今ではすっかりかっぷくが良くなって、ある意味で議員体型になったとも言える桜井“マッハ”速人。格闘代理戦争を見てきた最近のファンの方は、うるさ型のひょうきんなおじさんにしか見えないと思いますが、この人がとんでもなく凄かった時代があるのです。その代表格は2000年12月のプロフェッショナル修斗公式戦で行われたフラック・トリッグの一戦。
トリッグはレスリングをベースに強烈なテイクダウンとゴツゴツしたパウンドを武器に修斗で2連勝。PRIDEでもファビアノ・イハとの中量級トップ対決を制して無敗。マッハも当時無敗だった事もあり、頂上決戦的な雰囲気が漂う中で試合は始まります。
互いにアグレッシブに攻め合い、激しく攻守が入れ替わる激戦。1R終了間際にはマッハがあわやパウンドアウト負けという大ピンチの中ラウンド終了。誰もがマッハの敗戦が脳裏をかすめた事でしょう。
でも追い込まれてからがマッハの真骨頂。グラウンドから脱出するとカウンダ―の左フックをクリーンヒットさせてダウンを奪うと完全に形勢逆転。立ち上がったトリッグに対して膝蹴りで2度のダウン奪ったところでレフェリーが試合を止めました。会場はもちろん大爆発。興奮のあまり観客がリングサイドに雪崩れ込んでマッハと握手するシーンはいまだに胸が熱くなります。桜井マッハのスラっとした体型も修斗のダウンカウント制もフジテレビの格闘情報番組SRSも含めて昔を懐かしんでくださいませ。
カテゴリー: PRIDE・格闘技
出場予定だったジャカレ・ソウザが新型コロナウイルスで陽性反応が出るというアクシデントの中、UFC249が予定通りフロリダ州ジャクソンビルで無観客で行われます。果たしてどうなりますか。
そうは言っても対戦カードは豪華絢爛。セミではヘンリー・セフード×ドミニク・クルーズのフェザー級タイトルマッチ、メインはトニー・ファーガソン×ジャスティン・ゲイジーのライト級暫定王座決定戦と見どころ満載。コロナ禍で格闘技を観戦出来る幸せを噛みしめつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。
【ヘビー級】
○グレッグ・ハーディー
(判定3-0)
×ヨルガン・デ・カストロ
1R、開始直後から至近距離でのパンチの打ち合い。一触即発の空気が流れる。試合が落ち着くとカストロは的確なローをヒット。じわじわとプレッシャーをかけていくが、後半になるにつれてハーディーが圧力をかけ返す。ケージに追い込むと前蹴りを顔面に打ち込むなど攻勢。しかしカストロは距離を取って立て直してラウンドを終えた。
2R、ハーディーは息が上がって発汗が目立つ。スタミナが切れたのか運動量がやや落ちる。カストロは様子を見ながらローを蓄積。深追いをしない。決定的な場面がないままラウンド終了。
3R、開始直後にハーディーがラッシュを仕掛けるがカストロは冷静に対処。ハーディーも距離を取って試合が落ち着いてしまう。中盤になるとカストロがスリップして転倒。グラウンドで横になったがハーディーは攻めにいかず、レフェリーはスタンドを促す。再開後も手数が出ないまま試合終了。微妙な判定はハーディーに軍配。
【フェザー級】
×ジェレミー・スティーブンス
(2R TKO)
○カルヴィン・ケイター
1R、開始直後から前に出るのはスティーブンス。じわじわ追い詰めて積極的にパンチを出していく。しかしケイターもしっかり打ち返して一触即発の打ち合いが続く。終盤になるとケイターの右フックがクリーンヒット。ダウンかと思いきやスティーブンスは逆に前に出る打たれ強さ。最後まで激しくパンチを交わしてラウンドを終えた。
2R、勢いを増すのはケイター。アッパーを交えた左右のコンビネーションが鮮やかにヒット。しかしスティーブンスは倒れない。ケイターの猛攻を交わして一呼吸を置く。しかしパンチの交差からケイターの右の肘がカウンターでクリーンヒット!さすがのスティーブンスはダウン。ケイターのパウンドを見てレフェリーが試合を止めた!ケイターが強烈なエルボーで試合を決めた!!
