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【PFL2023#03】オクタゴンからデカゴンへ。西川大和、20歳の挑戦はクレイ・コラード戦から

【写真】 凄まじいメンツのなかで戦う西川。まずはコラードを破り、次により格上とされる選手との戦いを実現させてほしい(C)Zuffa/UFC

4月14日(金・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルズで開催されるPFL2023年レギュラーシーズン第3週に西川大和が出場し、クレイ・コラードと対戦することが発表されている。

1日のPFL2023#01の工藤諒司(vsモヴリッド・ハイブラエフ)、7日のPFL2023#02の東陽子(vsマリーナ・モフナトキナ)に続き、3人目の日本人の正式出場が決まった。

修斗世界ライト級王者はご存知のように一度はUFCとの契約が発表され、昨年10月22日にマゴメド・ムスタファエフと対戦がアナウンスされたが、サステインとの契約問題が発生し、結果的にムスタファエフにも契約問題が存在したことで、19歳でのオクタゴン・デビューは一旦棚上げとなった。


その後は2023年の仕切り直しという話も伝わってきていたが、年が明けて1月になると西川サイドはPFLと交渉に切り替え、ビザを取る段取りを進めていた。オクタゴンからスマートケージ=デカゴンに戦う場所は変わっても、国内にいては対戦できない相手と確実に2試合、勝ち進めば4試合&1億3500万が先に見えてくる1年間の過ごし方は、キャリアアップを考えても決して後ろ向きな選択ではない。ばかりか、最終的にUFCの頂点を目指すうえでより良いチョイスともいえる。

(C)PFL

初戦の相手となるカシアス・クレイ・コラードは昨年、1昨年とPFLライト級シーズンに出場し2021年は準決勝、2022年はレギュラーシーズン敗退もアンソニー・ペティス、ジェレミー・スティーブンス相手にジャイアントキリングを起こし、現在はBRAVE CFで印象的な活躍をするジョイルトン・ラターバックにも競り勝っている。

オリヴィエ・オバメルシェ、シェーン・バーゴス、ナタン・シュルチ、スティーヴィー・レイ、ハウシュ・マンフィオ、アレックス・マルチネスというPFLベテラン。さらにはBRAVE CFライト級王者アフメッド・アミールの新規参戦もある。。

(C)ACA

さらにさらにACB & ACAライト級チャンピオンだったアブドゥルアジズ・アブドウルアクヘヴァが北米デビューを果たす、PFL2023年ライト級シーズン。

凄まじい対戦相手との戦いが、西川には待ち受けている。このメンツのなかで西川が4試合、いや3試合を戦うことになれば、彼の力がUFCで戦うに相応しいと御墨付が得られるといっても過言でない──20歳のチャレンジだ。

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【PFL2023#01】PFL開幕戦で工藤諒司が19勝0敗1分のハイブラエフと対戦。グラジ王者チョ・ソンビンも出場

【写真】これはまた凄まじい相手との対戦が決まった工藤だ(C)PFL

16日(木・現地時間)、4月14日(金・同)にネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルズで開催されるPFL2023年レギュラーシーズン=キックオフ大会の追加カードと出場参加選手が発表され、工藤諒司が2021年シーズン優勝者モヴリッド・ハイブラエフと対戦することが明らかとなった。

2023年シーズンはフェザー級とライトヘビー級が開幕戦となり、2022年フェザー世界王者のブレンダン・ラウネーンがマルロン・モラエス、同ライトヘビー級世界王者ロブ・ウィルキンソンがチアゴ・マヘタ・サントスという両UFCベテランと戦うことが既にアナウンスされていた。

昨年ベスト4の工藤の継続参戦は決定事項だったが、レギュラーシーズンは2戦しか実施されないなかで、初戦がハイブラエフとのマッチアップとは如何に彼が世界の高みで戦っているのかの表れだ。

しかも前述したラウネーン✖モラエス、そして昨年の準優勝で工藤を準決勝で破ったバッバ・ジェンキンスがもう1人のベスト4=クリス・ウェードと対戦する一番に並び、工藤✖ハイブラエフはESPNで中継されるメインカードに組み込まれている。


重量級大好き米国にあって今大会のメインカードはライトヘビー級が2試合、フェザー級が3試合となっている。それだけ注目度の高い階級で、2度目のシーズン挑戦となる工藤。しかしハイブラエフは簡単な相手でない。どころか非常に厳しい相手といえる。

キャリア19勝0敗1分──ロシアは北コーカサス、ダゲスタン生まれの32歳。同地のファイターの多くに見られるフリースタイルレスリングから格闘技を始めたハイブラエフも、コンバットサンボに転身しMMAという路を選択した。

アブドゥルマナップ・ヌルマゴメドフの指導の下、キャリア11連勝でONEと契約し、現UFCファイターのエウベウチ・バーンズを破るも僅か1試合でアジアを去り、母国で1試合を挟むとPFL 2019年シーズンに臨んだ。

初戦でデイモン・ジャクソンをヒザ蹴りで10秒KOという衝撃的な北米デビューを果たしたハイブラエフだったが、続くアンドレ・ハリソン戦はドロー、シーズン準々決勝でダニエル・ピエダのフックで沈みシーズン制覇はならなかった(※後にピエダがテストで陽性となり結果はノーコンテストに)。

初めてキャリアの挫折を経験したハイブラエフだが、UAEWを経て2021年シーズンに挑むとランス・パーマー戦ラウネーン戦ウェード戦などをクリアしPFLの頂点に立つ。連覇が期待された2022年シーズンは負傷欠場となり、今回の工藤戦が1年半ぶりの実戦復帰だ。

