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【RIZIN50】初の香川大会で鈴木千裕がダウトベックと再起戦! 「パンチの効いたカードを用意」(榊原CEO)

【写真】大晦日の敗戦から、強豪ダウトベックとの再起戦に臨む鈴木千裕(C)MMAPLANET

31日(金)、3月30日(日)に香川県高松市の「あなぶきアリーナ香川」で開催されるRIZIN50の追加対戦カード発表記者会見が、東京都内で行われた。
Text by Shojiro Kameike

すでに発表位されていたバンタム級選手権試合:井上直樹×元谷友貴のほか、この記者会見で発表されたカードは次のとおり。

フェザー級:鈴木千裕×カルシャガ・ダウトベック
ライト級:ルイス・グスタボ×野村駿太
フェザー級:横山武司×木村柊也
59キロ契約:伊藤裕樹×トニー・ララミー
ヘビー級:酒井リョウ×エドポロキング
59キロ契約:前田吉朗×横内三旺
ライト級:スパイク・カーライル×泉武志
バンタム級:魚井フルスイング×赤田プレイボイ功輝
ストロー級:越智晴雄×中務修良

榊原信行CEOは、今回発表された以外にも「パンチの効いたカードを用意している」と語っている。ここでは出場選手の挨拶と、MMAPLANETからの質問と回答をお届けしたい。


井上直樹
「今回、元谷選手との試合が決まりました。一度勝ってはいますけど気を抜かずに、しっかりと防衛して美味しいうどんを食べて帰りましょう」

元谷友貴 ※コメント
「DEEPの元谷です。今回会見に出席できずすみません。RIZIN50で井上直樹選手とのタイトルマッチが決まって、今アメリカで練習しています。僕はRIZINでは10年戦ってきて、初のタイトルマッチでベルトへの想いもありますが、僕がやってきたことを全部試合で出し切れるように3月30日まで気を抜かず集中したいなと思います。井上選手はとても強く素晴らしい選手だなと思っています。僕にとってすごく厳しい戦いになるのはわかっていますが、ちゃんと自分の弱さと向き合って超えていきたいなと思っています。井上選手、当日は最高の試合をしましょう!」

カルシャガ・ダウトベック ※コメント代読
「ファンの皆様サラーム・アレイクム! 前回の試合から少し休暇を経て、次の試合に向けて準備をしています。元チャンピオンで日本格闘技界の若いスター選手と戦います。この試合は間違いなく素晴らしい内容になると思います。この試合は絶対に見逃さないほうが良いです。緊張感あふれるスリリングな試合を約束します。その日まで、皆さん元気でお過ごしください。皆さんと一緒に勝利を祝うことを楽しみにしています!」

鈴木千裕
「最短でチャンピオンに戻るためには、強敵を倒さないとチャンピオンにはなれないので。今回は最高の相手を用意していただき、ありがとうございます。KOでブッ飛ばすので、ダウトベック選手よろしくお願いします!」

ルイス・グスタボ ※コメント代読
「次のRIZINで戦うことが決まりました。再び試合が組まれたことを喜ばしく思います。いつもどおり鍛錬をしています。対戦相手は自分と同じストライカーで互いに相性が良く、楽しい試合になりそうです。日本での試合を心より楽しみにしていますし、ファンの皆様にも会って素晴らしいエネルギーをもらえることを嬉しく思います。ぜひチケットを購入して試合を観に来てください。そしてサトシ選手、戦うことをやめないでください。他団体に行かないでください。自分は這い上がって必ずまた拳を交える覚悟でいます」

野村駿太
「BRAVE所属のDEEPライト級チャンピオン、野村駿太です。地元・四国、相手はルイス・グスタボ選手。これ以上ないカードだと思っています。しっかりブッ飛ばして勝つので、応援よろしくお願いします!」

木村柊也
「BRAVEジム所属の木村柊也です。今回はRIZIN初参戦で、やっとたくさんの人の前で自分を見せられます。あとは当日しっかり仕事して、会場を盛り上げるだけです。よろしくお願いします!」

横山武司
「僕は1年半ぶりのRIZIN参戦になります。前回の試合後に網膜剥離になって、もうMMAはできないと思っていたので、この舞台に戻ってこられて嬉しいです」

トニー・ララミー ※コメント代読
「RIZINに戻るのを心待ちにしていた。前回来日した経験は、人生の中で最高のものだった。ファンのエネルギーは最高で、またショーを見せるのが待ちきれない。イトウユウキは素晴らしいふぁいたーだが、結果はいつもと変わらない。俺が圧倒して勝つ。前回は風邪気味で圧倒したぜ。今回は初回で終わらせに行く。ファンのみんな、俺がトニー・ララミーだ。ワイルドマンは試合中のギャンブルが大好きだ。そして今まで、そこで勝ってきた。ファンの皆も3月30日は俺に全ベットしてくれよな」

伊藤裕樹
「今回トニー・ララミー選手との試合が決まって――前回一緒の大会に出て、すごく強い選手だなと思いました。でも格闘技も私生活でも賭け事は僕のほうは強いと思うので、当日はしっかり倒したいです。トニー・ララミー選手は僕の知り合いの人と試合をして、香川県の讃岐うどんぐらいコシが強かったので、バッチリ極めて勝ちたいと思います」

