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『ROAD TO UFC』シーズン3 準決勝は8月24日UFC APEXで開催/対戦カードも決定




 UFCが『ROAD TO UFC』シーズン3準決勝を8月24日にUFC APEXで行うことを発表。対戦カードも決定しています。続きを読む・・・
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【UFC】ROAD TO UFCシーズン3準決勝対戦カード決定!

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日本時間の8月24日にアメリカネバダ州ラスベガスのUFC APEXでROAD TO UFCシーズン3の準決勝が開催されることが発表されました。リリースされた対戦カードは次の通り。

【フライ級(56.7kg以下)】
チェ・ドンフン(韓国)
アンガド・ビシュト(インド)

【フライ級(56.7kg以下)】
キルー・シング・サホタ(インド)
ルエル・パニャレス(フィリピン)

【バンタム級(61.2kg以下)】
ユ・スヨン(韓国)
ダーエミィスウ・ザウパースー(中国)

【バンタム級(61.2kg以下)】
中西透暉鷹(日本)
バーエゴン・ジェライスー(中国)

【フェザー級(65.8kg以下)】
原口伸(日本)
ズー・カンジエ(中国)

【フェザー級(65.8kg以下)】
河名マスト(日本)
シエ・ビン(中国)

【女子ストロー級(52.2kg以下)】
フォン・シャオツァン(中国)
本野美樹(日本)

【女子ストロー級(52.2kg以下)】
ドン・フアシャン(中国)
シー・ミン(中国)

日本から参戦した中で1回戦を勝ち上がったのは、透暉鷹(バンタム級)、原口伸(フェザー級)、河名マスト(フェザー級)、本野美樹(女子ストロー級)の4選手。奇しくも全員が台頭著しい中国勢との対戦となりました。

そして、BLACK COMBATを主戦場としてDEEPのベルトも戴冠したユ・スヨンにも大注目。1回戦では野瀬翔平との激しいグラップリング対決を制した実力は紛れもなくホンモノでしょう。トーナメントを制してUFC上陸なるか。準決勝も目が離せません。
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【Road to UFC2024Ep05&Ep06】20日/DWCS、23日/Road to UFC準決勝、24日/UFN(日付は現地時間)

【写真】準々決勝は不戦勝だった本野は、昨年10月のリベンジ戦となるフン戦を準決勝で戦う (C) Zuffa/UFC

16日(火)、UFCよりRoad to UFC2024 Ep05 & Ep06=Road to UFC Season03 Semi Finalsが8月23日(金・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われることが発表された。
Text by Manabu Takashima

フライ級、バンタム級、フェザー級と女子ストロー級で争われている今年のRoad to UFCだが、階級ごとでいえば以下の準々決勝が2つのエピソードで実施され、日本国内での中継は24日(土)の午前10と正午スタートと模様だ。

【フライ級】
<Road to UFCフライ級準決勝/5分3R>
チェ・ドンフン(韓国)
キル・シン・サホタ(英国)

<Road to UFCフライ級準決勝/5分3R>
アンガド・ビシュト(インド)
ルエル・パニャーレス(フィリピン)

【バンタム級】
<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
ユ・スヨン(韓国)
ダールミス・チャウパスゥイ(中国)

<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
透暉鷹(日本)
チィルイイースー・バールガン(中国)

【フェザー級】
<Road to UFCフェザー級準決勝/5分3R>
原口伸(日本)
チュウ・カンチエ(中国)

<Road to UFCフェザー級準決勝/5分3R>
河名マスト(日本)
シェ・ビン(中国)

【女子ストロー級】
<Road to UFC女子ストロー級準決勝/5分3R>
フン・シャオカン(中国)
本野美樹(日本)

<Road to UFC女子ストロー級準決勝/5分3R>
ドン・フアシャン(中国)
シー・ミン(中国)

【ワンマッチ】
<女子フライ級/5分3R>
ヤン・チーフイ(中国)
ダニー・マコーマック(アイルランド)

など5月のEp02のワンマッチでパウラ・ルナを破った中国のワン・ソンはトーナメント参加者より一足早く契約を果たし、同大会の翌日=24日(土・同)に同所で開催されるUFN243でヴィクトリア・レオナルドと対戦することが決まっている。UFC APEXではUFN243、Road to UFCの2つエピソードに加え20日(火・同)にDana White’s Contender Seriesの第2週、27日(火・同)には第3週が実施される。


