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【Bellator297】ポストGPの主役候補、アーチー・コルガン「リスクを冒さないなら普通の仕事をやる」

【写真】自宅の壁にはハルクのカバーが飾らている。「俺はハルクが大好きなんだ。でも、去年配信されたシーハルクはグラフィックが最悪だった。あのデアデビルの描き方も……何やってんだって思ったよ」辛口の印象を述べていた(笑)(C)MMAPLANET

16日(金・現地時間)、イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナで開催されるBellator297「Nemkov vs Romero」で、アーチー・コルガンがエマニュエル・サンチェスと戦う。

(C)BELLATOR

メインでBellator世界ライトヘビー級選手権試合=ワジム・ネムコフ✖ヨエル・ロメロ。

コメインでBellator世界バンタム級選手権試合=セルジオ・ペティス✖パトリシオ・フレイレが組まれた今大会。2つの世界戦、特に後者は日本のMMA界とも関係し、またパトリシオの過激な階級変更も話題になっている。

そんな頂点を争うカードがメインカードで組まれた今大会はプレリミで要注目のライト級戦が組まれている。いまだ準々決勝が終了していないライト級ワールドGPだが、ベラトールではGP後を睨んでライト級のアップカミング・ファイターに対し、実力査定マッチを用意した。ONEから転じたピーター・バウシュトがRIZINとの対抗戦で勝利したガジ・ラバダノフと戦う一戦、そしてコルガン✖サンチェスがそれに当てはまる。

アマ3連勝、プロでは7連勝中のコルガンは強力なテイクダウン能力を持つレスラーだが殴り合い上等、「リスクを冒さないなら、普通の仕事やっている」と言い放つ豪快なファイターだった。


──アーチー、約2週間後にエマニュエル・サンチェスと戦います(※インタビューは6月1日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「またファイトウィークがやってくるだけでも、嬉しいよ。8週間、トップギアでハードワークをこなしてきたからね。残りの2週間も、この調子でいきたい」

──今回の試合に向けて、準備はホームタウンでしてきたのでしょうか。

「そうだよ、コロラド州デンバーのジェネシス・トレーニングアカデミーで練習し、スパーはエレベーション・ファイトチームでもやってきた。確かにエレベーションにはフライ級の日本人が来ていたよ。体格が違うから、一緒に練習することはなかったけどね」

──きっと平良達郎選手ですね。ところで無敗の新鋭アーチーについて、まだ我々は分かっていないことが多いです。格闘技との出会いは?

「レスリングを始めたのは4歳の時だ。兄が地域のレスリングクラブに通っていて、『一緒にやろう』と誘われたのがきっかけだよ。大学の時にワイオミングで5年間、D-1レスリングを戦ってきた以外は、ずっとデンバーに住んできた。カレッジでの戦績はあまり詳しく覚えていないけど140勝で30敗ぐらいだと思う」

──マイルハイシティに住んでいると、大学時代もスタミナ面でアドバンテージがあったのではないでしょうか。

「それがね、ワイオミングで僕が住んでいた時はデンバーよりも高いところだったんだ(笑)」

──OMG!!

「デンバーより、600メートルほど標高が高くて。2200メートルほどあった」

──そこでレスリングをやっていたとなると、アーチーはスタミナ・モンスターですね。

「アハハハハ。きっと慣れていない人は、あそこで運動をすると頭痛がして高山病になってしまったと思うよ」

──MMAファイターになろうと思ったのは?

「レスリングを辞めた時、もう自分は戦うことはない。終わったと思っていたんだ。それが普通のウェイトトレで、今のヘッドコーチに出会って。気がつけば、MMAを始めてアマチュアも含め10連勝していた(笑)」

──レスラー時代にMMAに興味はあったのでしょうか。

「子供の頃、PRIDEのファンだった。ランペイジが好きで、RIZINにはヴァンダレイ・シウバ、アンデウソン・シウバ、チャック・リデルも出ていた。凄く興味深かったよ。UFC? UFCがPRIDEを買収して、PRIDEが終ってから視るようになったよ。いや、その前から視ていたかな。とにかくランペイジの大ファンでPRIDEを見ていたんだ。それでPRIDEが好きなった。PRIDEルールはクレイジーだよ。ショーグンの試合を視るのが面白かった。もちろん、俺はユニファイドルールで戦っているけど、RIZINとのコラボショーに出れば4点ヒザを思い切り蹴り込むよ。とにかく、子供の頃から日本で戦うのは夢だった。マウント・フジを見て、スジを食べたい。そんなこともガキの頃に夢見ていた。あのスシがベルトの乗って回ってくるのを、食べたくてしょうがなかったんだ(笑)」

