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【DEEP JEWELS42】アム・ザ・ロケット&イェジは無事に来日&計量クリア 佐伯代表「2人とも減量がキツくなくてよかった…」

【写真】台風の影響が心配されたが来日組のアム・ザ・ロケット(左)、イ・イェジ(右)は無事に計量をクリア (C)Takumi Nakamura

明日10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact 2023#05&DEEP JEWELS42「10th Anniversary」の計量が、9日(土)に新宿区のホテルローズガーデンにて行われた。

2大会合わせて25試合50名が参加した計量は2部構成で行われ、第1部にDEEP Tokyo Impact 2023#05出場選手、第2部にDEEP JEWELS42「10th Anniversary」出場選手が登場。DEEP JEWELS出場の上瀬あかりを除く全選手が無事に計量をクリアしている。


8日に台風13号が関東地方に接近するなか、DEEP JEWELSにはタイからアム・ザ・ロケット、韓国からイ・イェジの2選手が来日。イェジこそ予定通りに来日できたものの、アムは天候不良の影響をもろに受け、宿泊ホテルに到着したのが深夜2時頃だったという。

DEEP佐伯繁代表は「仮に来日できても、空港からホテルまで移動できるか分からなかったからホントに心配しましたよ。2人とも減量がキツくなくてよかった。問題なく計量をパスしてくれたけど、これが減量のキツイ選手だったら大変だったよ!」と胸をなでおろしていた。

実際にアムは計量後に「久々に適正階級で試合ができるし、ベルトは絶対に渡しません。自分が防衛することを確信してます」と話し、改めてコメントを求めると「日本に到着するんが遅れましたけど体調は問題ないです。練習している時から勝つイメージしかないし、KOか一本で勝てると思っています」と自信をのぞかせていた。

村上もバキバキ・ボディを披露

■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット:43.06キロ
[挑戦者]村上彩:43.80キロ

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ:48.95キロ
HIME:48.95キロ

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里:48.50キロ
ケイト・ロータス:48.80キロ

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる:52.55キロ
桐生祐子:52.25キロ

<フライ級/5分2R>
NORI:56.9キロ
斎藤百瑚:57.00キロ

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子:43.20キロ
古林礼名:44.00キロ

<アトム級/5分2R>
古瀬美月:47.90キロ
イ・イェジ:47.80キロ

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留:49.70キロ
彩綺:49.80キロ

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA:43.15キロ
上瀬あかり:46.15キロ

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z:70.10キロ
細谷ちーこ:65.95キロ

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏:57.00キロ
鈴木”BOSS”遥:56.90キロ

<アマ・ストロー級/3分2R>
サラ:52.50キロ
愛温:52.25キロ

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲:48.90キロ
槇原未来:49.00キロ

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【DEEP JEWELS42】実戦復帰=古瀬美月戦へ、イ・イェジ「JEWELSで戦うことで、もっと成長できる」

【写真】組の粘りはあった。MMAとして、その強みをいかに試合に出せるようになっているのか注目 (C)MMAPLANET

10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS42「10th Anniversary」にイ・イェジが出場し、古瀬美月と戦う。
Text by Manabu Takashima

K-MMA版高校生ファイターとして注目されデビュー戦の相手が、しなしさ。2戦目が久遠と無茶でキャリアの序盤を過ごしたイ・イェジは、ニームバリューを実力が追いかけるキャリアを過ごしていた。確かな実力を育みつつあったなかでのコロナ時代突入で、今回が実に3年10カ月ぶりのファイトとなるイ・イェジに話を訊いた。

イ・ユンジュンの下でMMAを学び始めたイ・イェジが、仕切り直し&巻き返しの一歩を踏み出す。


――2019年11月にプロ修斗で勝利して以来、実に3年9カ月振りの試合となります。コロナもあったのですが、この間はどのように過ごされていたのでしょうか。

「なかなか試合ができない状況でも練習はやってきたのですが、試合という明確な目標がなかったので、張り合いはなかったです。ただ、ジムでは子供達の指導を続けて過ごしていました」

