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【Invicta FC55】PFLからInvicta FCで仕切り直し、東よう子「良い打撃を当て、良い形で組めるように」

【写真】PFLで見せた成長度合は、いきなり2段階ステップアップしたようにも感じられた東だけに、今回の試合は非常に楽しみだ (C)SHOJIRO KAMEIKE

28日(金・現地時間)に米国カンザス州カンザスシティのメモリアルホールで開催されるInvicta FC55「Bernardo vs Rubin」で、東よう子がテイラー・ガルダードとバンタム級で対戦する。
Text by Shojiro Kameike

2022年5月にDEEP JEWELSフェザー級王座を獲得した東は、翌2023年にPFL女子フェザー級に参戦するも2連敗。今年に入り、Invicta FCで再スタートを切ることが発表された。その東がPFLで経験した2試合を糧に、ここまで取り組んできたことを語ってくれた。


――昨年のPFL出場から1年が経ち、今回Invicta FC参戦はいつ頃から話が進んでいたのでしょうか。

「前からInvictaに出るお話はあったものの、スケジュールが分からなくて。このまま決まらなければ一度、国内で――と考えていたんです。正式に決まったのは今年に入ってから、ですね」

――国内で試合をするという選択肢もあるなか、東選手にとっては海外で戦うことを優先したかったですか。

「そうですね。米国で試合ができることは貴重ですし、試合できる大会があれば米国で戦いたいとは思っていました」

――PFLはフェザー級で出場しましたが、今回Invictaではバンタム級で戦います。

「自分としては『海外で試合をするうえで、フェザー級とバンタム級では、どれくらいの違いがあるんだろう?』と楽しみではあります」

――東選手はDEEP JEWELSでフェザー級王座を獲得したあと、次のダイヤモンドローズ・ザ・ロケット戦は、海外進出を見越してバンタム級に落としていました。しかしPFLはフェザー級で戦うことになり、階級差は感じましたか。

「計量時と試合当日で、相手の体の大きさが違いました。やっぱり当日は相手の大きさを感じて。だけど自分がフェザー級で出ると決めたことだし、負けた言い訳にはならない。実際、それが2連敗した理由だとも思っていないです」

――PFLでは初戦でマリーナ・モフナトキナを相手に黒星。続く2戦目のオレナ・コレスニク戦は敗れたものの、モフナトキナ戦で敗れた要因を克服しつつあったと思います。それはコレスニク戦の前に課題として挙げていた「スピードで対抗し、自分が先に当てること」でした。

「初戦は緊張しすぎて、自分が自分じゃない――みたいな。ずっとフワフワしているような感じでした。2戦目は慣れたというか、セコンドの声も聞こえていたし、やるべきことを整理して臨むことができたとは思います」

――2戦目はコレスニクのパンチも見えて、東選手が足を使い、パンチを散らすことはできていたと思います。だからこそ「PFLでもう1戦見たい」というのが正直な感想でした。

「ありがとうございます。自分としても、できるならもう1試合やって、自分の実力を試したいという気持ちもあったんですよ。でも、2試合終えて『リリースされるだろうな』と思いました。女子に関して次の年はフライ級だと聞いていましたし、私もフライ級に落とすのは無理で。その結果リリースというのは、米国の厳しさを知る良いキッカケになりましたね」

――ケイラ・ハリソンがUFCに行き、女子フェザー級のシーズンはなくなりました。ところで次戦の相手テイラー・ガルダードは2021年にPFL女子ライト級で戦っています。話を戻すと「もう1試合やって、自分の実力を試したい」というのは、すぐに試したかったですか。

「そうですね。1年間は空けたくない、と思っていました。2~3カ月後は難しいけど半年後ぐらいには――と。でも今考えると、この試合間隔がちょうど良かったのかなと思うんです。今、練習の中で打撃からテイクダウンとかMMAとして基本的なことを、自分の中で落とし込むことができていて。その成果を次の試合で出すのが楽しみですし、結果的に試合するのがこの時期で良かったなと考えています」

――そのPFL女子フライ級に渡辺華奈選手が出場しています。ここまでの2試合はご覧になりましたか。

「……正直、彼女が米国で凄い試合をしていることに対して、悔しい気持ちがないわけではないです。ただ、自分も米国で試合を控えている立場で言うと『日本から行っても、それだけ戦えるんだ。自分も頑張ろう』という励みにはなっていますよね」

