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Interview Special  ソン・ソンウォン ブログ 石原夜叉坊 祖根寿麻 青木真也

【Special】月刊、青木真也のこの一番:1月─その参─祖根寿麻✖石原夜叉坊「堕落に任せている」

【写真】勢いでなく、覚悟を決めて戦った祖根 (C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合から青木真也が気になった試合をピックアップして語る当企画。

2021年1月の一番、第三弾は31日に行われたShooto2021#01から祖根寿麻✖石原夜叉坊戦について語らおう。


────青木真也が選ぶ2021年1月の一番、3試合目をお願いします。

「祖根✖夜叉坊です。あの試合、正直どう見ていましたか?」

──試合前に、どちらが勝つと思っていたということですか。

「ハイ」

──それは正直、夜叉坊です。と同時、個人的には祖根選手に何か見せてほしいと思っていました。意地のようなモノを。

「夜叉坊ですよね。僕もそう思っていました。やっぱ、そうですよね。なんか、そう考えると2年間試合をしていないというのは大きいですね」

──そこでいえるのは2年間試合をしていないという部分とともに、2年間の過ごし方はどうだったのかということかと。

「そうっスね。試合勘と別に、日々の練習でどれだけ創ってきたのか。そこの部分は関係してくるでしょうね。夜叉坊は打撃の選手なので、打撃の切り返しとかそういうことはしていたと思うんです。でも組んだり、鎬を削る練習をどこまで日常に採り入れてきたのかとは感じました」

──結果論で突っ込むのは反則かもしれないですが、最後の局面にテイクダウンへ行った。夜叉坊という選手は本当に気持ちがストレートに表れる。だから、負ける時はやってはいけないことがそのまま出ることが多いです。今回も最後に祖根選手の跳びヒザに対して、テイクダウンへ行った。いやポイントメイクでなく、倒す意志が必要な場面でしょうと。

「その前にもテイクダウンを狙って、がぶられて押し込まれる途中で崩れてバックに取られました。

テイクダウンに行った時のギロチンの取られ方も……良くなかった。ああいう組みの脆さを見ると、日々が出るのかなとは感じましたね」

──と同時に祖根選手が昨年4月に後藤丈治選手と戦った時と比較すると、コンディションが体も気持ちも違っているように感じました。

「祖根選手は去年の4月は動けていなかったけど、今回は気合が入っていました。要は不利なマッチアップで、皆が夜叉坊の勝利を願っている──祖根陣営以外は。

そういう試合で1Rが終わってから、祖根選手がガードを固めてゆっくり、ゆっくりと距離を詰めていきました。バッと行くんじゃなくて。あの試合をするってことは、頑張っている証拠です。

アレはなかなかできることじゃないし、今回の祖根選手は格闘家が評価する格闘家のソレだったと思います」

──最高の誉め言葉ですね。

「ほんと竹中大地選手とか、祖根さんとはタイプは違いますけど、アベレージが高くて格闘家が評価する格闘家だと思うんです。そういうのが、祖根選手にありました」

──対して夜叉坊は……個人的に夜叉坊と安藤達也選手は才能の塊だと思うんです。

「……あのう、それ……その2人で括るの止めてくださいよ(笑)。それ言っちゃいけない2人ですよ。肉体的にも精神的にもピークにいられる年齢です。でも肉体的に落ちていたり、気持ちで対戦相手に負けるって」

──練習していない、という結論を用いてしまいそうです。

「いや、でも練習しないほうが本来は体は消耗しないんですよ。ケガもしないし。だから、なんでなんだろうって。堕落に任せているのかなって。

でも、それでも通用しちゃうところがあるので。それが問題なんですよね。ヤバイと思います。この間の修斗は、色々とレベル的には感じ入るモノはありました。西川大和選手が絶賛されていたけど、それはヤバイですよ。18歳、北海道っていうバイアスをかけていると」

──ケージにそのようなバックグラウンドは関係ないですしね。我々、メディアはそこで盛り上げていきますけど。

「それはそこで、分かってやっていることだし。だからこそ団体やジム関係者はしっかりと見極めないといけない。そういう点においても、今回は祖根選手が頑張って、堕落せずに逆風のなかで戦って結果を残した。気持ちというモノは難しいですけど……そこをどう評価するのかは。ただし祖根選手は確かに気合が入っていました」

