UfC 311 islam makhachev vs renato moicano baru saja selesai dan mencatatkan sejarah baru UFC ,,
Ppv Event ufc ini di isi pertarungan2 dahsyat yg meledakan keseruan luar biasa,,
Langsung saja kita recap UFc 311 islam makhachev vs renato moicano.
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<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラム・マカチェフ(ロシア)
Def.1R4分05秒 by ダースチョーク
[挑戦者] ヘナト・モイカノ(アルメニア)
当初、マカチェフはアルマン・ツァルキャンと対戦予定だったが、大会前日にツァルキャンが欠場。同大会でベニール・ダリューシュと対戦予定だったモイカノが急遽マカチェフに挑戦することとなった。
サウスポーのマカチェフに対し、モイカノがインローと右ミドルを蹴る。マカチェフも左ストレートから前に出るが、モイカノは」左フックを返してインローを蹴る。マカチェフは左ストレートと左ハイ、モイカノはやはりインローを蹴る。マカチェフは右手を細かく動かして左ミドルにつなげる。モイカノも左を返してインロー、マカチェフは左ストレートを伸ばす。
マカチェフが右・右フックから左ストレートで前に出ると、モイカノが右ストレートから左フック。これで尻餅をついたマカチェフだが、すぐに立ち上がって左ストレートからのニータップでテイクダウンを奪う。モイカノの右足を超えてハーフガードでトップキープするマカチェフは細かくパンチを入れる。モイカノも足を戻して距離を取り、体を起こして立ち上がろうとするとマカチェフがモイカノをがぶって右腕を深く入れてダースチョークへ。これでモイカノからタップを奪い、マカチェフが一本勝ちで王座防衛に成功した。
試合後、マカチェフは「いつもフィニッシュを狙っている。口だけじゃない。対戦相手が少しでも隙をみせれば、そこをつく。1日前に対戦相手が代わることも気にしない。この体重にして、ケージの前に立ち塞がる人間と戦う。このベルトが欲しければケージに来い」とベルトを肩にかけてコメント。敗れたモイカノは「1日前じゃない。人生のなかで、得た機会だ。この時のために生きてきたから、とても悲しい。今日、イスラムは僕よりずっと良かった。色々と話すことはあるけど、今じゃない。僕は終わらない。また、このようなチャンスが巡ってきたらベストを尽くす」と語った。
<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)
Def.3-0:49-46.48-47.48-47
ウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
サウスポーに構えたウマル。デヴァリシビリと同様に、すぐに距離を詰めることはなく様子見で距離を取る。蹴りの間合いから、右ジャブを伸ばしたウマルはデヴァリシビリの左ローに左を合わせていく。直後に距離を詰めて、押し倒すように突っ込んだデヴァリシビリはすぐに起き上ったウマルにボディショットを入れる。続いてボディから左右のフックは空振りとなったチャンピオンは、続くシングルレッグを切られると同時に右フックを2発見せた。
ウマルが左ミドルを届かせ、右ミドルからワンツー。距離が近づくと、逆にシングルレッグを仕掛ける。反転して足を抜いたデヴァリシビリに、ウマルは跳びヒザを狙う。これは空を切り、ウマルは蹴りからテイクダウンへ。受けのレスリングも強いデヴァリシビリはパンチが届く距離で拳を振るう。しかし、間合いを取り直したところで右ストレートを被弾。インパクトで挑戦者がとってもおかしくないラウンドとなった。
2R、前足でハイを狙ったウマル。デヴァリシビリのジャブ後に、左を伸ばす。続いて組みにきたところでショートのコンビを入れる。それでも前に出るデヴァリシビリだが、ダブルは取れず未だにケージに押し込むこともできていない。と、右オーバーハンドからシングルを切ったウマルがスプロールからバックに回る。そのままワンフックでグラウンドに持ち込んだウマル。リストコントロールを切ったデヴァリシビリがスタンドに戻る。王者の右オーバーハンドからシングルにも足を掴ませないウマルは、逆に蹴りを見せて組みも仕掛ける。