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Road to UFCシーズン3:準決勝組み合わせ(仮)/総評

Road to UFC・一回戦の国別勝敗数。ワンマッチ・同国人対決・不戦勝は除外。

  2024 2023 2022
中国 5-2 5-2 3-4
日本 3-3 4-3 4-3
インド 2-2 0-2 0-1
韓国 2-4 4-3 5-1
フィリピン 0-1 1-0 0-1

中国勢の強さは変わらず。もうすでに当たり前のものとして受け止められている。

日本勢は苦しみながらも、今年も一定の戦績を残している。階級違いの安藤を除けば、負けた選手も十分健闘していた。全員がテイクダウンを武器にしての勝利だったが、テイクダウンを奪えないレベルの相手との対戦になった場合の不安が残る。

韓国勢がやや戦績を落としているが、ユ・スヨンを見ても、未だにレベルが高い選手が排出されているのは間違いない。完全な白星配給枠だったインドネシア勢がいなくなったことで全体的なレベルが上がった。

放送ではトーナメントの山組みも表示されていて、それによれば、準決勝の組み合わせは以下となる(ただし、シャッフルされる可能性もあるとのこと)。

フライ級
キルー・シング・サホタ vs. ルエル・パニャレス
チェ・ドンフン vs. アンガド・ビシュト

バンタム級
中西透暉鷹 vs. バーエゴン・ジェライスー
ダーエミィスウ・ザウパースー vs. ユ・スヨン

フェザー級
シエ・ビン vs. 河名真寿斗
ズー・カンジエ vs. 原口伸

女子ストロー級
ドン・フアシャン vs. シー・ミン
フォン・シャオツァン vs. 本野美樹

フライはドンフン、バンタムはスヨン、フェザーはカンジエ、女子ストローはシャオツァンが本命か。

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【Road to UFC2024Ep04】透暉鷹の相手はバールガンに。日=4、韓=2、印=2、比=1、中国は7人が準決へ

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
チィルイイースー・バールガン(中国)
Def.2R4分28秒by RNC
リー・ユンフン(中国)

昨年の初戦で上久保周也に敗れたバールガンは、UAEWとAlash PRIDEという厳しい戦場で勝利しRoad to UFCに戻ってきた。サウスポーのリーに対し、バールガンが左ロー。ダブルレッグで飛び込むが、リーが切る。そのリーは左インローを蹴る。慎重な立ち上がりとなり、両者揃って手数が少ない。半分を過ぎ、バールガンが2度目のダブルレッグも、イーがここも切って離れる。3度目のアテンプトでテイクダウンを決めたバールガンは、三角狙いを防いで左足を抜いてハーフへ。バールガンは枕で圧を掛け、エルボーを落とす。クルスフィックスから肩固めを狙ったバールガンだが、リーが察知する。それでも枕で抑え、パスの圧からエルボーを落としたバールガンが初回を取った。

2R、右フックを当てたバールガンがテイクダウンのフェイクを見せる。リーは後ろ回し蹴りの直後にシングルレッグでテイクダウンを許し、ギロチンも封じられる。パス狙いのバールガンは、リーのオクトパスガードを潰して左のパンチを落とす。さらに足を畳んでパスを決めると、そのままバックへ。両足をフックしたバールガンがパンチを入れて背中を伸ばしに掛かる。立ち上がろうとして潰されたリーは、ついに背中が伸びパンチを落とされる。一旦上を向き、殴られて背中を見せたリーだがRNCのセットアップは許さない。

残り90秒、襷から絞めを狙うバールガンがRNCを組み、背中を反らせるとリーを落として準決勝進出=透暉鷹と戦うことになった。

Road to UFC2024年開幕戦を終え、日本勢はバンタム級の透暉鷹、フェザー級の原口伸&河名マスト、女子ストロー級の本野美樹がセミファイナルに歩を進めることになった。韓国勢はフライ級のチェ・ドンフンとバンタム級のユ・スヨン、インドからはアンガド・ビシュトと英国籍のキル・シン・サホタの2選手、フィリピンはルエル・パニャーレス、そして中国勢はバンタム級でバールガンとダールミス・チャウパスウィ、フェザー級はシェ・ビン&チュウ・カンチエ、 女子ストロー級はシー・ミン、ドン・フアシャン、フン・シャオカンと7名が残っている。


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【Road to UFC2024Ep01】全く手応えのないインドのシンに、フン・シャオカンが圧勝。準決勝は本野と

