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【RIZIN LANDMARK04】判定で今成正和に勝つ――方程式から少しはみ出しつつ、鈴木千裕がしっかり判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
鈴木千裕(日本)
Def.3-0
今成正和(日本)

半身に構える今成に対し、鈴木はジャブからローを蹴る。最初の今成ロールに距離を取って離れた鈴木はロー、ジャブを出してロールから座った今成の顔を蹴りに行く。下から蹴り上げの今成にローを蹴る鈴木。当然、それ以上距離を近づくことはなく今成がケージまで下がって立ち上がる。寝技と同様に、一定の距離から入ることができない鈴木だが、今成も打撃で踏み込むことはフェイクでもない。

とにかく足を触らせない鈴木は、ケージに右手をかける今成の誘いには乗らない。今成はダッシュして跳び蹴りから、ガードを取る。ここも触らせない鈴木は立ち上がった今成のローをかわし、最後の20秒でまたも今成ロールをかわし、引き込んだところでスタンプを狙った。

2R、左手を伸ばして動かない今成。鈴木は右ローを蹴る。と、前に出た今成に鈴木に右を当てる。すぐに引きこんだ今成は、足を蹴りに行くがここも鈴木はかわす。足を取りに一瞬の鈴木の動きに、顔を蹴りにいく仕草を見せた今成は下のままラウンドを終えるかと思われたが、鈴木の顔面にスタンプの際についに右足を取る。顔面にカカト蹴りを受けながら、今成は内ヒールに入る。腹ばいになり、殴られても足を離さない今成。鈴木が上を向いて胸板を蹴り続けて時間となった。

最終回、圧を掛けつつ一定以上は踏み込まない鈴木が、今成のスライディングに距離を取る。すぐに立った今成は右を被弾する距離でも仕掛けない。左インサイドローを蹴る鈴木、構えを変えた今成の前足をそのまま蹴る。今成の判定負けケースの展開が進むなか、残り2分で今成が前にゆっくりと出る。

鈴木はやはりロー。そして左ジャブを伸ばす。スライディングは足を取れない今成、左フックは空振りに。鈴木は半身の今成に左ローを続け、今成ロールを正座してから立ち上がって対処。座ったままの今成が、残り20秒で立ち上がり最後に引き込んでガードも、鈴木は殴って離れ――判定勝ちを手にした。


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【RIZIN LANDMARK04】下攻めラーラ戦へ、SARAMI「私的には名古屋で戦えることは凄く嬉しい」

【写真】「なんで対戦相手のインタビューの方が先にアップされるんですか(笑)」という一言がSARAMIから聞かれた。色々と事情があるのですが――良い精神状態が続いているようだった(C)MMAPLANET

本日6日(日)、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで開催される「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」で、SARAMIがラーラ・フォントーラと対戦する。

4月に浅倉カンナに敗れ、6月に人生初の米国修行=チーム・オーヤマでの練習を経験。UFC世界ストロー級世界王者カーラ・エスパルザにも触れた。ホーム感を大切にしつつするSARAMIは「外国人選手との対戦は吹っ切れる」と良い感じの精神状態で、下攻めフォント―ラと相対する。


――ラーラ・フォントーラ戦まであと5日(※取材は1日に行われた)、追い込みも終わったと思いますが、どのように過ごされていますか。

「何もしないで、普通に過ごしています(笑)。ジムも昨日は用事があったので行っただけで体は動かしていないです。本格的な練習は土曜日に終わっているので整体に行ったり、メンテナンスが多いですね。あとは美容室に行ったり。ここにきて体を動かすよりも、疲労を抜くことの方が重要かなって」

――では追い込み期間中に北岡悟選手がアブダビに行っていましたが、その影響はなかったですか。

「ないです。今回は北岡さんと話をして創っていますが、週に1度か2度しか一緒に練習していないので。北岡さんも自分の試合があるし、私も出稽古が多いので」

――その出稽古先とは?

「パラエストラ池袋で柔術、寝技対策ですね。北岡さんの関係で通わせてもって、林(孝宗)さんに色々とお世話になって。当日もセコンドにはいってもらいます。

あとトイカツ東中野でMMAをやってもらっています。トイカツ東中野は木曜日の夜に端(貴代)さんと藤野(恵実)さんと練習して、弥益さんや弥益さんのセコンド陣もいて。割と皆が声をかけてくれたり、温かく見守ってくれました」

――そこ、重要ですね(笑)。

「重要です、かなり。ホーム感があるので」

――そのホームとはまるで違う、米国での練習。チーム・オーヤマに行ってきました。なぜ、このタイミングで米国での練習だったのでしょうか。

「4月のRIZINのあと、トーナメントに出るつもりだったので『このままじゃヤバいな』と。もともとスポンサーさんの関係で海外で練習させてもらえることになっていて。『今行かないと、もう行くこともない』と思い……6月から7月にかけて1カ月ほど行ってきました。行く前にはトーナメントに出られないことは分かったのですが、それほどトーナメントにこだわっていなくて。

それよりも1試合、1試合を大切に戦っていこうという気持ちだったので、『出られなくても仕方ないかな』って思ってました」

――では気持ちを切り替えて、米国に向かうことが出来たのですね。アーバインではファイターズハウスに寝泊まりしていたのですか。

「いえ、女の子1人は泊まれないということだったので(笑)」

――確かに(笑)。ではチーム・オーヤマの練習はいかがでしたか。

「言葉が通じなくて大変でしたけど、練習は凄く良かったです。女子選手が絶対に2人はいて。UFC世界女子ストロー級王者のカーラ・エスパルザはオフなのか、あまりジムに来なくて。来た時もコンバテ・グローバルに出る選手やLFAに出ている選手の手伝いをしていました。

それでも打撃のクラスで同じ場にいたのと、一度グラップリングのスパーをさせてもらいました。子供みたいに扱われていましたね(笑)。何もできなかったです。抑えても、普通に起こされて。力が強いとか、凄い勢いがあるとかでなく、普通にやってコロンみたいな感じでした。『強いんだな』って思いました」

――LFAやコンバテに出ている選手との練習では、どのような手ごたえがありましたか。

「う~ん……やっぱり強かったですけど、階級差もあるので自分がメチャクチャ弱いとは思わなかったですね。ただ技術がちゃんとしていました。私はコーチの言っていることができなくて大変でしたけど、皆はしっかりとできるので」