いわば工藤は優勝候補筆頭と対戦するわけだが、ポジティブに考えるとここで勝てば2年連続プレーオフ進出に大きなアドバンテージを持つことになる。ばかりか、他の選手にとってもハイブラエフの敗北はシーズン制覇の道を幾分か優しくするものだ。

レスリング&コントロールに徹して来られると、正直分は相当に悪いだろう。ただし、ハイブラエフが打撃で攻めてくるなら今や工藤は左右の両方の拳でノックダウンを奪うことができる。つまりは、テイクダウンを如何に切るかが鍵となってくる。

そして、テイクダウンを許してもスクランブルに持ち込み、凌ぐ。ハイブラエフを動かして疲れさせる。フィニッシュ勝利にはボーナスという利点があるが、工藤は15分のフルファイトで10分間は我慢の展開──残りの5分でボーナス1Pが付随するフィニッシュ勝利を目指すぐらいの開き直った心理状態から準備を始め、徐々に勝機が増す戦術を確立させていって欲しい。

(C)KSW

メインカードの3試合以外のフェザー級レギュラーシーン出場選手も注目だ。

まず昨年工藤にKO負けしているアレハンドロ・フローレスと元KSWフェザー級王者ダニエル・トーレスがプレリミでマッチアップされている。

2021年1月トーレスは当時、欧州で最強非UFCファイターという評判だったサラディーヌ・パルナスを右フックの上腕がテンプルをかすめるパンチでKOし、ベルトを巻いている。

工藤という物差しがあるフローレスとの試合で、トーレスの力量を測ることができる一番といえる。また対戦相手は未定だが、今回のリリースでチョ・ソンビンのシーズン出場も明らかとなっている。

元UFCファイターで、2021年シーズン以来のPFL参戦が決定したジョ・ソンビンは1月22日のGladiator020で中川皓貴を2分12秒でKOし、フェザー級のベルトを巻いたばかりだ。

そのフェザー級を越えた──ウェルター級を思わせる体躯で、北米再チャレンジを決めたチョ・ソンビン。PFLのマッチメイク次第で工藤との対戦をあり得るだけに、彼の試合も見逃せないシーズン開幕戦となる。

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BELLATOR PFL2021#10 Special クリス・ウェード ブログ モヴリッド・ハイブラエフ 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:10月─その参─ハイブラエフ✖ウェード「嘆いてもしょうがない」

【写真】ハイブラエフの強さ──をどれだけ国内にいて、海外と口にする関係者が理解しているのか (C)PFL

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観──青木のMMA論で深く、そして広くMMAを愉しみたい。

青木が選んだ2021年10月の一番、第三弾は10月27日に行われたPFL2021Championshipからフェザー級決勝=モヴィット・ハイブラエフ✖クリス・ウェード戦について語らおう。


──青木選手が選ぶ10月の一番、最後の試合は何になるでしょうか。

「ハイブラエフ✖クリス・ウェードですね」

──青木選手がかなり注目していたPFLの最終戦でした。

「思ったよりもハイブラエフが強かったです。クリス・ウェードの打撃も押し切ってしまって。レスリングで打撃を押し切る試合って、久しぶりに見ました。ヌルマゴメドフと同じ路線ですよね」

──パンチがテイクダウンの一部に感じます。

「というか押し切っちゃう。ショーン・シャークですよね。あの打撃なしに、テイクダウンもない。チェール・ソネンの文脈です。そこにMMAっぽさがあります。僕はウェードが技術、器用さで誤魔化してしまうと思っていたのですが、偏にテイクダウンとコントロール力でウェードを圧倒しました。

1Rを圧倒し、2Rもそう。5Rあったけど3Rになった時点で、もうウェードが勝てる気はしなかったです」

──一か八かの一発逆もない?

「ハイ。バックで終結していて、危なげなく戦っています。ああなると、もうウェードはきついです」

──以前はダギ(ザイード・フセイン・アサラナリエフ)のような荒々しさとフィニッシュ力もあったのが、ファイトスタイルが少し変わってきました。

「やっぱりATTに行っているからじゃないですかね」

──ATTなのですか。てっきりダゲスタンでやっているものだと思っていました。

「確かパフンピーニャがOur WarriorってSNSでやっていて。そういうことなんだろうなって、僕は思っています」

──あの勝ち方を見ると、どこまで強いのか。楽しみです。

「とはいってもUFCってなるとクリス・ウェードは中堅だったし、そんなに甘い話ではないでしょう」

──PFLで優勝して100万ドルを手にできた。一財を得たわけですし、今後はどういう風になっていくのか。

「でも税金でドンと取られるから、そうでもないと思いますよ。半分取られて、2回勝って1億円が残ったとしてもソレだけでやっていくのは……。僕、最近思うのは、いくら持っていたら安泰っていう考えは無理で。どれだけ自分に価値がつくという考えでないと、しんどいと思います」

──2連覇してUFC行きを画策してならなかったランス・パーマーが今シーズンはまるで精彩を欠きました。ウェルター級で2連覇を達成したブラダボーイに、試合前に2連覇したあとのことを尋ねると『UFCやBellatorと統一戦をしたい』という風には言っていましたが……。

「それって実現しないですよね。UFCはまず絶対にない。そこは選手それぞれのライフスタイルによってくるでしょうね。PFLのフォーマットだから注目される。Bellatorだからプッシュしてもらえて遣り甲斐を感じるという選手もいるだろうし」

──UFCからBellatorやPFLという選手と、UFCを経ていないBellatorやPFLで戦う20代の選手のマインドセットは違うのではないかと。

「あぁ、そこは考えたことがなかったです。もうPFLではやることないなって。それなら1億円がなくても、UFCで戦いたいと。そういうのはあるかもしれないですね」

──日本の選手たちも海外=UFCだとか、RIZINとの関係でBellatorとか、あるいはアジアのONEなのか。海外と口にしても、これだけプロモーションが存在し、それぞれの立ち位置があるなかでUFCを最終目標としていても、いろいろとアプローチの方法があるので理解度を高めないといけないと感じます。

