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45 Black Combat Black Combat13 MMA MMAPLANET o キック キム・ミンウ 木下カラテ

【Black Combat13】木下カラテ、キム・ミンウの逆ワンツーからの右ハイキックに沈む

<フェザー級/5分3R>
キム・ミンウ(韓国)
Def.1R1分19秒 by KO
木下カラテ(日本)

サウスポーの木下がジャブを伸ばす。ミンウはインローと左フックを返す。木下はサイドキック気味の右の前蹴りを見せつつ、ミンウの右ミドルに左ストレートで飛び込む。ミンウが左フック、木下はジャブと右の前蹴りを見せる。ここでミンウが前に出て右ストレート→左ストレートからの右ハイキックを一閃。これが木下の顔面を打ち抜き、そのまま木下がバタリと崩れ落ち、ミンウが鮮やかなKO勝利を収めた。試合後、木下は「悔しいですね。応援してくれた方、ありがとうございました。この経験を活かして強くなりたいと思います」と悔しさを滲ませた。


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45 Black Combat Black Combat13 MMA MMAPLANET o オ・イルハク チェン・ウォンジュン

【Black Combat13】1Rは取られるも2RのTDからペースを握り、オ・イルハクがミドル級のベルト獲得

【写真】涙の王座奪取(C)MMAPLANET

<Black Combatミドル級選手権試合/5分3R>
オ・イルハク(韓国)
Def.3-0:29-27.29-28.29-28.
チェン・ウォンジュン(韓国)

ガードを高く構えて向かい合う両者。オ・イルハクが右ローで先制する。しかしオ・イルハクの右ストレートに対し、チェン・ウォンジュンは左フックを打ち込んで左に回る。プレスを強めたオ・イルハクはサウスポーにスイッチし、左ストレートでチェン・ウォンジュンを下がらせる。サウスポーのオ・イルハクのボディに、チェン・ウォンジュンの右ミドルが突き刺さる。サウスポーから組んだオ・イルハクがケージに押し込んでいく。チェン・ウォンジュンは右オーバーフックから、左ヒザをボディに突き上げた。

ケージ中央に戻り、オ・イルハクがチェン・ウォンジュンのパンチをヘッドスリップでかわす。しかし組んだチェン・ウォンジュンがそのままテイクダウンし、マウントを奪取する。オはハーフに戻したが、チェン・ウォンジュンが立ち上がって足を捌く。左手を枕にしてパスを仕掛け続けるチェン・ウォンジュン。ハーフガードのまま動きが止まると、レフェリーがブレイクをかけた。スタンドで再開されると、オ・イルハクは右を振ってからチェン・ウォンジュンをケージに押し込んでいった。

2R、互いにパンチに振ってケージ際の差し合いへ。オ・イルハクが払い腰から反対側へこかして、トップを奪う。チェン・ウォンジュンの左足を押さえ、ボディロックから頭をおっつけてパンチを浴びせる。チェン・ウォンジュンに背中を着かせたオ・イルハクだが、押さえ込むまでには至らず。体を起こしたチェン・ウォンジュンの首を抱え、左腕を差し下げるチェン・ウォンジュンのパンチとヒジを落とす。

さらにギロチンで絞め上げたが、これは逃げられた。バックコントロールに移ったオ・イルハクは右足を差し込みシングルバックに。チェン・ウォンジュンは右目尻から出血している。オ・イルハクがバックマウントに移行しようとしたところで、チェン・ウォンジュンが立ち上がった。

最終回、互いに右カーフを蹴る。オ・イルハクはサウスポーにスイッチして、左右ローを散らす。中央ではオーソドックスに戻し、右ストレート、左フックをクリーンヒットさせた。チェン・ウォンジュンにケージを背負わせ、ダブルレッグで入ったが切られてしまう。立ち上がったオ・イルハクが、四つで組んでチェン・ウォンジュンを押し込み続ける。チェン・ウォンジュンも体勢を入れ替えた。ケージ際を脱したオ・イルハクは、ケージ中央で左を突く。互いに右ストレートを伸ばすも、クリーンヒットはなし。そのままジャブを繰り出し合って試合を終えた。

オ・イルハクがチェン・ウォンジュンをユナニマス判定で下し、ミドル級のベルトを獲得した。


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45 Black Combat Black Combat13 K-MMA Report ブログ ムン・ギボム 大原樹理

【Black Combat13】大原が3度のローブローを受けても試合続行。ギボムの判定勝利に場内ブーイング

<Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
[挑戦者] ムン・ギボム(韓国)
Def.3-0:29-27.29-27.29-27.
[王者]大原樹理(日本)

大原がジャブから右ストレート、ギボムはインローを返す。大原はジャブで距離を取り、ここでギボムのインローがローブローとなる。再開後、大原が左ミドルとジャブ、そこから右のパンチを打ち下ろす。さらに大原は右ストレートから返しの左フック、ギボムのジャブに右のヒザ蹴りを狙う。ギボムはそのヒザ蹴りをもらいながらシングルレッグに入って大原をケージに押し込み、シングルレッグでテイクダウンする。

ガードポジションを取った大原は下から蹴り上げ。ギボムは距離を詰めて、大原の右足をまたいでハーフガードでトップキープする。ここからギボムは肩固めの形を作ってマウントポジションへ。大原はケージを蹴って反転して立ち上がる。ギボムはスタンドでバックにつき、大原をテイクダウン。大原は足をフックさせずに四つん這いから立ち上がる。