――言葉が通じず、技術的に分からない。病みそうにならなかったですか。SARAMI選手は気分の人という風に感じているので。そういう時は厳しかったのではないかと。

「でも皆が頑張って説明しようとしてくれて、日本より全然褒めてくれるし(笑)。日本だとシュンとなっちゃうけど、言葉が通じていない分大丈夫でした(笑)。なんと言っても、教えてくれようとしてくれるので……皆、温かったです」

――土日などは、どのように過ごしていたのでしょうか。

「日曜日は休みですけど、土曜日が一番きつかったです。あの太陽の下でラントレをして、ジムに戻って打撃スパー、MMAスパー、ドリルをやって終わり。もう走り終わった時に私はチーンとなっていました。で、日曜日はスーパーでウロウロするような感じで。

でもホームシックもなかったです。あの1カ月で、打ち込みの大切さを再確認しました。打ち込みって大事だと痛感しました」

――そこは日本に持ち帰ることができましたか。

「自分がやるパターンは、ですね。普通にジムの打ち込みの時間にやって。ただ他の人と共有したりとかできないのが、私なんです(笑)。皆で一緒にやろうよ――とかできないんですよ。それもあって米国のように充実した練習はできなくて、北岡さんとも結構ケンカしたりしましたよ(笑)」

――そこも安定路線です(笑)。

「本当ですか(笑)。良かったです。『俺じゃ、それは無理だから。他に行けば。他でやって。ここは俺のジムだから』って(笑)」

――アハハハハハ。帰国後、7月と9月、そして10月と試合はありませんでした。

「10月の福岡でラーラという話は頂いたのですが、セコンド陣がいなくて無理で。それに11月に名古屋であるって聞いて、『なら名古屋で試合がしたいです』と伝えました」

――名古屋とSARAMI選手、何かつながりがあったのですか。

「富山が近い……近いというか、富山のアマチュアは名古屋で試合をすることが多いんです。だからホーム感があって。私的には名古屋で戦えることは凄く嬉しいんです。柔術も愛知県で試合をしているし。知り合いが住んでいるとか、名古屋で暮らしたことがあるってことじゃないのに、私のルーツがあるような。それとやっぱり(SARAMIが所属していた)クラブ・バーバリアンの福本(吉記)代表と公武堂とDEEPってつながりが強かったので。だから名古屋はホーム感があります」

――なんだか、良い話です。そんな名古屋で戦うラーラ・フォントーラの印象を教えてください。

「下から三角マンですよね。そこから腕十字でしか、勝っていない。今時、ないですよね。チーム・オーヤマで結構ケージレスリングとかやったんですけど、まぁ関係ないです(笑)」

――同時にMMAです。付き合わなくても構わない。

「ハイ。それです。そのための柔術の練習です。付き合わずに、強さを出せるか」

――付き合わないのも根性がいります。我を通す自信はありますか。

「1Rを凌げば、こっちの勝ちだと思います。向こうは少しでも早く、一本で終わらせたいはずです」

――対してSARAMI選手は1Rにたくさん汗をかいて凌ぐと。

「ハイ(笑)。その通りです」

――長い手足、身長差も相当ありますし、嫌な相手ではあるかと。

「う~ん、でもそんなに緊張もしていないし。なんか私、対外国人選手だと開きなおってできるんです」

――もともと自分が初めてSARAMI選手の試合を見たのが、ROAD FCのソン・ガヨン戦でした。

「そうそう、ああいう感じで戦いたいんです。普通にMMAで戦って、殴ってっていう感じですね」

――先日、イズムの練習を見させてもらった時に11月27日に修斗で戦う澤田千優選手、そして11月23日にDEEP JEWELSでデビューを控えた万智選手が出稽古にやってきていました。練習仲間として若い世代の台頭、どのように捉えていますか。

「ちょっと焦ります。あの子たちと練習をすると。強いし、このままじゃマズいって思います。あの2人はすぐに私のところまできて、越えていっちゃうと思います。だから刺激になります」

――若い選手を脅威に感じるなか、ラーラ戦への意気込みをお願いします。

「もう殴って勝ちますよって感じですかね。絶対に私のパンチが当たったら、向うはピヨると思うので。そこで勝負をしていかないと――とは思っています」

――良い感じで吹っ切れているようですね。

「そうですね。修斗に出た時点で、結構振り切れていました。でも4月に躓いたので、もう1回自分の思い通りにやれば良いかなって思っています」

■視聴方法(予定)
11月6日(日)
午後2時~RIZIN STREAM PASS. ABEMA, U-NEXT, RIZINIVE. Exciting RIZIN, dTV, Streaming+,Paravi, SPOOX,スカパー!

■RIZN LANDMARK04計量結果

<70キロ契約/5分3R>
弥益ドミネーター聡志:69.3キロ
平本蓮:69.85キロ

<フェザー級/5分3R>
今成正和:65.45キロ
鈴木千裕:65.95キロ

<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.0キロ
倉本一真:60.8キロ

<ヘビー級/5分3R>
ミノワマンZ:89.95キロ
侍マーク・ハント:117.65キロ

<無差別級/5分3R>
カルリ・ギブレイン:110.45キロ
貴賢神:119.75キロ

<49キロ契約/5分3R>
SARAMI:48.8キロ
ラーラ・フォントーラ:48.65キロ

<フライ級/5分3R>
中村優作:56.95キロ
征矢貴:56.8キロ

<フェザー級/5分3R>
青井人:65.55キロ
鈴木博昭:65.9キロ

<バンタム級/5分3R>
アラン“ヒロ”ヤマニハ:60.85キロ
河村泰博:60.6キロ

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング:61.0キロ
ヤン・ジヨン:60.95キロ

<フェザー級/5分3R>
奥田啓介:65.75キロ
久保優太:66.0キロ

<バンタム級/5分3R>
日比野“エビ中”純也:60.65キロ
吉田陸:60.65キロ

<フライ級/5分3R>
久保健太:56.85キロ
秀義:57.0キロ

<キック53キロ契約/3分3R>
佐藤執斗:52.9キロ
KAZUNORI:52.95キロ

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【RIZIN LANDMARK04】計量終了。平本蓮は計量後に通常稽古、「後ろを使う」と「下がる」の違い