「国内で勝ってもUFCはないし、そこは抑えないといけないですよね。でも国内のフェザー級以上のチャンピオンがPFLで行っても、勝てない。そこら辺はもう憂うことすらなくなってしまいました。

UFCに行きたいとか──発言するのは分かります。ただし色々と見ていなくて、そういうのは……違いますよね。僕は一応、向うでぶっ飛ばされているし、何も知らずに海外って言われても困る……ということすら、最近は思わなくなったかもしれないです。そういうところに達観しつつあります」

──現状の青木選手と20代の日本の選手は立場が違いますしね。彼らがUFCで戦うようになれる日本のMMA界になっていくのか。

「でも、本気に言っているのかってことですよね。話が戻ってしまいますけど、PFLを見ていなくて、LFAが何か知らなくてUFCって言っているけど、僕は本気にしていないです。本気ならもっと知っているはずで。だから、そういう言葉にはまともに向き合っていない。

そこを模索しないことを嘆いてもしょうがないですよ。仮にUFCが無理でもPFLで成功するんだっていうほど格闘技が好きな人は今、どれだけいるのかなって。いないです」

──そうですか……厳しいですね。

「ハイ。そこまで好きな人間はいない。それは仕方ないです。僕はPFLは面白かったけど、当たりはずれのあるフォーマットだと思っているし、これからも面白いモノは追っていきたいです。そんなところです」

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PFL PFL2021#10 Report クリス・ウェード ブログ モヴリッド・ハイブラエフ

【PFL2021#10】打撃もレスリングの一部。ハイブラエフがウェードを完全コントロールしフェザー級の頂点に

<フェザー級決勝/5分5R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
Def.3-0:50-45.50-45.50-45
クリス・ウェード(米国)

スイッチを見せるウェードに対し、ハイブラエフが左オーバーハンドも距離が合わない。右のパンチを振りが大きいハイブラエフにウェードが前蹴りを放つ。右から左ロングを当てたハイブラエフが、左オーバーハンドを入れる。さらにフックを耳の辺りに受けたウェードが姿勢を乱し、ハイブラエフが組んでケージに押し込む。右腕を差したハイブラエフはバックを伺うが、ウェードが対応。大内刈りも反応したウェードだったが、直後に左右のフックを受けて組みつかれケージを背負わされる。

組みの圧力が、打撃に生きるハイブラエフに対し、すぐに立ち上がったウェードがクリンチにヒザを返すも、再び前方に送り出されワキを潜られるとバックを許す。ハイブラエフは両足をフックしてバックグラブを完成し初回を取った。

2R、右ローを蹴ったハイブラエフが、ウェードのハイをかわしてフックからボディロック、ここもケージに押し込んでいく。ウェードは組み勝てず、ヒザを返す展開が続く。残り3分30秒でレフェリーがブレイクを命じ、ハイブラエフが左をヒットさせる。続いて右も入れたハイブラエフは、ウェードの右を被弾してもさらに右を打ち返す。続いて右を振ってからのディロックでバックに回ったハイブラエフが、正対したウェードをケージに押し込む。

体を入れ替えたウェードだが、左を良い形で差せずケージに押し込み返される。ハイブラエフがヒザを打った直後に離れたウェード、ヒザでカットし流血が目立ち小手を決めた内股でテイクダウンを取られるとバックを許して2Rも失った。

3R、ローを蹴り合った両者。飛び込んでの左のフックからハイブラエフが組みつき、ボディロックでテイクダウン狙いからバックへ。正対して起き上ったウェードに対し、ワキを潜ったハイブラエフがまたもバックに回る。正対してオーバーフックのウェードは、金網を背負う展開が続く。右腕を差して体を入れ替えたウェードは、シングルレッグ~アンクルピック狙いも、手首を掴まれテイクダウンを取れない。

ハイブラエフが右を差し返し、体を入れ替えるもレフェリーがここもブレイクを命じる。打撃戦でハイブラエフの圧負けするウェードが、直ぐに組まれバックを取られる。キムラ取れず、スイッチもできないウェードが組み負けた展開を強いられる。片ヒザをついたウェードは、簡単に両足のフックを許して3連続でラウンドを落とした。

4R、右オーバーハンドを見せてからのダブルレッグテイクダウンを早々に決めたハイブラエフは、リバーサルを潰してトップを維持する。ウェードはガードを取りキムラクラッチもバックを許して両足をフックされる。上って腰をずらそうとするウェードを制するハイブラエフは、胸を合わせに来られると自ら立ち上がって先手を打ちトップをキープ。スクランブルでバックを取られ返したウェードは、組みで完全に封じ込まれる。

それでもウェードが何とか胸を合わせたと思った直後に、ハイブラエフはレッスルアップからシングルレッグで譲らず、ギロチンも防いでトップのままラウンド終了──最後の5分を迎えることとなった。

最終回、チェーンレスリングでウェードを制し続けてきたハイブラエフは、ウェードの跳びヒザに左右のフック、そしてダブルレッグでケージに押し込みテイクダウンを決める。蛇に睨まれた蛙状態でハイブラエフの動きを止めることが一切できないウェードは、バックを制され時間が過ぎていく。

無理をする必要はないハイブラエフのケージ際でのバックコントロールが続き、試合は残り2分を切る。キムラの仕掛けも功を奏さず背中に張り付かれたままのウェードは前転から足関節を狙う。足をクロスしてディフェンスしたハイブラエフが後方から殴り、ヒザを畳もうとする。爪先に鉄槌という原始的な動きで足を取ろうしたウェードだが、結局思い通りにいかない25分が終わり──、ジャッジ3者が50-45をつける大勝で、ハイブラエフが2021年ウェルター級ウィナーとなった。


