていきたいです」

――石司選手のX(Twitter)で「韓国の関係者の人によると、韓国の格闘技ファンの間では今回の対抗戦の中で一番確実にバンタム級は韓国側が勝つとみんな言ってます、と聞かされました」という投稿がありましたが、どういったシチュエーションだったのですか。

「Black Combat用の煽り映像の撮影があって、韓国から主催者・撮影クルーが来日していたんですね。そのときに『韓国のファンは絶対この試合は韓国人が勝つと言っている』と聞きました。きっと韓国のファンは自分のことを知らないと思うんで『スヨン選手が僕に勝つだろう』ではなくて『スヨン選手だったら絶対に勝ってくれる』という安心感があると思うんですよ。韓国の方たちと話して、そのくらい現地で評価されている選手なんだなと感じました」

――そうした評価を受けている相手と試合が組まれたことをどう捉えていますか。

「弱い選手に勝っても状況は変わらないし、実力・実績がある選手に勝たないと上にはいけないので。リスクはあると思うけど、そういう相手に挑戦しないと意味がないので、ありがたいです」

――石司選手は2021年6月以降、6戦6勝と無敗です。好調の要因はなんですか。

「僕としては調子が良くなったというよりも、一時期調子を落としていたという方が近いですね。デビューして4年くらいは連勝が続いたんですけど、2017年に初めてのタイトルマッチで負けて。そこから病気や怪我があって、身体の不調と重なって成績が悪くなっていったんです。それでこのまま続けていても意味がないと感じて、身体を治そうと思って1年半ほど休みました。だから今が好調というよりも、不調だった部分がなくなって、通常の自分に戻ったという感覚です」

――ブランクだと思っていた期間も必要だったわけですね。

「そうですね。一度休むことで怪我も回復して、内臓的な疲れもとれて、リフレッシュしてやり直すことができたので、必要な時間だったと思います」

――昨年は三村亘戦、山本聖悟戦とKO勝ちが続き、CORO戦に勝利してDEEPバンタム級暫定王座を獲得(※のちにビクター・ヘンリーの王座返上により、正規王者に昇格)。今年4月のRIZINは金太郎選手にも勝利して、確実にキャリアアップしていると思います。石司選手自身は手応えを感じていますか。

「僕も成長していきたいと思って取り組んでいるので、もちろん良くなった部分はあります。ただ昔の方が怖いものなしでイケイケだった部分もあると思うんです。だからすべて良くなっている……とは言えないかもしれませんが、自分のなかで試行錯誤してどうすれば良くなるかを考えながら練習しているので、ただ復活しただけではなく、進化した部分も間違いなくあると思います」

――RIZINでの金太郎戦は石司選手にとってどのような経験になりましたか。

「内容的にはいい試合ではなかったんですけど、初めての経験が多かったんですよ。例えばMMAで遠征したのが初で、計量前日にホテルに入って水抜きするのも初めてでした。あとは試合会場も今までより大きかったですし、相手の金太郎選手が地元大阪出身だったので、日本にも関わらず完全アウェーだったんです。日本人同士でああいう雰囲気になることは珍しいので、そういった面は大きな経験になりました」

――そして今回韓国で評価の高いスヨン選手に勝てば、今までよりワンステップの相手やチャンスが来ると思います。石司選手はスヨン戦を自分のキャリアにおいてどんな位置づけをしていますか。

「この試合は結果がものすごく大きなものになると思います。Black Combat勢のなかで一番強い相手と戦うことになって、そこで勝つことで韓国での試合につながるかもしれないですし、今まで以上に実績がある選手と戦うチャンスがくるかもしれない。逆にここで負けたら失うものが大きい、一からの出直しになると思うので、これからのキャリアを考えるとスヨン戦の勝敗は大きなものになると思います」