――では東選手ご自身が、今回のInvicta出場に向けて新たに取り組んできたことはありますか。

「今まで女子選手と練習していても、思いきり打撃を当てることは少なかったんですよ。男子の練習でも同じぐらいの距離感でやっているので、自分の打撃が当たる感覚と距離を意識した練習はそこまで――という部分はありました。でも今はジムの若手を捕まえて……」

――ジムの若手をボコボコにしているのですか(笑)。

「そんなことはしていません(苦笑)。練習で自分の中でリミッターを外すというか。とにかく打撃を当てられても前に出て、逆に打撃を当てていくという練習をやっています。おかげで自分も良い打撃を当てることができたり、良い形で組めるようになったりとか。あとはポジションのスパーでも、今までは体重をかけたりするのも気を遣ったりしていたんですよ。それも全力でやるようにしたら、うまくハマってきていて」

――グラップラーが組みつくために、ストライカーを相手に打撃で上回らないといけない。それが今のMMAですよね。

「米国に行ったら相手が全力でパンチを振ってくるのは当たり前で。その打撃に対して丁寧に対応していても、自分が前に出られなければ意味はないし。だったら相手が振ってきても自分が前に出ていかないといけない。どれだけ蹴りが入っていても、そこからもう一つ前に行けば良かった。それは米国の2戦で学びました」

――そこで次の試合に関するお話ですが、対戦するガルダードは何か突出した武器があるわけではない。しかし勝ち残る強さがある、というイメージを持っています。

「試合映像を視ていると、重い。一発のパンチも重いし、距離を詰めてくる圧力の重さ、それから寝技の重さもある。打撃から突進してきてボディロックで組む、という感じですよね。

柔道技で投げられている場面もあるけど、気づけばトップを取っていたりする。まず体そのものが強いと思うんですよ。自分としてはその重い一発をもらいながら、どうやって組みに行くか。一発にスピードはないと思うので、こちらが打って相手が打ち返した時に自分がどうするか――ということばかり考えています」

――さらにガルダードはライト級からバンタム級に落として、どれだけ動けるかもポイントになるかと思います。まず体重を落とせるのかどうか……。デビュー当初はバンタム級で戦っていたようですが。

「それも心配はしているんですよね(苦笑)。たとえ減量でフラフラになって、試合で苦しい展開になってもリカバリー力は凄いと思うので、油断はできないです」

――Invicta参戦にあたり、現在の目標はInvicta王座になりますか。

「そうですね。何か目標がなければ戦う意味もないと思いますし、ベルトは欲しいです。でも毎回『頑張ります』と言っていて、その『頑張ります』が自分にとってプレッシャーになっている気もするんですよ(笑)。だから、まずは試合を楽しみたいです」

■視聴方法(予定)
6月29日(土)
午前8時00分~Invicta FC Official YouTube & Facebook(Prelim)

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¡LOS CAUDILLOS SON BICAMPEONES INVICTOS DE LA LFA!

Terminó una nueva temporada de la LFA y los Caudillos de Chihuahua volvieron a coronarse en el Tazón México y de forma invicta, al igual que el año pasado.

Además toda la información del futbol americano nacional e internacional está aquí.

No te pierdas Máximo Avance Radio de lunes a viernes a las 4:00 P.M. en Radio Red 1110 de AM.

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UFC on ESPN57:第1試合・ハヤネ・ドス・サントス vs. プジャ・トマル

女子ストロー級

ハヤネ・アマンダ改めハヤネ・ドス・サントスはコンテンダーシリーズではデニーシ・ゴメスに敗れてUFCと契約できなかったが、昨年Invictaアトム級のタイトルを獲得してUFCと契約。UFCではアトム級がないため、ストロー級に戻している。昨年12月のデビュー戦は、柔術&ノーギ世界王者のタリタ・アレンカーと対戦。打撃・テイクダウンに難があるアレンカー相手にスタンドでは優勢だったが、テイクダウンされると一方的に攻められ、3Rにはアレンカーのテイクダウンを警戒して手が出なくなり、スプリット判定負け。前回は相手がトップグラップラーだったので見せることができなかったが、サントスも14勝中一本勝ちが8回あるグラップラー。29歳。

