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【DEEP JEWELS39】須田萌里戦へ、本野美樹─02─「海外で試合がしたい。UFCを目指せないわけじゃない」

【写真】今日の計量は両者揃ってクリア。米国で感じた想いを、試合内容と結果でまずは形にすることができるか(C)DEEP

23日(水・祝)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS30のコメインで須田萌里と対戦する本野美樹インタビュー後編。

ABEM海外武者修行プログラム、最後のプロ練習後にシンジケートMMAでの練習の総決算を聞くと──UFCへの想いを募らせていた本野は、既に決まっていた須田戦を「圧倒しないと意味がない」と話していた。

<本野美樹インタビューPart.01はコチラから>


──強い選手に囲まれている環境を楽しめる自分がいることを、日本を発つ前に想像はできていましたか。

「ビビっていても勿体ないという気持ちではいました。昨日、アンジェラ・ヒル選手とスパーリングができたのですが、それまでは上の階級の選手がずっと相手でした。なので、昨日はビビるというよりも、1Rだけでも試合だと思ってやりました」

──シンジケートは女子も多いと聞いています。それでもストロー級は少ないと。

「今日は10人にいかないぐらいでしたけど、結構人数はいます。でもフライ級から上の選手が多いですね。ラモーナ・パスカルとか、あまり名前が分からないのですが、UFCの選手も3人ぐらいいて」

椎木努(ABEMAディレクター) 本当に女子が多くて。でも、僕が見る限り本当に楽しそうに練習されていました。

「ハイ。楽しいです」

──日本だとストロー級でもアトム級にミクロ級の選手のなかにあって、大きい部類に入ることもあるかと思います。

「ハイ。だから最初に来た時は、テイクダウンができないで。普通に止められて『アレっ?』って感じでした。それからどうやって倒そうとかを考えるようになり、スパーリングをやっていくうちにフェイントを多く入れて、全然倒しやすくなりました。そこは自分のなかで成長できたと思っている部分ではあります。でも、フィジカルが強いというのは最初に感じたところです」

──28歳になり、今後を考えるとホントに手遅れにならないギリギリのタイミングでその体験ができた滞在になったのではないでしょうか。

「色々と気付けたことが多かったです。本当に来て良かったです。これまで余り海外で試合をしたいと思っていなかったのですが、強い選手と練習していると本当に楽しくて。今は海外で試合がしたいという想いが強くなっています」

──海外というと?

「UFCに出たいです。以前は思っていなかったです。でも、こっちに来てUFCに出たいと思って、コンテンダーシリーズを観戦させてもらい……本当にこっちで試合に出たいって強く想うようになりました。今はUFCに出たいという気持ちが強いです」

──練習とはいえアンジェラ・ヒルをテイクダウンして、サイドを取った。UFCを目指す上で自信になりましたか。

「こっちに来るまでUFCは自分が届くモノじゃないと思っていました。でも最後に同じ階級の選手と練習ができて……試合と練習は違いますけど、目指せないわけじゃないという気持ちになれました」

──では帰国後、UFCを目指す上で試合と練習、どのようにキャリアを積んでいこうと考えていますか。

「11月にDEEP JEWELSでは49キロで試合をすることが決まっています。この試合は圧倒的に勝たないと意味がないと思っていて──。自分が目指したいステージが変わったので、ストロー級で戦っていきたい。でも日本だと選手が少ないので、そこは帰国して相談しつつストロー級で戦える体創りをしていきたいです。もう体重を落とす必要はないかと……思っているので(笑)。

練習は……また来たいです(笑)。UFCを目指すとなると、こっちでの練習を継続したい。これからも自分で来られるように、どうにか考えて行きたいです」

──その意識を日本で継続しないといけない。とはいえ、日本には日本の空気があります。より厳しく律さないといけないかもしれない。

「日本でも自分が一番上なわけじゃないし、AACCでも浜崎(朱加)選手だったりRENA選手、大島沙緒里と自分より強い選手がいっぱいいるので。皆、強くなりたいという気持ちは変わらないし、そこで海外で練習できたことを生かして帰国してもそういう練習を継続していきたいと思います」

──日本に戻ると『米国がこうだったから、こうしたい』という意見……言える環境と、言いづらい環境があると自分は考えています。

「AACCの練習でも、凄く良い練習をさせてもらっていますし、阿部さんはきっと米国がどうだったかを尋ねてくれると思います。そうなると、素直に話したいです。でも阿部さんが築き上げてきた練習を、自分が1カ月経験しただけのことで全てを共有してほしいとも思っていないです。だから『こうしてほしい』と言うこともない。練習の前後に自分でできることはできますし、自分の中の意識を高く取り組めばそれは大丈夫なはずです」

──阿部さんは「UFCを目指す」という意見がきっと嬉しいはずですし、帰国してからの報告を楽しみにしているかと思います。

「本当は阿部さんも来たがってくれていたので。凄く、こっちでの練習に興味を持っていると思います。だから海外で経験して良いと思ったことは、阿部さんに伝えたいです。阿部さんが上手く消化してくれると思います」