──気持ちは一定でないから難しいですね……確かに。次の祖根選手が、青木選手のいう格闘家が評価する格闘家でいられるのか……。

「今回はSNSでの賑やかしもなかったですよね。そこまで入っていたし、これが正念場だったのでしょうね。だからこそ、次にチャンスが回ってくると同じことができるとは思わない。と同時に祖根選手は世界一になるとか、そういうことでやっているわけではなくて、気持ちの良い格闘技を見せてくれていますよね」

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J-CAGE News Road to ONE04  ソン・ソンウォン ブログ 吉野光 野瀬翔平

【Road to ONE04】奇天烈の負傷欠場で、吉野光の対戦相手が不屈の九州シューター野瀬翔平に変更

【写真】吉野✖野瀬──このような交わり合いこそ、日本が強くなるために必要なサバイバルマッチだ(C)KEISUKE TAKAZAWA

8日(木)、ONE Championshipより22日(月)に東京都渋谷区のTSUTAYA O-EASTで開催されるRoad to ONE04「Young Guns」で吉野光と対戦予定だった奇天烈が、負傷欠場となり野瀬翔平が出場するという発表がなされている。

練習中に肋骨を負傷した奇天烈に代わり、代役出場となる野瀬もまた今大会のテーマである5年後の日本の格闘技界をリードする──絶対的な候補の1人だ。


九州で高校柔道の名門校に在籍中に試合で首の骨を折り、その柔道で鍛えた強靭な首により命を救われた野瀬。それでも歩行できることも医学的は不可能という症状を、不屈の精神で乗り越えた。ばかりか、傷が完治するとMMAファイターとして歩み始めた。

野瀬は一昨年9月のRoad to ONE第1回大会でもパンクラス代表の高城光弘とのアマ修斗全日本王者✖アマ・パンクラス全日本ウィナー対決で勝利している。

昨年9月に工藤諒司というトップへのチャレンジでキャリア初黒星を喫した野瀬にとって、修斗内では戦うことのない吉野との再起戦は非常に有益だろう。

修斗内でも闘裸男で九州&中国、FORCEで四国と地方大会で戦いRoad to ONEでキャリアを積む野瀬に対し、吉野はHEAT、Gladiator、NEXUS、DemolitionXFC、DEEP浜松大会、PFCと全国各地の様々な大会でキャリアを積んできた。

その吉野は2016年にアマ修斗東海大会で優勝しており、自動的に出場できると勘違いし、申し込みをし忘れたことによって全日本大会出場を逃したという過去を持つ。ひょっとすれば修斗という場で時間を共有していたかもしれないONE Warriorファイターと九州シューター、ともに柔道ベースで気が強い者同士の対戦は非常に興味深い。

■視聴方法(予定)
2月22日(月)
午後4時15分~ ABEMA格闘チャンネル

■ Road to ONE04対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
平田樹(日本)
中村未来(日本)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
長田拓也(日本)
葛西和希(日本)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
小川徹(日本)
山中憲次(日本)

<キックボクシング54キロ契約/3分3R>
有井渚海(日本)
平松侑(日本)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
吉野光(日本)
野瀬翔平(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
岩本達彦(日本)
中田大貴(日本)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
安芸柊冬(日本)
山北渓人(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
風間敏臣(日本)
前田浩平(日本)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
田上こゆる(日本)
リトル(日本)

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Gladiator013 Interview J-CAGE  ソン・ソンウォン ブログ 櫻井雄一郎

【Gladiator013】活動再開に際し、櫻井雄一郎代表に訊く「選手と一緒に生きていく上での責務と使命」

【写真】昨年2月25日以来、11カ月と2週間ぶりにグラジエイターが開催される(C)MMAPLANET

明日7日(日)に大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR 013。約1年振りの活動再開に向け、櫻井雄一郎代表に話を訊いた。

コロナ禍での活動再開、今、目の前に起こっていることを受け止めたうえでの、プロモーターの役割とは何かを考え、波抜いたうえでの明日の大会を迎える。


──約1年振りにグラジエイターが開かれます。今の心境をお教えください。

「一言で申しますと、非常に重い責任感と使命感を感じています。プロモーターとして団体を運営していくうえで、定期的に大会を開いていく必要があります。その一方で新型コロナウィルス感染拡大という状況で、選手やスタッフの安全を守らないといけない。