――石司選手には混戦のRIZINバンタム級戦線に入って欲しいというファンも多いと思います。石司選手にもそうした想いはありますか。

「自分もトップになることを目指していて、日本で一番レベルが高くて規模が大きい大会はRIZINだと思うので、RIZINでトップを取らなければ、その先には進めないと思います。だから今はRIZINのトップを目指していますし、そのためにも次を落とすと大きく後退するし、クリアすれば先が見えてくると思います。ここからRIZINのトップファイターたちを倒して、一番を目指して戦っていきたいです」

■視聴方法(予定)
9月18日(日)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

■ DEEP115対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
ヤン・へジュン(韓国)

<DEEP & Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
大原樹理(日本)
イ・ソンハ(韓国)

<DEEP & Black Combatバンタム級選手権試合/5分3R>
石司晃一(日本)
ユ・スヨン(韓国)

<DEEP JEWELS & Black Combat女子級アトム級選手権試合/5分3R>
大島沙緒里(日本)
パク・シユン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
鈴木槙吾(日本)
チェ・ジュンソ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
シン・スンミン(韓国)

<フライ級/5分3R>
駒杵嵩大(日本)
キム・ソンウン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
木下尚祐(日本)

<フライ級/5分2R>
杉山廣平(日本)
KENTA(日本)

<ライト級/5分2R>
涌井忍(日本)
倉本大悟(日本)

<フライ級/5分2R>
マサト・ナカムラ(日本)
亀田一鶴(日本)

<アマ68キロ契約/3分2R>
安井飛馬(日本)
菅涼星(日本)

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DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2022 01 DEEP100 MMA MMAPLANET o ONE Ring Girl Special 三村亘 石司晃一

【Monday Ring Girl】DEEP100

毎週月曜日にラウンドガールをご紹介する「MONDAY RING GIRL」。第411弾は2021年2月21日(日)に東京都文京区のTDCホールで開催されたDEEP100のリングガールです。

<関連レポート>
【DEEP Tokyo Impact2022 01&02】復調・石司晃一×魂のファイトで堅調・三村亘。佐藤×エゼキエル

(C)MMAPLANET

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DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2022 01 MMA MMAPLANET o RYO 三村亘 海飛 石司晃一

【DEEP Tokyo Impact2022 01】三村亘戦へ、石司晃一「試行錯誤していたことは無駄ではなかった」

【写真】体の内側に問題があったことを明かしてくれた石司。連勝中だった時の輝きを取り戻すことができるか (C)MATSUNAO KOKUBO

12日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact2022 01のメインイベントで、石司晃一が三村亘と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

石司は2019年10月の米沢千隼戦でKO負けを喫してから1年8カ月もの間、ケージから遠ざかっていたが、昨年6月に復帰。現在2連勝で、今回の試合を迎える。石司によれば、試合のブランクにコロナ禍の影響はなかったという。計量直後の石司が語る、これまでの敗因と、現在の連勝の要因とは?


――先ほど計量が終わったところですが……。

「遅刻してしまいました(苦笑)。別に減量で苦しんでいたわけではなくて、ちょっと道が混んでいて……」

――確かに、計量に遅刻したと聞けば、減量苦をイメージしています。ただ、計量を見るかぎり笑顔で、肌ツヤも良いように見えました。

「そうですね。もう今は水を飲んでリカバリーしていて、コンディションも問題はないです」

――石司選手は国内のバンタム級でも体格が大きいほうだと思いますが、これまで減量で苦しんだことはないのでしょうか。

「それが、ないんです。僕は代謝が良くて、2週間ぐらいで体重がしっかり落ちるんですよ」

――水抜きも行わないのでしょうか。

「いえ、水抜きもやります。でも汗で5キロぐらい落ちるし、他の選手のようにギリギリの状態でやっているわけではないので。多少余裕を残した状態で水抜きに入るので、そこまでゲッソリするようなことはないです」

――なるほど。石司選手はもともと東京でMMAをはじめ、一時期ALIVEに所属したあと、東京に戻ってきていますよね。現在はどのような環境で練習しているのでしょうか。