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝/5分3R>
フン・シャオカン(中国)
Def.1R2分03秒by TKO
キラン・シン(インド)

右カーフを蹴ったフン・シャオカン、さらに左インローから素早いワンツーを繰り出す。シンも前に出るが、ジャブから左フックと圧のある攻撃を見せたフン・シャオカンが組んでボディロックテイクダウン。背中を譲り、頭をヘッドロックで抱えるシンが立ち上がるとボディロックでスラム気味に倒す。マウントを取ったフン・シャオカンがパンチの連打へ。ケージを蹴るだけでしがみつくシンを殴り続けたフン・シャオカンがTKO勝ちで準決勝進出も──圧倒的に対戦相手のレベルは低かった。

準決勝で戦う本野美樹について尋ねられると「立ち技で戦い、打撃をいれる。寝技にいってもサブミットする」とフン・シャオカンは話した。


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UFCへの登竜門!ROAD TO UFC シーズン3 日本人出場選手 大解剖! 鶴屋怜 UFC初陣への意気込みも!

ROAD TO UFC シーズン3
5月18日(土)&19日(日) U-NEXTで全試合完全生配信!

5月18日(土)【ROAD TO UFC シーズン3 エピソード1,2】
詳細はこちら↓↓↓
https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000005408?=FS00001

5月19日(日)【ROAD TO UFC シーズン3 エピソード3,4】
詳細はこちら↓↓↓
https://video.unext.jp/genre/martial?lc=LIV0000005409?=FS00001

======================
エピソード1,2 対戦カード
======================
【エピソード1:日本時間19時開始】
男子フェザー級(65.8kg以下)
ズー・カンジエ vs 安藤達也

男子フェザー級(65.8kg以下)
原口伸 vs ホン・ジュニョン

女子ストロー級(52.2kg以下)
フォン・シャオツァン vs キラン・シン

女子ストロー級(52.2kg以下)
ホアン・フェイル vs 本野美樹

ウェルター級(非トーナメント)
バテボラティ・バハテボラ vs キム・ハンスル

【エピソード2:日本時間21時開始】
男子フェザー級(65.8kg以下)
シエ・ビン vs イーブーゲラ

女子ストロー級(52.2kg以下)
シー・ミン vs ソ・イェダム

男子フェザー級(65.8kg以下)
河名真寿斗 vs ソン・ヨンジェ

女子ストロー級(52.2kg以下)
プリヤ・シャルマ vs ドン・フアシャン

女子フライ級(非トーナメント)
ワン・ツォン vs パウラ・ルナ

======================
エピソード3,4 対戦カード
======================
【エピソード3:日本時間19時開始】
男子バンタム級(61.2kg以下)
ダーエミィスウ・ザウパースー vs 小崎連

男子フライ級(56.7kg以下)
ジョン・アルマンサ vs アンガド・ビシュト

男子バンタム級(61.2kg以下)
ユ・スヨン vs 野瀬翔平

男子フライ級(56.7kg以下)
ジー・ニウシュイエ vs チェ・ドンフン

ライト級(非トーナメント)
キ・ウォンビン vs. 雑賀達也

【エピソード4:日本時間21時開始】
男子バンタム級(61.2kg以下)
バーエゴン・ジェライスー vs カンタラージ・アガーサ

男子フライ級(56.7kg以下)
キルー・シング・サホタ vs イン・シュアイ

男子バンタム級(61.2kg以下)
キム・キュサン vs 中西透暉鷹

男子フライ級(56.7kg以下)
松井斗輝 vs ルエル・パニャレス
※松井斗輝選手の体重超過により試合中止

女子フライ級(非トーナメント)
ヤン・チーフイ vs リサ・キリアコウ

※対戦カード・対戦順は直前まで変更する場合があります。
※直前の変更により当日の内容が異なる場合があります。

【目次】
0:00 オープニング
1:42 鶴屋怜 UFC初陣への意気込み
5:11 日本人出場選手 大解剖
10:07 フライ級トーナメント 出場選手
12:08 バンタム級トーナメント 出場選手
18:56 フェザー級トーナメント 出場選手
25:47 ライト級 出場選手
27:22 ROAD TO UFC “ここを見ろ!”
28:54 鶴屋怜 デビュー戦への意気込み