コロナ以前もイベントを行うとうことで肩に重荷を背負っている部分はありましたが、今回は特に重い責務が存在しています」

──櫻井代表はそこまでコロナに関して重く受けとめて下さっているので、何か起こってもコロナ感染は社会事象として、ご自身が何もかも背負わない下さいという気持ちです。

「ありがとうございます。そこを重視しない人であっても、その自分と接触した方を死に至らせる可能性があるウィルスですから。社会生活をしている人間として、軽い気落ちで格闘技イベントを開くことはできないです。我々は1人で生きているわけではないですからね。この状況でも大会を継続していく。それも選手と一緒に生きていく上での責務であり、使命であります」

──他のプロモーションは活動を持続したり、再開も早かったところが多いです。そのなかでグラジエイターは1年近い間を置いたのといのは。

「そこはウィルスが未知のモノで、特効薬が存在していなかったからです。それぞれの団体はバックボーンが違っており、活動をほぼほぼ止めることなく無観客大会を開くことができるプロモーションもありますし、限定の有観客大会にして大会を開く団体もあります。

そのなかでグラジエイターはコロナが収束しないなかで、できるうる感染予防策をこうじてイベントを行うまで時間を要しました。昨年も6月、9月と会場は抑えていましたが、キャンセルしました。ただし、活動を辞めるという方向で動いたことはなかったです。

感染は避ける、そこだけを考えると大会は開かないのが正解です。ただし、グラジエイターで戦いたいと言ってくれる選手がいます。チャンピオンになったことで、人生の転機を迎えた選手もいます。ならば、やはり感染リスクを抑えてイベントを行わなければならないです。

どうすれば再開できるのか。そこを考えると、予防対策で運営費も増すのが事実ですが、予防対策に関して目安をつけずに大会を開くこともできなかったです。と同時に費用が高騰するから大会を開かないのも、それはプロモーターとして無責任だという気持ちはずっとありました」

──今回、予防対策としては?

「選手は10日前と前日に抗原検査をし、スタッフはリスク管理を徹底する上で大会当日に会場の外で抗原検査を行います。取材してくださるメディアも抗原検査キットを送らせていただき、選手やセコンドと同じように検査結果を知らせてもらうようにしています」

──私の場合は大会12日前にPCR検査を行ったということで、前日に抗原検査をするようにさせていただきました。試合順もメインから逆に進行するというのはJ-MMAの於いて初めてのことかと思われます。

「大阪では予約が半年前に必要なのですが、176boxさんはその辺りもフレキシブルで──活動停止が1年にならないタイミングで大会を開くことができました。

グラジエイターを代表するベルトを持った──出場が可能な選手と、新しい風といいますか初出場になる選手、グラジエイターのこれまでとこれからが融合した、今が分かるイベントにしようと思いました。

選手がワクワクし、ファンが楽しみにできるカードを組み、また出たいと言ってくれる選手の期待に応えようと思ったカード編成です。

しかしイベント開催を決めてから、また感染者数は増えてしまいました。ただ走り始めたので止めることはできないです。だから、実行できる感染対策をしていこうということでこのような試合順にしました」

──第1試合になったメインでは暫定ライト級王座を賭けて佐々木信治選手と植田豊選手が対戦します。

「佐々木選手には以前からグラジエイターに出ていただきたいということは伝えていました。佐々木選手が出たいと思ってくださるイベントにグラジエイターがなっているのであれば──と。でも、まさか復帰戦の舞台に選んでくれるとは思っていなかったです。

植田選手もそうですね。本当に力強い選手です。佐々木選手とともに、日本のライト級のトップにある力を見せてほしいです」

──WARDOGからチャンピオンが2人出場します。

「これは懇意にさせていただいているWARDOGの柿原代表からの推薦もありましたし、同じ関西の団体からチャンピオンが出てくる──これはグラジエイターにとっても良いことですしね。互いの想いが一致した結果です。

結果を残してもらえば、タイトル戦線に絡んでくることは十分にありえる選手たちだと思っています」

──2021年の活動としては、どのように考えられていますか。

「現状、最低でも4、もしくは5回の開催をしたいです。ただし、状況が状況ですので会場の予約も1大会毎とし、一つ、一つを積み重ねていく所存です。

次は春、そして夏、秋と年末と季節の変わり目ごとにイベントを開催して、タイトル戦とタイトルに絡む選手たちの試合を組む。グラジエイターのストーリーを展開させていきたいと思っています。日本のMMA業界の一員として、MMAという競技の発展と普及を常に想い活動していきたいです。宜しくお願いします」