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【Special】月刊、青木真也のこの一番:8月─その参─カレフォフ ✖アルバスカノフ「春日井、強かった」

【写真】2017年12月23日に春日井たけしと戦った時の──現ACAフライ級王者アザマット・カレフォフ (C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観──青木のMMA論で深く、そして広くMMAを愉しみたい。

青木が選んだ2021年8月の一番、第三弾は8月28日に行われたACA127 からACAフライ級選手権試合=アズマット・カレフォフ✖ラスル・アルバスカノフ戦について語らおう。


──青木選手が選ぶ8月の一番、最後の試合は何になるでしょうか。

「カレフォフ ✖アルバスカノフですね。カレフォフって、HEATで春日井たけし選手、寒天とやっていて。ロシア人あるあるなんですけど、前のACAフライ級王者で今はUFCのアスカル・アルカロフって選手がいるじゃないですか。彼がバックマウントからのツイスターとか、アナコンダチョークという今のMMAでは王道でないサブミッションを使います。

カレフォフもアナコンダで勝っていて。ロシア人のあの階級って、背が高くてスタイルが似通っていますよね」

──柔術でなく、レスリング&サブミッションという風にも見えます。

「そうですね、絞めのあるサンボっぽさもあるし。そこに今のMMAにあるモノを取り入れているような」

──アルバスカノフが途中で下から左足でフックして、左側にカレフォフを跳ねてギロチンを取り直した。

「サンボですよね。米国やブラジルでは見ない。アルバスカノフは初回と2Rを取っている。あの選手も相当に強いけど、カレフォフが押し切りました」

──アルバスカノフはこれでフロント系のチョークで負けるのが4度目になります。

「だって非効率な試合をしているから、疲れますよ」

──非効率とは?

「思い切り倒して、思い切り極めに行く。パンチも全力で5R持たないだろうっていう試合をする選手、ACAには多いじゃないですか」

──確かにその通りです。そこをカレフォフは待っていたということでしょうか。

「チャンスは伺っていたと思います。初回に下から腕十字とか取りに行っていますし。ゆっくりと腰を切って、抱えるようにして……渡辺直由さんみたいな腕十字ですよね。ジワッときて。アレで腕を取られていると、アルバスカノフは消耗したと思います。

打撃は効かせていましてけど、2Rと3Rにテイクダウンを取ってもスクランブルで上を取り返されてしまって。もうスタミナがなくなっていましたね」

──あれだけの猛攻をしのいで極める。カレフォフは逆境に強いですね。それこそHEATでも本戦で勝ったと思われたのですが、延長になり気持ちが切れるかと思いきや勝ち切った。

「大内刈りでポイントを取ってしまう。タフですよね。これで15連勝、スプリットもあって……負けかけた試合も取り返している。いや、強いですよ」

──フライ級はBellatorとPFLに王座がなく、ACAもそうですがLFA、BRAVE、ONE、日本と人材がまだ散らばっているように感じます。

「UFCが一度、フライ級を閉じる方向で選手を手放したのもあるし……ただ一見散らばっているようでいて、フライ級は他の階級と比較すると、タレントはもともと少ないですよ。アスカロフもUFCで王座まで行っていない。それでもUFCがフライ級を続けることになって、また吸い上げていく。

ただBRAVEに出ている中央アジア勢とかもいるし、日本の56キロの選手はACAやBRAVE CFを見ていないと厳しいですね。そこで戦えとは言わないですけど、チェックはしておこうねってこと。見ている方が良いというか、見ていないと世界、世界っていっても取り残されます」

──でも、見ないですよねぇ。

「そうなんですよね。そもそも、コレを見楽しめるのか。僕なんて、コレを見てドキドキできるから……楽しいですよ。カレフォフを見ていると、この選手とやり合っていた春日井ってあの時、強かったんだなって思えるし。

ヘルベウチ・バーンズにONEで勝っているモヴリッド・ハイブラエフ、今はPFLで戦っているけど『やっぱり、コイツ強かったんだ』って思えるし。

あとからアイツが強かったんだっていうのがあるというのは、試合を見てきたうえでの結果論です。見ていないと、ただ知らないで終わっているということで。そういうことを最近、PFLでクリス・ウェードやハイブラエフ、このACAでアザマット・カレフォフを見て思いました。

もっと試合は見た方が良いです。僕もYouTubeに落ちている試合なんかは、TRIBEの選手は投げるようにしているんですけど」

──それでいうと先日のBRAVE CFのキム・テキュンとナルザン・アキシェフの試合を、松嶋こよみ選手がチェックしていて驚きました。

「確かに……。松嶋選手はBRAVEをチェックしていたのですね。いや、選手がどういう試合をチェックしておくのか、そういう部分でもその選手がどういう風に考えているのかが見えてきますしね。本人が気づかないケースもあるだろうから、周囲にそういうことを気付く人がいてくれるのもありで。そういう環境は必要です」

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MMA PFL PFL2021#06 アンソニー・ペティス ケイラ・ハリソン シンディ・ダンドワ ハウシュ・マンフィオ ヒーナン・フェレイラ ファブリシオ・ヴェウドゥム モヴリッド・ハイブラエフ ランス・パーマー

【PFL2021#06】計量終了 アンソニー・ペティスの表情は硬く、ケイラ・ハリソンは余裕綽々

【写真】アンソニー・ペティスは本来の動きを取り戻すことができるのか。それとも、現状が前回のような動きなのだろうか (C)PFL

24日(木・現地時間)、25日(金・同)にニュージャージー州アトランティックシティはオーシャン・カジノリゾートで開催されるPFL2021#06の計量が行われた。

今大会は女子ライト級とヘビー級のレギュラーシーズン最終戦に加え、ライト級のアンソニー・ペティス✖ハウシュ・マンフィオ、フェザー級のランス・パーマー✖モヴィッド・ハイブラエフという最終決戦も組まれている。