エドポロキング
「お久しぶりです、エドポロキングです。大晦日から1カ月が経って試合が決まったんですけど、売られた喧嘩を買っただけなので。とりあえずボコボコにするだけです」

酒井リョウ
「元DEEPチャンピオンの酒井です。今『売られた喧嘩』と言われたのですが、自分がDEEPのチャンピオンになるまで、約10年かかりました。苦労もしたし遠回りもしたけど、その経験が自分を助けてくれると思っています。僕も喧嘩しに行くつもりでRIZIN一発目、ヘビー級でこけら落とし興行をしっかり盛り上げます」

横内三旺
「RIZIN甲子園初代チャンピオン、ウルトラ超新星の横内おにぎりくんです。対戦相手が前田吉朗選手という凄い、過去にベルトを持っていた選手ですけど、おにぎりのように握り潰したいと思います」

前田吉朗
「香川が生んだ英雄、前田吉朗です。おにぎり選手、ちゃんと握ってよ! 地元・高松ってことで、死ぬほどテンション上がっています。チャンピオンもいます。でも自分が確実に本戦だと思っているので、盛り上げます」

スパイク・カーライル ※コメント代読
「コンチニハ、ニッポン。高松でW行われるRIZIN50に出場することが決まって、とても嬉しいです。対戦相手の泉選手はグレコの選手なので、スープレックスされないように準備をしなければいけません。この試合は素晴らしいものになります。とても待ちきれません。初めて東京以外の地で試合をするので、高松のファンに会えることを心待ちにしています。今回の試合に向けてタイで調整するために今は空港にいます。ベストを尽くしますので応援お願いします。アリガトゴザイマス。ジャー、マタネ。押忍」

泉武志
「はじめまして、泉武志です。しっかりDEEPで力をつけてきました。サトシ選手が極められなかった男を、しっかり絞め落とすので皆さん楽しみにしておいてください。(地元である)愛媛の皆さん、応援よろしくお願いします!」

赤田プレイボイ功輝
「(芸人・小梅太夫のモノマネで)西谷と戦うと思っていたら、魚井フルスイングでした。チクショーッ!!」

魚井フルスイング
「(赤田のコメントを聞いて)僕は普通に言わせてもらいます(笑)。僕も4日前にオファーを頂いただいたばかりで、よく分かっていないです。こういう人だとはボンヤリと聞いていました。顔も初めて見るんですけど――年末、五明選手と良い試合をしていて。今回はMMAルールでチャンスをもらったので、勝てるようにやっていきたいです」

越智晴雄 ※コメント代読
「第2代、第4代DEEPストロー級王者の越智晴雄です。RIZINファンの皆様、お久しぶりです。地元・愛媛県に近い香川大会で出場させていただけることになり、とても光栄です。階級も適性のストロー級で試合をさせていただけるので、良いパフォーマンスで勝ち、RIZINにストロー級を定着させられるような試合をします。DEEPストロー級チャンピオンの強さを証明して、地方から格闘技を盛り上げていきたいです」

中務修良 ※コメント代読
「こんにちは! RIZIN関係者の皆様、RIZINファンの皆様ご無沙汰しております。DEEPの中務です。RIZINへは約2年半ぶりの参戦、そして記念すべき50回目の大会へ出場させていただけるということで、とても光栄です。RIZIN沖縄後、韓国、ニュージーランド、そしてDEEPへと渡り歩き牙を研いできました。今回、対戦相手はDEEPストロー級王者の越智選手。本当に強い選手ですし、ファイターとしてもリスペクトしています。が、今回勝つのは僕です。軽量級ならではのスピード感、動きのある戦いを楽しみにしていてください。リスペクトを持ってブッ倒しに行きますので越智選手、最高の試合をしてRIZIN香川大会を盛り上げましょう!!」

フェイスオフ時の握手率は5割でした(C)MMAPLANET

また、質疑応答でのMMAPLANETからの質問と回答は次のとおりだ。

――鈴木千裕選手、ダウトベックがYA-MAN選手に組みで勝ったことについては?

「寝技も巧いイメージがあったので、打ち合いで乗ったのかなと。相手の土俵で勝とうとしたのかなと感じていました。自分と戦う時は寝技もフルで出してくると思うので、打ち合いにはそんなに乗ってこないと思います」

――ダウトベックの組みを切る自信は、どれくらいありますか。

「もちろん自信はありますし、その前に終わらせるのが一番です。でも倒された後に、俺がどう変わってきているのかを皆さんに見せたいです」

――榊原代表、四国初開催で根付かせていくために、四国出身選手にどのような試合を期待しますか。

「RIZINも10年目で、ようやく北は北海道、南は九州沖縄、四国にも初上陸できることになりました。しかしスタンプラリーではないので、行って終わりではない。RIZINが来たことで、四国で格闘技を志している若者たちに何かキラキラしたものを感じてもらえるような機会を、ここにいるメンバーと創りたいです。しっかり根付いていけるように、地域の皆さんと一緒に継続開催できるようにしていきたいです」

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【RIZIN】速報中!RIZIN.50追加対戦カード発表記者会見!