インドのトマルはインド人女子選手として初のUFC出場。2017~20年までONEに参戦し、MMA1勝3敗、ムエタイでも1試合し判定負けだったが、三浦彩佳に勝ったティファニー・テオや、女子アトム級王者スタンプ・フェアテックスとも対戦している。当時はMMAのトレーニングを行う環境が十分ではなかったとのこと。ONEとの契約が切れてからは、地元インドでRoad to UFCウィナーのアンシュル・ジュブリらも活躍したMatrix Fight Nightで4戦して全勝、女子ストロー級王座を獲得している。バックボーンは散打で、インドの国内大会で優勝している。他、キック・テコンドーの経験もあり。サイドキック主体で戦うストライカー。30歳。

サントスオーソドックス、トマルはサウスポー。サントスが詰めていく。トマルは下がりつつサイドキックを出す。詰めていくサントスに右フックを出したトマル。サントスも右を返す。ケージに詰めたサントスが左右のパンチの連打をヒット。間合いが狭まってきた。残り1分。飛び膝を放つサントス。サントスの左右のパンチがヒット。また飛び膝を出したサントスだが、トマルキャッチ。ホーン。

1Rは後半パンチで攻めたサントス。

2R。また詰めていくサントスに、下がりながら蹴りを打ち込むトマル。サントス飛び込んで右。また距離が詰まる。サントス右ハイ。右ミドル。ケージ際まで下がったトマルに右のパンチで飛び込む。トマルはミドルやサイドキックしかない。サントスシングルレッグ。しかしすぐ放した。飛び込んで右をだしたトマルだが、サントスがプレスし続ける。トマルもパンチを出したがサントス下がらない。ホーン。

2Rもサントス。

3R。トマル今度は下がらない。セコンドの指示か。サイドキック・ミドル。しかしサントスがパンチで出てくるとまた後退。サントス距離を詰めて胴タックルへ。クラッチしてケージに押し込む。外掛けでテイクダウンを狙うが、ケージでこらえるトマル。クラッチが切れた。トマル入れ替える。離れた。またミドル・サイドキックを出すトマル。サイドキックを腹に打ち込むと、サントス吹っ飛んでスリップダウン。しかし追い打ちに行かず立たせる。またサントスがプレスする。サイドキックでも下げる事ができずケージを背負った。サントスの右フックがヒット。左ももらう。打ってこいと挑発するトマル。右フックを一発返した。しかしまたケージを背負う。残り1分。組みに来たトマルに首相撲。引き剥がすトマルだが、すぐケージを背負う。右オーバーハンドを入れるサントス。タイムアップ。

30-27トマル、30-27サントス、29-28トマル。スプリットでトマル勝利!インド人としてUFC初勝利。

が、会場はブーイング。ヒット数は3Rともほぼ五分ではあったが…。

トマル、詰めてくるサントスにミドルとサイドキックを入れ続けての勝利。しかしそこまで効果があったようには見えなかった。

mmadecisions.com

メディアのジャッジはすべてサントス支持。

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【Invicta FC55】早くも大島沙緒里のInvicta初陣が発表。東よう子も北米で仕切り直し

【写真】ただ海外で戦う──のではない。MMAファイター人生を賭けた戦いが、そこにある(C)PFL & MMAPLANET

5月31日(金・現地時間)、Invicta FCにより今月28日(金・同)にカンザス州カンザスシティのメモリアルホールで開催されるInvicta FC55「Bernardo vs Rubin」に日本から大島沙緒里と東よう子が出場することが発表されている。
Text by Manabu Takashima

大島は5月26日のDEEP JEWELS45で自らの持つDEEP女子ミクロ級を賭けて、DEEP JEWELSミクロ級チャンピオン村上彩とのダブルタイトルマッチに勝利。世界最軽量二冠王となった直後にInvicta 挑戦を公言していたが、早くも参戦&対戦相手が明らかとなった。


当然、大島のInvicta FCデビューはディールされていたモノで、村上戦の勝利をもって発表が成された形だ。もちろん、ミクロ級でなくアトム級での北米発チャレンジとなる大島だが、対戦相手のアンドレッサ・ホメロはキャリア6勝4敗1分で、現在2連敗中の選手だ。

今年の2月にUFC出場を目指し、Cage Fury FCで北米デビューを果たしたホメロだが、空位のCFFC女子ストロー級王座決定戦でファティマ・クライン(CFFCで女子フライ級と二冠王になるもUFCからのコールはなく、コンテンダーシリーズを目指すことを明言している)に敗れ、仕切り直しの一戦で大島戦を迎えることになる。

ミクロ級の体が創れる大島に対して、ストロー級で戦ってきたホメロ。クレア・ロペス戦をクリアした大島にとっても、ホメロの力強いテイクダウンと、下からの仕掛けというレスリング&柔術が防御面で強度が高いと厄介な相手になりそうだ。

