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DEEP100:第11試合・阿部大治 vs. レッツ豪太

ウェルター暫定王座決定戦5分3R。

牽制の蹴りを入れる両者。阿部が前に出てきたところに右フックを引っ掛けてヒットしたレッツ。阿部がパンチで出る。ケージまで下がったレッツにパンチを打ち込むが、レッツ組み付いてボディロック。ケージで耐える阿部。タイムストップ。レッツの指をドクターがチェック。レッツが指を脱臼しておりドクターストップ。

レッツ、指は動いているようだが…。腕にパンチを貰って脱臼?それならアクシデントではなく普通にKOとなるが。

暫定王者となった阿部、煽りVで正王者の住村にはそこまで追いかける興味はないと言っており、試合後のマイクではライト級の王座を狙っていくとコメント。

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DEEP100:第6試合・エキシビショングラップリングタッグマッチ

廣田瑞人菊野克紀横田一則松本晃市郎が出場。組み合わせはリング上での抽選で決めるとのこと。

廣田・松本 vs. 菊野・横田に決定。

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DEEP100:第5試合・関根“シュレック”秀樹 vs. 誠悟

無差別級5分2R。

オープニングの関根の右で誠悟ダウン!立ったが追い打ちのパンチ連打をもらってまたダウン!レフェリーストップ!

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DEEP100:第4試合・CORO vs. 東修平

バンタム級5分2R。

東いきなり飛び蹴りを放つが空振り。蹴りを入れていくCORO。COROの蹴り足を取ってパンチを入れた東。COROタックル。組んでケージに押し込む。東が入れ替えるとCORO飛びつきギロチン。倒れ込んで外そうとした東だが、COROそのままマウントになり絞める。タップアウト!

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DEEP100:第3試合・ヒロヤ vs. 雅駿介

バンタム級5分2R。

ヒロヤタックル。倒されかけた雅だがこらえた。離れる。またタックル。離れた。右をヒットさせた雅だがヒロヤテイクダウン。パウンド。がぶりの体勢に。ノーアームのギロチンを狙ったが雅振りほどいて離れる。逆に雅がタックルへ。ヒロヤがギロチンに抱える。引き込もうとしたがケージによりかかり倒れない。放したヒロヤ。自らの蹴りでバランスを崩して下になったヒロヤ。雅パウンド。立った。雅が首相撲に捕らえるとヒロヤ引き込み。パウンドを落とすがヒロヤ足関。抜けた。今度はニンジャチョーク。外して上になった雅だがゴング。

2R。ヒロヤシングルレッグ。こらえた雅。ヒロヤ引き込んだ。下から足関を狙ったが雅こらえてパウンド。離れる。首相撲にきた雅に飛びつき腕十字。しかし決まらず。タックルを止めた雅。ガブッてギロチンを狙ったが雅離れた。首相撲から膝を入れる雅。ヒロヤまた飛びつき腕十字。雅しっかり対処。また首相撲を取られると引き込んで腕十字を仕掛けるヒロヤだが読まれている。が、投げて上に。雅のガード。立った。残り1分。パンチ・膝で出ると肘。ヒロヤシングルレッグ。こらえた雅。がぶって膝を打ち込む。タイムアップ。

判定三者20-18で雅がMMAデビュー戦勝利。

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DEEP100:第2試合・安谷屋智弘 vs. 松場貴志

フライ級5分2R。

両者パンチ振り回し。もらった松場だが組んでケージに押し込んだ。離れ際にまたパンチを振り回す松場。パンチが入り膝をついた安谷屋立て直したが松場首相撲。パンチで引き剥がした安谷屋。また松場がパンチで出る。首相撲から肘。松場の右ハイをキャッチして倒した安谷屋だが、松場立った。両者パンチを振り回している。安谷屋のパンチが入り膝をついた松場。安谷屋がぶったが松場立って離れる。松場がまた首相撲に捕らえたがゴング。