■視聴方法(予定)
2月7日(日)
午後2時~ Twit Casting LIVE

■Gladiator013対戦カード

<フェザー級/5分2R>
上嶋佑紀(日本)
ゆうと(日本)

<フライ級/5分2R>
吉村友菊(日本)
木村旬志(日本)

<フェザー級/5分2R>
上田祐樹(日本)
延命そら(日本)

<バンタム級/5分2R>
坪内一将(日本)
植木新(日本)

<ウェルター級/5分2R>
石田拓穂(日本)
鈴木一史(日本)

<ライト級/5分2R>
國頭武(日本)
天草ストロンガー四郎(日本)

<ライトフライ級/5分2R>
いちょう”Snufkin”ともなが(日本)
ウレタ・チェステル(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
NavE(日本)
藤田健吾(日本)

<Gladiatorフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] MIKE(日本)
[挑戦者] 原口央(日本)

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]竹本啓哉(日本)
[挑戦者]清水俊一(日本)

<Gladiator暫定ライト級王座決定戦/5分3R>
佐々木信治(日本)
植田豊(日本)

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Interview UFC UFN ESPN+42 UFN184  ソン・ソンウォン クレイ・グイダ ブログ マイケル・ジョンソン

【UFN184】「年齢が僕に追いつくことはデキない」マイケル・ジョンソンと対戦、クレイ・グイダ

【写真】一つの質問でインタビューが完結するほど、多くを語ってくれたクレイ・グィダ。修斗での思い出のくだりは落涙モノだ(C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN184:UFN on ESPN+42「Overeem vs Volkov」で、クレイ・グィダがマイケル・ジョンソンと対戦する。

これがキャリア56戦目(※35勝2敗)という誰からも愛されるハードワーカーは、39歳を迎えてなお「日々若がっている」と話した。誰からも愛されるキャラ、スーパーアグレッシブなファイターは常にスーパーナイス・ガイだ。


──マイケル・ジョンソン戦を週末に控えています。今の調子はいかがですか。

「精神的にも肉体的にも、申し分がない仕上がりだよ。そうであるのことが当然なんだけど、先月39歳になってなお毎日のように若くなっている気分なんだ。ユライア・フェイバー率いるチーム・アルファメールで、ジョシュ・エメットやアンドレ・フィーリ、ダレン・エルキンス、コディ・ガーブラント、チャド・メンデス、ソン・ヤードンというワールドクラスのファイターがマイケル・ジョンソンを倒すために協力してくれた。

それだけじゃない。ビッグプロモーションで戦うために懸命になっている若い選手たちも皆でこの試合に向かってきたんだ。そんな状況でやっているんだから、メンタルもボディも過去最高だよ。39歳だろうが21歳や25歳の時よりも、コンディションはずっと上がっている。

ライト級で戦うには減量も必要ない。絶対的にライト級では最小サイズだけど、減量してフェザー級で戦うよりずっと調子が良いよ。正直、ライト級のトップ10は巨人みたいな連中が揃っている。でも、一番小さなファイターがしっかりとトレーニングを積んで、アイツらを打ち負かしていくんだ。気持ちも肉体も、奴らよりずっと調子が良いからね。

今もケージに足を踏み入れるたびに、強くなっている。技術的にも成長しているし、僕のペースについてこられる対戦相手はいないよ。そうやって動き続けて、世界中のファン──東京、香港の皆に楽しんでもらえる試合をするよ」

──サイズは関係なく、ペースは一番だということですが、誰もが加齢していくものです。39歳、この39という数字はクレイにとっては、ただの数字なのでしょうか。

「僕はプロフェッショナル・アスリートとして、ケージの外でもアクティブな生活を送っている。ハイスクール・レスリングのコーチ、山を走りまくって、釣りをする。カヤックに乗ってフィッシングだ。1年中アウトドアでエンジョイしているから、スローダウンする暇がないんだ。だから年齢が僕に追いつくことはデキないんだよ」

──いやぁ、まさにクレイらしい言葉です。

「勿論、下り坂はやってくるよ。でも、常に自分の中にガソリンがどれだけ残っているかをチェックして動き続けている。そうやって動き続けることで、ケージのなかでしのぎ合いを続けることが可能になるんだ。