──RIZINとBellatorの対抗戦に出場するために手っ取り早いのはライト級のトップになることです。ただし今、ライト級ワールドGPが行われています。その裏でポスト・ワールドGPを睨んだ試合が組まれている。アーチーの次の試合もそういう戦いだと思います。

「エマニュエルは30戦近くキャリアのある、経験豊かなファイターだ。だから、最高の状態でケージに上がってきてほしい。そういう相手に勝ちたい。そのために自分のやるべきことをやる。ただトップになることに関しては、急いでいない。もちろん世界ライト級王座がゴールだ。でも、今じゃない。トーナメントが終ってから、現実的になってくるだろう。つまりはそれまでに3試合か4試合戦って、連勝を伸ばすことができる。

トーナメントが終わる頃には、俺がタイトルに挑戦する力があることを誰もが認めるようになっているだろう。まぁ、今回の試合で勝てばGPの準々決勝で負けた選手と戦いたいと思っている。マネージャーともそういう話をしているよ」

──なるほど。ところでアーチーはレスリングがベースですが、打撃を使うことが多い。そのために相手のパンチを被弾することもありますね。

「レスリングをやろうと思えば、いつでもできる。15分間、レスリングでコントロールすることも容易い。ただ、打撃戦だって恐れていない。多くのレスラーがMMAでもレスリングだけで戦うだろう? きっと怖いんだよ。でも、俺は怖くない。殴られることを恐れることはないんだ。ファイトがしたい。そして、MMAを戦ううえでレスリングだけでなく、コンプリートファイターだと皆に認められたいから。

レスラーやグラップラーは打撃戦が嫌なわけじゃなくて、殴られるのが怖いんだ。ちゃんとトレーニングの時から殴られておけって(笑)。俺だって、最初は少しは恐れていた。でも練習で殴られるから、怖くなくなったんだ。今は全く怖くない。殴り合いも大歓迎だ。

殴り合いはリスキーさ。でも、リスクを冒さない試合をするぐらいなら普通の仕事をやっている。俺はファイトするためにMMAを戦っているんだ。何より自分がやってきたトレーニングを信じている。試合が始まれば、ただ戦うだけ。試合前にどれだけ綿密に作戦を立てようが、その作戦を実行するには逃げのファイトをしちゃいけないんだ」

──では金曜日の夜、今後はさらに上の相手と戦うチャンスを得るためにも、どのようなファイトを皆に見せたいと思っていますか。

「ファン、プロモーターの皆に、自分よりずっと経験豊かな相手に勝ち、俺はチャンピオンになる器なんだと見せつけたい。俺はその他大勢のファイターじゃない」

■視聴方法(予定)
6月17日(土)
午前6時30分~ U-NEXT

■ BELLATOR297計量結果

<Bellator世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ワジム・ネムコフ: 203.8ポンド(92.44キロ)
[挑戦者]ヨエル・ロメロ: 205ポンド(92.99キロ)

<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]セルジオ・ペティス: 134ポンド(60.78キロ): 133.8ポンド(60.69キロ
[挑戦者]パトリシオ・フレイレ: 134.2ポンド(60.87キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
コーリー・アンダーソン: 205ポンド(92.99キロ)
フィル・デイヴィス: 206ポンド(93.44キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・ジェイムス: 265 ポンド(120.2キロ)
ゴカン・サリカム: 246ポンド(111.58キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヴラジミール・ゴウベア: 264 ポンド(119.74キロ)
ゲイブリエル・サヤッグ: 261ポンド(118.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 171ポンド(77.56キロ)
ボビー・ナッシュ: 171ポンド(77.56キロ)

<ライト級/5分3R>
ピーター・バウシュト: 156ポンド(70.76キロ)
ガジ・ラバダノフ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャリール・ウィリス: 171ポンド(77.56キロ)
ラマザン・クラマゴメドフ: 170ポンド(77.11キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・ハメル: 155ポンド(70.31キロ)
シャミル・ニカエフ: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
ノルベルト・ノヴェニーJr: 185ポンド(83.91キロ)
カミル・オニシュチョク: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
アーチー・コーガン: 155ポンド(70.31キロ)
エマニュエル・サンチェス: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ムーア: 205ポンド(92.99キロ)
アレックス・ポリッジ: 204ポンド(92.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
チムール・カイズリエフ: 145ポンド(65.77キロ)
リッチー・スマーレン: 145ポンド(65.77キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン: 186ポンド(84.37キロ)
マシュー・ペリー: 184ポンド(83.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロー: 145ポンド(65.77キロ)
エドウィン・チャベス: 146ポンド(66.22キロ)