2R。安谷屋が出ると松場が雑にフックを振り回す。松場間合いを詰めたがタックル。しかし受け止められた。両者ともやや落ち着いたか。松場飛び膝。安谷屋はジャブを当てていく。松場左を打ち込む。安谷屋のタックルを切って右ハイ。組んで押し込んだ松場。残り1分。また飛び膝。両者とも決定打がないまま残りわずか。安谷屋シングルレッグに入ったがタイムアップ。

20-18安谷屋、19-19マスト安谷屋×2の3-0で安谷屋勝利。

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DEEP100:第1試合・力也 vs. 関原翔

フライ級5分2R。

右を打ち込んでタックルに入った関原だが力也首を抱えるとスタンディングギロチン。立ったまま思いっきり絞める。が決まらず下に。上四方についた関原。鉄砲で返そうとした力也だが返せず。ガードに。立ってまたギロチンに抱えるが関原またテイクダウン。ハーフバックからパウンド連打。打たれ続ける力也。動かず打たれ続けてレフェリー止めた。

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DEEP100:オープニングファイト第3試合・高塩竜司 vs. 山本歩夢

フェザー級5分2R。

 山本組んでバックから腕十字を狙う。タップ?に見える動きがあったが続行。今度は高塩がアンクルを狙う。立った山本がバックからクルスフィックスで肘を入れる。しかし高塩上に。が、山本ガードから腕十字。完全に極まりタップアウト!

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【DEEP】デビューイヤーを終えた平田直樹─02─「誰とでも戦える準備をしておくのでDEEP100に出たい」

【写真】記念大会への出場はあるのか(C)MMAPLANET

脱・平田樹の兄──平田直樹インタビュー後編。

プロ2年目を迎え、平田直樹は目標をDEEPフェザー級王座に絡むことと明言した。この強気の言葉の裏には、幼少期より磨き続けてきた寝技へ信頼感が存在していた。

<平田直樹インタビューPart.01はコチラから>


──目標はUFCということが聞かれましたが、2021年はどの位置までステップアップしたいと考えていますか。

「タイトルに絡めるぐらいの選手にはなりたいです……いや、なります」

──コロナは収束が見えないなか、佐伯代表も色々と手を打ち安全対策をこうじながら、大会を開き続けてくれています。それでも出場枠には限りがありますが、2月21日(日)にはDEEP100 、20周年大会も開催されます。

「記念の大会ですし、注目される舞台なので自分も出たいです。会場もTDCホール……これまでニューピアと新宿FACEで試合をさせてもらいましたが、どんどんデカい会場で試合をしたいと思っていますし。そういう記念大会で試合に出られる選手は限られてくるでしょうが、出られるなら出たいです」

──では王座挑戦に近づくために、大舞台で戦ってみたいと思っている選手はいますか。

「RIZINに出ている選手と戦ってみたいです」

──キャリア3戦目ですが、既にそういう気持ちでいるのですか!!

「ハイ。自分がどれだけできるのか、試してみたいです。それだけしっかり準備をするので」

──牛久選手と日々練習していて、現状MMAファイターとしての能力をどのように判断していますか。

「組みの部分では、自分も得意ですし戦えるかなと……。ただし、打撃はまだできないので、そこに差があります。経験も違いますし、動いているなかでの判断力なども絢太郎さんにはかないません。ただ、組んでしまえばという自信は持っています」

