カテゴリー
Report UFC UFN ESPN+37 UFN179 エジソン・バルボーサ ブログ マクワン・アミルカーニ

【UFN179】バルボーサ、アミルカーニを寄せつけず。右でダウンを奪い、逆アナコンダで追い込み大勝

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
Def.3-0:30-26.30-27.29-28
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)

まず右ローを蹴ったバルボーサに対し、アミルカーニは遠めの位置取りで様子見を続ける。バルボーサは右ローをもう一発蹴るが、距離を詰めない。ローに右ジャブを合わせていったアミルカーニの跳びヒザにバルボーサが距離を取る。バルボーサは右ミドルを見せて、餌を撒く。続いて右前蹴りを見せたバルボーサがボディ、アミルカーニはジャブをここでも打っていく。ボディへの攻撃をバルボーサが増やすと、アミルカーニの跳びヒザで足の甲が急所に入る。そのまま試合は続き、アミルカーニのシングルレッグを防いだバルボーサはアッパーを打たれるもクリンチは必死に拒む。バルボーサは鋭いローを走らせ、右ストレートをヒット。アミルカーニはカウンターのフックを当て、ミドルを掴んでテイクダウンに成功も初回を落とした。

2R、アミルカーニの右アッパーにボディアッパーを入れたバルボーサが、右ミドルを蹴る。フェイクを交えた制空権の奪い合いのなかで、バルボーサが鋭いローを入れ右ストレートでダウンを奪う。シングルに出たアミルカーニをアナコンダで捕えたバルボーサは、がぶりからスタンドに戻って右ストレートから右ハイを狙う。アミルカーニは右を振るって組みつくが、これも切られがぶられる。

残り70秒でスタンドに戻った両者は、30秒を切って右ストレートで2度目のダウンを奪ったバルボーサはここでもアナコンダチョークへ。自らの得意技をなんとか切り抜けて、スクランブルからトップを取ったアミルカーニがパウンドを落とすも時間は殆ど残っていなかった。

最終回、右前蹴りを入れたバルボーサがアミルカーニの接近を許さない。ジャブからワンツーで迎え撃ち、テイクダウン狙いを切ったバルボーサだが、アミルカーニは跳びヒザから組みついてボディロックテイクダウン。スクランブルでもシングルに出て、バルボーサのキムラに動きを止められる。ようやく腕を抜きトップを取った時点で、残り試合時間は3分に。

バルボーサは三角を狙う仕草も見せたが、基本は固めて逃げ切りを図っている。アミルカーニもワキ腹にパンチを落とすぐらいで、逆転フィニッシュに繋がる動きを見せることはできない。残り1分でスタンドに戻されると、アミルカーニは左フックを被弾して動きが止まる。右ストレートで3度目のダウンを奪ったバルボーサは、立ち上がったアミルカーニにコンビネーション、さらに右フックを打ちこみ試合終了の合図に勝利を確信し両手を挙げた。

判定負けとなったアミルカーニは「ランクが上なのに対戦を受けてくれてありがとう」と話しかけ、バルボーサも「リスペクトしているから」と返した。


The post 【UFN179】バルボーサ、アミルカーニを寄せつけず。右でダウンを奪い、逆アナコンダで追い込み大勝 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
News UFC UFN ESPN+37 UFN179 アラン・ボドウ エジソン・バルボーサ コリー・サンドハーゲン ステファニー・エッガー ドリキュス・デュプレシー ブログ マクワン・アミルカーニ マルロン・モラエス

【UFN179】計量終了 アラン・ボドウ、デュプレッシー、エッガー、ショートノーティスUFCデビュー

【写真】デュプレッシーと対戦するペレスは、フェイスオフでジョーカーのメイクをする力のいれようだった (C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)にUAEはアブダビのUFC Fight Islandで開催されるUFN179:UFN on ESPN+37「Moraes vs Sandhagen」の計量が、10日(金・同)に行われている。

メインでマルロン・モラエス✖コリー・サンドハーゲンという見逃せないバンタム級マッチがメインで組まれている同大会には、日本に関係しているファイターも含め気にショートノーティスで世界最高での叩きを実現させた選手がまま見られる。