――韓国内でもコロナ後もMMAイベントは行われてきましが、オファーはなかったのでしょうか。

「試合に関しては、修斗からはトーナメント出場のオファーがあったのですが、コロナの関係で入国が難しくて……。試合のオファーは、それぐらいでした。ただし、MMAに関する想いは変わりなかったです。いつ、試合ができるのか──そういう不安はあったのですが、MMAから気持ちが離れることは一切なかったです」

──韓国国内で試合のチャンスはなかったのですね。その一方で国内外で韓国の女子選手も試合に出るようになっていたことに対し、焦りはなかったですか。

「しっかりとした練習ができていなかったので、あの時に試合がなくて今となっては良かったと思います」

──というのは?

「ウォンジュにあるチームJ MMAで練習をしてきたのですが、どうしても地方都市なので練習相手も限られていました。なので、もっと色々な選手と交流をして練習をしてみたいと思って、今年の2月にソウルに引っ越しました」

――そうなのですか!!

「ハイ。もっと強くなりたかったので。今ではチームaomに所属してイ・ユンジュン監督の指導を受けています」

──Road FCバンタム級チャンピオンだった?

「ハイ、そうです。Roadジム・アップジョンのなかにチームaomという選手チームがある形です。ほとんど男子選手ばかりなのですが、女子は私を含めて3人います。1人はRoad FCで戦っているペク・ヒョンジュ選手、それとセミプロでもう1人いて。その選手はかなり大きいのでハードな練習になっています。

今はDEEP JEWELSで試合が決まり、しっかりと準備期間があって、目標もある練習ができるので凄く充実しています。韓国と比較しても、日本は女子選手が多いですし、ステップアップできる環境だと思います」

――DEEPからオファーがあった時は、どのような気分でしたか。

「3年間、いつ試合ができるのか分からない状態だったので、オファーがあった時は正直驚きました。DEEP JEWELSは日本の女子MMAの中心で、ここからステップアップをしていった選手も多いです。私もDEEP JEWELSで試合をすることで、もっと成長できると思っています」

――2月に引っ越しをしたということで、既に半年以上新しい環境で練習していることになります。この間、どのような点が成長できたでしょうか。

「これまで知らなかった技術なども学びましたし、そこはレベルアップできたと動いていて思います」

――イ・ユンジュンさんは病気が原因で現役生活を退きましたが、超一流のウェルラウンダーでした。コーチとしてどのような人物ですか。

「もちろん素晴らしい選手だったので、現役時代に培った技術を全て教えてくれます。ただ、一番指摘されることは『最後は自分。どれだけ自分が強くなりたいと思っているのか。ただ習ったことを繰り返すだけでなく、自分で考えて頑張らないといけない』ということで。そういう点でも、素晴らしい指導者です」

――なるほどぉ。では対戦相手の古瀬選手について、どのような印象を持っていますか。

「凄く優しそうな顔つきをしているのに、試合ではかなりタフな相手になります。私も負けずにバチバチやりあいたいです。古瀬選手は私と同じように、女子高生ファイターとして注目されていた時期があります。その時から彼女を知っているファンも多いと思いますし、そういう風に知名度がある選手なのでとにかく皆に喜んでもらえる試合がしたいです」

――では、今後の目標を教えてください。

「アトム級は世界に進出するには、難しい階級です。ただし、私のベストの階級はアトム級なので、とにかくアトム級で頑張りたいです。まだまだなのですが、一つひとつ勝利を積み重ねてアトム級のチャンピオンになりたいと思います」

――イ・イェジ選手、今日はありがとうございました。最後にファンに一言メッセージをお願いできますか。

「久しぶりの試合ですが、自分のできることをしっかりとアピールして、面白い戦いをします。応援よろしくお願いします」

■視聴方法(予定)
9月10日(日)
午後5時05分~DEEP チャンネル-YouTube、サムライTV
午後4時30分~U-NEXT

■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット(タイ)
[挑戦者]村上彩(日本)

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ(韓国)
HIME(日本)

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里(日本)
ケイト・ロータス(日本)

