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【Road to ONE05】野尻定由と対戦、山本空良─01─「大和とは子供の頃から、大人と練習してきたから…」

【写真】2000年10月29日生まれ、20歳の山本空良 (C)MMAPLANET

5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O-Eastで開催されるRoad to ONE 05「Sexyama Edition」に、Fighting NEXUSフェザー級王者の山本空良が参戦し、修斗世界バンタム級9位の野尻定由と対戦する。

元UFC-Jミドル級王者の山本喧一氏を父に持つ山本空良は、幼少期から現修斗世界ライト級王者の西川大和と一緒に練習する間柄だ。小学生の頃には試合も行っており、山本が2勝を収めている。

そんな2人の関係性を紐解くと、両者の強さの源が見えてきた。


――Road to ONE初出場で、修斗世界バンタム級9位の野尻定由選手との対戦が発表されました。空良選手が格闘技を始めるのは、やはりお父さんの影響でしょうか。

「格闘技を始めたのは小学5年生の時で、意外と遅いですよね。父のジムに同い年の子が入ってきて、その子の練習相手になってくれと言われたことがキッカケで、格闘技を始めました。それまで僕自身は格闘技をやる気がなくて、親も特にやらせるつもりはなかったようです」

――その当時、何か他のスポーツをしていたのでしょうか。

「いえ、特に何もしていなかったです。小学校の頃はゲームが好きで、将来はプログラマーになってゲームを作りたいと思っていました」

――プログラマーですか!

「小学1~2年の頃から、『コントローラーのボタンを押すと、なぜゲームのキャラがこう動くのか』ということに興味を持っていました。でも、それってグラップリングでも同じなんですよね。グラップリングでも、こうしたら相手がこう動くという理屈が好きなんです」

――すると格闘ゲームは好きでしたか。

「はい、格闘ゲームやプロレスゲームはやっていました。だから子供の頃は、格闘技といえばゲームでやるものでしたね。父の試合を見たこともなかったですから」

――山本選手が生まれた2000年といえば、日本でもPRIDEやK-1があり、格闘技ブームを迎えていた頃です。山本喧一さんもPRIDEに出場されていましたが、その当時のことは分からないのですね。

「そうなんです。PRIDEやK-1のことは全く分からなくて……今はYouTubeで見たりはしますけど」

――格闘技を始めた小5の頃は、どのような内容を教わっていたのでしょうか。

「最初は、護身術みたいな形で教わっていました。グラップリングやキックボクシングとかではなく、自分の身を守る動きから教えてもらいました。本格的に格闘技を始めるのは、中学1年生からです」

――なぜ中1から本格的に格闘技を始めることになったのですか。

「小学校の卒業文集で、『将来はお父さんと同じ仕事がしたい』と書いたんです。すると、次の日から父が厳しくなりました(笑)。僕が練習から早く帰ってくると、『夜中まで練習しろと言っただろう』と怒られて――そこからリビングでスクワットや腕立てをやらされるようになったり」

――そこで父親から師匠に変わったのですね。

「そのタイミングで、日本ではRIZINが始まって、高2の時にはRIZINのアマチュア大会に出場して、フェザー級で優勝しました」

――なるほど。2000年代生まれで北海道出身といえば、修斗世界ライト級王者の西川大和選手が浮かびます。山本選手は幼少期、西川選手と対戦しているのですよね。

「大和とは子供の頃から週に1回ぐらいのペースで、同じジムで練習していました。それで僕が小6、大和が小4の時に、父から大会直前に『試合があるぞ』と聞かされて(笑)。1戦目は僕の反則勝ち、再戦は僕が腕十字を極めて勝ちました」

――トリロジーとはならなかった?

