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Gladiator017 MMA MMAPLANET o カルリ・ギブレイン 大番高明

【GLADIATOR017】33秒のKO劇。カルリ・ギブレインが大番高明を左フックで沈めてヘビー級王座奪取

【写真】下がりながらの一撃でギブレインが大番を倒した(C)MMAPLANET

<Gladiatorヘビー級選手権試合/5分3R>
カルリ・ギブレイン(ブラジル)
Def.1R0分33秒 by TKO
大番高明(日本)

パンチから押し込んでいく大番、ギブレインは首相撲からのヒザ蹴りで迎え撃つ。ケージから離れたギブレインは、下がりながらパンチを繰り出す。下がりながら放った左フックが大番の顔面を捉えると、大番はゆっくりと崩れ落ちた。

わずか33秒でKO勝ちを収めたギブレインが、新ヘビー級王者となった。


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Gladiator017 MMA MMAPLANET o キック 神田T800周一 福島啓太

【GLADIATOR017】福島を押し込むも倒しきれず、打撃戦を凌いだ神田T800周一が新バンタム級王者に

【写真】大接戦のタフファイトを制した新王者、神田(C)MMAPLANET

<Gladiatorバンタム級王座決定戦/5分3R>
神田T800周一(日本)
Def.2-1:29-28.29-28.27-30.
福島啓太(日本)

サウスポーの神田に対し、福島は左の前蹴りとサイドキック。神田は右ローを返す。福島は左の関節蹴り、神田は左ハイを伸ばした。右ミドル、右の前蹴りと打撃で攻める福島は、ニータップを仕掛けるも外される。福島のハイをブロックした神田が組みつき、ケージに押し込むがテイクダウンはできず。再びケージ中央で互いのローが交錯するなか、福島のローが神田の下腹部を捉えたとのことで、試合は中断された。

再開後、互いにローをぶつけあう中、神田がパンチのフェイントから組みついた。相手をケージに押し込みながら左ヒジを2発当てた神田。しかし福島が離れて打ち合いに持ち込むと、神田も顔面にパンチをもらってしまう。前に出る福島、神田はダブルレッグで組みつき、右腕を差し上げて福島をケージに押し込んだ。

ケージ際で神田は左ヒジ、福島も右ヒジを返す。パンチの打ち合いから離れた両者だったが、福島がボディロックで組みつき神田を押し込んだ。ケージ際で体勢を入れ替えた神田は、肩パンチからダブルレッグを狙う。倒せずも押し込みながら左ヒジを繰り出す神田。しかし離れると福島のヒジがヒットしたか、神田の頭部から流血が見られる。打撃戦では神田が左ストレートを当てた。

1R終了後にドクターチェックが入る。チェック後に1分間のインターバルが与えられた。

2R、福島が左のサイドキックから左ジャブを当てる。神田は右ロー、福島のハイを捌いたあと、打撃を出しながらダブルレッグで組みついた。ケージ際でシングルレッグ、さらにボディロックへ切り替えた神田は、右足を差し込みバックを狙う。正対した福島が離れて、ローから右スイングを繰り出す。福島の右ローを受けながらダブルレッグで組みついた神田だが、テイクダウンまでには至らない。距離を詰めてきた福島に左ローを当てた神田は、またもダブルレッグで福島をケージに押し込むも、グラウンドに持ち込むことはできない。

下がる福島をケージに詰めてシングルレッグで組みついた神田。福島は倒されず神田のボディに正拳突きを連打する。神田はサイド組みつき、バックを狙いながら正対した福島の顔面に左ヒジを叩きつけた。左ボディストレートを伸ばしてから組みついた神田が、ボディロックからダブルレッグと上下に散らすも倒すことできない。離れると福島がローとパンチで攻め立てる。残り30秒で福島のパンチがヒット。さらに組みついてきた神田を福島が押しつぶし、トップを奪った福島のバックを神田がうかがう形でラウンドが終了した。