その1人がアラン・ボドウだ。長らく日本で暮らし、Grachan、HEAT、Grandslamなど独立団体でファイトし、HEATではヘビー級とライトヘビー級のチャンピオンに輝いた。


フランスに帰国後もTKOなどで結果を残しており、今回はセルゲイ・スピヴァクの代役としてトム・アスピナルとのオクタゴン・デビュー戦のチャンスを得た。日本にいた頃は打撃、組みともパワーに押し切ることができたが、一方でガードの甘さがあったのも事実だ。UFCでの打撃戦では命取りになる、その辺りがパリの名門MMA Factoryでどれだけ改善されているか。そして、ここをクリアし次戦からは本来のライトヘビー級で活躍につなげてほしいボドウだ。

ボドゥ同様にメインカードでUFCデビュー戦を戦うのは、南アフリカ人ファイターで元KSWウェルター級王者のドリキュス・デュプレシーだ。

ホドウフォ・ヴィエイラの代役で2週間の準備でマルクス・ペレスと戦うデュプレシーは「ファイトアイランドで戦えるなんてアメージングだ。ここにやって来る前は色々とやることがあったけど、もうあとは戦うだけ。僕はKSWでメインで2度戦っているし、1万5千人の前での試合も経験してきた」と突然の世界最高峰で戦う機会にも自信をのぞかせていた。

スイスからUFC初陣を迎えるステファニー・エッガーは去年の7月にRIZINでKINGレイナにキャリア3度目の黒星を与えた選手。9月5日にホームのスイス・ザンクトガレンでローカル大会で勝利したばかりのエッガー。彼女もまた2週間前というショートノーティスのオファーに合意し、トレイシー・コーテズと戦うこととなった。

コロナ禍だからこそチャンスを得て、ファイトアイランドにやってきた選手たち。この機会を生かし、UFCで生き残ることができるか──大切な初戦の行方が気になる。

■視聴方法(予定)
10月12日(日・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS

■UFN179計量結果

<バンタム級/5分5R>
マルロン・モラエス: 136ポンド(61.69キロ)
コリー・サンドハーゲン: 136ポンド(61.69キロ))

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ: 145.5ポンド(66.0キロ)
マクワン・アミルカーニ: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル: 265 ポンド(120.2キロ)
マルチン・ティブラ: 263ポンド(119.29キロ)

<ミドル級/5分3R>
マルクス・ペレス: 186ポンド(84.37キロ)
ドリキュス・デュプレシー: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
トム・アスピナル: 252ポンド(114.3キロ)
アラン・ボドウ: 254ポンド(115.21キロ)

<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル: 146ポンド(66.22キロ)
イリャ・トピーラ: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
トム・ブリーズ: 186ポンド(84.37キロ)
KB・ブラール: 186ポンド(84.37キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ホドリゴ・ナシメント: 265 ポンド(120.2キロ)
クリストファー・ダカウス: 227ポンド(102.96キロ)

<ミドル級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ホアキン・バックリー: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
アリ・アル・カイシ: 136ポンド(61.69キロ)
トニー・ケリー: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ: 146ポンド(66.22キロ)
オマル・モラレス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
トレイシー・コーテズ: 136ポンド(61.69キロ)
ステファニー・エッガー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フライ級/5分3R>
タジル・ウランベコフ: 126ポンド(57.15キロ)
ブルーノ・シウバ: 125.5ポンド(56.92キロ)

The post 【UFN179】計量終了 アラン・ボドウ、デュプレッシー、エッガー、ショートノーティスUFCデビュー first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Interview UFC UFN ESPN+37 UFN179 エジソン・バルボーサ ブログ マクワン・アミルカーニ

【UFN179】バルボーサと対戦──マクワン・アミルカーニに尋ねた、アナコンダ「バックから移行? 安全だ」

【写真】かつてはスピニングチョークと呼ばれたアナコンダチョーク。日本ではミノタウロ・ノゲイラが有名にした技だ(C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)にUAEはアブダビのヤス島=フUFCァイトアイランズで開催されるUFN179:UFN on ESPN+37「Moraes vsSandhagen」。