特に負傷がちな大島だけに、どれだけこの短期間でコンディションを──1階級上といっても過言でない──ホメロを相手に整えることができるのか。現地でのファイトウィークの過ごし方と踏まえて、大切になってくるだろう。

(C)PFL

一方テイラー・ガルダ―ドと戦う東。

昨年のPFL挑戦を経て、日本に戻らず引き続き北米に戦場を求めたことになる。ガルダ―ドの戦績は4勝2敗とされているが、ここには初戦と準決勝が5分1R制のワンナイト変則Tで挙げた2勝は含まれておらず、決勝戦の敗北だけがレコードされている。

そのガルダ―ド、2021年にはPFL女子ライト級に挑み、決勝に進出してケイラ・ハリソンの軍門に下っている。腕十字でタップされた戦いだったが、一度はケイラの寝技を脱している事実は気になる。

加えて東が昨年のPFL女子フェザー級で敗れたオレナ・コレスニクを、ガルダ―ドはライト級で下している。投げて上を取れるのか。そこまえの距離の創り、そして上を取った時に屈強なガルダ―ドのクローズドガードを割ることは可能なのか。

比較的に早い段階でメジャーから声が掛る女子MMAだが、その壁に跳ね返されたファイターにとって再生工場の役割を果たしているInvictaで、東が生き残りと再度のステップアップに挑む。彼女もまた修羅の道を歩んでいるといえるだろう。

そんな戦う大和撫子の挑戦、中継&配信は1週間以内に発表されるとのことだ。

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45 DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS45 HIME INVICTA o その他 パク・シウ パンクラス ボクシング 万智 中井りん 伊澤星花 大島沙緒里 村上彩 栗山葵 重田ホノカ

【DEEP JEWELS】日本人の中井りん超えなるか?

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先週末に開催されたDEEP JEWELS45。メインでは大島沙緒里が村上彩をパウンドアウトしてDEEP女子&DEEP JEWELSミクロ級王座を戴冠。高らかにINVICTA FC参戦を表明しました。セミでもパク・シウと万智が超アグレッシブなスウィングバウトを展開して大いに盛り上がりました。

そんな中でも注目を集めたのは中井りんの1年ぶりの復帰戦。栗山葵の怪我により試合が流れ、パンクラスのフライ級王者・重田ホノカが名乗りを上げるなど紆余曲折ありながら、最終的にHIME(毛利道場)と対戦しました。

下馬評では中井が圧倒的優勢。開始早々にテイクダウンして中井が極めるかと思いきや、試合は意外にも落ち着いた立ち上がり。お互いに遠めに距離を取って様子見の展開が続きます。それでもHIMEのミドルをキャッチした中井がテイクダウン。簡単にマウントを奪ってパウンドを乱射したものの、敢えなくラウンド終了となりました。

続く2R。なかなか間合いを詰める事が出来ない中井に対してHIMEの左ジャブが要所要所でヒット。セコンドについたワイルド宇佐美館長の「組め!よけろ!」という指示からも緊迫した様子が伝わってきます。それでも終了間際に中井が組み付いてテイクダウンしたものの、残り15秒でラウンド終了。この時にはアップセットが起こりそうな気配が漂い始めました。

そんな中で始まった最終R。序盤に組み付くとケージに押し込む中井。差し合いから一瞬の隙を突いてHIMEの首を取るとあっという間にギロチンチョーク。タップしないHIMEを絞め落として見事逆転の一本勝ちを飾りました。

グラウンドに持ち込んだ時のパスガードの速さ、ギロチンの極めの強さ。どれを取っても日本人トップクラスなのは揺るぎようがありません。それでもHIMEの試合運びは中井りん攻略の糸口になったのではないでしょうか。

1年前の栗山葵との試合でもスタンドで左ジャブ、ストレートを被弾。今回のHIMEのジャブを面白いようにもらっていた事を重ね合わせると、スタンドの攻防が勝負の分かれ目になりそうです。とはいえ、テイクダウンされたら極められる可能性は高いだけに、寝技に持ち込ませない腰の重さは必要不可欠でしょう。

そうなると元々中井と対戦予定だった栗山の打撃の強さには期待せずにはいられません。その他には、、、既にDEEP JEWELSからボクシングに転向していますが、空手をベースにシャープな打撃を持つ赤林檎が対戦していたら面白くなったのではないかなと。