──既に寝技の強さはベテランファイターと認めるところの直樹選手ですが、なぜそこまで寝技に拘りを持っているのでしょうか。

「子供の頃に講道館で小室宏二先生に柔道を習っていたので、体の使い方を基礎から教えてもらい寝技にのめり込みました。小学校の時から、勝ちパターンも寝技が殆どでした。

2005年10月、ヒクソン・グレイシー主催の道着組み技大会Budo Challengeに出場した小室宏二と青木真也。平田直樹は6歳になったばかりの頃だ

当時、青木さんが講道館に来たことがあり、柔術の大会を見に行った時も先生と青木さんが一緒にいて写真を撮ってもらったことがありました(笑)。

いつか青木さんとも練習させてもらいたいです」

──青木真也&小室さん、2005年にヒクソン・グレイシーが開催したブドー・チャレンジの日本チームですね(笑)。

「小室先生が柔道部の監督をされていて忙しく、なかなか会う機会もないのですが、中学生になってからも小室先生に習った寝技を自分で考えて創ってきました」

──なるほど、コムロック直伝だけでなく昇華させた寝技なのですね。その寝技を伸ばすために何か特別な練習はしていますか。

「特別なことをすることはないですが、トライフォースで道着とノーギの練習をさせてもらっています。トライフォースで練習したことをジムのプロ練習や、一般クラスで試すようにして。自分は直感で動くタイプで、反復して身につけるというよりも、その場の閃きで使うような感じです。

それにトライフォースでは防御も教えてくれますし、体の使いかたも指導を受けています。MMAと柔術、グラップリングは別物という見方もありますが、僕はどちらも練習した方が良いという考えです。

自分の寝技は抑え込むということがあまりないので、動きながら極めるので柔術が合っていると思います」

──剛でいて柔術ができるといことですね。いやあ、楽しみです。では直樹選手、2021年の意気込みを最後にお願いします。

「まずは2月21日のDEEP100、20周年記念大会に出たいです。記念すべき大会に出られるよう準備しています。誰とでも戦える準備をしておくので、オファーを待っています。宜しくお願いします」

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【DEEP】デビューイヤーを終えた平田直樹─01─「どうせやるなら、少しでも実績や名前がある選手と」

【写真】(C)MMAPLANET

平田樹は日本MMA界の至宝だ。格闘代理戦争で優勝しプロデビューが海外=ONEというシンデレラ・ストーリーを進むだけでなく、既に存在感が特別であることは間違いない。

そんな平田の横には、常に兄・直樹の姿が見られた。妹に続き、プロMMAファイターの道を進み始めた彼が立つ位置、見える光景は妹とは明らかに違う。そして周囲には平田樹の兄だかと注目する。

彼もまた妹とは違った意味で特殊な環境でキャリアをスタートさせた。そしてケージの中で、既に特別かもしれない姿を披露している。

平田直樹にプロデビュー・イヤーを振り返ってもらい、今年をどのように戦うのかを尋ねた。


──これまでも何度も平田樹選手のお兄さんとして、国内外で顔を合わせるという機会はあったのですが、今日はMMAファイターとして初インタビューをさせていただきます。

「ありがとうございます。宜しくお願いします」

──いきなり単刀直入にお伺いしますが、同じMMAというフィールドに立っていて平田樹に兄という立場に葛藤を感じることはないでしょうか。

「プロデビューする前は、樹のために何ができるのかということを第一に考えて常にサポートをしてきました。今も樹を支えるということに関しては、何も変わらないです。同時に自分もMMAで戦うようになり、応援するという気持ちに加えて負けていられないという想いも芽生えてきました。

応援してサポートしてあげたい気持ちと、自分も負けていられない……名前をあげないといけないっていう気持ち、両方持っています」

──平田樹というMMAファイターは、過去に例を見ないプロセスを歩んでいる選手です。一方で直樹選手は大学の卒業を待ってMMAの道を選びました。彼女の影響を受けたということはあるのですか。

「自分もずっと柔道をしてきましたが、格闘技が好きでやってみたいという気持ちがありました。大学4年の時に周囲は就活をしていたのですが、柔道選手からMMAファイターになる人もたくさんいて、打撃は全く経験がなかったのですが、寝技が好きでどれだけできるのか試したいとも思っていました。

樹が先にジムに通い始めて、僕もMMAの練習を少しやりながら柔道を続けていました。就職は周囲も公務員になることも少なくなくて、僕もそれには試験を受ける必要があるので、また勉強をする時間がいるというなかで、格闘代理戦争に樹が出るようになり──格闘技で食っていくという風に気持ちが固まりました」