■視聴方法(水・祝)
11月23日(日)
午前11時30分~SPWN PPV
午前11時30分~ニコニコ生放送

■ DEEP JEWELS39計量結果

<バンタム級/5分3R>
東よう子:61.6キロ
ダイヤモンドローズ・ザ・ロケット:61.1キロ

<49キロ契約/5分3R>
本野美樹:48.9キロ
須田萌里:48.45キロ

<フライ級/5分2R>
ミッコ・ニルバーナ:56.7キロ
NØRI:56.25キロ

<フライ/5分2R>
栗山葵:56.65キロ
藤田翔子:57.17キロ

<ストロー級/5分2R>
長野美香:52.15キロ
松田亜莉紗:51.95キロ

<ストロー級/5分2R>
ARAMI:52.65キロ
万智:52.25キロ

<バンタム級/5分2R>
熊谷麻理奈:61.35キロ
細谷ちーこ:61.45キロ

<バンタム級/5分2R>
熊谷麻理奈:61.0キロ
細谷ちーこ:61.7キロ

<54キロ契約/5分2R>
MANA:53.9キロ
谷山瞳:53.7キロ

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【DEEP JEWELS39】本野美樹戦へ、須田萌理─02─「どこで練習しても変わらないんじゃないかなって」

【写真】勝手に命名させていただきましたSudaddy──スダディこと智行さんと(C)SHOJIRO KAMEIKE

23日(水・祝)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS30で、本野美樹と対戦する須田萌里のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

相手の本野は元DEEP JEWELSストロー級王者で、今年3月のにっせー戦からアトム級に転向している。今年9月から『ABEMA格闘チャンネル 海外武者修行プロジェクト』に参加し、米国ラスベガスのシンジケートMMAで練習してきた。そんな本野を相手に須田は、さらにMMAファイターとして進化した、新しい力を見せると語った。

<須田萌里インタビューPart.01はコチラから>


――村上戦はボクシングと走り込みという、この1年間の練習の成果が出た試合だったわけですね。

「走り込みは、K-Clannの横田一則さんから『絶対に走り込みをやらないといけない』って言われて、お父さんが練習メニューに取り入れてくれました。東京に行ったらK-Clannで練習させてもらっているんです」

――K-Clannということは、伊澤星花選手と練習しているのですか。

「はい。一緒に走ったり、スパーリングもやらせてもらっています」

――伊澤選手の印象はいかがですか。

「……強いです。スパーリングではもう――勝てるのは走るのと体力だけです(苦笑)。前の試合(村上戦)は3ラウンドまでやりましたけど、まだ続けられるぐらいの体力はありました。試合が終わっても、そんなに息も乱れていなくて」

――では、5分5ラウンド戦えるのではないでしょうか。

「いや、それは(笑)」

・智行 アハハハ、5ラウンドやれるやろ。

「1ラウンドでバテたらどうしよう、とか考えちゃいます。昨日のクリスチャン・リー(取材はONE FN04の翌日に行われた)を見ていると、自分はスタミナが切れてから取り戻せるかどうか」

――クリスチャンが特別なのかもしれないですし……では次の試合に関するお話ですが、前回のインタビューでは村上選手に勝った場合、次の相手が本野選手になる可能性について触れていました。

智行 もともと村上選手に勝ったら、次はHIME選手か本野選手やと思っていました。いつも僕は試合が終わって1週間以内には、プロモーターサイドと次の試合について話をしています。僕たちとしては、次は本野選手と試合したかったので。

「本野選手は寝技が得意で、噛み合うんじゃないかなと思いました。それと本野選手は大島(沙緒里)選手と一緒のチームやから、試合してみたいなって」

――本野選手を踏み台にして大島選手へのリベンジを果たしたい、と。

「アハハハ、そんなことは言っていません! 本野選手は強いです。1階級上やったからか、フィジカルも強いと思いますし」

――階級を落とす前と落とした後で、本野選手の印象は変わりましたか。

「強いな、っていう試合の印象は変わらないです。ただ、計量の時はすごく体が細いな、と思いました。かなり減量しているんですかね」

――その本野選手はABEMAの企画で、米国ラスベガスで約1カ月間、練習してきたことについては、どう思いますか。

「動画を見ましたけど、どこで練習しても変わらないんじゃないかなって。海外で練習することは良い刺激になるやろうし、いろんな経験ができて良いなぁとは思います。でも結局は、自分の気持ち次第じゃないですか。どこに行っても、その場所でどれだけ頑張るか。だから、本野選手が海外で練習してこようと、そこは気にしなくて良いかなと思っています」

――須田選手は、これまで海外に行ったことはあるのですか。

「ないです。試合や練習だけじゃなく、プライベートでも行ったことがなくて。外国人選手と練習したこともないので、いずれ海外の選手と試合したいとは思いますけど、今はちょっと怖いですね」