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる(日本)
桐生祐子(日本)

<フライ級/5分2R>
NØRI(日本)
斎藤百瑚(日本)

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子(日本)
古林礼名(日本)

<アトム級/5分2R>
古瀬美月(日本)
イ・イェジ(韓国)

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留(日本)
彩綺(日本)

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA(日本)
上瀬あかり(日本)

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z(日本)
細谷ちーこ(日本)

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏(日本)
鈴木”BOSS”遥(日本)

<アマ・ストロー級/3分2R>
サラ(日本)
愛温(オランダ)

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲(日本)
槇原未来(日本)

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【DEEP JEWELS42】ミクロ級王者アム・ザ・ロケットに挑戦、村上彩「動きはミクロ級の方が良いです」

【写真】計量前日のインタビューは、異例。有難いのと同時に、心身ともにそれができる状態にある (C)SHOJIRO KAMEIKE

10日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS42「10th Anniversary」で、村上彩がアム・ザ・ロケットの持つミクロ級王座に挑む。
Text by Shojiro Kameike

普段はアトム級(47.6キロ以下)で戦うことが多い村上にとって、ミクロ級(44キロ以下)の試合は2021年12月の古瀬美月戦以来となる。そんな村上が計量前日に、MMAPLANETのインタビューに応じてくれた。アトム級から、さらに4キロ近く体重を落とすだけに心配されたが――リモート画面に現れたのは元気で、かつ自信にあふれる村上だった。


――計量前日に取材を受けていただき、ありがとうございます。先ほどSNSで公開されていましたが、体がバキバキで顔色も良いように見えます。

「ありがとうございます。メチャクチャ絞れていますよ!」

――これまではアトム級で試合をすることが多かった村上選手ですが、ミクロ級まで落とすと、何か影響はありませんか。

「減量の影響っていうのは、特にないですね。みんな減量しているし、他の人と同じぐらいの影響だと思いますよ。ただ、やっぱり動きはミクロ級のほうが良いです。体が軽いほうが動きも速くなるし、それは練習から実感しています。私は固めるタイプの選手ではないので」

――村上選手はポジショニングやサブミッションなど、どんどん自分から動いていくタイプですよね。

「はい。今までアトム級の試合では、相手が重いと感じることはないけど、自分の動きが重いという時もありました。私の中では、やっぱりミクロ級がベストだと思います。アトム級で試合をしながら、プロモーターさんにも『タイトルマッチができるならミクロ級のほうが良いです』と伝えていて」

――やはりストロー級に比べてアトム級は選手層が薄くなりますし、ミクロ級となれば、っさらに試合も組みづらかったでしょう。

「だからこそ逆に挑戦しやすい、という状況ではあります。まずミクロ級のベルトを獲ってから、アトム級も狙いたいです。今回分かったのは、『しっかりと常に体をつくって練習しながら階級を上げたほうが、アトム級でも動きやすいだろう』ということですね」

――なるほど。これまでアトム級で試合をする時は、それほど体重を落とす必要もなかったのですか。

「2キロぐらい落とすだけなので、計量当日に水抜きをするぐらいでクリアできます」

――今日インタビューを行ううえで一つ心配だったのは、減量の影響で口がカサカサになり喋ることが難しいのではないかと……。

「アハハハ。確かに口の中は渇いていますけど、声は聞き取りづらいですか?」

――いえ、ハッキリと伝わってきます。

「良かった。いつもと同じように、普通に喋ることができますよ」

――ということは、良い体重の落とし方ができているということですよね。

「どうなんでしょうね。ミクロ級は久しぶりだから、良い減量ができているかどうか……。といっても、そもそも契約体重までは絶対に落とさなきゃいけないし、それに向かって頑張るというだけですけどね(笑)。でも前にミクロ級で試合をした時――2年ぐらい前に古瀬美月さんとミクロ級で試合をしていて(※2021年12月、古瀬美月に腕十字で一本勝ち)。その時よりも良い落とし方ができていると思います」