ギボムはバックについたまま大原を後方に倒し、サイドポジションで抑え込む。大原はここもケージを蹴って脱出し、立ち上がってギボムをケージに押し込む。ケージを背負うギボムは大原の頭をギロチンに捉えてヒザ蹴りを入れるが、これが2度目のローブローとなってしまう。大原はそのままうずくまり、マウスピースを吐き出して動くことが出来ず。長時間のインターバルを経て、何とか立ち上がり、試合は再開される。再開後、大原がワンツーと左ミドル。ギボムが蹴り足をキャッチしてダブルレッグでケージに押し込んだ形でラウンド終了となった。

2R、大原が右カーフ、ジャブと右カーフを当てる。ギボムも右をかぶせて左右のパンチで前に出る。距離を取った大原は右ストレートから左ミドル、距離を詰めるギボムに右ストレートを狙う。一旦間が空くと大原が右ストレート、ジャブとワンツー、右の飛びヒザ蹴りを狙う。パンチのプレッシャーをかけるギボムが大原をケージに押し込んでテイクダウンする。

大原がクローズドガードを取って、後転して亀になって立ち上がる。ギボムはスタンドでバックを取って足を対角にかけるようにフックして後方に倒す。大原も完全にはバックコントロールさせずに立ち上がり、先ほど同じ形でギボンに倒されても右腕をキムラロックにとって亀になる。ここでギボムは大原の顔面の右ヒザ蹴りを入れてサイドポジションへ。ここからマウントに移行すると、大原も反転して上のポジションを取り返す。

3R、一気に距離を詰めるギボム。大原は下がりながらも右ストレートと右のヒザ蹴りを返し、この右ストレートでギボムが尻餅をつく。ギボムもすぐに立ち上がるが、大原は首相撲からヒザ蹴りとヒジを連打。ギボムも何とかダブルレッグで組みついて大原をケージに押し込む。ここは両者の動きが止まってブレイクとなる。

再開後、大原が右ストレート。ここでギボムが蹴ったインローが三度ローブローに入り、大原はその場にうずくまる。1R以上に長時間のインターバルが与えられるが、大原はスタッフの肩を借りなければ立ち上がることが出来ない状況で、まともな状態で試合続行できないのは明らか。それでもインターバルは続き、客席からは韓国語で『やめさせて』という声もあがる。

結局、ギボムが減点されて試合は再開される。再開後、パンチの打ち合いとなり、ギボムが左フックを当てる。大原はヒザ蹴りとワンツー、ギボムは右を振って前進。大原はワンツー、ギボムも右ストレートも当たる。大原がジャブから右アッパー、ギボムが右腕を差して組みつくと足をかけてテイクダウンを狙う。

バックについたギボムが大原を倒すが、大原は袈裟固めのように左腕でギボムの首を抱えてパンチを連打。ここから大原が立ち上がり、ケージを背負って正対するとギボムがテイクダウンする。最後はギボムがトップキープする形で試合終了。試合が終わると大原は立ち上がることが出来ず、膝をついたまま自陣コーナーに戻る。判定を読み上げられる間も大原は立っていられない状況で、ギボムの判定勝ちが告げられると場内からは大ブーイングが起きた。

試合後、ギボムは「自分のローブローで、こんな試合になって申し訳ありません。大原選手のことはずっと試合を見ていて尊敬していました。本当にスミマセン。わざとローブローをしたわけでないですが、アグレッシブな試合でなくてもグラップリングで勝てました。このベルトが欲しかったです。樹理選手、スミマセンでした。尊敬しています」と謝罪。

さらにリングアナはセコンドの肩を借りなければ立っていられない大原にもマイクを向け、大原は「(ローブローを)もらった俺が悪かった。たくさんの人が期待してくれたのに内容も結果もこんなことになって申し訳ありませんでした」とコメント。会場からは樹理コールが起きた。1Rに起きた2度目のローブローの時点で大原のダメージは大きく、3度目のローブローでは自力で立ち上がることすら困難だった。それでも長時間のインターバルを設けて、試合を続行する――この対処はありえないものだ。


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45 Black Combat Black Combat13 MMA MMAPLANET o キム・ソンウン ユン・ホヨン 駒杵嵩大

【Black Combat13】駒杵嵩大が多彩な足技でTDを仕掛け、3Rに腕十字で一本勝ち。BCフライ級王座に就く

【写真】果敢にテイクダウンを仕掛けた駒杵。最後はホヨンのテイクダウン際を狙って腕十字を極めた(C)MMAPLANET

<Black Combatフライ級王座決定戦/5分3R>
駒杵嵩大(日本)
Def.3R2分21秒 by 腕十字
ユン・ホヨン(韓国)

サウスポーのホヨンがジャブとインロー、駒杵も前手を伸ばして組みつくと、そのままホヨンをケージまで押し込む。駒杵はそのまま首を抱えて首投げでテイクダウンする。駒杵は袈裟固めではなく、ホヨンに足を一本戻させるようにハーフガードでトップキープする。ここでホヨンはフルガードに戻し、駒杵の体を蹴り離して立つ。そのまま組みついた駒杵は再びテイクダウンするが、ここはホヨンが駒杵の脇をくぐるように体を起こして立ち上がる。ホヨンをケージに押し込む駒杵はホヨンの足を払ってテイクダウンしてマウントへ。

ここはホヨンも足を一本ずつ戻してフックガードから駒杵を蹴り離して立ち上がる。駒杵は四つ組みホヨンをケージに押し込んで、ここでも投げてテイクダウン。サイドにつくが、ホヨンが両足を入れてガードに戻し、フックガードで駒杵を蹴り離してスペースを作って立つ。駒杵はケージに体を預けるホヨンの足をかけてテイクダウン。ホヨンがケージを背にして立ち上がると、駒杵はホヨンの首を左手で抱えてホヨンの足を払ってテイクダウンを狙う。ホヨンが頭を抜くようにバックを狙うと、駒杵も正対してそれを許さない。