――では、上の階級から落としてきた本野選手のフィジカルは怖くないのですか。

「普段の練習相手が、お父さんなので(笑)。お父さんより大きな女子選手は、私の階級にいないから、そう考えたら気持ちは楽です」

――智行さんは須田選手との練習に、何パーセントぐらいの力で臨むのでしょうか。

智行 70パーセントぐらいですね。昔より上がっています。今は自分も本気を出していかないと、寝技で取られることがあるので。特に下からの腕十字は強いですよ。僕がタップしていても離しませんし。

「アハハハ」

――須田選手も否定しないのですね(笑)。前回の村上戦では、進化した打撃を見せました。次の本野戦では何を見せたいですか。

「削り続けて、相手が全体的に弱まったところで仕留めたいです。打撃でも寝技でも。体力には自信があるので、フルラウンド削ってから仕留めることも考えて戦います。もう試合のプランも出来上がっています」

――ただ、まだテイクダウンは苦手と仰っていました。村上戦でもケージ際で、須田選手のほうからテイクダウンを狙いながら、相手にトップを奪われるシーンもありました。本野選手のテイクダウンは、村上選手よりも強いという印象です。

智行 重要なのは、倒され方ですよね。サイドで抑え込まれるようなテイクダウンと、こちらが相手をガードの中に入れられるテイクダウンでは違いますから。相手がガードの中に入ってくれたら、こちらとしては『ありがとう』っていう感じです。

「確かにテイクダウンを取られたら印象は悪いけど、私は下になっても相手をガードの中に入れられたら、そこからが勝負だと思っています」

――ケージ際でテイクダウンされ、頭をケージに押し込まれても……ですか。

智行 はい、頭の位置は気にしていません。ケージキックから動かしていく練習もしているので。

――なるほど。では最後に、試合への意気込みをお願いします。

「本野選手は体も大きいし、フィジカルも強くて、とても強い相手です。でも、私もしっかり練習してきたし、この1年間は試合数も経験してきました(本野戦が今年5試合目)。それだけ成長してきたと思うので、今年を良い形で締めくくれるように勝ちます!」

■視聴方法(水・祝)
11月23日(日)
午前11時30分~SPWN PPV
午前11時30分~ニコニコ生放送

■ DEEP JEWELS39対戦カード

<バンタム級/5分3R>
東よう子(日本)
ダイヤモンドローズ・ザ・ロケット(タイ)

<49キロ契約/5分3R>
本野美樹(日本)
須田萌里(日本)

<フライ級/5分2R>
ミッコ・ニルバーナ(日本)
NØRI(日本)

<フライ/5分2R>
栗山葵(日本)
藤田翔子(日本)

<ストロー級/5分2R>
長野美香(日本)
松田亜莉紗(日本)

<ストロー級/5分2R>
ARAMI(日本)
万智(日本)

<バンタム級/5分2R>
熊谷麻理奈(日本)
細谷ちーこ(日本)

<54キロ契約/5分2R>
MANA(日本)
谷山瞳(日本)

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【DEEP JEWELS39】須田萌里戦、53日前の本野美樹─01─「打撃は前よりもビビらなくなった」

【写真】溌剌という言葉が本当に当てはまるベガスでの本野だ(C)TSP

23日(水・祝)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS30のコメインで須田萌里と対戦する本野美樹。

元ストロー級暫定チャンピオンは9月の1カ月間をABEMAの海外武者修行プログラムに参加し、ラスベガスのシンジケートMMAで練習をしてきた。須田戦が決まっていたという水野だが、キャリア3年で7勝3敗というMMA歴の彼女が同プロジェクトに申し込んだ理由とは。そして──ベガスで何を掴んだのか。現地を離れる前日に行っていたインタビュー、本野がベガスで見つけたMMAファイターとしての生き方とは。


──今、どのような場所でインタビューを受けていただいているのでしょうか。

「UFC世界バンタム級チャンピオンのアルジャメイン・ステーリング選手のラスベガスの自宅です。アルジャメインは先週、NYに戻ったのですが、ここに泊まらせてもらっています」

──今回、ABEMA海外武者修行プロジェクトに申し込み、シンジケートMMAで約1カ月に渡り、練習をしてきました。偏見かもしれないですけど、AACC所属の本野さんがABEMAのプロジェクトで海外で練習をするというのが意外でした。このプロジェクト参加選手はルーキー的な選手が多いのですが、本野選手は既にDEEP JEWELSで暫定ストロー級のベルトを巻いていましたし。

「この企画をツイッターで見て、試合も組まれていなかったので直感的に海外で練習したいと思って、その日の練習の時に阿部(裕之)さんに伝えました。そして、すぐにABEMAに連絡してもらいました。正直、海外で戦いたいとか思っていたわけでもなかったです。ただ去年、田中路教さんが日本に帰国していた時にグランドスラムの練習で会って、練習への取り組みとかMMAへの姿勢を見て、自分の向き合い方と全然違っていると感じました。