【写真】計量終了から1時間後、平本の姿がstArt Japan MMA&BJJで見られた (C)MMAPLANET

6日(日)、名古屋市中区のドルフィンズ・アリーナで開催されるRIZIN LANDMARK04の計量が、同地の名古屋東急ホテルで行われた。

オープニングファイト3試合を含む全14試合、28選手の全選手が計量をクリアしている。

午後2時15分から行われたセレモニアル計量。その締めで70キロ契約で戦う弥益ドミネーター聡志と平本蓮が登壇し、前者が69.3キロ、後者が69.85キロという体重だったが、体が大きく見え――かつ、絞った感があったのは弥益の方だった。

フェイスオフ後、平本は両手を添えて弥益と握手した

その弥益、平本が「明日は俺が絶対勝ちます。皆さん、ドミネーター選手の応援をよろしくお願いします」と淡々と話したのに対し、「もう色々ありましたけど、飾りつけはもうこれ以上いらないでしょ。明日のケージの中で見届けてください」と疲れた空気感を醸し出す。

今大会のメインに関して、正式発表がなされた以上のやり取りが存在したであろうことが、弥益の表情や言葉の端々から感じられた。一方、「減量は全くない」と言う平本は、計量終了の1時間後には実弟の丈を伴い、stArt JAPAN MMA&BJJで打撃の師である剛毅會空手の岩﨑達也氏、組み技の指導者・赤沢幸典と合流していた。


減量がない分、休息とリカバリーもない平本は計量後もミット打ちやケージ際での組みなどの確認を普段通りのメニューで1時間に渡り行い、日沖が場所を提供したというのが今回のstArt訪問だ。

平本のシャドーの向こうで日沖がGSP譲りのコーディネーション・トレを黙々と行う。バック宙の高さに驚かされた、この後、赤沢がGSPに電話をかけ両者が約10年ぶりに会話をした

「先生との練習は、練習でも試合のような空気がある」という平本。パンチを打つ際のヒジの伸び方から、拳の置き方、そして足さばきの際の頭の位置など、試合前日であってもダメ出しのオンパレードで、まさに日々の稽古が繰り返されていた。

とはいえ、武術に頼らないで、その断りを使いMMAで勝つための打撃を2カ月の稽古期間で習得させるのは簡単ではない。というよりも不可能だ。その動きに適応させようとすることで、平本が本来持つ良さをスポイルする面を感じていた赤沢がその点を岩﨑に尋ね、答えを導き出すというコーチ陣の横のつながりも見られた。

実際、平本は後ろを使う――という武術的思考と、下がるという可視化できる現象の差を埋めつつある。組まさない志向での戦いのなかで組まれたときの対処など、「足」という限定的な表現で彼が言い表した負傷の影響と、超短期間での追い込み=思考の変化が如何に明日のケージが見られるのか。

1時間の稽古を終えた平本は、日沖に感謝の言葉を伝えstArt Japanを後にした。チーム平本蓮、最後の稽古は会場入りしてから行われるそうだ。

■視聴方法(予定)
11月6日(日)
午後2時~RIZIN STREAM PASS. ABEMA, U-NEXT, RIZINIVE. Exciting RIZIN, dTV, Streaming+,Paravi, SPOOX,スカパー!

■RIZN LANDMARK04計量結果

<70キロ契約/5分3R>
弥益ドミネーター聡志:69.3キロ
平本蓮:69.85キロ

<フェザー級/5分3R>
今成正和:65.45キロ
鈴木千裕:65.95キロ

<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:61.0キロ
倉本一真:60.8キロ

<ヘビー級/5分3R>
ミノワマンZ:89.95キロ
侍マーク・ハント:117.65キロ

<無差別級/5分3R>
カルリ・ギブレイン:110.45キロ
貴賢神:119.75キロ

<49キロ契約/5分3R>
SARAMI:48.8キロ
ラーラ・フォントーラ:48.65キロ

<フライ級/5分3R>
中村優作:56.95キロ
征矢貴:56.8キロ

<フェザー級/5分3R>
青井人:65.55キロ
鈴木博昭:65.9キロ

<バンタム級/5分3R>
アラン“ヒロ”ヤマニハ:60.85キロ
河村泰博:60.6キロ

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング:61.0キロ
ヤン・ジヨン:60.95キロ

<フェザー級/5分3R>
奥田啓介:65.75キロ
久保優太:66.0キロ

<バンタム級/5分3R>
日比野“エビ中”純也:60.65キロ
吉田陸:60.65キロ

<フライ級/5分3R>
久保健太:56.85キロ
秀義:57.0キロ

<キック53キロ契約/3分3R>
佐藤執斗:52.9キロ
KAZUNORI:52.95キロ

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【RIZIN】貴賢神、ギブレインの威嚇に動じずカメラマンが驚く展開に 無差別級対決で固い握手交わす 『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』公開計量

あす6日に行われる格闘技イベント『ANGEL CHAMPAGNE presents RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』(ドルフィンズアリーナ)の前日公開計量が5日、名古屋市内で行われた。

6日に行われた格闘技イベント『ANGEL CHAMPAGNE presents RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』(ドルフィンズアリーナ)の試合後インタビューに出場選手たちが応じた。

●対戦カード(対戦順)
【OPファイト】佐藤執斗 VS KAZUNORI(53キロ契約)
【OPファイト】久保健太 VS 秀義(57キロ契約)
【OPファイト】日比野“エビ中”純也 VS 吉田陸(61キロ契約)
第1試合 奥田啓介VS 久保優太(66キロ契約)
第2試合 魚井フルスイング VS ヤン・ジヨン(61キロ契約)
第3試合 アラン“ヒロ”ヤマニハ VS 川村泰博(61キロ契約)
第4試合 青井人 VS 鈴木博昭(66キロ契約)
第5試合 中村優作 VS 征矢貴(57キロ契約)
第6試合 SARAMI VS ラーラ・フォントーラ(49キロ契約)
第7試合 カルリ・ギブレイン VS 貴賢神(無差別級)
第8試合 ミノワマンZ VS 侍マーク・ハント(120キロ契約)
第9試合 元谷友貴 VS 倉本一真(61キロ契約)
第10試合 今成正和 VS 鈴木千裕(66キロ契約)
第11試合 弥益ドミネーター聡志 VS 平本蓮(70キロ契約)

◆『ANGEL CHAMPAGNE presents RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』
日時:11月6日(日) 後0:30開場/後2:00開始(予定)
会場:ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
チケット:発売中
PPV:ABEMA、RIZIN STREAM PASS ほか