気が付いたら2025年も1月最終日。圧倒的な時間の早さに戸惑うばかりですが、今年のRIZIN開幕戦となるRIZIN.50が3月30日にあなぶきアリーナ香川で開催されます。既に井上直樹×元谷友貴のバンタム級タイトルマッチが発表されいますが、追加対戦カードの発表記者会見が行われます。開幕戦に相応しいマッチメイクとなるか。今宵もYouTubeの配信を見ながら電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【RIZINフェザー級(66kg)】
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)

【RIZINライト級(71kg)】
野村駿太(BRAVE)
ルイス・グスタボ(ブラジル)

【RIZINライト級(71kg)】
泉 武志(BRAVE)
スパイク・カーライル(米国)

【RIZINヘビー級(120kg)】
酒井リョウ(レンジャージム)
エドポロキング(ROOTS GYM)

【RIZINストロー級(53kg)】
越智晴雄(Little Giant Gym)
中務修良(NOMAD)

【59kg契約】
伊藤裕樹(ネックス)
トニー・ララミー(カナダ)

【59kg契約】
前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組/ENCOUNTER)
横内三旺(Four Rhombus)

【RIZINフェザー級(66kg)】
横山武司(Swells柔術ジム)
木村柊也(BRAVE)

【RIZINバンタム級(61kg)】
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
赤田プレイボイ功輝(剛毅會)

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DEEP K-1 MMA o ONE RIZIN RYO TATSUMI アラン“ヒロ”ヤマニハ イ・ジョンヒョン キム・ギョンピョ スダリオ剛 スパイク・カーライル トニー・ララミー パンクラス ヒロヤ ビクター・コレスニック マルコス・ヨシオ・ソウザ ヴガール・ケラモフ 伊藤裕樹 倉本大悟 北方大地 山本聖悟 摩嶋一整 村元友太郎 武田光司 泰斗 白川陸斗 窪田泰斗

RIZIN LANDMARK10:追加カード発表

RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)19勝5敗
摩嶋一整(毛利道場)17勝5敗

2月に組まれていたが、ケラモフが出国できずに流れていた試合を組み直し。摩嶋はケラモフの代役今成に一本負けし、超RIZINでは新居に一本勝ちしたが、(仮想)ランキング的には下がった状態で元王者と対戦。摩嶋は日本人のもうちょっと上のレベルの相手と見てみたいが、ここで勝たなければそういう試合は今後も組まれそうにない。

RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
ビクター・コレスニック(ロシア)26勝6敗1分
武田光司(フリー)16勝7敗

萩原にコントロールしての判定勝ち、シェイドゥラエフにはチョークで完敗した武田のフェザー級転向3戦目。相手はフェザー級日本人ファイターの壁・コレスニックという、なかなかに厳し目のマッチメイク。

RIZINフライ級(57.0kg)5分3R
伊藤裕樹(ネックス)16勝5敗
イ・ジョンヒョン(韓国)4勝2敗

ジモティ伊藤の相手はRIZIN.46の日韓対抗戦で神龍に完敗したジョンヒョン。

RIZINフライ級(57.0kg)5分3R
柴田"MONKEY"有哉(Team KIZUNA)19勝7敗
ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)9勝13敗1分

3月にアーセンに足関で秒殺一本勝ちしてアップセットと言っていい勝利を手にした柴田 vs. 超RIZINで「負けたら引退」所にKO負けしたヒロヤ。

RIZINフライ級(57.0kg)5分3R
村元友太郎(ALIVE)12勝8敗2分
トニー・ララミー(カナダ)9勝2敗

カナダBTCのフライ級王者ララミー。地元枠村元相手に、RIZINレギュラー枠をつかめるかどうかのテストマッチ

RIZINフライ級(57.0kg)5分3R
北方大地(パンクラス大阪稲垣組)
20勝12敗1分
アリベク・ガジャンマトフ(ロシア)4勝0敗

RIZINでは村元に勝ち、神龍・笹本に敗れている北方。ガジャンマトフはキャリアわずか4戦の23歳だが、ここまで全フィニッシュ勝利。これもガジャンマトフのテストマッチ

RIZINヘビー級(120.0kg)5分3R
スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)8勝3敗
加藤久輝(ALIVE)8勝3敗

MMAからK-1に転向したが、2022年に引退した地元の加藤の復帰戦。とはいえ本格復帰ではなく、スポット参戦になりそうだが。K-1でヘビー級でやっていたとはいえ、スダリオとは体格差がありすぎでは。

RIZINライトヘビー級(93kg)5分3R
イゴール・タナベ(セラヴィ)5勝0敗
マルコス・ヨシオ・ソウザ(ボンサイ柔術)9勝3敗

タナベの復帰戦は93kgに上げてヨシオ・ソウザと。ヨシオも引退していた選手だが、重量級だとタナベの対戦相手が見つからなくての復帰戦か。寝技で差はなさそうだが、打撃が弱点だったヨシオが大きなダメージを負わないか心配。

RIZINライト級(71.0kg)5分3R
キム・ギョンピョ(Redhorse MMA)13勝5敗
倉本大悟(JAPAN TOP TEAM)6勝1敗

ギョンピョはRIZINで2連勝後、矢地戦を欠場。前戦はスパイク・カーライルに一本負け。日本人の壁としてはちょうどいい位置。

倉本はDEEPで3月に川名、5月北岡に1RKO勝ち。ベテランの元王者2人を下したとはいえ、かなり飛び級での試合が組まれた。

RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R
白川陸斗(JAPAN TOP TEAM)12勝10敗1分
マジェラム・ガサンザシ(アゼルバイジャン)Magerram Gasanzade 10勝1敗