それはアルティメット・フィットネス、チーム・アルファメールがあるからだ。何より、しっかりとリカバリーに努めている。マッサージ、カイロプラティック、セラピー、ヨガ、厳格なストレングス・コンディショニング・プログラムに則して生活している。

そうすることで体を休め、回復力させて日々のトレーニングが可能になる。常にレスリング・コーチとマットの上に、生徒や選手達と一緒にいる。レスリングととともに、タフに成長し、立ち上がってきた。年齢を重ねているのは確かだ(笑)。でも、気分は日々若くなっている」

──好きなことをしていると時間が過ぎるのは遅くて、年を取るのが遅くなる。嫌なことをしていると時間が過ぎるのが早くなり、年を取るのも早いという学説もあります。

「その通りだ。人生は楽しまないと。好きなことを仕事にしないと、人生を賭けることはできないよ。MMAを戦い続けているから、僕は健康を意識することができるんだ。

9時から5時の仕事をしていたら、毎日のようにジムにいって若い連中とパンチの交換なんてできっこない。ジムで互いにプッシュしあって、僕らは強くなっている。好きなことをやっているとボディもメンタルもグッドシェイプでいられる。嫌なことをやっていると、早く時間が過ぎてほしくなる。そりゃあ、年を取ってしまうよ」

──若さをキープしているクレイですが、マイケル・ジョンソンの印象を教えてください。

「凄いヤツだよ。最高の試合をやってのける。あのパンチ力はベストの中のベスト、トップ中のトップだよ。ずっとトップ5の相手と互角の勝負をしてきた。

ただし、マイケルは僕のプレッシャーとペースに耐えきれなくなるだろう。ケージを背負い、ずっとしんどい時間か続くよ。気の毒なことにね」

──サウスポー対策はしてきましたか。

「もちろん。チーム・アルファメールでは常に4、5人のサウスポーのトレーニング・パートナーがいてくれる。リーチが長くて、レンジをキープできる練習相手がね。パンチもフットワークもしっかりとマイケルをコピったパートナーと練習を続けることができた。この素晴らしいキャンプの最終的な成果を土曜日の夜に見ることができるよ」

──そのクレイ・グイダらしいファイトを期待している日本のMMAファンに一言お願いします。

「僕のMMAファイター人生で最高の経験の一つが、2006年に日本へ行き修斗で戦ったことなんだ。決してベストパフォーマンスでもベストファイトでもなかった。でも、あの後楽園オールの素晴らしいファンの前で戦ったことは、決して忘れることはないよ。

コーナーマンだった兄と、コール・ミラーと一緒に日本へ行き、ユースケ・エンドー(遠藤雄介)に1Rに腕十字で負けた!! でも、僕のスラムで日本のファンがメチャクチャ盛り上がったんだ。どれだけ日本の皆がMMAを愛しているのか、あの空間にいて理解できた。そしてアニキと2人で感激してしまって。日本のカルチャーに触れることができた経験は何物にも代えがたいよ。

そして、UFCではタカノリ・ゴミとタツヤ・カワジリと戦うことができた。2人は世界中のライト級の強豪と戦ってきた僕のヒーローだった。日本は僕にとって特に特別なんだ。スペシャルなスペシャル。今もさいたまスーパーアリーナで戦いたいと思っているんだ。Thank you for your support。アリガト!!」

■視聴方法(予定)
2月7日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS

■UFN184対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
アリスター・オーフレイム(オランダ)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
コリー・サンドハーゲン(米国)
フランキー・エドガー(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
マリオン・ルノー(米国)
メイシー・チアソン(米国)

<フライ級/5分3R>
アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)
マネル・ケイプ(アンゴラ)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ステーマン(米国)
アスカル・アスカル(米国)

<ライト級/5分3R>
ディエゴ・フェレイラ(ブラジル)
ベニール・ダルーシュ(米国)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
クレイ・グィダ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マイク・ロドリゲス(米国)
ダニーロ・マルケス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
チムール・ヴァリエフ(ロシア)
マーチン・デイ(米国)

<160ポンド契約/5分3R>
ジャスティン・ジェインズ(米国)
デヴォンテ・スミス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
カロル・ホザ(ブラジル)
ホセリン・エドワルツ(パナマ)

<女子フライ級/5分3R>
モリー・マクマン(英国)
ララ・プロコピオ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル(米国)
チェ・スンウ(韓国)

<140ポンド契約/5分3R>
オード・オズボーン(米国)
デニス・ボンダル(ウクライナ)

