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【NEXUS20 & NEXUS21✖PFC24】ネクサスが9カ月振りプロファイト。北のMMA=PFCとの対抗戦も

【写真】ジェイク・ムラタ、唐澤、遠藤、山本らが年の瀬大会に出場 (C)MMAPLANET

3日(火)にFighting NEXUSより12月27日(日)東京都新宿のGENスポーツパレスでNEXUS SPROUT、NEXUS20及びNEXUS21XPFC24を開催することを発表している。

8月10日に予定されていたKDC八王子超人祭り! 2020が八王子市の動向もあり中止、同大会のプロMMA戦が組まれていたファイターが、パンクラス317への出場が決まっていたが、既報の通り当日中止に。その後、アマ大会を開いたNEXUSのプロファイトが9カ月振りに行われることが決まった。


今大会はコロナ対策として座席数を減らした有観客大会として行われ、出場選手は免疫低下を避けるために当日計量で通常階級よりも1階級上という、コロナ・スタンダード・フォーマットが採用される。

また山田峻平代表によると、出場選手の検査体制は開催まで2カ月以上あることで、この間に方向性を決定するということだ。

3時開始のNEXUS20ではパンクラス出場組のジェイク・ムラタ、関原翔がそれぞれ森山壱政、澤田良と対戦。また大石真丈越えを含め現在3連勝中の唐澤タツヤが、福島啓太と5勝1敗対決も決まっている。

そして午後6時から、北のMMAことPFCとの対抗戦となるNEXUS21xPFC24ではPFCフライ級王座決定トーナメント決勝=タイガー石井✖田中智也をメインに、遠藤来生✖拳勇などNEXUS✖PFC対抗戦が2試合、コロナで中断していたNEXUSフェザー級T準々決勝で山本空良✖SHIN、鈴木淑徳✖須貝秋彦などがマッチアップされている。

そのフェザー級Tだが、初戦で鈴木は駿太と戦いグラウンド状態での蹴りで反則勝ちとなったが、所属ジムからのプロテストがあり、両者に過失のないノーコンテストと裁定が変更されていたが、今回の発表となっている。

なお、この合同イベントに際して、PFCの山本喧一代表はリリース上で「コロナ禍の中で、社会全体が閉塞感漂う暗い雰囲気を年末最後に吹き飛ばせるよう、今尚頑張っている選手達と共に我々は前進します。今回を機にこの両団体の対抗戦が加熱し、毎年年末恒例と成れるようなきっかけになれば幸いです。やるからには、PFCファイター達は総力上げてNEXUSファイター達を潰しにかかりますよ。NEXUS vs PFC、12月27日、イザ、開戦!!」というコメントを寄せている。

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Interview J-CAGE NEXUS18 Pancrase317 ブログ 山本空良 山田峻平

【Pancrase317】パンクラス内NEXUSマッチ、注目選手を山田代表に訊く──「山本空良選手です!!」

【写真】昨年11月のNEXUSで勝利した時の山本空良 (C)PANCRASE

23日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase317では、プレリミとメインカード終了後にNEXUSファイトとアマの試合が組まれている。

NEXUSファイトとは、その名の通りFighting NEXUSの試合ということになる。8月10日に予定されていたKDC八王子超人祭り! 2020が八王子市内で新型コロナウィルス感染でクラスターが発生し中止となった。

同大会のプロMMA戦が組まれていたファイターが、パンクラスのなかでNEXUSファイトして戦うことが可能になった。山本天良、shinなど──まさにコロナ時代だからこそ実現したプロモーションを越えての試合のスライド。ここではNEXUSの山田峻平代表の事の成り行きと、NEXUSファイトの見所を尋ねた。