そして最近では打撃のスキルも上達した伊澤星花との試合も見てみたい。そればかりかグラウンドになった時に寝技でも中井とどんな攻防を見せるのかめちゃくちゃ楽しみ。過去にはスパーリングを巡って一悶着あっただけに、試合で終止符というのもそそられます。さて、日本人が中井りんを超える日がやってきますか。
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DEEP INVICTA o

DEEP JEWELS 45:メインイベント・大島沙緒里 vs. 村上彩

DEEP女子ミクロ級&JEWELSミクロ級王座統一戦。

村上の蹴り足をキャッチして倒した大島だが、振りほどいて立った村上。大島組むとボディロック。テイクダウンしハーフ。足で引き剥がした村上。大島立つ。足をよけてパスを狙ったがブレイクがかかる。再開。組んだ大島が首投げでテイクダウン。袈裟固めからVクロスアームロック。そのままパンチを入れる。下カアラ足を絡めようとする村上だがかからず殴られ続ける。レフェリー見ていたが、防御できない体勢のまま殴られているのを見て止めた。

大島TKO勝利で王座統一。

勝った大島はInvictaへの挑戦を宣言。1年以上前から話をしていたとのこと。「Invictaの前にやりたかった試合もあったが叶わなかった」

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INVICTA K-1 o UFC カリーニ・シウバ キック

UFC on ESPN55:第4試合・マーニック・マン vs. ケトレン・ソウザ

女子ストロー級

マンはコンテンダーシリーズで敗れてUFCとの契約がならなかったが、昨年9月に欠場選手の代役としてUFCデビュー。2週間前のオファーでほぼ減量しか出来ない状況で戦い、元K-1ファイターのヨセフィン・ノットソン相手に1人が30-24をつけるほど圧倒された上での判定負け。今回はフルキャンプで準備万端での出場となる。UFC最小タイの152cm。31歳。

ソウザもUFCデビュー戦で敗れてからの2戦目。Invictaフライ級王座決定戦で勝利してUFCと契約したが、メインカードに登場するカリーニ・シウバにストレートフットロックを掛けられた際、膝が外れて負傷TKO負け。何も見せる前に終わってしまった。今回はフライからストローに落としての試合となる。ルタ・リーブリがバックボーンで、13勝中8つのKO勝ちがある。28歳。

ワンツーを入れたソウザ。バックスピンキック。組み付いたマン。スタンドバック。すぐにケージ際に移動して正対したソウザ。押し込んでヒザを入れる。離れた。スタンドでプレスするソウザ。マンケージを背負う。右で飛び込んだソウザ。飛び膝から組み付いたソウザ。タックルからテイクダウン。ガードのマンに対し上からパウンドを入れつつパスしていく。下から三角を狙うマンだが、すぐに離れて立つソウザ。ブレイクでスタンドに戻ると、すぐに下がってケージを背負うマン。バックスピンキックを見せるソウザ。右オーバーハンド。残りわずかで組み付いたソウザを首投げで投げたマン。ホーン。

1Rソウザ。マン、打撃で押されすぎている。最後にテイクダウンは見せたが…。

2R。詰めるソウザにじわじわ下がるマン。ソウザがケージに押し込むが離れると右をヒット。右ミドルを打たれたマン。ケージに押し込むソウザ。離れたが、ケージ際からは逃さない。パンチを入れる。マン組みに行くが引き剥がされた。すぐまたケージを背負う。余裕を持っているソウザ。パンチで飛び出してきたマンだがバックステップでかわすとボディ・顔面にパンチを入れる。またケージを背負うマン。残り1分。組んだソウザにまた首投げを狙ったマンだが、ソウザ読んでいて潰した。上を取る。マンのガードで時間が過ぎホーン。

2Rソウザ。マンは一発の首投げも読まれて打つ手なし。

3R。前に出てきたマン。前蹴りをキャッチしてタックルへ。脇を差して切るソウザ。膝を入れて離れるとケージを背負わせてボディ・顔面にパンチを入れる。連打をもらったマン。一瞬腰が落ちたが組みに行く。引き剥がすソウザはまたケージを背負わせてラッシュ。腹にヒザ。背中を向けたマン。一発逆転のアームロック狙い。そのまま後ろに倒れ込んで極めに行く。外れたが上を取った。下から腕をホールドするソウザ。上のマンだが動けない状態。インサイドからパウンドを入れるが、ソウザもう逃げ切り狙い。下から足で跳ね飛ばして立った。すぐに打撃で詰めるソウザ。スピンキック。キャッチしてバックを取りテイクダウンしたマンだが、ソウザが上を取り返す。タイムアップ。