「僕が中学校に入ってからも、大和は僕と対戦したいと言っていたんですけど、もう階級が違っていたので。僕の身長が伸びるのが早くて(苦笑)」

――試合映像を見ましたが、2試合目は山本選手のほうが頭ひとつ以上、背が高くなっていました。

「でも、いつの間にか大和もデカくなって、今は大和のほうが上の階級ですけど(苦笑)。もう中学生になってからは、お互いにライバル意識とかはなく、一緒にUFCを目指しているという感じですね」

――今でも西川選手と練習しているのですか。

「僕がネクサスのタイトルマッチをやる前は、しっかり練習してもらっていました。北海道はMMAの選手が多いわけではないので、貴重な存在です。お互いに東京で試合をして感じたことを話しながら、盛り上がったりしていますね」

――幼少期は山本選手が試合で勝利していますが、現在の注目度は西川選手のほうが高くなっています。その状況については、どう思いますか。

「何て言ったらいいんでしょう……悔しくないと言えば嘘になります。もちろん、悔しい部分はあります。だけど、僕も大和も目指しているのは、もっと先なので。僕が大和に追いつくか追いつかないか、という話ではなく、目指している世界まで一緒に走っていきたい。そういう存在です」

――なるほど。そんな山本選手と西川選手に共通しているのが、試合で下になる場面が多いですよね。それは練習から、下になることを意識しているのでしょうか。

「あぁ、それですね。僕と大和は、小さい頃から格闘技をやっているじゃないですか。練習相手は大人の方ばかりで、どうしても下になることが多かったんです。自分から下になるというよりは、大人の練習相手に上から潰されて、それを凌ぎながら一本を取るという状況が多かったんです」

――2人のファイトスタイルには、そういった事情もあったのですね。

「そのおかげか、下になってパウンドを打たれても恐怖心がないんです。下のポジションでも怖くはないし、下からも攻めていくようになりました」

――同時に山本選手は試合で、テイクダウンされる時点で下から攻めるためのセットアップを始めているように見えました。

「そうなんです。スクランブルから自分がテイクダウンできたらいいですけど、倒される時は倒されちゃいますから。倒されるなと思ったら、下になってから極める方法や、パウンドを打たれない足の使い方などを考えることも必要だと思います」

――それは西川選手も同じ考えなのでしょうね。

「そうだと思います。だから大和に関しては、この前の試合も『強いなぁ』っていうより、『練習どおり動けている』と思いながら見ていました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
新関猛起(日本)

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J-CAGE News ONE Road to ONE05 キャプテン☆アフリカ ブログ 南風原吉良斗 小野島恒太 山本空良 山本聖悟 新関猛起 河名マスト 野尻定由 青木真也 須藤拓真

【Road to ONE05】青木真也の相手は、キャプテン☆アフリカ。河名マスト、山本聖悟、須藤拓真らも出場

【写真】ついに正式発表。青木✖アフリカ。てか、遅すぎるでしょ(C)MMAPLANET

1日(金)、ONE JAPANより5日(火)に東京都渋谷区のTSUTAYA O –Eastで開催されるRoad to ONE05「Sexyama Edition」における青木真也のグラップリングマッチの対戦相手及び、その他のカードが発表された。

青木の1年1カ月振りの国内の実戦=組技戦の相手は、修斗環太平洋ライト級王者キャプテン☆アフリカに決まった。その他のカードもYoung Guns 2021年秋バージョンといえる興味深いメンバーが揃っている。


まずオープニングでは7月のMMAデビュー戦ではカットによるTKO負けを喫した河名マストが、新関猛起戦でMMA初勝利を目指す。河名は全日本学生選手権やジュニア五輪、U23世界大会などを制しするなど輝かしい実績を残しているグレコローマンレスラーだ。

コロナ禍により当時の所属先でレスリングで練習ができなくなり、個人練習でTRIBEを間借りし河名は、この道を目指す決意を固めた。そして同じ専大で柔道部だった佐藤天のアドバイスを受けてロータス世田谷に入門し、プロデビューに至った。

ワキ差し勝負のグレコ転向から投打ともにMMAへの慣れが必要な河名だが、そのグレコで鍛え上げられた身体能力の高さは絶対だ。Nexus Games、アマチュア・パンクラス、アマ修斗とアマチュアMMA畑でキャリアを積んできた新関を相手に、課題の克服がどこまで進んでいるかを確認するための、実戦強化策となる。

第2試合はNexusでプロMMAを3試合こなし、全てを足関節で勝利している須藤拓真と沖縄プロ修斗でプロ2戦2勝、どちらもパウンドアウト勝利の南風原吉良斗によるMMA異種格闘技戦が実現する。

柔術紫帯、21歳の須藤は先のJBJJF全日本ノーギではエキスパート・フェザー級を制し、一躍柔術界でもその名を知らしめた。対して南風原は18歳、中学から修斗を始め平良達郎の背中を見ている超新世代だ。