大会名にあるようにメインでバンタム級トッププロスペクト対決=マルロン・モラエスがコリー・サンドハーゲンと対戦する同大会には元KSWウェルター級王者の南アフリカ人選手=ドリキュス・デュプレシー、日本を拠点にHEATでヘビー級とライトヘビー級の2階級王者だったアラン・ボドゥ、さらにRIZINでKINGレイナに勝利しているステファニー・エッガーらが出場する。

そんななかセミでエジソン・バルボーサと対戦するマクワン・アミルカーニに注目したい。

ニヒルな笑みを浮かべていたアミルカーニ(C)Zuffa/UFC

7日に行われたバーチャル会見で、ショートノーティス出場にも「もともと、次の試合が決まっていたから問題じゃなかった」というアミルカーニ。

対戦相手のバルボーサのフェザー級初戦で敗れた微妙な判定については尋ねられると「あの試合はチェックしたよ。そうだね、僕が言えることはあのレフェリーは今回の試合には必要ないということだよ」という茶目っ気のある言葉を残した。

さらにバルボーサに関しては「経験豊富なファイターだ。きっとカウンターでKOを狙ってくるだろう。でも、それが大きな間違いだと分かるだろう」と話したアミルカーニに対して、MMAPLANETではアナコンダチョークという得意技に関して尋ねた。


過去5戦で3勝2敗、そしてアナコンダチョークでの勝利が2度もある彼は、この得意技に関してどれほど自信を持っているのであろうか。

──マクワン、アナコンダチョークが最大の武器であることは皆が知っていますが、前回にダニー・ヘンリー戦のようにバックコントロールに入っている相手に対して、両足をフックしてバックキープでなくわざわざ正対してアナコンダチョークを仕掛けるという場面をMMAで見ることは本当にレアです。

「僕はあの形からアナコンダチョークを極める自信が100%あるんだ(微笑)。ただし、多くの人がアナコンダは50種類に及ぶチョークの一つだと捉えているだけなんだけどね」

──バックという有利なポジションにいて、がぶりにやスクランブルでないのにアナコンダチョークという選択はリスキーではないですか。

「そんなことはないよ。ちゃんとセットアップできるのであればね。それにバックコントロールやフックから、ポジションを失うことはいくらでもある。僕も実際にそういうことがあった。バックを制して落とされることを考えると、アナコンダに移行することはずっと安全だと思っている。

でも、何もあの位置からの攻撃はアナコンダチョークだけじゃないから、違う技を……プランBを見せることもあるだろう。期待しておくれよ(微笑)」

──現状では腕を差してくる相手に対してダースチョークを選択する選手が多いと思いますが、マクワンにとってアナコンダチョークの利点とはどこになるのでしょうか。

「僕はブラボーチョーク……ダースチョークも好きだよ。ただ歳月をかけてアナコンダを磨いていると、アナコンダの方が深く入ることができるんだ。それを理解してから、アナコンダの極め方を見極めることができるようになった。だから僕にとってはアナコンダが使い勝手の良い技であり、他の選手は違うんだろう」

ニヤリとニヒルな笑みを浮かべるアミルカーニに、その自信の程が伺えるが、アナコンダチョークだけでなくプランBを見ることができるのか。マクワン・アミルカーニがバックに回った際、どのような虎ジッションがあるのか要注目だ。

■視聴方法(予定)
10月12日(日・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS

■UFN179対戦カード

<バンタム級/5分5R>
マルロン・モラエス(ブラジル)
コリー・サンドハーゲン(米国)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル(米国)
マルチン・ティブラ(ポーランド)

<ミドル級/5分3R>
マルクス・ペレス(ブラジル)
ドリキュス・デュプレシー(南アフリカ)

<ヘビー級/5分3R>
トム・アスピナル(英国)
アラン・ボドゥ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル(米国)
イリャ・トピーラ(ドイツ)

<ミドル級/5分3R>
トム・ブリーズ(英国)
KB・ブラール(カナダ)