三者30-27でソウザ勝利。

後半KOできそうなチャンスもあったが、倒すところまでは行けず。

初めてフルキャンプで準備万全での試合となったマンだが打撃を恐れすぎ。一発逆転の攻めしかなく、それも読まれていて完敗。

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INVICTA o UFC アレクサ・グラッソ ボクシング 魅津希

UFC on ESPN54:第6試合・ビルナ・ジャンジロバ vs. ルーピー・ゴディネス

女子ストロー級。ジャンジロバ5位、ゴディネス10位。

ジャンジロバはInvictaで魅津希UFCでは村田に勝利。前戦でランキング5位のマリナ・ロドリゲスを相手にタックルからテイクダウンしてバックを奪う展開で、一度寝かせたら立たせずドミネイトしての判定勝ち。初のトップ5入りを果たした。女子ストローは来月王者ウェイリーが1位ヤン・シャオナン相手に防衛戦を行うが、2位スアレスは負傷欠場中、3位レモスはウェイリーに、4位アンドラジはシャオナンに敗れており、5位ジャンジロバにも次期挑戦者となるチャンスがある。35歳。

メキシコのゴディネスは3連勝でランキング入りすると、昨年11月にはランカーのタバサ・ヒッチのタックルを切ってパンチを入れていく展開で判定勝ちし、年間4勝で4連勝。柔道・ボクシングがバックボーン。所属はロボジムで、女子フライ級王者アレクサ・グラッソと同門。30歳。

オッズは意外にもジャンジロバがアンダードッグ。

シングルレッグに入ったジャンジロバ。倒したが、ゴディネス小手を巻いて寝かされる前に立った。ジャンジロバ引き込んでディープハーフから潜ろうとする。下にならず立ったゴディネス。膝を入れて離れた。パンチの打ち合い。距離をキープしつつパンチを入れるゴディネスだが、ジャンジロバまたシングルレッグへ。ケージ際で片足で耐えるゴディネス。ダブルレッグに切り替えたジャンジロバ。ボディロックから倒した。小手を巻いてこらえようとするゴディネスだが、逆回転で小手を外すとジャンジロババックに。バックマウントになったが時間がない。ホーン。

1Rは微妙。最後にバックを取ったジャンジロバだが、そこから何もする間もなく終わっている。

2R。ゴディネスがパンチで出る。パンチからロー。またシングルレッグへ。引き込み気味に下になりディープハーフへ。ゴディネスは小手を巻いてこらえているが、ジャンジロバスイープ成功。ゴディネス足関狙いで上を取られるのを防いでいる。ゴディネスのサドルロックの体勢。外ヒールを狙っているが、極まる気配はない。それより上を取られるのを防ぐ目的か。ジャンジロバパウンドを入れるが、距離が遠く大きなダメージは与えられない。ジャンジロバが上を取ろうとしたが、ゴディネス足のフックで上に回らせない。脇を差してまた上に回ろうとするジャンジロバ。ゴディネス回らせずに立った。ホーン。

2Rも難しい。ジャンジロバが足関にパウンドを入れていたが、ダメージはなくどこまで攻勢と取られているかもわからない。

3R。詰めてきたゴディネスにジャンジロバまたシングルレッグ。しかしゴディネス入れ替えてボディにヒザ。ジャンジロバだっこちゃん引き込みを狙うが、ケージによりかからせて引き込ませないゴディネス。離れた。ジャンジロバがパンチで出る。手数は多い。ゴディネスも入ってくるところにパンチを合わせる。またタックル。っ止めて膝を入れるゴディネス。ヒザ。肘を入れて離れたゴディネス。出てきたジャンジロバにジャブ。ジャンジロバのタックルを切った。またパンチを入れるゴディネス。ジャンジロバの打ち終わりにワンツーを入れる。一瞬動きが止まったジャンジロバだが効いてないとアピール。ジャンジロバタックル。切られた。またタックルに行くジャンジロバ。ケージ際でボディロックから投げた。小手に巻いて寝かされるのをこらえていたゴディネスだが、小手が外れてバックを取られた。ジャンジロバ背中に乗ってチョークへ。顎ごとフェイスロックで絞める。膝を着いたゴディネス。また背負って立った。前に落とそうとするゴディネスだが落ちずに殴るジャンジロバ。タイムアップ。