最終回、福島の右インローが当たる。神田の左ストレートをかわした福島は、左右のボディブローを連打。神田は打ち合いに応じながら、ケージ際でパンチを繰り出しつつダブルレッグで組みつく。福島の右足へのハイクラッチに切り替えた神田、しかし倒すことはできない。離れると福島が猛然とパンチのラッシュを見せる。さらに福島がダブルレッグを仕掛けてきたところで、カウンターのスイープを決めた神田だが、すぐに福島が返してトップを奪う。

バックを狙う福島、シングルレッグを狙う神田。スクランブルから立ち上がった両者、福島は左右のボディブローから顔面にパンチを集める。神田は右ハイをもらいながらも組みつき、福島に尻もちを着かせた。抑え込まれずに立ち上がる福島。距離が近くなると首相撲からボディブローへとつなげる。右スピニングバックフィストの連打は当たらず。ここでも神田はダブルレッグへ。福島はスプロールしてスタンドに戻る。

相手の打撃をもらいながら組み付く神田も、テイクダウンを奪うことはできない。残り30秒で離れた福島だが、疲労が見られる。それでも首相撲からボディへヒザ蹴りを連打して試合終了のゴングを聞いた。

裁定はジャッジ1人が福島にフルマークをつけるなか、残り2人が1ポイント差で神田を支持。スプリットで勝利した神田が、空位となっていたGladiatorバンタム級のベルトを巻いた。

「もっともっと自分の価値を高めたいし、自分の価値を高めることがグラジエーターの価値を高めることに繋がる。もっともっと強い選手とやらせてください」と新王者はアピールした。


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Gladiator017 MMA MMAPLANET o 竹本啓哉

【GLADIATOR017】TD&サブミッションを仕掛け合う接戦、スプリットで竹本啓哉がエダ塾長を下す

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
Def.2-1
エダ塾長こうすけ(日本)

サウスポーの竹本が距離を詰める。塾長はサークリングしながらパンチで迎え撃つ。前に出た塾長に対して組みついた竹本だが、塾長が右腕で竹本の首を取って飛びついた。これを凌いでマットに叩きつけた竹本、塾長は下から竹本の右腕への腕十字を仕掛ける。上半身を起こした竹本の左足を抱えようとする塾長だったが、竹本に抑え込まれる。塾長をケージに押し込む竹本に対し、塾長は右足を取って潜ってからトップへ。下になった竹本はオモプラッタを狙う。相手の正面に向き、ケージ際で上から潰していく塾長。右腕を抜いてパウンドを落とす。竹本は下からラバーガードで抱え、塾長の左右の腕に対して仕掛け続けた。

最終回、塾長が強い右ローを当てたあとサークリング。追う竹本は左足へシングルレッグで組みつき、右足を刈ってグラウンドに持ち込む。起き上がる塾長をボディロックでケージに押し込む竹本は、塾長の左足を制してマットに手を着かせた。塾長も左腕のオーバーフックから体を起こす。ローリングで展開を変えようとしたのか、しかし塾長が竹本の動きを潰してトップを奪った。竹本はハーフガード。塾長は竹本の首を抑えて抑え込む。残り10秒で竹本が塾長の足を取りに行ったが、塾長も竹本の足を取り返して試合を終えた。

裁定はスプリットで竹本へ。結果を竹本は、ホッと胸をなでおろしたような表情を浮かべた。


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Gladiator017 MMA MMAPLANET o レンジャーハント 井上啓太

【GLADIATOR017】ケージ際で足を狙った井上啓太、ヒールからヒザ十字に繋げてハントを仕留める

<ライト級/5分2R>
井上啓太(日本)
Def.1R3分36秒 by ヒザ十字
レンジャーハント(日本)