デヴァリシビリはシングルを蹴って、ショートのワンツー。さらに左からボディを見せて、距離を詰める。ついに右を振って組んだデヴァリシビリが、ケージにウマルを押し込むことに成功する。ウマルは押し返してヒザ蹴り、オクタゴン中央に戻るとデヴァリシビリが離れた。ウマルは王者のステップインにカウンターを合わせようとして、右を当てる場面も。殴られても組もうとするデヴァリシビリを組ませないウマルが、この回も取った。
3R、ウマルは後ろ足だった右で前蹴りを見せ、そのまま前足としてサウスポーで構える。凄まじい圧とともに距離を詰めたデヴァリシビリのテイクダウン狙いも、姿勢こそ乱したが切ったウマルはスピニングバックフィストを簡単にかわす、デヴァリシビリは蹴りに右を合わせて、前に出る。そこに一発でなくコンビで待ち受けるチャレンジャーは、またもシングルレッグをスプロールする。
左インローが急所をかすめるが、試合は続きデヴァリシビリがショートを入れる。さらに右オーバーハンドで圧を掛けるなど、王者の勢いがウマルを上回り始める。ここでテイクダウンを狙ったウマルは、逆にシングルレッグで倒される。スタンドで待ち受けたデヴァリシビリは、いよいよエンジン全開となったかダブルレッグでテイクダウン──と思いきや、ウマルは後方にフリップしてスクランブルに持ち込む。
ケージに押し込まれながら笑顔を浮かべ、観客席を見やった王者はウマルが離れると右を振って前に出る。ウマルもカウンターの右フックを繰り出し、左インロー。そしてシングルレッグからバックに回る。尻もちをつかされたデヴァリシビリは、直ぐに立ち上がって観客席に右の拳を突き上げた……が、終盤にテイクダウンを許したことはどうジャッジに影響を与えるだろうか。
4R、圧を掛けるデヴァリシビリ。ウマルはカウンター狙いというよりも受け身となり──居着き始めたか。手数で上回るデヴァリシビリが、シングルレッグでテイクダウン。立たせて、ダブルレッグで尻もちをつかせる。懸命に立ち上がったウマルの顔には、完全に疲労の色が浮かんでいる。パンチ、テイクダウンと攻勢のチャンピオンが右ボディストレート。
ウマルは口が開いているが、それでもダブルをスプロールする。近い距離のパンチの打ち合いでも、圧で上回るデヴァリシビリが右をヒット。さらにボディを入れて、組みへ。対応したウマルは逆にシングルレッグも、序盤のような力強さはない。それでもカウンターを決めたウマルだが、勢い取り戻すことはできない。デヴァリシビリも当然疲れているが、能動的に動き続けている。チャンピオンの動きに反応するという動きが続くウマルは、シングルに出てヒザをついて動きを止めるシーンも。ならばと立ち上がったウマルに組みついたデヴァリシビリがテイクダウンを決めて、スクランブルでバックへ。組んでパンチを入れるデヴァリシビリは、完全に勢いでウマルを上回った。
最終回、ファンを煽ったデヴァリシビリは、すぐに距離を詰めることなく間合いを測る。スピニングバックフィストは空振りとなった王者は、直後にテイクダウンを狙う。ウマルは切って、ジャブを伸ばす──が、体が流れている。必死で続くシングルを切ったウマルに、連続でテイクダウンを仕掛けるチャンピオン。倒せなくとも、反応させパンチを見せて組んで一気にドライブ。ケージにウマルを押し込み、ボディロックへ。自ら離れたデヴァリシビリは左に回るウマルのシングルをスプロールし、右を届かせる、左を返したウマルも最後の力を振り絞る時間帯に入ったか。
ウマルは左ミドルを決め、真っ直ぐ飛び込んできたデヴァリシビリを押し返す。デヴァリシビリはシングルレレッグへ、腕を差して耐えたウマルが左を伸ばす。チャンピオンはニータップ、切ったウマルが左ハイを狙う。続いてジャブを当てたチャレンジャーは、シングルを切りスイッチで前に出る。残り40秒で、右をヒットさせたデヴァリシビリは動き止まったウマルをテイクダウン。そのままスタンドで待ち受けてファンに両手を広げてアピール。直後にダブルレッグで倒し、立ち上がったウマルをボディロックで後方に組み伏せたデヴァリシビリはパンチも落とさず、抑えもせずに観客に勝利をアピールして立ち上がって試合終了を迎えた。