本当に尊敬できて。田中選手は普段は海外で練習しているのを知って、その時から海外で練習したいと興味を持つようになっていました」

──田中選手に関していえば人生を賭けているのではなくて、人生を捨てているぐらいの取り組みです(笑)。

「アハハハハ。でも、スタート地点から違うような気がしました。だから武者修行プロジェクトに応募したのは海外で試合をしたいというよりも、海外のMMAに興味を持ったからです。どれぐらいの強さなのかを知りたいと思って。直感と海外の技術が進んでいると聞いていたので、その技術を学びたいと思いました」

──伊澤星花選手に敗れてから、キャリアの積み方など立ち位置が難しい状況になっているなど考えたことはなかったでしょうか。そもそも伊澤選手が何者か世に知れわたる前にプロ2戦目の選手と戦うことはベルトを持つ者として、どのように思っていたのでしょうか。

「ストロー級で戦う相手が本当にいなくて。伊澤選手のことは試合を見て、強いと思っていました。あの時はボクシングを習い始めたばかりだったので、それを試したくて。試合を組んでもらえるなら、誰とでも戦いたいと思っていました」

──タイトルマッチで挑戦を受ける時は、心構えは違っていましたか。

「全然違いました。初戦は舐めていたわけでもないですが、打撃を試したいという気持ちで戦って本当に打撃しか使わなかったです。そこもあって、2戦目は負けるわけにはいかないので自分の得意な組み技を使って、最初にペースを掴もうという作戦でした。でも、伊澤選手のペースに巻き込まれて腕十字でアッサリと負けてしまいました……」

──組み技主体の選手同士の対戦は、組み技力で試合の大勢が決まってしまうという印象がMMAでは強いです。伊澤選手との2連戦を終えて、MMAファイターとして完成度を高めたいという気持ちには?

「ストライカーと試合をするのとは全然違っていました。自分の得意なところが伊澤選手は得意で、自分より極めが上手でした。勝つポイントを見つけることが難しかったです。そういう相手とこれからも戦っていかないといけないのですが、最近は……ベガスに来てからもそうでしたけど、外国人選手と練習すると打撃でも手足が長いし、日本と同じような打撃をしていたら通用しない、圧されてしまいます。

なら彼女たちよりもスピードを速く、動きを増やしてみようとか。少しずつ考えながら……ようやくですけど、デキるようになったかもしれないです」

──そのベガスでの練習も、もうほとんど終了したタイミングだと聞いています。

「ハイ、選手練習は今日終わって。明日の一般のキックボクシングに出て終わりです」

──約1カ月の練習で、一番ガツンと来るものは何でしたか。

「正直、グラップリングに関しては細かい技術を教えてもらったのですが、今直ぐに使うことは難しいので日本に帰国して反復練習をしようと考えています。打撃は……日本にいた時はジャブならジャブと単発で終わっていたのが、こっちの選手はパン、パン、パンと連続で重たい形で来て、蹴りも多いので最初は戸惑いました。ただ練習しているうちに慣れてきて、打撃は前よりもビビらなくなったと思います。

日本では打ち合うということを練習でやっていなかったのですが、少し打ち合いがデキるようになったり、フェイントのバリエーションが増えました。打撃の部分では成長できているというのは感じられています」

──日本では男子とも練習をしていたのですか。

「グランドスラムではMMAスパーを男の選手ともやらせてもらっていました」

──なるほど。いやAACC女子部だと選手の特性上、打撃が続くというMMAスパーにはならないのかと……。

「ジムが広いので、下がりたいだけ下がることができます。だから組みたくて組めないという状況にはなりました。シンジケートで練習すると、皆、下がらないです。そこが日本と考え方、取り組み方が違うというのはありました」

──一発当てると、『この野郎』とより強くなることは?

「最初から強かったです(笑)。でも強く来てくれる分、こっちも強くできてやりやすい。試合のような練習ができました」

──アンジェラ・ヒルとのスパー映像を見せてもらったのですが、凄く溌剌としているように見えました。

「アハハハ。なんかこっちに来て練習していると、自分より強い選手がたくさんいて。考えてやらないとボコボコにされます。

強い選手とやっている練習は、凄く楽しくできました。環境的にも自分に向いているのかと思いました。たくさん考えてできるので、楽しいです」

<この項、続く>

■視聴方法(水・祝)
11月23日(日)
午前11時30分~SPWN PPV
午前11時30分~ニコニコ生放送

■ DEEP JEWELS39対戦カード

<バンタム級/5分3R>
東よう子(日本)
ダイヤモンドローズ・ザ・ロケット(タイ)

<49キロ契約/5分3R>
本野美樹(日本)
須田萌里(日本)

<フライ級/5分2R>
ミッコ・ニルバーナ(日本)
NØRI(日本)

<フライ/5分2R>
栗山葵(日本)
藤田翔子(日本)

<ストロー級/5分2R>
長野美香(日本)
松田亜莉紗(日本)

<ストロー級/5分2R>
ARAMI(日本)
万智(日本)

<バンタム級/5分2R>
熊谷麻理奈(日本)
細谷ちーこ(日本)

<54キロ契約/5分2R>
MANA(日本)
谷山瞳(日本)

