カテゴリー
Other MMA Result Titan FC61 ダニー・サバテーロ ブログ ランドン

【Titan FC61】試合結果 ダニー・サバテーロ──バンタム級王座戴冠。イナストリラも今後に注目

【写真】ワンテイク→バックテイク→RNCというコールドウェル✖ボリッチ、ステーリング✖サンドハーゲンと同じ勝ち方をしたサバテーロ(C)TITAN FC

26日(金・現地時間)、Titan FCの活動再開第2弾=Titan FC61 「Sabatello vs Ramos」がフロリダ州マイアミのインターコンチネンタルホテル&リゾート・ビスケーンベイで開催された。

メインのTitan FCバンタム級王座決定戦ではダニー・サバテーロが最初のチャンスで、レイモンド・ラモスをRNCで切って落とし2度目の挑戦で同王座を獲得した。

セミ前では130ポンド契約マッチで、対戦相手のフィリップ・ケーラーが137ポンドと大幅体重オーバーをしたにも関わらず、クリスチャン・イナストリラが腕十字から三角絞めの見事なコンビネーションで一本勝ちを収めている。

Titan FC61 「Sabatello vs Ramos」
<Tian FCバンタム級王座決定戦/5分5R>
○ダニー・サバテーロ(米国)1R1分56秒
RNC
詳細はコチラ
×レイモンド・ラモス(米国)
<ライト級/5分3R>
○ランドン・キニョネス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ジェラバート・カスティーヨ(キューバ)
<フライ級/5分3R>
○ヴィクトー・ディアズ(ブラジル)3R
判定
×クリーブランド・マクレーン(米国)
<137.8ポンド契約/5分3R>
○クリスチャン・イナストリラ(米国)1R2分04秒
三角絞め
×フィリップ・ケーラー(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジョーイ・イシュア(米国)1R4分49秒
RNC
×ライアン・シュワルツバーグ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○コリン・ラバーツ(米国)3R
判定
×アーヴィン・ジョーンズ(米国)


カテゴリー
other MMA Report Titan FC61 ダニー・サバテーロ ブログ レイモンド・ラモス

【Titan FC62】サバテーロ、勝利の方程式に1ミリもずれなく。ラモスをRNCで下し、バンタム級王者に

<Tian FCバンタム級王座決定戦/5分5R>
ダニー・サバテーロ(米国)
Def.1R1分56秒by RNC
レイモンド・ラモス(米国)

やや遠めの距離で左右に回るサバテーロはダブルレッグ、ドライブでケージに押し込みテイクダウンに成功する。ラモスの立ち上がり際にバックを取ったサバテーロが前方に崩して、ワンフックから絞めを狙う。立ちあがって腕を捌いたラモスだが、バックを取られた状態が続く。サバテーロがケージを蹴ってグラウンドに持ち込むと、ワンフックでRNCへ。しっかりとセットしタップを奪った。

「これから?  誰でも良いよ。Titanに連絡してくれ。誰だろうが問題じゃない」とUFC行きをアピールしない──珍しいチャンピオン誕生劇となった。


カテゴリー
other MMA Report Titan FC61 ジェラバート・カスティーヨ ブログ ランドン・キニョネス・スチュワート

【Titan FC61】アダマンチムウ合金の爪を使えないウルヴァリン=カスティーヨに、キニョネスが快勝

<ライト級/5分3R>
ランドン・キニョネス(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ジェラバート・カスティーヨ(キューバ)

サウスポーのキニョネスに対し、右ミドルを蹴ったカスティーヨ。キニョネスが左ミドルを蹴り返す。ローを蹴り合った両者、キニョネスが左を伸ばす。前進に右エルボーを合わせようとしたカスティーヨ、続くキニョネスの後ろ回し蹴りとともに距離が合わない。その直後に細かいキニョネスがパンチをまとめるが、左ハイをキャッチされケージに押し込まれる。

カスティーヨがフックを放って離れると、キニョネスは左を当て、ヒザを狙う。頭を下げて前に出るカスティーヨのパンチを当たらず、キニョネスが左ミドルを蹴り込む。シングルに出たカスティーヨに対し、ケージを背にして耐えたキニョネスは離れて左ボディストレートを決める。カスティーヨも大振りの左フックを返し、右ハイを蹴っていくが圧力はキニョネスが上だ。シングルを切ってヒザ蹴り、ダーティーボクシングのキニョネスが間合いを外して左を打ち込む。劣性のカスティーヨがダブルレッグでケージに押し込んだところで初回が終わった。

2R、前足でもハイを蹴るキニョネス、カスティーヨが左ローを見せる。蹴り合いから、右を放つカスティーヨ。一瞬、間が空いたときにカスティーヨの右がヒットしキニョネスがダウン。パウンドを受けながらシングルに出て、スクランブルに持ち込んだキニョネスは、ここからダブルレッグを切られてアッパーを被弾する。さらにパンチを続けたカスティーヨだがテイクダウンに失敗すると失速、キニョネスが逆にパンチのラッシュをかける。