──現状、樹選手がプロとして先を行っています。そして、直樹選手は女子とは違う男子MMAのヒエラルキーのなかで、キャリアを積み始めました。いわば特別な存在が身近にいるなかで特別でない、一足飛びのない果てしなく長い階段が待ち受けています。

「樹は樹、自分は自分で焦ることはなく、着実に成長していこうと思っています。今は平田樹の兄という風に捉えられていても、いずれは樹に負けない存在になるという想いで普段から練習に取り組んでいます。いち選手として、お互いが切磋琢磨して良い影響を受け合うことが大切だと思います」

──ところで直樹選手は樹選手が離れたK-Clannで練習を続けているのですね。

「DEEPのチャンピオン牛久(絢太郎)選手や出稽古に来ている強い選手と練習していますし、横田さんも柔道出身で自分の得意なところ、不得意なところを理解してくれています。自分に合っている練習環境ですし、今離れる理由が僕にはないので。もう成人ですし、自分の練習場所は自分で決めます」

──今は1人暮らししているのですか。

「いえ実家にいます。K-Clanは距離的にも近いですし、僕ももう大人なので自分で判断します。

それに樹に呼ばれれば、今日のように一緒にラントレもしますし、寝技の研究もお互いに意見交換して、ジムで練習もしています。樹と練習する時間も自分には必要です」

──彼女から妹さんと仲が良すぎるという風に焼きもちを焼かれることはないですか(笑)。

「今、彼女はいないのですが(苦笑)……そういうところも理解してくれる人と付き合いたいと思います」

──なるほど(笑)。ところでプロデビュー戦の相手が、2017年の修斗新人王である星野豊選手でした。その選手から一本勝ちしている。平田樹の兄というポジション故に注目される一方で、ケージの中のパフォーマンスの評価に関しては正当でないとも感じています。

「星野選手がデビュー戦だったことは、それだけ期待されているということだし、その期待に応えたいと思って戦いました。樹も勝ち続けているし、戦績の部分でも負けていられないですから。本来プロデビュー戦は8月ぐらいに考えていたのですが、ヒューチャーキング・トーナメントでケガをしてしまい、まだ完調ではなかったので11月に戦わせてもらいました。怖さももちろんありましたが、腹をくくって戦いました」

──「なんで、修斗の新人王なの?」という想いはなかったですか。

「どうせやるなら、試合ができる範疇で少しでも実績や名前がある選手と戦える方が良いです。12月の相手も朝倉未来チャレンジで名前があって連勝している人だったので、そういう人たちと戦っていこうと思っています」

──ではプロ1年目となった2020年はどれぐらいの満足度で終えることができましたか。

「ケガもしましたし、60点ぐらいです。2021年はもう少し上位の人と試合をするために、本当はもう1試合戦いたかったです。少し出遅れてしまった部分があるので、やはり60点ですね」

──大学を卒業してからの転向は年齢的に決して早くなく、年下でもDEEPでチャンピオンになりRIZINで戦っている神龍選手や、修斗世界王者からONEを選択した箕輪ひろば選手がいます。

「そこは意識していないです。自分は自分というのが常にあるので。他人に影響されて、自分の往く道を進みたくないですし、良い意味で焦らず、自分のペースでやっていきたいです」

──MMAファイターとして目標は、どこに置いているのですか。

「今の目標はまずDEEPフェザー級チャンピオンになることです。今、絢太郎さんがチャンピオンで、次の舞台に行くのか分からないのですが、絢太郎さんに続くチャンピオンになって海外に行きたいです」

──それは樹選手がONEで戦っていることも影響していますか。

「いえ、海外というか……UFCがトップだと思うので目指すところはUFCです。自分はそういうつもりでMMAを始めました。UFCはエンターテイメントでなく、本当に戦う舞台。入場に煽りとかなく、まず戦いがある場所なので。自分はそこを目指したいです」

<この項、続く>

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