凄まじいスタミナ、精神力。序盤は完全に試合をリードされながら、3Rで流れを変えて4Rと5Rは圧倒したデヴァリシビリ。ジャッジ48-47が2人、49-46が1人と王座初防衛に成功したデヴァリシビリは、ダナ・ホワイトに「言いわけしない。でもケガをしていたんだ。UFCは全てを与えてくれた。どれだけガッカリしたか……」と話し、ジョー・ローガンのインタビューへ。
「僕はマシン。実は6日前に足をカットし、感染した。今日はまあ動けた。でも、しっかりと練習できなかった影響はあった。ウマルはタフ、良いファイターだ。彼は僕を年寄りだと言ったけど、確かに年寄りだ。でも毎日、ハードワークをこなしている。オールドスクールはハードワークを信じている。皆、自分を過小評価してイジメないでくれ。自分を信じよう。なんでも可能になるから。僕はアンダードッグだった。でも、自分を信じていた」と絶叫した。
対してウマルは「1Rが終わって、拳を折ったみたいだ。だから自分の戦いができなかった。ビデオを見てみるけど、僕は負けていないと思う。彼はタフだと分かっていたけど、とにかく拳をやっちゃったから」と話した。
ライト級タイトルマッチ5分5R。モイカノ10位。
マハチェフはペレイラ、パントージャと並んで現王者で最多となる3度の防衛に成功しており、ここで勝てば単独1位となる。UFC2戦目で出会い頭のパンチでKOされたのがキャリア唯一の敗戦で、現在14連勝中。当初は判定での勝ちも多かったが、直近8戦ではヴォルカノフスキーの1戦目を除いてフィニッシュ勝利(2KO・5一本勝ち)。パウンド・フォー・パウンドランキングでも1位となっている。33歳。
当初はUFCデビュー戦でマハチェフと対戦したアルマン・ツァルキヤンが6年ぶりの再戦でタイトルに挑戦する予定だったが、計量当日になってツァルキヤンが背中の痛みを訴え欠場。急遽、ベニール・ダリウシュと対戦予定だったモイカノがタイトルに挑戦することが決まった。
ビッグチャンスを掴んだモイカノは現在4連勝中。UFCでの12勝中、チョークでの勝利が6回あるグラップラーだが、直近のジェイリン・ターナー戦、ブノワ・サン・デニ戦ではマウントからのパウンドでダメージを与えてのKO勝ち。武器を増やしたことで一皮むけている。本来挑戦予定だったツァルキヤン、前回マカチェフに挑戦したポワリエと同じATTでトレーニングする35歳。
サウスポーのマハチェフにモイカノはサウスポー。飛び込んでワンツーを入れたマハチェフだが、打ち終わりに右を返したモイカノ。ミドルを入れたマハチェフ。お互い前手を伸ばして距離を測っている。左を入れたマハチェフ。モイカノの右から左フックがヒットし一瞬バランスを崩したマハチェフ。モイカノ右ミドル。マハチェフタックルへ。ダブルレッグでテイクダウン。ハーフで固める。固めながら細かい打撃を入れる。モイカノ下から足で距離を作り立ちに行くが、立ち際にモイカノの首を抱えたマハチェフ。ダースチョーク!絞めるとモイカノタップ!
勝ったマハチェフは「対戦相手が変わったが関係ない。ライト級の体重の相手なら誰でもいい。このベルトが大好きだ。欲しかったらケージに上がってこい」と勝利の弁を述べた。
敗者のモイカノは「言いたいことはたくさんあるが今は言わない。自分はまだ終わっていない。努力するところがたくさんあるから、また戻ってくる」とコメント。
<ライトヘビー級/5分3R>
イリー・プロハースカ(チェコ)
Def.3R3分01秒 by TKO
ジャマール・ヒル(米国)
サウスポーのヒルに対し、オーソドックスのイリーがワイドスタンスから前蹴りで距離を測る。互いに前手のフックを振るい、ヒルがローを蹴った。イリーの右、さらにスイッチしながらの左ストレートがヒルの顔面を捉える。ヒルの左右ストレートをスウェーでかわすイリー。ヒルは左ジャブに右を被せた。両者の左が交錯、ヒルはオーソドックスにスイッチするも、すぐにサウスポーに戻した。するとイリーが右でヒルを下がらせ、スイッチして左ストレートでアゴを貫いた。