バンタムに落とした白川の相手は初参戦のガサンザシ。これも初参戦の外国人選手のテストマッチ的試合。

RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ホンサイ柔術)22勝11敗4分
山本聖悟(フリー)7勝11敗1分

これは単純なジモティマッチ。

【オープニングファイト】※5分2R

RIZINバンタム級(61.0kg)5分2R
日比野“エビ中”純也(ISHITSUNA MMA)7勝4敗
窪田泰斗(FourRhombus)

RIZINヘビー級級(120.0kg)5分2R
稲田 将(ISHITUNA MMA
ステファン“スマッシュ”(チーム怪獣キラー)

RIZINフェザー級級(66.0kg)5分2R
TATSUMI(ネックス)
平松 翔(THE BLACKBELT JAPAN)

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AB F1 o RIZIN RIZIN47 YouTube “ブラックパンサー”ベイノア   キム・ギョンピョ ジョニー・ケース スパイク・カーライル セルジオ・ペティス ブラック 堀口恭司 宇佐美正パトリック 徳留一樹

『RIZIN CONFESSIONS』第153回動画

Fight&Life (ファイトアンドライフ) 2024年 8月号 [雑誌]




 『RIZIN CONFESSIONS』第153回動画。今回は『RIZIN.47』から堀口恭司 vs. セルジオ・ペティス、スパイク・カーライル vs. キム・ギョンピョ、ジョニー・ケース vs. “ブラックパンサー”ベイノア、徳留一樹 vs. 宇佐美正パトリックの舞台裏です。続きを読む・・・
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o RIZIN RIZIN47 YouTube “ブラックパンサー”ベイノア   カルシャガ・ダウトベック キック キム・ギョンピョ クレベル・コイケ シェミスラブ・コバルチェク ジョニー・ケース スパイク・カーライル セルジオ・ペティス ブラック ボクシング ラジャブアリ・シェイドゥラエフ 上田幹雄 堀口恭司 宇佐美正パトリック 徳留一樹 梅野源治 武田光司 関鉄矢 魚井フルスイング

【RIZIN.47】武田光司、シェイドゥラエフに無念の一本負けで悔しさ「とんでもない選手だな」 『RIZIN.47』試合後インタビュー

9日に開催された『Yogibo presents RIZIN.47』(国立代々木競技場第一体育館)の試合後インタビューに選手たちが応じた。

●『Yogibo presents RIZIN.47』(国立代々木競技場第一体育館)
・第9試合 バンタム級
堀口恭司 vs. セルジオ・ペティス
・第8試合 フェザー級
クレベル・コイケ vs. フアン・アーチュレッタ
・第7試合 ヘビー級
上田幹雄 vs. シェミスラブ・コバルチェク
・第6試合 フェザー級
武田光司vs. ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
・第5試合 ライト級
スパイク・カーライル vs. キム・ギョンピョ
・第4試合 フェザー級
カルシャガ・ダウトベック vs. 関鉄矢
・第3試合 ライト級
ジョニー・ケース vs. “ブラックパンサー”ベイノア
・第2試合 オープンフィンガーグローブキックボクシングルール(※肘有り)
梅野源治 vs. 魚井フルスイング
・第1試合 ライト級
徳留一樹 vs. 宇佐美正パトリック

#武田光司 #RIZIN #RIZIN47

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45 MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN47 キック キム・ギョンピョ スパイク・カーライル

【RIZIN47】打撃で劣勢のカーライルがキム・ギョンピョをRNCで絞め落とし、2年ぶりの勝利をゲット

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
Def.3R1分11秒 by RNC
キム・ギョンピョ(韓国)

サウスポーのカーライルが右の関節蹴り、右サイドキックを伸ばす。距離が詰まるとキム・ギョンピョが左フックを振るい、下がったカーライルに右ストレートを伸ばす。至近距離の打ち合いでカーライルが右クロスを狙った。カーライルの左蹴り足をキャッチしたキム・ギョンピョがロープに押し込み、ボディロックで組む。コーナーに押し込められたカーライルが左ヒジを繰り出すも、これはキム・ギョンピョがかわした。右のオーバーフック、左腕を差し上げたカーライルが体勢を入れ替えるも、キム・ギョンピョがすぐに押し返してブレイクが掛かった。

再開後、キム・ギョンピョがオーソドックスに構えたカーライルに右カーフキックを当てる。カーライルも左を上下に散らし、右ハイを見せる。カーライルの右目上から出血が見られる。打撃が交錯したところでレフェリーが試合を中断。キム・ギョンピョの右ヒザがカーライルの下腹部を捉えたとして、キム・ギョンピョに口頭注意が与えられれ、試合再開へ。

