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【UFC300】ケイラ・ハリソンがUFCと契約。実力者揃いのALLSTAR戦=UFC300でホーリー・ホルム戦決定

【写真】PFLの顔だったケイラ・ハリソンが、このタイミングでUFCへ。33歳、バンタム級転向は最後の勝負か(C)PFL

23日(火・現地時間)、ダナ・ホワイトが自身のXでブレイキング・ニュースとしてUFCがケイラ・ハリソンと契約し、UFC300でホーリー・ホルムと対戦することを発表している。
Text by Manabu Takashima

さらにダナは動画で「皆、UFC300の新しい情報だ。2022年のボクシング殿堂入りのホーリー・ホルム。女子バンタム級で最多勝記録4位タイ、有効打撃6位、テイクダウン防御4位とその歴史を創ってきた彼女は、これまでボクシングとMMAで世界最高のファイターと戦い続けてきた。たった一人を除いて。米国の柔道史上、唯一の五輪二連覇を達成したケイラ・ハリソンとUFCは正式に契約した。16勝1敗、テイクダウンからのパウンドがヤバすぎる彼女は初めてバンタム級で戦うことになった。この試合はUFC300で行われる」と興奮気味に語っている。


ロンドンとリオの女子柔道78キロ級の金メダリストであるケイラは2016年にWSOFと契約し、女子ライト級を開拓していくという発言をしていた。

その後、WSOFを買収したPFLで2018年6月にデビューを果たすと3連勝し、PFLは2019年に女子ライト級を創設した。まさにケイラのための階級と呼ばれた女子ライト級2019年シーズンを制すると、コロナ禍でPFLは1年間活動を休止する。同年11月にケイラはフェザー級の試し切りを行うようにInvicta FCに参戦し、FFCフェザー級王者コートニー・キングをパウンドアウト──この試合が、現時点まで彼女にとって唯一のPFL以外でのMMA戦となっていた。

その後、PFLがフェザー級を開設かという憶測のなか、2021年もライト級でシーズンは実施されケイラが2連覇を達成し、PFLとの契約が切れてBellatorとサイン──と思いきや、マッチング期間に当たりPFLと再契約、女子ライト級2022年シーズンに参戦した。

しかし、11月の決勝でラリッサ・パチェコと3度目の対戦で判定負けを喫し、キャリア初黒星を喫した。2023年にPFLはライト級に代わり、女子フェザー級シーズンを採用したもののケイラは不参加。11月のファイナル大会に出場すると、150ポンド契約戦でアスペン・ラッドから判定勝ちを収めている。結果的にこの試合がPFLでのラストマッチとなった。

今回のケイラのUFC入りと、バンタム級転向は大きなトピックだが、Bellatorを買収したPFLでクリス・サイボーグとの一騎打ちが期待されていただけで、肩透かしを食らった感もある。いずれにせよ、PFLでは勝っても負けても女王、試合も横綱相撲だったケイラだが、UFCではOne of themとまではいかないが、オクタゴン内での特別扱いはない。そして、柔道時代と比較すると16キロも軽くなるバンタム級で、どのようなパフォーマンスを発揮することができるのか。そこはそこで、興味深い。

なおUFC300は4月13日にラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されレオン・エドワーズ✖ベラル・モハメッドのウェルター級と、女子ストロー級ではジャン・ウェイリ✖イェン・シャオナン──というUFC史上初の中国人同士の──世界タイトル戦2試合が組まれており、さらにジャスティン・ゲイジー✖マックス・ホロウェイのBMFタイトル戦も行われる。

イリー・プロハースカ、シャーウス・オリヴェイラ、アルジャメイン・ステーリング、ボー・ニコル、デイヴィソン・フィゲイレド✖コディー・ガーブラント、ジム・ミラーら実力者が勢ぞろいのオースターの様相を呈しているが、ケイラとホルムの女子バンタム級戦は同大会に巨大な華を添えるこのなる。

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Black Combat DEEP DEEP JEWELS DEEP115 MMA MMAPLANET o RIZIN Road to UFC UFC YouTube   イ・ソンハ キック キム・ソンウン シン・スンミン ジョゼ・アルド ジョン・チャンソン チェ・ジュンソ チャンネル パク・シユン パンクラス パン・ジェヒョク マサト・ナカムラ マックス・ホロウェイ ユ・スヨン 力也 大原樹理 大島沙緒里 木下尚祐 杉山廣平 海外 牛久絢太郎 石司晃一 酒井リョウ 鈴木槙吾 青井人 駒杵嵩大