――今回はミクロ級のタイトルマッチで、しかも国際戦となります。この試合に向けて何か変えてきたところや、新しく取り組んだものはありますか。

「国際戦だから、というのは特にないです。柔術では外国人選手と試合をしていますけど、それほど日本人選手との違いは感じていなくて。外国人選手でも力が強いとか、体が柔らかいとかは人によりますよね。それよりも、私は攻められたら弱いというか。自分が優位ではない状況や、疲れている時は試合中に躊躇してしまうことがあります。そういう状況にどう戦うのか――相手どうこうよりも、自分に何ができて何をやりたいか。とにかく自分自身を高めていくことを考えています」

――つまりメンタルの部分ですね。今年4月のサダエ・マヌーフ戦はノンストップで動き続け、しっかりと判定勝ちしています。サダエ戦で躊躇という部分は見えませんでした。

「あの試合は、ちゃんと頭で考えながら動くことができました。私は思考が停止すると動けなくなるんですよ。でも試合中に『これが良いかな。これは無理かな。次はこう来たら、これをやろう』と考えることができれば、そのとおりに動くことができます。だから試合中の思考の切り替えや集中力も大事になってきますよね。その部分を生かすことができたという点では、前の試合は良かったと思います。でも今までで集中力が高かったのは、古瀬戦なんですよ」

――やはりミクロ級がベストであると。

「そうなりますね(笑)。相手との相性もあるでしょうけど」

――では次の対戦相手であり、王者でもあるアム・ザ・ロケットの印象を教えてください。

「動きが速いです。私と同じように、ミクロ級ならもっと速くなると思います。アムさんもミクロ級がベストじゃないですか。彼女が打撃と寝技のどちらで来るか分からないけど、私との試合は打撃で来るかもしれないと考えています」

――アムはMMAだとグラウンドで仕留めることが多いものの、やはりムエタイらしい打撃も持っています。アムの打撃については、どう考えていますか。

「それはセコンド陣が教えてくれたことがあって――『自分からKOするつもりで行けば、相手の打撃も効かないから』と。KOできるものなら、やってみろ。そういう気持ちで行けば怖くないし、そう思いながら練習でも取り組んでいます」

――ミクロ級がベストである両者の対決は楽しみです。

「私もムエタイの選手を対戦するのは初めてなので、すごく楽しみですね。でも私は、自分が『これをやる』と決めたことをやり通すだけで。今回はヒジ有りなので、パウンドだけでなくヒジもしっかり入れていきたいです。ヒジがあればグラウンドの展開も変わりますし。明後日は私がチャンピオンになります。皆さん、ぜひ試合を楽しんでください!」

■視聴方法(予定)
9月10日(日)
午後5時05分~DEEP チャンネル-YouTube、サムライTV
午後4時30分~U-NEXT


■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット(タイ)
[挑戦者]村上彩(日本)

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ(韓国)
HIME(日本)

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里(日本)
ケイト・ロータス(日本)

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる(日本)
桐生祐子(日本)

<フライ級/5分2R>
NØRI(日本)
斎藤百瑚(日本)

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子(日本)
古林礼名(日本)

<アトム級/5分2R>
古瀬美月(日本)
イ・イェジ(日本)

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留(日本)
彩綺(日本)

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA(日本)
上瀬あかり(日本)

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z(日本)
細谷ちーこ(日本)

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏(日本)
鈴木”BOSS”遥(日本)

<アマ・ストロー級/3分2R>
サラ(日本)
愛温(オランダ)

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲(日本)
槇原未来(日本)

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【DEEP JEWELS42】10周年記念大会でHIME戦、パク・シウ「目標は自分の力の40~50パーセント出すこと」

【写真】昨年4月のDEEP OSAKA Impact以来のケージ出場で、どのような進化した姿を見せるか (C)MMAPLANET

10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS42「10th Anniversary」にて、パク・シウが約1年5カ月ぶりのDEEP出場──2年3カ月振りのDEEP JEWELS参戦を果たし、HIMEと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