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BELLATOR Bellator291 ISAO MMA MMAPLANET o   カール・ムーア ゴカン・サリカム ジェレミー・ケネディ チャーリー・ウォード ハサン・マゴメドシャリポフ ピーター・クイリー ペドロ・カルバーリョ ヤーソラフ・アモソフ ローガン・ストーリー

【Bellator291】計量終了 アモソフとストーリーは笑顔。フェザー級注目はケネディ×カルバーリョとハサン

【写真】カルバーリョが、ケネディの連動MMAを遮断することはできるのか(C)BELLATOR

25日(土・現地時間)にアイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンで開催されるBellator291「Amosov vs Storley」の計量が24日(金・同)に行われた。

メインのBellator世界ウェルター級王座統一戦で戦うヤーソラフ・アモソフは 169.4ポンド、ローガン・ストーリーは169.4ポンドでパス。セレモニアル計量では肩を抱き合って記念撮影に臨み、しっかり握手をして健闘を称え合った。


ISAOの参戦で注目のフェザー級戦線。コメインで相対するペドロ・カルバーリョとジェレミー・ケネディは、ともにベルトを睨んだ一戦で──言葉を互いに発し合い、険悪とまではいかないが揃って含みのある表情をしていた。

この他、今大会ではフェザー級が5試合も組まれているが、多くが欧州勢のローカルマッチアップだ。そのなかで、やはりハサン・マゴメドシャリポフの試合は見逃せない。

キャリア7連勝、底を見せないまま兄ザビッド・マゴメドシャリポフは現役を退いた。ハサンにとっては良い迷惑だが、ファンや関係者が兄の幻影と幻想を彼に追い求めるのも致し方ない──そんなハファエル・ウジソン戦だ。

■視聴方法(予定)
2月26日(日)
午前1時00分~ U-NEXT

■Bellator291計量結果

<Bellator世界ウェルター級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] ヤーソラフ・アモソフ: 169.4ポンド(76.83キロ)
[暫定王者] ローガン・ストーリー: 169.4ポンド(76.83キロ)

<フェザー級/5分3R>
ペドロ・カルバーリョ: 145.4ポンド(65.95キロ)
ジェレミー・ケネディ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ピーター・クイリー: 155.4ポンド(70.48キロ)
ブライス・ローガン: 155.8ポンド(70.66キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
シネード・カヴァナウ: 146ポンド(66.22キロ)
ジェネイ・ハーディング: 145.1ポンド(65.81キロ)

<147.5ポンド契約/5分3R>
キアラン・クラーク: 146.4ポンド(66.4キロ)
レオナルド・サイニス: 148.8ポンド(67.49キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ムーア: 205.4ポンド(93.16キロ)
マチェイ・ロザンスキー: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ミドル級/5分3R>
チャーリー・ウォード: 185.2ポンド(84.0キロ)
マイケル・シップマン: 184.8ポンド(83.82キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ゴカン・サリカム: 247.4ポンド(112.21キロ)
オレグ・ポポフ: 248.2ポンド(111.58キロ)

<ミドル級/5分3R>
ノーバート・ノヴェニーJr: 185.6ポンド(84.18キロ)
アンディ・マンゾロ: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア: 135.8ポンド(61.59キロ)
ルカ・イオビン: 134.6ポンド(61.05キロ)

<フェザー級/5分3R>
リッチー・スマレン: 144.8ポンド(65.68キロ)
ピョートル・ニージエルスキー: 145.1ポンド(65.81キロ)

<フェザー級/5分3R>
デラー・ケリー: 145.2ポンド(65.86キロ)
ドーヴァル・ジョーダン: 145.2ポンド(65.86キロ)