2R、オーソドックスにスイッチしたホヨン。細かい前後のステップからジャブを突いて足を使う。駒杵はダブルレッグで組みつくと、左腕を差してホヨンをケージに押し込む。ここから足をかけてテイクダウンを仕掛ける駒杵だが、トップキープする前にホヨンに立たれてしまう。ブレイク後、駒杵がインローと飛び込んでの左フック。ホヨンの左腕を差してケージまで押し込み、足技でテイクダウンを仕掛けていく。

ここでホヨンが駒杵の足をかけてテイクダウンを狙い、駒杵は亀になりながらら立ち上がって大外刈りへ。ホヨンがその投げ潰してトップキープする。駒杵が左手を首に巻いてギロチンへ。頭を抜いたソヨンはジャンプしての踏みつけを見せ、駒杵はそれに合わせて立ち上がる。終了間際、四つ組みから駒杵が足をかけてテイクダウンし、ホヨンの立ち際にヒザ蹴りを入れた。

3R、ここもホヨンがオーソドックスに構えてインロー。駒杵はダブルレッグに入って左腕を差してケージに押し込み、駒杵はホヨンが押し戻してきたタイミングでホヨンの足をかけてテイクダウンする。ここはホヨンも立ち上がり、逆に駒杵を四つからテイクダウンする。駒杵は倒されながらもホヨンの左腕をキムラにとって腕十字へ。

ホヨンは駒杵の体をつぶして腕を抜くと、逆に駒杵の左腕を取って腕十字を仕掛ける。駒杵は左腕を抜いて立ち上がり、ホヨンを四つでケージに押し込む。ホヨンが両差しに組んで駒杵をテイクダウンすると、駒杵はホヨンの左腕を小手に巻いてホヨンの頭をまたぐようにして腕十字へ。裏十字の形から最後はホヨンの体をひっくり返して腕十字を極めた。

1月のタイトルマッチでは王座獲得に失敗した駒杵だが、1年を締める大会でフライ級王座を戴冠。試合後は「1月に負けちゃって(※正しくはノーコンテスト)、その時の忘れ物を取りに来ました。プレッシャーはあったけど(ベルトを)獲れてよかったです。嫁にベルトを獲れなかったら帰ってくんなと言われていたのでよかったです(笑)。相手は僕のことを研究していて、今までやってきた相手よりもワンランク強かったと思います。(キム・ソンウンとの再戦について)タイミングがあればやり返したいので準備しておいてください。もっと強い選手をやりたいので、色んな選手が僕の首を狙ってくれれば僕も強くなるので楽しみです。今SNSでも盛り上がっていますし、まだ会場にいるので一緒に写真撮りましょう」と喜びを語った。


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45 Black Combat Black Combat13 K-MMA Report ジン・テホ チェ・ジュンソ ブログ

【Black Combat13】幾度もローブローから復活。右を生かしたチェ・ジュンソがジン・テホを判定で下す

【写真】ジン・テホの寝技を凌ぎ、チェ・ジュンソが右を当てた(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分3R>
チェ・ジュンソ(韓国)
Def.3-0:29-27.29-27.29-27.
ジン・テホ(韓国)

チェ・ジュンソが左ハイを見せると、ジン・テホがプレスをかける。ケージを背負わせ、シングルレッグのフェイントから左フックに繋げるジン・テホ。自身がケージを背負わされると、左フックから組みつき、右腕を差し上げた。離れたチェ・ジュンソはサウスポーにスイッチし、右サイドキックを繰り出す。ケージ中央でスイッチを見せるチェ・ジュンソは、オーソドックスに戻して左を突く。ジン・テホはパンチからボディロックへ。左に回るチェ・ジュンソに左からボディブローを追撃する。

ケージを背負ったチェ・ジュンソの右は届かず。チェ・ジュンソをケージに押し込んだジン・テホはハイクロッチから右腕を差し上げる。チェ・ジュンソがボディロックで切り返し、シングルレッグでグラウンドに持ち込んだ。体を起こしてケージまで下がろうとしたジン・テホだが、ここは諦めて背中を着け、チェ・ジュンソをガードの中に入れる。するとチェ・ジュンソが強烈なパウンドを連打して、立ち上がるとレフェリーがブレイクでジン・テホをスタンドに戻したーー。

2R、右狙いの構えでジン・テホが距離を詰める。サークリングするチェ・ジュンソは、スイッチしながら蹴りを散らす。さらに左ジャブから右ストレートへ。ジン・テホがシングルレッグで飛び込み、ケージに押し込みながら左ヒザを打ち込んだが、強烈な音が会場に響くとともにチェ・ジュンソがうずくまった。完全なローブローに、会場からもため息が漏れる。これは無理かと思われたが、チェ・ジュンソが休憩後、再開に応じた。

ケージに詰められたチェ・ジュンソが、ジン・テホのワンツーを受けたあとにダブルレッグで飛び込んだ。立ち上がるジン・テホのバックに回るチェ・ジュンソ。ジン・テホはチェ・ジュンソの右腕をキムラで抱えるもクラッチを切れず。正対したジン・テホに対してハイクロッチに切り替えたチェ・ジュンソだが、右腕をキムラで抱えられてしまう。リバーサルされたが、チェ・ジュンソは抱えられたままケージに押し込んでいく。ジン・テホは抱えた右腕を離さず。腕を抜いたチェ・ジュンソが立ち上がり、互いにけん制の打撃を繰り出した。

最終回、パンチの交錯からジン・テホの左ボディが突き刺さる。チェ・ジュンソも右ストレートを返し、左ハイで追撃する。チェ・ジュンソの右ローにシングルレッグを合わせようとしたジン・テホだが、これは切られてチェ・ジュンソに押し込まれてしまう。ここでチェ・ジュンソが呻き声を上げたーーローブローが発生したのか、ジン・テホにイエローカードが提示される。