一昨年大晦日のRENA戦を皮切りに、昨年はRIZINを主戦場に戦ったパク・シウ。RIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリでは1回戦で浅倉カンナ、準決勝で浜崎朱加に勝利して決勝進出を果たすと、決勝では伊澤星花とスプリット判定までもつれる接戦を演じた。伊澤戦から約9カ間「試合に負けて後悔や落ち込んでいる暇があるなら、その時間にトレーニングをした方がいい」とMMAファイターとしての底上げのための練習を続けてきた。HIMEとの一戦ではその成果を見せたいと語った。


――昨年大晦日のRIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリ決勝の伊澤星花戦はスプリットでの判定負けという結果でした。あの試合を振り返ってもらえますか。

「昨年は試合数が多かったので、試合で見つかった自分の悪い部分を修正する時間がなかったです。それが試合に出てしまったかもしれません。今回は約9月間、試合間隔が空いたので、昨年の試合で見つかった課題を修正する練習ができました。またコンディションもすごくいい状態です」

――判定結果が物語っているようにどちらが勝ってもおかしくない試合だったと思います。そういった負けを経験して、気持ちを切り替えることに苦労はなかったですか。

「プロで試合をしている以上、勝つこともあれば負けることもあります。伊澤選手に判定負けしたことを後悔はしていませんし、それを引きずることもないです。後悔する・落ち込んでいる暇があるなら、その時間にトレーニングをして次の試合に向けて備えた方がいいですよね? 私はいつもそういう気持ちで練習しています」

――RIZINではRENA選手、浅倉カンナ選手、浜崎朱加選手、そして伊澤選手とトップ選手たちと試合が続きました。どのようなことが経験やプラスになりましたか。

「まず本当のプロフェッショナルなファイターとして試合をしていると感じていました。あとは色んなタイプの選手たちと戦えたことも大きな経験になりました」

――伊澤戦以降は、練習において何か特別に意識することはありましたか。

「試合期間が空いたので対戦相手のことを意識せず、自分のMMAのレベルを上げるための練習ができました。打撃、レスリング、グラップリング…それぞれの技術を伸ばすことを意識し、それぞれの技術で自分の弱点だったところを克服しています」

――日本ではKRAZY BEEが主な練習場所ですか。

「そうですね。基本的にはKRAZY BEEが主です」

――パク・シウ選手は打撃の印象が強いですが、レスリングやグラップリングの強化についてはいかがですか。

「まず私は周りから『打撃が強い』と言ってもらえるのですが、世界のトップレベル選手と比べるとまだまだだと思っています。KRAZY BEEに打撃専門のトレーナーさんがいるので、その方のもとで打撃の技術を伸ばす練習をしています。レスリング・グラップリングについては全体的なレベルアップが必要で、そうした練習をやりつつ、試合になった時に自分が得意な打撃とどう組み合わせて使うのかが大事だと思っています」

――実際にこの半年間でどんなスキルが伸びていると感じていますか。

「練習で成長は感じていますが、それを試合で出すことが難しいし、試合で出せなければ意味がないので、次の試合でそれが分かるのかなと思います」

――では対戦相手のHIME選手の印象を教えてください。

「私は対戦相手の映像をあまり見ないので、細かいことは分からないですが、もともとバスケットボールの選手で背が高くて身体能力が高い選手だと思います。成長のスピードも速いと思うので、前回の試合よりも今回の方が間違いなく強くなっていると思います」

――言える範囲で構わないので、どのような試合をイメージしていますか。

「相手は打撃が強くて、私も打撃が好きなので、打撃戦になると思います。私は新しいコンビネーションも練習しているので、それを試合で出したいです。あとはレスリングとグラップリングもたくさん練習しているので、テイクダウンしてサブミッションでも勝ちたいです。いざ試合でどうなるかは楽しみにしていてください」

――まだ試合で見せたことがないパク・シウ選手のことを見せられそうですか。

「今までの試合は自分が持っているものの20パーセント程度しか見せることが出来ませんでした。今回の目標はそれを40~50パーセント出すことで、それが出来たらとてもいい試合になると思います」