【DEEP115】BCフェザー級王者シン・スンミン「蒼井そらは知っていても、青井人なんて知らなかったです」

【写真】9勝4敗、パン・ジェヒョクやパク・チョンスに勝利しているBlack Combatフェザー級王者(C)MMAPLANET

明日18日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP115 Impact 「DEEP vs BLACK COMBAT」。ダブルタイトル戦が3試合揃った同大会でBlack Combatフェザー級チャンピオンのシン・スンミンはノンタイトルで青井人と戦う。
Text by Manabu Takashima

コリアンソンビに憧れてMMAを始め、トルネード・ソンにMMAを習った。アグレッシブかつ、戦術を用いる冷静なファイト、削り合いもできるシン・スンミンに話を訊いた。


――去年の大みそかにシン・スンミン選手に話を伺った時、本当に日本で戦いたいという風に言われていましたが、ついに実現しますね(※取材は4日に行われた)。

「実は自分のプロデビュー戦は日本で、DEEP浜松大会だったんです(※2015年。×柴ちゃん)。5日前のオファーで、日本に旅行に行こうというぐらいの気持ちで戦いRNCで負けてしまいました。今回はしっかりと練習できているので、あの時よりもずっと楽しみです」

――いきなりのファイトに観光気分になれるのですね。ある意味、凄いです。

「まだMMAの練習を始めて8カ月ぐらいだったので。どうなるっていうものでもなかったので、旅行に行こうという気持ちでいたんです。あの時は、そうでした。ただあの負けがあったので、また日本で試合をしたいという気持ちは心のどこかにありました。去年、日本から来た記者さんに話をきいてもらった時に、その気持ちは確実なモノになりました」

――2018年8月にArzaletソウル大会に出場しています。日本のREALの海外版という位置づけだった同大会で戦った時も日本を意識していたのでしょうか。

「あの時はキム・ジョンホン選手と戦ったのですが、本当は日本人選手と戦いたかったですし、日本で戦いたいと思っていました」

――では今回はBlack Combatフェザー級王者としての来日です。Double GFC王者のパク・チョンス選手との王座決定戦ではサッカーボールキックを決めて勝ちました。あの試合の勝利をどのように捉えていますか。

「チャンス選手が良い選手だと言われるのは分かりますが、自分はパンクラスやグラジエイターで活躍しているバン・ジェヒョク選手にも勝っているので彼に勝ったことで、自分の株が上がったとは思っていないです。絶対に自分が勝つと自信を持って戦っていました。自分のキャリアは、今回の試合から始まります」

――そんなシン・スンミン選手ですが、MMAを始めるきっかけは何だったのですか。

「2013年の兵役中に、テレビでジョン・チャンソン選手とジョゼ・アルドの試合を視ました。凄く格好良くて、兵役を終えた2015年に始めました。それまで遊びで体を動かすぐらいしか、格闘技の経験はなかったですが、Ssenジムに入門してトルネード・ソン館長にMMAを学ぶようになりました」

――コリアンゾンビに憧れ、トルネード・ソンにMMAを学ぶ。なんだか良い話ですね。

「たまたま家の近所に道場があったんです。自分はテグに住んでいるので、ソウルのジョン・チャンソン選手のジムは遠すぎました。ただ、チャンス選手との試合前からコリアンゾンビMMAでも練習をしていて、今後は正式にジムを移籍するかどうか。今回の試合を終えて、決断したいと思っています」

――では、先日のコリアンゾンビ×マックス・ホロウェイ戦など胸に来るものがあったのではないですか。

「ジョン・チャンソン選手を見て、MMAを始めました。最後までMMAファイターとして、見ている人に感動を与えることができる素晴らしいファイターです。自分も引退する時には、ジョン・チャンソン選手のようになっていたいです。凄く感動的な引退試合でした」

――韓国のファンも第2のコリアンゾンビを求めているでしょうね。

「自分がどこまで昇り詰めることができるのか。それがMMAを戦う理由であり、凄く楽しみにしています。なので第2のコリアンゾンビを目指すのではなく、シン・スンミンとして世界でどれだけ通用するのか。そう思っています」

――承知しました。そのためにも今回の対抗戦、凄く大切だと思います。

「今回、自分はチャンピオンとして日本に行きます。なので相手がチャンピオンでないことは残念です。試合が決まってから、青井人選手がRIZINでも活躍していることを知りました。それまで蒼井そらは知っていても、青井人なんて知らなかったです」