ダウンしたヒルが下から左足を取りに来ると、イリーは立ち上がった。スタンドに戻ってもフラついているヒルだが、イリーのヒザ、ハイをかわす。イリーが距離を詰めて来ると、ヒルも首相撲からヒザを突き上げ、パンチでイリーを下がらせた。イリーもスイッチしながら距離を詰めて左ハイ、ワンツーを繰り出す。右三日月がヒルのボディに突き刺さる。ヒルも鼻血を出しながら打ち返し、初回終了のホーンを聞いた。
2R、ヒルの左ハイをかわすイリー。左を突いて右ハイを繰り出す。ダメージが残っているか、ヒルの足取りは重い。左ジャブ、ワンツーを見せてから右ハイに繋げるイリー。打ち終わりを狙うヒルを、跳びヒザで下がらせた。ケージ中央でイリーの左がアイポークとなり、試合が中断される。再開後、イリーが前蹴りからスイッチを繰り返して距離をつくる。ヒルはオーソドックスにスイッチし、さらにサウスポーに戻して左クロスを浴びせる。至近距離でヒルが左アッパーを突き上げた。イリーはヒルがパンチを打ち終わるところに右ハイを合わせた。直後、ヒルが伸ばした左手がアイポークに。
またも試合は中断され、ドクターチェックが入る。両者に注意が与えられ、試合は再開。互いにフェイント&スイッチから、イリーの左が当たる。ヒルが距離を詰めてくると、イリーがインサイドから右ストレートを突き刺す。ヒルも左ハイを繰り出すが当たらず。強引に距離を詰めたヒルが、左手でイリーの首を押さえ、右ヒジを連打した。すぐに離れたイリーが前に出るも、ヒルも右ストレートから左ジャブを突く。サウスポーに戻したヒルの左ストレートがイリーのボディに伸びる。イリーの右ハイに右ボディを合わせるヒル。イリーも距離を詰めていくが、ヒルの打撃の印象が強い。
最終回、イリーが左右の関節蹴りを繰り出す。右を突きながら距離を詰めるヒルに対し、右ストレートを伸ばすが当たらず。ヒルはボディにパンチを集める。イリーも右ミドル、ダッキングから左フックを当て、下がるヒルを追撃する。イリーが首相撲からヒザを突き上げると、ヒルもパンチで応戦した。離れるとヒルがボディ攻撃へ。イリーもフェイントから右ストレートをヒルのボディに伸ばす。
ヒルが右ストレーを伸ばすとイリーが頭を下げた。首相撲に捕らえてヒザ蹴りを狙うも、イリーが離れる。ここでヒルの右をかわしたイリーが、左ストレートから返しの右でダウンを奪う。追撃のパウンドを受けながら立ち上がったヒルが打ち返す。しかしイリーが捌き、倒れて亀になったヒルにパンチを連打するとレフェリーが試合をストップした。
試合前には3月8日(土・現地時間)、T-モバイル・アリーナにて開催されるUFC313で、世界ライトヘビー級王者アレックス・ペレイラがマゴメド・アンカラエフを相手に防衛戦を行うことが発表された。そんななか激闘の末、元世界ライトヘビー級王者対決を制したイリーは「全てが起こり得ると思って戦っていた。できたかどうか、前回の試合でもっとハンズアップしないといけないと感じた。上手くいっていることを願う。自然に身を置き、瞑想をすることも全て大切で。ただハンズアップを少しすることに気を付けてきた。左から右のコンビは常に練習してきて、凄く大切な動きだ。その動きができて嬉しい。自然に打ち合っているんだ。それが本来の姿、イリー・プロハースカなんだ。アレックス・ペレイラと戦いたい」と語っている。
バンタム級タイトルマッチ5分5R。ヌルマゴメドフ2位。
王者ドバリシビリは初防衛戦。スターリングが王者だった当時は、同門で友人ということもあり挑戦の機会がなかったが、スターリングを破ったショーン・オマリーのタイトルに昨年9月に挑戦。4Rまでタックルからのテイクダウンでオマリーを封じ込め、最終ラウンドにオマリーの蹴りでボディを効かされるも、逃げ切って勝利。フェザー級王者イリア・トプリアに続きジョージア人2人目の王者となった。テイクダウン数85回(13試合)はジョルジ・サン・ピエールの90回(22試合)に続くUFC史上2位。34歳。
ヌルマゴメドフは引退した従兄弟のハビブ、来週Road to Dubaiで防衛戦を行う弟のウスマンに続き、無敗での王座戴冠を狙う。強すぎるがゆえに、対戦を避けられていたため、なかなかランカーとの対戦が実現せず、前戦で初めてランカーのコーリー・サンドヘイゲンとの対戦が実現。スタンドでサンドヘイゲンのバックを奪い、スクランブルで逃れようとするサンドヘイゲンからしっかりとバックをキープし続けての判定勝ち。ムエタイのキャリアもあり、キック世界王者のサンドヘイゲン相手に打撃でも上回って勝利している。UFCではまだテイクダウンを許したことがない。29歳。