――今回は約1年5カ月ぶりのDEEP参戦となります。久しぶりにDEEP JEWELSで戦うことをどう感じていますか。

「RIZINでずっとリングの試合をやってきて、今回は久々のケージなので、まずそこを楽しみにしています。また前回DEEP JEWELSに出た時よりもたくさんの人が応援に来てくれるので、そういう人たちの前で戦うことも楽しみです」

――今回の復帰戦をクリアしたあとの目標を聞かせてください。

「私はアトム級・スーパーアトム級で試合をしていますが、今はRIZINのスーパーアトム級チャンピオンになることが一番の目標です。それを実現出来たら階級を上げて、50キロ以上の階級にもチャレンジしていきたいです」

■視聴方法(予定)
9月10日(日)
午後5時05分~DEEP チャンネル-YouTube、サムライTV
午後4時30分~U-NEXT

■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット(タイ)
[挑戦者]村上彩(日本)

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ(韓国)
HIME(日本)

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里(日本)
ケイト・ロータス(日本)

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる(日本)
桐生祐子(日本)

<フライ級/5分2R>
NØRI(日本)
斎藤百瑚(日本)

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子(日本)
古林礼名(日本)

<アトム級/5分2R>
古瀬美月(日本)
イ・イェジ(日本)

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留(日本)
彩綺(日本)

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA(日本)
上瀬あかり(日本)

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z(日本)
細谷ちーこ(日本)

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏(日本)
鈴木”BOSS”遥(日本)

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サラ(日本)
愛温(オランダ)

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲(日本)
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MMA o RIZIN RYO Shooto YouTube 修斗 大木良太 斎藤 斎藤裕 総合格闘家

RIZINの検査体験を語る【ドーピング問題】

第10代修斗世界フェザー級チャンピオン、
RIZIN初代フェザー級王者の総合格闘家・斎藤裕の
選手としての活動情報を伝える動画を投稿しています。

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【RIZIN LANDMARK06】井上直樹×太田忍、イゴール・タナベ×ANIMAL☆KOJIの2カードが追加決定

【写真】舞台は違えど切磋琢磨する仲間から刺激を受け、太田がバンタム級挑戦へ向けて井上と対戦する(C)MMAPLANET

2日(土)都内にて、10月1日(日)に愛知県名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)のRIZIN LANDMARK 6 in NAGOYAの追加対戦カードとして、バンタム級の井上直樹×太田忍、84kg契約のイゴール・タナベ×ANIMAL☆KOJIの2試合が発表された。

井上は5月のRIZIN42でRIZINバンタム級王座決定戦への進出をかけてフアン・アーチュレッタと対戦するも敗戦。対する太田は4月のRIZIN LANDMARK 5で倉本一真にKO勝ちしており、対照的な立場の両者による一戦となった。


現在アメリカのキルクリフFCで練習中の井上は、主催者を通して「こちら(アメリカ)で多くの技術を学び、一歩ずつ進んでいくために日々練習しています。そして名古屋で試合が決まり、私が育った愛知で試合できることを楽しみにしています」とコメントを発表。

会見に出席した太田は「井上選手は技術面でも高いですし、試合でも高いパフォーマンスを出していて、RIZINのベルトに絡むうえで、クリアしなきゃいけない相手。逆に井上選手をクリアできたら、必然的にベルトが近くなると思う」と井上をタイトル挑戦に向けて越えるべき壁だと位置付けた。

また、先日シンガポールで行われた「Road to UFC2023Ep05&06」に出場した同門の鶴屋怜・神田コウヤについて質問を受けると「勝った選手、負けた選手がいて。特に怜は僕と(スパーリング)やっている時に怪我をして(試合は)無理だろと思ったなかで作り上げていく姿を間近で見ていて、若いのにすごいなと思いました。戦っている団体は違うけど目指すところは一緒です。僕の目標はRIZINチャンピオンで、この試合は絶対に落とせないし、最短距離でベルトまでいきたい」と語っている。