井上が左ミドルを蹴り上げ、ローに繋げる。ガードを高く上げたハントは左ジャブを突く。相手の蹴りを捌いてロー、ミドルハイを当てるハント。井上の右ミドルを受けながら距離を詰める。井上は左ジャブから右ハイ。しかし足を滑らせてマットに手を着いてしまう。すかさず組みに来たハントを、ボディロックでケージに押し込んだ井上は、ハントの右足を取って外ヒールを狙った。相手のクラッチを切ったハントはパンチを顔面に落とす。井上はそれでも外ヒールを狙い続け、ヒザ十字に切り替えてタップを奪った。


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Gladiator017 MMA MMAPLANET o 土肥潤 清水俊一

【GLADIATOR017】グラウンドで仕掛け合う両者ーーTDで勝った清水がスプリットで土肥を下す

【写真】グラウンドでノンストップの攻防を見せた両者、しかしグラウンド戦のキッカケを作った清水のテイクダウンが評価されたか(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分2R>
清水俊一(日本)
Def.2-1
土肥潤(日本)

清水がローで距離を測る。組みつこうとした土肥から離れた清水が、ダブルレッグで土肥の背中をマットに着けた。ハーフガードで上半身を起こす土肥、清水は土肥の右足からパスを狙うも、土肥が右腕を差し上げてスイープした。頭を着けてトップからパンチを落とす土肥。清水も下から鉄槌を打ち返す。そして下から足を上げた清水が三角にトライ。しかし二度のセットアップもしのがれてしまう。

パウンド&鉄槌で攻め立てる土肥に対し、潜りから左足を取って立ち上がった清水。組みに来た土肥の左腕を取り、アームロックからグラウンドに持ち込んだ。土肥は反転してトップへ。清水は土肥の左腕を取っていたが、腕を抜いた土肥に下からヒジとパンチを打ち込んだ。

最終回、清水が右ローから左フックを振るう。足を使う清水を追う土肥に対し、清水はダブルレッグでテイクダウンを奪った。フックガードから左のオーバーフックで対抗する土肥、しかし清水はボディロックで相手をケージに押し込んでいく。スクランブルからトップを奪った土肥、足を利かせて立ち上がろうとした清水を抑え込み、マウントを狙う。ハーフガードから潜る清水。ケージへ頭を向けられたが、下から足を上げる。抑え込みながらパンチを落とす土肥、清水は腰を切ってからフックスイープでトップへ。土肥も下から清水の左足を取るが、立ち上がられてしまった。

スタンドで再開直後、ニータップでテイクダウンした清水。土肥はローリングから清水の右腕を両足で制しつつバックに回る。腰を切ってサイドに回った清水、起き上がる土肥の足を取りながらバックを奪った。土肥も上半身を起こしてトップへ。最後は土肥がトップからコツコツとパンチを落としていった。

裁定は割れたが、テイクダウンで上回った清水がスプリットで制した。


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Gladiator017 MMA MMAPLANET o キック フェルナンド 田中智也

【GLADIATOR017】引き込むフェルナンドを制し、トップを譲らなかった田中智也が大差のポイント勝利

【写真】フェルナンドは引き込み、スイープやサブミッションを仕掛けていったが、そのぶん田中に大量のポイントが与えられた(C)MMAPLANET

<フォークスタイル・グラップリング67キロ契約/5分2R>
田中智也(日本)
Def.17-6
フェルナンド(ブラジル)

組みに行くのはフェルナンド、田中は前に出て来る相手の足を触りに行く。田中が前に出てケージに押し込み、投げを狙うもフェルナンドがカットした。ケージ中央で引き込んだフェルナンド、足を掴まれた田中はすぐに離れて2ポイントを得る。あおるフェルナンドをケージに押し込んだ田中。フェルナンドは飛びつき、足を組みながら田中の左足を狙う。しっかりと相手に絡みつき、ポイントは渡さないフェルナンド。田中がグラウンドに持ち込むかと思われたが、フェルナンドも離れた。