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Interview ONE ONE Unbreakable III ONE116 03  ソン・ソンウォン ファブリシオ・アンドラジ ブログ 佐藤将光

【ONE Unbreakable03】佐藤将光戦へ。超・未知強アンドラジ─02─「格闘技を諦めることだけはなかった」

【写真】話を訊けば、訊くほどに昨年7月のマーク・アベラルド戦は決してフロックでないことが分かってきた──ファブリシオ・アンドラジ(C)ONE

本日5日(金・現地時間)に中継されるONE116 03「Unbreakable 03」。同放送で佐藤将光と戦うファブリシオ・アンドラジ・インタビュー後編。

昨年7月のマーク・アベラルド戦では見事な一本勝ちを収めているが、アンドレジはまだまだ未知な部分は多い。とはいえ、ブラジルのフォルタレーザから中国は四川省の成都、さらに香港からタイのプーケット島と流浪のファイター人生を送ってきた彼の格闘技に対する想いは、並外れていることは確かだ。

「格闘技を続けることだけは諦めることがなかった」と振り返ることができる23歳──実力は未知数ながら、相当な手練れ感は十分に伝わってくる。

<ファブリシオ・アンドラジ・インタビューPart.01はコチラから>


──タイガームエタイを所属先に選んだのは? プーケットには他にも選択肢があったかと思います。

「タイガーで練習している知り合いが何人かいて、彼らも僕にコンタクトしてきてくれた。そして、トレーニング費用が掛からず練習できるということだったんだ」

──ブラジルの同朋であるブルーノ・ミランダもタイガームエタイ所属ですね。

「その通りだ。タイでブラジル人のチームメイトがいるっていうのは最高だよ」

──その時はMMAではなくて、キックやムエタイにフォーカスしていたのでしょうか。

「WLFでは毎月のように試合が用意されていたから、MMAを戦う時間がなかったんだ。試合をして、勝って、ずっとその繰り返しだったよ」

──WLFはK-1ルールに近いキックボクシング大会ですよね。ただし、ファブリシオは首相撲もMMAで使いこなしていました。

「ムエタイのトレーニングはずっと続けていたから。WLFでキックを戦ったのは、僕はルールを選ばないから。キックで試合の機会があれば、キックを戦うよ」

──WLFで日本人と対戦したことはありましたか。

「なかったよ。ただ1度、RIZINで試合をする可能性があったんだ。レン……なんとかっていう選手と戦わないかっていう話があったんだ」

──平本蓮選手ですか?

「そうそう。そうだよ。僕は戦うつもりでいたけど、実現しなかったんだよ」

──そんな話があったのですね。RIZINで平本選手と話があったとすれば一昨年の年末でしょうし、それから7カ月後にONEで戦うようになりました。COVID19のパンデミックがもたらした契約ともいえます。

「実のところ最初のオファーは僕にではなくて、チームメイトのエミリオ・ウルティアに来ていたんだ。でも彼がケガをして、僕に出番が回ってきた。本当に素晴らしい機会を手にできたよ。

もっと僕の試合を色々な人に見てほしいと思っていたんだ。中国で戦っていても、世界の人々は僕のことを知らないままだったからね。中国は他の国のSNSをブロックして、独自のSNSが普及しているだけで、僕がどれだけ試合をしても、世界の人は誰も知らないままだった。だからONEのようなイベントで戦いたいと思っていたんだ。

ONEで試合をするチャンスを得たということは、僕の試合を世界の人に見てもらうチャンスも得ることができたんだよ」

──そして7月の1試合で、多くの人がファブリシオのことを知ることになりました。

「正直言えばオファーをもらった時、ピンと来ていなかったんだ。試合が始まるまで、いや始まってからも集中していたとは言えないね。ただ、自分がやってきたことを繰り返しただけで」

──それでいてムエタイで圧倒するだけでなく、最後はRNCで一本勝ちでした。

「立ち技でも倒せたし、組み技への対処もしっかりとできた。スタンドだろうが、グラウンドだろうが僕はフィニッシュを狙っている。どちらの局面だろうが、自信は持っているよ」