――アハハハハ。

「ただDEEPには牛久絢太郎選手というチャンピオンがいるのに、青井選手が出てきたということは彼が逃げたと思っていました」

――まぁ、牛久選手はRIZINでの試合があるので――と話しを続けたいのですが、蒼井そらという名前の方に読者の皆さんも反応してしまうかと思います(笑)。ベルト奪取の際に彼女と抱き合っていましたが、問題ないですか。

「ハハハ。蒼井そらの名前が自然に出てきました(笑)。ただ蒼井そらが好きとは言っていないので大丈夫です(笑)。何も問題ありません(笑)」

――押忍。シン・スンミン選手はアグレッシブかつ、冷静に戦えるファイターです。今回の試合で、日本のファンにどのようなファイトを見せたいと思っていますか。

「蒼井そら……いや青井人選手を相手にして、自分のスタイルが変わることは一切ないです。自分は自分のスタイルで戦います。青井選手は1Rを戦い切ることができないでしょう。まずは目の前にいる青井選手を倒して、Road to UFCかRIZINで戦いたいと思います」

■視聴方法(予定)
9月18日(日)
午後5時40分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

■ DEEP115対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
酒井リョウ(日本)
ヤン・へジュン(韓国)

<DEEP & Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
大原樹理(日本)
イ・ソンハ(韓国)

<DEEP & Black Combatバンタム級選手権試合/5分3R>
石司晃一(日本)
ユ・スヨン(韓国)

<DEEP JEWELS & Black Combat女子級アトム級選手権試合/5分3R>
大島沙緒里(日本)
パク・シユン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
鈴木槙吾(日本)
チェ・ジュンソ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
シン・スンミン(韓国)

<フライ級/5分3R>
駒杵嵩大(日本)
キム・ソンウン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
木下尚祐(日本)

<フライ級/5分2R>
杉山廣平(日本)
KENTA(日本)

<ライト級/5分2R>
涌井忍(日本)
倉本大悟(日本)

<フライ級/5分2R>
マサト・ナカムラ(日本)
亀田一鶴(日本)

<アマ68キロ契約/3分2R>
安井飛馬(日本)
菅涼星(日本)

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BELLATOR o RIZIN UFC YouTube   チャンネル マックス・ホロウェイ 朝倉未来

UFC VS RIZIN対抗戦 第3試合 マックス・ホロウェイvs朝倉未来

EA SPORTS UFC4

UFCvsRIZIN対抗戦 第3試合 マックス・ホロウェイvs朝倉未来

久しぶりの俺のRIZINシリーズです。今回は UFCの銀河系集団とRIZIN&Bllator連合のガチンコ対決です!ラストまで目の離せない試合ばかりなので、是非最後まで見てください!

クレベル選手とケラモフ選手が出てないのは許して下さい、、笑

#ufc4
#ufc4gameplay
#rizin
#bellator

【プロフィール】
UKICY(うきしー)と申します。

不定期ですが、田舎からボチボチ動画を作成しております
スカイリム愛好家です。
ゆるく見て頂ければありがたいです。

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MMA MMAPLANET o ONE UFC UFC ESPN52 キック ジョン・チャンソン マックス・ホロウェイ

【UFC ESPN52】ホロウェイが右ストレートで強烈KO勝ち。打ち合いで散ったコリアンゾンビは引退表明

【写真】ホロウェイの右を食らったあと、コリアンゾンビは左を振りながら倒れ、引退を表明した(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
Def.3R0分23秒 by KO
ジョン・チャンソン(韓国)

ジョン・チャンソンの右ローをかわしたホロウェイが距離を詰める。しかしジョン・チャンソンがプレスをかけて左ジャブをボディに伸ばした。ホロウェイは右カーフキックを当てる。ジャブの差し合いで勝るホロウェイ。ジョン・チャンソンも右を返す。ジョン・チャンソンが首相撲を狙ったがホロウェイが離れた。ジョン・チャンソンの左ジャブが当たり、ヨロめいたホロウェイを追う。しかしホロウェイの左がヒットして、ジョン・チャンソンがグラついた。動きが落ちたジョン・チャンソンの顔面を、ホロウェイのパンチが捉える。