格闘技観るならU-NEXT!
#UFC #ROADTOUFC #MMA #鶴屋怜 #岡田遼 #高阪剛

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【Road to UFC2024#01】フェザー級で再チャレンジ、原口伸「理想のMMA、シン・シン・ハラグチを」

【写真】予備計量直後の原口伸 (C)KEI MAEDA

明日18日(土・現地時間)に中国は上海のUFC PI上海で開催されるRoad to UFC2024Ep01で、原口伸がホン・ジュンヨンと対戦する。前回のRoad to UFCではライト級で準優勝、惜しくも契約を逃し──キャリア初黒星も喫した。
Text by Manabu Takashima

その原口、当初はRoad to UFCに出場せずにスキルアップと、本戦契約を狙うという選択をしてきた。階級を下げての連続参戦はないという風な話も聞かれていたが、一転フェザー級での再チャレンジへ。

とはいえ、この短期間で前回の参戦で見えた課題を克服し、MMAファイターとしての完成度は上がったのか。そして、初めてのフェザー級で戦うことで、以前とはどこかが違うのかを計量終了後の原口伸に尋ねた。


──2月にRoad to UFCライト級決勝戦に敗れ、その後に話を伺った時には今回のRoad to UFCには出場せず、本戦契約の機会を待つ。また前回のトーナメントであぶり出された課題を克服してMMAファイターとして完成度を上げることを今後の目標として掲げていました。それが一転、Road to UFCに出場することになったのは?

「絶対的にフェザー級でRoad to UFCに出場できる機会があったことにつきます。フェザーで戦いたい。それなら自分の力でRoad to UFCに再チャレンジして、契約を勝ち取ろうという気持ちになって決めました」

──ではフェザー級、1ポンド・オーバー規約で66.2キロの体は上手く創れましたか。

「そうですね。大学の1年と2年時は前日計量だったので、66キロ級でした。それが当日計量に変わったので70キロに上げただけで。MMAを始めて体は大きくなっているので、しっかりと上手く落とせました。自分が思っている通りの感じで落とせましたね。これまでの経験とタケさんに水抜きのアドバイスを頂いて。

今回1カ月前に決まったので、そのなかで照準を合わせて落とせました。Road to UFC以前に1カ月の準備期間があることはなかったので。ただ、もう少し時間的な猶予があった方がより創りやすいかと思います」

──この間のMMAファイターとして完成度を上げるという練習は一旦置いて、対策練習をしてきたことになるかと思います。

「そうですね、ホン・ジュンヨン対策を主な練習としてきました。ただすぐに成果が出るということではないですが、武田(光司)さんに紹介してもらってBrave世田谷でタケ(大宮司岳彦)さんにムーブメントの指導を受けるようになりました。

(中村)倫也さんとも情報をシェアして、アドバイスを貰ったりするようになったり。そこで得た知識や動きをBraveに持ち帰って、スパーリングで試しています。スパーリングはBraveだけですね。ここで出稽古を増やすと、整理できなくなってしまうので」

──前回大会はレスリング勝負でした。決勝の敗戦から3カ月で、この間採り入れたこともあり、何かファイトとして変わることは出てきますか。

「できることは増えたと思っています。テイクダウンしてからのコントロールも、体の使え方を変えてバリエーションが増えたという感覚でいます。立ちでの体の使い方はタケさんが創ってくれて、組みに関しては……自分は爆発力でなく筋持久力タイプなので、しっかりと時間をかけて倒す。テイクダウンにしても、そんな風に創ってきました」

──筋持久力タイプ……テイクダウンとパウンドの爆発力を考えると瞬発系だとばかり思っていました。

「レスリングの時もパワーや瞬発力でなく、MMAでは余裕がある時に瞬発力を出すという感じです。短距離走より、長距離走の方が全然得意だったので。そういう部分で、自分の強味を見直した時に、爆発力でなく時間をかけてテイクダウン、そしてパウンドという風になっています。

ただ練習でしか分かっていないことが多いので、答え合わせを明日するっていうことですね。自分ではどれぐらいできるのか、客観的に見ることはできないです。やっぱり新たに採り入れて来たことは期間がまだ短いので、やることを2、3と決めてそこを徹底してやります」