──あの試合で世界と戦う扉を開けることになりました。

「そうだね。凄く嬉しかったよ。本当に嬉しかった」

──あれから5カ月、佐藤将光選手と明後日に戦います。佐藤選手は修斗の世界チャンピオンでONEでも3連勝中で3つのフィニッシュ勝利を挙げています。

「本音を言えばね、サトーと戦うことになって凄く驚いた。サトーはタイトルに挑戦するに相応しいファイターだからね。

でもONEが僕と彼の試合を求めた。そして、サトーはこの試合を受けた。それができるサトーを尊敬しているよ。アベラルドとの試合が決まった時、研究するためにサトーとの試合を何度も繰り返し見ていたんだ。

サトーはコンプリートファイターだ。立っても寝ても戦うことができる。エクセレントだし、トリッキーでもある。そしてタフだ。僕は傲慢な人間じゃない。でも、自分が彼より強いことを知っている。これまで……本当に色々なことがあった。でも格闘技を続けることだけは、諦めることがなかったんだ。

ずっとハードな練習だけは続けてきた。僕がどこで何をしていたのか、誰も知らない。でも、僕は知っている。自分に自信を持っている。打撃はサトーより上だ。グラップリングに関しても、普通のレベルでできるよ」

──グラップリングでも佐藤選手とやり合える自信はありますか。

「僕が言えるのは、彼とグラップリングをすることが楽しみだってことだよ(笑)」

──現状、プーケットでは普通に練習をすることは可能だったのですか。

「今、タイガームエタイは以前のように多くの国のファイターがいるわけじゃない。練習する人数も通常よりも少ない。でも、既にタイに生活拠点を移している選手も少なくないし、十分な準備ができるだけのファイターは残っている。

クリスマスもニューイヤーシーズンも、誰かが必ず僕をサポートし、サトーと戦うための練習に付き合ってくれた。最高のキャンプだったよ。

去年の7月の試合だけじゃ、多くの人が僕の実力に関して懐疑的なのは分かっている。でも、サトーとの試合で僕が次の挑戦者になれるだけの力があることを証明するよ。

ONEバンタム級戦線はチャンピオンがビビアーノ・フェルナンデス、次期挑戦者がジョン・リネケル、そしてその次のチャレンジャーが僕になる。3人のブラジル人ファイターが上位を占めるなんて、素晴らしいことだよ。僕としては、次の試合はリネケルと戦いたいと思っていたんで。でもビビアーノでも良いよ。佐藤戦が終われば、本当にワクワクすることが起こりそうだよ」

■視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable 03対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

<ムエタイ(キック)・バンタム級/3分3R>
ハン・ズーハオ(中国)
アダム・ノイ(アルジェリア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>※
ロビン・カタラン(フィリピン)
澤田龍人(日本)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>※
ラウル・ラジュ(インド)
アフメド・ウジタバ(パキスタン)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ティオル・タン(米国)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

※2020年12月18日に収録

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Interview ONE ONE Unbreakable III ONE116 03  ソン・ソンウォン ファブリシオ・アンドラジ ブログ 佐藤将光

【ONE Unbreakable03】佐藤将光と対戦。誰も知らない、ファブリシオ・アンドラジの事実─01─

【写真】1997年10月10日、ブラジルのフォルタレーザ出身。2018年からアジアに拠点を移している (C)ONE

5日(金・現地時間)にONE116 03「Unbreakable 03」が中継され、同放送でファブリシオ・アンドラジが佐藤将光と戦う。

7月のONE バンコク大会で、コロナ禍契約といっても良い状況でONE出場を決めたアンドラジは、ムエタイと柔術が融合したスタイルでアベラルドを圧倒し、最後はRNCで一本勝ちを収めた。

強烈な印象を残したアンドラジが、ONE2戦目にして佐藤と戦うこととなった。試合の2日前(※1月20日)に、Zoomインタビューでファブシリオ・アンドラジとは何者か──に迫った。

そして──波乱万丈な人生を振り返ってもらう過程で、彼のグラップリングが決して付け焼刃ではないことが分かった。


──世界中のMMAファンが、去年の7月のONEタイ大会でのマーク・アベラルド戦で驚かされたと思います。ただし、日本のMMAファンはまだファブリシオのことをほとんど知りません。最初の格闘技経験は何だったのかを教えてもらえますか。

「13歳の時にムエタイを始めたんだ。子供の頃は当然のようにサッカー選手になりたかった。でも、そんなに上手くなくて。何かスポーツは続けたくて水泳をしたりしていた時、友人の1人がムエタイをやっていて一緒にやらないかと誘ってくれたんだ。練習を見学して凄く面白そうだったから、すぐにジムに通うようになった。