左ジャブをボディに伸ばすホロウェイは、十分に距離を取りながら一気に詰めて左フックを伸ばす。ジョン・チャンソンもアッパー気味の左を当てた。ホロウェイが左フック、ワンツーを当てると、ジョン・チャンソンはダブルレッグで飛び込むも届かず。サウスポーにスイッチしたジョン・チャンソンの右フックがヒットする。ジョン・チャンソンのパンチが当たるたびに会場から大声援が飛ぶ。ラウンド終了間際には、前に出て来たジョン・チャンソンに対し、ホロウェイが左フックのカウンターを見舞った。

2R、ジョン・チャンソンがファイトショーツで両手をふく仕草を見せる。ホロウェイのワンツーでジョン・チャンソンがグラついた。尻もちを着いたジョン・チャンソンを見てKOをアピールするホロウェイだが、試合が止まらないとみるやジョン・チャンソンの首を取ってアナコンダで絞め上げる。ここでもストップをアピールするホロウェイだが、ジョン・チャンソンは落ちていない。立ち上がり、ケージ際の差試合のあと両者が打ち合いに戻る。ホロウェイがワンツー、右ボディストレートから返しの左フックを当てた。

ダメージが残っているか、ジョン・チャンソンの手数が減る。ホロウェイは左フックのカウンターでジョン・チャンソンの動きを止めたあと、右クロスで下がらせた。ジョン・チャンソンが前に出てくると左フックで止め、右ストレートを浴びせるホロウェイ。右カーフ、左ボディから右ストレートへと繋げ、右ミドルのカウンターを叩き込む。さらにサウスポーにスイッチして左ミドルを当てた。

3R開始早々、ジョン・チャンソンが左右フックを振るいながら前に出る。しかしホロウェイが右のカウンターでジョン・チャンソンの顔面を打ち抜き、KO勝利を収めた。試合後、ジョン・チャンソンは引退を表明し、涙とともにケージを後にした。


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F1 o UFC YouTube マックス・ホロウェイ 中村倫也 木下憂朔 風間敏臣

【UFC】木下憂朔がビリー・ゴフにTKO負け 風間敏臣がアームフィールドにTKO負け

808: 名無しさん 2023/08/26(土) 17:55:00.49 ID:0rYnadeM
今日はYouTubeライブないのか


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JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52 アレックス・カサレス アンソニー・スミス ギャレット・アームフィールド ジュニオール・タファ ジョン・チャンソン ソン・ケナン タイラ・サントス チェ・スンウ チディ・ンジョグアニ パーカー・ポーター ビリー・ゴフ ファーニー・ガルシア マックス・ホロウェイ ヤルノ・エレンズ ワルド・コルテスアコスタ 中村倫也 佐藤天 木下憂朔 河名マスト 風間敏臣

【UFC ESPN52】中村倫也、Tシャツを脱ぎ忘れる……。「さぁ、おっぱじめようぜ」(ホロウェイ)

【写真】何か意味があったのかと思われた中村倫也初の公開計量with Tシャツ―― (C)MMAPLANET

25日(金・現時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで明日26日(土・同)に開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」のセレモニアル計量&フェイスオフが行なわれた。
Text by Manabu Takashima

中村倫也と風間敏臣のデビュー戦&木下憂朔のオクタゴン2戦目が組まれた今大会。シンガポールの熱心なファン、そして韓国系のファンの声援が会場内で多く聞かれた。


そんななか日本人の先陣を切り、佐藤天を帯同してステージに登壇した木下。

満面の笑みを浮かべて計量台の上で両手を広げると、フェイスオフでもビリー・ゴフを相手にゴンタ顔の笑顔を見せた。

木下とは対照的に厳しい表情でステージに現れた風間は、向き合ったギャレット・アームフィールドが叫び声を挙げると、さらに険しい顔に変わり――なんと額をぶつけるという行動に出る。ここまでのケンカ腰の風間は過去に見たことはない。

額をぶつける行為は褒められたものではないが、オクラゴンで何をする必要があるのが伝わってくる風間だった。

風間と同じく初めての公開計量に中村は目を輝かせ、会場を見上げるように姿を見せる。と――Tシャツを着たままスケールに乗り、フェイスオフになるとようやく脱いでファーニー・ガルシアと向き合った。

なぜ中村はTシャツを着たままだったのか。「何かハワイに対して、思うところがあったのかもしれないです。そういうところがあるので……分からないですけど」とは盟友・河名マストの弁。ただし、本人に確認すると「脱ぎ忘れましたっ!!」とのことだった。