◆RIZIN FF オフィシャルサイト:https://jp.rizinff.com/

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RIZIN LANDMARK4:オッズ/予想と展望

オープニングマッチは割愛。

奥田啓介 3.40
久保優太 1.33

MMA未勝利対決。申し合わせで物議を醸したシバター戦以来、10ヶ月ぶり久保。久保がどれだけ練習しているのか不明だが、奥田は練習していなさそうなので久保KO勝ち。

魚井フルスイング 3.00
ヤン・ジヨン 1.38

7月の沖縄大会で朝倉海戦が組まれていて、朝倉海欠場で代役昇侍を圧倒したジヨン。ここ3年で獅庵にしか勝ってない魚井では厳しいだろう。オッズはもっと大差でいいと思う。

ジヨン判定勝ち。

アラン“ヒロ”ヤマニハ 1.47
河村泰博 2.75

パンクラスでランカーだったヤマニハとランキング未満の河村。その後NEXUSで王者になったが、特に変わったようには見受けられない。

ヤマニハKO勝ち。

青井人 1.71
鈴木博昭 2.10

弱冠二十歳の5年前、修斗で連勝を続けていたホープだった青井だが、今は中堅クラスに勝ったり負けたりするレベルで落ち着いている。鈴木は実質ノーカンの奥田戦と、打ち合ってくれた昇侍戦で勝利したが、MMAキャリア1年で劇的に成長する年齢でもないので青井相手は厳しいだろう。オッズはもっと大差でいい。

青井一本勝ち。

中村優作 2.75
征矢貴 1.47

中村はチーム・アルファメール・ジャパンとしてUFCを目指していた当初は連勝していたが、ライリー・ドゥトロにKO負けしてからは2勝5敗で、現在3連敗中。36歳でこれは厳しい。最近は打撃の技術で上回っても、打たれ弱さでKO負けする試合が増えてきている。

征矢はRIZIN3連続フィニッシュ勝利中だが、相手はすべて階級下の体重ハンデ戦。とはいえ、今の中村相手なら勝ちは動かないか。

征矢一本勝ち。

SARAMI 5.00
ラーラ・フォントーラ 1.18

急に大差のオッズ。単純に戦績だけで見ているのかもしれないが、SARAMIはレコードでは黒星が多いものの実力者。むしろフォントーラの実力が不明。伊澤戦では下攻めの強さは見せたが、それ以外の能力がわかるまえに終わってしまった。初見だったらフォントーラが極めて勝ったと思うが、下攻めが警戒されていたらそうそう極まるものではない。スタンドで互角に撃ち合える力があるかどうか。

フォントーラ判定勝ち予想だが、賭けるならSARAMIにベットする価値がある。

カルリ・ギブレイン 1.45
貴賢神 2.80

オッズはもっと大差でいい。双子の兄・スダリオは、デビュー当初は3分3Rで相手もMMA素人だったり体格差があったりする選手と組まれていたのに、貴賢神は初戦で当時RIZIN日本人最強のシュレック、今回はGLADIATOR王者のギブレイン。外見が似ているスダリオがMMAに対応できているから、貴賢神もできると思われていないか。見る側も、スダリオと比較して足りない部分が目についてしまう。今回は120kg契約だったのが無差別級に。ギブレインは110kgないので、貴賢神が落とせなかったのだろう。練習量にも疑問が残る。

ギブレイン1RKO勝ち。

ミノワマンZ 3.10
マーク・ハント 1.37

両者とも地元岐阜のジモティマッチだが、前座でいいのでは。ミノワマンはもう7、8年くらい、勝っても負けても動けていないし、積極性も感じられない。いつものように、足関の一発以外勝ち目がない。

ハントKO勝ち。

元谷友貴 1.41
倉本一真 2.95

この試合がセミでいいのでは。元谷はRIZINバンタム級GPでは瀧澤に不覚を取ったが、そこから3連勝。しかしすべて判定で、勝ってもインパクトを残せていないため、また下の選手との対戦に。

倉本は2月のTRIGGER2ndでは加藤に圧勝して、ケージでの強さが評価されたが、ケージorリング以前にそもそもが格下相手の試合。その前にはヤマニハに完敗している。

序盤は倉本優勢でも、次第に元谷ペースになり、元谷判定勝ち。

今成正和 2.80
鈴木千裕 1.45

RIZINでの過去2戦はバンタムの今成だが、今回はフェザー。まああまりコンタクトしないスタイルなので、そこまで体重差は影響しないか。今成はグラウンドに持ち込む方法が引き込みしかないので、相手にとっては距離を取って対処すればローリスクで勝ちが狙える。逆にパウンドなどでグラウンドに付き合うと極められる危険が非常に高い。結果として、グラウンドをやりたい今成と、スタンドで戦いたい相手とで噛み合わない試合になりがち。

しかし、急遽出場鈴木は「一本取られるか、KOするか」と言っていて、その言葉を信じるなら、リスクを恐れず勝負に行く模様。サッカーボールキック等、一発入ればKOできるかもしれないが、それをキャッチされると足を極められる。直前の試合決定のため、足関から逃げる練習をする時間も十分なかったはず。試合はスリリングになるかもしれないが、リスキーと言わざるをえない。

この試合だけオッズとは逆で今成一本勝ち予想。

弥益ドミネーター聡志 1.33
平本蓮 3.40

結果として、並んだカードを見たら、この試合以外にメインを任せられるカードがなく、怪我を押して出場させるのもやむなしかもしれない。もともとのマッチメイクに勝負論を感じていなかったが、怪我で3週間練習できていなかったのなら、平本が勝つとしたら出会い頭の打撃でのKOしかない。オッズはもっと大差でいい。

ドミネーター一本勝ち。

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【RIZIN LANDMARK04】リスタート=SARAMI戦、ラーラ・フォントーラ「GSPのように戦う」

【写真】過去映像はほぼガードから攻め。激しく打撃で打ち合うこともあったが、果たしてSARAMIとどのように戦うのか──長旅の疲れも見せないラーラに尋ねた(C)MMAPLANET

6日(日)、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで開催される「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」で、SARAMIと戦うラーラ・フォントーラ。
Text by Shojiro Kameike

7月の初来日では女王=伊澤星花を引き込みから三角絞めに捕えるも、上体を突っ込まれ腰が上がるという厳しい姿勢になり、腕十字に移行できなかった。結果はパス狙いの伊澤のギロチンに敗れたフォントーラだったが、そのしなやかな肢体から繰り出される柔術は紛れもなく本物だった。

3カ月半という短いスパンで、SARAMIとの一戦が実現するのも関係者からの評価が高いが故。とはいえ2連敗すると、もう地球の裏側から日出ことは難しい。ラストチャンスともいえる修斗世界王者との対戦を前に、フォントーラをインタビューした。


――今回、日本に到着したのは?