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【DEEP JEWELS39】本野美樹戦、3日前の須田萌理─01─「今朝は7キロをゆっくり走りました」

【写真】この頃は吸収するのも早く、容量も大きいはず。9月からまたどのような進化が見られるか(C)SHOJIRO KAMEIKE

23日(水・祝)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS39で、須田萌里が本野美樹と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

須田は現在18歳、現役の高校生である須田。前戦はプロデビュー戦で敗れている村上彩を相手に、MMA力の高さを見せつけて判定勝ちを収めている。村上戦で見せた、それまでの試合とは異なる須田のMMA力と、成長の要因とは。


――前回の村上彩戦の出来についてどのように思っていますか。

「いろいろやりたいことを試したっていう感じです。それでセコンドの指示を聞きながら、落ち着いて試合することができたと思います」

――確かに3ラウンドを通じて、これまでにはない落ち着きは感じられました。1Rに相手が足関節を取りに来たのは予想どおりでしたか。

「はい。足関に来るのは分かっていたんですけど、うまく自分が逃げられなかったというか……。そもそもなぜ自分が突っ込んでいったのかも覚えていなくて(苦笑)」

――開始早々、右のスーパーマンパンチで飛び込みながら、グラウンドの展開に行きました。そこですぐに村上選手がヒールフックを仕掛けたのですが、その流れを覚えていないのですか(笑)。

「アハハハ、そうなんです。気づいたら足を取られていました。村上選手に足を取られている時に、セコンドのお父さんからも怒らたんです。動け、まず足を抜けって。その時は会場もシーンとしていて、お父さんの声もよく聞こえたので、そこで私もスイッチが入りました」

――前回のインタビューでは、2022年5月に大島沙緒里選手と対戦した時、開始早々に前蹴りを出したためにテイクダウンを奪われたと言っていました。今回も同じような展開でしたが、どうしてもスタートは自分から思い切り出してしまうのですか。

「いやぁ……それが分からないです。エヘヘへ。最初に出したいっていう気持ちは、確かにあります。試合前から気持ちが入りすぎているのが、良くないんでしょうね。でも、今回の最初の右は、作戦とかではなかったです(苦笑)」

――結果、村上選手はヒールフックのアタックに加え、後半はトップをキープしていました。その1Rは相手に取られたと思いましたか。

「そうですね。でも1Rの最後に、自分が少しやり返したかなとは思います。足を抜いて下になったのは作戦でした。あれが私にとっては基本的な展開なんですよ。最近は下からパンチやヒジを打って削りながら、サブミッションを極める選手が増えてきているじゃないですか。私もそういう試合がしたいなって思っています」

――下になってからスクランブルに持ち込む、トップポジションを奪おうとすることはないのでしょうか。

「上を取ることには、こだわっていないです。もちろん選択肢にはありますし、上を取れたら上になったほうが良いです。でも、私はテイクダウンがあまり得意じゃないので……。それやったらずっと柔術をやってきたし、下から攻めたほうがいいかなって。2Rも下になって腕十字から足を取りに行きました。ああやって仕掛けることができるので、下になっても良いかなと思っています」

――なるほど。次の2R以降が、これまでの試合とは大きく変わっていました。打撃の構えとスタンス、足さばき、そして体を半身ずらして右ストレートをカウンターで当てるなど、明らかに打撃の面が向上していたように思います。

「ちょっと打撃を多くやりたかったんです。自分の距離をつくることを、最近はボクシングの練習でやっていて。その成果を出せたかなって思います。1年前ぐらいに、ジムの近くに江坂ボクシングジムが引っ越してきて。昔お父さんがそのジムに通っていたらしくて、私もそこでボクシングを教わるようになりました」

――江坂ボクシングジムといえば、元日本ウェルター級王者で世界挑戦経験もある辻本章次さんのジムですよね。

父・智行 今は辻本さんが名誉会長で、福山正治さんという方が会長になっています。その江坂ボクシングジムが、ウチから自転車で行ける場所に移転したんですよ。その距離ならレッスンとレッスンの間に行けるやん、と(笑)。それで僕からお願いして。

「それまで本格的にボクシングを練習したことがなかったんです。だから、ずっと打撃が苦手で……。でも江坂ボクシングジムで練習するようになってからは、パンチを出せるようになってきたし、コンビネーションも教わって、自分でも変わってきたなぁと思います。そこで習ったことを、どうMMAに生かすかって考えるようになりました」

――パンチを当てた時の手応えも、以前とは違うのではないですか。

「どうなんやろう……それまで試合で打撃をやっていなかったので(苦笑)。2、3回ぐらいしか打撃を出したことがなかった気がします。でも前回の試合は、『今までずっと寝技ばっかりやったから今回は打撃を出してみよう』って、お父さんと話をしていたんですよ。

それまでは無理に打撃戦をするよりは、寝技で勝ったほうが楽やと思ってしまっていて。だから、練習していたコンビネーションを出せたのは嬉しかったです。でも村上さんが打たれ強くて。打っても打っても前に出て来るので、ビックリしました。当たっているし、効いていると思ったんですけど、全然下がらんし、表情も変わらないから……。自分のパンチは弱いんかなと思ったり(苦笑)。とにかく近い距離になったら組みつかれるので、前に出てきても打ち合わずに、冷静に距離を取りました」