会場一番人気のコリアンゾンビことジョン・チャンソンはマックス・ホロウェイとのフェイスオフを終えると、「たくさんの韓国人ファンの姿が見えた。コリアンゾンビの初めてのシンガポールでの試合を見に来てくれて感謝している。ホロウェイとハワイの人々の身に起こった惨事が、ここまでだと知らなくて申し訳ないと思っている。でもこのスポーツのパワーは、ハワイが立ち上がることを助けられると思っている」と話すと、ホロウェイは「シンガポールに戻ってこられて、アジアのレジェンドと戦えることは素晴らしいよ。今は何かをいうより、ファイトをするだけ。ラハイナの皆のため、アジアのために――さぁ、おっぱじめようぜ!!」と颯爽とした言葉を残した。

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午後6時~UFC FIGHT PASS
午後5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52計量結果

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・チャンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ライアン・スパーン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ: 146ポンド(66.22キロ)
アレックス・カサレス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也: 135ポンド(61.24キロ)
ファーニー・ガルシア: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
タイラ・サントス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ: 255.5ポンド(115.89キロ)
パーカー・ポーター: 256ポンド(116.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ: 264 ポンド(119.74キロ)
ウーカシュ・プジェスキ: 265 ポンド(120.2キロ)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)
ギャレット・アームフィールド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 170ポンド(77.11キロ)
ロランド・ベドヤ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
ビリー・ゴフ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ: 126ポンド(57.15キロ)
JJ・オルドリッチ: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ: 146ポンド(66.22キロ)
ヤルノ・エレンズ: 145ポンド(65.77キロ)

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Grachan JJ・オルドリッチ MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN52   アレックス・カサレス アンソニー・スミス ギャレット・アームフィールド ショーン・オマリー ショーン・シェルビー ジャン・ウェイリ ジャン・リーポン ジュニオール・タファ ジョン・チャンソン ソン・ケナン タイラ・サントス チェ・スンウ チディ・ンジョグアニ パーカー・ポーター ビリー・ゴフ ファーニー・ガルシア マックス・ホロウェイ ヤルノ・エレンズ ワルド・コルテスアコスタ 中村倫也 木下憂朔 河名マスト 鈴木崇矢 風間敏臣 髙谷裕之

【UFC ESPN52】計量終了「1人の出現で全ては変わる」by ショーン・シェルビー。UFC計量よもやま話

【写真】かなり削っているホロウェイとジョン・チャンソン (C)MMAPLANET

25日(金・現時間)午前9時から午後11時まで、シンガポールはセントーサ島にあるリゾートワールド・コンベンションセンターで明日26日(土・同)に同地カランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」の本計量が行なわれた。
Text by Manabu Takashima

出場26選手、全員が一発クリアした優良な計量会場で見られ、聞かれた――よもやま話をここでお伝えしたい。


まずUFCでは取材や、公開計量、ファイト時にオフィシャル・ウェアであるヴェノムのコスチュームの着用が義務付けられているのはご存じの方も多いだろう。これは本計量のアンダーウェアも同じで、何セットも支給されるという。

中村倫也、木下憂朔の両名は計量直前に履き替えたというが、普段から着用しそのまま計量に臨む選手もいるそうだ。

また計量直後にはUFCからリカバリー用の補給水も支給され、体重によって量が調節され、補給する時間も伝えられる――という徹底した安全管理がなされていた。仮にこの補給水を飲み、嘔吐するようなことがあれば試合出場にレッドカードが提示されることに――。

そんな計量会場に髙谷裕之の姿が見られた。髙谷は河名マスト、鈴木崇矢と共に中村のコーナーマンを務める。昨年8月にフリーランスとなり袂を分かった両者だが、3月のGrachanの会場などで顔を合わせ、挨拶から徐々に言葉を交わすようになっていったという。

そして今回のUFCにデビューに向けて、中村は勝利に向けて髙谷という存在が欠かせないことを再確認。冷静かつ、闘魂を注入できる髙谷は中村の勝利に向けて、マスターピースとなるか。

今大会は日本人選手が3名出場するが、「ようなく日本から、このスポーツを代表する選手になれる人材が現れた」と話したUFCタレントリレーションズのトップ=ショーン・シェルビーは「本当に長い時間がかかった。1人で良いんだ。1人の出現で、他の選手の認識が変わり、あとを続く選手が現れる。そう中国でも長らく中国のMMA界の型にはまったファイターばかりだったなかで、ジャン・ウェイリという違った思考の持ち主が現れたことで全てが変わったんだ。リンヤは昨日の会見では英語で受け答えをしたんだろう?  いいかい、重ねていうけど1人の出現で日本のMMA界は変わるんだよ」と言葉を続けた。