そんななかファブリシオ・ヴェウドゥムがメディカルに引っ掛かり、モハメド・ウスマンが負傷欠場となっていたヘビー級では、さらにジャスティン・ウィリス、アリ・イサエフ、ヘイタム・モイルが玉突き衝突のように出場不可能となり、僅か2戦のレギュラーシーズンながら、半数が入れ替わるという異常事態に。

新メンバーはチャンドラー・コール、ジャマル・ジョーンズ、クリジソン・アブレウ、スチュアート・オースチンの4人──だったか、EMCで微妙な判定勝ちながら石井慧を破りヘビー級王者となったオースチンの欠場が計量前に明らかとなりカール・シウマヌタファがロースターに加わった。

結果、プレーオフ出場を目指し、ヴェウドゥム戦の勝利が一転、NCになったヒーナン・フェレイラ、初戦で敗れているモー・デリース&アンテ・デリアも含め、新顔勢4人、計7人の一発勝負となる。

女子ライト級では試合タイムでケイラ・ハリソンを上回り6Pで首位のラリッサ・パシェコが、対戦相手エレナ・コレスニクの体重オーバーで9Pは確定。

5位のテイラー・ゴールダードまでプレーオフ進出の可能性があるものに、パチェコはトップ4入りをほぼ手中に収めている。

プレーオフ進出には、ケイラフィニッシュする必要があるシンディ・ダンドワは「私の方が軽いけど、お腹の脂肪を家に置いてきちゃったみたいね(笑)。気持ちと魂をケイラにぶつけるわ。全力で戦う」とフェイスオフ後にコメント。

ケイラといえば「みな、ファイヤーワークスを期待しているけど、私は自分のやるべきことをやってドミネイトするだけ。1Rでも、1分でも一瞬でも。それがケイラ・ハリソンの見せることだから」と揺ぎ無い自信を見せていた。

またライト級最終決戦で戦う2人は、まずマンフィオが「コンディションは最高だ。相手はビッグネームだけど、勝負の行方をジャッジの判断に委ねる前にフィニッシュする準備はできている。それが可能だと明日、証明する」と語ると、「ショータイムであることは、全く変わりない。前回の試合はそうじゃなかったけど、今回は挽回のチャンスを得た。ポイントを取る」とペティスはかなり硬い表情で話した。

■視聴方法(予定)
6月26日(土・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

【ヘビー級ランキング】
1位 6P ブルーノ・カッペローザ
2位 6P デニス・ゴルソフ 
3位 5P ブランドン・セイルズ
4位 1P ヒーナン・フェレイラ
5位 0P モー・デリース
6位 0P アンテ・デリア
7位 0P チャンドラー・コール
8位 0P ジャマル・ジョーンズ
9位 0P クリジソン・アブレウ
10位 0P カール・シウマヌタファ

【女子ライト級ランキング】
1位 6P ラリッサ・パシェコ
2位 6P ケイラ・ハリソン
3位 3P ジャナ・ファビアン
4位 3P ケイトリン・ヤング
5位 3P テイラー・ゴールダード
6位 0P シンディ・ダンドワ
7位 0P ローラ・サンチェス
8位 0P マリアナ・モライス
9位 0P ユリア・パジッチ
10位 -1P エレナ・コレスニク

■ PFL2021#06計量結果

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 156ポンド(70.76キロ)
シンディ・ダンドワ: 152.2ポンド(69.03キロ)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス: 156ポンド(70.76キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー: 146ポンド(66.22キロ)
モヴィッド・ハイブラエフ: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 246.4ポンド(111.76キロ)
ブランドン・セイルズ: 264.4ポンド(1119.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 233.4ポンド(105.86キロ)
モー・デリース: 254.2ポンド(115.3キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ: 156ポンド(70.76キロ)
エレナ・コレスニク: 157.6ポンド(71.48キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 239.2ポンド(108.49キロ)
チャンドラー・コール: 262ポンド(118.84キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン: 155.6ポンド(70.57キロ)
ユリア・パジッチ: 156ポンド(70.76キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェレイラ: 251ポンド(113.85キロ)
カール・シウマヌタファ: 260ポンド(117.93キロ)

<女子ライト級/5分3R>
テイラー・ゴールダード: 155ポンド(70.31キロ)
ローラ・サンチェス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マリアナ・モライス: 154.2ポンド(69.94キロ)
ケイトリン・ヤング: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリジソン・アブレウ: 258ポンド(117.02キロ)
ジャマル・ジョーンズ: 245ポンド(111.13キロ)

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【PFL2021#10】レギュラーS最終戦。どうなるフェザー級、崖っぷちのパーマー&ライト級、背水の陣ペティス

【写真】ハイブラエフ✖パーマー(上)、マンフィオ✖ペティス(下)でフェザー級とライト級のプレーオフ=準々決勝の顔合わせが決まる (C) PFL

25日(金・現地時間)にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートでPFL2021#06が行われる。

レギュラーシーズン最終戦は本来、女子ライト級と出場選手の半数に渡る5人が入れ替わるという先の読めない展開となったヘビー級でプレーオフ進出4名が決定する──予定だったが、2週間前に消化されなかったライト級とフェザー級の2試合が組まれることで、PFL史上最大のサバイバル大会となる。


ライト級はアンソニー・ペティスがファイトウィークに欠場が決まり、そのまま脱落ではなく今大会で元Titan FCライト級王者ハウシュ・マンフィオと対戦することになった。