「昨日よ(※取材は11月4日に行われた)」

──私もブラジルを訪ねたことがありますが、長旅は本当に体にきついです。今の体調はいかがですか。

「ブラジルと日本はとても遠いから、もちろん疲れるわ。でも私は旅をすることが大好きなので、あまり気にしていないの。試合に集中していて、早く戦いたいという気持ちの方が強いわね」

──ブラジリアのコンストリクター・チーム所属と紹介されることが多いですが、つまりはアタイジ・ジュニオールに師事をしているということですか。

「コンストリクター・チームは私の夫(ジェジマール・ニンジャ・ヴェントゥーラ)が所属しているチームで。私は彼の指導を受けているの。彼はアタイジ・ジュニオールの下で柔術を習い、今もプロのMMAファイターとして戦っているわ(※12勝5敗)」

──ではハニ・ヤヒーラやエリッキ・シウバたちと練習したことがあったのですか。

「えぇ。一緒に練習──スパーリングをしたこともあるし、皆知り合いね」

──おお、その話を伺うとさらに試合が楽しみになります。ところで前回の伊澤星花戦では、三角を逃げられました。あの時はロープ際で三角を仕掛けていましたが、リングということで戸惑いはなかったですか。

「いつもオクタゴンで戦ってきたから、あの試合は少し戸惑ってしまって……。ケージを蹴って態勢を整えたりできなくて」

──今回はケージですね。

「ケージで練習しているので、ケージの方が自信を持って戦えるわ」

──正直ラーラのように徹底して下で戦う選手は、MMAではあまりいないです。柔術の時も、下が好きなのですか。

「上も下も好きよ。とにかく今回の試合は冷静に戦いたい。冷静でいられれば打撃戦もできるし、寝技で戦うこともできる。GSPのような試合がしたいわ」

──GSPですか、ならテイクダウンをして削ってパス、そんな戦い方をすると? GSPの下は余り想像できません。

「う~ん、前の試合は打撃を出せなかったので、今回の試合では打撃を使ってからグラウンドに持ちもこうと思っているの。そうね──とにかくスマートに戦って、ドミネイトするわ。ボトムだけでなく、トップからも攻めるし、打撃も使って戦おうと思う。私が持っている全てを見せるわ」

──ではSARAMI選手の印象を教えてください。

「とても良い選手ね。でも私の方が強い。自分を信じて、必ずRIZINのチャンピオンになるから」

──GP決勝を残すなか、再来日を果たしました。そのためにも本当に大切な試合になります。

「今はこの試合に100パーセント集中して、将来的にチャンピオンになるから」

──では最後にファンに一言お願いします。

「日曜日は打撃で打ち合い、寝技を支配するよう戦うわ」

■視聴方法(予定)
11月6日(日)
午後2時~RIZIN STREAM PASS. ABEMA, U-NEXT, RIZINIVE. Exciting RIZIN, dTV, Streaming+,Paravi, SPOOX,スカパー!

■ RIZIN LANDMARK04対戦カード

<70キロ契約/5分3R>
弥益ドミネーター聡志(日本)
平本蓮(日本)

<フェザー級/5分3R>
今成正和(日本)
鈴木千裕(日本)

<バンタム級/5分3R>
元谷友貴(日本)
倉本一真(日本)

<ヘビー級/5分3R>
ミノワマンZ(日本)
侍マーク・ハント(日本)

<無差別級/5分3R>
カルリ・ギブレイン(ブラジル)
貴賢神(日本)

<49キロ契約/5分3R>
SARAMI(日本)
ラーラ・フォントーラ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
中村優作(米国)
征矢貴(日本)

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
鈴木博昭(日本)

<バンタム級/5分3R>
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)
河村泰博(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
ヤン・ジヨン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
奥田啓介(日本)
久保優太(日本)

<バンタム級/5分3R>
日比野“エビ中”純也(日本)
吉田陸(日本)

<フライ級/5分3R>
久保健太(日本)
秀義(日本)

<キック53キロ契約/3分3R>
佐藤執斗(日本)
KAZUNORI(日本)

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【RIZIN LANDMARK04】今成正和戦へ。鈴木千裕─02─「僕の実力が一つひとつ証明されていく」

【写真】山口会長の言う「最強を目指す」。格闘家としての魅力は、何よりもそこが一番。他は副産物(C)GENKI YAMAGUCHI

6日(日)、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで開催される「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」で今成正和と対戦する鈴木千裕のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kamaike

MMAとキックボクシングの二刀流で戦う鈴木は、RIZIN初戦こそ落としたものの、以降は3連勝中だ。MMAファイターとしての成長の陰には、所属するクロスポイントのMMA強化もあったという。鈴木と山口元気代表が語る、クロスポイントのMMA天下取りとは。

<鈴木千裕インタビューPart.01はコチラから>


――格闘技界を盛り上げるための二刀流ということですね。

「あとは技術的なことを考えても、MMAの中にもキックボクシングの要素があるじゃないですか。MMAを戦うために打撃の練習もしますよね。パンチも蹴りも、ヒザもヒジもある。それってキックボクシングですし、MMAで強くなるためにキックボクシングが必要になります。だから僕の中では、MMA一本にする必要がないんですよ。普段からキックボクシングの練習をしているので、それがキックボクシングを辞める理由にはならなくて」

――KNOCKOUT王者となり、2021年9月の昇侍戦からMMAに復帰しましたが、その昇侍戦は1R20秒でKO負けとなりました。この敗戦で自分の気持ちが変わることはなかったですか。

「あの試合はもう、何の言い訳もないです。KOされたことは事実なので。あの敗戦をバネにして、もう一度ゼロからMMAで強くなりたいっていう気持ちが強くなりました。むしろ、浮かれていた自分の気持ちを正すことができました」

――浮かれていた、というのは……。

「オレはRIZINに出るんだぜ、オレって強いんだぜ、っていう気持ちがなかったわけではないです。そんな気持ちはないって自分自身には言い聞かせていましたけど、やっぱり心のどこかには、その気持ちがあったんですよね。そんな自分を吹っ飛ばしてくれた試合でした。負けたし、良い経験だったと言いたくないです。でもあの負けがあったから今の自分がある、そう思っています」