<ヘビー級/5分3R>
ホドリゴ・ナシメント(米国)
クリストファー・ダカウス(米国)

<ミドル級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
ホアキン・バックリー(米国)

<バンタム級/5分3R>
アリ・アル・カイシ(ヨルダン)
トニー・ケリー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ(ジョージア)
オマル・モラレス(ベネズエラ)

<女子バンタム級/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
ステファニー・エッガー(スイス)

<フライ級/5分3R>
タジル・ウランベコフ(ロシア)
ブルーノ・シウバ(ブラジル)

The post 【UFN179】バルボーサと対戦──マクワン・アミルカーニに尋ねた、アナコンダ「バックから移行? 安全だ」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFC ESPN08 エジソン・バルボーサ ダン・イゲ ブログ

【UFC ESPN08】フェザー級転向初戦のバルボーサ、ダウンを奪いながら省エネファイトでイゲに下る

<フェザー級/5分3R>
ダン・イゲ(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
エジソン・バルボーサ(ブラジル)

右を振るって前に出たイゲ。バルボーサはヒザを返して、右を伸ばす。左右のフックで引き続き前進するイゲに対し、バルボーサは右エルボーを打ち込み、続く右フックでダウンを奪う。ガードの中からパンチを落とすバルボーサ、イゲは懸命に手首を掴む。バルボーサが勢いのある鉄槌を連打し、スタンドに戻ると左ボディフックを打ち込む。慎重に戦うバルボーサはボディを被弾し、ジャブを受けそうになると左ミドルを繰り出す。

空振りながら鋭いフックを振るうイゲだが、左を受けてバランスを崩す。この局面に前に出るイゲはケージにバルボーサを押し込む。すぐに離れたバルボーサが初回を取った。

2R、イゲが開始直後にパンチを纏めて前に出る。バルボーサは右ローを蹴るが、ワンツーを受けてケージに押し込まれる。首相撲にイゲを捕らえたバルボーサが、ヒザをボディに突き上げて離れる。鋭いワンツーを入れたイゲが、細かいパンチで前に出る。手数で上回るイゲ、バルボーサの首相撲にも右ボディを打ち込む。離れてからのテイクダウン狙いのイゲ、これを切ったバルボーサがアナコンダ狙いから立ち上がる。

疲れないよう戦っているのが伝わってくるバルボーサ、イゲはもっと動かせたいところだ。と、イゲはテイクダウン狙いが引き込み鉄槌からパンチを受けてしまう。勿体ないイゲの選択だった。

最終回、左の相打ちからバルボーサがローを蹴る。左ミドルを蹴られたイゲは右フックも体が流れている。バルボーサは蹴り中心で、距離をとりカウンター狙いか。と、イゲの左フックを首相撲に捕えたバルボーサがヒザ蹴りから、リリースしてパンチをボディに入れる。効かされたイゲのテイクダウン狙いを切ったバルボーサがロー、左ストレートをローに合わせる。残り1分強で組んでテイクダウンを決めたイゲに対し、バルボーサはバタフライガードで足を越えさせない。2Rを取っているという判断のバルボーサ、最後までガードに徹しタイムアップに。この判断が裏目に出て、バルボーサはスプリット判定を落とした。


カテゴリー
News UFC UFC ESPN08 アリスター・オーフレイム ウォルト・ハリス エジソン・バルボーサ ソン・ヤードン ブログ マイク・デイヴィス マルロン・ヴェラ マーヴィン・ヴェットーリ ユライア・フェイバー

【UFC ESPN08】計量終了 デイヴィスがメディカルで不可、アーウィン代役案。ヤードン→ユライア IN??

