カテゴリー
BELLATOR Bellator295 F1 LFA MMA o ONE PANCRASE YUKI   アーロン・ピコ イリマレイ・マクファーレン オットー・ホドリゲス ジェレミー・ケネディ ジョシュ・ヒル ダニー・サバテーロ ティム・ジョンソン ディアナ・ベネット パッチー・ミックス パンクラス マーク・レミンガー ライカ リズ・カモーシェ ローマン・ファラルド 堀口恭司 手塚裕之 村山暁洋 渡辺華奈 菊入正行

堀口恭司、渡辺華奈出場の4.22『Bellator 295: Stots vs. Mix』でアーロン・ピコ vs. オットー・ホドリゲス、菊入正行 vs. アレクセイ・シュルケヴィッチ等が追加発表

Bellatorが第14代ウェルター級キングオブパンクラシスト菊入正行と契約(2022年09月15日)

Bellatorがハワイで2連戦を開催、4.21『Bellator 294』はリズ・カモーシェ vs. ディアナ・ベネット、4.22『Bellator 295』はラウフェオン・ストッツ vs. パッチー・ミックス、イリマレイ・マクファーレン vs. 渡辺華奈 etc.(2023年02月16日)

4.22『Bellator 295』で堀口恭司とレイ・ボーグが対戦(2023年03月09日)

 こちらの続報。


 Bellator MMAが4月21日と22日にハワイ州ホノルルで開催する『Bellator 294: Carmouche vs. Bennett 2』と『Bellator 295: Stots vs. Mix』の追加カードを発表。

 『Bellator 294: Carmouche vs. Bennett 2』のメインカードはリズ・カモーシェ vs. ディアナ・ベネットの女子フライ級タイトルマッチ、ティム・ジョンソン vs. サイド・ソウマのヘビー級マッチ、アーリン・ブレンカウ vs. サラ・マクマンの女子フェザー級マッチが既報でしたが、今回ダニー・サバテーロ vs. マルコス・ブレノのバンタム級マッチ、レヴァン・チョケリ vs. マイケル・ロンバルドのウェルター級マッチが追加発表されています。

 ダニー・サバテーロは昨年12月の『Bellator 289: Stots vs. Sabatello』で行われたバンタム級グランプリ準決勝でラウフェオン・ストッツに判定負けして以来の試合。現在Bellatorバンタム級ランキング5位。マルコス・ブレノは昨年8月の『Bellator 284: Gracie vs. Yamauchi』で行われたBellatorデビュー戦でジョシュ・ヒルに判定勝ちして以来の試合。

 レヴァン・チョケリは昨年11月の『Bellator 288: Nemkov vs. Anderson 2』でローマン・ファラルドに判定勝ちして以来の試合。マイケル・ロンバルドは昨年12月の『Bellator 289: Stots vs. Sabatello』でマーク・レミンガーに1R KO勝ちして以来の試合。





 そして、『Bellator 295: Stots vs. Mix』のメインカードはラウフェオン・ストッツ vs. パッチー・ミックスのバンタム級ワールドグランプリ決勝戦&暫定王座戦、イリマレイ・マクファーレン vs. 渡辺華奈の女子フライ級マッチ、堀口恭司 vs. レイ・ボーグのフライ級マッチが既報ですが、アーロン・ピコ vs. オットー・ホドリゲスのフェザー級マッチが追加発表。さらにプレリミナリーカードに菊入正行 vs. アレクセイ・シュルケヴィッチ等が発表されています。

Otto Rodrigues(Sherdog)

 アーロン・ピコは昨年10月の『Bellator 286: Pitbull vs. Borics』でジェレミー・ケネディに1R TKO負けして以来の試合。試合中に左肩を脱臼しインターバル中に入れ直して2Rに挑もうとしましたがドクターストップで終了しています。現在Bellatorフェザー級ランキング3位。オットー・ホドリゲスは現在34歳(試合時は35歳)のブラジル人でMMA戦績13勝1敗。2021年7月の『LFA 112』でカルロス・アウグスト・サントス・ダ・シウバに判定勝ちして以来の試合で今回がBellatorデビュー戦。

Masayuki Kikuiri(Sherdog)

Alexey Shurkevich(Sherdog)