(C)TAKEAKI TOYOSATO

奇しくもゴング格闘技9月22日発売号で、ネクサスの山田峻平代表がコロナ禍以降のネクサスのMVPに須藤を挙げ、同様に修斗沖縄大会をプロモートする松根良太Theパラエストラ沖縄代表は南風原のこの間に最も飛躍した選手としてピックしている。

足関節✖パウンド、柔術家✖シューターの対決──どちらがRoad to ONEという舞台をステップアップにするのか、興味深い。

さらに山本空良✖野尻定由というPFC及びネクサスファイター✖シューターの対決も組まれている。

山本空良は紆余曲折が見られた初代ネクサス・フェザー級王座決定トーナメントを優勝した同団体のチャンピオンだ。

野尻は格闘代理戦争シーズンのワンマッチ戦で、前田浩平との熱戦でアマ時代に注目を浴び、プロではRoad to ONE01で前田にリベンジを果たすと、インフィニティリーグ出場と着実に経験値を上げてきている。

この両者の1戦は上の須藤✖南風原のようなMMA内異種格闘技というよりも、ファイターの成り立ちとしてMMA内イデオロギー闘争という見方ができるマッチアップといえるだろう。

須藤✖南風原、山本✖野尻がまさにYoung Guns 2021年秋バージョン的な試合なのに対し、セミ前に組まれた小野島恒太✖山本聖悟の顔合わせはセクシーヤマ=秋山成勲エディションらしいカードとなった。

(C)ROAD FC

山本聖悟は在日コリアンとして、韓国で成功を目指しプサンに拠点を移すと、Road FCと契約し2019年にルーキー・オブ・ジ・イヤーにものノミネイトされた。

その後はコロナ禍で帰国しDEEPを主戦場とRIZINにも出場しているが、秋山の尽力でリトル・セクシーヤマの今大会出場が決まった。

対して、いつの間にか38歳となった小野島は修斗では環太平洋タイトル戦線まで辿り着いており、経験値で山本聖悟を大いに上回るベテランだ。

先のインフィニティリーグでもポイント争いで優勝こそ逃したが、若い選手との直接対決では徹底してケージレスリングを駆使し、試合結果で遅れを取ることはなった。そんな小野島に対し、打撃の筋はピカ一の山本聖悟が、あの組みに対して如何に自分の良さを引き出すファイトができるか。打✖打でないMMAでのストライカーとして、真価が問われると同時に試練の試合が続く山本聖悟だ。

そして、ついに決まった青木の相手キャプテン☆アフリカは、現修斗環太平洋ライト級チャンピオン。アテネ五輪73キロ級最終予選3位、組み技界でも活躍してきた剛的グラップラーのアフリカに対し、青木は「グラップリングだからといって下にならない。まぁ投げとかいっても、僕も組みでMMAやってきましたからね」と立ち技&ケージレスリング全開モードで戦うことを明言していた。

全6試合、コロナ禍のコンパクトMMAは最初から最後まで粒揃いのカードが揃った。

■視聴方法(予定)
10月5日(火)
午後5時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ ROAD TO ONE05対戦カード

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
竹中大地(日本)

<グラップリング・ライト級(※77.1キロ)/10分1R>
青木真也(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
小野島恒太(日本)
山本聖悟(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
山本空良(日本)
野尻定由(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
須藤拓真(日本)
南風原吉良斗(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
河名マスト(日本)
新関猛起(日本)

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J-CAGE News NEXUS22 ブログ 大石真丈 安永有希 山本空良 村田純也 森山壱政 橋本薫汰 須貝秋彦

【NEXUS22】波乱万丈フェザー級王座決定T。準決勝がなくなり、山本空良✖須貝秋彦で決勝&鉄人・大石も

【写真】正しい流れを把握できないほど色々とあったフェザー級T。準決勝がスキップされ山本✖須貝で王者が決まることに(C)MMAPLANET

24日(水)、Fighting NEXUSより4月4日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるNEXUS22のカード変更が発表されている。

今大会の目玉だった初代フェザー級王座決定トーナメント準決勝の2試合=山本空良✖佐々木郁也、須貝秋彦✖滝田J太郎がシャッフルされ急遽決勝戦が組まれることに。


今回の主催者発表によると山本空良✖佐々木郁也は、後者が一身上の都合により欠場。須貝秋彦✖滝田J太郎は滝田が左肩の脱臼により試合出場が不可能となり、山本と須貝の間で決勝が行われることとなった。