オッズでは挑戦者ヌルマゴメドフがフェイバリットとなっている。
オーソドックスのドバリシビリにヌルマゴメドフはサウスポー。前蹴りで牽制するヌルマゴメドフ。カーフを蹴ったドバリシビリ。遠い間合いで牽制する両者。ワンツーを打ち込んだヌルマゴメドフ。ドバリシビリは右オーバーハンドから組みに行く。一瞬バランスを崩したヌルマゴメドフだが、立て直して離れた。ワンツー、前蹴りを放つヌルマゴメドフ。ドバリシビリは飛び込みから左右のパンチを振る。また飛び込むと今度はタックルにつなげた。受け止めたヌルマゴメドフに対し、離れ際に右を入れるドバリシビリ。距離がつまりパンチを入れるドバリシビリにヌルマゴメドフはシングルレッグ。ドバリシビリこらえる。離れた。ヌルマゴメドフがミドルからタックルへ。受け止めたドバリシビリ。また離れ際にパンチを入れる。ヌルマゴメドフが詰めてワンツーを放つと右がヒット。一瞬ぐらついたドバリシビリ。残りわずかだが、両者距離を詰めずに様子見したまま、1R終了のホーンを聞いた。
2R。中央で構えるヌルマゴメドフ。ドバリシビリは飛び込んで右を入れるが、ヌルマゴメドフも飛び込んでの左を返す。ドバリシビリは右オーバーハンドを放ちながらニータップを狙ったが、パンチで引き剥がしたヌルマゴメドフ。ドバリシビリがパンチを入れるとタックルにつなげようとしたが、足に触らせないヌルマゴメドフ。しかしヌルマゴメドフの飛び込みに合わせてシングルレッグに。クラッチしたが、逆にバックに回るヌルマゴメドフ。バックに回って左足をフックしハーフバックでグラウンドに持ち込んだ。足のフックを解除して立ったドバリシビリ。スタンドバックから、クラッチを切って離れた。ドバリシビリがまた右オーバーハンドを放ちながらニータップにつなげるが掴ませないヌルマゴメドフ。ヒザを腹に打ち込むヌルマゴメドフ。今度はヌルマゴメドフがタックル。切ったドバリシビリ。ドバリシビリがパンチで詰める。ケージを背負ったヌルマゴメドフに四つで組み付いたが、ヌルマゴメドフが押し返して離れた。残り30秒。左ミドルから右オーバーハンドを入れたヌルマゴメドフ。ドバリシビリがパンチから組んでテイクダウンを狙うも離れたヌルマゴメドフ。2R終了。
3R。前蹴り・ジャブで牽制するヌルマゴメドフ。ドバリシビリがまた右オーバーハンドからニータップ。そのままバックを狙うが、回らせずに離れたヌルマゴメドフ。ドバリシビリの右にヒザを合わせるヌルマゴメドフ。またパンチからシングルレッグに入るヌルマゴメドフだが切られた。左右のパンチを振りながら詰めるドバリシビリ。ヌルマゴメドフがタックルに入るが切った。ドバリシビリシングルレッグ。倒した。押さえ込まずに指を指してアピールしたドバリシビリ。またタックルに入るとテイクダウン。しかしヌルマゴメドフは倒された勢いでスイープを仕掛けて立ち上がる。離れた。パンチで出たドバリシビリにヌルマゴメドフがシングルレッグ。スタンドバックに回って後方に引き込もうとするヌルマゴメドフだが、両手を広げて倒されないアピールをするドバリシビリ。一瞬倒されたがすぐに立った。スタンドバックのまま3R終了。
4R。ドバリシビリがシングルレッグからバックに回ろうとしたが放した。また詰めたドバリシビリ。シングルレッグで倒した。立たれるとすぐに離れる。しかしまたシングルレッグでテイクダウン。ヌルマゴメドフが立つと離れた。右を入れたドバリシビリ。ヌルマゴメドフは口が半開きで疲れが見える。ドバリシビリがパンチで出るとヌルマゴメドフはタックルに入るが、振りほどいたドバリシビリ。パンチで出たドバリシビリにまたシングルレッグ。しかし倒せない。パンチを入れて引き剥がしたドバリシビリ。ボディを入れるドバリシビリ。ヌルマゴメドフのシングルレッグを引き剥がす。またタックルに入るが切ったドバリシビリ。ケージに押し込むとドバリシビリがダブルレッグ。テイクダウン!背中を向けて立つヌルマゴメドフ。ドバリシビリはバックからパンチを入れる。4R終了。