ジャン・ウェイリが現れ中国のMMA界が変わった――これは2013年から2014年にかけてUFCではTUF Chinaを開き、中国市場進出への起爆剤となるよう多くの資金投入を行った。結果、中国の格闘技市場は人材の流出を恐れ、これから育つ層に多額のファイトマネーを支払うようになり、UFCを目指す選手が途絶えたことを指している。

ばかりか、TUF Chinaで知名度が上がったジャン・リーポン、ワン・サイらも国内大会に戻ることになった。UFCでは魔の5年間と呼ばれる空白の期間を世界最大の市場で経験し、ジャン・ウェイリの活躍と王座奪取により、一気に中国人選手の思考と志向が変化した。

果たして中村倫也がジャン・ウェイリのような存在になれるのか。その保証は0パーセントで、果てしない茨の道が彼を待っている。と同時に、昨日のメディアデーで「僕が挑戦できるときまで3年、ショーン・オマリーに待ってほしい」と発言していた中村へのUFCの期待度の高さもまた、過去の日本人ファイターの例には当てはまらない。そのようにシェルビーの言葉から感じられた。

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52計量結果

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・チャンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 205.5ポンド(93.21キロ)
ライアン・スパーン: 205ポンド(92.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ: 146ポンド(66.22キロ)
アレックス・カサレス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也: 135ポンド(61.24キロ)
ファーニー・ガルシア: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
タイラ・サントス: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ: 255.5ポンド(115.89キロ)
パーカー・ポーター: 256ポンド(116.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ: 264 ポンド(119.74キロ)
ウーカシュ・プジェスキ: 265 ポンド(120.2キロ)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)
ギャレット・アームフィールド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 170ポンド(77.11キロ)
ロランド・ベドヤ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
ビリー・ゴフ: 170ポンド(77.11キロ)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ: 126ポンド(57.15キロ)
JJ・オルドリッチ: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ: 146ポンド(66.22キロ)
ヤルノ・エレンズ: 145ポンド(65.77キロ)

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【UFC ESPN52】中村倫也の対戦相手、ファーニー・ガルシア「殴って勝負する。それがメキシカン魂」

【写真】31歳とは思えないベイビーフェイスのガルシア。彼が来ているTシャツは利益のすべてが寄付されるUFC ♡ HawaiiTシャツ(C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」で中村倫也がUFCデビューを迎える。デビューから2年1カ月で辿り着いた夢の舞台、その初戦の相手を務めるのがファーニー・ガルシアだ。
Text by Manabu Takashima

UFCでは過去2戦して2敗、生まれ育ったテキサスから遠く離れたシンガポールの地にアンダードッグとして出向いてきた。メキシカンの血が、MMAでも拳の勝負に誘うというガルシアにとっても、ファイターとして存在証明の場。最大の武器は経験だと断言するガルシアも後がない人生が掛かった戦いに臨む。


──今週末、中村倫也選手との試合を控えています。今の気持ちを教えてください。

「リンヤのような無敗の新鋭と戦うことができて、とても光栄に思っている。彼は他の日本人ファイターとは違う。レスリングでは世界レベルで活躍し、MMAでも無敗。きっと、UFCでも世界タイトルに絡むようなファイターになるだろう。そういう相手とアジアで戦えるのだから、楽しみでしょうがないよ」

――シンガポールまでの長旅、このような経験は過去の試合ではなかったかと思います。

「僕は米国とメキシコから、外に出たことがなかったから20時間のフライトなんて初めてだったよ。早目にシンガポールに入り、時差を調整してきた。金曜日はまるまる飛行機で、土曜日と日曜日は時差ボケで1日中眠かった。毎朝3時に目が覚めるんだ(笑)。そして午後6時にベッドに入るような感じでね。でも火曜日になって、しっかりと練習ができた。そして、時差ボケも解消されたよ(※取材は23日に行われた)。

マリナベイやハーバーフロント、セントーサ島を歩いたけど、本当に街が綺麗だ。シンガポールの人々と少し触れ合うだけで、メキシコや米国とは違ったカルチャーを感じた。凄く良い経験になっているよ」

――ファーニーはメキシコ生まれの米国人なのですか。

「ファミリーはメキシコ出身だよ。両親もね。僕はテキサス州エルパソで生まれ、それからは国境を行き来しているよ。ファミリーは国境の向こうのシウダーフアレスにいたから、何年もメキシコで生活をしていたこともあったし、本当に行ったり来たりを繰り返してきた。エルパソとシウダ―フアレスは歩いて移動できる距離だから。ただファミリーは皆メキシコ生まれだから、メキシカンの習慣のなかで育ったことは確かだよ」