【ヘビー級】
○フランシス・ガヌー
(1R TKO)
×ジャイルジーニョ・ローゼンストライク
1R、ジャブでタイミングを窺うガヌー。様子を見るかと思いきや、一気に距離を詰めて左右のパンチを振り回すガヌー。後ろに下がるローゼンストライクだが被弾してダウン。ケージを背にしたところにガヌーはパウンド。失神したローゼンストライクを見てレフェリーが試合を止めた!僅か21秒でガヌーが衝撃的な勝利です。
【UFC世界バンタム級チャンピオンシップ】
○ヘンリー・セフード
(2R TKO)
×ドミニク・クルーズ
いつも通り独特のステップを取るクルーズ。セフードも警戒して距離を取る展開。距離が近づくとセフードはローを確実にヒット。さらにクルーズに捕らえてスタンドでバックに回りかけるが、クルーズは素早く正対して脱出に成功するなどさすがの動きを見せる。クルーズは有効打こそ少なかったが往年のステップでラウンドを終えた。
2R、開始直後からプレッシャーを強めるセフード。細かくローを当てるとクルーズの身体が流れ始める。さらにセフードは間合いを詰めて左右のパンチを打ち込む。しかしクルーズも寸前で回避。スタンドでは独特のステップはまだ健在。中盤に入ると偶然のバッティングでセフードは頭部をカット。止血後再開すると打撃の交差からセフードの膝が顔面にヒット。鈍くダウンするクルーズに対してパウンド連打。ラウンド終了まで残り数秒だったがレフェリーが試合を止めた!セフードが王座防衛に成功です。
勝利したセフードは試合後のインタビューで引退を表明!まさかまさか絶頂期で。。。
【ライト級暫定世界王座決定戦】
×トニー・ファーガソン
(5R TKO)
○ジャスティン・ゲイジー
1Rはファーガソンのトリッキーな動きにペースを乱されたゲイジーだったが2Rから反撃開始。ローを着実にヒットさせると至近距離では左右のフックを振り抜く。これが何発も入るがファーガソンは打たれ強い。不気味な笑みを浮かべて前進すると終了間際には渾身のアッパー。これでゲイジーはダウン。なんとか立ち上がったところでラウンドを終えた。激しい消耗戦が続く。
3R、ダメージが心配されたゲイジーだが序盤からイケイケ。踏み込んでパンチを振るっていくとこれが的確にヒット。ついにファーガソンをグラつかせる。一気に試合を決めようと前に出てパンチを出すゲイジーだがファーガソンはどうにか回避して持ち堪える。さらには逆に水面蹴りというトリッキーな技を出すなど息を吹き返してラウンドを終えた。
4R、互いにスタミナを消耗し、ダメージも大きい。動きは鈍くなってきたがそれでも激しく打ち合う。中盤にパンチの交差からゲイジーの右フックがテンプルを直撃。ファーガソンは千鳥足になるが、ゲイジーは疲れからかなかなか攻めきれずにファーガソンは回復してラウンドを持ち越えた。
5R、開始直後からゲイジーペース。左のジャブ、ストレートが面白いようにヒットしファーガソンの足は完全に止まる。出血も多く、パンチが見えていない可能性も。ゲイジーはさらにパンチを蓄積させていくと、ファーガソンは背中を見せて動きが落ちたところでレフェリーが試合を止めた!ゲイジーが消耗戦を制して暫定王者に輝いた!
そうは言っても対戦カードは豪華絢爛。セミではヘンリー・セフード×ドミニク・クルーズのフェザー級タイトルマッチ、メインはトニー・ファーガソン×ジャスティン・ゲイジーのライト級暫定王座決定戦と見どころ満載。コロナ禍で格闘技を観戦出来る幸せを噛みしめつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。
【ヘビー級】
○グレッグ・ハーディー
(判定3-0)
×ヨルガン・デ・カストロ
1R、開始直後から至近距離でのパンチの打ち合い。一触即発の空気が流れる。試合が落ち着くとカストロは的確なローをヒット。じわじわとプレッシャーをかけていくが、後半になるにつれてハーディーが圧力をかけ返す。ケージに追い込むと前蹴りを顔面に打ち込むなど攻勢。しかしカストロは距離を取って立て直してラウンドを終えた。
2R、ハーディーは息が上がって発汗が目立つ。スタミナが切れたのか運動量がやや落ちる。カストロは様子を見ながらローを蓄積。深追いをしない。決定的な場面がないままラウンド終了。
3R、開始直後にハーディーがラッシュを仕掛けるがカストロは冷静に対処。ハーディーも距離を取って試合が落ち着いてしまう。中盤になるとカストロがスリップして転倒。グラウンドで横になったがハーディーは攻めにいかず、レフェリーはスタンドを促す。再開後も手数が出ないまま試合終了。微妙な判定はハーディーに軍配。
【フェザー級】
×ジェレミー・スティーブンス
(2R TKO)
○カルヴィン・ケイター
1R、開始直後から前に出るのはスティーブンス。じわじわ追い詰めて積極的にパンチを出していく。しかしケイターもしっかり打ち返して一触即発の打ち合いが続く。終盤になるとケイターの右フックがクリーンヒット。ダウンかと思いきやスティーブンスは逆に前に出る打たれ強さ。最後まで激しくパンチを交わしてラウンドを終えた。
2R、勢いを増すのはケイター。アッパーを交えた左右のコンビネーションが鮮やかにヒット。しかしスティーブンスは倒れない。ケイターの猛攻を交わして一呼吸を置く。しかしパンチの交差からケイターの右の肘がカウンターでクリーンヒット!さすがのスティーブンスはダウン。ケイターのパウンドを見てレフェリーが試合を止めた!ケイターが強烈なエルボーで試合を決めた!!