キム・ギョンピョが右ローを放った瞬間に足を滑らせた。すぐに距離を詰めたカーライル。キム・ギョンピョはボディロックで捕らえてコーナーに押し込む。カーライルが差し返すも、キム・ギョンピョがダブルレッグに切り替えた。テイクダウンできず、離れたキム・ギョンピョにカーライルが蹴りを見舞う。ケージ中央で打ち合いからキム・ギョンピョがカーライルをコーナーに押し込み、離れ際に左を振るった。カーライルは右サイドキックで距離を取り、初回を終える。

2R、カーライルはオーソドックスに構える。キム・ギョンピョの左ジャブに嫌がる表情を見せたカーライル。キム・ギョンピョの左に右ミドルを合わせるも、サウスポーにスイッチして下がる。組んだカーライルがコーナーに押し込んでいく。左オーバーフックで捌いたキム・ギョンピョは、離れ際でパンチを浴びせ、下がるカーライルに左右フックで襲い掛かる。右前蹴りをボディに突き刺したキム・ギョンピョはカーライルの左ストレートをブロック。右ストレートを上下に散らして、カーライルにロープを背負わせる。

キム・ギョンピョのパンチに対し、明らかに嫌がる表情を見せるカーライルは左ジャブを受けて下がる。ダブルレッグを切られたカーライルには疲労も見え始めた。しかしカーライルも左フックを当ててボディロックで組んだ。カーライルがロープ際でバックに回ると、キム・ギョンピョがコーナーへ。カーライルはバックからヒザで削る。正対したキム・ギョンピョは右ヒザ蹴りをボディに突き上げ、カーライルが離れた。

最終回、キム・ギョンピョが左ジャブを突く。カーライルは右カーフキックを蹴るも、キム・ギョンピョのワンツーを受けて下がってしまう。ロープまで詰められたカーライルが首相撲から左ヒザを突き上げ、さらにダブルレッグで背中を着かせてバックに回る。立ち上がったキム・ギョンピョの背中に乗り、RNCで絞め落とした。

試合後、カーライルは「これまで3連敗中で、2年ぶりの勝利だった。サトシ選手とグスタボ選手が戦うと思うが、勝者と対戦したい」とアピールした。


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45 AB ABEMA MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN47 “ブラックパンサー”ベイノア カルシャガ・ダウトベック キック キム・ギョンピョ クレベル・コイケ シェミスラブ・コバルチェク ジョニー・ケース スパイク・カーライル セルジオ・ペティス デューク・ルーファス フアン・アルチュレッタ ブラック ラジャブアリ・シェイドゥラエフ 上田幹雄 堀口恭司 宇佐美正パトリック 徳留一樹 柏木信吾 梅野源治 榊原信行 武田光司 海外 関鉄也 魚井フルスイング

【RIZIN47】セレモニアル計量、堀口×セルジオ・クレベル×アルチュレッタに大歓声。どよめいたのは…。

【写真】デカいは分かりやすい。そんなシェミスラブ・コバルチェクの計量だった(C)MMAPLANET

都内にて、明日9日(日)東京都渋谷区の国立代々木競技場第一体育館で開催されるRIZIN47のセレモニアル計量が行われた。
Text by Takumi Nakamura

冒頭の榊原信行CEOの挨拶にもあったように、今大会はアメリカ、ポーランド、キルギス、韓国、カザフスタンから選手が来日する国際色豊かな大会となった。


計量ではメインの堀口恭司×セルジオ・ペティスへの声援はもちろん、クレベル・コイケ×フアン・アルチュレッタが揃って計量をクリアすると、両者の計量オーバーを心配した(?)ファンからは大歓声が起きた。

なおセルジオのセコンド、デューク・ルーファスはミルウォーキーつながりでNBAミルウォーキー・バックスのユニフォームを着用。34番=ヤニス・アデトクンボのモデルと思いきや、背中の文字は「ROUFUS」でオリジナルのものだった。

またヘビー級(120キロ以下)の上田幹雄とシェミスラブ・コバルチェクがスタージに現ると両者の“デカさ”が目立ち、コバルチェクがTシャツを脱いで上半身裸になるとどよめきも起きる。

RIZINの柏木信吾・海外事業担当も「コロナ禍もあってRIZINも70kg以下の試合が多かったのですが、久々のヘビー級の試合ということで、やっぱりヘビー級は“ザ・格闘技”という感じがしていいですね」と久々の光景に笑みを浮かべていた。

順調に進んだ計量だったが“ブラックパンサー”ベイノアと対戦するジョニー・ケースが公式計量でリミットを1kgオーバーし、セレモニアル計量にも姿を見せず。ケースはレッドカード(減点1)からの試合スタート、ケースが勝利した場合はノーコンテストという条件での試合実施となる。

■視聴方法(予定)
6月9日(日)
午後12時30分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■ RIZIN47計量結果カード

<バンタム級/5分3R>
堀口恭司:60.75キロ
セルジオ・ペティス:60.80キロ

<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ:66.00キロ
フアン・アルチュレッタ:66.00キロ

<ヘビー級/5分3R>
上田幹雄:111.30キロ
シェミスラブ・コバルチェク:114.65キロ

<フェザー級/5分3R>
武田光司:66.00キロ
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ:65.95キロ