そして1カ月後には試合に出ていたんだ。自分にはこれが向いていると思ったよ」

──ブラジルは柔術やMMAは盛んで、それほど立ち技の人気が高いという印象はなかったです。

「以前はそうだったかもしれないけど、今はなかなか人気があるよ。それに僕が生まれ育ったフォルタレーザでは以前から定期的にムエタイの大会は行われていた。ただし、柔術と比較すると競技人口が少ないのは確かだったよ。柔術には長い歴史があるからね。

そして柔術をやっている者がムエタイを学び、ムエタイを練習している人間が柔術のトレーニングを始めることも少なくなかった。MMAを戦うためにね」

──ムエタイ時代は誰か憧れの選手はいましたか。

「ムエタイを始めた頃、ラモン・デッカーのファンだった。彼のスタイルは最高だったよ」

──どれぐらいムエタイの試合に出ていたのでしょうか。

「28勝1敗、それが僕のムエタイ・レコードさ。13歳でブラジル王者になり、14歳で南米王者になったよ。ユースのアマ・ムエタイでね。体重は50キロから52キロだったかな。16歳でプロになって、それからのレコードが28勝1敗でほとんどは中国で戦ったものだよ。

中国に行く前にブラジルで1度、MMAを戦っているよ。ブラジルにいた頃からムエタイ、柔術、MMAと全ての練習をしていた。

フォルタレーザではONEのようにMMAとキックボクシングの合同大会が開かれていたからね。どっちでも戦えるように準備していたんだ。ただ、本当のところはMMAに専念したかった」

──MMAでもヒーローはいましたか。

「そうだね、アンデウソン・シウバやヴィトー・ベウフォートかな。ジョゼ・アルドも好きだった。でも、フォルタレーザに住んでいては、MMAだけでは生活できない。キックでも十分に戦えるから、キックの試合に出ていたんだ」

──中国へ移ったのは?

「お金を稼ぐためだよ。中国では毎月のように試合に出ることができる。そこでファイトマネーを得ることができるからって誘われたね。そしてジムで寝起きをすれば、家賃も掛からないって。19歳の時だよ、四川(スーチュワン)省の成都(チェンドゥ)へ向かった。

成都の都江堰(ドゥージャンイェン)のジムに住んで練習をして、試合の声が掛かるのを待っていた。でも、そこのマネージャーと折り合いがつかず、もう成都にいるのが嫌になった。お金もなかったけど、とにかくあの街とジムにいるのは耐えきれなかった。

香港在住のブラジリアン、カポラルは2016年のアジアチコで優勝。MMAでもREALに来日するなど、15勝8敗の戦績を残している(MMAPLANET)

中国について半年後、香港でエスパーダ(剣)・ジムをやっているホドリゴ・カポラルが救いの手を差し伸べてくれた。

僕は香港へ向かい、2カ月間ジムにマットを敷いて生活をして、ホドリゴは食事も用意してくれた。

僕は彼に柔術とMMAを習い、ムエタイを指導した。1年間の香港でのトレーニングのおかげで、僕のグラップリングは凄く成長したよ。本当にホドリゴには感謝している。食べて、寝て、練習する。そんな時間を香港では過ごしていたんだ。ただし問題が一つあって……」

──それは何だったのでしょうか。

「香港にいると、試合の機会が全く巡って来なかった。結果、お金を稼ぐことのもハードだった。だからファイターとしてキャリアを積んでいくには、ずっと香港にいるわけにはいかなった。

キックだろうが、ムエタイだろうが、MMAでも誰とでも戦うつもりでいたけど、試合はできなかった。そうこうしている間に中国人のエージェントが、WLF(武林風)でキックの試合ができるようにしてくれたんだ。

WLFで2試合戦ってからプーケットに移った。カポラルのところは柔術アカデミーだったから、キックの練習相手がいなかった。それにタイは生活費が香港よりずっと安く済む。もっと立ち技を磨きたかったから、タイに拠点を置くことに決めたんだ」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable 03対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

<ムエタイ(キック)・バンタム級/3分3R>
ハン・ズーハオ(中国)
アダム・ノイ(アルジェリア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>※
ロビン・カタラン(フィリピン)
澤田龍人(日本)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>※
ラウル・ラジュ(インド)
アフメド・ウジタバ(パキスタン)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ティオル・タン(米国)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

※2020年12月18日に収録

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