【ヘビー級】
○フランシス・ガヌー
(1R TKO)
×ジャイルジーニョ・ローゼンストライク
1R、ジャブでタイミングを窺うガヌー。様子を見るかと思いきや、一気に距離を詰めて左右のパンチを振り回すガヌー。後ろに下がるローゼンストライクだが被弾してダウン。ケージを背にしたところにガヌーはパウンド。失神したローゼンストライクを見てレフェリーが試合を止めた!僅か21秒でガヌーが衝撃的な勝利です。
【UFC世界バンタム級チャンピオンシップ】
○ヘンリー・セフード
(2R TKO)
×ドミニク・クルーズ
いつも通り独特のステップを取るクルーズ。セフードも警戒して距離を取る展開。距離が近づくとセフードはローを確実にヒット。さらにクルーズに捕らえてスタンドでバックに回りかけるが、クルーズは素早く正対して脱出に成功するなどさすがの動きを見せる。クルーズは有効打こそ少なかったが往年のステップでラウンドを終えた。
2R、開始直後からプレッシャーを強めるセフード。細かくローを当てるとクルーズの身体が流れ始める。さらにセフードは間合いを詰めて左右のパンチを打ち込む。しかしクルーズも寸前で回避。スタンドでは独特のステップはまだ健在。中盤に入ると偶然のバッティングでセフードは頭部をカット。止血後再開すると打撃の交差からセフードの膝が顔面にヒット。鈍くダウンするクルーズに対してパウンド連打。ラウンド終了まで残り数秒だったがレフェリーが試合を止めた!セフードが王座防衛に成功です。
勝利したセフードは試合後のインタビューで引退を表明!まさかまさか絶頂期で。。。
【ライト級暫定世界王座決定戦】
×トニー・ファーガソン
(5R TKO)
○ジャスティン・ゲイジー
1Rはファーガソンのトリッキーな動きにペースを乱されたゲイジーだったが2Rから反撃開始。ローを着実にヒットさせると至近距離では左右のフックを振り抜く。これが何発も入るがファーガソンは打たれ強い。不気味な笑みを浮かべて前進すると終了間際には渾身のアッパー。これでゲイジーはダウン。なんとか立ち上がったところでラウンドを終えた。激しい消耗戦が続く。
3R、ダメージが心配されたゲイジーだが序盤からイケイケ。踏み込んでパンチを振るっていくとこれが的確にヒット。ついにファーガソンをグラつかせる。一気に試合を決めようと前に出てパンチを出すゲイジーだがファーガソンはどうにか回避して持ち堪える。さらには逆に水面蹴りというトリッキーな技を出すなど息を吹き返してラウンドを終えた。
4R、互いにスタミナを消耗し、ダメージも大きい。動きは鈍くなってきたがそれでも激しく打ち合う。中盤にパンチの交差からゲイジーの右フックがテンプルを直撃。ファーガソンは千鳥足になるが、ゲイジーは疲れからかなかなか攻めきれずにファーガソンは回復してラウンドを持ち越えた。
5R、開始直後からゲイジーペース。左のジャブ、ストレートが面白いようにヒットしファーガソンの足は完全に止まる。出血も多く、パンチが見えていない可能性も。ゲイジーはさらにパンチを蓄積させていくと、ファーガソンは背中を見せて動きが落ちたところでレフェリーが試合を止めた!ゲイジーが消耗戦を制して暫定王者に輝いた!