再開後、ジン・テホの左インローがチェ・ジュンソの下腹部を捉えた。完全なローブローだが、チェ・ジュンソはなぜかセコンドからの水を飲んですぐに復活。しかし再開後、ジン・テホがシングルレッグからグラウンドでバックに回る。バックマウントを奪ったジン・テホが四の字クラッチに切り替えようとしたところで、チェ・ジュンソが正対してトップへ。チェ・ジュンソが背中越しにジン・テホの左腕を抱え、右パウンドを落とす。ジン・テホはチェ・ジュンソの右腕をキムラに抱え、立ち上がった相手と打ち合って試合終了となった。


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45 Black Combat Black Combat13 MMA MMAPLANET o ジョン・ハングク パク・オジン

【Black Combat13】足関節狙いのハングクを潰し続けたオジンが打撃とTDでポイントを取って判定勝利

【写真】パク・オジンがバックへ、ジョン・ハングクは足関節にーーという攻防が続いた(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
パク・オジン(韓国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ジョン・ハングク(韓国)

ガードを上げてハングクが前に出る。オジンはスイッチしながらサークリングする。ハングクが右フック、組みついたオジンがハングクをケージに押し込んでテイクダウンし、立ち上がろうとするハングクのバックにつく。ハングクがフィフティフィフティから足関節へ。オジンはディフェンスしながら鉄槌を入れる。両者の動きが止まったところでレフェリーはブレイクを指示する。再開後、オジンが右ストレートと右の前蹴り、ハングクが前に出るところに右ストレートを入れる。

ハングクはガードを上げて前進。オジンはインローと右ストレート、シングルレッグでハングクをケージに押し込むが離れる。試合がスタンドに戻るとオジンは右ストレート、ハングクは左フックから右ストレートで飛び込む。オジンは右カーフを蹴って、ハングクがパンチで来るところにダブルレッグを合わせてテイクダウンする。オジンはハングクを寝かせつつ、ハングクが亀になるところにサイドからパンチを入れて両足をフックしようとする。ここでハングクが回転して脱出すると、オジンは立ち際にヒザ蹴りを入れる。ここもハングクはガードを上げて前に出て、オジンが右カーフを蹴る。

2R、ガードとパンチで前に出るハングク。オジンはそこにヒザ蹴りを入れてダブルレッグでテイクダウンする。ここも亀になるハングクのバックにつくが、ハングクが回転して足をフックさせずに立ち上がる。オジンは首相撲でハングクをケージに押し込んで右ヒジ。シングルレッグに入りつつ、四つ組みからテイクダウンする。

亀になったハングクは1Rと同じように足関節へ。これをつぶしたオジンはバックについてパンチを入れながら、ハングクが立ち上がるとダブルレッグに入って尻元をつかせる。立ち上がったハングクは距離を取ると右フック。オジンをケージに押し込むと自ら引き込んで足関節を狙う。ここもオジンが立ち上がると、ハングクをケージに押し込み、終了間際にパンチをまとめる。

3R、オジンがジャブを突いてシングルレッグに入る。これを切ったハングクが首を抱えてオジンをケージに押し込むが、オジンが前転して脱出して、ハングクのバックにつく。腰を上げたハングクが足関節を狙うが、オジンもすぐに反応してサイドバックにつく。ハングクが立ち上がるとオジンはバックについたままケージへ押し込み、ハングクが正対するとダブルレッグでテイクダウンする。ここも足関節を狙うハングクだったが、オジンがすぐに足を抜いてハングクをケージに押し込む。

お互い立ち上がるとオジンが首相撲からヒザ蹴りとヒジ、シングルレッグでテイクダウンしてバックへ。一度はオジンが足を入れて四の字フックするが、ハングクも足を外して亀になって立ち上がる。そのまま組みつくオジンがハングクをテイクダウンすると、ハングクが背中を見せて立ち上がり、オジンも離れる。試合がスタンドに戻ると白が右を振って前に出る。組んだオジンがテイクダウンすると、すぐにハングクが足関節へ。これを外したオジンがバックコントロールしてパンチを入れる。最後は両者がスタンドに戻って試合終了となり、オジンが判定勝利を収めた。


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45 Black Combat Black Combat13 MMA MMAPLANET o キック チャ・ジョンファン ボクシング ロッキー・マルチネス

【Black Combat13】打ち合いを凌ぎ、左を突き続けたチャ・ジョンファンがマルチネスを判定で下す

【写真】内容は微差。それでも顔面を腫らしながらチャ・ジョンファンはマルチネスと打ち合った(C)MMAPLANET

<93キロ契約/5分3R>
チャ・ジョンファン(韓国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
ロッキー・マルチネス(グアム)

マルチネスは距離を詰める。チャ・ジョンファンが一度距離をつくってからワンツーを打ち込み、さらに右ローを連打した。組みつくも離れたチャ・ジョンファンが、左ジャブを伸ばす。マルチネスはガードを固めて前に出る。チャ・ジョンファンの右カーフでマルチネスの足が流れた。マルチネスはダーティボクシングへ。右アッパーを突き上げ、連打する。チャ・ジョンファンを下がらせると、マルチネスのパンチが襲う。しかしチャ・ジョンファンも左を突いて中に入れ競内。左右フックに切り替えたマルチネスが、チャ・ジョンファンをケージに押し込む。しかし展開はなく離れた。

チャ・ジョンファンのボディ攻撃に対し、効いていないとアピールするマルチネス。チャ・ジョンファンをケージに詰めると、カウンターのパンチをもらってグラついた。さらにケージに詰められパンチをもらうも、マルチネスは笑顔を見せる。減量の影響か、マルチネスの汗の量が多い。チャ・ジョンファンの右ストレートがマルチネスの顔面を襲う。首相撲に捕られたチャ・ジョンファンは、マルチネスのボディに左ヒザを突き刺した。

