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お蔵入り厳禁【Shooto2021#06】戻ってきたバケモノ=安藤達也「魂を込めてやらないと……」

【写真】安藤達也復活を陰で支えた川原波輝と (C)MMAPLANET

20日(月・祝)に開催されたShooto2021#06で、環太平洋バンタム級王者の安藤達也が石井逸人を肩固めで下しタイトル初防衛戦に成功した。

昨年11月、元DEEP王者で修斗初参戦の大塚隆史と対戦し、1Rに右足を痛めTKO負けを喫した安藤にとっては、この試合が復帰戦となる。

才能の塊も磨かなければ、どうなるのか。そんな反面教師として語られることが多かった安藤が、仲間の支えもありアスリート然としたフィジカルで戻ってきた。結果、精神の強化にも繋がり、バケモノらしさをケージに見せることとなった。

お蔵入り厳禁、同大会後に共同会見で安藤達也が話していたことを抜粋してお届けしたい。


──正直、試合前は安藤達也不利と見ていました。

「アハハハハ。予想を覆す男です」

──いや、それが計量の写真を見た時に「戻って来たな」という風に思いました。ここ数年、落ちていくばかりに見えていたフィジカルが、体つきをみてこれは違うと。仙人みたいだったのが、アスリートに戻ったと。

「そうっスね。ちゃんと目指すところを考えて、やっていかないと自分のキャリアを積めない。これまでボンヤリと目の前にある試合で、サイコロを振って6を出す──そんなことをしていました。喧嘩みたいなもんで。

それで勝てていたのは貯金があったからで。でも大塚戦でぐうの音の出ないような負け方をして。このままじゃ俺は終わっちゃう。魂を込めてやらないと何も伝わらないって思うようになって。そんな時に俺の前に川原波輝が、現れてくれたんです。

で、今回は米国に行って。波輝君や夜叉坊は試合前じゃないのに、僕のためにキャンプのスケジュールを遂行してくれました。自分の試合がないのにトップギアでやるってきついです。だけど俺を上げてくれた。しかも言葉じゃないんです。背中を見せてくれた。だから、俺はついていくだけ。必死にやるだけでした。本当に変わったと思います。だって、今日、見てくれましたよね? スタミナ、どうでしたか?」

──スタミナよりも、そこが戻ったせいか勝負を投げない。気持ちが戻ったと思いました。肩固めで勝つ前のなかなかダメージはあったように見えましたし。

「自分的にはもっとヤバいパンチを食らったことがあったので、体の芯まで痺れるような。だから田丸(匠)の時みたいに、相手が調子づいてきたらチャンスはある。そういう風に冷静でいることができて、焦るほど効いていなかったです」

──初回、勢いづいたところでバックを許し、RNCを仕掛けられました。腕一本でも相当に入っていたように見えたのですが。

「あれは極められていたかもしれないです。

でもセコンドの指示があるまで石井君が狙いに来ていなかったので、救われた部分はあります。指示があった瞬間から、力が入ってきたけど少し遅かったですね。俺も向うのセコンドの声が聞こえたんで、『あっ、首くる』って反応できましたから。ただ、ヤバかったです。腕を剥がして、冷静に行くしかないと思って我慢していました」

──今日の勝利でRoad to UFC以前のような安藤達也を見続けることができるでしょうか。

「あの時より、考えることを考えて、やるべきことをやっているから精神的にも今の方が強いです。そういう風に自分も戦うことができる。そこを踏まえて、高い水準でアスリートらしいライフスタイルを確立する。そうすることで、自分のキャリアを完結できる。それを悔いなくやる。そういう風に戦っていくと決意しました。

なんとなく、その時の波で喧嘩の強さで戦うんじゃなくて。それじゃ金を稼げないですしね」

──逆に大塚選手に負けて良かったかもしれないですね。

「そういうことッスね。気付かせてくれたので。チョット、ムカつきますけど。ハハハハハ。お灸をすえてもらいました」

──新たな決意で、今後に関しては?