おかわりが続くコロナ後に残したい激闘10撰。2杯目は1996年12月にUFC JAPANで行われた桜庭和志×マーカス・コナンの一戦です。PRIDEの紀元前にしてブレイク前の桜庭が頭角を表した出世試合は実に数奇な巡り合わせの連続でした。この大会で行われたUFC-Jヘビー級トーナメントには元々金原弘光が出場する予定だったものの怪我に欠場。その代役としてお鉢が回ってきたのが桜庭和志です。
桜庭は1回戦でコナンと対戦。体格にモノを言わせてパンチで圧力をかけるコナンに対して低空の片足タックルを敢行します。しかしパンチが効いてダウンしたと判断したレフェリーが試合をまさかのストップ。これに納得のいかない桜庭はマウスピースを叩きつけ、オクタゴンの中央に座り込んで猛抗議。すると誤審が認められ、インターバルをおいて再試合が組まれる事になります。
こんな判断自体がMMAではなかなかありませんが、偶然はこれだけでは終わらない。トーナメントの逆サイドを勝ち上がったタンク・アボットが拳を骨折して決勝を棄権。これにより、桜庭×コナンの再戦がなんとトーナメント決勝として行われる事になるのです。
怒涛の展開の中で始まった再戦。四の五の言わずにまずは動画を見てよという話ですが、柔術黒帯から鮮やかに一本を取るシーンは最高に気持ちいい。そしてオクタゴンに雪崩れ込んでくる桜庭陣営。その後に飛び出す「プロレスラーは本当は強いんです!」という名台詞に至るまでひとつの作品として完成されています。
ここまで偶然が重なるともはや運命のいたずら、歴史の巡り合わせと言うしかないでしょう。あの時、金原が怪我をせずに出場していたら。レフェリーが誤審をしていなかったら。そしてアボットが棄権していなかった。ひょっとしたら今の桜庭もPRIDEへと続く日本の格闘技の歴史も全く違うものになっていたかもしれません。そう思って見ると一際感慨深い試合。ゴールデンじゃないゴールデンウィークの最後夜にいかがでしょうか。
桜庭は1回戦でコナンと対戦。体格にモノを言わせてパンチで圧力をかけるコナンに対して低空の片足タックルを敢行します。しかしパンチが効いてダウンしたと判断したレフェリーが試合をまさかのストップ。これに納得のいかない桜庭はマウスピースを叩きつけ、オクタゴンの中央に座り込んで猛抗議。すると誤審が認められ、インターバルをおいて再試合が組まれる事になります。
こんな判断自体がMMAではなかなかありませんが、偶然はこれだけでは終わらない。トーナメントの逆サイドを勝ち上がったタンク・アボットが拳を骨折して決勝を棄権。これにより、桜庭×コナンの再戦がなんとトーナメント決勝として行われる事になるのです。
怒涛の展開の中で始まった再戦。四の五の言わずにまずは動画を見てよという話ですが、柔術黒帯から鮮やかに一本を取るシーンは最高に気持ちいい。そしてオクタゴンに雪崩れ込んでくる桜庭陣営。その後に飛び出す「プロレスラーは本当は強いんです!」という名台詞に至るまでひとつの作品として完成されています。
ここまで偶然が重なるともはや運命のいたずら、歴史の巡り合わせと言うしかないでしょう。あの時、金原が怪我をせずに出場していたら。レフェリーが誤審をしていなかったら。そしてアボットが棄権していなかった。ひょっとしたら今の桜庭もPRIDEへと続く日本の格闘技の歴史も全く違うものになっていたかもしれません。そう思って見ると一際感慨深い試合。ゴールデンじゃないゴールデンウィークの最後夜にいかがでしょうか。
コロナウイルス感染拡大防止のため無観客でのABEMAテレビマッチとして開催される事になった5月31日のプロフェッショナル修斗公式戦。この大会で岡田遼(パラエストラ千葉)×倉本一真(修斗GYM東京)の世界バンタム級暫定王座決定戦が行わる事が発表されました。
無観客のテレビマッチだからと言って手抜き一切なし。それどころか現在進行形かつ最高レベルの対戦カードを組んできましたか。この修斗の攻めの姿勢に脱帽です。
岡田は現役の環太平洋王者。立って良し寝て良しのまさしく出木杉君ばりのオールラウンダーぷりをいかんなく発揮しています。一方の倉本はプロ修斗で7連勝中の泣く子も黙るレスリングモンスター。豪快なスープレックスの殺傷能力の高さは言わずもがな。特に前戦の根津優太との試合では会場から悲鳴が上がるほどジャーマンスープレックスを連発。2019年の修斗の中でも最も象徴的なシーンとして強烈なインパクトを残してくれました。
そんな倉本に対して優等生の岡田は攻略の糸口を見出しているのか興味津々。岡田が止められなければ修斗を一気に飲み込む可能性は十分にあります。岡田がモンスターをストップするのか。倉本が世界に飛び出すか。注目のタイトルマッチが用意されました。