15日(金・現地時間)、16日(土・同)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC ESPN08「Ovreem vs Harris」の計量が混乱を伴って行われた。

ジガ・チカズとフェザー級マッチで対戦予定だったマイク・デイヴィスが、合併症でメディカルを通らず、欠場が決定。代役として白羽の矢が立ったアーウィン・リベラは、コロナの検査を含めたメディカルにパスした場合は計量と試合出場が認められるということになり、オフィシャル計量とは別の時間で計量が実施されることなった。


今回の計量ではフェザー級転向のエジソン・バルボーサを含め、計量失敗はなかったが、マルロン・ヴェラと対戦するはずだったソン・ヤードンが計量後にビザ問題で出場不可能になる可能性があり、何と師匠格のユライア・フェイバーが代役出場に名乗り出て──153.5ポンドで計量を終えている。

※ソン・ヤードン欠場&ユライアの代役出場に関しては、詳細を後程掲載します。

さらにスタンバイファイターとして、水曜日のUFN171でカール・ロバーソンと体調不良で試合がなくなったマーヴィン・ヴェットーリがライトヘビー級として計量を済ませている。

全選手の計量結果は以下の通りだ。

■UFC ESPN08計量結果

<ヘビー級/5分5R>
アリスター・オーフレイム: 253.5ポンド(114.98キロ)
ウォルト・ハリス: 264.5ポンド(1119.97キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
クラウジア・ガデーリャ: 115.5ポンド(52.38キロ)
アンジェラ・ヒル: 115ポンド(52.16キロ)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ダン・イゲ: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダース: 186ポンド(84.37キロ)
クリシュトフ・ヨッコ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン: 145.5ポンド(66.0キロ)
マルロン・ヴェラ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエザ: 170.5ポンド(77.34キロ)
マット・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケヴィン・ホランド: 185.5ポンド(84.14キロ)
アンソニー・ヘルナンデス: 182.5ポンド(82.78キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ: 145.5ポンド(66.0キロ)
アーウィン・リベラ:──ポンド(──キロ)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス: 146ポンド(66.22キロ)
ネイト・ランドヴェール: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・ケイシー: 126ポンド(57.15キロ)
マラ・ロメロ・ボレッラ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ドンテイル・メイス: 241ポンド(109.3キロ)
ホドリゴ・ナシメント: 255ポンド(115.66キロ)

マーヴィン・ヴェットーリ: 203.5ポンド(92.3キロ)
ユライア・フェイバー: 153.5ポンド(69.62キロ)

カテゴリー
UFC アリスター・オーフレイム アンソニー・スミス ウォルト・ハリス エジソン・バルボーサ グローバー・テイシェイラ ブログ レイ・ボーグ

【UFC】ニューノーマル時代のUFCにアリスターらが出場。ここでの計量失敗数は、今後のMMAの指針に??

Alistair Overeem【写真】ヘビー級のアリスター、通常体重が265ポンドなければ減量の心配はない (C)MMAPLANET

1日(金・現地時間)、UFCが9日(日・同)のUFC249に続き、フロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで13日(水・同)および、16日(土・同)に開催予定の2大会のカードを発表している。

まず水曜日開催となった13日のイベントのメインは4月25日に開催予定だったネブラスカ州リンカーン大会のヘッドライナーだった、アンソニー・スミス✖グローバー・テイシェイラのライトヘビー級戦がスライドされている。

また16日大会のメインは、4月11日のポートランド大会のメインだったアリスター・オーフレイム✖ウォルト・ハリス戦が組まれている。


今回の2大会はやはり大会延期という事実上、中止となったイベントで決まっていたカードや出場予定だった選手の名前が多く見られる。

13日大会はメインの他に4月25日に行われるはずだったネブラスカ州リンカーン大会からミドル級のカール・ロバーソン✖マーヴィン・ヴェットーリが組まれ、同大会に出る予定だったマイケル・ジョンソンとオヴァンス・サンプレーは対戦相手が変更されての出場要請となった。

また5月2日のオクラホマ州オクラホマシティ大会からヘビー級のアンドレイ・オルロフスキー✖フィリッピ・リンス、ライト級のドリュー・ドバーは相手が代わってのスタンバイとなっている。

そして16日大会では上記にあるメインと同様にポートランド大会からミドル級のエリク・アンダース✖クリシュトフ・ヨッコ、ヘビー級のドンテイル・メイス✖ホドリゴ・ナシメントがそのまま組み込まれ、3月28日のオハイオ州コロンバス大会でエディ・ワインランドと対戦予定だったマルロン・ヴェラが、ソン・ヤードンと相対することが決まった。