5R。バックブローを見せたドバリシビリ。飛び込んでタックルに。受け止めたヌルマゴメドフ。ドバリシビリはすぐに離れる。今度はシングルレッグ。振って倒そうとするがこらえたヌルマゴメドフ。さらにシングルレッグを仕掛けてこらえたヌルマゴメドフだが、今度はケージに詰めてダブルレッグに。ヌルマゴメドフは左腕を小手に巻いてこらえた。ヌルマゴメドフがタックルに入るが足に触らせずに切ったドバリシビリ。タックルのフェイントからパンチを入れるドバリシビリ。ドバリシビリまたタックルへ。こらえたヌルマゴメドフ。またタックルに入るドバリシビリを切ってパンチを入れた。残り1分。ハイを放つヌルマゴメドフにドバリシビリの右フックがヒット。ぐらついたヌルマゴメドフ。ドバリシビリシングルレッグからテイクダウンするが、押さえ込まずにアピールする。またタックルへ。バックに回ったドバリシビリが後方に倒した。ドバリシビリは自ら立つと、最後に距離を取り勝利をアピールしタイムアップ。
48-47、48-47、49-46の3-0でドバリシビリが王座防衛!
勝ったドバリシビリは「世界中のジョージア人のみんなありがとう。足を怪我していたが、UFCは自分にすべてをくれたから、がっかりさせられなかったんだ。ウマルはいい選手だ。自分はアンダードッグだったが、自分を信じていた。誇らしく思っている。今日引退してもいいくらいだ」とコメント。
敗れたヌルマゴメドフは、「接戦だった。負けたとは思わなかったが、1Rの後は手を怪我したから全力を出せなかった。でもジャッジと争うつもりはない。もう一度試合を見直すよ」と語った。
ライトヘビー級。プロハースカ2位、ヒル3位。
元RIZIN&UFC王者のプロハースカ。UFC3戦目で王座戴冠するが、練習中の負傷により王座返上。復帰戦でアレックス・ペレイラと王座決定戦で対戦するも、パンチを効かされて、組みでしのごうとしたところにヒジ連打をもらってのKO負け。UFC300でのアレクサンダル・ラキッチ戦では、カーフキックを効かされたところから、2Rにパンチをヒットさせ、テイクダウンからのパウンド連打で逆転勝ち。が、6月に急遽組まれたペレイラとの再戦では、打撃で押される展開のまま、ハイキックでダウンを喫してのパウンド連打でまたもKO負けしている。32歳。
ヒルも元UFC王者。プロハースカが返上したタイトルをグローバー・テイシェイラと争い、テイシェイラに組み付かせずに打撃を打ち込み続けて判定勝ちし王座を獲得。が、プロハースカ同様、負傷によりタイトルを返上。昨年4月の復帰戦でアレックス・ペレイラと対戦するが、1Rに左フックでダウンを喫し、パウンド連打でKO負けしている。その後、膝を負傷して長期欠場していた。33歳。
ともに、前戦でアレックス・ペレイラに敗れている元王者同士。
オーソドックスのプロハースカ。ヒルはサウスポーに構えるが、頻繁にスイッチを繰り返す。関節蹴りで牽制するプロハースカ。右を打ち込んだプロハースカ。スイッチしてパンチで出たヒル。首相撲からヒザを入れた。ヒルがジャブを出すが、上体の動きでかわしていくプロハースカ。プロハースカの左がヒットしヒルダウン!ヒルは下からデラヒーバを狙い、背中を向けたプロハースカのバックを取ろうとしたが、プロハースカ離れてスタンドに。ヒルが左右のパンチを放つも、ウィービングでかわしながら右を打ち込むプロハースカ。三日月蹴り。クリンチからアッパーを放つヒルだが空振り。1R終了。
2R。ヒルのミドルは空振り。プロハースカは前蹴りを腹に入れる。左ハイを放つプロハースカ。かわして詰めるヒル。飛びヒザを狙ったプロハースカだがヒットせず。プロハースカのアイポークがありタイムストップ。再開。プロハースカがミドル・三日月蹴りをヒット。右ハイからワンツーを入れたヒル。が、今度はヒルのアイポークがありタイムストップに。ドクターチェックが入るが続行。飛びヒザのフェイントから前蹴りを入れたプロハースカ。右がヒット。ヒルがクリンチアッパーを打ち込むが、離れた間合いでのパンチはほぼかわしているプロハースカ。ヒルはボディブローを入れる。さらにクリンチアッパーから首相撲に捕らえてヒザ。
3R。ボディを打っていくヒル。プロハースカの左がヒット。さらに右が入り、ヒル後退。追っていくプロハースカだが、ヒルは首相撲に捕らえて凌ぐ。プロハースカのジャブがヒット。ヒルのワンツーはかわされる。ヒルの右をかわしたプロハースカが右フック!顎に入りヒルダウン!パウンド連打するプロハースカ。ヒル立ったが、プロハースカのパンチを貰うとふらついている。足がもつれて倒れたヒルのバックに回ったプロハースカがパウンド連打。レフェリーストップ!