<フェザー級/5分3R>
アザエル・アジョジュ: 145.8ポンド(66.13キロ)
リアム・マクラッケン: 145.8ポンド(66.13キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリナ・カリオニドゥ: 124.8ポンド(56.6キロ)
ジェナ・ビショップ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<フェザー級/5分3R>
ケニー・モホノアナ: 145.6ポンド(66.04キロ)
クレイグ・マッキントッシュ: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエレ・スカティッツィ: 164.2ポンド(74.47キロ)
ドミトリー・フリツェンコ: 164.2ポンド(74.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・ヒル: 170.2ポンド(77.2キロ)
ジョエル・クアジャ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
ハサン・マゴメドシャリポフ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ハファエル・ウジソン: 145.2ポンド(65.86キロ)

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BELLATOR Bellator291 MMA MMAPLANET o カール・ムーア ゴカン・サリカム ジェレミー・ケネディ チャーリー・ウォード ピーター・クイリー ペドロ・カルバーリョ ヤーソラフ・アモソフ ローガン・ストーリー

【Bellator291】アモソフ×ストーリー統一戦は正規王者のTD防御が鍵? 本人は「MMAはレスリングじゃない」

【写真】会見ではケージのなかよりも、ウクライナの状況に質問がほぼ集中していた (C)BELLATOR

25日(土・現地時間)、アイルランドはダブリンの3アリーナ・ダブリンでBellator291「Amosov vs Storley」が開催される。

18試合のロングイベントのメインはBellator世界ウェルター級王座統一戦=正規王者ヤーソラフ・アモソフ×暫定王者ローガン・ストーリーだ。ロシアのウクライナ侵攻を受け、ケージを離れ国を守るために戦う決断をしたアモソフが、1年8カ月振りにMMAとして実戦の舞台に戻って来る。


この間に暫定王者となったストーリーとは、2020年11月に戦っており、その時はアモソフがスプリット判定勝ちを収めている。この試合、とにかくアモソフがテイクダウンを切り続けた。ダブルレッグ、シングルレッグに素早くスプロールで反応し、足を抱えられたもウィザーと抜群のバランスキープ力で倒されない。

倒されるタイミングになると、そのままロールしスクランブルに持ち込む。絶対的にアモソフは背中をマットにつけることはなく戦い続けた。結果、2R中盤からストーリーの踏み込みは甘くなり、なによりレスリングを続ける体力も消耗、ついにはダースで切り返され、がぶってバックを許すようになった。

最終3Rになると、組みつく数も減ったストーリーだったが、アモソフがやや食い気味のスプロールで姿勢を乱すとバックを奪取。RNCで攻め込み、逆転の可能性もあった。

前回の試合を見ても、如何にストーリーのテイクダウンをアモソフが防ぐことができるのかが鍵となる。とはいえ、いくら受けの強さを見せ攻めに転じても1人のジャッジはストーリーにつけたようにアモソフが受け身と見られた一面もある。

ストーリーとしては、前回の試合で思うようにテイクダウンゲームに持ち込めなかった要因は、ケージに押し込む位置で組めなかったことだろう。つまり立ちでアモソフが圧を掛けて、ストーリーはケージ際に追い込むことができなかった。組みの圧力に負け、ケージを背負ってテイクダウン狙いを耐えようとした結果、倒され続けたMVPとアモソフとの違いは、この点にある

両者の2年3カ月振りの試合は5R制。ストーリーは立ちの展開で、前回よりも我慢強く打撃の交換ができるか。そして、自身でなくアモソフが疲れるレスリングを続けることができるのか。この点は非常に興味深い。

そんななか23日(木・同)に行われたメディアデーで、正規王者にはロシアのウクライナ侵攻に関する質問が集中していた。「ロシア兵が中央ウクライナから撤退した時、皆が僕にMMAに戻ってベルトを守って欲しいと言ってきてカムバックを決めた」、「ウクライナの現状が、モチベーションになっている」というアモソフ。会見終盤に『米国のレスリングとウクライナのレスリングは、どちらが強いか』という問いに対して、「MMAはレスリングじゃない。決して、全てのレスラーがMMAで成功しているわけじゃないように。僕もフリースタイルレスリングやっていた。ウクライナのレスリングと米国のレスリング云々については、なんともいえない」と苦笑いを浮かべていた。

■視聴方法(予定)
2月26日(日)
午前1時00分~ U-NEXT

■Bellator291対戦カード

<Bellator世界ウェルター級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] ヤーソラフ・アモソフ(ウクライナ)
[暫定王者] ローガン・ストーリー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ペドロ・カルバーリョ(ポルトガル)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<ライト級/5分3R>
ピーター・クイリー(アイルランド)
ブライス・ローガン(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
シネード・カヴァナウ(アイルランド)
ジェネイ・ハーディング(ニュージーランド)