――さらにスタンドだけでなくグラウンドでもパンチの強さと、重心の安定が興味深かったです。以前よりもポスチャーが強くなったのではないでしょうか。

「どうなんですかね……自分では分からないです。でもバランスは良くなったと思います。いつも走り込んでいるので。お父さんからは『走り込みが大事や』と言われていて。1、2年前ぐらいから、ずっと走り込みは続けています。それで打撃にしても寝技にしても、バランスも良くなったかもしれないですね。今日も朝に走っていました」

――試合3日前(取材は11月20日に行われた)に、それだけ走り込むのですか。

「日によって違うんですけど、今朝は7キロをゆっくり走りました。坂道ばっかりですけど(笑)。いつもは中距離、短距離の走り込みが多いです。インターバルを入れながら、お父さんを背負って走ったり」

――えっ、ちなみにお父さん体重は……。

智行 80キロぐらいですね。今は娘が僕をお姫様抱っこできるぐらいですよ(笑)。

「それは持ち上げられるほうが上手いから……。でも、それぐらいバランスもパワーも強くなってきていると思います」

<この項、続く>

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DEEP HIME o   にっせー キック サダエ・マヌーフ ミッコ・ニルバーナ 中井りん 修斗 古瀬美月 大島沙緒里 本野美樹 杉山しずか 桐生祐子 藤田翔子 青野ひかる 須田萌里

『DEEP JEWELS 36』試合結果


第7試合 DEEP JEWELSフライ級GP 2022(王座決定トーナメント)一回戦 5分2R
○中井りん(修斗道場四国/元パンクラス女子バンタム級王者、元VALKYRIE無差別級王者)
×藤田翔子(リバーサルジム新宿Me,We)
2R 4’38” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第6試合 DEEP JEWELSフライ級GP 2022(王座決定トーナメント)一回戦 5分2R
○杉山しずか(リバーサルジム新宿Me,We)
×ミッコ・ニルバーナ(AACC)
判定3-2 (植松18-18○/柴田19-18/長瀬19-19○/豊永○19-19/橋本20-17)

第5試合 49kg契約 5分2R
×大島沙緒里(AACC/DEEP JEWELSアトム級(47.6kg)王者、DEEP女子ミクロ級(44kg)王者)
○HIME(毛利道場)
判定0-3 (植松18-20/豊永18-20/柴田17-20)

第4試合 49kg契約 5分2R
○本野美樹(AACC/元DEEP JEWELSストロー級王者)
×にっせー(チームにっせー/アローズエンタテインメント)
1R 4’18” 腕ひしぎ十字固め

第3試合 49kg契約 5分2R
×青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)
○須田萌里(SCORPION GYM)
1R 3’36” 腕ひしぎ十字固め

第2試合 49kg契約 5分2R
○桐生祐子(フリー)
×サダエ・マヌーフ(総合格闘技道場コブラ会)
判定2-1 (岡田20-18/橋本19-19○/木村20-18)

第1試合 ミクロ級(44kg) 5分2R
○古瀬美月(K-PLACE)
×古林礼名(GSB多治見)
1R 2’11” 裸絞め

オープニングファイト アマチュアキックルール 54kg契約 1分30秒2R
×ラジーナ(ネパール/コンパス幼稚園)
○中村サキ(レンジャージム)
2R 1’30” TKO

 3月12日にニューピアホールで開催された『DEEP JEWELS 36』の試合結果。フライ級グランプリ2022(王座決定トーナメント)1回戦が2試合行われ、中井りんは藤田翔子に2R TKO勝ち。杉山しずかはミッコ・ニルバーナに判定勝ちしています。ワンマッチではHIMEが大島沙緒里に判定勝ちしています。続きを読む・・・
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【DEEP JEWELS36】元ストロー級王者の本野美樹がにっせーを完封、1Rで腕十字を極める

<49キロ契約/5分2R>
本野美樹(日本)
Def.1R4分18秒 by 腕十字
にっせー(日本)

サウスポーの本野が前に出るが、にっせーがプレッシャーをかけ返す。低い体制のにっせーに、本野の左ストレートがヒット。にっせーの打撃は、なかなか本野に届かない。にっせーにケージを背負わせた本野は、ジャブとローでけん制しながらダブルレッグへ。ボディロックに切り替え、右腕を差し上げて相手をケージに押し込む。細かく右ヒザを打ち込みながら削る本野。にっせーもオーバーフックが強い。ヒザで削る本野は、左腕を差し上げてさらにヒザを打ち込む。右腕を差し上げながら相手の右足をすくってテイクダウンに成功した本野だが、にっせーもすぐに立ち上がる。

ケージから離れたところで、本野が払い腰でテイクダウンしマウントへ。パウンドを連打すると、にっせーが背中を見せる。にっせーは仰向けに戻るが、本野がすかさず腕十字を極めた。