「米国に行ってUFCを目指して頑張っている選手を見ました。自分がどこを目指しているのかを明確にしていて、それを踏まえて毎日、ハードな練習をしている。波輝君の言う『千日修行』っていう言葉が響いたんです。『格闘技ができる時間、少ないよ』と言われ、その通りだと思いました。

これから1週間ぐらいは休みますけど、上がりかかっているのでコレをキープしたいあら、すぐに練習に戻りたいと思います」

──あと一つ、試合後に長南さんと抱き合っていました。ただ右手を腰に回すだけでなく、左手も回した。アレは……グッときました。

「俺はデビューさせてもらって……色々あっても、感謝しています。起こってしまったことは、もう無いことにはできないです。

でもあの頃、練習をさせてもらって、愛情を注ぎこんでもらっていたのは事実だから。感謝しているので試合が終わったら、『ありがとうございます』という気持ちを伝えさせてもらうだけです」

──試合も良かったですが、あの場面も良かったです。

「ありがとうございます!!」

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DEEP ブログ

『DEEP 103 IMPACT ~20th Anniversary~』試合結果

DEEP 9.23 後楽園ホール(レポ):大原樹里、ZST王者・小金翔退け武田&矢地に「俺のこと忘れんじゃねーぞ」。藤田大和、伊藤裕樹との接戦制しフライ級暫定王座初防衛(バウトレビュー)
第9試合 DEEPフライ級暫定タイトルマッチ 5分3R
○藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We/暫定王者)
×伊藤裕樹(ネックスイチムエ/挑戦者、元THE OUTSIDER 50-55kg級王者)
判定3-2 (橋本28-29/豊永29-28/田澤28-29/植松29-28/柴田29-28)
※藤田が初防衛

第8試合 ライト級(ノンタイトル戦) 5分3R
○大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ/DEEPライト級暫定王者)
×小金 翔(フリー/ZSTライト級王者)
判定2-1 (橋本28-29/植松29-28/福田29-28)

第7試合 フライ級 5分3R
○越智晴雄(パラエストラ愛媛/元DEEPストロー級王者)
×渋谷カズキ(高本道場)
判定3-0 (橋本29-28/柴田29-28/田澤29-28)

第6試合 フェザー級 5分3R
○DJ.taiki(パンクラスイズム横浜/元DEEPバンタム級王者)
×関 鉄矢(SONIC SQUAD/ZSTフェザー級王者)
判定3-0 (福田30-27/豊永29-28/柴田29-28)

第5試合 メガトン級(体重無差別) 5分2R
×誠悟(AACC/124.05kg)
○SAINT(米国/Y&K MMA ACADEMY/108.9kg)
判定0-3 (福田19-19○/植松19-19○/田澤19-19○)

第4試合 バンタム級 5分2R
○CORO(K-Clann)
×橋本優大(CAVE)
1R 2’44” 三角絞め

第3試合 フライ級 5分2R
×駒杵嵩大(Fight Base都立大/Fighting Nexusフライ級王者)
○杉山廣平(SPLASH/パンクラス・フライ級7位)
判定0-3 (福田18-20/豊永18-20/橋本18-20)

第2試合 フライ級 5分2R
×鮎田直人(CAVE)
○関原 翔(K-PLACE)
判定0-3 (福田18-20/植松18-20/豊永18-20)

第1試合 フライ級 5分2R
×力也(フリー)
○日比野“エビ中”純也(ISHITSUNA MMA)
1R 2’50” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

 9月23日に後楽園ホールで開催された『DEEP 103 IMPACT ~20th Anniversary~』の試合結果。DEEPフライ級暫定タイトルマッチは藤田大和が伊藤裕樹にスプリットデシジョンで暫定王座防衛。大原樹里がZST王者の小金翔にスプリットデシジョンで勝利しRIZIN再出場をアピール。DJ.taikiが関鉄矢に判定勝ちしています。続きを読む・・・
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DEEP DEEP103 MMA 伊藤裕樹 藤田大和

【DEEP103】パンチとTDによる消耗戦、藤田大和が伊藤裕樹をスプリットで下して涙のリベンジ&王座防衛

<DEEP暫定フライ級選手権試合/5分3R>
藤田大和(日本)
Def.2-1:29-28.29-28.29-28.28-29.28-29.
伊藤裕樹(日本)

サウスポーの伊藤に対し、オーソドックスの藤田は右ローと右ミドルハイ。伊藤も右ローを返す。藤田がプレッシャーをかけ、右ミドルを放つが、伊藤は左ストレートを合わせる。ケージ中央で伊藤が左インロー、藤田も右インローを放つが、伊藤はこれをバックステップでかわす。左ミドルハイで前に出てきた伊藤に対し、パンチを合わせていく藤田。対する伊藤も藤田の左ローにパンチを繰り出す。

藤田の左フックをかわす伊藤。相手の右側に回る藤田は、左フックで捌きながら右ストレートを当てた。そして伊藤の動きに合わせて右を連続でヒットさせた藤田は、ボディロックからテイクダウンも奪う。立ち上がった伊藤は、頭を振りながら相手を見るが、藤田の右ミドルハイが伊藤の顔面をかすめる。さらに藤田は強いワンツー。相手が距離を詰めてくると、右ハイを見せる。