<フェザー級/5分3R>
キアラン・クラーク(アイルランド)
レオナルド・サイニス(ギリシャ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カール・ムーア(英国)
マチェイ・ロザンスキー(ポーランド)

<ミドル級/5分3R>
チャーリー・ウォード(アイルランド)
マイケル・シップマン(英国)

<ヘビー級/5分3R>
ゴカン・サリカム(トルコ)
オレグ・ポポフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
ノーバート・ノヴェニーJr(英国)
アンディ・マンゾロ(エストニア)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ムーア(アイルランド)
ルカ・イオビン(イタリア)

<フェザー級/5分3R>
リッチー・スマレン(アイルランド)
ピョートル・ニージエルスキー(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
デラー・ケリー(アイルランド)
ドーヴァル・ジョーダン(フランス)

<フェザー級/5分3R>
アザエル・アジョジュ(フランス)
リアム・マクラッケン(英国)

<女子フライ級/5分3R>
エリナ・カリオニドゥ(ギリシャ)
ジェナ・ビショップ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ケニー・モホノアナ(アイルランド)
クレイグ・マッキントッシュ(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエレ・スカティッツィ(イタリア)
ドミトリー・フリツェンコ(ウクライナ)

<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・ヒル(英国)
ジョエル・クアジャ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
ハサン・マゴメドシャリポフ(ロシア)
ラファエル・ウジソン(ブラジル)

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BELLATOR Bellator284 MMA MMAPLANET o   イルマレイ・マクファーレン オースティン・ヴァンダーフォード ゴイチ・ヤマウチ ゴカン・サリカム サリバン・コーリー ジャスティン・キッシュ ジョシュ・ヒル スティーブ・モウリー ネイマン・グレイシー ボクシング ライアン・ベイダー ヴァレンティン・モルドフスキー

【Bellator284】計量終了 現代版キャッチレスラー=スティーブ・モウリー、ヘビー級挑戦権獲得なるか

【写真】相当に体格差がある(C)BELLATOR

12日(金・現地時間)、サウスダコタ州シーフォールズ
サンフォード・ペンタゴンで開催されるellator284「Gracie vs Yamauchi」の計量が10日(木・同)に行われている。

メインはネイマン・グレイシーとゴイチ・ヤマウチの極め対決。

とはいえトータルファイターといっても過言でないゴイチの打撃と、ボクシング+柔術のネイマンで試合の進め方は相当に違ってくる。そんなヘッドラインは体格差と自分の形にハマったときの絶対的な強さで、グレイシー優位と見て良いファイトか。


そんな今大会で注目はコメインのヘビー級=ヴァレンティン・モルドフスキー×スティーブ・モウリーか。前戦でライアン・ベイダーの持つBellator世界ヘビー級王座に挑んで敗れたモルドフスキーに対して、キャリア10戦全全勝で全ての試合がフィニッシュというモウリーが勝利すれば、次期挑戦権を手にすることは間違いない。

フォークスタイル+サブミッション、現代のキャッチレスラーといっても過言でないモウリーはバック&RNC、サイド&キムラという自らがもっとも安全な場所での相手を仕留めることができるファイターだ。

下にっても三角もあり、とにかくその敏捷性はヘビー級とは思えない。モルドフスキーの打撃の圧を跳ね返す、組みのための打撃とクリンチでのヒザ蹴り――などが、立ちの攻防であれば盤石のモウリーだが、果たして。

なお今回の計量ではミスが多く。ライト級でアイザイア・ホキットと対戦所定だったニック・ペレス: 157.4ポンドと失敗で、この試合はキャンセルに。

女子フライ級ではメインメード出場のイルマレイ・マクファーレン: 129ポンド。プレリミではジャスティン・キッシュが。128.4ポンドと大幅オーバーに。揃ってキャッチウェイトマッチでブルーナ・エレン、ディアナ・ベネットと戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
8月13日(土)
午前6時30分~ U-NEXT

■BELLATOR284 計量結果

<ウェルター級/5分5R>
ネイマン・グレイシー: 170.4ポンド(77.29キロ)
ゴイチ・ヤマウチ: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヴァレンティン・モルドフスキー: 238.2ポンド(108.04キロ)
スティーブ・モウリー: 249.8ポンド(113.3キロ)

<女子フライ級/5分3R>
イルマレイ・マクファーレン: 129ポンド(58.51キロ)
ブルーナ・エレン: 125.6ポンド(56.97キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サッド・ソウマ: 243.3ポンド(110.35キロ)
ゴカン・サリカム: 248.2ポンド(111.58キロ)