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル:70.95キロ
キム・ギョンピョ:70.75キロ

<フェザー級/5分3R>
カルシャガ・ダウトベック:65.95キロ
関鉄也:65.90キロ

<ライト級/5分3R>
ジョニー・ケース:72.00キロ
“ブラックパンサー”ベイノア:70.95キロ

<キック・62キロ契約/3分3R>
梅野源治:61.95キロ
魚井フルスイング:61.65キロ

<ライト級/3分3R>
徳留一樹:70.95キロ
宇佐美正パトリック:70.90キロ

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RIZIN.47:オッズ/予想と展望

MMAの試合のみ。

徳留一樹 2.30
宇佐美正パトリック 1.57

3年前のサトシ戦以来の復帰となる徳留だが、サトシ戦の前からすでに八王子市役所の職員になることが決まっていて、実質セミリタイア状態。

宇佐美は2022年のデビュー2年目にRIZINデビュー。相手は今回同様ベテランの佐々木信治だったが、2Rまで佐々木に組み付かれる展開で苦戦し、3R目に打撃を入れての逆転勝ち。MMAでの前戦となる昨年4月のギョンピョ戦では、テイクダウン→パウンド→背中を向けたところでチョークに捕まり完敗。

徳留は34歳から3年のブランクは厳しい。佐々木戦の頃の宇佐美が相手でも難しいのでは。宇佐美KO勝ち。

ジョニー・ケース 1.15
ブラックパンサー”ベイノア 5.00

4月に大凡戦をやらかしたベイノア。極真出身でキックで王座を獲得し、AKAで1年間組技も強化してきたのでもっとできるはず。相手が井上で、負けられないという意識が働きすぎたのか。今回はそんな意識を持つ心配がない、RIZINタイトル挑戦者のケースとの対戦に。

昨年4月のアブドゥルカリコフ戦を負傷欠場したケースは1年半ぶりのMMAの試合となるが、昨年11月にはボクシングの試合にも出場しており、ブランクほどには体調の問題はなさそう。

ベイノアが検討した上でケース一本勝ち。

カルシャガ・ダウトベック 1.22
関鉄矢 4.00

6年ぶりRIZIN参戦となるダウトベックは1月のTOP BRIGHTSで松嶋こよみを1RKO。その試合を含めて5試合連続1RKO勝利。

ZST王者関はRIZINでは対日本人のみで3勝2敗。DEEPも含め、中堅クラスの日本人相手に勝ったり負けたり。

お互いストライカーだが、倒す力はダウトベックが上か。ダウトベックKO勝ち。

スパイク・カーライル 1.67
キム・ギョンピョ 2.10

現在3連敗中のカーライルだが、前戦の堀江戦はスタンドで背中に乗った状態からヒジを後頭部に入れてしまい減点されての負けで、内容では勝っていた。サトシ戦では負けたものの、サトシの極めを逃れてフィニッシュを許さず。

パトリックは宇佐美を1Rフィニッシュした後、昨年のアゼルバイジャン大会で地元選手を秒殺KO。2月に佐賀で矢地戦が組まれていたが負傷欠場。

2人ともタイトルマッチまでは行けなそうだが、この階級の日本人選手にとっては大きな壁。ギョンピョが打撃を効かせての判定勝ちと予想。

武田光司 2.50
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ 1.50

武田のフェザー級2戦目は初参戦で無敗のシェイドゥラエフに。ライトから落としてきた武田に対し、シェイドゥラエフはバンタム→63kgと上げてきて、昨年はROAD FCの63kg級トーナメント準決勝で体重オーバーし失格。

お互い組みが武器で、どちらが上回るかという試合。23歳と若いシェイドゥラエフは、組みで上を行かれて苦戦した時に弱気にならないか。一方の武田は、前回の萩原戦は組みで削りきって勝利したものの、それが精一杯でその先の攻めまで行けなかった。それが階級転向初戦だったためなのか、フェザー級での限界なのか。お互い不安要素がある。

より苦しい展開を経験している武田が競り勝って判定勝ちと予想。

上田幹雄 1.50
シェミスラブ・コバルチェク 2.50

お互いキャリア3勝同士だが、コバルチェクはアマチュアMMAでキャリアが豊富。ただし、3連続1RKO勝利とはいえ、相手の実力は微妙。

コバルチェクがどれくらいMMAでの組みができるかによる。

上田KO勝ち。

クレベル・コイケ 1.95
フアン・アーチュレッタ 1.83

フェザーでもパトリシオ・ピットブル相手に5R判定まで行っているアーチュレッタ。フィジカルの不利はおそらくない。クレベル相手にもテイクダウンで攻められるだけの組みの実力はある。金原戦のように、テイクダウンからパスの圧で削られる展開になった時の対応をクレベルが身につけているかどうか。

アーチュレッタ判定勝ち。

堀口恭司 1.36
セルジオ・ペティス 3.00

前回よりも差がついたオッズで堀口がフェイバリット。たしかに最後のフィニッシュまでは堀口が圧倒していたし、リングでの試合経験も堀口が圧倒的に上。ペティスはアメリカ大陸から時差がある海外に出ての試合も初。堀口に不安があるとすれば、一度フライに落としてからまたバンタムに体を作り直しての試合となることと、この試合へのモチベーションがあまり高くなさそうなところだが。

堀口判定勝ち。

イベント開始は9日14時予定。速報します。

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【RIZIN】徳留一樹RIZIN復帰!宇佐美正パトリックと激突!