3Rはジャンジロバ。あとは割れそう。

29-28×2、30-27の3-0でジャンジロバ勝利。

ジャンジロバのテイクダウンや引き込みからのスイープを防いでかなり健闘したゴディネスだったが、最後にバックを取られたのが響いてジャンジロバ勝利。

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【UFC300】ケイラ・ハリソンがUFCと契約。実力者揃いのALLSTAR戦=UFC300でホーリー・ホルム戦決定

【写真】PFLの顔だったケイラ・ハリソンが、このタイミングでUFCへ。33歳、バンタム級転向は最後の勝負か(C)PFL

23日(火・現地時間)、ダナ・ホワイトが自身のXでブレイキング・ニュースとしてUFCがケイラ・ハリソンと契約し、UFC300でホーリー・ホルムと対戦することを発表している。
Text by Manabu Takashima

さらにダナは動画で「皆、UFC300の新しい情報だ。2022年のボクシング殿堂入りのホーリー・ホルム。女子バンタム級で最多勝記録4位タイ、有効打撃6位、テイクダウン防御4位とその歴史を創ってきた彼女は、これまでボクシングとMMAで世界最高のファイターと戦い続けてきた。たった一人を除いて。米国の柔道史上、唯一の五輪二連覇を達成したケイラ・ハリソンとUFCは正式に契約した。16勝1敗、テイクダウンからのパウンドがヤバすぎる彼女は初めてバンタム級で戦うことになった。この試合はUFC300で行われる」と興奮気味に語っている。


ロンドンとリオの女子柔道78キロ級の金メダリストであるケイラは2016年にWSOFと契約し、女子ライト級を開拓していくという発言をしていた。

その後、WSOFを買収したPFLで2018年6月にデビューを果たすと3連勝し、PFLは2019年に女子ライト級を創設した。まさにケイラのための階級と呼ばれた女子ライト級2019年シーズンを制すると、コロナ禍でPFLは1年間活動を休止する。同年11月にケイラはフェザー級の試し切りを行うようにInvicta FCに参戦し、FFCフェザー級王者コートニー・キングをパウンドアウト──この試合が、現時点まで彼女にとって唯一のPFL以外でのMMA戦となっていた。

その後、PFLがフェザー級を開設かという憶測のなか、2021年もライト級でシーズンは実施されケイラが2連覇を達成し、PFLとの契約が切れてBellatorとサイン──と思いきや、マッチング期間に当たりPFLと再契約、女子ライト級2022年シーズンに参戦した。

しかし、11月の決勝でラリッサ・パチェコと3度目の対戦で判定負けを喫し、キャリア初黒星を喫した。2023年にPFLはライト級に代わり、女子フェザー級シーズンを採用したもののケイラは不参加。11月のファイナル大会に出場すると、150ポンド契約戦でアスペン・ラッドから判定勝ちを収めている。結果的にこの試合がPFLでのラストマッチとなった。

今回のケイラのUFC入りと、バンタム級転向は大きなトピックだが、Bellatorを買収したPFLでクリス・サイボーグとの一騎打ちが期待されていただけで、肩透かしを食らった感もある。いずれにせよ、PFLでは勝っても負けても女王、試合も横綱相撲だったケイラだが、UFCではOne of themとまではいかないが、オクタゴン内での特別扱いはない。そして、柔道時代と比較すると16キロも軽くなるバンタム級で、どのようなパフォーマンスを発揮することができるのか。そこはそこで、興味深い。

なおUFC300は4月13日にラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されレオン・エドワーズ✖ベラル・モハメッドのウェルター級と、女子ストロー級ではジャン・ウェイリ✖イェン・シャオナン──というUFC史上初の中国人同士の──世界タイトル戦2試合が組まれており、さらにジャスティン・ゲイジー✖マックス・ホロウェイのBMFタイトル戦も行われる。

イリー・プロハースカ、シャーウス・オリヴェイラ、アルジャメイン・ステーリング、ボー・ニコル、デイヴィソン・フィゲイレド✖コディー・ガーブラント、ジム・ミラーら実力者が勢ぞろいのオースターの様相を呈しているが、ケイラとホルムの女子バンタム級戦は同大会に巨大な華を添えるこのなる。

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F1 INVICTA MMA News o ONE UFC ケイトリン・チューケイギアン パンクラス 三浦彩佳