ドーピング違反があった木村“ミノルの禊の会見にーーMMAファイターとして太田、キック出場の宇佐美正パトリックが出席

もう一カードはRIZIN2戦目のタナベ×RIZIN初参戦のANIMALという顔合わせになった。会見は両者欠席、意気込みコメントが発表された。

タナベはRIZINデビュー戦となった7月の超RIZIN.2で元DEEPウェルター級王者・阿部大治にヒールホールドで一本勝ち。「今まで通りに自分のフィールドに持ち込んで得意な寝技でフィニッシュ出来ればと思っております」と2連続一本勝ちを誓う。

対するANIMALは柔道出身、DEEPを始め国内外の様々な団体でキャリアを積んだ後、2020年11月から2023年4月までK-1 GROUPに参戦。約3年半ぶりのMMA復帰戦に向けて「色んな国、色んなルールで戦ってきた経験をこのRIZINという大舞台で爆発させ、トップ戦線まで駆け上がります」とコメントした。

なお会見ではキックボクシングルールとして、9月24日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN44での安保瑠輝也×宇佐美正パトリック、RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYAでの梅野源治×斎藤祐斗も発表されている。

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【RIZIN】斎藤裕がラーメン屋で1日店長をやってみた結果

342: 実況厳禁@名無しの格闘家 2023/09/01(金) 18:26:49.59 ID:bs0WdBHm0
斎藤信者めちゃ女の子多いやんけ。
キッズも多いなあ!


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【2023年4月〜7月】RIZINベストバウト5選 #rizin #超rizin2 #rizin42 #landmark

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【RIZIN】王者ケラモフ🇦🇿次戦は斎藤or鈴木? クレベル🇧🇷とは大晦日予定

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【DEEP X NARIAGARI】「今までの自分とは違うものを感じています」北岡悟戦前の大木良太─02─

【写真】スキンヘッドになり、受ける印象が若干変わった大木。北岡にとって過去2戦より、厳しい試合──望んできた状況に近づいているマッチアップだ (C)MMAPLANET

23日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催される『DEEP×NARIAGARI』のメインで、北岡悟と対戦する大木良太のインタビュー後編。

幼少時代からJリーグを目指してサッカーを続けていた大木が、なぜ空手からMMAを始めることになったのか。

そのキャリアを訊くと、現在の大木のファイトスタイルが明確になってくる。とはいえ大木は現在2連敗中で、北岡悟に勝利して再びベルトを目指すことができるか――決戦への意気込みを語ってくれた。

<大木良太インタビューPart.01はコチラから>


――サッカーを辞めたあと、大学在学中に大阪で空手の道場に入ったのですか。

「はい。空手はフルコンの試合に出ていました。今も蹴りについては空手をやっている時に習ったことを、そのまま生かしているという感じで。あとはサッカーですね」

――……どういうことでしょう?

「ずっとサッカーをやってきたおかげなのか、他のスポーツをやっても『全くできない』という経験はなかったです。空手を始めた時も、すぐに試合に出してもらえたり」

――なるほど。サッカーは競技人口も多いですし、その中で鍛えられていれば体の動かし方も含めて、基礎は違うかもしれません。

「しっかり野球をやっていた人もそうですよね。特に野球の投げ方とパンチの打ち方は、動作が同じところもあるらしくて。空手の道場へ見学に行った時、ミットを蹴ったら『蹴りが良いね!』って褒められたんですよ。空手だったら試合で人間を蹴って良いじゃないですか。それが面白いなと思って空手を始めました」

──蹴る対象がボールから人間に替わったわけですね(笑)。

「アハハハ。実際、ボールを蹴るよりもハイキックで顔面を狙うほうが、やりやすいかもしれないです。サッカーだとボールは試合中、ずっと動いていますよね。でも人間の顔面は、試合中のボールほどは動いていなくて。だからサッカーで蹴るっていうことに慣れていたら、ハイキックで顔面を狙いやすいっていうのはあるかもしれないです」