テイクダウン狙いを潰して、アッパーを入れるキニョネスはヒザを連続で突き上げる。両者、疲れが目立つなかエルボー、ヒザからパンチをまとめたキニョネスに対し、カスティーヨがシングルレッグへ。切ったキニョネスがエルボー、ヒザ蹴り、パンチとラッシュをかける。カスティーヨがここもシングルへ。ダブルに切り替えたカスティーヨがケージにキニョネスを押し込む。息を整えている感のあるカスティーヨの側頭部にエルボーを続けるキニョネスは、残り55秒でブレイクが掛かると右ヒザを放つ。このニーを顔面に受けマウスピースを吐き出して倒れたカスティーヨ。パウンドを入れるキニョネスだったが、シングルで組まれてタイムを迎えた。

最終回、まず左を当てたキニョネス。スピニングバックフィストは空振りにも、つづいて左を入れる。動きが完全に止まっているカスティーヨは組むタイミングを計っているか。左ハイ、左ミドル、左ストレートを止まった標的に入れるキニョネスは、左ボディストレートを2発見舞っていく。前かがみになり、テイクダウン狙いも切られたカスティーヨは動けない。左フックでマウスピースを吐き出したカスティーヨ、ブレイクが入り試合が中断する。

再開から動きを増やしたカスティーヨが左アッパーから右を見せて組みへ。自ら離れたカスティーヨがワンツー、キニョネスは左ボディから左ハイ、さらにヒザ&エルボーを纏めていく。ここもテイクダウンを狙ったカスティーヨは、切られると引き込んでガードを取る。カスティーヨのサバイブ選択に、キニョネスはガードに入り左のパンチを落とす。クレイドルで固めたキニョネスが最後にカスティーヨをリリースして後方からのパンチで試合を締めた。

結果、爪を使えないウルヴァリンがキニョネスに0-3の判定負けとなった。


カテゴリー
News other MMA Titan FC61 ジェラバート・カスティーヨ ダニー・サバテーロ ブログ ランドン・スチュワート レイモンド・ラモス

【Titan FC61】計量終了 サバテーロ✖ラモス、問題なし。ウルヴァリンはアダマンチムウの爪──キラリ

【写真】メインでバンタム級王座を賭けて戦うサバテーロとラモス(C)TITAN FC

25日(木・現地時間)、26日(金・現地時間)にフロリダ州マイアミのインターコンチネンタルホテル&リゾート・ビスケーンベイで開催されるTitan FC61 「Sabatello vs Ramos」の計量が行われた。

5月の活動再開から2大会目となる今回、計量会場は屋外だった。ステージに登壇するファイターは基本、マスクをつけず会場内のスタッフはマスク着用という状況で計量は進んだ。


セミでランドン・スチュワートと対戦するジェラバート・カスティーヨは、X-MENの人気キャラクター=ウルヴァリンのニックネームを持つ選手で、その名の通りウルヴァリンばりにアダマンチムウ合金の爪を手にして計量及び、フェイスオフを行った。

メインでタイタンFCバンタム級王座を賭けて戦うダニー・サバテーロとレイモンド・ラモスは共に規定以下の体重でパス。

ドクロのバンダナで顔を覆っていたラモスが、「お前、もうビビっているよな」とサングラス姿のサバテーロを挑発すると、寝かせると立たせない──ATTファイターは「何言ってんのか、聞こえないよ」と言い返していた。

全6試合のコンパクトな大会、フライ級から130ポンド・キャッチウェイトマッチとして発表されていたクリスチャン・イナストリラとフィリップ・ケーラーは、前者が128ポンドで、後者にいたっては137.8ポンドとバンタム級のリミットすら大幅オーバーだったが、ステアダウン後に両者は握手をして別れている。

■ Titan FC61計量結果

<Tian FCバンタム級王座決定戦/5分5R>
ダニー・サバテーロ: 134.6ポンド(61.05キロ)
レイモンド・ラモス: 133.2ポンド(60.41キロ)

<ライト級/5分3R>
ランドン・スチュワート: 154.8ポンド(70.21キロ)
ジェラバート・カスティーヨ: 155.2ポンド(70.39キロ)

<フライ級/5分3R>
ヴィクトー・ディアズ: 126ポンド(57.15キロ)
クリーブランド・マクレーン: 125.8ポンド(57.06キロ)

<130ポンド契約/5分3R>
クリスチャン・イナストリラ: 128ポンド(58.05キロ)
フィリップ・ケーラー: 137.8ポンド(62.5キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョーイ・イシュア: 146ポンド(66.22キロ)
ライアン・シュワルツバーグ: 144ポンド(65.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
コリン・ラバーツ: 170.6ポンド(77.38キロ)
アーヴィン・ジョーンズ: 170.4ポンド(77.29キロ)