駒杵嵩大の持つフライ級王座への挑戦権を賭けて、村田純也と橋本薫汰が対戦する一戦や。森山壱政✖川村泰博、ネクサス初出場の安永有希と藤原俊樹のマッチアップはメインカードとして変わらず実施される。

また52歳の大石真丈と藤井徹、デビュー戦がiSMOS、2戦目がパンクラスだった木村裕斗はプロとしてネクサスに初出場、竹上航平と戦う。

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J-CAGE News NEXUS22 ブログ 佐々木郁也 山本空良 村田純也 橋本薫汰 渡部修斗 滝田J太郎 福島啓太 須貝秋彦

【NEXUS22】2021年のネクサスは4月4日から。フェザー級T準決勝、渡部修斗が返上=バンタム級王座決定戦

【写真】渡辺修斗がバンタム級タイトル返上を発表 (C)MMAPLANET

27日(水)、Fighting NEXUSより4月4日(日)の次回大会=NEXUS22の開催及び対戦カード、そしてバンタム級チャンピオン渡部修斗の王座返上が発表されている。

「2018年12月から2年以上、一緒に闘ってきたこのベルトは自分にとってやっと出逢えた相棒のような存在でした。これからは自分が先に進むために、Nexusバンタム級王座を返上させて頂きます。ベルトと離れる寂しさはありますが、自分が大きな舞台で活躍することが今まで一緒に闘ってくれた相棒への恩返しだと思っています。変わらず日々精進して、マジカルチョークと共に頑張っていきますのでこれからも応援して頂けたら嬉しいです。宜しくお願い致します」

上記のようにリリース上でタイトル返上に関してコメントを渡部は寄せている。彼が返上したベルトは早速、新宿区GENスポーツパレスで開かれる次回大会で福島啓太と後日発表となる対戦相手の間で、王座決定戦が行われる。


(C)NOBU YASUMURA

また同大会では初代フェザー級王座決定トーナメント準決勝の2試合=山本空良✖佐々木郁也、須貝秋彦✖滝田J太郎、駒杵嵩大の持つフライ級王座への挑戦権を掛けて村田純也と橋本薫汰が相対することも明らかとなった。

佐々木と山本は1回戦から1年2カ月を経て準決勝へ。滝田はこの間、パンクラスでRYOに敗れており、再起と決勝進出を目指す。須貝は12月大会で準々決勝を戦う予定だった鈴木淑徳が体重オーバーで準決勝進出を決めたものの、契約体重ワンマッチで判定負けという複雑な試合を経て、今回の滝田戦に臨むこととなる。

裁定問題、コロナ禍による参戦の断念、体重オーバーと紆余曲折を経て初代フェザー級王座への道がいよいよ黙視できるようになってきた。

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J-CAGE News Nexus20 NEXUS21xPFC24 Shin タイガー石井 ブログ 山本空良 渡部修斗 田中智也 遠藤来生

【NEXUS20 & NEXUS21xPFC24】タイガー石井✖田中智也は、田中が出場辞退。クラファンも実施中

【写真】ベテラン、タイガー石井が決勝を戦わずしてPFCフライ級チャンピオンに (C)PFC

1日(火)、27日(日)に東京都新宿のGENスポーツパレスで開催されるNEXUS 20及び、NEXUS21XPFC24の追加カード、カード変更がFighting Nexusより発表されている。

NEXUS SPROUT、NEXUS20、NEXUS21xPFC24という3部構成の今大会、NEXUS21xPFC24のメインで予定されていたPFCフライ級王座決定トーナメント決勝=タイガー石井✖田中智也だが、田中が出場を辞退し中止に。トーナメントはタイガー石井の優勝となり、ベルトも保持することとなった。


また寺田隆✖渡部修斗、遠藤来生✖拳勇、村田純也✖亀松寛都のNEXUS✖PFC対抗戦、さらにNEXUSフェザー級T準々決勝で山本空良✖SHIN、鈴木淑徳✖須貝秋彦が予定されている同大会。鈴木と駿太の間で1回戦の再戦が組まれていたが、後者のトーナメント辞退の申し出があり、鈴木が2回戦に進んだという説明が今回のリリースでなされた。