――MMAを再開するうえで、何か新しく始めたり取り入れたものはありますか。

「キックボクシングの練習自体は変わっていなくて、そこにMMAや柔術、レスリングの練習を加えたという感じです。昼にキックボクシングの練習があって、午前中や夜に他の練習を加えています」

――昇侍戦以降、MMAはRIZINで3連勝しています。そこで練習したことは出せていると感じますか。

「チームとして固まってきたなと思います。柔術やMMAの練習はパラエストラ八王子でもやらせてもらっていて、山口会長も含めてチーム全体が僕の強い部分、良い部分を理解してくれている、というのは感じますね。この1年でようやく、チームとしての土台ができてきました」

――今のご自身の肩書は、MMAファイターなのかキックボクサーなのか。あるいは、その両方なのでしょうか。

「うーん、難しいですね。自分でもよく分かっていないです(苦笑)。考えたことがなかったんですけど、まず全部できればカッコイイと思っています」

――では、格闘家として目指しているものは何ですか。

「それは、クロスポイントというジムを体現する選手になることです。クロスポイントにはキックボクシングもあり、柔術もあり、MMAもあります。ただ、キックボクシングのチャンピオンが多いなかで、僕がMMAのチャンピオンにもなると、クロスポイント=鈴木千裕となるじゃないですか。鈴木は寝技が強い、だからクロスポイントに入ろう。鈴木はキックのチャンピオンだから、クロスポイントに通おう。そうやってクロスポイントの象徴になることが目標ですね」

――その言葉を聞いて……もう10年ほど前になりますが、山口会長が「キックボクシング人気を取り戻すためには、キックボクサーがUFCで勝つしかない」と仰っていたことを思い出しました。

山口 なぜ僕がキックボクシングをやったかというと、ゴン格も格通も当時は「最強の格闘技はムエタイ」っていう扱いだったじゃないですか。極真がムエタイに挑戦したり、大道塾の長田(賢一)さんがラクチャートとやって負けちゃったりして。あの頃は MMA と言うもの自体がほぼなくて、シューティング(修斗)が出来たか出来ないかの頃でしたね。そんな中やはり、ムエタイが最強だ!と僕も思って始めたんですよね。でも今は MMA も確立されて、僕はMMA の中で生き残るもの、使える技術がホンモノの技術だと思っているんですよ。だから格闘技ジムとして、MMA で結果を残さないといけないと考えています。

だからジムとしては、最終的にMMA でトップ選手を排出することが目標です。ただ、やはり今はそのノウハウがないので、周りの方の力を借りて選手育成をして、その子達が育った時に今のキック部門の様に、MMAのプロ練が出来る様に整えて行く事を考えています。

千裕は高校生の時にクロスポイントへ入ってきて、キックボクシングもやって MMA のクラスにも出ていました。ジムとしては、千裕がクロスポイントの MMA 第一世代であり、今後こういう選手が増えていくと思いますよ。まぁ……どうやったら MMA で強くなるのか。まだ千裕と一緒に手探りでやっている状態で はありますけどね。

そういえば、たまたま今日は日大レスリング部の元キャプテンで、現在はサモアのナショナルチームでコーチをやっている赤澤岳先生が、特別にクロスポイントでレスリングクラスをやってくれるんですよ。今回は特別クラスですが、今後は定期的にレスリングのコーチに来てもらおうと話しています。MMA に限らず、格闘技で強くなるためにはキックのプロ選手もレスリングを経験して方がいいと考えているのと、子供の頃からレスレングをやらせたいなと思っています。

――ジムとしても MMA で戦うための態勢が整ってきているわけですね。

山口 もちろん千裕が MMA でも活躍できるのは、彼自身の体の強さもありますよ。

受け手の立ち位置。そんなところも、気にするとMMAはより楽しいです

――確かに鈴木選手はキックボクシングでもMMAでも、体がブレないしパンチに体重が乗る強さがあります。それは鈴木選手がもともと持っていたものなのか、あるいは鍛えてきたものなのか……。

「両方じゃないですかね。パンチ力については、もともと持っているものがあったと思うんです。ただ、自分は身体能力が高いかどうか、それは分かっていませんでした。特に足が速いわけでもないし、ジャンプ力が高いとかズバ抜けたものもなくて。だからこそ、巻き藁にストレートを何十本、何百本と打ち込むような練習を繰り返していました。最初から最後まで、ひたすらワンツーをサンドバッグに打ち込んだりとか。それこそ右の拳がボロボロになるまで……。大人になるにつれて、そういう練習が生きてきていると思います」

――大人になるにつれて……!? ずっと最近の練習かと思って聞いていましたが、その練習を子供の頃にやっていたのですか。

「はい(笑)。空手の道場でやっていました。当時は泣きながら練習していたんですよ。中学生の時、僕がプロになりたいと言ったら、道場の先生にケチョンケチョンにやられて……。相撲で投げ飛ばされて『立て! 泣くんじゃない、プロは甘くないぞ!!』と。そういう練習を3年ぐらいやっていました。そうやって、プロになりたいっていう僕に、本気で向き合ってくれた先生がいました。あとは鈴木洋平さんとのレスリング練習もそうでした。

その練習があったうえで、成長するにつれて外国人特有の体の強さがあったりとか(鈴木はペルーと日本のミックスルーツ)。僕は天才でも何でもないです。そうやって練習してきて、たまたま格闘技に向いている体の強さが重なってきただけで」

――次は今成選手と、どう戦いますか。

「強いし、やりにいくい相手ですよね。でも同じ人間だから、必ず弱点はあります。どちらが先に相手の弱点を見つけて、そこを突けるか。僕が試合の中でそれを見落とさず、突くことができれば僕が勝ちます。

面白いファイターだから楽しみです。こういう相手に勝つことができれば、僕の実力が一つひとつ証明されていく。強い相手に勝ってこそ得られるものがあります。僕は、そうやって得られるものが大好きで。それが格闘技をやっている醍醐味ですから」

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【RIZIN LANDMARK04】緊急出場、今成正和戦へ。鈴木千裕─01─「格闘技のために腹を括っているので」

【写真】昨日の会見を終えて、車で移動中にリモート取材に応じてくれた鈴木(C)SHOJIRO KAMEIKE

6日(日)、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで開催される「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」で、鈴木千裕が今成正和と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