このディレイに歩調を合わせるかのようにフェザー級でも対戦カードがシャッフルされ、2度の世界王者ランス・パーマーはモヴィッド・ハイブラエフ戦がマッチアップされた。

ロイック・ラジャポフと第1週でペティスを破ったクレイ・コラードのプレーオフ進出が決まっているライト級は、下のランキングにあるように──マンフィオがアレックス・マルチネスと同様に3Pの持ち点で3位と4位にランクされている。

ドタキャンといえばドタキャンだったペティスは、ペナルティはなく現状0点で9位につけている。ペティスはマンフィオを相手に判定にならないよう、3R中にフィニッシュすれば文句なしのトップ4が確定。ばかりか、判定勝ちで3Pゲットという状況でも、同店となったマンフィオから勝利しているので8月のネクストステージに進むことができる。

2連覇中のナタン・シュルチも準々決勝に進む可能性が残っているが、これはマンフィオとペティスが揃って計量失敗し、その勝敗に関わらず減点されて、勝ち点を得られないケースに限られている。

一方、フェザー級では3Pでレギュラーシーズンを終え、暫定4位につけているシェイモン・モラエス、3Pで5位のハイブラエフと対戦相手=0Pで7位のパーマー、この3人がプレーオフに駒を進める可能性が残っている。

とはいえハイブラエフは計量に失敗せず、勝星を得ることができれば、最後の一枠に収めることができ、フィニッシュが必要ないだけ優位に立っている。

対してパーマーは初回フィニッシュして6Pを得るか、2R4分58秒より前にKOもしくは一本勝ちすれば、モラエスの試合タイムを更新し4位を勝ち取ることができる。つまりドローかパーマーの判定勝ち、もしくは3R中のフィニッシュだとモラエスが逃げ切ることになる。

実力的にはともに優勝候補といっても過言でないパーマーとハイブラエフ。判定勝ちでは3度目の100万ドル獲得を諦めないといけないパーマーは、フィニッシュ至上主義ファイトを展開する必要があり、テイクダウン&コントロールされるよりもハイブラエフの勝機は増えるはずだ。

【ライト級ランキング】
1位 6P ロイック・ラジャポフ
2位 6P クレイ・コラード
3位 3P ハウシュ・マンフィオ
4位 3P アレックス・マルチネス
5位 3P ナタン・シュルチ
6位 3P マーチン・ヘルド
7位 3P アクメト・アリエフ
8位 2P オリヴィエ・オバメルシェ
9位 0P アンソニー・ペティス
10位 0P ジョイルトン・ラターバッバ

【フェザー級ランキング】
1位 9P ブレンダン・ラウネーン
2位 8P クリス・ウェード
3位 6P バッバ・ジェンキンス
4位 5P シェイモン・モラエス
5位 3P モヴィッド・ハイブラエフ
6位 3P タイラー・ダイヤモンド
7位 0P ランス・パーマー
8位 0P ボビー・モフェット
9位 0P アルマン・オスパノフ
10位 0P ジェシー・スターン

■視聴方法(予定)
6月26日(土・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

■ PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
シンディ・ダンドワ(ベルギー)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス(米国)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
ブランドン・セイルズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
モー・デリース(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ(ブラジル)
エレナ・コレスニク(ウクライナ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
チャンドラー・コール(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン(豪州)
ユリア・パジッチ(モンテネグロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
スチュアート・オースチン(英国)

<女子ライト級/5分3R>
テイラー・ゴールダード(米国)
ローラ・サンチェス(米国)

<女子ライト級/5分3R>
マリアナ・モライス(ブラジル)
ケイトリン・ヤング(米国)

<ヘビー級/5分3R>
クリジソン・アブレウ(ブラジル)
ジャマル・ジョーンズ(米国)

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【PFL2021#04】計量終了 カオス!! ペティス、病欠&パーマー✖ハイブラエフとリスケ。体重オーバー多し

【写真】史上最高の女子アスリートになると明言してのMMA転向。既に貫禄があり過ぎるクラレッサ・シールズ(C) PFL

10日(木・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートで開催されるPFL2021#04の計量が9日(水・同)に行われた。

ところが計量直前にPFLより同大会のラインナップが決定というリリースが出され、そこにはライト級のアンソニー・ペティスがハウシュ・マンフィオと、フェザー級ではランス・パーマーがモヴィッド・ハイブラエフと25日(金・同)に開かれるPFL2021#06で戦うことが記されていた。

なかなかの体格差のシュルチとマルチネスだ(C)PFL

ペティスと対戦予定だったアレックス・マルチネスは、今大会でナタン・シュルチと戦うことに。

同様にそれぞれパーマーとハイブラエフの対戦相手ジェシー・スターンとシェイヤン・モラエスが今大会で相対する。

リリースではリスケについての詳細はなく、ファイトウィークには現地入りしメディアの取材にも応じていたペティスに関しては、病欠という話が聞かれる。


体調不良という情報もないフェザー級勢ともども対戦カードがスライドされるのでなくシャッフルされたことになる。とはいえ計量失敗や体調不良のドタキャンは-1Pのペナルティが与えられているが、ペティスにもその裁定が下るのか。

2週間後のレギュラーシーズン最終戦は、ヘビー級でファブリシオ・ベウドゥムがメディカルにパスせず、モハメド・ウスマンの負傷欠場も決まっている。

この体格差もなかなかのもの。100万ドル目指し、「No」の選択はないとはいえ、これは何が起こるか分からない試合になりそうだ(C)PFL

混乱が見られる今大会、計量でもクレイ・コラードと対戦するジョイルトン・ラターバッバが159.4 ポンドと4ポンド以上のオーバーに。

ペティスを初戦で破り一躍ライト級の中心ファイターとなったコラードは無条件で3Pを獲得できるが、合計6Pではプレーオフ進出が確定できないことで体重オーバーのラターバッハとの対戦を了承している。