フェルナンドがロールして組みに行くも、離れた田中に2ポイントが与えられる。左腕を差し上げた田中がケージに押し込んでいくと、フェルナンドがまたも飛びつく。田中の腰で足をクラッチしたフェルナンド、ここで田中に1ポイントが与えられる。さらに引き込む形となったフェルナンド、田中へ1ポイントが追加された。残り30秒でフェルナンドをケージに押し込んでいく田中。飛びついてきたフェルナンドの背中をマットに着かせた田中に2ポイント、フェルナンドは下から三角を仕掛けたが極めることはできなかった。

最終回、フェルナンドが田中の頭を抑えにいくも、離れる田中。フェルナンドは飛びついて引き込み、下から潜りスイープを狙うも田中はトップをキープ。フェルナンドが引き込んだ時点で田中に2ポイントが与えられている。手首を掴まれながら相手をケージ際まで追い込む田中。ケージキックから足を取り、リバーサルを仕掛けたフェルナンドに対し、田中が足を抜いて立ち上がり2ポイント。さらに飛びついてきたフェルナンドをケージに押し込んで2ポイントを追加、そのままグラウンドに持ち込む。

下から田中の腕を取って腕十字を狙ったフェルナンド、これは外されたもののトップを奪う。飛びついた田中をマットに叩きつけたフェルナンドに2ポイントが与えられるなど、ポイントの奪い合いが続く。田中をケージに押し込んだフェルナンドだが、体勢を入れ替えられ引き込む。2ポイントを相手に献上するも、下から仕掛けていく。しかし田中が凌ぎ切った。


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Gladiator017 MMA MMAPLANET o ボクシング 中西テツオ 久保健太

【GLADIATOR017】中西は初回に組みのチャンスを生かせず、久保健太がパンチのヒットで上回る

【写真】初回にダウンを奪った久保が、そのままパンチで押し切った(C)MMAPLANET

<フライ級/5分2R>
久保健太(日本)
Def.3-0
中西テツオ(日本)

低い体勢で距離を詰める久保が右ロー、中西は前に出たところに左ジャブを合わされ、ダウンを喫する。トップを奪った久保が、中西のスイープをオーバーフックで防ぎ、そのまま相手をケージに押し込む。ボディロックからパスした久保、バックに回りRNCを狙うも中西に立ち上がられてしまった。久保はケージに押し込むも、中西が体勢を入れ替える。ケージ際でダブルレッグをスプロールされた中西は、そのままボディロックに移行してバックに回る。

左足を差し込み、ボディロックからテイクダウンを仕掛ける中西。ケージに体をつける久保の顔面に左ヒザを突き刺す。久保も一度グラウンドに着けられるも立ち上がり、離れてパンチを当てる。中西は右ロー。ここで組みついた久保が中西をケージに押し込むと、中西は首相撲で対抗しようとしたが、クラッチしきることはできず。そのままケージ際での差し合いが続くなか、最後は久保がケージに押し込む形で初回を終えた。

2R、中西がミドルを放ち、サウスポーにスイッチして距離を詰める。久保のパンチに対してオーソドックスに戻した中西は、右ローで相手の動きを止めて顔面にパンチを当てる。組みついてくる久保をはがし、左ジャブを突く中西。しかし久保の左ジャブが中西のアゴを上げさせる。互いに左ジャブとローを放つなか、久保が左右フックで距離を詰めた。これを捌いた中西も前に出るが、パンチのヒット率は久保のほうが上か。

ケージ中央でパンチを繰り出す両者。中西のテイクダウンのフェイントに動じず、久保はパンチを放つ。しかし久保に疲労が見られ、中西のパンチのヒット率が上がるも、中西の手数も少ない。久保は中西のテイクダウンを切り、パンチを振るいながら組み付いて相手をケージに押し込む。中西はダーティ―ボクシングからケージ際を脱出。ケージ中央まで押し戻し、左ジャブとローで攻めるが久保のパンチも中西の顔面を捉える。ゴングが鳴った瞬間、中西はマットに倒れこんだ。