──では答え合わせの相手、ホン・ジュンヨンの印象を教えてください。

「典型的な韓国人ファイターですね。

頑丈でタフ、最後まで諦めない」

──どう諦めさせないといけなと考えていますか。

「相手が僕のレスリング力を甘く見ていれば、勝手に折れてくれます。そうでなくても、打撃を織り交ぜて戦えば、削って行けると思っています」

──伸選手のレスリング能力を軽視する相手はいないと思いますが(笑)。

「アハハハ。確かに、そうなりますよね。ただロン・チュウ戦を参考にしてくるようなら、あんな風にはならないです。あれだけテイクダウンを警戒しているなかで、突っ込んで行って僕の方が削られてしまったので。今回は良い意味で焦らす。焦らして相手からすると、『まだ来ないのか』という感じにさせたいですね。

15分を通したファイトを考えられるようになりました。それが昨年の敗北を通して、技術だけでなくMMAの完成度を高める要因になっていると思っています」

──ところで大宮司トレーナーも、倫也選手も同じトーナメントで出ている河名マスト選手の盟友といえる間柄ですが。

「そうですね。まず試合をすることになると、戦略的な指導を受けないことは予め話をしました。だから、そこに関しては深く考えていないです。試合が決まれば、戦う。そして強い方が勝つ。

レスリングでは対戦相手とも練習するものですし。大学3年の時のインカレの決勝の相手は、国士館大の1年後輩でした。同門対決も3度はやっていますね。なので強くなることが大切で、そういうことは気にしないです。戦略だけで勝てるなら、全員が勝つわけですし」

──その通りですね。日本人が潰し合おうが、勝てるだけ勝って日本人選手に契約を勝ち取って欲しいです。ではフェザー級の原口伸、どこがライト級と違うか教えていただけますか。

「今の感覚だと、足を使って自分のやりたいMMAが表現できるように思います。スクランブルをどんどんする。体も軽くなっているので、どんどん動いてスクランブルを創っていきます。シン・シン・ハラグチを見せます」

──なぜ、そこは英語の順番に(笑)。

■視聴方法(予定)
5月18日(土)
Ep01午後7時~ UFC Fight Pass
Ep02午後9時~UFC Fight Pass
Ep01&02午後6時45分~U-NEXT

■Road to UFC2024 Ep02対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イープークールー(中国)

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝/5分3R>
シー・ミン(中国)
ソ・ユダン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
河名マスト(日本)
ソン・ヨンジェ(韓国)

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝/5分3R>
プリヤ・シャルマ(インド)
ドン・フアシャン(中国)

<女子フライ級/5分3R>
ワン・ソン(中国)
パウラ・ルナ(ペルー)

■Road to UFC2024 Ep01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
チュウ・カンチエ(中国)
安藤達也(日本)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
原口伸(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝/5分3R>
フン・シャオカン(中国)
キラン・シン(インド)

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝/5分3R>
本野美樹(日本)
フォン・フェイアール(中国)

<ウェルター級/5分3R>
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)
キム・ハンソル(韓国)

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【Road to UFC2024Ep01&Ep02】計量終了 河名マスト、ラストミニッツでパス「明日、ぶちかまします」

【写真】ギリギリのタイミングでパス。すぐにフェイスオフに(C)GINJI ARAI

明日18 日(土・現地時間)に中華人民共和国は上海のUFC PI上海で開催されるRoad to UFC2024 Ep01&Ep02の計量が17日(金・同)に行われ安藤達也、原口伸、本野美樹、河名マストの日本人4選手は無事クリアした。
Text by Manabu Takashima

敢えて無事と表現したのは仮計量が始まり、次々と出場選手たちが控室のスケールで体重をチェックするなか、河名マストがなかなか姿を見せない──という情報が、本計量開始10分ほど前に現地から伝わってきたからだ。


上海時間の午前9時から11時までの計量時間、河名は10時前に現れ予備計量で1.5ポンド(約680グラム)オーバーに。今回、コーナーに上久保周也を帯同した河名は、本計量開始の1時間前で1キロオーバーの状態だったことが分かった。

1時間で400グラム近く落としていることになるが、このままパスをしないと対戦相手のソン・ヨンジェがキャッチ戦を受け入れるのか、代替選手との対戦になるのか。体重を創れてない女子選手もいたことと相まって(女子ストロー級は代役がいない状態)、計量会場は慌ただしい空気に。

実は河名は2月のGLADIATOR CHALLEGER SERIESでも残りの700グラムが落ちなく計量開始から遅れて計量会場入りしたということがあった。結果、500グラム・オーバー──今回でいえば1ポンド・オーバー規約──のない状態でパスをした河名だったが、人生が懸かった大一番で痛恨の計量ミスとなるのか。