藤田の右ローをキャッチしようとした伊藤だったが、藤田も後ろに下がってかわす。ケージ際で打ち合う両者、伊藤が右のオーバーフックからパンチを繰り出すも、藤田はすぐに離れた。ラウンド終了後、藤田は右目じりからの出血を気にしている。

2R、前に出る伊藤。ここでレフェリーが試合を中断、再開後も伊藤は距離を詰めていく。伊藤の左ストレートが当たるも、藤田もすかさず右をヒットさせる。藤田の右ローに左ストレートを合わせた伊藤、互いのパンチが交錯したあと、伊藤はダブルレッグで藤田をケージに押し込んだ。左足を差し込んで倒れない藤田、離れてケージ中央に戻る。伊藤は左インロー、さらに左ストレートからパンチを見せるが、藤田はブロックで防ぐ。

前に出てくる伊藤に右ボディを突き刺した藤田、しかし伊藤はパンチの連打で前に出てくる。互いにガードを固めて、隙をついてパンチとローを見せるなか、伊藤の左ミドルがヒット。しかし藤田もボディブローで伊藤の動きを止め、パンチの打ち合いから組み付いてグラウンドに持ち込んだ。ケージ際で伊藤のバックを狙う藤田。伊藤は立ち上がるも、藤田のクラッチは解けない。ここで藤田は自ら離れるが、離れ際にパンチを当てた。

ラウンド終了間際、パンチの打ち合いに突入するが、藤田が伊藤のパンチをブロックしながら自身の拳を当てる。伊藤もテイクダウンを狙うが、倒すことはできない。伊藤のパンチを藤田がバックステップでかわし、このラウンドを終えた。

最終回、伊藤が右ロー。土田は距離が詰まると、左フックから右ストレートに繋げる。伊藤は藤田の左をかいくぐって、ダブルレッグを狙い、ケージ際でボディロックから藤田に尻もちを着かせる。藤田は起き上がって離れると、再びケージ中央へ。伊藤の打撃をブロックするも、藤田も手が出ない。ガードを固める藤田に、ラッシュを仕掛ける伊藤。藤田はスタミナが切れたか、あるいは伊藤のボディが効いたか。

しかし藤田が右ボディを繰り出すと、伊藤も下がる。伊藤はテイクダウンを防がれながら、スタンドではローとハイを繰り出す。藤田は前に出て、組み付く伊藤を振り払うが力がない。伊藤はパンチのラッシュを仕掛けるも、伊藤の動きも落ちてきた。ここで飛びヒザを狙ってきた伊藤をキャッチしてグラウンドに持ち込んだ藤田だったが、伊藤もすぐに立ち上がり、反対にダブルレッグから藤田に尻もちを着かせた。

藤田が立ち上がると伊藤は左ハイ。しかし伊藤も足を滑らせるほど疲労が見える。残り15秒で伊藤がトップを奪い、パウンドを落としていった。

ジャッジは5人とも1ポイント差で3-2と割れたが、藤田が暫定フライ級王座の初防衛に成功するとともに、伊藤にリベンジを果たす結果となった。


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DEEP 修斗

DEEP103:メインイベント・藤田大和 vs. 伊藤裕樹

フライ級暫定王座防衛戦5分3R。

正王者の神龍がジムを開くために試合ができないということで制定された暫定王座だが、神龍は来月のDEEPで前修斗王者の福田とノンタイトル戦を行う。

2月の暫定王座決定戦で勝利した藤田が2年前に判定で敗れている相手が伊藤。

伊藤のパンチと藤田のミドルが交錯。藤田のワンツーがヒット。距離を詰めて左フックを入れた藤田。伊藤のローにワンツーを合わせる。距離を詰めて打ち合いに持ち込む伊藤。藤田タックル。テイクダウンしたがすぐケージで立つ。離れた藤田。パンチで突っ込む伊藤。かわす藤田。藤田のローをキャッチしようとした伊藤だが藤田振りほどく。間合いを詰める伊藤。パンチ連打で出る。ゴング。

2R。パンチで飛び込む伊藤。左がヒット。また飛び込んで左。更に飛び込むと今度はタックル。シングルレッグ。片膝をつかせたが藤田立った。離れる。パンチで突っ込む伊藤。肘。腕でブロックする藤田。伊藤パンチラッシュ。ブロックで凌ぐ藤田。藤田逆にボディを殴る。藤田タックル。テイクダウン。バックを取らせて立った伊藤。正対。連打を打ち込む伊藤だがブロックして左を入れた藤田。伊藤のタックルは切る。藤田オーバーハンドの右がヒット。ゴング。