なお同様にトーナメントを勝ち残っている韓国のバン・ジェヒョクは新型コロナウィルス感染拡大の影響で来日を見合わせ、初代王者への挑戦権が与えられることとなった。

またNEXUS20では宮國要✖小林了平、松本峰周✖天間の2試合、NEXUS21xPFC24ではキックで餅瓶太✖倉田鉄平、MMAで谷口軍曹✖新井拓己が組まれることも決まった。

そんな今大会では、クラウドファンディングも初めて行われている。

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J-CAGE News Nexus20 NEXUS21xPFC24 Shin ジェイク・ムラタ タイガー石井 ブログ 山本空良 遠藤来生

【NEXUS20 & NEXUS21✖PFC24】ネクサスが9カ月振りプロファイト。北のMMA=PFCとの対抗戦も

【写真】ジェイク・ムラタ、唐澤、遠藤、山本らが年の瀬大会に出場 (C)MMAPLANET

3日(火)にFighting NEXUSより12月27日(日)東京都新宿のGENスポーツパレスでNEXUS SPROUT、NEXUS20及びNEXUS21XPFC24を開催することを発表している。

8月10日に予定されていたKDC八王子超人祭り! 2020が八王子市の動向もあり中止、同大会のプロMMA戦が組まれていたファイターが、パンクラス317への出場が決まっていたが、既報の通り当日中止に。その後、アマ大会を開いたNEXUSのプロファイトが9カ月振りに行われることが決まった。


今大会はコロナ対策として座席数を減らした有観客大会として行われ、出場選手は免疫低下を避けるために当日計量で通常階級よりも1階級上という、コロナ・スタンダード・フォーマットが採用される。

また山田峻平代表によると、出場選手の検査体制は開催まで2カ月以上あることで、この間に方向性を決定するということだ。

3時開始のNEXUS20ではパンクラス出場組のジェイク・ムラタ、関原翔がそれぞれ森山壱政、澤田良と対戦。また大石真丈越えを含め現在3連勝中の唐澤タツヤが、福島啓太と5勝1敗対決も決まっている。

そして午後6時から、北のMMAことPFCとの対抗戦となるNEXUS21xPFC24ではPFCフライ級王座決定トーナメント決勝=タイガー石井✖田中智也をメインに、遠藤来生✖拳勇などNEXUS✖PFC対抗戦が2試合、コロナで中断していたNEXUSフェザー級T準々決勝で山本空良✖SHIN、鈴木淑徳✖須貝秋彦などがマッチアップされている。

そのフェザー級Tだが、初戦で鈴木は駿太と戦いグラウンド状態での蹴りで反則勝ちとなったが、所属ジムからのプロテストがあり、両者に過失のないノーコンテストと裁定が変更されていたが、今回の発表となっている。

なお、この合同イベントに際して、PFCの山本喧一代表はリリース上で「コロナ禍の中で、社会全体が閉塞感漂う暗い雰囲気を年末最後に吹き飛ばせるよう、今尚頑張っている選手達と共に我々は前進します。今回を機にこの両団体の対抗戦が加熱し、毎年年末恒例と成れるようなきっかけになれば幸いです。やるからには、PFCファイター達は総力上げてNEXUSファイター達を潰しにかかりますよ。NEXUS vs PFC、12月27日、イザ、開戦!!」というコメントを寄せている。

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Interview J-CAGE NEXUS18 Pancrase317 ブログ 山本空良 山田峻平

【Pancrase317】パンクラス内NEXUSマッチ、注目選手を山田代表に訊く──「山本空良選手です!!」

【写真】昨年11月のNEXUSで勝利した時の山本空良 (C)PANCRASE

23日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase317では、プレリミとメインカード終了後にNEXUSファイトとアマの試合が組まれている。

NEXUSファイトとは、その名の通りFighting NEXUSの試合ということになる。8月10日に予定されていたKDC八王子超人祭り! 2020が八王子市内で新型コロナウィルス感染でクラスターが発生し中止となった。