さらにヘビー級のドンテイル・メイス✖ホドリゴ・ナシメントがリンカーン大会から移行されている。同大会におけるオクラホマシティ大会からスライドファイトはないが、クラウジア・ガデーリャとエジソン・バルボーサは、対戦相手が代わったうえでの出場となる。

UFC249と比較すると、対戦カード的には活動復活のスペシャル感はそれほどなくUFCのニューノーマルが始まった感すらある。

(C)Zuffa/UFC

(C)Zuffa/UFC

そんな2大会、MMAPLANET的には2人の階級変更を行う選手の試合に注目したい。

1度はバンタム級に階級を上げ、フライ級の活動再開とともに戻しながら、3度目の計量失敗(バンタム級を含めると4度目)のレイ・ボーグが、再度バンタム級に階級を上げてリッキー・シモンと対戦する。フライ級ではどちらかといえばパワーファイターだったボーグが、バンタム級でガチャガチャ系のシモンを相手にスピードで上回ることができるのか。

(C)Zuffa/UFC

(C)Zuffa/UFC

また16日大会ではエジソン・バルボーサが、フェザー級に階級を落としてダン・イゲ戦に臨む。

これまでオクタゴンではライト級ファイターとして14勝8敗という戦績を残してきたバルボーサ。過去5試合はえげつないほどの強豪=カビブ・ヌルマゴメドフ、ケヴィン・リー、ダン・フッカー、ジャスティン・ゲイジー、ポール・フェルダーとの連戦が続き、1勝4敗と大きく星を落としている。特に直近、昨年9月には過去に勝利しているフェルダーに敗れたことが階級を下げる要因となったか。

ボーグのように階級を上げるのではなく、階級を下げるバルボーサ。ロックダウンがなされ、PCR検査が大規模で行われている米国ではともかく、検体が少なく──クラスター発生を抑える方向性できた日本では陽性で症状が出ていない人の移動が公共交通を使い移動することがまま続いており、過酷な水抜き減量は現状の格闘技大会にマッチしているとは到底思えない。

殴り、蹴るが欠かせない格闘技にあって、(日本では)点滴を打つのは医療行為。水抜きよる脱水症状が起こるリスクは医療現場の現状を踏まえると、いの一番に避ける必要がある。練習環境ばかりか生活環境がコロナ以前と違う状況下で、活動再開するUFCの3大会。ここで、どれだけ減量失敗が見られるのか。その点も今後のMMAイベント再開に当たり指針となるだろう。

■UFC5月13日大会 対戦カード

<ライトヘビー級/5分5R>
アンソニー・スミス(米国)
グローバー・テイシェイラ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
ベン・ロズウェル(米国)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・トバー(米国)
アレキサンダー・フェルナンデス(米国)

<バンタム級/5分3R>
レイ・ボーグ(米国)
リッキー・シモン(米国)

<ミドル級/5分3R>
カール・ロバーソン(米国)
マーヴィン・ヴェットーリ(イタリア)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)
フィリッピ・リンス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
チアゴ・モイゼス(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
シジャラー・ユーバンクス(米国)
サラ・モラス(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ハンター・アジャー(米国)
ブライアン・ケレハー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
チェイス・シャーマン(米国)
イケ・ビジャヌエバ(米国)

■UFC5月16日大会 対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
アリスター・オーフレイム(オランダ)
ウォルト・ハリス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
クラウジア・ガデーリャ(ブラジル)
アンジェラ・ヒル(米国)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
ダン・イゲ(米国)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダース(米国)
クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン(中国)
マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<ミドル級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
アンソニー・ヘルナンデス(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジガ・チカズ(ジョージア)
マイク・デイヴィス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・ケイシー(米国)
マラ・ロメロ・ボレッラ(イタリア)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
ネイト・ランドヴェール(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ドンテイル・メイス(米国)
ホドリゴ・ナシメント(米国)