――最近、メキシコも含めラテンアメリカ系の選手の成長が著しいですね。

「メキシコ人はファイターとしてのセンスを持って生まれ、それが必要な環境で育つ。豊かな国じゃない。何かを手にするには戦う必要がある。食べるために戦い、生き残るために戦う。もちろん、夢を掴むには戦うしかない。しかも、ボクシングが凄く身近にある。そうやって僕らはメキシカン魂が宿るんだよ。でも、本当はこういう風に言葉で説明できることじゃなくて。なんていうのか、とにかく僕らには戦うという性格が備わって成長するんだよ。ボクシングで勝って、自分の人生を全うするような感覚があって。

実際、MMAを戦うようになって柔術やレスリングの練習をしている。でも。試合になると柔術とかレスリングなんてどうでもよくなる。顔を突き合わせて、殴り合う。それがメキシカン・メンタリティで。絶対に勝負を諦めない。とにかく前に出る。だからレスラーのリンヤと戦っても、僕は殴って勝負する。彼がテイクダウンを狙うことは分かっている。それを止めて、ボックスだ」

――今回の試合、どのような準備をしてきましたか。

「いつも通りで、テキサス州ダラスのフォーティスMMAでキャンプをした。ブランドン・モレノが加入し、ジェフ・ニールやブライアン・スパーンも所属している。デイモン・:ジャクソン、メイシー・:チアソン、スティーブン・ピーターソンというUFC15人からファイターがいて、20人のMMAファイターが練習しているジムなんだ。それでいて、家族や友人が身近にいる場所で練習ができる。勝利を手にするためにキャンプでは正しい練習ができたと思っている」

――倫也選手に対して、ファーニーは自分のどの部分にアドバンテージがあると考えていますか。

「経験だよ。もう10年、15年とMMAを練習してきた。若い時にレスリングも少し齧っているしね。過去2試合、良いファイトができなかった。でも今回は心身ともに準備ができている。リンヤはMMAのトレーニングをし始めて、まだ3年だろう? それまでレスリングだけをやってきて、過去の対戦相手も僕ほどの力の持ち主はいなかった。

僕はリンヤが試合で経験していない状況が分かっている。そこが僕のアドバンテージになることは間違いない。これまで彼はどの試合でも、とてもイージーに勝利を手にしてきた。試合で危機らしい危機はなかった。僕は彼が戦ってきた相手のように、すぐに勝負を諦めるようなことはない。

彼に15分の戦いを知ってもらう。リンヤがこれまで戦ってきた試合とは別種類の試合をする。僕は彼のキャリアのなかで、戦ったことがないレベルのファイターだ。過去2試合の僕とは違う。掛け率ではリンヤが優勢なことも分かっているけど、きっとすごい試合になるだろう。

これまで試合が決まると、対戦相手のファンからSNSで決してナイスじゃないリアクションがあった。でも、リンヤと戦うことが決まっても日本のMMAファンからは一切、そんなネガティブなリアクションがないんだ。だからね、リンヤ・ナカムラのことを応援するに決まっている日本のファンにも、喜んでもらえるような良い試合がしたい」

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
ジョン・チャンソン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ライアン・スパーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ(ジョージア)
アレックス・カサレス(米国)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
ファーニー・ガルシア(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
パーカー・ポーター(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
ウーカシュ・プジェスキ(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣(日本)
ギャレット・アームフィールド(米国)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン(中国)
ロランド・ベドヤ(ペルー)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
ビリー・ゴフ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ(中国)
JJ・オルドリッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ(韓国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

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【UFC ESPN52】メディアデーでホロウェイの目に涙。コリアン・ゾンビはアジア強化策に指針を示す

【写真】今回のシンガポール大会も、やはり圧倒的に韓国メディアの数が多く、会見時間もジョン・チャンソンが最長だった (C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC on ESPN52「Holloway vs The Korean Zombie」のメディアデーが、24日(木・同)に同地セントーサ島にあるリゾートワールド・コンベンションセンターで行われた。
Text by Manabu Takashima

メインのフェザー級マッチで戦うマックス・ホロウェイとジョン・チャンソン、日本からデビュー戦を戦う中村倫也&風間敏臣の両者など13人の選手が登壇し、アジアのメディアのインタビューを受けた。