無観客のテレビマッチだからと言って手抜き一切なし。それどころか現在進行形かつ最高レベルの対戦カードを組んできましたか。この修斗の攻めの姿勢に脱帽です。
岡田は現役の環太平洋王者。立って良し寝て良しのまさしく出木杉君ばりのオールラウンダーぷりをいかんなく発揮しています。一方の倉本はプロ修斗で7連勝中の泣く子も黙るレスリングモンスター。豪快なスープレックスの殺傷能力の高さは言わずもがな。特に前戦の根津優太との試合では会場から悲鳴が上がるほどジャーマンスープレックスを連発。2019年の修斗の中でも最も象徴的なシーンとして強烈なインパクトを残してくれました。
そんな倉本に対して優等生の岡田は攻略の糸口を見出しているのか興味津々。岡田が止められなければ修斗を一気に飲み込む可能性は十分にあります。岡田がモンスターをストップするのか。倉本が世界に飛び出すか。注目のタイトルマッチが用意されました。
格闘技界きっての大晦日男と言えば青木真也をおいて他にいないでしょう。廣田瑞人の腕を捻り上げて物議を醸したかと思えば、長島☆自演乙☆雄一郎の膝蹴り1発で失神するなど、勝っても負けてもファンの記憶に残る試合を重ねてきました。そんな青木の大晦日の試合で特に印象的だったのは2008年のDynamite!!で行われたエディ・アルバレスとの一戦です。
DREAMに上陸したアルバレスは破壊的な強さで進撃。ライト級GPではアンドレ・ジダ、ヨアキム・ハンセン、川尻達也を連破して決勝に進出しました。本来であれば青木と決勝を戦うはずが、川尻のパンチで眼窩底を骨折。無念のドクターストップで涙を飲んだという経緯があります。言わば幻の決勝戦。アルバレスの無慈悲な打撃と言わずと知れた青木の寝技。両極端のファイトスタイルはどちらに転ぶにしてもKOか一本で試合が決まるのは間違いありません。心拍数全開のまま試合が始まりました。
スタンドで圧力をかけるアルバレスに対してグラウンドで虫のような動きで寝技に引き込もうとする青木という想定通りの流れ。徐々に圧力を強めてコーナーに追い詰めるアルバレス。嫌な予感が充満しますが、アルバレスのミドルキックをキャッチした青木はそのままグラウンドに引きずり込む。そのまま一気呵成に足関節を取ってヒールホールドで絞め上げると耐えていたアルバレスはタップアウト。グラップラーとストライカーの頂上決戦は青木が勝利しました。
短時間決着でしたが打撃と寝技がハイレベルでクロス試合好試合。存分に堪能させていただきました。そして試合直後に「PRIDE買ったダナ・ホワイトよく聞け、日本がトップだコノヤロー!」という青木のマイクが当日のPRIDEファンの気持ちを代弁していてグッときたのは私だけではないでしょう。そうかと思えば閉会式で「日本がトップだなんて言ってしまったんですが、UFCも最高です」と照れ臭そうにマイクを握った青木の人間臭さがなんとも憎めなかった2008年の年の瀬でした。
DREAMに上陸したアルバレスは破壊的な強さで進撃。ライト級GPではアンドレ・ジダ、ヨアキム・ハンセン、川尻達也を連破して決勝に進出しました。本来であれば青木と決勝を戦うはずが、川尻のパンチで眼窩底を骨折。無念のドクターストップで涙を飲んだという経緯があります。言わば幻の決勝戦。アルバレスの無慈悲な打撃と言わずと知れた青木の寝技。両極端のファイトスタイルはどちらに転ぶにしてもKOか一本で試合が決まるのは間違いありません。心拍数全開のまま試合が始まりました。
スタンドで圧力をかけるアルバレスに対してグラウンドで虫のような動きで寝技に引き込もうとする青木という想定通りの流れ。徐々に圧力を強めてコーナーに追い詰めるアルバレス。嫌な予感が充満しますが、アルバレスのミドルキックをキャッチした青木はそのままグラウンドに引きずり込む。そのまま一気呵成に足関節を取ってヒールホールドで絞め上げると耐えていたアルバレスはタップアウト。グラップラーとストライカーの頂上決戦は青木が勝利しました。
短時間決着でしたが打撃と寝技がハイレベルでクロス試合好試合。存分に堪能させていただきました。そして試合直後に「PRIDE買ったダナ・ホワイトよく聞け、日本がトップだコノヤロー!」という青木のマイクが当日のPRIDEファンの気持ちを代弁していてグッときたのは私だけではないでしょう。そうかと思えば閉会式で「日本がトップだなんて言ってしまったんですが、UFCも最高です」と照れ臭そうにマイクを握った青木の人間臭さがなんとも憎めなかった2008年の年の瀬でした。
新型コロナウイルスの影響により格闘技イベントが開催されなくなってから数ヶ月。もはや格闘技を観戦する感覚すらなくなってきましたが、5月31日に後楽園ホールで開催される予定だったプロフェッショナル修斗公式戦が会場を変更し、無観客の状態で行われる事が発表されました。大会の模様は「ABEMAテレビマッチ」としてABEMAで生中継されるとの事。