計量失敗で、この表情。良い人っぽいが、気持ちを創ることができるか(C)PFL

またフェザー級でもモラエスと戦うことが急遽決まったジェシー・スターンも 146.8ポンドで計量に失敗。

モラエスも3Pではプレーオフを諦めないといけないこともあり、勝っても得点のないスターンとの戦いに臨むことになった。

ジェンキンスはフェイスオフで目を合わせることはなかった(C)PFL

フェザー級連覇中のパーマーにPFL初黒星をつけて、同階級の本命となったバッバ・ジェンキンスは、今大会からの出場となったボビー・モフェットと戦う。

モフェットはかなり硬い表情で「フィニッシュする。彼はそんなことあり得ないと思っているだろうけど、そうなる。明日の朝、目覚めるとそれを知るはずだ」とセレモニアル計量後に話した。

対してジェンキンスは「明日の朝は起きてブレックファーストを食べる。そして夜のファイトに臨む」と緊張からか時系列を誤っていたモフェットに言葉にチクり。そして「やることはシンプルだ。ケージに入って、クイック6を手にしてナンバーワンシードでプレーオフへ行く」と不敵な笑みを浮かべて話した。

2度の五輪金メダル獲得、女子プロボクシング8冠からMMAデビューを戦うクラレッサ・シールズは体重計の上で大声を挙げてガッツポーズを見せた。

ラファエル・ロバトJrの茶帯ブリトニー・エルキンとフェイスオフを終えると、シールズは「ここに来られたハッピー。個人的にエルキンが何をしてくるか、全く気にしていないわ。『初回にKOする』とか『2Rで倒す』とか、そういうことは以前も言ってくる相手がいたけど、一度として負けたことはなかった。また同じようになることを願っている。明日はボクシング、打撃、レスリングを見せるわ」と非常に落ち着いた表情で話した。

■視聴方法(予定)
6月11日(金・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

■ PFL2021#04計量結果

<女子ライト級/5分3R>
クラレッサ・シールズ: 154.8ポンド(70.21キロ)
ブリトニー・エルキン: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード: 155.8ポンド(70.66キロ)
ジョイルトン・ラターバッバ: 159.4 ポンド(72.3キロ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス: 145.6ポンド(66.04キロ)
ボビー・モフェット: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 156ポンド(70.76キロ)
アレックス・マルチネス: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン: 146ポンド(66.22キロ)
タイラー・ダイヤモンド: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ライト級/5分3R>
マーチン・ヘルド: 155.6ポンド(70.57キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.4ポンド(70.48キロ)

<ライト級/5分3R>
アクメト・アリエフ: 155.6ポンド(70.57キロ)
ロイック・ラジャポフ: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
シェイヤン・モラエス: 146ポンド(66.22キロ)
ジェシー・スターン: 146.8ポンド(66.58キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード: 146ポンド(66.22キロ)
アルマン・オスパノフ: 144.8ポンド(65.68キロ)

【フェザー級ランキング】
1位 6p ブレンダン・ラウネーン
2位 3p バッバ・ジェンキンス、モヴィッド・ハイブラエフ、タイラー・ダイヤモンド
5位 3p クリス・ウェード
6位 0p ランス・パーマー
7位 0p シェイヤン・モラエス
8位 0p アルマン・オスパノフ、ジェシー・スターン、ボビー・モフェット

【ライト級ランキング】
1位 3p カシアス・クレイ・コラード
2位 3p アクメト・アリエフ
3位 3p アレックス・マルチネス
4位 3p マルチン・ヘルド
5位 3p ハウシュ・マンフィオ
6位 0p ジョイルトン・ラターバッバ
7位 0p ロイック・ラジャポフ、ナタン・シュルチ
9位 0p アンソニー・ペティス
10位 0p オリヴィエ・オバメルシェ

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【PFL2021#04】パーマー落選の危機。混戦フェザー級にコンバットサンボ世界王者オスパノフ参戦

【写真】2戦目からの参戦ではプレーオフに残るには初回フィニッシュしても他力本願となるが、非常に楽しみなオスパノフの北米デビューだ (C) MMAPLANET

10日(木・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートPFL2021#04が開催される。2021年のレギュラーシーズンも2巡目になり、フェザー級とライト級の2試合目=最終戦を迎える。

今年はプレーオフ進出が8名から4名に絞られたため、6人のファイターが早くも閉幕を迎えることになる。しかも、2階級揃ってランス・パーマー、ナタン・シュルチという2度の世界王者が初戦で判定負け、さらには鳴り物入りでPFL入りを果たしたアンソニー・ペティスも、クレイ・コラードに思わぬ敗戦を喫し終幕の危機にある。

ここではフェザー級の星取り状況から戦局を占ってみたい。


ブレンダン・ラウネーン(C)PFL

現時点でフェザー級のランキングは以下の通り。

1位のブレンダン・ラウネーンこそボーナスポイントを獲得し6Pで抜けているが、他の勝者は判定勝ちで3Pの獲得に留まっている。つまり2戦目の勝ち負けに加え、フィニッシュ及びラウンド数でランキングは大いに入れ替わる公算が、大だ。

【フェザー級ランキング】
1位 6p ブレンダン・ラウネーン
2位 3p バッバ・ジェンキンス、モヴィッド・ハイブラエフ、タイラー・ダイヤモンド
5位 3p クリス・ウェード
6位 0p ランス・パーマー
7位 0p シェイヤン・モラエス
8位 0p アルマン・オスパノフ、ジェシー・スターン、ボビー・モフェット