互いに体力を使い果たした2R戦、裁定はパンチのヒットで上回った久保に凱歌が挙がった。


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Gladiator017 MMA MMAPLANET o 八木敬志 後藤陽駆

【GLADIATOR017】WARDOGウェルター級王者・八木敬志が後藤陽駆とのスクランブル戦を制す

【写真】後藤のテイクダウンをスプロールし続けた八木、倒されても返す力も目立った(C)MMAPLANET

<ライト級/5分2R>
八木敬志(日本)
Def.3-0
後藤陽駆(日本)

後藤が左右のロー、八木は左ボディストレートを伸ばす。後藤のふぁぶるレッグをスプロールした八木だが、後藤がシングルレッグに切り替えるとケージに押し込まれてしまう。八木の右足に食らいつく後藤。八木は後藤の右腕を刈り、クラッチを解こうと試みる。立ち上がった八木は、シングルレッグを解かない後藤の顔面に左のパンチを連打する。そして相手の頭に体重をかけて潰していく。後藤は立ち上がってハイクラッチ、そこから八木に尻もちを着かせるも、再び後藤に腰を上げられてしまった。

後藤の顔面に鉄槌を落とし続ける八木、後藤は凌いでバックに回る。八木が反転してトップへ、ボディロックで抑え込む。ハーフガードになった後藤の足を抱えながらパウンドを狙う八木に対し、後藤はフックガードからスイープを狙うも失敗。ダブルレッグに切り替えた後藤をガブる八木は、ケージに押し込まれながらギロチンを狙っていったもの極まらず初回を終えた。

2R、互いに蹴りで探り合う中、後藤がワンツー。八木も右を返す。後藤が前蹴りとローを打って離れ、相手が前に出てきたところに右ストレートを当てた。八木から組みつき、両ワキを差し上げるも、後藤にケージに押し込まれてしまう。ケージ際で体勢を入れ替える八木、ダブルレッグに切り替え、相手に頭を潰されながらリフトアップし、ケージ中央でマットに叩きつけた。後藤はハーフガード、八木は右腕を差し込んで抑え込む。立ち上がった八木に後藤はダブルレッグで背中を着かせるも、八木が反転してトップを奪った。

逃げる後藤をケージに押し込んだ八木は、立ち上がる相手にシングルレッグで組み、後ろに投げた。起き上がる後藤とのスクランブルが続く。ガブる八木を押し込んだ後藤がトップへ。八木のブリッジに合わせて後藤がマウントを奪いに行ったが、八木が立ち上がり後藤をケージに押し込む。しかし後藤が押し返し、八木をマットに叩きつけて試合を終えた。

ジャッジは3者ともWARDOGウェルター級王者、八木の勝利を支持した。


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DEEP F1 Gladiator017 MMA MMAPLANET o フェルナンド ブログ 田中智也

【GLADIATOR017】フォークスタイルGでフェルナンドと対戦、田中智也「大和選手、空良選手以外にも」

【写真】生真面目な返答が続いた田中。関西の地で、どのようなインパクトを残せるか (C)MMAPLANET

5月1日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR017でProgress提供フォークスタイル・グラップリング戦でフェルナンドと田中智也が対戦する。

MMAPLANET初登場、未知の――北のグラップラーが首都圏とは違うキャリアップを話し、今回の試合とこれからへの意気込みを話してくれた。


――初めまして。今週、グラジエイターのなかでプログレスのグラップリングルールで戦う田中選手です(※取材は4月27日に行われた)。まずオファーがあった時、どのような気持ちになりましたか。

「けっこう急なオファーだったので、ちょっとどうしようかと思ったのですが、なかなかこのようなチャンスはないですし、プログレスも前回の試合を視て出たい気持ちがあったので出させてもらいました。