<ミドル級/5分3R>
オースティン・ヴァンダーフォード: 184.4ポンド(83.64キロ)
アーロン・ジェブリー: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 135.8ポンド(61.59キロ)
マーカス・ブエノ: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ディアナ・ベネット: 125.2 ポンド(56.78キロ)
ジャスティン・キッシュ: 128.4ポンド(58.24キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー: 205.4ポンド(93.16キロ)
タイソン・ジェフリーズ: 201.8ポンド(91.53キロ)

<ミドル級/5分3R>
パトリック・ダウニー: 186ポンド(84.37キロ)
ジェフ・サウダー: 183.6ポンド(83.27キロ)

<ライト級/5分3R>
アイザイア・ホキット: 154ポンド(69.85キロ)
ニック・ペレス: 157.4ポンド(71.39キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ベイリー・ショーンフェルダー: 227.8ポンド(103.32キロ)
マーク・カリアー: 260.6ポンド(118.2キロ)

<バンタム/5分3R>
ミッチェル・マッキー: 135ポンド(61.24キロ)
トニー・オルテガ: 134.6ポンド(61.05キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ブレッド・バイ: : 173.8ポンド(78.83キロ)
MA・ヤァ: 174.4ポンド(79.1キロ)

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BELLATOR Bellator275 MMA MMAPLANET o キック キリル・シデリニコフ ゴカン・サリカム

【Bellator275】ジャブ、前蹴りが冴えるゴカン・サリカムがキリル・シデリニコフに判定勝ち

<ヘビー級/5分3R>
ゴカン・サリカム(トルコ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
キリル・シデリニコフ(米国)

ジャブからローのサリカム、そこに右をシデリニコフが振るう。ジャブから前蹴り、そしてステップを踏むサリカムがワンツーからジャブを当て、さらにワンツー、続いて左をヒットさせる。鋭いカーフを蹴ったサリカムは、右ハイもシデリニコフがキャッチしてテイクダウンを決める。サリカムが立ち上がり、シデリニコフはケージに押し込み両ワキを差す。回って離れたサリカムのテイクダウン狙いを切って殴ったシデルニコフだが、ジャブを被弾する。すかさずシデルニコフは組みつき、ケージにサリカムを押し込むがヒザを急所に受けて試合が中断する。すぐに再開され左ジャブから前蹴りを顔面に入れたサリカムは、右ストレートに続き左フック、そしてサイドキックを蹴り込む。打撃で不利と見たか、シデリニコフが低い姿勢でダブルレッグを決める。簡単に下になったサリカムが、下から殴り、シデリニコフは有効なパウンドはなかった。

2R、シデリニコフの左にも左ジャブ、フックを入れたサリカムが右に回る。シデリニコフも拳の届く距離でワンツー、ダブルレッグもこれは切られる。がぶってバック狙いのサリカムに対し、シデリニコフが立ち上がって離れる。ジャブに左フック、続いてワンツーを打ち込むサリカムが、左フックを空振りする。シデリニコフは組んで削りにかかるが、サリカムは押し込み返しヒザをボディに突き刺す。もう一度、体を入れ替えたシデリニコフは長続きせず、両者が体を幾度となく入れ替えるなか、サリカムのヒザがまたも急所に当たる。リスタート後、サリカムはジャブに続き、するどい右ストレートをヒットさせる。右を打ち合った後で、サリカムはジャブを当て距離を保った。

3R、引き続きジャブを当てるサリカムは、左フックを受けると一旦距離を取り直してワンツーを決める。被弾する数は圧倒的に多いシデリニコフだが、倒れるようなダメージはなく前に出ていく。そこに左を当てるサリカムが、ダブルレッグを切ってがぶる。頭を上げたシデリニコフが胸を合わせてサリカムをケージに押し込み、ワンツーを見せて離れる。サリカムはこれ幸いとジャブ、前蹴り、さらにジャブを連続でヒット。

残り2分、ローに姿勢を乱したシリルニコフはワンツーから左ジャブを被弾する。シデリニコフはサリカムの後ろ回し蹴りにバックを取り、テイクダウンも胸を合わされ寝技に持ち込めない。最後の10秒を切り、体を入れ替えてテイクダウンを狙ったシデリニコフだが決まらず時間に。結果、フルマークでサリカムが判定勝ちを手にした。


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