タイラー・ダイヤモンド(C)PFL

そこで気になるのが、今大会のマッチアップになる。首位のラウネーンはダイヤモンドという2位の選手と対戦する。

この試合で勝利すればジェンキンス、ハイブラエフ、ウェードが6Pを獲得しても合計ポイントでも並ぶだけで、4位以内は確定になる。とはいえラウネーンの実力はまだまだ未知数、ダイヤモンドに土をつけられる可能性は五分五分と見ても良いだろう。

一方で初戦を終えてアントニー・ディジー、チョ・ソンビン、ラジャー・ストヤディノビッチの3選手がシーズンから姿を消しており、アルマン・オスパノフ、ジェシー・スターン、ボビー・モフェットが今回からロースターに加わったとも情勢の変化を後押しするだろう。

パーマーはストディノビッチも代役スターン、ジェンキンスはディジーに代わってモフェットと対戦することで、得点加算は濃厚だ。加えて新規参入選手は3P以上を目指さないと勝ち上がりが厳しく、ボーナス獲得ファイトを展開してくるだろう。

バッバ・ジェンキンス(C)PFL

そうなると隙が大きくなり、パーマーとジェンキンス、2人のレスラーは手堅く勝てる公算は高い。

特にパーマーに勝って2位につけるジェンキンスはフェザー級の最終試合だけに、手堅く3Pの獲得でプレーオフ進出できる状況にあるなら、ボーナスを必要としない勝利を目指すであろう。

ランス・パーマー(C)PFL

対してパーマーは3P獲得だかで4位当確となるには、2位の3選手と5位のウェードのうち2人がノーポイントになっても、ポイント上で並ぶのみ。

彼より先に戦うハイブラエフとウェードの試合結果を見て、フィニッシュ狙いのファイトが必要になる公算は高いだろう。

クリス・ウェード(C)PFL

またウェードに関しては、オスパノフという新顔のなかでも厳しい相手を迎え撃つことになった。

2014年、千葉県成田市で行われたサンボ世界大会でコンバットサンボ68キロ級優勝のオスパノフは、すでにMMAで6勝1敗の戦績を残しており、その後は母国のイベントからACBに活躍の場を求めた。その初戦で中島太一をスピニングヒールキックでKO勝ちしているオスパノフ。ACBとACAでは通算3勝3敗だったが、3勝は全てKO勝ちで一発勝負の状況に非常に適している。

ウェードとしてはフォークスタイルと柔術の融合ファイトで一本、もしくはコントロールして勝利を狙うこともできるだろうが、打撃の圧に巻き込まれるとペースを乱したうえでヒザ蹴りやパンチの餌食になることも多いにありうる。ブレンダン・ラウネーン以外、判定勝ちでは自力プレーオフ進出とならないため、他の選手の勝ち方を見た上で戦略が決定されるというPFLレギュラーシーズン最終戦独特の状況がファイター達のパフォーマンスにどのような影響を与えるのか、非常に楽しみだ。

■視聴方法(予定)
6月11日(金・日本時間)
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■ PFL2021#04対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
クラレッサ・シールズ(米国)
ブリトニー・エルキン(米国)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス(米国)
アレックス・マルチネス(パラグアイ)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
ボビー・モフェット(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
タイラー・ダイヤモンド(米国)

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード(米国)
ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
ジェシー・スターン(米国)

<ライト級/5分3R>
マルチン・ヘルド(ポーランド)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ライト級/5分3R>
アクメト・アリエフ(ロシア)
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
シェイヤン・モラエス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
アルマン・オスパノフ(カザフスタン)

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【PFL2021#01】鉄板のダブルレッグからグラウンド・コントロール。ハイブラエフが完勝

【写真】守りに徹してきたストヤディノビッチに、全く危なげない勝利を挙げたハイブラエフ(C)PFL

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ラジャー・ストヤディノビッチ(セルビア)

サウスポーのストヤディノビッチに対し、ハイブラエフが右ハイを繰り出す。ストヤディノビッチは右ジャブを見せるが、距離は遠い。ワンツーに右を合わせていったハイブラエフは、左ローで姿勢を乱される。直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたハイブラエフは、ハーフで抑えて、足を抜きに掛かる。勢いのある鉄槌をワキ腹、顔面に落としたハイブラエフは、オモプラッタ狙いも逆の足を潰してハーフで抑える。

左腕を差して、潜るストヤディノビッチはエルボー禁止ルールを上手く使っているか。それでもハイブラエフはハーフのままでクルスフィックスを狙い、ストヤディノビッチはこのタイミングで潜りスイープへ。潰して足を抜きつつパンチを入れると、右腕を制されてパンチを顔面に痛打したストヤディノビッチの動きが止まる。さらに上体を起こして鉄槌、パンチを入れたハイブラエフは3Pボーナスを取りにキムラを仕掛けたが、時間となった。

2R、首相撲にボディを打ってきたストヤディノビッチから、一気にダブルレッグでテイクダウンを決めたハイブラエフは、初回と同じようにハーフで抜いた足で腕を制しに掛かる。頭を抱えて正対してきたストヤディノビッチに対し、ハイブラエフが逆側の足を抜く。背中を向けたストヤディノビッチは、引き込んで上を向きなおし、防御に徹するしかなくクローズドガードを取る。

ガードの中でボディと顔面にパンチを打っていくハイブラエフは、ギロチン狙いを防いで余裕の表情でラウンド終了を迎えた。

最終回、右に回りながら右オーバーアンドを伸ばしたハイブラエフが、左ジャブを伸ばす。と、左を見せて組みつくと簡単にテイクダウンを決める。マットに背中をつけたストヤディノビッチは、立たせてもらえず防御に徹するしかない。そしてハイブラエフが左足を抜いて、鉄壁のコントロール。そのまま終盤に左のパンチの回転数を上げたハイブラエフが、ストヤディノビッチに付け入る隙を見せず3-0の判定勝ちと3Pを手にした。


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