3R3分1秒、TKOでプロハースカ勝利。
勝ったプロハースカは「自分はワイルドで、殴られてから本当の自分が開放されることもある。次はもう一度ペレイラと試合がしたい。今日の試合は、自分が招待したアシュリー(・マクガリティ。プロハースカのファンで、9月に子宮頸がんと診断された)さんに捧げたい」とコメントした。
<ミドル級/5分3R>
ライニエ・デリダー(オランダ)
Def.1R3分31秒by RNC
ケヴィン・ホランド(米国)
開始早々にデリダーは距離を詰めて、右を当ててシングルレッグへ。テイクダウンに成功すると、ホランドを担ぎにいきつつガードの中に収まる。腰を上げ、エルボーを落として足を捌きにいくと、ホランドがヒールキックを繰り出す。デリダーはガードが割れず、エルボーやパンチを見せるがさほど効果的ではない。それでもケージ際に押し込み、左右のパウンドを打って行く。さらに足を捌いてパスを狙うと、嫌がって背中を見せたホランドに飛び乗る。
ワンフックで頭を支点に前転したデリダーがボディトライアングルをセットすると、ホランドは一発のパンチも当てることができない展開でタップを強いられた。「凄くハピーだ。ケヴィン、試合を受けてくれてありがとう。トップ5と戦いたい。ヘンリー・フーフトとたくさん打撃の練習をしてきたけど、狙いはRNCだった。凄く滑ったけど、キムラグリップで耐えた。柔術!! 誰とでも戦う。良い試合をしたい。できればトップ5と、チャンスをくれ」とデリダーはオクタゴン2勝目に笑顔を浮かべた。
ヘビー級。アウメイダ6位、スピバック7位。
アウメイダはDWCSにはライトヘビー級で出場し、UFC契約当初もライトヘビー級だったが、その後ヘビー級に転向。ヘビー級としては小柄で、スピードとテイクダウンしてのグラウンドテクニックで勝負する選手。UFCデビューから6連勝していたが、カーティス・ブレイズにはタックルを受け止められたところにパンチを打ち込まれて効かされ、2RKO負けでUFC初黒星を喫した。前戦は下位ランカーのアレクサンドル・ロマノフとの対戦で、いつも通りテイクダウンを奪うと、バックマウントを奪ってのチョークで一本勝ち。33歳。
スピバックはテイクダウンからのパウンドが武器で、UFC8勝4敗。前戦はかつて判定負けしたマルチン・ティブラとの再戦で、テイクダウンからバックを狙ったところで下に落とされたものの、ガードからの腕十字でタップを奪いリベンジに成功している。ヘビー級ランカー最年少の29歳。
スピバックはいつも110kg前後で計量をクリアしているが、今回は絞ってきており105.7kg。アウメイダは106.6kgで、ヘビー級では初めて相手より重い体重での試合となる。
サウスポーのアウメイダにオーソドックスのスピバック。ジャブで距離を測るスピバックに対し、アウメイダもオーソドックスにスイッチ。四つに組んだスピバックが体落としでテイクダウン。すぐにガードを取るアウメイダ。ガードで両腕をカンヌキに捕らえてフックスイープを狙ったアウメイダだが、スピバックこらえた。インサイドからヒジを打ち込むスピバック。打ち込みながらハーフに。アウメイダは潜ってスイープ。上を取った。ハーフから足を抜いてマウントに。パウンドを入れるとスピバックがアウメイダの左腕を両手で掴んで前に落とそうとするが、バックキープするアウメイダ。しかしスピバックが反転して上を取り返した。ガードの中から左右のパウンドを連打するスピバック。アウメイダスイープで返してスタンドに。アウメイダ右ストレートから右アッパーをヒット。ケージを背負ってガードを固めたスピバックにパンチを連打するとタックル。テイクダウンしてマウント。ケージを蹴って逃れようとしたスピバックだが、アウメイダはバックに回り体を伸ばしてパウンドを打ち込む。残り10秒の拍子木が鳴るが、体を伸ばされ身動きが取れないまま打たれるスピバックを見てレフェリーストップ!