グラジエイターもこれまでに記事で読んだりしていたので、今回のグラップリングに出ることで注目してもらえればと思います」

――田中選手のことを存じ上げていなくて、申し訳ありません。9勝2敗の戦績を残されていますが、MMAを始めたきっかけは何だったのですか。

「20歳過ぎた頃、柔道をやっていたのですが成人の大会がなかなかなくて、柔術を始めました。そこからMMAの練習をするようになり2014年にパンクラスでプロデビューしました。キックのジムに行ったり、もともと柔道をやっていたので、そういうバックボーンを生かして個人でやっていました」

――西川大和選手、後藤丈治選手といい北海道の選手は、特定のジムに所属しないところからキャリアをスタートさせる選手が多いのでしょうか。

「僕も後藤君と同じで地下格系のところから始めました。ジムに所属すると地下格に出られないので、試合の経験値が詰めないという不自由さがあり、そういう形でやってきました」

――なるほど、試合数が少ないが故の現象なのですね。そうなると「地下格でも」という考えになる人が少なからずいると。

「ハイ。そうですね。自分の場合は地下格でMMAに慣れてから、アマチュア修斗に出て北海道大会で優勝。パンクラスゲートに出て、そこからプロデビューという流れでした。ちゃんとしたアマチュア大会で試合をする前に地下格で経験を積む。試合慣れをするという考えで僕はやっていました」

――地下格には地下格の活用方法があるのですね。

「ハイ。そう思います」

――プロになっても、どうしても首都圏とは違い試合機会は限られてきます。どのような青写真を描いてプロに?

「東京に出ていくとか、そこまでは考えていなかったです。札幌で練習をして試合をして。ただ東京での試合には出たいと思っていましたし、パンクラス時代は東京で戦わせてもらえました」

――9勝2敗、キレーなレコードです。それでもなかなかチャンスに恵まれないという現実は?

「そこは……パンクラスのネオブラの決勝でぎっくり腰になって、減量が上手くいかずぶっ倒れてしまって……自分でチャンスを潰したというのはあります。欠場したときの相手が、前王者の小川徹だったので。そこから他の団体……グラチャンの札幌大会、PFCで戦ってきました」

――今回、グラジエイターの組み技戦に出たことで、「MMAでも」という気持ちは?

「ハイ。今回の試合で勝って、北海道にこういう選手がいるんだよというのをアピールしたいです」

――対戦相手のフェルナンド選手もMMAで4勝0敗です。

「先日のDEEPの映像だけ見たのですが、柔術家がMMAを戦っているように見えました。だから引き込んで一本を狙ってくるのかと。今回のルールは引き込むと相手にポイントが入るのでトップ重視ですし、柔道の経験もあってテイクダウンに関しては引けを取らないと思います。

ケージも壁を使って練習していますし、ケージレスリングの部分では前回の試合を視る限り、相手の選手はできていなかったので……そこで優位に立てるかと」

――倒されても立ち上がって離れると1P を挽回できる。このポイントをどう捉えていますか。

「パウンドを想定していて、打撃がないだけで動き的にはMMAだと思います」

――ではどのような試合をしたいと考えていますか。

「相手が黒帯だろうと一本を狙って、トップからしっかりと捌いてコントロールして極めたいです」

――では最後のMMAPLANETの読者の皆さんにアピールをお願いします。

「まだトップ選手に食い込めるわけじゃないですけど、自分のなかではグラップリングでは引けを取らないと思っています。ちょっと北海道でも大和選手、山本空良選手以外にも寝技ができる選手がいるんだぞということをアピールしたいです。

それと修斗新人王トーナメントにエントリーしていまして。先日のPOUNDSTORMで勝利した齋藤奨司選手と2回戦で当たることになっています。勝ったら美味しい相手になってくれたので頑張ります」