ジョン・チャンソンはホロウェイ戦に向けて「激しく楽しい試合にしたい」と話すと、タイトルを目指すかという問いには「この試合で自分がどれだけできるのかを確認して、次のことを考えたい」とコメントした。

また日曜日に開かれるRoad to UFCに出場するアジアの新鋭に対して期待していることという問いに関して「米国などのMMAh技術的に見て、アジアの国々より進んでいるのは確かなことで。韓国、日本、中国はそれぞれ独自の基盤があり、そこだけで戦っていると難しい。だからといって米国に行って練習するのが絶対ということではなくて、オープンマインドで新しい練習にも挑戦して、自分が持ち得ているモノを発展させないといけない。それこそがファイターには欠かせない要素で、そうすることでアジアのファイターもチャンスが広がりUFCで良いキャリアを過ごせることになるだろう」と指針を示した。

ホロウェイは「1年4カ月間、試合をしていないからこそベストのコリアン・ゾンビであることを求めている。UFCはベストファイターを対戦相手にとして常に用意してくれる。だから誰と戦いたいとか、そういうことは余りに考えていない」と言うと、アルジャメイン・ステーリングのフェザー級転向についても、「分からない」と目の前のこと、当たられた相手に最善を尽くすという姿勢を改めて見せた。

そのホロウェイは、ハワイ島の大火事について尋ねられると、「俺の人生にこんなことが起こるなんて初めてのことだ。ハワイの皆が立ち上がる。この試合を通して、世界が立ち上がるんだ」というと、涙をこぼす一幕が見られた。

また実に1年7カ月ぶりの実戦復帰となるギガ・チガゼは、「娘のバレーボールの試合を応援に行き、隣に耳のわいた父親がいて、向うもこっちを見ている。それがレオ・ヴィエイラだった。そこから柔術の指導を受けるようになり、指導者と選手以上の関係になったんだ」という運命的な出会いを語る。

KINGS MMA所属しており、自分の周囲はほとんどブラジル人。ほとんどブラジリアンになっているとメディアを笑わせた

中村倫也は記者会見中、英語での回答を続けて、その姿勢をUFC関係者も大いに感心し、「チャンピオン道を歩んでいる」という風に話す関係者もいた。

さらに韓国のメディアから「テッキョン、シルムを経験したことで、何かMMAに生きることがあるか」という問いに、中村は「テッキョンの道場で秘密兵器を手にした」と笑顔を見せていた。

一方、風間敏臣はファイトウィークの過ごし方について、「会見があることを想定して準備してきた」とストレスがないことを強調。「本音をいえば試合に集中したいか」という質問にも、「本音はそうですが、会見に出ることも戦いの一部です」とプロフェッショナリズムが芽生えていることをうかがわせた。

■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS
午前5時30分~U-NEXT

■UFC ESPN52対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
ジョン・チャンソン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ライアン・スパーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チガゼ(ジョージア)
アレックス・カサレス(米国)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
ファーニー・ガルシア(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド(米国)
タイラ・サントス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
パーカー・ポーター(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)
ウーカシュ・プジェスキ(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣(日本)
ギャレット・アームフィールド(米国)

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
ミハウ・オレキシェイジュク(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン(中国)
ロランド・ベドヤ(ペルー)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔(日本)
ビリー・ゴフ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
リャン・ナ(中国)
JJ・オルドリッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ(韓国)
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

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F1 News o ONE UFC   カブ・スワンソン ダレン・エルキンス マックス・ホロウェイ

『UFC on ESPN 51: Luque vs. dos Anjos』カブ・スワンソン vs. ハキーム・ダワドゥのジャッジの採点/主要サイトの採点

1/12 NEXTシリーズ No.7 ホンダ スーパーカブ110(タスマニアグリーンメタリック)プラモデル


 『UFC on ESPN 51: Luque vs. dos Anjos』でハキーム・ダワドゥに判定勝ちしたカブ・スワンソン。UFCフェザー級14勝となり、マックス・ホロウェイ(19勝)、ダレン・エルキンス(16勝)に続く歴代3位となりましたが、


 ユナニマスデシジョンであったものの、疑問の残る判定だったことからジャッジの採点と主要サイトの採点を紹介していきます。

 Sal D'Amatoは1Rダワドゥ、2,3Rスワンソンで29-28スワンソン勝利。Ron McCarthyとJacob Montalvoが1,3Rスワンソン、2Rダワドゥで29-28スワンソン勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28スワンソン支持2人、28-29ダワドゥ支持11人でした。続きを読む・・・