今成と対戦予定であった摩嶋一整が負傷欠場となり、鈴木千裕が代役として出場することが、1日(火)の記者会見で発表された。このスクランブル発進を、鈴木はどう受け止めているのか。会見直後の鈴木が、今回の試合とMMA観について語ってくれた。


――今回はスクランブル発進となりました。試合のオファーが来たのは、いつ頃だったのでしょうか。

「2週間ぐらい前だったと思います。試合まで10日あるから、体をつくることはできるんじゃないか。山口会長とそういう話をしました。オファーを頂いた日に復帰していたので」

――復帰、というのは……。

「怪我から復帰して練習を再開した日ですね」

――えっ!? ずっと怪我で練習していなかったのですか。

「カーフ(ふくらはぎ)と手の怪我があって、練習はできていませんでした。練習を再開する時点では、大晦日の出場を目指していて」

――その状態でスクランブル発進のオファーが来て、受けたわけですか。

「はい。オファーが来た、やっちゃおうか、っていう感じでしたね。自分はファイターでいる以上、常に戦える状態でないといけないと思っています。今回の怪我っていうのも、骨が折れているわけではなかったので。ちゃんと普段から練習しているので、すぐに体も戻るっていう自信がありました」

――ふくらはぎと手の怪我というのは、前回の萩原京平戦(今年9月、RNCで一本勝ち)で負ったものだったのでしょうか。

「ここ2試合ですね。平本蓮戦(今年3月に判定勝ち)で手を負傷して、次の試合(萩原戦)でカーフを負傷しました。だからパンチは打てないし、走ることもできていなかったです。ごはんを食べて治療して――という毎日でした」

――練習の再開と直前オファーが同時となり、練習は体を動かす程度から始めるのでしょうか。それとも試合用の練習から始めたのですか。

「いきなり追い込みです(笑)。めっちゃシンドイですよ。スタミナも落ちていましたから。でも僕は、格闘技のために腹を括っているので。つらくても我慢できますし、1週間あれば感覚が戻ってくることは分かっていたので」

――試合まであと4日、現在は何パーセントまで戻ってきていますか。

「前回の試合よりは高いですよ。100パーセントとまではいかないですけど、マックスの少し手前ぐらいです。前回は拳を使うことができなかったんですけど、今は怪我もないし、練習できていて、気持ちも出来上がっていますから。今日と明日の練習で、100パーセントまで持っていきます」

――なるほど。しかしケガから復帰した時点で届いた試合直前のオファーで、今成選手というビッグネームの対戦です。そこでオファーを受けることに躊躇はなかったのでしょうか。

「全くないです。むしろ強い選手なので燃えました。弱い選手と対戦しても仕方ない。強い選手と試合ができるのは、素直に嬉しいし、ベテラン選手を超えてやろうと思っています」

――この今成戦から大晦日まで2カ月弱、試合間隔は短くなります。

「いや、今は大晦日のことは考えていないです。先のことは見ていないですね。目の前にいる今成選手に僕の100パーセントをぶつけて、そこからまた戦えるようであれば大晦日も出たいです。でも今はそこまで考えていません」

――分かりました。鈴木選手にインタビューさせていただくのが初めてなので、少しキャリアについてもお聞きします。鈴木選手は伝統派空手出身なのですよね。

「はい、松濤館流で3歳から中1ぐらいまでやっていました。そのあと地元のジムでキックボクシングをやって、MMAを始めました」

――空手とキックボクシングを経て、MMAを始めようと思ったキッカケは何だったのでしょうか。

「強いって何だろうか、と考えた時に……たとえばキックボクサーと殴り合って勝てないとしますよね。でも組んで倒して極めれば勝てる。反対に、寝技が強い人には打撃で勝つ。そういう格闘技の本質、一番強いのは何かって考えると、MMAに行き着いたんです」

――何かの試合を見たり、誰か選手に憧れて始めたということではないのですね。

「そうなんです。僕が自分で勝手に『強くなりたい!』と思って。今も誰かに憧れている、というのはないです。憧れといえば、前の道場の師匠や恩師ですね。本当にお世話になったので。だから、この選手みたいになりたいという気持ちはなくて。自分がそう思ってもらえる選手になりたい。そう考えて格闘技をやっています」

――そこからクロスポイント吉祥寺に入った経緯を教えてください。

「いろいろ調べて、体験入会で練習環境とかを見た時に、ここなら強くなれると思いました」

――ここで同行されている山口元気会長にもお聞きします。最初に鈴木選手を見た時は、どのような印象を持ちましたか。

山口 高校の時にアマチュアMMAで、めちゃくちゃガンガン行く試合をしていたんですよ。だから、どうやってキックボクシングに引っ張ろうかなと考えていました(笑)。パンクラスに出ている時、鈴木が計量オーバーしたじゃないですか。

――2018年にパンクラスのネオブラッドトーナメントで優勝したあと、次の試合で計量オーバーとなり、試合も流れました。

山口 それで鈴木がヘコんでいたので、これはチャンス! と思いました。アハハハ。それは冗談ですけど、一回キックボクシングをやって、キックのチャンピオンになってからMMAに戻ろうと話をしたんですよね。

計量オーバーについてネットで叩かれて、そのまま消えてしまいそうな雰囲気があったんです。でも消えるには惜しい人材でした。それだけ僕も期待していましたし。ただ、その時点でMMAを再開するのは難しい状態だったので、それで一回キックボクシングをやることにしました。

――鈴木選手は当時、キックボクサーとしての将来を考えながらキックボクシングの試合に出ていたのか。それともMMAファイターとしての将来を見据えてキックの試合に出ていたのか。どちらだったのでしょうか。

「その時はキックボクシングで成り上がろうと思っていました。実は、周囲から一度怒られたことがあるんです。MMAとキックボクシング、両方とも中途半端になっていて」

山口 そうそう、怒られたね(笑)。

「どちらも中途半端にやっていると、お前はダメになるよって。そう言ってもらえて、自分も決めたんです。キックボクシングのチャンピオンになるまでは、MMAの練習は一切しないと」

――結果、2021年7月にベテランの宮越慶二郎選手をKOして初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座を獲得。同年9月からRIZINで再びMMAを戦うことになりました。しかし2022年1月にはキックボクシングの試合で強豪タップロン・ハーデスワークアウトにKO勝ちしていますよね。タップロンといえば、MMAをやりながらキックボクシングの試合でKOできるような相手ではないと思います。

「僕はプロデビューの頃から『将来は二刀流でやる!』と言っていたんですよ。キックボクシングのチャンピオンになって、MMAの練習を再開しました。でもそれでキックボクシングを辞めるのは違うと思って。チャンピオンになったから、その場所を捨てるというのは、おかしいですよね。そんなのは僕の性に合っていないというか。

やっぱりキックボクシングがあるから、今の僕があるんです。だからキックボクシングとMMAの両方で活躍していけば、自分の中で全てがまとまっていく。MMAファイターとして活躍して、MMAファンをキックボクシングの会場に連れて行く。逆にキックボクシングのファンにMMAを見てもらうこともできる。それが格闘技ファンを増やすキッカケになるんじゃないかと思っています」

<この項、続く>

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【RIZIN】摩嶋一整欠場!鈴木千裕が今成正和と対戦!