2R、マルチネスが左右フック、ストレートでチャ・ジョンファンにケージを背負わせる。マルチネスはダブルレッグで組むも、チャ・ジョンファンが右に回って離れた。左ジャブの差し合いから、チャ・ジョンファンが右を打ち込む。チャ・ジョンファンの左ジャブに対して、マルチネスの右クロスは空振り。距離が近くなるとチャ・ジョンファンが首相撲、あるいはプッシュで突き放す。

マルチネスの左右フックをスウェーでかわすチャ・ジョンファン。マルチネスのパンチに左テンカオを合わせた。チャ・ジョンファンはケージに詰められても、ガードを固めて前に出る。左ジャブを打ち込んだチャ・ジョンファンが、マルチネスの左右フックをかわして挑発する、さらに右スピニングバックキックをボディに突き刺したあと、会場の大声援を受けるチャ・ジョンファンはマルチネスを超過しながら、至近距離の打ち合いも制した。

最終回、チャ・ジョンファンの目元に腫れが見える。下がりながら左を突くチャ・ジョンファンは、マルチネスのパンチに対してはガードを固めて耐える。右ローに左ジャブを合わされ、尻もちを着いたチャ・ジョンファンだが、すぐにスクランブルから立ち上がった。マルチネスもチャ・ジョンファンの左ジャブがうるさく、中に入ることができない。打ち合いでチャ・ジョンファンの右がマルチネスの顔面をとらえる。しかしマルチネスのパンチも当たっており、チャ・ジョンファンの口からは出血が見られる。ケージ際の差し合いからチャ・ジョンファンが離れた。マルチネスがパンチで下がらせる。

顔が赤く腫れあがったチャ・ジョンファンは手数が少なくなり、パンチもスローに。それでも右クロスを放っていく。マルチネスの左ジャブもインからヒット。セコンドに何かを確認したマルチネスは、打ち合いに持ち込んだ。左を当てるチャ・ジョンファン、頭を低くしてフックを連打するマルチネス。マルチネスの左ジャブに右ハイを合わせたチャ・ジョンファン。しかし腰を落としたのはチャ・ジョンファンだ。マルチネスはそのままチャ・ジョンファンをケージに押し込み、連打を浴びせて試合を終えた。

裁定の前にチャ・ジョンファンが雄たけびを挙げる。マルチネスもグアム旗をまとい、自身の勝利をアピール。裁定はユナニマスでチャ・ジョンファンの判定勝ちに。チャ・ジョンファンはその場に崩れ落ち、マルチネスは立ち尽くしたあと、握手を交わしてすぐにケージを去った。チャ・ジョンファンは涙声で自身のセコンド、チームメイトたちについて語った。一方、敗れたマルチネスは「自分が勝っていたと思う」と述べつつ、今後について訊かれると「どうなるかな?」と


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【Black Combat13】駒杵嵩大とフライ級王座決定戦、消防士戦士ユン・ホヨン「毎日練習よりメリハリ」

【写真】MMAファイター、Black Combatファイター・バージョンのユン・ホヨン。下のリモート取材時とは、相当に感じが違う(C)MMAPLANET

28日(土・現地時間)に韓国はソウルのソンブク区にある高麗大学校(コリョ・テハッキョ)ファジョン体育館(チェユックァン)で開催されるBlack Combat13で、駒杵嵩大とフライ級王座決定戦を戦うユン・ホヨン。
Text by Manabu Takashima

かつてZSTに来日経験のあるユン・ホユンは「日本のMMAを尊敬している」と言いつつ、駒杵はその日本のトップ中のトップではないと言い切った。普段は消防士として生きるファイアーファイターMMAファイターに話を訊いた。


――5日後に駒杵選手とフライ級王座決定戦で戦うユン・ホヨン選手です(※インタビューは23日に行われた)。日本人選手とは他の韓国人選手との対戦のようにBlack Combat特有のYouTube等でのストーリー創りは難しい面があるかと思いますが、どのような背景があって駒杵選手とのタイトル戦が決まったのでしょうか。

「自分がランク1位なのですが、ランキング2位は以前に勝っている選手で、3位はチームメイト。なので4位の駒杵選手と戦うことになりました。やはり日本人選手なので言葉の壁はあります。それでもBlack Combatは映像などで盛り上げることに長けているので、それほど難しくなく盛り上げることはできていると思います。

日本でも撮影をしたのですが、駒杵選手は仕事があると撮影に来ませんでした。その時に『Black Combatに愛がないのか』と挑発しました」

――ハハハ。ところでユン・ホヨン選手は7,8年前にZSTで試合をしていますね。

「日本のMMAのことは、すっと尊敬しています。特にフライ級はワールドクラスの選手が多いですし。ZSTでは伊藤盛一郎選手に負けました。伊藤選手と比べると、駒杵選手はそこまで強くはないと思っています。今は駒杵選手に勝ってBlack Combatのチャンピオンになることに集中していますが、その先には強い日本人選手と戦ってみたいという気持ちもあります」

――そのような中で駒杵選手の実力をどのように考えていますか。

「テイクダウンが特に強くて、寝技も巧いです。日本の頂点ではないですけど、経験値の高い選手だと思います。ただ組み技のディフェンス面には自信があるので、しっかりとテイクダウンを防いで打撃で勝負したいと思っています」

――入場の際、消防士の恰好をしていますが、本職が消防士ということですか。K-MMA界の消防士ファイターといえば。Road FCのシン・ドングク選手の印象が強いです。