──「八王子超人祭り!」がリングで開催予定だったので、中止のリリース等も熟読しておらず、パンクラスでNEXUSの試合が行われることを存じ上げていませんでした。

「全然、構わないですよ。八王子は主催者判断で中止としました。でも選手が試合ができないのは気の毒で、パンクラスの坂本靖さんに相談し差し込ませてもらったんです。NEXUSどうこうでなく、とにかく選手に試合の場を創らないといけないと思い、普段から仲良くさせていただき、信頼関係のある靖さんと話がまとまった感じです。

僕も実際、できると思っていなくて本当に感謝しています。パンクラスの舞台に出られるということで選手たちも喜んでいますし。ここで活躍して、パンクラスで戦えるようになってほしいです」

──パンクラスのYouTube配信から、そのままNEXUSの試合を視聴するファンもいるはずです。ぜひ、見所をお願いします。

「一番見て欲しいのは山本空良選手です。山本喧一選手の息子で、親子鷹ですね。空良君は敬語で会長って呼んでいで、ヤマケンさんも空君には人一番厳しい。でも、しっかりとした信頼関係があるので、二人三脚でやってきて──結果も残してきた。ぜひとも見て欲しいです。

先ほども言いましたが、ここで勝ってパンクラスで戦えるようになってくれればと。生活の全てを格闘技に費やしている親子なので、ぜひ注目してください」

──山本選手以外、他にもいますか。

「いやぁ、そうなるともう皆になってしまうので……ホントに名前を挙げるのは難しいです」

──そこを何とか!

「強いて言えば、です。ホント皆が横一線なので……曾我英将ですかね。DEEPで勝てなくて、NEXUSでも最初は勝てなくて。それが勝てるようになってきたので、ここで勝てば次のステップに進めます」

──ではNEXUSの興行は今後、どのような状態ですか。

「アマチュアは来週、8月30日に大森のゴールドジムで行い、プロは昨日決定したのですが12月30日にGENでやります。これはケージ大会です。緊急事態宣言が再び出されない限り会場は貸してもらえるでしょうし、今から力を入れて創っていきたいです。フェザー級トーナメントは韓国人選手が招聘できるようになるまでペンディングになっていますが、ライト級のトーナメントも考えていますし、その方が早くチャンピオンが生まれるかもしれないですね」

■ Pancrase317計量結果

<ライト級/5分2R+1ExR>
阪上直輝:66.6キロ
拳勇:69.25キロ

<フェザー級/5分2R+1ExR>
shin:65.75キロ
鎌田拳司郎:65.2キロ

<フライ級/5分2R+1ExR>
吉田哲之:56.8キロ
曾我英将:56.9キロ

<バンタム級/5分2R+1ExR>
須藤拓真:60.95キロ
林健太:60.55キロ

<フェザー級/5分2R+1ExR>
渡辺純:65.85キロ
山本空良:65.45キロ

<バンタム級/5分2R+1ExR>
青井心二:60.0キロ
谷育磨:60.7キロ

<フェザー級次期挑戦者決定戦/5分3R>
中島太一:65.65キロ
堀江圭功:66.0キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:69.95キロ
松本光史:70.15キロ

<フライ級/5分3R>
神酒龍一:56.95キロ
荻窪祐輔:57.0キロ

<バンタム級/5分3R>
春日井たけし:61.45キロ
TSUNE:61.35キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.65キロ
高橋祐樹:65.4キロ

<ストロー級/5分3R>
宮澤雄大:52.5キロ
井島裕彰:52.5キロ

<ストロー級/5分3R>
前山哲兵:52.45キロ
尾崎龍紀:52.6キロ

<ネオブラッドTフェザー級2回戦/5分3R>
岩本達彦:66.15キロ
齋藤拓矢:65.8キロ

<ネオブラッドTバンタム級2回戦/5分3R>
井村塁:60.8キロ
田中ハヤトスネ夫:61.3キロ

<ネオブラッドTフライ級1回戦/5分3R>
谷村愛翔:56.75キロ
高橋拓也:57.0キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:60.95キロ
粥川吏稀:59.7キロ