2R。伊藤パンチからタックル。片膝をつかせると立ち際に殴っていく。立った藤田にまたボディロック。ダブルアンダーフックからサバ折り。倒しに行くが藤田こらえて立った。が、伊藤パンチでラッシュ。ブロックの上から打たれる藤田。スタミナ切れか。伊藤のラッシュ。凌いだ藤田だがスピードが落ちている。タックルは切った藤田だが伊藤休まない。手数で押す伊藤。藤田も返しているが単発。明らかに動きが落ちている。伊藤のパンチをかいくぐりタックルに入った藤田だが振りほどかれた。伊藤またタックル。片膝を着いた藤田にパンチを入れる。立ち際に左ハイ。さらに攻める伊藤。またタックル。テイクダウン。ハーフからパウンド。足で阻む藤田。タイムアップ。

2R次第だが…。

判定29-28×3、28-29の3-2の僅差で藤田が王座防衛。

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DEEP DEEP103 MMA 大原樹里 小金翔

【DEEP103】ZST王者・小金は極めきれず、打撃戦に持ち込んだDEEP王者・大原樹里がスプリットで勝利

<ライト級/5分3R>
大原樹里(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.28-29.
小金翔(日本)

大原が左ジャブから左ハイ、小金も左ローを出しながら近づく。大原は右ストレートをヒット、しかし右ローは捌かれる。大原の左ハイの打ち終わりに、右ローを打ち込む小金。大原の左ローをキャッチした小金が、そのままケージに押し込んでグラウンドに持ち込む。バックに回られた大原は立ち上がるも、小金はケージを背にしながらバックをキープし、左足を差し込み、再びテイクダウンを狙っていく。

耐える大原に対し、小金は大原の背中に飛び乗り、右腕を相手の首に回してRNCへ。絞り上げる小金に対し、耐える大原。RNcは極まらずも小金のバックマウントは解けず、小金がグラウンドに引きづりこんだ。グラウンドでもRNCを狙う小金。大原はケージを蹴って回ろうとするも、小金の動きが早く、すかさず腕を回してRNCを狙った状態でファーストラウンドを終えた。

2R開始早々、左ジャブから右ストレートにつなげる大原。さらに右ストレートを当てるが、小金も左ジャブを返し、距離を取りながら左ローを当てていく。左で追いかけながら右ローをヒットさせた大原が、小金を下がらせる。小金は相手の右側に回り、ローと左ジャブを繰り出す。そして大原がケージを背にしたところで組み付き、テイクダウンを奪ってバックマウントへ。4の字ロックで大原の動きを止める。

大原は小金の左腕を抑えて、RNCを狙わせない。しかし小金もバックからパンチを落としながら、右腕を大原の首に回す。RNCに入らせないようにディフェンスし続ける大原。ここでレフェリーがブレイクをかけた。スタンドで再開後、大原は右ローをヒット。小金も前に出て、左を狙ってプレッシャーをかける。大原は右ハイで小金を下がらせ、パンチで追撃する。大原が右飛びヒザを見せると、キャッチした小金が相手をケージに押し込んだ。

最終回、パンチで攻める大原に対して小金は左ミドル。さらに組み付いてケージに押し込むも、大原もすぐに離れる。左ジャブを連続でヒットさせた大原は、右ローからパンチを当て、さらに右ヒザを小金のボディに突き刺す。組み付いた小金は、右腕を差し上げて大原をケージに押し込む。左腕を差し上げた小金に投げを打った大原だったが、倒すことはできず。しかしケージ際で体勢を入れ替えた。

四つの状態で入れ替えた小金が、左ヒザを突き上げると、その蹴り足をキャッチした大原がテイクダウンを奪う。立ち上がった小金とケージ際の差し合いが続き、小金も右腕を差し上げながら投げを打った。ともにグラウンドへ持ち込むことはできず、ケージ際での組み合いが続く。テイクダウンを狙ってきた小金に対し、大原が両腕を差し上げるも、小金は左腕のオーバーフックからの払い腰でグラウンドに持ち込んだ。

しかし大原も抑え込まれず立ち上がり、打撃戦に持ち込む。パンチの連打から前に出ていく大原、小金もダブルレッグを仕掛けたが、倒し切ることはできず試合終了となった。

ジャッジは割れたが、大原が2票を得て勝利。王者対決を制した大原は、すぐさまDEEPのベルトを腰に巻いてアピールした。


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DEEP DEEP103 MMA 渋谷カズキ 越智晴雄

【DEEP103】元ストロー級王者・越智晴雄が渋谷カズキを抑え込み、判定3-0で2年半ぶりの勝ち星を得る

<フライ級/5分3R>
越智晴雄(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
渋谷カズキ(日本)