「トイカツ道場の各店舗のプロ練習に参加したり、柔術はカルペディウム青山で練習して、あとはアライアンスへ出稽古で行かせてもらっているのがメインです」

――以前のようにどこかのジムへ所属せず、様々な場所で練習することについて、ご自身の中で不都合は生まれてこないですか。

「いえ、米国みたいに一つのジムで全ての練習ができれば楽なんですけど、日本だと難しいじゃないですか。そうなると、いろんなところで強い人と練習したほうが良いなと思っています。僕はプロになってからの成績でいうと、タイトルマッチまでは連勝していて、そのタイトルマッチではスプリットで負けてしまったじゃないですか」

――2012年3月にプロデビュー後は、一つの引き分けを挟み10戦無敗。しかし2017年5月、大塚隆史選手の持つDEEPバンタム級王座に挑み、判定で敗れています。

「そこで負けはしましたけど、また頑張ろうと思っていたところ……調子が悪くなっていったんです。どんどん体が動かなくなっていく感覚があって」

――どういうことでしょうか。

「最初は何が原因か分からなかったんです。でも試合では動きが悪くなっていき、2019年は1勝3敗という結果で……。当時はもう、練習も思うようにできない状態でした。実は内臓の調子が悪くなっていたんですよ」

――えっ!?

「去年6月に復帰するまで、1年8カ月も試合をしていなかったのは、コロナなどの影響ではなかったんです。病院に行って、薬を飲みながら治療をして……。体の調子が良くなってから復帰して、そこからまた勝てるようになりました」

――そう聞いて、疑問の一つが晴れました。プロデビュー以降、連勝している石司選手に対する業界内の評価はとても高いものでした。

「えっ、そうだったんですか」

――しかしタイトルマッチ以降は敗戦も増え、何か壁にブチ当たっているのか、伸び悩んでいるのか……そんな印象が強かったです。

「はい。実際、『石司は弱くなった』という声も聞いていました。自分では技術的な問題かと考えて、自分の戦い方について試行錯誤していたんですけど、それが自分のファイトスタイルにも影響を及ぼしていたんだと思います。でも、それ以上に影響があったのは体の内側もそうですし、同じ頃にケガもあって」

――なるほど。

「でも当時、試行錯誤していたことは無駄ではなかったと思います。体調が良くなってきて、今ようやく、試していたことが繋がってきていると感じているんです。これから試合では、当時とは違うものが見せられると思っています」

――では、今回の対戦相手である三村亘選手の印象を教えてください。

「これは……すみません、今回の試合が決まるまで試合を見たことがなくて、あまりよく分かっていないんです(苦笑)」

――試合映像は見ていないのでしょうか。

「いえ、見たんですけどグラウンドの展開が多くて、打撃や他の展開はどうなのか分からなかったんです。そこは試合をやりながら見ていくしかないですね。僕はもともと、試合も誰とやりたいという話はしなくて、とにかく試合がしたいので相手を見つけてください、とお願いする感じで」

――今は復帰してから調子も良いとのことですし、とにかく試合をしたいということですか。

「はい。前の試合から間が空きそうだったので、DEEPに試合を組んでほしいとお願いしたんです。プロモーター側も東京にいる選手へ声をかけてくれたと思うんですけど、なかなか見つからなかったようで……。でも大阪から来てもらって嬉しいです」

――その三村選手を相手に、どのような試合を見せたいですか。

「判定まで行かないように、しっかりKOや一本で勝って、ビシッと力の差を見せつけて勝ちたいです」

――分かりました。最後に、復帰して以降の目標を教えてください。

「やっぱりDEEPのチャンピオンにならないと始まらないかな、と思います。まず自分が戦っているところで一番になり、そこで相手がいなくなったら、もっと上の舞台で強い選手と戦っていきたいです」