1R4分53秒、TKOでアウメイダ勝利。
アウメイダ「レッツゴー、ラスベガス!ごめん、ロサンゼルスだったね。LAのみんなのためにいい試合を届けたかった。ボーナスが欲しいな。シリル・ガーン、逃げるな!ガーン以外なら、トム・アスピナルと戦いたい」
<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
Def.30-26.30-27.30-27.
ペイトン・タルボット(米国)
タルボットが距離を詰めて左ローを放つと、バルセロスは蹴り足をキャッチしてドライブする。スプロールしたタルボットがギロチンを狙うも、バルセロスが切り返して尻もちを着かせた。立ち上がるタルボットのバックに回ったバルセロスは、左足を差し入れてタルボットの背中に飛び乗る。一度乗り切れなかったものの、バルセロスはバックコントロールを続け、グラウンドに引きずりこんだ。
シングルバックからパンチで削ったバルセロスが左腕をタルボットの首に回す。RNCを極められずも、バックマウントを奪ってタルボットの体を伸ばすバルセロス。マウントから背中を伸ばしたタルボットに、再びRNCを仕掛ける。タルボットが正対すると、マウントでポジションを整えたバルセロスが肩固めへ。耐えたタルボットの右側へパスを狙う。残り30秒で再びマウントを奪取したバルセロスは、パウンド&エルボーで削り、ブリッジしたタルボットにバックマウント&RNCを狙って初回を終えた。
2R、タルボットが距離を詰めて右ストレートを伸ばす。バルセロスにケージを背負わせて右を浴びせるが、バルセロスが右に回って逃れた。右に回り続けるバルセロスは、一度シングルレッグに失敗するも、すぐにニータップからバックに回り、グラウンドに持ち込んだ。ハーフからフックガードに戻したタルボットがスクランブルに持ち込んだ。立ち上がったバルセロスがヒザ蹴りからダブルレッグへ。これを切ったタルボットに対し、バルセロスが右に回りながらパンチを当て、再び組んでテイクダウンした。ケージ中央でマウントを奪ったバルセロス。しかしタルボットも立ち上がる。
バルセロスの右スピニングバックフィストがタルボットの顔をかすめた。スタンドに戻ると、タルボットが距離を詰めて右を突き刺す。バルセロスは左に回って距離をつくる。インサイドからフックを打ち込むバルセロス。タルボットがバルセロスのテイクダウンのフェイントに反応してしまう場面も、バルセロスがケージ中央で、シングルレッグで組んで背中を着かせた。タルボットはハーフから亀へ。バルセロスがまたも背中を着かせ、サイドから右ヒジを落とした。
最終回、やはりタルボットが前に出る。アッパーを混ぜたコンビネーションを見せるも、バルセロスが頭を振ってダブルレッグで飛び込む。これを返したタルボットがトップへ。ケージ際でバルセロスの顔面にパウンドを落とす。バルセロスが左足を上げ、オモプラッタの体勢になるとレフェリーが両者を分けた。バルセロスがケージを掴んだことに注意が入ったが、タルボットはグラウンドでのリスタートを選択する。再開後、パウンドを受けたバルセロスが立ち上がった。
両者が跳びヒザを見せたが、ボディロックで組んだバルセロスがバックを狙う。しかしタルボットが前に振り落としてスタンドに戻った。下がるバルセロスの顔面を、タルボットの右スポニングバックキックが襲う。バルセロスはニータップでタルボットに尻もちを着かせた。バルセロスがバック奪取からトップ→マウントへ。肩固めの体勢に入るも極めに行けないバルセロスは、パウンドで削りバックに回ってRNCを仕掛ける。これも凌いだタルボットに対し、バックマウントからパンチを連打するもタルボットが試合終了まで耐えた。
裁定は一人のジャッジがビッグラウンドをつけるユナニマス判定で、無敗のタルボットを下したバルセロスは「信頼し、信じること。周りが何を言おうが、自分を信じる。僕はこの階級のトップで戦えることを証明した」と語った。