――空手からMMAに転向したのは、どういった経緯があったのでしょうか。

「大阪で空手をやったあと、大学を卒業して就職で地元の鹿児島に帰りました。鹿児島でも格闘技はやりたけど、フルコン空手って顔面を殴ることはできないじゃないですか。そこで顔面を殴れる競技を探していたら、1回500円で練習できるMMAのジムがあって。見学に行くと道場の代表の方が昔は空手をやっていたそうで、自分の空手のエッセンスを入れながらMMAをやれるんじゃないかと入門したのが、MMAを始めたキッカケですね」

――プロデビューは大阪Wardogで、地元のMMA大会にも出場しています。

「アウトサイダーにも出ました。鹿児島はジムも大会も少ないし、当時はアマチュアだとアウトサイダーに出るっていう流れがあって。他にも九州の大会に出たりしながら、もっと技術を学びたいと思い、出稽古で東京に行くんですよ。その出稽古がキッカケで、拠点を東京に移すことになりました。それで2019年からDEEPに出させてもらうようになって」

――DEEPで4連勝している時期は、「これはいける!」という手応えはありましたか。

「自分の中で『上に行く!』という意識はありましたけど、そういう『行けるんじゃないか』みたいな過信はなかったです。ずっとスポーツをやってきて、その過信が一番良くないことは分かっていました。上に行くためには、とにかく自分の穴を潰していくこと。穴を潰していかないと気が済まない性格でもあったので」

――では2021年7月に、大原樹理選手とDEEP暫定ライト級王座を争った際は、過信ではなくベルトを巻ける自信はあったのですか。結果は3Rに大木選手から偶発性のローブローがあり、試合はストップ。テクニカル判定で大木選手は敗れました。

「はい、自信はありました。いずれ大原選手と対戦すると思っていて、タイトルマッチが決まる前から試合も観ていましたし。試合自体については、ローブローの後も僕としては続けたかったです。でも、大原選手もずっと欲しかったベルトに手が掛かっている。そこで無理をしないのは当然で。ただ、僕としても気づかせてもらえたことも多かったですね。

次の石岡戦も、勉強になった試合でした。僕の中では打撃を当てていたのは自分だったし、勝ったやろうと思っていて。でも判定では僕の負けという印象になるんだなって。まず自分が勝っていると印象づけるためには、MMAで何をどうやったら良いのかと自分の中でも理解しないといけないと感じたんです」

――それが最初に仰った試合への取り組みに繋がるのですね。次の試合は北岡悟選手と対戦します。大木選手も2連敗中ですが、ここで勝てばもう一度ベルト戦線に立つことができる重要な試合だと思います。

「もちろん北岡選手に勝てば、ベルトに向けて前進できることは確かです。でも今まで試合によって気持ちが変わったことはないんですよ。いつも『絶対に相手をブッ飛ばしてやる』という気持ちで試合に臨んでいます。自分の中の温度はいつもマックスで、それは北岡選手が相手でも同じです」

――なるほど。記者会見の発言で、北岡選手と練習した経験があったとか。

「僕が東京に出て最初に入ったのがTRIBE TOKYO M.M.Aで、北岡選手がTRIBEのプロ練に参加していたんですよ。組んだこともありますが本当に強くて、これがトップ選手なんだって思わせてくれました。僕がTRIBEを離れてからは、一緒に練習したことはないです」

――では現在の北岡選手について、対戦相手としての印象を教えてください。

「組み中心、寝技中心の選手ですが、苦手意識のようなものはないです。僕自身が今まで試合では寝技をやっていないだけで。次の試合は今までと違う僕を見せることができると思っています。最初に言ったとおり、斎藤裕さんや上田将勝さんにアドバイスを頂いたり、後輩たちも含めて対策を立ててもらったりしていて。練習の時点から、今までの自分とは違うものを感じています。怪我のために2年近く試合から離れてしまいましたが、ここまで自分のできることは100パーセントやってきました。次の試合は、絶対に倒します!」

■視聴方法(予定)
7月23日(日・日本時間)
午後2時45分~SmartNews

The post 【DEEP X NARIAGARI】「今までの自分とは違うものを感じています」北岡悟戦前の大木良太─02─ first appeared on MMAPLANET.