■ DEEP Tokyo Impact2022 01計量結果

<バンタム級/5分3R>
石司晃一:61.45キロ
三村亘:61.55キロ

<バンタム級/5分2R>
海飛:61.6キロ
牧野滉風:61.65キロ

<フェザー級/5分2R>
鬼山斑猫:66.25キロ
星野豊:66.05キロ

<フェザー級/5分2R>
西谷大成:66.25キロ
鷹辰:65.95キロ

<ストロー級/5分2R>
中村真人:52.7キロ
キンタ・ジ・エンド:52.6キロ

<ウェルター級/5分2R>
小林裕:77.3キロ
チョウ・テギ:75.5キロ

<フライ級/5分2R>
日比野“エビ中”純也:57.15キロ
RYOGA:57.1キロ

<フェザー級/5分2R>
キヨタロウ:65.5キロ
夏目涼佑:64.75キロ

<フライ級/5分2R>
松丸息吹:56.95キロ
武利侑都:56.55キロ

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3日(木)、DEEPより3月12日(土)と13日(日)に東京都港区のニューピアホールでDEEP TOKYO IMPACT 2022 1st round及び、2nd roundの開催と対戦カードが発表された。

Tokyo Impact 2022 01は午後12時半スタートで、02は午後6時スタートとなっている。12日の午後6から同所でDEEP JEWELS36、13日は午前中から女子アマチュア選手権及びフィーチャーキングトーナメントが行われ、プロアマ・男女MMAてんこ盛りの週末となる。


Tokyo Impact2022 01のメインは石司晃一×三村亘のバンタム級3回戦。2019年に白川Dark陸斗、米山千隼に連敗を喫した石司は、コロナ・パンデミックが始まった2020年は試合がなく、昨年はCOROと笹晋久から勝利を挙げ復調の兆しを見せている。

一方、パンクラス稲垣組所属の三村にとって、東京でのDEEPは初出場となり、東京での試合は今やUFCファイターとなったサイモン・オリヴェイラとパンクラスで戦って以来、2年3カ月ぶりだ。

パンクラスとDEEPの大阪大会でコンスタントに試合に出場し続け、過去10試合の戦績は7勝2敗1分という三村。オリヴェイラ以外で黒星を喫したのは平田丈二、瀧口脩生と痛み分けだった。神田T800周一&土肥“聖帝”潤、獅庵という修斗、グラジエイター、グラチャン、RIZINで戦う相手から勝利を手にしてきた。

(C)FREEKS

神田、土肥というタイプの違う組技のグラップラーを相手に、打撃ばかりか組みという部分で遅れを取らない三村。

全ての局面で強度の高いウェルラウンダーの石司を相手に、どのような攻めを見せることができるか。

個々の局面での強さがあってもMMAとして融合という部分で、ズレが生じていた石司だけに、三村としてはその際を埋めるファイトでペースを掴みたいところだ。

一方の石司は、打撃で突き放すファイトも組んでも十分に勝負ができる。ただ近年は見過ぎて受けに回って下がることでリズムを狂わせ、相手が攻めやすい間で戦ってきた。とはいえ兆候も、前回の笹戦の2Rからは頭から突っ込んでくる相手に、頭突きで倒されようが自ら前に出ることで打ち勝ち、結果的に、テイクダウンを潰して組み勝ち──ポジションも取ることができた。

(C)MATSUNAO KOMATSU

最後はバックからは落とされたが、下になっても三角絞めを極めるなどウェルラウンディット・ファイターらしさを取り戻した一本勝ちを得ている。

ポテンシャルは疑うところがない石司と、気持ちのラッシュが持ち味の三村の一戦は3回戦=メインに相応しいマッチアップだ。

またDEEP Tokyo Impact 2022 02のメインは佐藤洋一郎×レバナ・エゼキエルのウェルター級マッチに決まっている。佐藤とエゼキエルは揃って3連敗中、エゼキエルはラウェイで勝利があるが、佐藤はグラップリングでも黒星を喫しており崖っぷち対決といえる──ヘッドライナーだ。

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