ともにオーソドックス、渋谷がダブルレッグでテイクダウンを狙うと、越智はそのままグラウンドへ。すぐに左腕で渋谷の首を抱えてギロチンを仕掛ける越智。渋谷は耐え、越智のクラッチも切れる。越智の左腕を抑えた渋谷は、フルガードの相手にパスを仕掛けるも、これは成功せず。越智が下から渋谷を抱え込む。しかし越智がブリッジで返そうとした瞬間、渋谷は足を一本越えた。

ハーフガードの越智に対し、右前腕を押し付ける渋谷。さらに渋谷は右のパウンドを落とし続ける。越智は右腕を渋谷の後頭部から巻きつけていくが、渋谷の右のパウンドは止まらない。終了間際、越智がアンクルを取りに行くが、渋谷も足を取り返して最後は右のカカトを越智のボディに叩きつけていった。

2R、渋谷が左フックからダブルレッグでテイクダウンに成功。越智はハーフガードから潜っていく。起き上がった越智が渋谷をリフトアップすると、渋谷は左腕を越智の首に回してグラウンドへ。越智はケージ際でハーフの渋谷を抑え込む。フルガードに戻した渋谷、越智は上から右のパウンドを落とす。すると渋谷は越智の左腕を取って腕十字へ。腕を抜いた越智はガードの中に戻り、抑え込んだままケージ中央へ移動する。

下から越智の右腕を抱えて絞り込む渋谷だが、展開を作ることはできない。強い左右のパウンドを落とす越智に対して、渋谷も下から左ストレートを返す。そしてオープンガードから三角絞めで捕らえた渋谷だが、足を完全にフックするまでには至らない。しかし相手を固めた状態で、下から左ヒジを放っていく。その渋谷をリフトアップし、振り落とした越智。スタンドに戻り、渋谷はまたも組み付くが倒すことはできず、越智がトップの状態でラウンドが終了した。

最終回、渋谷はスイッチしながら越智の様子をうかがう。飛び込みながらパンチを放つ越智。距離が近くなると越智が組み付き、四つの状態からグラウンドに持ち込んだ。渋谷は越智の右腕を抱えるも、越智はその腕を抜いてパウンド。しかし渋谷は越智の足を取りながらリバーサルし、立ち上がる越智をケージに押し込みバックを狙う。これを潰した越智がグラウンドでトップを奪った。

頭を抱えられながら、右のパウンドを落とす越智。渋谷は右腕を差し上げ体の位置をずらしていくが、越智はトップをキープして足を一本越えた。渋谷はフルガードに戻すが、越智のパウンドを止めることはできず。越智は立ち上がって試合終了のゴングを聞いた。

裁定はジャッジ3者とも1ポイント差で越智。1年ぶりの復帰戦となった越智は、2年半ぶりの勝ち星を得た。


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DEEP RIZIN キック

DEEP103:セミファイナル・大原樹里 vs. 小金翔

ライト級5分3R。暫定王者大原 vs. ZST王者小金。

北岡にKO勝ちしている大原と、北岡とiSMOS.1で対戦しフルタイム判定なしドローの小金の対戦。

正王者武田への3度目の挑戦が決まっていた大原だが武田の負傷欠場により暫定王座決定戦となり、勝利してタイトル獲得。武田は先週のRIZINで復帰(矢地と対戦し判定負け)したが、DEEPでの試合は組まれず、大原はノンタイトル戦を行う。

タックルで組み付いた小金。テイクダウンしバックに。大原立つが放さずバックについている小金。ヘンゾフックから背中に乗った小金。スタンドでチョークを狙う。腕を掴んでディフェンスする大原。放してパウンドを打ち込む小金。後方に倒れた。残り1分。バックマウントからなおもチョークに行く小金。反転しようとして亀になったところでまたチョークを狙うがゴング。

2R。大原カーフキック。小金は距離を取り牽制。また組み付いた。すぐバックに回ると四の字バック。正対しようと回る大原だが小金はしっかり背中に張り付く。が、バックマウントの体勢でブレイクがかかる。大原またカーフ。小金はジャブを打つ。打撃で出る大原。小金四つに組む。ゴング。

3R。大原打撃で出る。組もうとした小金だが組ませず引き剥がした。しかし大原の飛び膝にまた組んでケージに押し込む小金。投げを狙った大原だが小金こらえてケージに押し込む。四つから膝を入れた小金を大原がテイクダウン。インサイドからパウンドを打ち込む。小金立ったが大原パンチで出ていく。また組み付いた小金。四つから投げ。こらえる大原。すぐまた組んでいく小金。押し込み。入れ替える大原だが、小金払腰でテイクダウン。残り時間がない。大原立ったがすう組んでいく小金。パンチで出る大原。小金タックルで凌いでタイムアップ。