■ GLADIATOR017計量結果

<Gladiatorヘビー級選手権試合/5分3R>
[王者] 大番高明:113.3キロ
[挑戦者] カルリ・ギブレイン:105.7キロ

<バンタム級王座決定戦/5分3R>
神田T800周一:61.1キロ
福島啓太:61.2キロ

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉:61.2キロ
エダ塾長こうすけ:61.15キロ

<ライト級/5分2R>
井上啓太:70.05キロ
レンジャーハント:69.95キロ

<バンタム級/5分2R>
土肥潤:60.9キロ
清水俊一:60.95キロ

<フォークスタイル・グラップリング70キロ契約/5分2R>
フェルナンド:69.3キロ
田中智也:67.7キロ

<フォークスタイル・グラップリング73キロ契約/5分2R>
赤澤智哉:70.4キロ
ビリー・フーカー:72.35キロ

<フォークスタイル・グラップリング75キロ契約/5分2R>
森戸新士:74.25キロ
長田拓也:74.50キロ

<フライ級/5分2R>
中西テツオ:56.7キロ
久保健太:56.45キロ

<バンタム級/5分2R>
上荷大夢:61.55キロ
谷口武:60.75キロ

<ライト級/5分2R>
八木敬志:69.85キロ
後藤陽駆:69.95キロ

<バンタム級/5分2R>
佐々木陽太:60.95キロ
別所竜也:61.05キロ

<フェザー級/5分2R>
桑本征希:65.95キロ
伊賀GORI:65.55キロ

<フライ級/5分2R>
松原聖也:56.55キロ
尾崎聖太:56.55キロ

<バンタム級/5分2R>
大和:61.25キロ→61.2キロ
小川隼人:69.9キロ

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【GRADIATOR017】6年5カ月ぶりの復帰戦=井上啓太戦、レンジャーハント「もう1回、現役生活を全力で」

【写真】39歳、鋼のようなボディを披露したハント (C)MMAPLANET

5月1日(日)、大阪府豊中市の176boxで開催されるGLADIATOR017で大宮ハントことデンジャーハントが、井上啓太と対戦する。

最後の試合は2015年12月、今やレンジャージムの代表として、アマチュア大会の開催も含め後進の指導に当たってきた。そのハントが、ジムの名前をリングネームとし6年5カ月ぶりに復帰戦を戦う。

対戦相手の井上は黒帯柔術家でありながら、キックの練習を続けてきた個性的なフィニッシャーだ。組みの強さは絶対的に定評のある井上を相手に、レンジャーハントはどのようなMMAを見せるか。肩の力が抜けた、大人の受け答えをお届けしたい。


――突然のMMA復帰といいますか、実戦への復帰。とにかく驚きました。なぜ、このタイミングで試合をしようと?

「復帰しようとはずっと思っていたんで、タイミングですね。毎年、毎年、そうやって思っていたのですが、腰が重くてなかなか立ち上がることができなかっただけなんです」

――2015年12月の時点で、引退という意識はあったのですか。

「いつか復帰しようとは思っていました。ただジムもやっているので、時間が無かったというのもあります。今は選手も育ってきて、自分も戦いたいという気持ちが強くなりました」

――教え子に背中で指導する、と?

「そういうのはないです(笑)。ただ、自分も試合に出ればジムも盛り上がるかとは思っています」

――3年前にレンジャージムの取材をさせたいただいたときより、ずいぶんと引き締まっているように見えます。

「ああ、あの時は大きくなっていましたね。あの頃より7キロほど削っています。ただ基本的にそれほど体が大きくなることはなくて。今、75キロなのでここからもう一削りです」

――グラジエイターで復帰戦。この大会について、どのような印象を持っていましたか。

「大阪で精力的に大会を開いていて、選手も育っているという感じで見ていました。ここきっかけに、しばらく現役生活を続けようかと思います」

――ジムの運営、指導とあるなかで試合に向けての練習は以前のようにできましたか。

「今、ジムの方は任せているので。もう練習しかしていないです(笑)。ジムもまわっていますし。5月ぐらいに復帰しようかと考えていたら、グラジエイターが選手を探していると聞いて。そこでちょっと出ようかなという感じですね」

――練習はレンジャージムで?