カテゴリー
other MMA Preview Titan FC61 ダニー・サバテーロ ブログ レイモンド・ラモス

【Titan FC61】バンタム級王座決定戦に臨む、ダニー・サバテーロ=「寝かせると、立たせない」(岡田遼)

【写真】TitanFC再開第二弾のメインで、バンタム級のベルトに挑むサバテーロ(C)TITAN FC

26日(金・現地時間)、フロリダ州マイアミのインターコンチネンタルホテル&リゾート・ビスケーンベイで開催されるTitan FC61 「Sabatello vs Ramos」。メインは大会名にある通りダニー・サバテーロがレイモンド・ラモスを相手にタイタンFCバンタム級王座決定戦を戦う。

キャリア7勝1敗、唯一の敗北は昨年12月にアーウィン・リヴェラとタイタンFC暫定バンタム級王座決定戦で敗れたサバテーロ。その後、正規王者となったリヴェラが5月にUFC出場を果たし(ジガ・チカゼに判定負け)、返上したベルトに挑むこととなった。日本では全く無名といって過言でないサバテーロだが、修斗暫定世界バンタム級王者の岡田遼が2月から3月にかけてATTで出稽古を行った際、スパーリングで最も多く手を合わせていた選手だった。


「最初のガチスパーの時の相手が、ダニーでした」という岡田──そして「コイツ、何でこんなに強いんだっていうぐらいやられました。レスラーですが、打撃もできてバックコントロールが上手い。やることが分かってくると、五分ではやれるようになりました」とサバテーロの印象を語る。

イリノイ州シカゴ出身、インディアナ州にあるパデュー大レスリング部出身のサバテーロは岡田のいうようにカレッジ・レスリング時代から、スタンドで──いわゆる足をクロスせずにワンフック的にバックを制し、そのままロールしてクレイドルからフォールを狙うという動きを得意としていた。

フォークスタイル・レスリングでスクランブルを究めたようなサバテーロだが、MMAに転向してからはトップに拘る戦いに代わっている。柔術を融合させダブルレッグでトップ奪取、パスという流れがサバテーロのグラップリングだ。その寝技に関しては、岡田が「寝かせると立たせない」と指摘したように、しっかりと抑えて仕留めに掛る。

テイクダウン前の特徴は蹴り技が多く、遠い位置から蹴りを見せておいて、そのままレベルチェンジ、ダブルレッグという仕掛けは対戦相手に『届かない』と油断させるのに十分な距離から放たれる。

前述したようにリヴェラに喫した唯一の敗北は、サウスポーから左ミドルを効かされ、最後はボディフックを打ち抜かれたというもの。打撃のための打撃よりも、テイクダウンのために打撃の持ち主だけに、ラモスが持ち味でもあるガチャガチャしたパンチ、ヒザ蹴りを組まれる前に効かすことができるかが勝負の鍵を握ってくる。逆にいえば、それができないとラモスは、サバテーロの得意のパターンに持ち込まれる公算は決して低くない。

■ Titan FC61対戦カード

<Tian FCバンタム級王座決定戦/5分5R>
ダニー・サバテーロ(米国)
レイモンド・ラモス(米国)

<ライト級/5分3R>
ランドン・スチュワート(米国)
ジェラバート・カスティーヨ(米国)

<フライ級/5分3R>
ヴィクトー・ディアズ(ブラジル)
クリーブランド・マクレーン(米国)

<フライ級/5分3R>
クリスチャン・イナストリラ(米国)
フィリップ・ケーラー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
コリン・ラバーツ(米国)
アーヴィン・ジョーンズ(米国)

カテゴリー
News other MMA Titan FC61 ダニー・サバテーロ ブログ レイモンド・ラモス

【Titan FC61】対戦カード 再開第2弾でバンタム級王座決定戦=サバテーロ✖ラモス

【写真】メインのバンタム級王座決定戦に出場するダニー・サバテーロは5月29日の再開第1弾にも出場し、肩固めでクリス・ジョンソンを破っている(C)TITAN FC

2020年6月26日(金・現地時間)
Titan FC61 「Sabatello vs Ramos」
フロリダ州マイアミ 
インターコンチネンタルホテル&リゾート・ビスケーンベイ

■視聴方法(予定)
6月27日(土・日本時間)、午前9時~ UFC FIGHT PASS

■ 対戦カード

<Titan FCバンタム級王座決定戦/5分5R>
ダニー・サバテーロ(米国)
レイモンド・ラモス(米国)

<ライト級/5分3R>
ランドン・スチュワート(米国)
ジェラバート・カスティーヨ(米国)

<フライ級/5分3R>
ヴィクトー・ディアズ(ブラジル)
クリーブランド・マクレーン(米国)

<フライ級/5分3R>
クリスチャン・イナストリラ(米国)
フィリップ・ケーラー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
コリン・ラバーツ(米国)
アーヴィン・ジョーンズ(米国)