29-28小金、29-28大原、29-28大原。スプリットで大原勝利。

2R大原ということだろうが、ホームタウンデシジョンと言われても仕方ない。

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DEEP DEEP103 DJ.taiki MMA 関鉄矢

【DEEP103】TDを奪えず苦しんだDJが最終回に打撃で攻め立て、ZST王者・関をユナニマスで下す

<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki(日本)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
関鉄矢(日本)

オーソドックスの関が、サウスポーのDJの左側に回る。DJはフェイントを入れながら、関の左足へシングルレッグを仕掛け、ダブル→シングル→ボディロックへとスイッチしながら、ケージ際で関に尻もちを着かせた。立ち上がった関に対し、左腕を差し上げたDJは再びグラウンドに持ち込む。ハードガードの関を抑え込み、掌底を当てるDJ。関はDJの右ワキをくぐりに行くが、返すことはできずクローズドガードへ。

下から足を利かせ、DJの左腕を取り三角あるいは十字を狙う関に対し、DJは体を起こしで腕を抜く。すると関はDJの右腕に狙いを変え、強いパウンドをもらいながらも十字を狙う。体を起こしてディフェンスするDJだが、関はDJの右腕を伸ばしたまま三角へ移行する。DJは左足を関の顔にかけてディフェンス。さらに仰向けになったDJの腕を伸ばす関だったが、これは極まらずラウンド終了のゴングが鳴った。

2R、DJがダブルレッグで飛び込むも、関がダブルアンダーフックでDJを起こし、ケージに押し込む。ケージを背にしたDJは首相撲へ。離れた関が右アッパーを打ち込んだ。ケージ中央で右を伸ばす関。DJはまたもテイクダウンを狙うが、これをカットした関が左腕を差し込みながら右ヒジを狙う。ケージ際で首相撲の展開に持ち込んだDJが、シングルを仕掛けたが関もスプロールする。

倒せないとみるや立ち上がったDJと、ケージ際で首相撲の展開になる関。両者離れて、ケージ中央に戻ると再び関は足を使う。DJは幾度となくテイクダウンを狙うが、関をグラウンドに引きづりこむことはできない。関はケージを背にしながら、首相撲から左を伸ばす。いったん離れて、再びシングルからダブルに切り替えて食らいつくDJだが、関は倒れない。関はテイクダウンを仕掛けてくるDJに、首相撲から右ヒザを狙う。離れると打撃戦を展開する両者、ラウンド終了直前に関が右ストレートを当てた。

最終回、相手の左に回りながらローとミドルハイを繰り出す関。DJも蹴りを返し、さらに左縦ヒジを狙う。スタンド戦を選択したDJがパンチを出しながら関をケージ際に追い込むも、ケージから離れた関が打撃で押し返す。左ジャブとワンツーでDJを追い立てる関が、ケージ際で右ストレートをヒット。DJも左ミドルを当てるが、関を詰めることができない。しかしDJが連打を放ったあと、関の左目尻から大量の出血が見られる。

関の右とDJの左が交錯するなか、DJは組み付いて関をケージに押し込む。しかし離れると前に出ていく関。ここでDJは左右のストレートを当て、関を下がらせる。関は左ジャブで押し返し、DJが前に出てくるとバックステップでかわす。DJは前に出て関にケージを背負わせると、パンチの連打で相手の動きを止めた。ケージ中央に戻り、ストレートを伸ばす両者だが、DJのパンチをもらい関が下がる場面が増え、最後はDJが関をケージに追い詰めて試合を終えた。

ジャッジ1人がフルマークをつけるなど、3-0でDJが判定をものにした。


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DEEP DEEP103 MMA ブログ 杉山廣平 駒杵嵩大

【DEEP103】ラウンド序盤にTDされても後半は全局面で支配した杉山廣平が駒杵嵩大にフルマークの判定勝ち

<フライ級/5分2R>
杉山廣平(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
駒杵嵩大(日本)

ともにオーソドックス、駒杵が距離を詰めて組み付き、杉山をケージに押し込む。さらに駒杵が払い腰で杉山に背中を着かせるが、杉山もすぐに立ち上がる。ケージに押し込まれながら離れた杉山は、右ストレートを繰り出す。これをかわした駒杵がダブルレッグを狙うもテイクダウンできず。スタンドに戻ると、杉山のパンチを連打でもらってしまう。