「MMAのプロデビューが2015年で、4年後に消防士の試験に受かりました。そしてRoad FCの最後の試合の時は消防士になっていたので、シン・ドングク選手とプロモーション活動をしたこともあります」

――日本では消防士は交代制勤務で24時働いて、48時間非番という形態らしいですが、韓国も同じように交代制なのでしょうか。

「日本と同じですね。24時間働いて、非番は48時間です。その48時間を使って練習をしています。勤務の日も現場への出動がない日は、体を鍛えることができています」

――試合前でもまる1日練習ができない時もあるということですか。

「ハイ。でも今の自分は、この生活サイクルが馴染んでいます。毎日練習できるよりも、この方がメリハリがあり集中して練習できるんです」

――消防の仕事は、それこそ命がけで身の危険に直面することもあるかと思いますが、そういう部分でMMAに役立つことはありますか。

「現場ではケージに入っている時と同じように緊張します。そういう部分ではどちらの経験も、互いに生きる。マインドコントロールができるようになったように感じます。ただ、命を落とすかもしれないという現場は何年も消防士をやっていて、滅多にあるものではないです」

――その時のための日頃の訓練が必要という部分では、MMAも良く似たモノかもしれないですね。そんな日々を送るユン・ホヨン選手ですが、土曜日のタイトル戦ではどのような試合をしたいと思っていますか。

「駒杵選手はアグレッシブな選手だと思います。打撃なら打撃、グラップリングならグラップリング。駒杵選手の出方に合わせて、積極的に対応して動きのある試合にしたいと思います」

■視聴方法(予定)
12月28日(土・日本時間)
午後6時30分~メインカードBlack Combat YouTubeメンバーシップ
午後2時00分~アンダーカードBlack Combat YouTubeメンバーシップ

■Black Combat13対戦カード

<フェザー級/5分3R>
キム・ミンウ(韓国)
木下カラテ(日本)

<Black Combatミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]チェン・ウォンジュン(韓国)
[挑戦者] オ・イルハク(韓国)

<Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
[王者]大原樹理(日本)
[挑戦者] ムン・ギボム(韓国)

<Black Combatバンタム級王座決定戦/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
山本聖悟(日本)

<Black Combatフライ級王座決定戦/5分3R>
ユン・ホヨン(韓国)
駒杵嵩大(日本)

<ウェルター級/5分3R>
ジン・テホ(韓国)
チェ・ジュンソ(韓国)

<ライト級/5分3R>
パク・オジン(韓国)
ジョン・ハングク(韓国)

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【Black Combat13】計量終了 15キロ減のロッキー・マルチネスが、121カ月振り復帰のチャ戦へ

【写真】今年3月と今日のロッキー・マルチネス(C)MMAPLANET

明日28日(土・現地時間)に、韓国はソウルのソンブク区にある高麗大学校(コリョ・テハッキョ)ファジョン体育館(チェユックァン)で開催されるBlack Combat13の計量が同所で行われた。
Text Manabu Takashima

日本から大原樹理、山本聖悟、木下カラテ、駒杵崇大が出場する今大会。

2024年最後のイベントということもあり、宮平守太郎がジ・ヒョクミンと対戦するアンダーカードも充実のラインアップが揃っている。


6試合が組まれたアンダーカード、そのプレリミメインにはONEで活躍したジン・テホとチェ・ジュンソのウェルター級戦マッチが実現する。Double GFGでキム・ハンソルに勝利しウェルター級王者となったジン・テホは、ONEではアギラン・タニに勝利し、手塚裕之に敗れている。

対するチェ・ジュンソは昨年9月のDEEP x Black Combat対抗戦で当時のDEEPウェルター級王者だった鈴木を89秒でKOしているファイターだ。チェ・ジュンソは今大会のコメインでBlack Combatミドル級王者チェン・ウォンジュンに挑戦する――2019年Road FC新人王オ・イルハクに敗れ、Black Combatでもウェルター級で戦うことになった。クラシカルなグラップラー=ジン・テホ×ストライカー=チェ・ジュンソの一戦だ。

プレリミ第5試合にはDouble GFCとZeus FCのライト級王者で、今年の5月にGladiatorで暫定ライト級王座決定戦に挑みながら計量失敗――変則タイトル戦で田中有をカーフライサーで破ったが、結果はノーコンテスト……ジョン・ハングクが、パク・オジンと相対する。

グラジ後にBlack Combatと契約したジョン・ハングクは9月の初戦でキム・ジョンキュンを内ヒールで破るという足関猛者ぶりを発揮している。

対するパク・オジンは同じ前回大会で大ベテラン、元UFCファイターでRoad FCライト級王者だったナム・ウィチョルを4分11秒で沈めている。キャリア8勝1敗1分で4つのKO勝ちと3つの一本勝ちを誇るパク・オジンとジョン・ハングクの一戦は、大原が頂点に君臨するライト級戦線に大きく影響を与えるマッチアップといえるだろう。

さらに第3試合では名門MMA STORY総帥で、元Road FCミドル級王者のチャ・ジョンファンがなんと10年1カ月ぶりに実戦復帰を果たす。山上幹久の9年5カ月振りを上回る引退期間を経て、ケージに戻るチャ・ジョンファンの相手はDEEPメガトン級王者ロッキー・マルチネスだ。

しかもロッキーは今回、93キロ契約マッチでチャ・ジョンファンと対戦する。7月のBlack Combatデビュー戦はヘビー級で107.8キロ、3月のDEEPメガトン級王座統一戦では108.5キロだったロッキーの体型はまるで別人のようで、92.4キロで計量をパスしている。果たして明日、どのような体型でケージインするのか。そこから興味深い、チャ・ジョンファン×ロッキー・マルチネスの一戦だ。