さらに選手の免疫力の低下を防ぐため水抜きなどによる体重調整を極力排除した「通常階級より1階級上での当日計量」等を実施するとし、大会関係者は会場内では防護服とマスクを着用し、選手のセコンドは各選手3名から1名に減らし、試合が終わった選手から順次帰宅してもらうとしています。
まさかこんな時代が来ようとは。。。数ヶ月前には夢にも思いませんでした。もし、昨年末のRIZINの会場にタイムスリップして5ヶ月後にこういう状況が来ると伝えたとしても、誰一人として信じてくれない事でしょう。大会スタッフが防護服を着ているなんて当時から考えたら正気の沙汰とは思えませんもん。
でもこれが圧倒的な現実。コロナウイルス時代に対応したスタンダードと言っても過言ではありません。格闘技をするのも見るのも命がけ。そういう意味では外食する事さえ命がけか。なんでもない事が幸せだったと思う今日この頃。高橋ジョージの先見の明のある歌詞センスに脱帽しています。
5/31プロフェッショナル修斗公式戦はABEMAでのテレビマッチとして開催! https://t.co/TZf8TqIUWU#ABEMA #shooto0531
— MMA-SHOOTO オフィシャル (@xshooto) May 3, 2020
さらに選手の免疫力の低下を防ぐため水抜きなどによる体重調整を極力排除した「通常階級より1階級上での当日計量」等を実施するとし、大会関係者は会場内では防護服とマスクを着用し、選手のセコンドは各選手3名から1名に減らし、試合が終わった選手から順次帰宅してもらうとしています。
まさかこんな時代が来ようとは。。。数ヶ月前には夢にも思いませんでした。もし、昨年末のRIZINの会場にタイムスリップして5ヶ月後にこういう状況が来ると伝えたとしても、誰一人として信じてくれない事でしょう。大会スタッフが防護服を着ているなんて当時から考えたら正気の沙汰とは思えませんもん。
でもこれが圧倒的な現実。コロナウイルス時代に対応したスタンダードと言っても過言ではありません。格闘技をするのも見るのも命がけ。そういう意味では外食する事さえ命がけか。なんでもない事が幸せだったと思う今日この頃。高橋ジョージの先見の明のある歌詞センスに脱帽しています。
コロナ後の世界に残したい激闘10撰もいよいよラスト2試合。セミファイナルと言っても過言ではない一戦は2003年11月にPRIDE GP2003 決勝戦大会で行われたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ×ミルコ・クロコップのPRIDEヘビー級暫定王者決定戦です。
当時破竹の勢いを誇っていたミルコ。K-1ではGP王者のマーク・ハント、無双状態だったボブ・サップを下し、2003年から本格的にPRIDEに進出。6月にはPRIDEルールでヒース・ヒーリングをミドルキックでボディをえぐってTKOで下し、PRIDE制圧にも王手をかけていました。そこに立ち塞がったのは柔術マジシャンと呼ばれたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ。エメリヤーエンコ・ヒョードルに判定に敗れてヘビー級王座は失ったものの、PRIDEで敗れたのはこの1試合のみ。PRIDEの牙城を守る砦としてミルコとの対戦に挑みました。
試合はノゲイラが1R早々に組み付いて自らグラウンドに引き込む。しかしミルコはガードを固めて下からの仕掛けを許さずスタンドへ脱出に成功。こうなると圧倒的なミルコペース。ノゲイラのタックルを闘牛士のようにことごとく切ると、パンチ、ミドルを的確にヒットさせてジワジワとノゲイラを追い詰めます。そして極めつけがラウンド終了直前の伝家の宝刀左ハイキック。これでノゲイラがダウンを喫したところでラウンド終了のゴングが打ち鳴らされます。あまりの衝撃、会場の悲鳴と歓声が交差し、事態を飲み込めずにレフェリーストップかと誤解したファンは「早いよ!」という怒号が響き渡る殺伐とした雰囲気。そんな中でインターバルを迎えて試合は2Rに入ります。
すると事態は一変。ノゲイラはファーストタックルでテイクダウンに成功。楽々とマウントに移行するとノゲイラの独壇場。敢えて隙を与えてミルコが脱出しようとしたところを腕十字で捕獲。大逆転で一本勝ちを果たしました。
この時の会場の大歓声たるやもう一生モノ。わりと冷静で無感動な私でさえ自然と立ち上がって絶叫したほどです。さらにテレビの向こうでは解説席にいたノゲイラ贔屓の小池栄子の感涙の雄たけびが(笑)。このワンシーンがこの一戦の爆発の全てを物語っています。そして敗れたミルコの悲しそうな表情を見て以来、ミルコ嫌いだった私は少しずつターミネーターに感情移入しつつあるのでした。