 菊入正行は現在27歳で千葉県出身。MMA戦績8勝2敗1引き分け。全てパンクラスでの試合。昨年10月の『PANCRASE 324』で行われたウェルター級暫定王者決定戦で村山暁洋に判定勝ちし王座獲得。その後、手塚裕之がタイトル返上したことから正規王者になっています。昨年9月にBellatorと契約したことが確認されていましたが、この度ようやくデビュー戦です。アレクセイ・シュルケヴィッチは現在30歳のロシア人でMMA戦績13勝5敗。2021年10月の『Bellator 269: Fedor vs. Johnson』で行われたBellatorデビュー戦でグラチック・ボジンヤンに1R KO勝ちした後、昨年2月にロシアで開催された『SFC 3』でヘナート・ゴメス・ガブリエルに2R KO負けして以来の試合。続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR Bellator288 MMA MMAPLANET o レヴァン・チョクヒリ ローマン・ファラルド

【Bellator288】ローマン・ファラルド、レヴァン・チョクヒリの前にキャリア9戦目で初黒星

<ウェルター級/5分3R>
レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)
Def.3-0:29-27.29-27.29-27
ローマン・ファラルド(米国)

チョクヒリのカーフに、ワンツーからスリーとコンビを見せたファラルド。チョクヒリは組んでボディロック、大きく持ち上げてテイクダウンを奪うとバックを伺う。右足と左腕を制し、バックに回ったチョクヒリがRNCへ。足のフックはなく、ファラルドが前方に落としブルドッグチョークから頭を抜く。ファラルドはダブルレッグ狙いから離れ、間合いを取り直すと左ミドルに続くパンチの応酬でチョクヒが左フックを決める。

直後の左ハイで自らバランスを崩したチョクヒリは立ち上がって組みつくが、ファラルドが払い腰で投げてマウントを取る。左エルボーをガードの上から落とされたチョクヒリは背中を一瞬見せて即胸を合わせてトップを奪取する。ガードの中からパンチを落とすチョクヒリが強烈な鉄槌を見舞っていく。足を一本抜き、ニーシールドを潰してさらに鉄槌を重ねたチョクヒリは、ワキ腹から顔面を殴りスクランブル狙いのファラルドのバックに回り、最後はサイドで抑えて初回を終えた。

2R開始直後に右フックを決めたファラルドは、粗いパンチの交換からチョクヒリのシングルにケージに押し込まれ、払い腰狙いもボディロックテイクダウンを決められる。初回の終盤と同様に下になったファラルドはパスガードを許しサイドで抑えられてしまう。ファラルドを一方にしか動けなくしたチョクヒリが、まんまとバックを取りに行く──も、ファラルドが胸を合わせる。ハイから間合いを取ったチョクヒリは、パンチの打ち合いでは劣勢でシングルレッグへ。ハイクロッチからボディロックに移行したチョクヒリはファラルドのギロチン狙いを防ぎ、距離を取る。

直後に左フックでダウンを奪ったファラルドは、シングルレッグを切ってパンチを連打する。必死にシングル取り直したチョクヒリだが、エルボーを頭部に受けて倒しきれない。ケージを掴んで凌いだファラルドに対し、チョクヒリはボディロック狙いを切り返され、下になりヒジを被弾して時間──も、ファラルドにペナルティが与えられた。

最終回、攻勢のラウンドも1Pを失い、結果初回分のリードを許した形のファラルドは左フックを空振りするが、直後に左ショートを当てる。両者が疲れが明白ななかボディロックから投げを狙われたチョクヒリが、猫のように身を翻し着地して離れる。右をヒットしたチョクヒリに対し、ファラルドの反撃は足が前出ていない。スローモーなファラルドの左にダブルレッグを合わせたチョクヒリがテイクダウンに成功する。

残り半分、体力と共に精神力も削られた感のあるファラルドはガードで下にステイし動けない。腰を上げた左右のパンチをチョクヒリが落とす。ハーフから上体を起こすとして潰されたファルドはハーフで必死にパスを許さまいとするが、左のパンチを落とされる。ケージを背負って立ち上がろうとした試みも防がれたファラルドは下のままで時間を迎えた。

結果、ジャッジ3者とも29-27でチョクヒリを支持しファラルドは9戦目の初黒星を喫した。


The post 【Bellator288】ローマン・ファラルド、レヴァン・チョクヒリの前にキャリア9戦目で初黒星 first appeared on MMAPLANET.