カテゴリー
45 Report UFC UFN ESPN+108 UFN250 ブログ ボグダン・グラッド ルカス・アレッシャンドリ

【UFN250】1Rは劣勢のグラッドが2Rにマウントパンチ&ヒジでアレッシャンドリに逆転勝利

<フェザー級/5分3R>
ボグダン・グラッド(オーストリア)
Def.2R4分22秒by TKO
ルカス・アレッシャンドリ(ブラジル)

グラッドがすぐに前に出て距離を詰める。アレッシャンドリは右カーフとジャブで距離を取る。グラッドが左フックからダブルレッグに入り、右腕を差してアレッシャンドリをケージに押し込む。アレッシャンドリが右を差し返してグラッドをケージに押し込み返すと、グラッドも態勢を入れ替えて下にダブルレッグに入る。アレッシャンドリはこれを切ってケージの中央まで押し返して離れる。

グラッドは右カーフから前進。アレッシャンドリは左の飛びヒザ蹴りを返す。グラッドは変わらず前に出て右フック、再び左フックからダブルレッグに入って、アレッシャンドリが立つところにバックに回る。アレッシャンドリはバックコントロールをディフェンスしながら正対すると、グラッドがシングルレッグに入る。ここも簡単にアレッシャンドリは倒れない。

逆にやや自ら下になって展開を作ろうとするグラッドに対し、アレッシャンドリはインサイドガードでトップキープ。立ち上がったアレッシャンドリがパンチを落とし、グラッドも立ち上がってシングルレッグに入ってテイクダウンを仕掛ける。ここでグラッドは腰を抱えてトップキープしようとするが、アレッシャンドリが上になって立たせる。

試合がスタンドに戻るとアレッシャンドリが左フックから右ストレート、前蹴りをボディに突き刺す。グラッドも左フックから組みつこうとするが、そこにアレッシャンドリが左のヒジを合わせる。しつこく組むグラッドだが、アレッシャンドリがグラッドの体をつぶしてテイクダウンを許さず。ラウンドの最後は組んで押し込むグラッドにアレッシャンドリがヒジを落とした。

2Rもグラッドが先に前に出て右カーフ、パンチから組んでヒジを入れる。離れたアレッシャンドリはスイッチしてインローと左ミドル、オーソに戻すとワンツーを突き差し、左ボディまでパンチを散らして右ローを蹴る。変わらず前に出るグラットは右カーフと右ボディストレート、アレッシャンドリが前蹴りを返すが、グラッドが蹴り足をキャッチして右ロングフック。そのままグラウンドで上になる。

グラッドはアレッシャンドリの足関節を狙いを対処してトップキープすると、脇を差して動きを作ろうとするアレッシャンドリをパスガードしてマウントへ。動くアレッシャンドリにパンチ・ヒジを落とし、アレッシャンドリもグラッドの右足に絡んでハーフガードを取る。グラッドは動くアレッシャンドリをしっかりと寝かせて再びパス→マウントを取ると上体を起こして垂直ヒジ。動くが止まるアレッシャンドリもパンチと鉄槌を落とす。最後はアレッシャンドリがガード一辺倒になり、グラッドがパンチとヒジを落とし続けてレフェリーストップを呼び込んだ。

試合後、グラッドは「誰も期待していないことは分かっていた。でも、僕はここにいる。フェザー級をかき回す。ここに何年も前から標準を合わせてきた。全てを出せるように。まだ100パーセントじゃない。もう少し時間が欲しい。最速で、最高の姿を見せたい」と試合を振り返った。


The post 【UFN250】1Rは劣勢のグラッドが2Rにマウントパンチ&ヒジでアレッシャンドリに逆転勝利 first appeared on MMAPLANET.