なお本計量終了後、キム・ジェウンとバンタム級王座決定戦に挑む山本聖悟にパク・オンシクが詰め寄り、街中では決して口にしてはいけない「シーバ〇・セキ〇」という韓国のFワードを連呼。なんでも山本が14日の会見で、ギャングスタ―の異名を持つパク・オンシクのことを「フェイク・ギャングスタ―」とバッサリと切って落としたことに――やらせなし、怒りを爆発させたという。

実はこの両者、今年の1月大会から因縁があり、芦澤竜誠とともに韓国入りをしていた山本陣営に差別用語をパク・オンシクが言い放っていた。その後、来日をした際に和解を申し入れたパク・オンシクだったが、再び自身の試合を実況LIVEしていたパク・オンシクが、再び差別用語を使ったことで山本はパク・オンシクのSNSをブロックしていた。

そして会見前に再び和解を申し入れたパク・オンシクの握手を固辞し、上の発言を山本が行ったというのが計量前までの流れだった。しかも、パク・オンシクは旧知の韓国人記者に「今日、ちょっとやるから」という公言していたという。いうと標的は誰でも良かった。スクリプトのない本気のやりとりとはいえ、YouTubeで注目を集めるための行為。そして試合前日にタイトル戦を控えた山本に蹴りを入れるのは、やりすぎでしかなく障害といっても過言でない。

その行為をとがめることなく、カメラを回し続け大会の宣伝に使うという主催者のありようも――虚と実の境目が失われつつある現代ファイティング・スポーツ・エンターテイメントの一面が露わとなった計量だった。
■視聴方法(予定)
12月28日(土・日本時間)
午後6時30分~メインカードBlack Combat YouTubeメンバーシップ
午後2時00分~アンダーカードBlack Combat YouTubeメンバーシップ

■Black Combat13メインカード計量結果

<フェザー級/5分3R>
キム・ミンウ:66.1キロ
木下カラテ:66.3キロ

<Black Combatミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]チェン・ウォンジュン:83.6キロ
[挑戦者] オ・イルハク:83.8キロ

<Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
[王者]大原樹理:70.3キロ
[挑戦者] ムン・ギボム:70.1キロ

<Black Combatバンタム級王座決定戦/5分3R>
キム・ジェウン:61.2キロ
山本聖悟:61.2キロ

<Black Combatフライ級王座決定戦/5分3R>
ユン・ホヨン:56.6キロ
駒杵崇大:56.6キロ

■Black Combat13主なプレリミカード計量結果

<ウェルター級/5分3R>
ジン・テホ:77.2キロ
チェ・ジュンソ:77.1キロ

<ライト級/5分3R>#05
パク・オジン:70.4キロ
ジョン・ハングク:70.7キロ

<93キロ契約/5分3R>#03
ロッキー・マルチネス:92.4キロ
チャ・ジョンファン:92.4キロ

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【Black Combat13】ムン・ギボムとライト級王座初防衛戦、大原樹理「生きていれば必ずチャンスが来る」

【写真】大原は前日計量を70.3キロでクリアした(C)SHOJIRO KAMEIKE

28日(土・現地時間)に韓国はソウルのソンブク区にある高麗大学校(コリョ・テハッキョ)ファジョン体育館(チェユックァン)で開催されるBlack Combat13で、同ライト級王者の大原樹理がムン・ギボムを挑戦者に迎えて初防衛戦に臨む。
Text by Shojiro Kameike

今年9月、イ・ソンハにリベンジを果たすとともにBCライト級王座を獲得した大原。韓国で人気も高まるなか、早くも初防衛戦が決まった。そんな大原が語る、イ・スンハ戦の大逆転勝利とBCの今後について――。


――試合から3カ月が過ぎましたが、改めてBlack CombatCライト級王座獲得おめでとうございます。

インタビューは韓国入り前の23日に(C)SHOJIRO KAMEIKE

「ありがとうございます! いやぁ、あのフィニッシュを誰が予想していましたか? 僕自身が予想していなかったです(笑)」

――アハハハ。フィニッシュの瞬間、大原選手が一番驚いている表情を浮かべていました。ただ、もう一人……イ・ソンハ全く予想していなかったでしょう。

「そうでしょうね。僕としてはケージに押し込まれた時、ニンジャチョークを狙うのは練習でよくやる形なんですよ。ピエロ(イ・ソンハのニックネーム)との試合でも、あの体勢になった時『あれ、ニンジャが入るんじゃない?』と思って試してみたら――練習でやっているとおりの形になったので、しつこく狙い続けました。
その前にカウンターのヒザを3発ぐらい入れていたのも大きかったですね。あのヒザは効いていたと思います。ピエロもヒザを受けたあとは組み方が雑になり、力も入りきっていなくて。だから押し込まれた時に、ニンジャが入りそうだなと感じたんですよ」

――なるほど。イ・ソンハのパンチに対して、大原選手のテンカオがグサリとボディに突き刺さっていました。そのテンカオが効いていたために、イ・ソンハもボディを隠すように頭を下げていたかもしれないですね。

「そういうことだと思います。ケージに押し込んでも雑にシングルレッグで組んで、それに固執していましたし。そのあと僕が捻った時、ピエロは仰向けになって逃げようとしたじゃないですか。初戦は僕がピエロのリーチにビックリしましたけど、今回はピエロが別の立場になったと思うんですよね。ピエロにとっては今までの相手はリーチ差も大きくて、ああやって回転すれば逃げられたでしょう。でも僕はリーチが長いほうだし、彼が仰向けになった時に回転して逃げられなかったのは想定外だったんじゃないですか」