大いに盛り上がったRIZIN.46の直後ですが、もう既に次の話題。6月9日に代々木第一体育館で開催されるRIZIN.47の追加対戦カードが発表されました。
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【RIZINライト級(71.0kg)】
徳留一樹(パラエストラ八王子)
宇佐美正パトリック(Battle-Box)
鈴木千裕を無双状態に仕上げて今をときめく名伯楽となった塩田“GoZo”歩率いるパラエストラ八王子のトップ選手・徳留が3年ぶりに実戦復帰。前回ホベルト・サトシ・ソウザに三角絞めで敗れたのは2021年の話だったんですね。あれから3年の充電期間を経て現在の状態はどうなのか。全盛期の実力はライト級屈指だっただけに仕上がり具合が気になります。対する宇佐美はボクシング高校6冠の実績を持つストライカー。イケイケでヤンチャな成績はいかにもプロ向き。立ち技はめっぽう強いが、寝技になると弱さを露見しており、徳留のテイクダウンを凌ぐ事が出来るか。際の攻防が今から楽しみです。
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【RIZINライト級(71.0kg)】
スパイク・カーライル(米国/Kings MMA Anaheim / Treigning Lab)
キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)
RIZINの常連となったカーライル。武田光司をフロントチョークで下した試合が印象的ですが、現在はホベルト・サトシ・ソウザ、堀江圭功に連敗中。生き残るためにはこれ以上の連敗は避けたい。しかし対戦相手は地味に強いキョンピョ。前戦ではイケイケだった宇佐美をテイクダウンするとバックチョークで一本勝ちしています。そればかりかROAD TO UFCではスプリットの判定負けを喫したものの準決勝に進出。さらに遡ると2017年には現在UFCライト級のトップランカーになったアルマン・ツアルキャンに惜敗するなど、ポテンシャルの高さは折り紙。ここでカーライルに勝てばタイトル戦線に浮上してくるのは間違いないでしょう。
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【RIZINヘビー級(120.0kg)】
上田幹雄(BRAVE)
シェミスラブ・コバルチェク(ポーランド/Koloseum Kuznia Formy Pulawy)
スダリオ剛にKO勝ちした事でヘビー級のトップファイターとしての期待が沸騰中の上田。極真空手出身にして全世界空手道選手権大会で優勝した実績も相まって最強幻想が生まれつつあります。そんな上田に用意された相手はポーランドのMMAイベントKSWの刺客コバルチェック。193cmという恵まれた体格にブラジリアン柔術、レスリング、ボクシング、キックボクシング、テコンドー、ムエタイを習ってきたオールラウンダーのようです。プロMMAでは3勝0敗と底が見えていないだけに、もしかするとRIZINで化ける可能性も十分。上田を慌てさせる事が出来るか。
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【RIZIN LANDMARK08】ルイス・グスタボ戦へ、堀江圭功「深いところまで自分を信じてやるしかない」

【写真】凄く良いことを言ってくれているインタビューです (C)TAKUMI NAKAMURA

24日(土)、佐賀県佐賀市のSAGAアリーナで開催されるRIZIN LANDMARK 8 in SAGAのメインイベントにて、堀江圭功がルイス・グスタボと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

昨年9月RIZIN.44でのスパイク・カーライル戦からライト級に階級を上げた堀江。カーライルにクリーンテイクダウンを許さずに打撃で競り勝ち、判定勝利を収めた。2024年の初陣はルイス・グスタボとの対戦が決まり、打撃主体のグスタボと戦うことで「カーライル戦とは違う自分が見せられる」という。さらにライト級で海外勢に勝つためには「深いところまで自分を信じてやるしかない」と語った。


――今日は月曜日の練習後のインタビューですが、一週間どのようなスケジュールで練習しているのですか。

「自分は試合前も試合後もあまりメニューが変わらなくて、月・金がMMA、火がグラップリング、水が立ちからのシチュエーションスパー&MMAグラップリング、木もMMAスパーリングをまじえてのMMAグラップリングで、土はフィジカルですね」

――基本的にALLIANCEでの練習がメインですか。

「そうですね。出稽古に行く場合は火曜にロータス、木曜にTRIBE TOKYO MMA。ボクシングのトレーナーがたまにジムに来てくれるので、その時にミットを持ってもらったり、水曜にボクシングのパーソナルトレーニングを入れることがあります」

――ここまでの仕上がり・調整はいかがでしょうか。

「怪我も体調不良もなくていい感じですね。先週の火・水はちょっと動き的にあれ?というところがあったのですが、木・金くらいから上がってきて『よっしゃー!』って感じです」

――前回MMAPLANETで取材させてもらい、堀江選手は自分の感性・感覚を大事にしている選手だと思いました。

「そうですね。今まさに試合に向けて色んな動きがハマってきている段階です」

――前回のスパイク・カーライル戦が終わってからはどんなことを意識して練習しているのですか。

「佐々木憂流迦戦(2021年9月)のあとから体力を向上させたくて、あまり試合後に休む期間を設けずに練習するようにしたんですよ。だからカーライル戦以降もずっと練習を続けていました。いわゆる試合前の追い込み時期は締めにサーキットトレーニングを入れたり、逆に週末は5分3R・試合と同じ時間に濃縮したスパーリングをやったり、そういう形で仕上げています」