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【DEEP JEWELS36】フライ級GP2022参戦、杉山しずか―02―「中井さんとは決勝で対戦したほうが……」

【写真】杉山のKポーズ。こういうのなんか良いなぁと (C)MMAPLANET

13日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催される『DEEP JEWELS36』にて、フライ級GP1回戦でミッコ・ニルバーナと対戦する杉山しずかのインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

杉山にとってベルトに絡む戦いは、2014年5月の端貴代戦以来となる。この試合はDEEP JEWELS初代ミドル級(61.2キロ以下)王座決定戦として行われ、杉山は3Rにパウンドアウトで敗れた。あれから8年、杉山はRIZINでの試合も含めて9勝2敗。国内女子フライ級トップクラスの戦績で、今回のGPに挑む。

2月8日に行われたGP1回戦の抽選会では、杉山がミッコ・ニルバーナを選ぶ形で試合が決定した。そんななか、今回のインタビュー後に、はなこが体調不良、さらに加賀谷花野が新型コロナウイルス感染で欠場――。なんとGP1回戦4試合のうち、2試合が中止となってしまう非常事態となった。

結果、今大会で行われるGP1回戦は杉山×ミッコ、そして中井りん×藤田翔子のみに。風雲急を告げるDEEP JEWELSフライ級GP。ここでは杉山が、言葉少なに――だからこそ決意が感じられるGPへの意気込みを語ってくれた。

<杉山しずかインタビューPart.01はコチラから>


――杉山選手はこれまで、DEEP JEWELSでは端貴代選手とのバンタム級王座決定戦を経験しています。今回はフライ級GPとなりますが、杉山選手にとってフライ級はベストの階級なのですか。

「今はフライ級がベストなのかもしれないですね。ギリギリまで絞ってフライ級なので。ただ――階級について厳密に考える人は多いですけど、私はもともと階級については、そこまで考えてはいなかったんですよ」

――それは、かつて日本女子MMAもフライ級以上の選手層が薄かったことも影響しているのでしょうか。今回フライ級で8人も選手が揃い、トーナメントを開催できるまでに選手層も厚くなったのではないかと……。

「どうなんですかね……今回も選手がフライ級に合わせてやってきているので、そこまでフライ級の選手が増えているとは思っていないです。でもフライ級でトーナメントが行われるのは嬉しいですね」

――練習環境については、いかがですか。以前は女子選手だけで練習するのも難しかったように思います。

「今も男子選手と練習することが多いですけど、それでもジムでは女子の練習仲間が増えましたよね。特にレスリングや空手の全日本クラスの選手がいるので」

――その練習仲間の一人、藤田翔子選手も今回のフライ級GPに出場しています。同じジム所属の選手は初戦での対戦を避けるということになったそうですが、お互いに勝ち進めば準決勝や決勝で対戦する可能性も出てきます。

「GPについて聞いた時から、そういうお話だったので大丈夫です。(藤田とは)今も普通に練習していますよ」

――同じGPに出場することが決まってから、練習が別に行われるといった形にはならないでしょうか。

「それは今のところ、ないです。もしお互いに勝ち進んで、準決勝や決勝で対戦が決まったら気持ちを切り替えることになるでしょうし。その気持ちを、どこで切り替えるか――それは1回戦が終わってからですね」

――そのフライ級GP1回戦の組み合わせを決める抽選会が、2月8日に行われました。杉山選手が1回戦の相手にミッコ・ニルバーナ選手を選択するという形になりましたが、そこでミッコ選手を選んだ理由を教えていただけますか。

注)GP1回戦の抽選は、①藤田②Te-a③ミッコ④杉山が先に枠を選ぶ形で行われた。藤田=A枠、Te-a=B枠、ミッコ=D枠と選択していくなか、杉山は空いているC枠ではなくD枠、つまりミッコとの対戦を選んでいる。抽選会の内容はこちら

「以前からミッコ選手と対戦してみたかったんですよ。総合的な力を持っている選手じゃないですか。今回の出場選手の中でも一番、総合力があると思っています。あとは、1回戦で中井さんに選ばれたくなかったので」

――そうだったのですか。今回は杉山選手と中井りん選手の対戦を期待する声もあると思います。そこで抽選会では、杉山選手が空いているC枠に入り、中井選手が杉山選手との対戦を選ぶ……という可能性もあったかもしれません。

「中井さんとは決勝で対戦したほうが盛り上がると思うんですよね。だから抽選会での選択としては、まず1回戦を勝ち上がること。そして中井さんとは決勝で対戦すること。そのどちらの気持ちもありました。その中で戦うのであれば、ミッコ選手かなって」

――なるほど。思えばずっとフライ級以上で戦ってきた両者が、これまで対戦経験がなかったのは不思議です。

「RIZINで一度、試合が組まれていたんですけど、なくなったんですよね。2018年7月のRIZINで中井さんと対戦することになっていて。でも中井さんが急病でドクターストップになって……」