ケージ中央で杉山は左ジャブを放つ。駒杵はダブルレッグでテイクダウンし、サイドから杉山の右腕を取り、反転する相手をセンタク挟みで捕らえる。ブリッジした杉山のサイドに移行した駒杵、杉山は亀になりながら立ち上がり、試合は再びスタンドへ。駒杵は組み付いて杉山をケージに押し込むが、杉山の右ワキを抜けバックを狙いつつ、駒杵のバックを狙う杉山。いったん離れた両者だが、ケージ際の攻防に戻ると、駒杵がヒジ打ちを放つ。

しかし差し合いの中でバックに回った杉山がグラウンドに持ち込んだ。バックマウントを狙った杉山に対し、駒杵は立ち上がり、ケージ際での攻防でファーストラウンドが終わった。

最終回、杉山がローと右ストレート。駒杵も左ローを返しながら、杉山の左足にシングルレッグを仕掛け、テイクダウンに成功する。ハーフガードの杉山からマウントを奪った駒杵は、さらに腕を相手の首に回しながらバックを狙う。4の字ロックで固定されていた杉山だが、反転してポジションを入れ替えた。頭をつけてパスを狙う杉山が、立ち上がって試合をスタンドに戻す。

ケージ中央で打ち合う両者、パンチのヒット率は杉山のほうが上か。ここで駒杵が組み付くも、反対にテイクダウンを奪ったのは杉山だ。駒杵はブリッジで回避しようとするも、杉山は相手の動きに合わせてマウント→バックへと回る。そして4の字ロックからRNCを狙った杉山、これが極まらないを右のパンチを落としていく。マウントに戻って、パウンドを連打する杉山。さらに右ヒジを叩きつける。ラウンド終了まで杉山がパンチと鉄槌を落とし続けた。

判定はジャッジ3者とも20-18で杉山の勝利を支持した。


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ACA CORO DEEP DJ.taiki MMA RIZIN ブログ

【DEEP】速報中!DEEP 103 IMPACT

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RIZIN、修斗と続いた今週のMMAイベントラッシュ。今日はDEEP。後楽園ホールでDEEP 103 IMPACTが開催されます。メインはDEEPフライ級暫定タイトルマッチ。藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)×伊藤裕樹(ネックスイチムエ)というRIZINを経験している者同士が激突します。さらには小金翔、関鉄矢、駒杵嵩大、杉山廣平と他の大会で活躍する選手が大挙参戦というのも印象的。勢力図がどう入れ替わるか興味津々。今宵も後楽園ホールから電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 フライ級】
×力也(フリー)
(1R TKO)
◯日比野“エビ中”純也(ISHITSUNA MMA)
1R、打撃からのコンビネーションでタックルを仕掛けた日比野。簡単にテイクダウンに成功。逃げる力也を再び倒すとグラウンドを制圧。サイドバックからパウンドを乱射すると力也の力が抜けたのを見てレフェリーが試合を止めた!日比野が快勝です。


【第2試合 フライ級】
×鮎田直人(CAVE)
(判定0-3)
◯関原翔(K-PLACE)
1R、開始直後からローを起点に打撃が冴える関原。パンチの連打もヒットさせ、組みつくとテイクダウンにも成功。しかし鮎田もすぐに立ち上がると徐々に目が慣れたのかスタンドで互角に渡り合う。終盤には関原が組みついてテイクダウンしてラウンドを終えた。
2R、互いにスタンドで良いパンチを当てるがどうにもペースを掴み切れない。さらに差し合いになるが膠着してブレイクがかかる場面が続く。終了間際に鮎田がカウンターのタックルを決めるが展開を作れずに試合終了。判定は関原に軍配。


【第3試合 フライ級】
×駒杵嵩大(Fight Base都立大)
(判定0-3)
◯杉山廣平(SPLASH) 
1R、開始直後にパンチを餌に組みついた駒杵。簡単にテイクダウンを奪うが杉山はしっかり対応。すぐに立ち上がると離れ際にパンチを当てて駒杵をグラつかせる。さらにフックを打ち込むと駒杵はダウン。だがすぐに立ち上がって組みつくとテイクダウンを決めてなんとか堪えた。
2R、パンチの交差から組みついた駒杵。テイクダウンしてマウント→バックに回ってチョークを狙う。しかし杉山はリバース。攻め手こそないが上をしばらくキープする。駒杵はスタンドに脱出し、組みついて足をかけるが、逆に押し倒したのは杉山。マウントに移行すると強めのパウンドを入れて攻勢のまま試合終了。判定は杉山に軍配。