――ただ追い込むだけではなく、試合のために仕上げる練習を続けているのですね。

「セコンドにつく選手と作戦を立てて練習もするし、練習前に髙阪(剛)さんにその日の体調やコンディションを伝えて、じゃあ今日はこういう感じでいこうと話しながらやっています」

――さて今大会ではルイス・グスタボと対戦が決まりました。

「カーライルの時もそうだったんですけど、試合が決まって相手のことを知れば知るほど『こいつ強いなぁ…』と思いました。決まる前からグスタボが強敵だということは分かっていましたが、やっぱり強敵ですよ」

――組みメインのカーライルとは真逆のタイプの選手と対戦することになったと思います。ファイトスタイルにはどんな印象を持っていますか。

「基本的にストライカーで、荒くてセオリーがない。そういう印象ですね」

――まさにヴァンダレイ・シウバ的というか、荒くて激しいブラジル人ストライカーという印象です。

「(ヴァンダレイと)似ているところはありますねよね。歩きながら前に出てパンチを出すところとか。彼から受け続いている部分もあると思います」

――打撃のフォームは決して綺麗ではないですが、MMAでは強さを発揮するスタイルです。

「それですね。ああいう打撃に慣れてないからこそ、いざ向き合ったら危険な相手だと思います。相手の打撃が強いことは明確なので、そこに対して自分がどう戦うかを作っているところです」

――カーライル戦は堀江選手の組みへの対応力が出た試合でした。グスタボ戦はそれとは違う試合=打撃戦が予想されます。

「相性的にカーライルよりもやりやすさはあると思うんですよ。だからこそ自分の強さが目立つ場面もあると思うので、カーライル戦とは違う自分が見せられると思います」

――堀江選手はもともと空手出身で、自分の打撃を伸ばすためにどんな練習をしているのですか。

「自分自身、打撃そのものはそんなに変わっていないと思うんですけど、向き合った人からは『前よりも距離を遠く感じる』と言われたりするんですよ。ガガガッ!と変わることはないですが、細かいところで成長していると思います。あとは練習でやっているけど、まだ試合で出せてないものだったり、今回はグスタボが相手だからこそ、そういう部分が見せられるんじゃないかなと思いますね」

――カーライル相手に組み負けなかったことで戦い方の幅も広がりそうですか。

「しっかり組みに対応できたことは自信になったし、カーライルはライト級でもパワーがある方だと思うんですよ。しっかり四つで組んだりしたわけではないですが、力負けしたとは思ってないので、そこも自信になりました。あと組みに関しては、自分がカーライルにやられて嫌だったことを真似して『これいいかも!』と思える技術もあったので、あの試合ですごく伸びた部分はありましたね」

――僕はMMAにおいてストライカーが組みを覚えると打撃が伸びると思っています。

「テイクダウンディフェンスを磨くことで自信を持って打撃でいけるし、組みに自信がついたからこそ出せる打撃が増えると思っています。もちろんグスタボが組みに来ることも想定していますが、より自分の打撃を出せる展開にはなると思います」

――堀江選手にとって九州で初の試合、しかもメインイベントです。そこについてはいかがでしょうか。

「うれしいですね。地元でしか会えない友達や仲いい人たちが見に来てくれるので。ただ周りのためじゃなくて、自分のために戦うことが今回のポイントだと思います。自分が自分のために戦って最善を尽くしてグスタボに勝つことで、周りのみんなが喜んでくれると思うので、自分はグスタボに勝つことだけを考えて戦います」

――2024年、ここからはどこを目標に戦っていこうと思っていますか。

「これからは深いところまで自分を信じてやるしかない。そこがむちゃくちゃ大事になると思います。試合でも試合じゃない時でも」

――深いところまで自分を信じる、ですか。

「例えばまだ試合で出すことが怖い技術があるとします。その技術が目の前の相手に対して『決まるんだろうか?』と思った時、やっぱりリスクは背負いたくないじゃないですか。でもそこで自分を信じていかないといけない。だから簡単に言うとリスクを背負うってことですかね。これからの試合はそういう部分が大事になってくると思っています。ただ自分はそれをリスクと呼びたくないんですよ。周りから見たらリスクかもしれないけど、それをやることが勝利につながるわけだから」

――なるほど。

「逆に言えば、ここからはそういう技術を出していかないと勝てない相手になってくると思うんです。次のグスタボも含めて。そこを自分なりに表現すると“深いところまで自分を信じる”ですね」

――ライト級に上げたことで新たなチャレンジというか、違うステージでの戦いに挑んでいるようですね。

「ライト級は世界的に層が厚くて、相手もデカくなるんですけど、自分もベストコンディションで戦えるんですよ。それがフェザー級との違いですね」

――生き物として一番強い堀江圭功としての挑戦ですね。

「それが今の自分には一番大切なところだと思います。試合で自分を出すという意味で、フェザー級は減量で弱っている自分を出していたのが、ライト級は一番自分を出せる。その分、相手のレベルも上がるんですけど、自分は一番強い自分を出してどこまでいけるかを勝負したいです」

■視聴方法(予定)
2月24日(土)
午後12時00分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

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