――ミッコ戦を控えているなかで、やはり中井選手について聞かれることも多いかと思います。

「中井さんについては、RIZINで試合が組まれる前……UFCに出場する時は応援していました(笑)。それぐらいですね」

――分かりました。まずはGP1回戦、ミッコ選手との試合はどのようなものになると思いますか。

「お互い総合的なファイターで、使える武器も多いんじゃないですかね。そんななかで、私が圧倒しなきゃいけない試合です。そして今は、圧倒できると思っています」

■視聴方法(予定)
3月12日(土)
午後5時50分~SPWN PPV
午後5時50分~ニコニコ生放送

■ DEEP JEWELS36対戦カード

<DEEP JEWELSフライ級GP1回戦/5分2R>
中井りん(日本)
藤田翔子(日本)

<DEEP JEWELSフライ級GP1回戦/5分2R>
杉山しずか(日本)
ミッコ・ニルバーナ(日本)

<49キロ契約/5分2R>
大島沙緒里(日本)
HIME(日本)

<49キロ契約/5分2R>
本野美樹(日本)
にっせー(日本)

<49キロ契約/5分2R>
青野ひかる(日本)
須田萌里(日本)

<49キロ契約/5分2R>
桐生祐子(日本)
サダエ・マヌーフ(日本)

<ミクロ級/5分2R>
古瀬美月(日本)
古林礼名(日本)

<アマ・キック54キロ契約/1分30秒2R>
ラジーナ(日本)
中村サキ(日本)

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【DEEP JEWELS36】「悪夢?!」フライ級GP開幕戦から、加賀谷花野&はなこOFF。Te-aと栗山葵が不戦勝に

【写真】昨年12月に戦った2人、加賀谷花野&はなこが欠場に (C)MMAPLANET

8日(火)、12日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS 36で開幕するフライ級GP 2022 。1回戦でTe-aと対戦予定だった加賀谷花野が、新型コロナウイルス感染により欠場に。

また、その前夜には佐伯繁代表がSNSで、はなこが体調不良で欠場を余儀なくされ栗山葵戦が中止されるという書き込みを行っていたばかりだった。

両者と対戦予定だったTe-aと栗山は不戦勝により準決勝に進出という事態に、DEEPからリリースで「悪夢に!」と自らが書き記す状況となってしまった。


それでも不幸中の幸いというべきが、大島沙緒里× HIME、本野美樹×にっせー、青野ひかる×須田萌里という下剋上マッチ。さらに東西・組み技勝負対決=桐生祐子×サダエ・マヌーフなど、今大会はGP以外のカードが、充実していることで救われた。

はなこというダークホースの欠場は残念だが、中井りんと杉山しずかの本命、対抗が残っている点でも――悪夢のなかでも、何かを持っているJEWELSといえるのではないだろうか。

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3.12『DEEP JEWELS 36~フライ級GP 2022 1ST ROUND~』フライ級トーナメント1回戦の組み合わせが決定














 3月12日にニューピアホールで開催する『DEEP JEWELS 36~フライ級GP 2022 1ST ROUND~』で以上の対戦カードが発表されています。注目はフライ級グランプリで、1回戦の組み合わせが抽選会で決定しています。続きを読む・・・
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【DEEP JEWELS36】大島、パク・シウ、本野。フライ級GP1回戦大会で、続々と49キロ契約マッチが決定

【写真】負けても良いモノを見せ。勝っても課題が見つかるというキャリアを積んできている──にっせーだ (C)MMAPLANET

3月12日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS 36「フライ級GP 2022 1ST ROUND」の対戦カードが出揃いつつある。

現在決まっているカードは6試合でフライ級GPメンバーではないが、DEEP女子ミクロ級& DEEP JEWLESアトム級と二冠の大島沙緒里、パク・シウ、本野美樹という3階級のトップファイターが、49キロ契約の2回戦に出場する。


大島はHIME、パク・シウは古賀愛蘭、本野はにっせーとの顔合わせだ。勝負事、MMAは何が起こるか分からない──とはいえ、先に名前を挙げたファイターの実績が対戦相手を上回ることは間違いないカードで、波乱を起こす可能性が一番高いのはにっせーか。

ミクロ級からストロー級、体ができつつあるなかで、にっせーは打撃でパク・シウと真っ向からやり合えるモノを持っており、組みと寝技の対応力も上がっている。

とはいえ、組み力では本野が絶対有利なことに変わりなく、倒されるまでに打撃と組みの融合がどれだけ進んでいるか──本野の組み主体のMMAが回る前の打撃戦に、勝機を見出すことはできるかに勝負は掛かってくる。

残りの3カードもミクロ級の古瀬美月×古林礼名戦以外は、49キロ契約戦で青野ひかるが須田萌里、12月にMMA復帰を果たした桐生祐子が、サダエ・マヌーフと相対する。アトム級Pファイナリスト=青野のレスリングに、竹林愛留との高校生対決で腕十字を極め4連勝とした須田の極めがどこまで通じるか。勝負論を持ちこめるファイトになるのか、注目だ。

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