【第4試合 バンタム級】
◯CORO(K-Clann)
(1R 三角絞め)
×橋本優大(CAVE)
1R、序盤は互いにローを出して様子を見るスタンドの立ち上がり。距離が近づくと橋本が足を払ってテイクダウン。しかしCOROは下から腕十字を狙う。振り払った橋本はインサイドガードになるが、COROは狙い澄ましたように三角絞め!しばらく橋本は耐えていたががっちり入るとついにタップ。COROが鮮やかな一本勝ちです。


【第5試合 メガトン級】
×誠悟(AACC)
(判定0-3)
◯SAINT(Y&K MMA ACADEMY)
1R、開始と同時に突進して組み付く誠悟。嫌がるSAINTに対して足を掛けてテイクダウンに成功。サイドから腕を狙うがSAINTはすぐにガードポジションになって蹴り上げて脱出。スタンドに戻ると互いに決定打を与えられないままラウンドを終えた。
2R、SAINTは距離を取ってロー、近づくと首相撲からの膝蹴り、さらにはパンチを当てる。だが誠悟も一歩も下がらず前に出ると左ジャブが的確にヒット。SAINTは嫌がって後退する場面も。終盤には差し合いから膠着したまま試合終了。微妙な判定はSAINTに軍配。誠悟の頑張りが光った。勝ったSAINTはマイクを握ってスダリオ剛の名前を挙げた。いやいや、この内容でRIZINはなしでしょ。


【第6試合 フェザー級】
◯DJ.taiki(パンクラスイズム横浜)
(判定3-0)
×関鉄矢(SONIC SQUAD)
1R、じわじわと間合いを詰めるDJ。タックルで組みつくとテイクアウトに成功。立ち上がられてもしつこく組んですぐに倒す。下になった関は下から三角絞め。さらに腕十字に移行するとあと一歩まで追い詰める。しばらく腕を伸ばす関、堪えるDJの展開が続き、このままラウンド終了。
2R、序盤からDJはタックルで組み付く戦術。ケージに押し込んで倒しにかかる。だが関の腰は重い。関はテイクダウンは許さないものの自身の手数がない苦しい展開。微妙な流れでラウンドを終えた。
3R、一転してDJが間合いを詰めてパンチで勝負をかける。関も打ち返していたが、手数、有効打共にDJが上手。鬼気迫る勢いで前に出て打撃を出す。関は顔面から出血。DJは遠距離での左ミドルも効果的。結局試合終了まで前に出続けてDJが判定勝ちを収めた。


【第7試合 フライ級】
◯越智晴雄(パラエストラ愛媛)
(判定3-0)
×渋谷カズキ(高本道場)
1R、開始直後に渋谷が低空タックルでテイクダウン。ガードポジションになった越智は伝家の宝刀ギロチンチョーク。長時間狙うが渋谷は首を抜いて上をキープ。ハーフからパウンドをコツコツ当てる。終了間際に越智が下から足関節を狙うがこれは不発に終わった。
2R、またも低空タックルでテイクダウンを奪った渋谷。しかし越智はスイープ。上になるとポジションをキープしてパウンドを入れる。渋谷は下から三角を狙うが越智はバスターで回避。スタンドに戻ると渋谷がすぐに組みついて下に引き込んでラウンドを終えた。
3R、開始直後は越智の左フックが単発ながらヒット。嫌がった渋谷は組みついてグラウンドに引き込むが、ここから二転三転スクランブルの展開。終盤は越智が上をキープしてパウンド。渋谷は下からの仕掛けを封じ込まれて万事休す。判定は越智に軍配。


【第8試合 ライト級】
◯大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)
(判定2-1)
×小金翔(フリー)
1R、序盤から蹴りを多用する大原。小金はミドルをキャッチしてすかさずバックに回る。スタンドの状態で背中に飛び乗ってじわじわとチョークを狙う。終盤には小金がグラウンドに持ち込みバックをキープしてラウンドを終えた。
2R、スタンドで優位に試合を進めるのは大原。サークリングする小金の足をローで止めると左ジャブ、ストレートで手数を稼ぐ。小金は組みついてバックに回ってテイクダウンするが動きなくブレイク。苦しい展開のままラウンド終了。
3R、大原は打撃を武器に前に出る。特にローは鋭角にヒットし、さらにショートレンジの肘、左ジャブも的確。小金は決定的なダメージではないものの動きが落ちる。中盤にやっと組みついて投げでテイクダウンするが大原は脱出。終盤には打撃で追い回して組みついて足を掛けてテイクダウンして試合終了。判定はスプリットで大原に軍配。