――そうですね。イ・ソンハが仰向けになった時点で、大原選手の腕はほぼ首に回りきっていました。

「あの状態になれば僕も離さないし、絶対に外れない。ただ、タップを取れるという感じではなかったので、このまま首をヘシ折って殺そうと思っていました」

――しかし大原選手が下になってイ・ソンハをガードの中に入れたら、タップしました。

「僕が上になった状態でも、首がバキバキと鳴っていたんです。やっぱり苦しいのか『クフッ、クフッ』という声も聞こえて。このまま足をかけたいけど、相手に逃げられるかもしれない。だけどピエロのほうからスクランブルで僕を下にしてきたので、やっと足をかけることができて極め切りました」

――試合展開としてはフィニッシュまでは相手のペースでした。顔も綺麗で、致命傷を食らっているわけではない。ただ、開始早々はピンチに陥りました。あの場面はピンチだったのか、あるいはBCの試合はピンチになることも多いので、安心していたのか。

「アハハハ、前にもありましたね。だから両方です(笑)。もちろんゴリゴリのピンチでしたよ。最初はピエロも打撃を出してきて『今回は打ち合ってくれるのかな?』と思っていたら、あっさりとテイクダウンされちゃいましたからね。予想外すぎて、相手の戦略に引っかかってしまいました(苦笑)。ただ、とりあえずどんな体勢になろうと極められないようにする。生きていれば必ずチャンスが来ると思っていたので」

――なるほど。その気持ちが最も表れていたのが、1R後のインターバルだったと思います。イ・ソンハとの初戦は気持ちで押されていたということでしたが、今回はしっかりと表情が生きていました。

「確実に1Rは取られた。2R、3Rはどうしようかと考えながら――そうですね。そう言われると確かに今回のほうが、気持ちが楽な面はありました。相手が強いことは分かっている。自分も勝ちたいし、リベンジしたいという気持ちが強くて。そういう挑戦する立場のほうが性に合っているのでしょうね」

――その気持ちが表れたのが、試合のポイントにもなったテンカオだと思います。相手のパンチに対して下がらず、逃げずに、もらう覚悟でヒザを合わせていく。

「ピエロってイメージ的に、勝つ戦い方ではなく負けない戦い方なんですよ。打ち合う気はなく、ある程度は手を伸ばしていて、その中に入ってきたらテイクダウンに行く。そうなると僕のほうがリーチは短いので、中に入らないと当たらない。でも入りすぎると倒されてしまうじゃないですか。

ただ、1Rでピエロのパンチを食らっても、一発で飛ばされることはないと感じました。それなら自分が入るフリをして、相手が来た瞬間だけヒザを合わせようと思ったんです」

――結果、BCのベルトを獲得し、イ・ソンハへのリベンジも果たしました。BCで戦う目標を果たした後はどのように考えていましたか。

「ソレが――ですね。ブラック・コンバットは3回防衛したら、そのベルトをくれるらしいんですよ。『じゃあ、とりあえず3回防衛しよう!』と思いました(笑)」

――初防衛戦の相手はライト級3位のムン・ギボムです。現在ランキング1位がイ・ソンハで、2位がハンターことパク・ジョンホンです。大原選手は1位と2位に勝っているので……。

対戦相手は元AFCフェザー級王者のムン・ギボム。計量は70.1キロでクリアしている

「ジグソー(ムン・ギボム)は皆に認められた挑戦者、というよりはタイミングで選ばれたというか。そもそも僕がランキング上位を焼け野原にしちゃったから仕方ないですよね。まぁ、誰と対戦するにしても相手は死に物狂いで向かってくる。僕も、僕も死に物狂いで戦わないと勝てない。それは変わらないので。ベルトを獲ったことで自信にはなりましたけど、今でも試合前になったら『相手をブチ殺してやる』という気持ちになるのは変わらないし」

――とはいえ、大原選手のほうが完全にBCのレギュラー選手となっています。

「次が7回目の出場ですからね。しかも今年ブラック・コンバットに4回出て、3回がナンバー・シリーズで――韓国人ファイターでも、ナンバー・シリーズに3回出ている選手はいないんですよ(笑)。今年は試合前の撮影も含めて、もう8回も韓国に行っています」

――ムン・ギボムは前回、サッカーボールキックで勝利しています。これはサッカーボールキック対決となるのでしょうか。

「どうなんですかね? 組んで来るんじゃないですか。でも相手にそこまでの組み力があるわけではないし。だからといって僕を相手に打ち合いを挑んでくるとも思えないんですよ」

――なるほど。しかし咄嗟にサッカーボールキックで仕留めることができるというのは、思いきりが良いのでしょうね。

「思いきりは良いです。パンチで倒す時も、思いっきり右のオーバーを振って倒している。一発はありますし、そこは気をつけないといけないですね。結局のところは僕が勝つと思っていますけど、しっかりと足元を見直して、ベルトを日本に持って帰ります!」

■Black Combat13 視聴方法(予定)
12月28日(土・日本時間)
午後2時00分~アンダーカードBlack Combat YouTubeメンバーシップ
午後6時30分~メインカードBlack Combat YouTubeメンバーシップ

■Black Combat13対戦カード

<フェザー級/5分3R>
キム・ミンウ(韓国)
木下カラテ(日本)

<Black Combatミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]チェン・ウォンジュン(韓国)
[挑戦者] オ・イルハク(韓国)

<Black Combatライト級選手権試合/5分3R>
[王者]大原樹理(日本)
[挑戦者] ムン・ギボム(韓国)

<Black Combatバンタム級王座決定戦/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
山本聖悟(日本)

<Black Combatフライ級王座決定戦/5分3R>
ユン・ホヨン(韓国)
駒杵崇大(日本)

<ウェルター級/5分3R>
ジン・テホ(韓国)
チェ・ジュンソ(韓国)

<ライト級/5分3R>
パク・オジン(韓国)
ジョン・ハングク(韓国)

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