同大会のプロMMA戦が組まれていたファイターが、パンクラスのなかでNEXUSファイトして戦うことが可能になった。山本天良、shinなど──まさにコロナ時代だからこそ実現したプロモーションを越えての試合のスライド。ここではNEXUSの山田峻平代表の事の成り行きと、NEXUSファイトの見所を尋ねた。


──「八王子超人祭り!」がリングで開催予定だったので、中止のリリース等も熟読しておらず、パンクラスでNEXUSの試合が行われることを存じ上げていませんでした。

「全然、構わないですよ。八王子は主催者判断で中止としました。でも選手が試合ができないのは気の毒で、パンクラスの坂本靖さんに相談し差し込ませてもらったんです。NEXUSどうこうでなく、とにかく選手に試合の場を創らないといけないと思い、普段から仲良くさせていただき、信頼関係のある靖さんと話がまとまった感じです。

僕も実際、できると思っていなくて本当に感謝しています。パンクラスの舞台に出られるということで選手たちも喜んでいますし。ここで活躍して、パンクラスで戦えるようになってほしいです」

──パンクラスのYouTube配信から、そのままNEXUSの試合を視聴するファンもいるはずです。ぜひ、見所をお願いします。

「一番見て欲しいのは山本空良選手です。山本喧一選手の息子で、親子鷹ですね。空良君は敬語で会長って呼んでいで、ヤマケンさんも空君には人一番厳しい。でも、しっかりとした信頼関係があるので、二人三脚でやってきて──結果も残してきた。ぜひとも見て欲しいです。

先ほども言いましたが、ここで勝ってパンクラスで戦えるようになってくれればと。生活の全てを格闘技に費やしている親子なので、ぜひ注目してください」

──山本選手以外、他にもいますか。

「いやぁ、そうなるともう皆になってしまうので……ホントに名前を挙げるのは難しいです」

──そこを何とか!

「強いて言えば、です。ホント皆が横一線なので……曾我英将ですかね。DEEPで勝てなくて、NEXUSでも最初は勝てなくて。それが勝てるようになってきたので、ここで勝てば次のステップに進めます」

──ではNEXUSの興行は今後、どのような状態ですか。

「アマチュアは来週、8月30日に大森のゴールドジムで行い、プロは昨日決定したのですが12月30日にGENでやります。これはケージ大会です。緊急事態宣言が再び出されない限り会場は貸してもらえるでしょうし、今から力を入れて創っていきたいです。フェザー級トーナメントは韓国人選手が招聘できるようになるまでペンディングになっていますが、ライト級のトーナメントも考えていますし、その方が早くチャンピオンが生まれるかもしれないですね」

■ Pancrase317計量結果

<ライト級/5分2R+1ExR>
阪上直輝:66.6キロ
拳勇:69.25キロ

<フェザー級/5分2R+1ExR>
shin:65.75キロ
鎌田拳司郎:65.2キロ

<フライ級/5分2R+1ExR>
吉田哲之:56.8キロ
曾我英将:56.9キロ

<バンタム級/5分2R+1ExR>
須藤拓真:60.95キロ
林健太:60.55キロ

<フェザー級/5分2R+1ExR>
渡辺純:65.85キロ
山本空良:65.45キロ

<バンタム級/5分2R+1ExR>
青井心二:60.0キロ
谷育磨:60.7キロ

<フェザー級次期挑戦者決定戦/5分3R>
中島太一:65.65キロ
堀江圭功:66.0キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:69.95キロ
松本光史:70.15キロ

<フライ級/5分3R>
神酒龍一:56.95キロ
荻窪祐輔:57.0キロ

<バンタム級/5分3R>
春日井たけし:61.45キロ
TSUNE:61.35キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.65キロ
高橋祐樹:65.4キロ

<ストロー級/5分3R>
宮澤雄大:52.5キロ
井島裕彰:52.5キロ

<ストロー級/5分3R>
前山哲兵:52.45キロ
尾崎龍紀:52.6キロ

<ネオブラッドTフェザー級2回戦/5分3R>
岩本達彦:66.15キロ
齋藤拓矢:65.8キロ

<ネオブラッドTバンタム級2回戦/5分3R>
井村塁:60.8キロ
田中ハヤトスネ夫:61.3キロ

<ネオブラッドTフライ級1回戦/5分3R>
谷村愛翔:56.75キロ
高橋拓也:57.0キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:60.95キロ
粥川吏稀:59.7キロ