本計量終了時間が迫ってくるなか、河名が控室に再び姿を見せ予備計量台へ。結果は、リミット丁度の146ポンドでパス!! 最後はUFC PI上海のスタッフが計量終了時間の10分前までタオル蒸しなど水抜きのサポートがあり、河名は晴れてUFCとの契約が懸かった戦場に立つ権利を得た。河名からはMMAPLANETに「心配おかけしてすみません。明日、ぶちかましてきます!!」というメッセージが届いている。

なお本野美樹と対戦予定だったフォン・フェイアールは116.7ポンドと計量失敗。本野はキャッチ戦でなく、不戦勝で準決勝進出を決めている。

■視聴方法(予定)
5月18日(土)
Ep01午後7時~ UFC Fight Pass
Ep02午後9時~UFC Fight Pass
Ep01&02午後6時45分~U-NEXT(Ep01から続き)

■Road to UFC2024 Ep02対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イープークールー(中国)

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝/5分3R>
シー・ミン(中国)
ソ・ユダン(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
河名マスト(日本)
ソン・ヨンジェ(韓国)

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝勝/5分3R>
プリヤ・シャルマ(インド)
ドン・フアシャン(中国)

<女子フライ級/5分3R>
ワン・ソン(中国)
パウラ・ルナ(ペルー)

■Road to UFC2024 Ep01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
チュウ・カンチエ(中国)
安藤達也(日本)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
原口伸(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝/5分3R>
フン・シャオカン(中国)
キラン・シン(インド)

<Road to UFC女子ストロー級準々決勝/5分3R>
本野美樹(日本)
フォン・フェイアール(中国)

<ウェルター級/5分3R>
バーハートゥブールゥ・アトゥボラティ(中国)
キム・ハンソル(韓国)

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Road To UFCシーズン3:エピソード1~4オッズ

Episode 1
▼第5試合 フェザー級
ズー・カンジエ 1.87
安藤達也 1.87
▼第4試合 フェザー級
原口 伸 1.25
ホン・ジュニョン 4.00
▼第3試合 女子ストロー級
フォン・シャオツァン 1.20
キラン・シン 4.75
▼第2試合 女子ストロー級
ホアン・フェイル 2.30
本野美樹 1.63
▼第1試合 ウェルター級ワンマッチ
バテボラティ・バハテボラ 1.95
キム・ハンスル 1.80
Episode 2
▼第5試合 フェザー級
シエ・ビン 1.33
イーブーゲラ 3.40
▼第4試合 女子ストロー級
シー・ミン 1.95
ソ・イェダム 1.80
▼第3試合 フェザー級
河名真寿斗 1.87
ソン・ヨンジェ 1.87
▼第2試合 女子ストロー級
プリヤ・シャルマ 3.55
ドン・フアシャン 1.30
▼第1試合 女子フライ級ワンマッチ
ワン・ツォン 1.18
パウラ・ルナ 5.00
Episode 3
▼第5試合 バンタム級
ダーエミィスウ・ザウパースー 1.42
小崎 連 2.90
▼第4試合 フライ級
ジョン・アルマンサ 2.20
アンガド・ビシュト 1.67
▼第3試合 バンタム級
ユ・スヨン 1.61
野瀬翔平 2.35
▼第2試合 フライ級
ジー・ニウシュイエ 2.20
チェ・ドンフン 1.67
▼第1試合 ライト級ワンマッチ
キ・ウォンビン 1.71
雑賀“ヤン坊”達也 2.10
Episode 4
▼第5試合 バンタム級
バーエゴン・ジェライスー -
カンタラージ・アガーサ -
▼第4試合 フライ級
キルー・シング・サホタ 1.91
イン・シュアイ 1.83
▼第3試合 バンタム級
キム・キュサン 2.60
透暉鷹 1.50
▼第2試合 フライ級
松井斗輝 1.61
ルエル・パニャレス 2.35
▼第1試合 女子フライ級ワンマッチ
ヤン・チーフイ 1.61
リサ・キリアコウ 2.35

日本人は原口・本野・透暉鷹・松井がフェイバリット、エピソード3に出場する野瀬・小崎・ヤン坊がアンダードッグ。フェザー級の安藤と河名はイーブン。

18日の19時にエピソード1開始、21時からはエピソード2。翌20日の19時と21時にそれぞれエピソード3・4が開始予定。速報します。