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今週末に迫ったRIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA。この中で今成正和(今成柔術)と対戦予定だった摩嶋一整(毛利道場)が左肘関節内側側副靭帯損傷により欠場する事が発表されました。摩嶋の代役に抜擢されたのは鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)。摩嶋に代わって今成と66kg契約で対戦します。

今成× 摩嶋の寝技師対決はマニア心を激しくくすぐられていただけに、このタイミングでの流局は正直残念でなりません。それでも代わって出場するのが鈴木と聞いて逆に興味がわいた好事家も多いのではないでしょうか。

鈴木は言わずと知れたバキバキのストライカー。山本空良、平本蓮、萩原京平に連勝して徐々にMMAにアジャストしてきました。しかし今回の相手はMMAの実績ではとてつもない差がある今成。しかもストライカーにとって天敵と言うべき足極め。今まで戦ってきた選手とは何もかもが違います。

今成はいつものように一瞬の隙を突いて足を狩りに行くのは確実。ひょっとすると秒殺という可能性も。。。鈴木は今成の仕掛けにどこまで対応出来るか。凌ぎ切れば一発でKO出来る打撃を持つだけに鈴木の成長度とポテンシャルを見る意味で興味深い一戦です。

そして、欠場が噂されていた平本蓮(ルーファスポーツ)の出場も改めて発表されました。平本は練習中に足を骨折したことが影響し、当初の66kg契約から70kg契約に変更して弥益ドミネーター聡志(team SOS)と対戦します。

わざわざ記者会見を開くまでの話だったかはいささか疑問ですが、骨折してドクターからも出場を止められている状態で試合をする事はいかがなものかと。メインを飛ばせられないプレッシャーはあるにせよ、選手生命に関わる可能性もあるだけに主催者側はストップをかけるべきだと思いますが。。。
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【RIZIN LANDMARK04】摩嶋欠場で鈴木千裕が今成と対戦。平本蓮は異例の負傷公言→弥益と70キロ契約戦

【写真】異例の負傷の公言。公傷ファイトから、一度は試合が中止に至ったことがあったと十分に想像できる (C)MMAPLANET

1日(火)、午後5時よりRIZIN FFが東京都中央区のエンジェル・シャンパン銀座店から6日(日)に名古屋市中区のドルフィンズアリーナで開催される「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」に関してリモート記者会見を行った。

榊原信之CEOの挨拶に続き、平本蓮と鈴木千裕がフレームイン。そして榊原代表より、今成正和と対戦予定だった摩嶋一整が左ヒジ内側側副靭帯損傷により欠場、鈴木が代役として66キロ戦で戦うことが明らかとなった。

さらにフェザー級=66キロで弥益ドミネーター聡志と戦うことが決まっていた平本は負傷をおして、70キロのキャッチウェイトで試合は実施されることが発表され、続いて貴賢神✖カルリ・ギブレインが120キロ戦から無差別級になることが伝えられた。


ここで急遽出場が決まった鈴木がマイクを握り、以下のように意気込みのほどを語った。

鈴木千裕
「今回急遽決まって用意してきたのですが、やっぱりファイターでいる以上は常に戦えるように自分自身用意しているので。よく言うじゃないですか、試合が急遽決まった人は『練習期間がぁ』とか『練習量が足りなかったぁ』と。僕、全くそういうことはなくて。むしろ凄く調子良くて。いつも以上に力が出せると思うので。今成選手をKOしてもっと上のステージに上がれると思うので、皆さん楽しみにしてください」

続いてマイクを手にした平本は「試合の対策練習している段階で足を骨折してしまって、病院に行ってドクターから『これはできないと思うよ』みたいな感じで言われて。実際に練習でも踏ん張ること、力を出すことが凄く難しくて。打撃もグラップリングも3週間ぐらい練習がままならなくて──トレーニングができない状態が続いて。ホント、心底ここ3週間ぐらい悩んだというか。どうしようかと、過去一の強敵でもあったんで。ホントに凄く自分のなかで色んな葛藤があって。本当に最初焦りました。実際、こんなんじゃ戦えないって弱気になる自分がいて。まず戦えることができるのか、色んな不安な部分があって。結構自分でもメンタル的に追い込まれていたんですけど、とある1人の男が僕の肩を押してくれて今回、腹を決めて出場を決めたんですけど」と話した。

ここから平本は朝倉未来が年末のBellatorとの対抗戦に出ない話を持ち出し、「ちょっと腑抜けた感じのことを言っていて。自分が時代を創るんだと思って、そん時に出場に固い決意を決めて。今回、喧嘩というか自分の実力を信じてやってやろうと思って。朝倉未来、ありがとうっ!!」と言葉を締めた──と思いきや、DISNOTEとなるモノを持ち出すと、ここから朝倉をディスり続けた。

途中で鈴木が「長い」と文句をいう場面もあるほど、実際に長いディスりだったが──この下りは彼にとってもお役目、むしろ前半のマイクの部分こそ格闘家・平本蓮の本音のように感じられた。

実際、平本の練習仲間からは「出ないと思う」、RIZIN関係者からは「治すと言っていると聞いています」という話がここ3週間ほど聞かれていた。いずれにせ、70キロという減量幅の少ない体重で、負傷箇所も「足」とぼかした(※本来は負傷していたことを試合前に公言する必要は一切ないが)時点で、平本は勝つつもりでいる。

そう肯定的に捉えたうえで、コメントにあった喧嘩の強さをMMAでの強さで上回る弥益を相手に如何にぶつけるのか。当日は平本蓮の心の強さが問われることとなる。

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