UFC on ESPN+88:セミファイナル・ジェニファー・マイア vs. ヴィヴィアニ・アロージョ

女子フライ級。マイア9位、アロージョ11位。

マイアはUFCデビューから5戦の時点で3勝2敗と微妙な戦績ながら、当時の上位ランカーに勝利したことでヴァレンチーナ・シェフチェンコのタイトルに挑戦した。しかし2Rにテイクダウンして上から固めた以外は、組んでも逆にテイクダウンされ、打撃でも劣勢で見せ場なく判定負け。タイトル戦以降はまた3勝2敗で、負けた相手は現3位のマノン・フィオロと5位のケイトリン・チューケイギアンのみだが、下位ランカー相手に勝ってもじわじわランキングを下げてきている。柔術ムエタイの黒帯だが、フィニッシュ勝利はブラジルローカル時代のものがほとんどで、UFCとその前のInvictaでの計10勝のうち、ガードからの腕十字で勝利した1試合以外は判定勝ち。35歳。

パンクラス女子ストロー級王者のヴィヴィアニ。女子フライ級では4勝4敗。4敗の相手はタイトル挑戦経験もあるジェシカ・アイ(引退)とケイトリン・チューケイギアン、現王者グラッソに、前回ストロー級から上げてきたアマンダ・ヒバス。パンクラスでは重いパンチで藤野や三浦彩佳の顔面を変形させて勝利してきたが、UFCでは階級を上げたこともあり、打撃よりむしろグラウンドで勝利している。女子フライ級ランカーではローレン・マーフィーに次ぐ2番目の年長ファイターとなる36歳。

じわじわ詰めるヴィヴィアニ。マイアは左右にステップしつつパンチを入れるが、ケージ際まで後退。詰めるヴィヴィアニだが手が出ていない。ローを一発。間合いが詰まりマイアが左右のパンチをヒット。詰めるヴィヴィアニにワンツーを放ったマイア。ヴィヴィアニが左フックを合わせる。ヴィヴィアニタックルへ。受け止めたマイアが逆にテイクダウン狙い。左を入れて離れたヴィヴィアニ。間合いが詰まり両者のワンツーが交錯。ヴィヴィアニのアッパーに右を返すマイア。ヴィヴィアニのパンチにマイアがタックル。切ったヴィヴィアニ。ケージ際で逆にヴィヴィアニがタックルへ。シングルレッグ。マイアこらえてブラウン肘。ホーン。

1R手数でややマイア。

2Rヴィヴィアニワンツーがヒット。またタックル。今度はしっかりクラッチしてテイクダウン成功。クルスフィックスからパウンド。マイア亀になり立ち上がるが、バックキープしたヴィヴィアニがグラウンドに持ち込もうとする。こらえるマイアからハーフバック。チョークを狙う。狙いながら両足フックしてバックマウントに。四の字バック。ヴィヴィアニバックから殴っていく。チョークはディフェンスしているマイアだが、バックコントロールされたまま残り1分。チョークだが顎の上。フェイスロック気味に絞めるが放した。残りわずかで体勢を変えてパンチを打ち込む。ホーン。

2Rヴィヴィアニ。1Rが微妙なだけに、マイアはフィニッシュを狙いたい。

3R。ヴィヴィアニのタックルを切るマイア。ワンツーをヒット。タックルのフェイントを見せたヴィヴィアニ。プレスしたヴィヴィアニ。またタックルへ。ケージに押し込みシングルレッグの体勢。肘で抵抗するマイア。離れたヴィヴィアニ。マイアパンチで出る。下がるヴィヴィアニを追いかけてパンチを入れるとタックルへ。テイクダウン。ケージに上半身を預けて立とうとするヴィヴィアニ。立ったがすぐに倒すマイア。ヴィヴィアニまた立った。スタンドバックからネルソンで反転させないマイア。残り1分。マイア引き込んでチョイバー狙い。が、腕を抜かれて下に。またガードに戻すマイアだが、腕十字はすぐに腕を引き抜いて防いだヴィヴィアニ。マイア今度はオモプラッタ。ヴィヴィアニ防いでパウンド。タイムアップ。

3Rもややヴィヴィアニか。

三者29-28でヴィヴィアニ勝利。

ヴィヴィアニが接戦を制して連敗ストップ。

ジャッジは三者とも1、2Rヴィヴィアニ、3Rマイア。

メディアのスコアは4分の3が29-28でヴィヴィアニを支持。

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