「そうですね。打撃は他のジムに行って、MMAの練習はけっこう選手が集まっているので、自分のジムでできます。生活も楽しいです。1日中、練習しかしてないので。アハハハ」

――ズバリ6年半前と比べて、仕上がり具合は?

「練習を再開して2カ月ほどなので……。もう少し準備期間が欲しいというのはあります」

――不安と楽しみ、どちらの気持ちが大きいですか。

「もうワクワクしかないです(笑)。もう1回、現役生活を全力でやってみたいと思っています」

―おお!! MMAも技術的にも試合展開も変わってきました。その当たりについては?

「選手がけっこう集まっているので、新しい技術を持ってきてくれて。そういう技術も身に着けてアップデートしているので、技術的にも上がっていると思います。なので、ガッツリやります」

――では対戦相手の井上選手について、どのような印象を持っていますか。

「柔術家がMMAをやっているような感じですね。柔術家ですね。ボディへのヒザ蹴りで勝っていましたけど……打撃の圧は実際に対峙してみないと分からないですね。

僕に試合勘がないかもしれないので、練習通り動けるのか。そこですね。ただ何もさせずに……理想は、何もさせずに倒したいです」

――剛腕勝負ですか。

「剛腕……いえ打撃、レスリング、寝技、どこでも戦えるので。なんでも大丈夫です」

――いきなりですが、勝てばベルトが見えてくる試合です。

「そうですね。そこはタイミングで」

――では、戦ってみたい大会はありますか。

「団体にこだわることはないです。とりあえず今の生活を楽しみながら、出られるときに出て行こうと思います」

――5月には闘裸男の博多大会もあります。

「そうなんです。そこに出たいと思って、練習をし始めたので。やっぱり地元では試合をしてみたいですね」

――では大宮ハント改め、レンジャーハントの意気込みをお願いします。

「まぁボチボチやろうかなと。アハハハハ。まだ、試合をしていないのでデカいことは言えないです。試合をしてから、です」


■ GLADIATOR017計量結果

<Gladiatorヘビー級選手権試合/5分3R>
[王者] 大番高明:113.3キロ
[挑戦者] カルリ・ギブレイン:105.7キロ

<バンタム級王座決定戦/5分3R>
神田T800周一:61.1キロ
福島啓太:61.2キロ

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉:61.2キロ
エダ塾長こうすけ:61.15キロ

<ライト級/5分2R>
井上啓太:70.05キロ
レンジャーハント:69.95キロ

<バンタム級/5分2R>
土肥潤:60.9キロ
清水俊一:60.95キロ

<フォークスタイル・グラップリング70キロ契約/5分2R>
フェルナンド:69.3キロ
田中智也:67.7キロ

<フォークスタイル・グラップリング73キロ契約/5分2R>
赤澤智哉:70.4キロ
ビリー・フーカー:72.35キロ

<フォークスタイル・グラップリング75キロ契約/5分2R>
森戸新士:74.25キロ
長田拓也:74.50キロ

<フライ級/5分2R>
中西テツオ:56.7キロ
久保健太:56.45キロ

<バンタム級/5分2R>
上荷大夢:61.55キロ
谷口武:60.75キロ

<ライト級/5分2R>
八木敬志:69.85キロ
後藤陽駆:69.95キロ

<バンタム級/5分2R>
佐々木陽太:60.95キロ
別所竜也:61.05キロ

<フェザー級/5分2R>
桑本征希:65.95キロ
伊賀GORI:65.55キロ

<フライ級/5分2R>
松原聖也:56.55キロ
尾崎聖太:56.55キロ

<バンタム級/5分2R>
大和:61.25キロ→61.2キロ
小川隼人:69.9キロ

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