当時破竹の勢いを誇っていたミルコ。K-1ではGP王者のマーク・ハント、無双状態だったボブ・サップを下し、2003年から本格的にPRIDEに進出。6月にはPRIDEルールでヒース・ヒーリングをミドルキックでボディをえぐってTKOで下し、PRIDE制圧にも王手をかけていました。そこに立ち塞がったのは柔術マジシャンと呼ばれたアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ。エメリヤーエンコ・ヒョードルに判定に敗れてヘビー級王座は失ったものの、PRIDEで敗れたのはこの1試合のみ。PRIDEの牙城を守る砦としてミルコとの対戦に挑みました。
試合はノゲイラが1R早々に組み付いて自らグラウンドに引き込む。しかしミルコはガードを固めて下からの仕掛けを許さずスタンドへ脱出に成功。こうなると圧倒的なミルコペース。ノゲイラのタックルを闘牛士のようにことごとく切ると、パンチ、ミドルを的確にヒットさせてジワジワとノゲイラを追い詰めます。そして極めつけがラウンド終了直前の伝家の宝刀左ハイキック。これでノゲイラがダウンを喫したところでラウンド終了のゴングが打ち鳴らされます。あまりの衝撃、会場の悲鳴と歓声が交差し、事態を飲み込めずにレフェリーストップかと誤解したファンは「早いよ!」という怒号が響き渡る殺伐とした雰囲気。そんな中でインターバルを迎えて試合は2Rに入ります。
すると事態は一変。ノゲイラはファーストタックルでテイクダウンに成功。楽々とマウントに移行するとノゲイラの独壇場。敢えて隙を与えてミルコが脱出しようとしたところを腕十字で捕獲。大逆転で一本勝ちを果たしました。
この時の会場の大歓声たるやもう一生モノ。わりと冷静で無感動な私でさえ自然と立ち上がって絶叫したほどです。さらにテレビの向こうでは解説席にいたノゲイラ贔屓の小池栄子の感涙の雄たけびが(笑)。このワンシーンがこの一戦の爆発の全てを物語っています。そして敗れたミルコの悲しそうな表情を見て以来、ミルコ嫌いだった私は少しずつターミネーターに感情移入しつつあるのでした。
私の格闘技観戦史の中で忘れられない試合のひとつが2007年のやれんのか!?で行われた三崎和雄×秋山成勲の一戦です。遡るとちょうど1年前の大晦日。PRIDEの象徴だった桜庭和志が巻き込まれたヌルヌル事件が勃発。その事件の首謀者だった秋山に対して三崎が挑むという因縁の構図。さらにPRIDEがUFCに骨抜きにされて開催されないまま1年が経過した事でPRIDEファンの焦燥やイライラは最高潮に達していました。
その中で行われたやれんのか!?。積もりに積もった鬱憤を晴らすかのように、川尻達也は泥臭くもルイス・アゼレードに判定勝ち。さらに石田光洋はノンストップバトルの末に強豪ギルバート・メレンデスとの接戦を制し、会場のボルテージは極みに達します。
そのまま流れ込んだ三崎×秋山戦。いつものように入場で正座をする秋山に対した大ブーイングが浴びせられたかと思えば、三崎に対しては割れんばかりの大喝采。ある種異様とも思える盛り上がりの中でゴングが鳴ります。
試合は緊張感のある一進一退の打撃戦。均衡を破ったのは秋山の的確なワンツー。これで三崎はダウン。パウンドを浴びて絶体絶命のピンチを迎えますが、KO負け寸前のところでガードを固めてスタンドに脱出します。
ここからが三崎の真骨頂。ダメージを負った事で集中力が増したかのように前に出てプラッシャーを掛けていきます。そして1Rも残りわずかとなって三崎のボディがヒット。さらにボディと同じ軌道で右フックがクリーンヒット。膝をついた秋山が立ち上がろうとした刹那に三崎は躊躇なくサッカーボールキック。ダウンして秋山を見てレフェリーが試合を止めました。
試合をスカパーで観戦していた我が家から絶叫がこだましたのは当然。解説席にいた三崎と同じGRABAKA所属の郷野聡寛と髙田延彦が喜びのあまりリングに上がって歓喜の輪に加わった光景は繰り返し繰り返し何度再生した事か。PRIDE消滅、ヌルヌル事件で蓄積した靄が一気に晴れて視界が開けた瞬間です。
そして試合後にリング上で行われた三崎の秋山に対する公開説教。それに怪訝な表情を見せる秋山びいきの清原和博。さらに大会後しばらくして三崎のサカボキックが反則とされて無効試合になった事実も一つのドラマ。お後がよろしくないのもまた格闘技と言っても過言ではないでしょう。全ての感情が凝縮された思い出の一戦です。
その中で行われたやれんのか!?。積もりに積もった鬱憤を晴らすかのように、川尻達也は泥臭くもルイス・アゼレードに判定勝ち。さらに石田光洋はノンストップバトルの末に強豪ギルバート・メレンデスとの接戦を制し、会場のボルテージは極みに達します。
そのまま流れ込んだ三崎×秋山戦。いつものように入場で正座をする秋山に対した大ブーイングが浴びせられたかと思えば、三崎に対しては割れんばかりの大喝采。ある種異様とも思える盛り上がりの中でゴングが鳴ります。
試合は緊張感のある一進一退の打撃戦。均衡を破ったのは秋山の的確なワンツー。これで三崎はダウン。パウンドを浴びて絶体絶命のピンチを迎えますが、KO負け寸前のところでガードを固めてスタンドに脱出します。
ここからが三崎の真骨頂。ダメージを負った事で集中力が増したかのように前に出てプラッシャーを掛けていきます。そして1Rも残りわずかとなって三崎のボディがヒット。さらにボディと同じ軌道で右フックがクリーンヒット。膝をついた秋山が立ち上がろうとした刹那に三崎は躊躇なくサッカーボールキック。ダウンして秋山を見てレフェリーが試合を止めました。
試合をスカパーで観戦していた我が家から絶叫がこだましたのは当然。解説席にいた三崎と同じGRABAKA所属の郷野聡寛と髙田延彦が喜びのあまりリングに上がって歓喜の輪に加わった光景は繰り返し繰り返し何度再生した事か。PRIDE消滅、ヌルヌル事件で蓄積した靄が一気に晴れて視界が開けた瞬間です。
そして試合後にリング上で行われた三崎の秋山に対する公開説教。それに怪訝な表情を見せる秋山びいきの清原和博。さらに大会後しばらくして三崎のサカボキックが反則とされて無効試合になった事実も一つのドラマ。お後がよろしくないのもまた格闘技と言っても過言ではないでしょう。全ての感情が凝縮された思い出の一戦です。
格闘技ファンにとって心湧き立つキーワードの一つは「対抗戦」。古いところだと武藤敬司×髙田延彦が大ブレイクした新日本プロレスとUWFインターナショナルの対抗戦。大晦日に突如実施されたDREAM×戦極などなど。団体を背負って威信を賭けて戦う緊張感は他では得難いものがあります。その対抗戦の極み、最高峰が堀口恭司×石渡伸太郎の一戦でしょう。
修斗とパンクラスの現役王者対決。しかもどちらも両団体の絶対的なエース。当時は見たいけど見たくない。けど見たい複雑な心境。会場で両手で目を覆って指の隙間から恐る恐る試合を観戦してました。今思い出しても心拍数が上がってきます。
試合は開始直後にいきなりの山場。前に出る堀口に対して石渡がカウンターのパンチを当てて転倒させると、そのままバックに回ってチョークで秒殺というあわやのシーンを作ります。堀口は何とか脱出してスタンドに戻るとその後は全局面での激しい打ち合い。パンチを被弾して顔面から出血した石渡がまるでゾンビのように前に出続ける場面はちょっとした戦慄を覚えました。
激闘は最終5Rまでもつれ込みます。開始早々に堀口がパンチを打ち込んで石渡の動きを止めるとさらに左右のフックを打ち込んでTKO勝ち。最上級の対抗戦に終止符が打たれました。今思い返しても日本人バンタム級の最高傑作と言っても過言ではないでしょう。
観戦後の私はというと完全に抜け殻。緊張感のあまり全身がこわばって痛かったですもん。この試合があったからこそ、その後にRIZINで実現した堀口×石渡の再戦にはロマンを感じずにはいられませんでした。果たして3度目の対戦はあるのか。そしてこの試合の爆発を上回る可能性を秘めたカードがRIZINにあるのが大きなポイント。コロナ後が楽しみでなりません。
修斗とパンクラスの現役王者対決。しかもどちらも両団体の絶対的なエース。当時は見たいけど見たくない。けど見たい複雑な心境。会場で両手で目を覆って指の隙間から恐る恐る試合を観戦してました。今思い出しても心拍数が上がってきます。
試合は開始直後にいきなりの山場。前に出る堀口に対して石渡がカウンターのパンチを当てて転倒させると、そのままバックに回ってチョークで秒殺というあわやのシーンを作ります。堀口は何とか脱出してスタンドに戻るとその後は全局面での激しい打ち合い。パンチを被弾して顔面から出血した石渡がまるでゾンビのように前に出続ける場面はちょっとした戦慄を覚えました。
激闘は最終5Rまでもつれ込みます。開始早々に堀口がパンチを打ち込んで石渡の動きを止めるとさらに左右のフックを打ち込んでTKO勝ち。最上級の対抗戦に終止符が打たれました。今思い返しても日本人バンタム級の最高傑作と言っても過言ではないでしょう。
観戦後の私はというと完全に抜け殻。緊張感のあまり全身がこわばって痛かったですもん。この試合があったからこそ、その後にRIZINで実現した堀口×石渡の再戦にはロマンを感じずにはいられませんでした。果たして3度目の対戦はあるのか。そしてこの試合の爆発を上回る可能性を秘めたカードがRIZINにあるのが大きなポイント。コロナ後が楽しみでなりません。